JP5411670B2 - 静電容量型タッチパネルの信号処理回路 - Google Patents

静電容量型タッチパネルの信号処理回路 Download PDF

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Description

本発明は、静電容量型タッチパネルの信号処理回路に関する。
従来、携帯電話、携帯音響機器、携帯ゲーム機器、テレビジョン、パーソナルコンピュータ等の各種電子機器のデータ入力装置として、静電容量型タッチセンサが知られている。
従来の静電容量型タッチパネルの信号処理回路を図10及び図11に基づいて説明する。図10に示すように、タッチパネル60上にセンス線61(タッチパッド)が配置され、このセンス線61は、容量値Cを有する静電容量62を有している。
そして、差動増幅器63(コンパレータ)の非反転入力端子(+)に配線64を介してセンス線61が接続される。差動増幅器63の反転入力端子(−)には基準電圧Vrefが印加される。また、センス線61と差動増幅器63の非反転入力端子(+)とを接続する配線64には定電流源65が接続されている。
この静電容量型タッチパネルの信号処理回路の動作を図11に基づいて説明する。先ず、人間の指66がセンス線61から遠く離れている場合は、センス線61における容量値はCである。この場合、センス線61の静電容量62は、定電流源65からの定電流により充電されることにより、センス線61の電圧はリセット状態の0Vから増加し、基準電圧Vrefに到達すると差動増幅器63の出力電圧は反転する。このリセットから差動増幅器63が反転するまでの時間をt1とする。
一方、人間の指66をセンス線61に近づけると、センス線61における容量値はC+C’に増加する。この増加分C’は人間の指とセンス線61の間に形成される容量値である。すると、センス線61の電圧が0Vから基準電圧Vrefに到達するまでの時間はt2(t2>t1)である。つまり、リセットから差動増幅器63が反転するまでの時間の差(t2−t1)に基づいて、人間の指66がセンス線61にタッチしたか否かを検出することができる。
特開2005−190050号公報
しかしながら、上述した信号処理回路は、差動増幅器63に1つのセンス線61からの信号が入力されたシングル入力型であり、センス線61にノイズが印加されると、センス線61の電圧が変化して誤動作が生じるという問題がある。
一方、2つのセンス線における容量の差を電荷増幅器で検出する差動入力型の信号処理回路は、ノイズに強く、高感度のタッチセンサを構成することができる。このような差動入力型の信号処理回路は、センス線を1つだけタッチするシングルタッチに適しており、2つのセンス線を同時にタッチするマルチタッチの場合、タッチ位置を検出することができないことがあるという問題がある。これは、2つのセンス線の容量の差がなくなるからである。
本発明の静電容量型タッチパネルの信号処理回路は、複数のセンス線と、交流駆動信号が印加される駆動線と、を備えた静電容量型タッチパネルの信号処理回路であって、
前記複数のセンス線の中から第1及び第2のセンス線を選択し、前記第1のセンス線と前記駆動線との間に形成される第1の静電容量の容量値と前記第2のセンス線と前記駆動線との間に形成される第2の静電容量の容量値との差を検出する差動入力型の第1のセンサ回路と、前記複数のセンス線から前記第1のセンス線を選択し、前記第1のセンス線と前記駆動線との間に形成される前記第1の静電容量の容量値の変化を検出するシングル入力型の第2のセンサ回路と、前記第1のセンサ回路の出力電圧のオフセットを調整するためのキャリブレーション用の第1及び第2の可変容量と、前記第1及び第2のセンサ回路のいずれかを動作させるように切換制御する切換制御回路と、を備え、前記切換制御回路は、前記第2のセンサ回路を動作させる時に、前記キャリブレーション用の第1及び第2の可変容量を互いに並列接続するように制御を行うことを特徴とする。
本発明の静電容量型タッチパネルの信号処理回路によれば、差動入力モードとシングル入力モードの切り換えが可能なので、シングルタッチ、マルチタッチという異なったタッチ方法にそれぞれ対応することができる。例えば、通常は、差動入力モードの高感度、高耐ノイズ性を生かしてシングルタッチを使用し、マルチタッチを使用したい時は、シングルモードに切り換える。
また、本発明の静電容量型タッチパネルの信号処理回路によれば、第2のセンサ回路を動作させる時に、前記キャリブレーション用の第1及び第2の可変容量を互いに並列接続しているので、可変容量の容量変化の幅を大きくして、オフセット調整の幅を大きくすることができる。これにより、大型のタッチパネルにおいてもオフセット調整をすることができる。
静電容量型タッチパネル及び信号処理回路を含むタッチセンサの構成を示す図である。 本発明の静電容量型タッチパネルの信号処理回路の構成を示す図である。 差動入力型の第1のセンサ回路の構成を示す図である。 シングル入力型の第2のセンサ回路の構成を示す図である。 可変容量の構成を示す図である。 差動入力型の第1のセンサ回路の動作を説明する図である。 差動入力型の第1のセンサ回路の出力波形を示す図である。 本発明の静電容量型タッチパネルの信号処理回路の動作タイミング図である。 シングル入力型の第2のセンサ回路の動作を説明する図である。 従来の静電容量型タッチパネルの信号処理回路の構成を示す図である。 従来の静電容量型タッチパネルの信号処理回路の動作を説明する図である。 シングル入力型の第2のセンサ回路の構成を示す図である。 シングル入力型の第2のセンサ回路の構成を示す図である。 差動入力型の第1のセンサ回路の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、静電容量型タッチセンサ100は、タッチパネル1と、信号処理回路2X,2Yと、マイクロコンピュータ3を含んで構成される。また、この信号処理回路2X,2Yを1チップで実現することも可能である。
タッチパネル1は、ガラス基板200上のX方向に延びたXセンス線XL1〜XL4、X駆動線DRXLを有している。X駆動線DRXLは、各Xセンス線XL1〜XL4の両側に隣接して配置される。タッチパネル1は、更に、ガラス基板200上のY方向に延び、Xセンス線XL1〜XL4と交差したYセンス線YL1〜YL4、Y駆動線DRYLを有している。Y駆動線DRYLは、各Yセンス線YL1〜YL4の両側に隣接して配置される。Xセンス線XL1〜XL4、X駆動線DRXL、Yセンス線YL1〜YL4、Y駆動線DRYLの間は誘電層等により互いに電気的に絶縁されている。
信号処理回路2X,2Yは、ガラス基板200上にタッチパネル1に隣接して配置されている。信号処理回路2X,2YはLSIチップで形成されるか、又はガラス基板200
上に薄膜トランジスタ(TFT)プロセスを用いて形成されることが好ましい。
信号処理回路2Xは、第1乃至第4の入力端子CIN1〜CIN4、交流駆動信号SCDRVを出力する駆動端子CDRVを有しており、第1の入力端子CIN1はXセンス線XL1に接続され、第2の入力端子CIN2はXセンス線XL3に接続され、第3の入力端子CIN3はXセンス線XL2に接続され、第4の入力端子CIN4はXセンス線XL4に接続される。駆動端子CDRVは、X駆動線DRXLに接続される。
同様に、信号処理回路2Yは、第1乃至第4の入力端子CIN1〜CIN4、交流駆動信号(振幅電圧Vref)を出力する駆動端子CDRVを有しており、第1の入力端子CIN1はYセンス線YL1に接続され、第2の入力端子CIN2はYセンス線YL3に接続され、第3の入力端子CIN3はYセンス線YL2に接続され、第4の入力端子CIN4はYセンス線YL4に接続される。駆動端子CDRVは、Y駆動線DRYLに接続される。
さらに、信号処理回路2X,2Yは、それぞれシリアルクロック端子SCL、シリアルデータ端子SDAを有している。シリアルクロック端子SCLは、シリアルクロック線4に共通接続され、シリアルデータ端子SDAは、シリアルデータ線5に共通接続されている。この場合、シリアルクロック線4、シリアルデータ線5はICバスを形成する。
ガラス基板200の外部のPCB基板(不図示)上には、マスターデバイスであるマイクロコンピュータ3が設けられる。シリアルクロック線4、シリアルデータ線5は、FPC等を介してマイクロコンピュータ3に接続されている。これにより、マイクロコンピュータ3と信号処理回路2X,2Yとの間でデータ通信が可能に構成されている。なお、この例では、マスターデバイスとして、マイコンを用いているが、マイコン以外でも、例えば、DSPやロジック回路を用いても良い。また、シリアル通信もICを例に用いているが、SPI,UART等他のシリアル通信でも良い。
なお、Xセンス線XL1〜XL4、Yセンス線YL1〜YL4の本数は各4本ずつで、これがタッチパネル1の最小単位であるが、その本数は必要に応じて増加させることができる。その場合には、信号処理回路2X,2Yをそれぞれ増設することになる。また、1チップで実現する場合にはセンス線の本数を増やすことになる。
[信号処理回路の詳細な構成]
以下で、静電容量型タッチパネルの信号処理回路2X,2Yの詳細な構成を図2に基づいて説明する。この場合、信号処理回路2X,2Yは同じ構成を有しているので、信号処理回路2Yについて説明する。
図示のように、信号処理回路2Yは、選択回路10、切換制御回路11、交流駆動信号SCDRVを発生する駆動回路12、インバータ13、第3の静電容量C3、第4の静電容量C4、差動増幅器14、第1のフィードバック容量15、第2のフィードバック容量16、AD変換器17、ICバスインターフェース回路18、キャリブレーション回路19、EEPROM20、スイッチSW1〜SW6、交流駆動信号の振幅電圧の半分の基準電圧1/2Vrefを発生する基準電圧源21を含んで構成される。
[差動入力モードとシングル入力モードの切り換えの構成]
信号処理回路2Yは、差動入力モードとシングル入力モードを有している。差動入力モードとシングル入力モードの切り換えは、切換制御回路11により、スイッチSW1〜SW4のオンオフと、選択回路10の選択動作を切り変えることにより行われる。
この場合、スイッチSW1は、選択回路10の第1の出力と差動増幅器の非反転入力端子(+)とを接続する配線22と第4の静電容量C4の間に接続されている。スイッチSW2は、選択回路10の第2の出力と差動増幅器の反転入力端子(−)とを接続する配線23と第4の静電容量C4の間に接続されている。
スイッチSW3は、第3の静電容量C3と第4の静電容量C4を並列に接続するために、第3の静電容量C3の一方の端子と第4の静電容量C4の一方の端子の間に接続されている。スイッチSW4は、差動増幅器の反転入力端子(−)に基準電圧1/2Vrefを選択的に印加するために、基準電圧源21と差動増幅器の反転入力端子(−)の間に接続されている。スイッチSW1〜SW4は、CMOSのアナログスイッチで形成されることが好ましい。
差動入力モード、シングル入力モードとスイッチSW1〜SW4のオンオフの関係を表1に示す。
Figure 0005411670
(a)差動入力モードの場合、スイッチSW1はオフ、スイッチSW2はオン、スイッチSW3はオフ、スイッチSW4はオフに設定される。そして、選択回路10は、第1相と第2相を有し、第1相においては第1の入力端子CIN1、第2の入力端子CIN2からの信号を選択する。つまり、第1の入力端子CIN1は配線22を介して差動増幅器14の非反転入力端子(+)に接続され、第2の入力端子CIN2は、配線23を介して差動増幅器14の反転入力端子(−)に接続される。
選択回路10は、第2相においては、第3の入力端子CIN3、第4の入力端子CIN4からの信号を選択する。つまり、第3の入力端子CIN3は配線22を介して差動増幅器14の非反転入力端子(+)に接続され、第4の入力端子CIN4は、配線23を介して差動増幅器14の反転入力端子(−)に接続される。
これにより、図3に示すように、差動入力型の第1のセンサ回路が形成される。図3は、選択回路10が第1の入力端子CIN1、第2の入力端子CIN2からの信号を選択した場合(第1相)の構成を示している。この場合、図1に示すように、第1の入力端子CIN1に接続されたYセンス線YL1とY駆動線DRYLとの間に第1の静電容量C1が形成され、第2の入力端子CIN2に接続されたYセンス線YL3とY駆動線DRYLとの間に第2の静電容量C2が形成される。
すると、図3に示すように、第1の静電容量C1は第3の静電容量C3に直列に接続され、第2の静電容量C2は第4の静電容量C4に直列に接続される。第1の静電容量C1の共通接続ノード、つまり、Y駆動線DRYLには、駆動回路12からの交流駆動信号SCDRVが印加される。また、第3の静電容量C3と第4の静電容量C4の共通接続ノードには、駆動回路12からの交流駆動信号がインバータ13によって反転された反転交流駆動信号*SCDRVが印加される。
そして、第1の静電容量C1は第3の静電容量C3との接続ノードN2は、差動増幅器14の非反転入力端子(+)に接続される。第2の静電容量C2は第4の静電容量C4との接続ノードN1は、差動増幅器14の反転入力端子(−)に接続される。
差動増幅器14の反転出力端子(−)と非反転入力端子(+)の間に第1のフィードバック容量15、スイッチSW5が接続され、差動増幅器14の非反転出力端子(+)と反転入力端子(−)の間に第2のフィードバック容量16、スイッチSW6が接続される。
スイッチSW5,SW6は、信号伝達特性の線形性を良くするために、CMOSのアナログスイッチであることが好ましい。また、第1及び第2のフィードバック容量15,16の容量値は同じCfであることが好ましい。
この差動入力型の第1のセンサ回路は、第1の静電容量C1の容量値C1と第2の静電容量C2の容量値C2との差に応じた出力電圧Voutを出力する。その詳しい動作については、後述する。
(b)シングル入力モードの場合、スイッチSW1はオン、スイッチSW2はオフ、スイッチSW3はオン又はオフ、スイッチSW4はオンに設定される。そして、選択回路10は、第1の入力端子CIN1、第3の入力端子CIN3、第2の入力端子CIN2、第4の入力端子CIN4からの信号を1つずつ順番に選択し、選択された信号を第1の出力として、配線22を介して、差動増幅器14の非反転入力端子(+)に印加する。
これにより、図4に示すように、シングル入力型の第2のセンサ回路が形成される。図4は、選択回路10が第1の入力端子CIN1からの信号を選択した場合の構成を示している。この場合、図1に示すように、第1の入力端子CIN1に接続されたYセンス線YL1とY駆動線DRYLとの間に第1の静電容量C1が形成されている。
すると、図4に示すように、第1の静電容量C1は第3の静電容量C3に直列に接続される。スイッチSW3がオフの場合、第4の静電容量C4は、第1の静電容量C1に直列接続されないが、スイッチSW3がオンの場合には、第4の静電容量C4は、第1の静電容量C1に直列接続される。つまり、第3の静電容量C3と第4の静電容量C4とは並列接続され、これらの合成静電容量C5が第1の静電容量C1に直列接続されることになる。
第1の静電容量C1の一方の端子、つまり、この場合、Y駆動線DRYLには駆動回路12からの交流駆動信号SCDRVが印加される。また、第3の静電容量C3と第4の静電容量C4の共通接続ノードには、駆動回路12からの交流駆動信号SCDRVがインバータ13によって反転された反転交流駆動信号*SCDRVが印加される。
そして、第1の静電容量C1は第3の静電容量C3との接続ノードN2は、差動増幅器14の非反転入力端子(+)に接続される。差動増幅器14の反転入力端子(−)には、
基準電圧源21からの基準電圧1/2Vrefが印加される。
このシングル入力型の第2のセンサ回路は、スイッチSW3がオフの場合、第1の静電容量C1の容量値C1と第3の静電容量C3の容量値C3との差に応じた出力電圧Voutを出力し、スイッチSW3がオンの場合は、合成静電容量値C5との差に応じた出力電圧Voutを出力する。その詳しい動作については、後述する。
シングル入力型の第2のセンサ回路では、差動入力型の第1のセンサ回路の第3の静電容量C3、もしくは第3の静電容量C3と第4の静電容量C4の両方をリファレンス容量として用いているので、シングル入力型と差動入力型を切り換える場合に、容量素子数の増加を抑えることができる。
上述した第1及び第2のセンサ回路の出力電圧Voutはアナログ信号であるため、このままではデジタル信号処理ができない。そこで、AD変換器17は、出力電圧Voutをデジタル信号に変換する。AD変換器17の出力は、ICバスインターフェース回路18により、所定のフォーマットのシリアルデータに変換され、シリアルクロック端子SCL、シリアルデータ端子SDAを介して、マイクロコンピュータ3に送信される。マイクロコンピュータ3は、受信したシリアルデータを演算処理して、タッチパネル1上のタッチ位置を決定する。
[キャリブレーションの構成]
上述した第1及び第2のセンサ回路のキャリブレーションの構成について、図2及び図5に基づいて説明する。
差動入力型の第1のセンサ回路は、初期状態(人の指等が検出されない程度にタッチパネル1から遠く離れている状態)における第1の静電容量C1と第2の静電容量C2の容量値C1、C2のアンバランス、つまり、両者の容量値に差があると、出力電圧Voutのオフセットが生じる。オフセットが生じると、タッチセンサの検出精度が劣化してしまう。そこで、第3及び第4の静電容量C3,C4を可変容量で構成し、オフセットを調整できるように構成することができる。
すなわち、図2に示すように、キャリブレーション回路19は、初期状態における第1及び第2のセンサ回路の出力電圧Vout(好ましくは、AD変換後のデジタル値)に基づき、そのオフセットが所望の値、好ましくは最小値になるように、第3及び第4の静電容量C3,C4の容量値を調整する。
差動入力型の第1のセンサ回路図3参照のキャリブレーションについては、初期状態において、第1乃至第4の静電容量C1〜C4の容量値は、互いに等しいことが好ましい(C1=C2=C3=C4=C)。しかし、例えば、タッチパネル1の製造上のばらつき等により、第1の静電容量C1の容量値C1が第2の静電容量C2の容量値C2よりΔCだけ大きい場合(C2=C+ΔC、C1=C)には出力電圧Voutのオフセットが生じる。そこで、第3の静電容量C3の容量値C3は、第4の静電容量C4の容量値C4よりΔCだけ大きくなるように調整することにより、オフセットを最小値(ゼロ)にすることができる。(C4=C+ΔC、C3=C)
逆に、第1の静電容量C1の容量値C1が第2の静電容量C2の容量値C2よりΔCだけ小さい場合(C2=C−ΔC、C1=C)には第3の静電容量C3の容量値C3は、第4の静電容量C4の容量値C4よりΔCだけ小さくなるように調整する。(C4=C−ΔC、C3=C)
この場合、第3の静電容量C3の構成例として、図5に示すように、第3の静電容量C3は、m個の静電容量C31〜C3mとスイッチS31〜S3mを含んで構成される。静電容量C31〜C3mの容量値は、第3の静電容量C3の容量値を細かく変化させるために、重み付けがされていることが好ましい。例えば、C31の容量値をC0とすると、C32=1/2・C0、C33=1/4・C0、C34=1/8・C0、・・・C3m=1/2m−1・C0である。そして、各スイッチS31〜S3mは、キャリブレーション回路19からの対応するmビットの調整信号により、オンオフが制御されるようになっている。第4の静電容量C4も同様である。
このような構成によれば、キャリブレーション回路19からの対応する2mビットのデジタル調整信号により、第3及び第4の静電容量C3,C4の容量値を調整することができる。そして、キャリブレーション回路19は、出力電圧Voutに基づき、そのオフセットが所望の値、好ましくは最小値となるような2mビットの調整信号を決定することができる。決定された調整信号は、電気的に書き込み及び消去可能な不揮発性メモリ、例えば、EEPROM20に書き込まれ、かつ保持される。
そして、信号処理回路2X、2Yの電源投入時に、EEPROM20に書き込まれ、保持された調整信号は、EEPROM20から読み出される。キャリブレーション回路19は、EEPROM20から読み出された調整信号に基づいて、第3及び第4の静電容量C3,C4の容量値を調整する。
一方、シングル入力型の第2のセンサ回路図4参照のキャリブレーションについては、初期状態において、第1の静電容量C1と第3の静電容量C3の容量値は、互いに等しいことが好ましい(C1=C3=C)。ただし、スイッチSW3がオフの場合である。
しかし、第1の静電容量C1の容量値C1が第3の静電容量C3の容量値C3よりΔCだけ大きい場合(C1=C3+ΔC)には出力電圧Voutのオフセットが生じる。そこで、第3の静電容量C3の容量値C3を、第1の静電容量C1の容量値C1に近づけるように調整することにより、オフセットを小さくすることができる。
シングル入力型の第2のセンサ回路において、スイッチSW3がオンしている場合には、第3の静電容量C3と第4の静電容量C4の合成静電容量C5の容量値が、オフセットを最小にするために同様に調整されることになる。この場合は、合成静電容量C5のため、容量値の可変幅が大きくとれるので、オフセット調整の幅が広がるという利点がある。
また、大型のタッチパネルでは、タッチパネル側の第1の静電容量C1が非常に大きくなるため、信号処理回路2X、2Yに内蔵された第3の静電容量C3と第4の静電容量C4だけでは、容量値が足りないことがある。そこで、図12に示すように、シングル入力型の第2のセンサ回路において第3の静電容量C3及び第4の静電容量C4と並列に接続可能なように信号処理回路2X、2Yの外部に外付け容量C6を設けることが好ましい。
この場合、信号処理回路2X、2Yに専用端子30、31を設けて、専用端子30、31に外付け容量C6を接続する。そして、第4の静電容量C4の一方の端子と専用端子30との間にスイッチSW7を接続し、第4の静電容量C4の他方の端子と専用端子31との間にスイッチSW8を接続する。これにより、切換制御回路11によりスイッチSW7、SW8をオンさせることにより、外付け容量C6を付加して、容量値の不足を補うことができる。
また、専用端子30、31を設ける代わりに、信号処理回路2X、2Yの第1乃至第4の入力端子CIN1〜CIN4を用いることもできる。例えば、図13に示すように、外付け容量C6は、第1の入力端子CIN1と第2の入力端子CIN2に接続される。これにより、端子数の増加を無くすことができる。この場合、図14に示すように、差動入力型の第1のセンサ回路についても、第1の入力端子CIN1と第2の入力端子CIN2との間に外付け容量C6が接続されることになるが、第1のセンサ回路の動作に影響はない。
[差動入力型の第1のセンサ回路の動作]
次に、上述した差動入力型の第1のセンサ回路図3参照の動作を図6、7に基づいて説明する。この場合、交流駆動信号SCDRVは、ハイレベル(=Vref)、ローレベル(接地電圧=0V)を交互に繰り返すクロック信号であるとする。また、差動増幅器14の反転出力端子(−)からの出力電圧をVomとし、差動増幅器14の非反転出力端子(+)からの出力電圧をVopとし、両者の差電圧が出力電圧Vout(=Vop−Vom)である。
第1のセンサ回路は、電荷蓄積モードと電荷転送モードという2つのモードを有しており、この2つのモードが交互に繰り返される。
先ず、図6(a)の電荷蓄積モードの時、第1及び第2の静電容量C1、C2にVrefが印加される。また、第3及び第4の静電容量C3、C4に接地電圧(0V)が印加される。
また、スイッチSW5及びSW6はオンする。これにより、差動増幅器14の反転出力端子(−)と非反転入力端子(+)とが短絡され、非反転出力端子(+)と反転入力端子(−)とが短絡される。この結果、ノードN1(反転入力端子(−)に接続された配線ノード)、ノードN2(非反転入力端子(+)に接続された配線ノード)、反転出力端子(−)、非反転出力端子(+)の電圧はそれぞれ1/2Vrefに設定される。この場合、差動増幅器22のコモンモード電圧を1/2Vrefとする。
次に、図6(b)の電荷転送モードの時、第1及び第2の静電容量C1,C2には、電荷蓄積モードの時とは逆に接地電圧(0V)が印加される。また、第3及び第4の静電容量C3,C4にはVrefが印加される。スイッチSW5及びSW6はオフする。
そして、初期状態における各静電容量の容量値は、互いに等しいとする。(C1=C2=C3=C4=C)また、人間の指がタッチパッドに近づいた場合のC1,C2の容量差をΔCとする。(C1−C2=ΔC)この場合、C1=C+1/2ΔC、C2=C−1/2ΔCとする。
図6(a)の電荷蓄積モードの時、ノードN1の電荷量は次式で与えられる。
Figure 0005411670
ここで、(C−1/2ΔC)・(−1/2Vref)はC2の電荷量であり、C・(1/2Vref)はC4の電荷量、Cf・0(=0)はCfの電荷量である。
図6(b)の電荷転送モードの時、ノードN1の電荷量は次式で与えられる。
Figure 0005411670
ここで、(C−1/2ΔC)・(1/2Vref)はC2の電荷量、C・(−1/2Vref)はC4の電荷量、Cf・(Vop−1/2Vref)はCfの電荷量である。
電荷保存則により、電荷蓄積モードの時と電荷転送モードの時のノードN1の電荷量は互いに等しいから、数1=数2である。
この方程式をVopについて解くと次式が得られる。
Figure 0005411670
同様にして、ノードN2について、電荷蓄積モードと電荷転送モードの時の電荷量を求め、電荷保存則を適用し、その方程式をVomについて解くと、次式が得られる。
Figure 0005411670
数3、数4から、Voutを求める。
Figure 0005411670
即ち、差動入力型の第1のセンス回路の出力電圧Voutは、第1の静電容量C1と第2の静電容量C2の容量値の差ΔCに比例して変化することがわかる。
上述の計算は、C1=C2=C3=C4=C、であることを前提としているが、初期状態において、C1とC2に容量差がある場合には、C3とC4も同じ容量差を有するように、前述のキャリブレーション回路19等を用いてC3、C4を調整することにより、出力電圧Voutのオフセットを所定の値又は最小値にすることができる。
次に、第1のセンス回路の出力電圧Voutのタッチセンサ特性を表2、図7に基づいて説明する。前述のように、選択回路10は、第1相と第2相を有し、第1相においては第1の入力端子CIN1、第2の入力端子CIN2からの信号を選択し、第2相においては、第3の入力端子CIN3、第4の入力端子CIN4からの信号を選択する。
第1相の場合の第1のセンス回路の出力電圧VoutをV1とし、第2相の場合の第2のセンス回路の出力電圧VoutをV2とする。この場合、出力電圧V1は、Yセンス線YL1とY駆動線DRYLとの間の容量とYセンス線YL3とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値の差に比例した電圧である。
また、出力電圧V2は、Yセンス線YL2とY駆動線DRYLとの間の容量とYセンス線YL4とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値の差に比例した電圧である。そして、人の指等がシングルタッチにてYセンス線YL1からYセンス線YL4の範囲でタッチパネル1にタッチしたとする。
Figure 0005411670
先ず、人の指等がYセンス線YL1にタッチした場合、第1相の第1の出力電圧V1は、プラス(+)の値になる。これは、Yセンス線YL1とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値がYセンス線YL3とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値より大きくなるからである。また、第2相の第2の出力電圧V2は0Vになる。これは、人の指等がYセンス線YL1にだけタッチしているので、Yセンス線YL2,YL4に係る容量値の変化はないからである。
次に、人の指等がYセンスYL2にタッチした場合、第1相の第1の出力電圧V1は0Vになる。これは、Yセンス線YL1,YL3に係る容量値の変化はないからである。一方、第2相の第2の出力電圧V2はプラス(+)の値になる。これは、Yセンス線YL2とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値がYセンス線YL4とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値より大きくなるからである。
次に、人の指等がYセンス線YL3にタッチした場合、第1相の第1の出力電圧V1はマイナス(−)の値になる。これは、Yセンス線YL3とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値がYセンス線YL1とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値より大きくなるからである。一方、第2相の第2の出力電圧V2は0Vになる。これは、人の指等がYセンス線YL3にだけタッチしているので、Yセンス線YL2,YL4に係る容量値の変化はないからである。
最後に、人の指等がYセンス線YL4にタッチした場合、第1相の第1の出力電圧V1は0Vになる。これは、Yセンス線YL1,YL3の容量値に変化はないからである。一方、第2相の第2の出力電圧V2はマイナス(−)の値になる。これは、Yセンス線YL4とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値がYセンス線YL2とY駆動線DRYLとの間の容量の容量値より大きくなるからである。表2、図7において、第1及び第2の出力電圧V1,V2の最大値の絶対値は「1」に規格化されている。
なお、上述の説明は、人の指等を誘電体とし、人の指がセンス線に近づいた場合に、そのセンス線に係る容量値が大きくなるという誘電体モデルに基づいている。これに対して、人の指等を接地された導体とする、電界遮蔽モデルに基づくと、人の指がセンス線に近づいた場合に、そのセンス線に係る容量値は逆に小さくなる。
図7に示すように、第1及び第2の出力電圧V1,V2は、タッチ位置に応じて連続的に変化することがわかる。即ち、Yセンス線YL1上の点を原点とし、横軸をX座標軸とすると、第1の出力電圧V1は、V1=cosXで近似され、第2の出力電圧V2は、V2=sinXで近似される。従って、第1及び第2の出力電圧V1,V2に基づいて、タッチ位置(Y座標)を検出することが可能である。
その一例を示すと、V2/V1=tanXが成り立つことから、X=arctan(V2/V1)の関係式と、第1及び第2の出力電圧V1,V2の極性(+,−)を使ってタッチ位置のX座標を求めることができる。arctanはtanの逆関数である。この場合、前述のように、AD変換器17によって、第1及び第2の出力電圧V1,V2をデジタル値に変換し、ICバスインターフェース回路18を介してマイクロコンピュータ3に送信する。そして、マイクロコンピュータ3により、前述の演算を行い、タッチ位置のX座標を求めることができる。
同様に、信号処理回路2Xを動作させることにより、第1及び第2の出力電圧V1,V2にも基づき、Xセンス線XL1〜XL4上のタッチ位置のY座標の検出が可能である。この場合、図8に示すように、例えば、信号処理回路2X,2Yを時系列的に動作させることにより、タッチ位置のX、Y座標を求めることができる。
特に、差動入力型の第1のセンス回路によれば、高感度であり、耐ノイズ性が高いという利点がある。一方、この第1のセンス回路ではマルチタッチを検出することができない場合がある。例えば、人の指等がYセンス線YL1,YL3を同時にタッチした場合である。この場合は、Yセンス線YL1に係る容量とYセンス線YL3に係る容量との容量差がなくなるため、第1の出力電圧V1はゼロになり、初期状態と区別がつかないためである。
[シングル入力型の第2のセンサ回路の動作]
次に、上述したシングル入力型の第2のセンサ回路図4参照の動作を図9に基づいて説明する。この場合、交流駆動信号は、ハイレベル(=Vref)、ローレベル(接地電圧=0V)を交互に繰り返すクロック信号であるとする。また、差動増幅器14の反転出力端子(−)からの出力電圧をVomとし、差動増幅器14の非反転出力端子(+)からの出力電圧をVopとし、両者の差電圧が出力電圧Vout(=Vop−Vom)である。
また、スイッチSW3はオンしており、第3の静電容量C3と第4の静電容量C4とは互いに並列接続され、かつ第1の静電容量C1に直列に接続されているとする。この場合の第3の静電容量C3と第4の静電容量C4の合成静電容量C5の容量値はC5である。(C5=C3+C4)
第2のセンサ回路は、電荷蓄積モードと電荷転送モードという2つのモードを有しており、この2つのモードが交互に繰り返される。
先ず、図9(a)の電荷蓄積モードの時、第1の静電容量C1にVrefが印加される。また、合成静電容量C5に接地電圧(0V)が印加される。また、スイッチSW5及びSW6はオンする。これにより、差動増幅器14の反転出力端子(−)と非反転入力端子(+)とが短絡され、非反転出力端子(+)と反転入力端子(−)とが短絡される。この結果、ノードN1(反転入力端子(−)に接続された配線ノード)、ノードN2(非反転入力端子(+)に接続された配線ノード)、反転出力端子(−)、非反転出力端子(+)の電圧はそれぞれ1/2Vrefに設定される。
次に、図9(b)の電荷転送モードの時、第1の静電容量C1には、電荷蓄積モードの時とは逆に接地電圧(0V)が印加される。また、合成静電容量C5にはVrefが印加される。スイッチSW5及びSW6はオフする。
初期状態において、C1=C5=Cに設定されているとする。そして、人の指等のタッチにより、第1の静電容量C1がΔCだけ変化したとする。つまり、C1=C+ΔC、C5=Cである。
図9(a)の電荷蓄積モードの時、ノードN2の電荷量は次式で与えられる。
Figure 0005411670
図9(b)の電荷転送モードの時、ノードN2の電荷量は次式で与えられる。
Figure 0005411670
電荷保存則により、電荷蓄積モードの時と電荷転送モードの時のノードN2の電荷量は互いに等しいから、数6=数7である。
この方程式をVomについて解くと次式が得られる。
Figure 0005411670
同様にして、ノードN1について、電荷蓄積モードと電荷転送モードの時の電荷量を求め、電荷保存則を適用し、その方程式をVopについて解くと、次式が得られる。
Figure 0005411670
数3、数4から、Voutを求める。
Figure 0005411670
即ち、シングル入力型の第2のセンス回路の出力電圧Voutは、第1の静電容量C1と合成静電容量C5の容量値の差ΔCに比例して変化することがわかる。
上述の計算は、初期状態において、C1=C5=Cであることを前提としているが、初期状態において、C1とC5に差がある場合には、前述のキャリブレーション回路19等を用いて、出力電圧Voutのオフセットが所定値又は最少値になるようにC5を調整することができる。
次に、第2のセンス回路の出力電圧Voutのタッチセンサ特性について説明する。この場合、選択回路10は、前述のように、第1の入力端子CIN1、第3の入力端子CIN3、第2の入力端子CIN2、第4の入力端子CIN4からの信号を順番に選択する。例えば、図1のYセンス線YL1、Yセンス線YL2、Yセンス線YL3、Yセンス線YL4が順番に選択され、第2のセンス回路に接続される。
したがって、第2のセンス回路は、各Yセンス線YL1〜YL4とY駆動線DRYLとの間に形成される容量の変化に比例した出力電圧Voutを出力する。したがって、第2のセンス回路の出力電圧Voutに基づいて、タッチ位置を検出することができる。例えば、人の指等がYセンス線YL1にタッチした場合には、Yセンス線YL1が選択された場合の出力電圧Voutの値が大きくなる。
特に、シングル入力型の第2のセンス回路においては、Yセンス線YL1〜YL4を1本ずつ選択して、容量変化を検出しているので、差動入力型の第1のセンス回路とは異なり、マルチタッチを安定して検出することができる。
したがって、通常は、差動入力型の第1のセンス回路を動作させ、高感度、高耐ノイズ性を生かして、シングルタッチを使用し、マルチタッチを使用したい時は、シングル入力型の第2のセンス回路を動作させるように切り換えることができる。
このようなシングル入力モードと差動入力モードの切り換えは、前述のように切換制御回路11が行う。この場合、切換制御回路11は、外部からのコマンド、例えば、シリアルクロック線4、シリアルデータ線5を介してマイクロコンピュータ3から転送されるコマンドを受けて、モード切り換えの動作を実行するように構成することができる。
また、切換制御回路11は、センサ検出結果に基づいて、自動的にシングル入力モードと差動入力モードの切り換えを行うように構成することもできる。例えば、人の指等がタッチパネル1から比較的離れている場合には、高感度のセンシングが必要なため、差動入力型の第1のセンス回路を動作させる。そして、第1のセンス回路の出力電圧Voutが所定のしきい値を超えると、人の指等がタッチパネル1に所定の距離まで近接し、あるいはタッチパネル1に直接タッチしたと判断して、シングル入力モードに切り換える。
なお、図1の構成において、X駆動線DRXL、Y駆動線DRYLを設け、信号処理回路2X,2Yの駆動端子CDRVからX駆動線DRXL、Y駆動線DRYLに交流駆動信号を供給しているが、Xセンス線XL1〜XL4、Yセンス線YL1〜YL4を駆動線として利用することもできる。
この場合、信号処理回路2Yがタッチセンサの動作をしている時には、信号処理回路2Xから、各Xセンス線XL1〜XL4に交流駆動信号を供給する。一方、信号処理回路2Xがタッチセンサの動作をしている時には、信号処理回路2Yから、各Yセンス線YL1〜YL4に交流駆動信号を供給する。このような構成によれば、X駆動線DRXL、Y駆動線DRYL等は不要になる。また、この信号処理回路2X,2Yを1チップで実現することも可能である。
1 タッチパネル 2X、2Y 信号処理回路
3 マイクロコンピュータ 4 シリアルクロック線 5 シリアルデータ線
10 選択回路 11 切換制御回路 12 駆動回路
13 インバータ 14 差動増幅器 15 第1のフィードバック容量
16 第2のフィードバック容量 17 AD変換器
18 ICバスインターフェース回路 19 キャリブレーション回路
20 EEPROM 21 基準電圧源
22、23 配線 30、31 専用端子

Claims (6)

  1. 複数のセンス線と、交流駆動信号が印加される駆動線と、を備えた静電容量型タッチパネルの信号処理回路であって、
    前記複数のセンス線の中から第1及び第2のセンス線を選択し、前記第1のセンス線と前記駆動線との間に形成される第1の静電容量の容量値と前記第2のセンス線と前記駆動線との間に形成される第2の静電容量の容量値との差を検出する差動入力型の第1のセンサ回路と、
    前記複数のセンス線から前記第1のセンス線を選択し、前記第1のセンス線と前記駆動線との間に形成される前記第1の静電容量の容量値の変化を検出するシングル入力型の第2のセンサ回路と、
    前記第1のセンサ回路の出力電圧のオフセットを調整するためのキャリブレーション用の第1及び第2の可変容量と、
    前記第1及び第2のセンサ回路のいずれかを動作させるように切換制御する切換制御回路と、を備え、前記切換制御回路は、前記第2のセンサ回路を動作させる時に、前記キャリブレーション用の第1及び第2の可変容量を互いに並列接続するように制御を行うことを特徴とする静電容量型タッチパネルの信号処理回路。
  2. 前記切換制御回路は、前記第1のセンサ回路を動作させる時には、前記第1の静電容量に前記第1の可変容量を直列に接続し、前記第2の静電容量に前記第2の可変容量を直列に接続し、
    前記第2のセンサ回路を動作させる時には、前記第1の静電容量に前記並列接続された第1及び第2の可変容量を直列に接続することを特徴とする請求項1に記載の静電容量型タッチパネルの信号処理回路。
  3. 前記キャリブレーション用の可変容量に並列に外付け容量を接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の静電容量型タッチパネルの信号処理回路。
  4. 前記静電容量型タッチパネルからの一対の信号が入力される一対の端子を備え、
    前記外付け容量を前記一対の端子に接続したことを特徴とする請求項3に記載の静電容量型タッチパネルの信号処理回路。
  5. 前記第1又は第2のセンサ回路の出力電圧に基づいて、前記第1及び第2の可変容量の容量値を調整するための調整信号を出力するキャリブレーション回路を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の静電容量型タッチパネルの信号処理回路。
  6. 前記キャリブレーション回路の前記調整信号を保持する不揮発性メモリを備えることを
    特徴とする請求項5に記載の静電容量型タッチパネルの信号処理回路。
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