JP7077511B2 - 入力装置及びその入力装置の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)本発明の入力装置は、絶縁基板と、前記絶縁基板の表面側に設けられた電極層と、前記電極層と絶縁層を介して前記絶縁基板側に設けられた接続配線層と、前記絶縁基板の裏面側に設けられた回路配線層と、を備え、前記電極層は、第1方向に離間して複数設けられた第1検知電極部と、前記第1方向に交差する第2方向に離間して複数設けられた第2検知電極部のための第2電極列と、を備え、それぞれの前記第1検知電極部は、前記第2方向に離間して並ぶ複数の第1電極を有する第1電極列と、前記第1電極列の前記第1電極間を繋ぐ第1導電部と、を備え、それぞれの前記第2電極列は、前記第1導電部で途切れるように離間して前記第1方向に並ぶ複数の第2電極を備え、前記接続配線層は、それぞれの前記第2電極列に沿って設けられ、前記第2方向に離間した複数の第2導電部を備え、前記電極層から前記回路配線層までを貫通し、複数の前記第2電極列のそれぞれの前記第2電極とその前記第2電極列に対応する前記第2導電部を電気的に接続する複数の第1スルーホールを備える。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
なお、図1、図3及び図4の左下に示す方向の表示(第1方向X及び第2方向Y)は、同じ方向を示したものになっている。
具体的には、ソルダーレジストBI上に、図示しない静電容量式タッチセンサIC、抵抗、セラミックコンデンサ等のユーザのタッチ操作を検出するための電子部品等が実装されている。
なお、本実施形態では、第2方向Yは第1方向Xにほぼ直交している。
そして、先に説明したように第2電極列22Bの第2電極23Bのほぼ中央に沿って設けられた第2導電部44Bは、この直線に沿って存在するものになっている。
なお、以下では、図5から図7を参照しながら製造方法について説明するが、これらの図では主に1つの第1スルーホール25Bの周辺(図2の点線枠T参照)だけをクローズアップしたものとしている。
図5の上側に示すように、例えば、絶縁基板10の表面に銅等の導電材料でベタパターンFBが形成されているとともに、絶縁基板10の裏面に銅等の導電材料でベタパターンBBが形成された材料基板MSを準備する。
また、材料基板MSの裏面の第2スルーホール25Aの形成される位置、及び、第1スルーホール25Bの形成される位置も同様であり、スルーホールの内径よりも若干大きい円形状の露出部分が形成されるようにマスクが設けられる。
次に、図6の上側に示すように、エッチングが終わった材料基板MS1の表面側に、表面側の絶縁層30となる絶縁フィルムIF1を配置するとともに、その絶縁フィルムIF1の表面側に電極層20となる導電箔CF1(例えば、銅箔等)を配置する。
次に、図7の上側に示すように、積層基板MS2の第1スルーホール25B及び第2スルーホール25Aを設ける位置に、例えば、NC旋盤で貫通孔Hを形成し、その貫通孔Hが電気的な接続の行えるスルーホールの状態となるように、続いて、銅等の導電材料のメッキを形成する。
なお、積層基板MS2の外周のグランド電極(GND電極)とする箇所もマスクする。
また、絶縁基板10上に積層形成するため、電極が既に形成された市販のシートを用いて作製する場合のような形状やサイズの制約を受けることがない。
このため、回路配線層50に設けられるランドの配置自由度が高くなり、その結果、実装される電子部品等(図示せず)の配置の自由度も高めることができるものになっている。
10 絶縁基板
11 周縁
20 電極層
21A 第1検知電極部
21B 第2検知電極部
22A 第1電極列
22B 第2電極列
23A 第1電極
23B 第2電極
24A 第1導電部
25B 第1スルーホール
30 絶縁層
40 接続配線層
44B 第2導電部
50 回路配線層
X 第1方向
Y 第2方向
Claims (7)
- 絶縁基板と、
前記絶縁基板の表面側に設けられた電極層と、
前記電極層と絶縁層を介して前記絶縁基板側に設けられた接続配線層と、
前記絶縁基板の裏面側に設けられた回路配線層と、を備え、
前記電極層は、
第1方向に離間して複数設けられた第1検知電極部と、
前記第1方向に交差する第2方向に離間して複数設けられた第2検知電極部のための第2電極列と、を備え、
それぞれの前記第1検知電極部は、
前記第2方向に離間して並ぶ複数の第1電極を有する第1電極列と、
前記第1電極列の前記第1電極間を繋ぐ第1導電部と、を備え、
それぞれの前記第2電極列は、前記第1導電部で途切れるように離間して前記第1方向に並ぶ複数の第2電極を備え、
前記接続配線層は、それぞれの前記第2電極列に沿って設けられ、前記第2方向に離間した複数の第2導電部を備え、
前記電極層から前記回路配線層までを貫通し、複数の前記第2電極列のそれぞれの前記第2電極とその前記第2電極列に対応する前記第2導電部を電気的に接続する複数の第1スルーホールを備えることを特徴とする入力装置。 - 前記回路配線層と絶縁層を介して前記絶縁基板側に設けられた電磁シールド層を備えることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記第1スルーホールは、1つの前記第2電極に対して1つ設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入力装置。
- 前記第1スルーホールのうち、前記絶縁基板の周縁側に位置する第1スルーホールが前記回路配線層の導電パターンと電気的に接続され、
前記電極層から前記回路配線層までを貫通し、それぞれの前記第1検知電極部と前記回路配線層の導電パターンを電気的に接続する複数の第2スルーホールを備え、
それぞれの前記第2スルーホールは、対応する前記第1検知電極部の前記絶縁基板の周縁側に位置する前記第1電極と前記回路配線層の導電パターンを電気的に接続することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の入力装置。 - 前記絶縁基板の裏面側に配置され、前記回路配線層の導電パターンに電気的に接続するように実装された電子部品を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の入力装置。
- 前記絶縁基板が不透明な基板であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の入力装置。
- 絶縁基板の表面側に接続配線層を形成する接続配線層形成工程と、
前記接続配線層上に絶縁層を介した電極層を形成する電極層形成工程と、
前記絶縁基板の裏面側に回路配線層を形成する回路配線層形成工程と、を含み、
前記電極層形成工程では、
第1方向に離間して複数設けられた第1検知電極部と、
前記第1方向に離間した複数の第2電極を有し、前記第1方向に交差する第2方向に離間して複数設けられた第2検知電極部のための第2電極列と、が形成され、
前記接続配線層形成工程では、
前記接続配線層は、それぞれの前記第2電極列に沿って設けられ、前記第2方向に離間した複数の第2導電部を備えるように形成され、
さらに、前記電極層から前記回路配線層までを貫通し、複数の前記第2電極列のそれぞれの前記第2電極とその前記第2電極列に対応する前記第2導電部を電気的に接続するための複数の第1スルーホールを形成するスルーホール形成工程を含むことを特徴とする入力装置の製造方法。
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