JP2012063843A - タッチセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 チャネル数と配線数の同時に減らし、かつ複数のタッチキーの同時押しを可能にしたタッチセンサを提供する。
【解決手段】 キーボード20は、絶縁基板SUB上に、6行6列に配置された36個のタッチキー21、駆動線22−0〜22−5、センサ線23−0〜23−5を含んで構成される。タッチキー21は、絶縁基板SUB上に配置された中央電極21a、この中央電極21aを囲んで配置された環状電極21bを有している。センサ回路30は、選択回路31、電荷増幅器32を含んで構成される。電荷増幅器32は、選択回路31により選択された1本のセンサ線23−k(k=0〜5)が接続されたタッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの電極の間に形成される静電容量の容量値C1の変化量ΔCを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチセンサに関し、特に静電容量の変化を利用して人の指先やペン先等のタッチ位置を検出する静電容量型タッチセンサに関する。
携帯電話、携帯音響機器、携帯ゲーム機器、テレビジョン、パーソナルコンピュータ等の各種電子機器のデータ入力装置として、タッチセンサが知られている。(例えば、特許文献1を参照)
近年、タッチセンサは従来のタクト・スイッチの置き換えとして広く使用されるようになっている。図11は一般的なタッチセンサの基本構成を示す図である。このタッチセンサは、基板上に配置された16種類のタッチキー1〜16と、それらのタッチキーに対応した16チャネルのセンサ回路から構成されている。センサ回路は、タッチキー1〜16のいずれか1つに人の指先やペン先等で触れることにより生じる静電容量の変化を検出する。この場合、1つのチャネルは対応する1つのタッチキーの静電容量の変化を検出する回路を含んでいる。
図12は、チャネル数を減らしたタッチセンサの基本構成を示す図である。このタッチセンサにおいては、タッチキーは7種類あり、7種類の中から2種類のタッチキーを組み合わせて1つのタッチキーを構成している。例えば、タッチキー1と2を組み合わせて、1つの組み合わせタッチキー1+2としている。この場合、組み合わせタッチキー1+2は、チャネル1、2により静電容量の変化を検出する。これにより、センサ回路のチャネル数を7に減らすことができる。
特開2005−190950号公報
しかしながら、図11のタッチセンサでは、タッチキーの数だけチャネルが必要であるため、センサ回路の規模が大きくなり、コストアップになるという問題がある。一方、図12のタッチセンサでは、チャネル数は少なくできるが、タッチキーとセンサ回路を接続するための配線数が多くなり、基板面積が大きくなるという問題がある。また、配線数の増加による配線間のクロストークを対策する必要がある。
つまり、チャネル数と配線数はトレードオフの関係にあり、チャネル数を増やせば配線数は減るがコストアップとなり、タッチキーの組み合わせでチャネル数を減らせば配線数は増加して基板面積アップとなり、両者を同時に低減することはできなかった。
さらに、図12の組み合わせタッチキーでは、同時押しができなかった。例えば、組み合わせタッチキー1+2と1+6が同時に押された時、センサ回路のチャネル1、2、6により静電容量の変化が検出されるが、組み合わせタッチキー1+6と2+6が同時に押された時も、センサ回路のチャネル1、2、6により静電容量の変化が検出されることにより、センサ回路は両者を区別することができない。
本発明のタッチセンサは、基板と、前記基板上で複数の行及び複数の列に配置され、第1の電極と、この第1の電極を囲んで配置された第2の電極とを有する複数のタッチキーと、前記基板上に配置され、前記複数の行の各行に対応して行方向に配置された複数のタッチキーの第2の電極を互いに連結する複数の駆動線と、前記基板上に配置され、前記複数の列の各列に対応して列方向に配置された複数のタッチキーの第1の電極を互いに連結する複数のセンサ線と、前記複数の駆動線にシーケンス的にクロック信号を印加するクロック源と、前記複数の駆動線のある駆動線に前記クロック源から前記クロック信号が印加されている間に、前記複数のセンサ線をシーケンス的に選択する選択回路と、前記選択回路により選択されたセンサ線が接続された前記タッチキーの前記第1の電極と前記第2の電極の間に形成される静電容量の容量値の変化を検出する検出回路と、を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、チャネル数と配線数の同時に減らすことができる。また、複数のタッチキーの同時押しも可能になる。
本発明の実施形態のタッチセンサの構成を示す図である。 タッチセンサのセンサ回路の回路図である。 本発明の実施形態のタッチセンサの動作タイミング図である。 電荷増幅器の回路図である。 電荷増幅器の動作を説明する図である。 タッチキー周辺の電界状態を示す模式図である。 タッチキーの第1の配置例を示す平面図である。 タッチキーの第2の配置例を示す平面図である。 タッチキーの第3の配置例を示す平面図である。 タッチキーの構成例を示す平面図である。 従来のタッチセンサの構成を示す図である。 従来のタッチセンサの他の構成を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態のタッチセンサの全体構成を示す図である。タッチセンサは、キーボード20(タッチパネル)とセンサ回路30で構成される。
===キーボード20の構成===
先ず、キーボード20の構成を説明する。キーボード20は、PCB基板等の絶縁基板SUBと、この絶縁基板SUBの表面上に配置された36個のタッチキー21、駆動線22−0〜22−5、センサ線23−0〜23−5を含んで構成される。
36個のタッチキー21は、6行×6列のマトリクスに配置されている。各タッチキー21は、絶縁基板SUBの表面上に配置された中央電極21a(本発明の「第1の電極」の一例)と、この中央電極21aを囲んで配置された環状電極21b(本発明の「第2の電極」の一例)と、を有している。中央電極21aと環状電極21bとは電気的に分離されている。
駆動線22−0〜22−5は、各行に対応して配設され、行方向(図1のX方向)に配置された6個のタッチキー21の環状電極21bを互いに電気的に連結している。センサ線23−0〜23−5は、各列に対応して配設され、列方向(図1のY方向)に配置された6個のタッチキー21の中央電極21aを互いに電気的に連結している。
センサ線23−0〜23−5と環状電極21bとは電気的に分離されている。この場合、中央電極21a、環状電極21b及び駆動線22−0〜22−5は下層配線で形成され、センサ線23−0〜23−5は下層配線と絶縁された上層配線で形成されるか、環状電極21b及び駆動線22−0〜22−5は下層配線で形成され、中央電極21a及びセンサ線23−0〜23−5は上層配線で形成される。
駆動線22−0〜22−5は、絶縁基板SUBの表面上に配置された対応する6個の駆動端子Cdrv0〜Cdrv5を介して、外部配線L0〜L5により、センサ回路30の端子P0〜P5(クロック出力端子)に接続される。一方、センサ線23−0〜23−5は、チャネル端子Ch6〜Ch11を介して、外部配線L6〜L11により、センサ回路30の端子P6〜P11(チャネル入力端子)に接続される。
タッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの電極の間には静電容量が形成され、人の指等がタッチキー21に近接することにより、静電容量の容量値C1が変化する。後述するように、センサ回路30はこの容量値C1の変化ΔCを電圧に変換する回路を含んでいる。
なお、タッチキー21、駆動線22−0〜22−5、センサ線23−0〜23−5等が形成された絶縁基板SUB上には接合材を介してアクリル材等の誘電体材料から成る保護板が貼り付けられることが好ましい。
===センサ回路30の構成===
センサ回路30は、端子P0〜P11、選択回路31、電荷増幅器32(本発明の「検出回路」の一例)、AD変換器33、制御回路34、クロック源35、ICバスインターフェース回路36及びクロック配線37を含んで構成される。制御回路34は、センサ回路30の全体、即ち、選択回路31、電荷増幅器32、AD変換器33、クロック源35及びICバスインターフェース回路3等の動作を制御する回路である。センサ回路30は、1チップのIC(半導体集積回路)で形成することができる。
端子P0〜P11は、センサ信号が入力される入力端子、又はクロック信号CLdrvが出力される出力端子として用いられる。クロック信号CLdrvはHレベルとLレベルを繰り返す信号である。本実施形態のタッチセンサの場合は、端子P0〜P5はクロック信号CLdrvの出力端子として用いられる。
即ち、制御回路34のクロック源35のクロック出力端は、12本のクロック配線37を介して対応する端子P0〜P11に接続されている。この場合、制御回路34は、クロック信号CLdrvを対応するクロック配線37を介して端子P0〜P5にシーケンス的に出力するように制御する。
端子P0〜P5は、前述のように、外部配線L0〜L5を介して、キーボード20の対応する駆動端子Cdrv0〜Cdrv5に接続されているので、クロック信号CLdrvは駆動線22−0〜22−5にシーケンス的に印加されることになる。クロック信号CLdrvは、ある期間は駆動線22−0にのみ印加され、次の期間に駆動線22−1にのみ印加される。(以下、同様にクロック信号CLdrvの印加が行われる。)これにより、クロック信号CLdrvは、駆動線22−0〜22−5に連結された環状電極21bに印加されることになる。そして、クロック信号CLdrvの印加により、中央電極21aと環状電極21bの電極の間の静電容量の容量変化を電荷増幅器32により検出することが可能になる。
また、本実施形態のタッチセンサの場合、端子P6〜P11は、センサ信号が入力される入力端子として用いられる。即ち、前述のように、キーボード20のセンサ線23−0〜23−5は、外部配線L6〜L11により、センサ回路30の端子P6〜P11に接続される。
選択回路31は、駆動線22−0〜22−5のいずれかにクロック信号CLdrvが印加されている期間に、センサ線23−0〜23−5をシーケンス的に選択する。即ち、クロック信号CLdrvが印加されている期間の中のある期間にセンサ線23−0が選択され、次の期間にセンサ線23−1が選択される。(以下、同様に選択が行われる。)
電荷増幅器32は、選択回路31により選択された1本のセンサ線23−k(k=0〜5)が接続されたタッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの電極の間に形成される静電容量の容量値C1の変化量ΔCを検出し、ΔCに比例した出力電圧Voutを出力するように構成されている。電荷増幅器32は、センサ線23−0〜23−5がシーケンス的に選択されている期間に対応して、出力電圧Voutをシーケンス的に出力することになる。電荷増幅器32の具体的な構成例については後述する。
AD変換器33は、電荷増幅器32の出力電圧Voutをデジタル信号に変換する回路であり、例えば16ビットのデルタ・シグマ型のAD変換器で構成されることが好ましい。AD変換器33から出力されるデジタル信号は、制御回路34により一時的に記憶され、ICバスインターフェース回路36を介して、外部のCPU、例えば、マイクロコンピュータに送信される。
この場合、デジタル信号は、シリアルデータ端子SDAから、シリアルクロック端子SCLにマイクロコンピュータ側から印加されるシリアルクロックに同期してシリアル出力される。マイクロコンピュータは、送信されたデジタル信号に基づいてどのタッチキー21が押されたかを判断する。この場合、マイクロコンピュータは、例えば当該デジタルデータが所定の閾値より大きい時に、タッチキー21が押されたと判断する。
===タッチセンサの動作===
次に、タッチセンサの動作を図3の動作タイミング図に基づいて説明する。先ず、センサ回路30のクロック出力端子P0から出力されるクロック信号CLdrvは、駆動端子Cdrv0を介して、キーボード20の1行目の駆動線22−0に一定期間印加される。すると、選択回路31は、この一定の期間にそれぞれチャネル端子Ch6〜Ch11に接続されたセンサ線23−0〜23−5をシーケンス的に選択する。
即ち、先ず、センサ線23−0(チャネル端子Ch6)が選択される。これにより、1行1列に配置されたタッチキー21が選択されることになる。そして、電荷増幅器32は、センサ線23−0が接続されたタッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの電極の間に形成される静電容量の容量値C1の変化量ΔCを検出し、ΔCに比例した出力電圧Voutを出力する。出力電圧VoutはAD変換器33によりデジタル信号に変換された後、制御回路34により一時的に記憶される。
その後、センサ線23−1(チャネル端子Ch7)が選択される。これにより、1行2列に配置されたタッチキー21が選択されることになる。そして、電荷増幅器32は、センサ線23−1が接続されたタッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの電極の間に形成される静電容量の容量値C1の変化量ΔCを検出し、ΔCに比例した出力電圧Voutを出力する。出力電圧VoutはAD変換器33によりデジタル信号に変換された後、制御回路34により一時的に記憶される。
このように、キーボード20の1行目に配置された6個のタッチキーが順番に選択され、かつ容量変化が検出される。1行目に配置された6個のタッチキーの検出が全て終了すると、制御回路34により一時的に記憶されたデジタル信号は、ICバスインターフェース回路36とシリアルデータ端子SDAを介して、外部のマイクロコンピュータに送信される。
次に、センサ回路30のクロック出力端子P1から出力されるクロック信号CLdrvは、駆動端子Cdrv1を介して、キーボード20の2行目の駆動線22−1に一定期間印加される。すると、選択回路31は、この一定の期間にそれぞれチャネル端子Ch6〜Ch11に接続されたセンサ線23−0〜23−5をシーケンス的に選択する。そして、同様に、キーボード20の2行目に配置された6個のタッチキーが順番に選択され、かつ容量変化が検出される。
次に、センサ回路30のクロック出力端子P2から出力されるクロック信号CLdrvは、駆動端子Cdrv2を介して、キーボード20の3行目の駆動線22−2に一定期間印加される。すると、選択回路31は、この一定の期間にそれぞれチャネル端子Ch6〜Ch11に接続されたセンサ線23−0〜23−5をシーケンス的に選択する。
そして、同様に、キーボード20の3行目に配置された6個のタッチキーが順番に選択され、かつ容量変化が検出される。以下、同様に、キーボード20の4行目〜6行目に配置された6個のタッチキーが順番に選択され、かつ容量変化が検出される。
このように、本実施形態のタッチセンサによれば、36個のタッチキー21の容量変化をシーケンス的に検出するようにしたので、チャネル数(Ch6〜Ch11)とキーボード2上の配線数(駆動線22−0〜22−5、センサ線23−0〜23−5)を同時に減らすことができる。また、36個のタッチキー21の容量変化を個別に検出しているので、複数のタッチキー21の同時押しも可能になる。
なお、キーボード20上のタッチキー21の個数、配置は自由に適宜変更することができ、それに対応してセンサ回路30の構成も変更することができる。
===電荷増幅器32の構成例と動作===
先ず、電荷増幅器32の構成例を図4に基づいて説明する。電荷増幅器32は、基準静電容量51、差動増幅器52、第1のフィードバック容量53、第2のフィードバック容量54、基準電圧源55、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を含んで構成される。
いま、1つのタッチキー21が選択されており、その環状電極21bにクロック信号CLdrvが印加され、中央電極21aに接続されたセンサ線23−k(k=0〜5)が選択回路31により選択されているとする。タッチキー21の中央電極21aと環状電極21bとの間には容量値C1を有する静電容量が形成される。
基準静電容量51は、第1及び第2の端子を有し、第1の端子が選択回路31により選択されたセンサ線23−kに接続され、第2の端子にクロック信号Cdrvの反転信号*Cdrvが印加される。基準静電容量51の容量値をCrefとする。
選択回路31により選択されたセンサ線23−kは、差動増幅器52の非反転入力端(+)に接続される。基準電圧源55は、クロック信号CLdrvのHレベルとLレベルの差、つまり振幅Vdrvの1/2の電圧である、基準電圧1/2Vdrvを発生する。この基準電圧1/2Vdrvは、差動増幅器52の反転入力端(−)に印加される。
第1のスイッチSW1及び第1のフィードバック容量53は、差動増幅器52の非反転入力端(+)と反転出力端(−)の間に並列に接続されている。第2のスイッチSW2及び第2のフィードバック容量54は、差動増幅器52の反転入力端(−)と非反転出力端(+)の間に並列に接続されている。第1及び第2のフィードバック容量53,54の容量値をCfとする。
次に、電荷増幅器32の動作を図5に基づいて説明する。電荷増幅器32はクロック信号CdrvのHレベル、Lレベルに応じて、2つの動作モードを有しており、これらの2つの動作モードが交互に繰り返される。HレベルをVdrv、Lレベルを接地電圧0Vとする。差動増幅器52の反転出力端子(−)からの出力電圧をVomとし、差動増幅器14の非反転出力端子(+)からの出力電圧をVopとすると、両者の差電圧が出力電圧Vout(=Vop−Vom)である。
先ず、図5(a)の電荷蓄積モードの時は、クロック信号CLdrvは、Hレベル(=Vdrv)である。すると、タッチキー21の静電容量の環状電極21bにHレベル(=Vdrv)が印加される。また、基準静電容量55の第2の端子にLレベル(=0V)が印加される。また、このモードではスイッチSW1及びSW2はオンする。これにより、差動増幅器52の反転出力端子(−)と非反転入力端子(+)とが短絡され、非反転出力端子(+)と反転入力端子(−)とがそれぞれ短絡される。この結果、ノードN1(反転入力端子(−)に接続された配線上のノード)、ノードN2(非反転入力端子(+)に接続された配線上のノード)、反転出力端子(−)、非反転出力端子(+)の電圧はそれぞれ1/2Vdrvに設定される。
次に、図5(b)の電荷転送モードの時、クロック信号CLdrvは、Lレベル(=0V)である。すると、タッチキー21の静電容量の環状電極21bには、電荷蓄積モードの時とは逆にLレベル(0V)が印加される。また、基準静電容量55の第2の端子にはHレベル(=Vdrv)が印加される。このモードではスイッチSW1及びSW2はオフする。
人の指等がタッチキー21から遠く離れて、タッチキー21に影響を及ばさない初期状態において、C1=Cref=Cに設定されているとする。そして、人の指等のタッチにより、静電容量の容量値C1がΔCだけ変化したとする。つまり、C1=C+ΔC、Cref=Cである。
図5(a)の電荷蓄積モードの時、ノードN2の電荷量は次式で与えられる。
ノードN2の電荷量=(C+ΔC)・(−1/2Vdrv)+C・(1/2Vdrv)+Cf・0 ・・・・(1)
図5(b)の電荷転送モードの時、ノードN2の電荷量は次式で与えられる。
ノードN2の電荷量=(C+ΔC)・(1/2Vdrv)+C・(−1/2Vdrv)+Cf・(Vcom−1/2Vdrv) ・・・(2)
電荷保存則により、電荷蓄積モードの時と電荷転送モードの時のノードN2の電荷量は互いに等しいから、数式(1)=数式(2)である。
この方程式をVomについて解くと次式が得られる。
Vcom=(1/2−ΔC/Cf)・Vdrv ・・・(3)
同様にして、ノードN1について、電荷蓄積モードと電荷転送モードの時の電荷量を求め、電荷保存則を適用し、その方程式をVopについて解くと、次式が得られる。
Vop=1/2Vdrv ・・・(4)
数式(3)(4)から、Voutを求める。
Vout=Vop−Vom=ΔC/Cf・Vdrv ・・・(5)
これにより、電荷増幅器32の出力電圧Voutは、タッチキー21の静電容量の変化量ΔCに比例して変化することがわかる。上述の計算は、初期状態において、C1=Cref=Cであることを前提としているが、初期状態において、C1とCrefに差がある場合には、キャリブレーション回路を用いて、出力電圧Voutのオフセットが所定値又は最少値になるようにCrefを調整することができる。
なお、上述のセンサ回路30においては、電荷増幅器32は、基準静電容量51を備え、選択回路31により選択された1本のセンサ線23−k(k=0〜5)が接続されたタッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの電極の間に形成される静電容量の容量値C1の変化量ΔCを検出し、ΔCに比例した出力電圧Voutを出力するように構成されている。つまり、シングル検出方式である。
これに対して、差動検出方式を用いることもできる。この場合、選択回路31は、2本のセンサ線、例えば、隣接するセンサ線23−k、k+1を選択し、それぞれのセンサ線23−k、k+1に接続されたタッチキー21の静電容量の容量値の差を検出するように構成する。
なお、タッチキー21の静電容量の変化量ΔCの符号は、電気的モデルにより異なる。これについて、図6を参照して説明する。図6は、タッチキー21の断面図である。図6(a)の初期状態において、ΔC=0である。図6(b)は、人の指等100を誘電体とする誘電体モデルであり、人の指等100がタッチキー21に近接すると、中央電極21aと環状電極21bの間に生じる電気力線は人の指等100の中を通過する事から、その本数は増加する。その結果、タッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの間に形成される静電容量の容量値は増加することなる。つまり、この誘電体モデルによれば、ΔC>0である。
一方、図6(c)は、人の指等100を接地された導体とする電界遮蔽モデルであり、人の指等100がタッチキー21に近接すると、中央電極21aと環状電極21bの間に生じる電気力線は、接地された人の指等100による電界遮蔽効果により減少する。その結果、タッチキー21の中央電極21aと環状電極21bの間に形成される静電容量の容量値は減少することになる。つまり、この誘電体モデルによれば、ΔC<0である。
===キーボードの他の構成例===
図7のキーボード20Aは、図1のキーボード20と同様に、36個のタッチキーを6行×6列に配置したものである。36個のタッチキーは、それぞれSW1〜SW36というスイッチ番号が付されている。図1のキーボード20は、全てのタッチキー21は同一のパターンで形成されているが、図7のキーボード20Aは、異なるパターンを有するタッチキーを含んでいる。
即ち、タッチキーSW19は、パーソナルコンピュータのキーボードのShiftキーやSpaceキー等の大型の特殊キーに対応させるために、他のタッチキーSW1等に比べてサイズが大きくなっている。また、タッチキーSW25,SW26も同様の目的で、図1のタッチキー21を2個連結したものである。この場合、静電容量の容量変化は2本のセンサ線23−0,23−1で検出される。また、タッチキーSW34,SW35,SW36も同様の目的で、図21のタッチキー21を3個連結したものである。この場合、静電容量の容量変化は3本のセンサ線23−3,23−4,23−5で検出される。
図1のキーボード20Aから、一部のタッチキーを取り除いた形態もある。図8のキーボード20Bは、そのようなキーボードの形態の一例であり、図1のキーボード20から、タッチキーSW5,SW8,SW15,SW25,SW26,SW28,SW32という7個のタッチキーを取り除いたものである。この場合、タッチキーが取り除かれた部分は当然ながらタッチキーとしては働かない。
図9のキーボード20Cは、図1のタッチキー21を36個、3行×12列に配置したものである。36個のタッチキーは、それぞれSW1〜SW36というスイッチ番号が付されている。キーボード20Bの左半分の3行×6列のタッチキーの配置を見ると、図1の上半分のタッチキー21の配置と同様である。また、キーボード20Bの右半分の3行×6列のタッチキーは図1の下半分のタッチキー21の配置と同様である。そして、タッチキーSW1〜SW36と駆動線22−0〜22−5及びセンサ線23−0〜23−5との電気的な接続関係は、図1のキーボード20と等価になっている。なお、タッチキーの個数、配置は本実施形態に限らず、適宜変更することができる。
===タッチキー21の構成例===
次に、絶縁基板SUB上に配置されるタッチキー21の構成例を図10に基づいて説明する。図10(a)は丸型のタッチキー21、図10(b)は四角型のタッチキー21、図10(c)は櫛形のタッチキー21を示している。また、図10(a),(b),(c)において、左側は通常のタッチキー21、右側はshiftキー等に対応した大型のタッチキー21を示している。大型のタッチキー21は、図7のタッチキーSW25,SW26に用いることができる。
先ず、図10(a)において、通常のタッチキー21では、中央に楕円形の中央電極21aが配置され、中央電極21aを囲んで楕円形の環状電極21bが配置されている。大型のタッチキー21では、2つの略楕円形の中央電極21aが配置され、2つの中央電極21aを囲んで略楕円形の環状電極21bが配置されている。大型のタッチキー21では、2つの中央電極21aにそれぞれ別のセンサ線が接続されることが好ましい。中央電極21a及び環状電極21bは円形であっても良い。
図10(b)において、通常のタッチキー21では、中央に四角形の中央電極21aが配置され、中央電極21aを囲んで四角形の環状電極21bが配置されている。大型のタッチキー21では、2つの四角形の中央電極21aが配置され、2つの中央電極21aを囲んで四角形の環状電極21bが配置されている。
図10(c)において、通常のタッチキー21では、細長い複数の中央電極21aをそれぞれ囲んで環状電極21bが配置されている。大型のタッチキー21では、環状電極21bで囲まれた1つの領域に、2つの中央電極21aが配置されることにより、全体として横長の形状になっている。
図10(a)〜(c)のタッチキー21の特性を対比すると、図10(a)のタッチキー21の中央で感度がピークとなり、近接感度、つまり人の指等がタッチキー21に近接した場合の電荷増幅器32による検出感度、が高いという特性を有している。図10(b)のタッチキー21も近接感度が高いが、隣接して配置されたタッチキー21の影響が出ることがある。図10(c)のタッチキー21は、近接感度は比較的低いが、接触感度、つまり人の指等がタッチキー21に接触した場合の電荷増幅器32による検出感度、が高いという特性を有している。
また、図10(a),(b),(c)のタッチキー21において、環状電極21bの外側の絶縁基板SUBに接地電極24を配置することにより、タッチキー21に対する外乱ノイズの影響を低減することができる。
20 キーボード
21 タッチキー
22−0〜22−5 駆動線
23−0〜23−5 センサ線
24 接地電極
30 センサ回路
31 選択回路
32 電荷増幅器
33 AD変換器
34 制御回路
35 クロック源
36 ICバスインターフェース回路
37 クロック配線
51 基準静電容量
52 差動増幅器
53 第1のフィードバック容量
54 第2のフィードバック容量
55 基準電圧源

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上で複数の行及び複数の列に配置され、第1の電極と、この第1の電極を囲んで配置された第2の電極とを有する複数のタッチキーと、
    前記基板上に配置され、前記複数の行の各行に対応して行方向に配置された複数のタッチキーの第2の電極を互いに連結する複数の駆動線と、
    前記基板上に配置され、前記複数の列の各列に対応して列方向に配置された複数のタッチキーの第1の電極を互いに連結する複数のセンサ線と、
    前記複数の駆動線にシーケンス的にクロック信号を印加するクロック源と、
    前記複数の駆動線のある駆動線に前記クロック源から前記クロック信号が印加されている間に、前記複数のセンサ線をシーケンス的に選択する選択回路と、
    前記選択回路により選択されたセンサ線が接続された前記タッチキーの前記第1の電極と前記第2の電極の間に形成される静電容量の容量値の変化を検出する検出回路と、を備えることを特徴とするタッチセンサ。
  2. 前記第1及び第2の電極は丸の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ。
  3. 前記第1及び第2の電極は四角の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ。
  4. 前記基板上で、前記第2の電極の外側の前記基板上に配置された接地電極を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のタッチセンサ。
  5. 前記検出回路は、第1及び第2の端子を有し、前記第1の端子が前記選択回路により選択されたセンサ線に接続され、前記第2の端子に前記クロック信号の反転信号が印加された基準静電容量と、
    前記選択回路により選択された前記センサ線が非反転入力端に接続され、反転入力端に前記クロック信号のHレベルとLレベルの差の1/2の電圧が印加された差動増幅器と、
    前記差動増幅器の非反転入力端と反転出力端の間に並列に接続された、第1のスイッチ及び第1のフィードバック容量と、
    前記差動増幅器の非反転入力端と反転出力端の間に並列に接続された、第2のスイッチ及び第2のフィードバック容量と、
    前記クロック信号がHレベルの期間に、前記第1及び第2のスイッチをオンし、前記クロック信号がLレベルの期間に、前記第1及び第2のスイッチをオフするように制御する制御回路と、を備え、前記非反転出力端及び前記反転出力端から前記静電容量の変化に比例する出力電圧を出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のタッチセンサ。
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