JP2003308749A - 可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置 - Google Patents

可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置

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JP2003308749A
JP2003308749A JP2002114038A JP2002114038A JP2003308749A JP 2003308749 A JP2003308749 A JP 2003308749A JP 2002114038 A JP2002114038 A JP 2002114038A JP 2002114038 A JP2002114038 A JP 2002114038A JP 2003308749 A JP2003308749 A JP 2003308749A
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Takeshi Hakozaki
武 箱崎
Masahiko Odajima
正彦 小田嶋
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動接点組立体の製造費が安価で、その取付
位置のバラツキの少ない可動接点組立体、及びこれを用
いたスイッチ装置を提供する。 【解決手段】 本発明の可動接点組立体は、枠体11の
底壁12、内壁13、外壁14、及び押さえ部15によ
って抱持部Aが形成され、弾性体1の台座部5が抱持部
Aで抱持されて、弾性体1と枠体11とが組み合わされ
たため、製造設備が共通化できて、従来に比して、安価
にでき、また、可動接点組立体毎に実装するため、その
実装面積を小さくできて、小型化を図ることができ、更
に、抱持部Aで台座部5が抱持されるため、弾性体1を
確実に保持でき、確実な反転動作を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は種々の電気機器に使
用して好適な可動接点組立体、及びこれを用いたスイッ
チ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可動接点組立体、及びこれを用い
たスイッチ装置の図面を説明すると、図8は従来の可動
接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置に係る分解
斜視図、図9は従来の可動接点組立体、及びこれを用い
たスイッチ装置に係る要部拡大断面図である。
【0003】次に、従来の可動接点組立体、及びこれを
用いたスイッチ装置の構成を図8,図9に基づいて説明
すると、可動接点組立体K2は、ゴムで形成された一枚
の弾性シート51で形成されている。
【0004】そして、この弾性シート51は、板状のシ
ート部52と、このシート部52に連結された状態で、
シート部52の上面から突出形成された複数のドーム部
53と、シート部52の外周部から下方に突出して設け
られた抱持部54とで構成されている。
【0005】また、ドーム部53は、内部に空洞部53
aを有し、反転動作可能なスカート部53bと、このス
カート部53bの頂部に設けられた押圧部53cと、空
洞部53a内の頂部に設けられた可動接点53dとで構
成され、このドーム部53は、スカート部53bの裾部
がシート部52に連結された状態となっている。
【0006】プリント基板55は、一対の接点部からな
る複数個の固定接点56が導線パターンによって形成さ
れ、このプリント基板55は、可動接点組立体K2であ
る弾性シート51の下面に配置された状態で、プリント
基板55の側端面が抱持部54で抱持されることによっ
て、プリント基板55と可動接点組立体K2とが組み合
わされて、スイッチ装置が構成されている。
【0007】そして、プリント基板55と可動接点組立
体K2とが組み合わされた際、可動接点53dと固定接
点56とが対向した状態となり、この状態で、押圧部5
3cを押圧すると、スカート部53bが反転動作して、
可動接点53dが固定接点56に接触し、接点がON状
態となる。
【0008】また、押圧部53cの押圧を解除すると、
スカート部53bが自己の弾性で反転動作して元の状態
に戻り、可動接点53dが固定接点56から離れてOF
Fの状態となる。このようにしてスイッチ装置の操作が
行われるものである。
【0009】しかしながら、弾性シート51からなる可
動接点組立体K2は、種々の電気機器に対応するため
に、シート部52の大きさ、形状、及びドーム部53の
数、その配置の異なるものが要求され、多種類の可動接
点組立体K2を用意する必要がある。その結果、可動接
点組立体K2の種類に応じた成形金型等の製造設備が必
要で、製造費が高くなって、高価となる。
【0010】また、スイッチ装置においては、可動接点
組立体K2のシート部52にバラツキが生じる。即ち、
このシート部52は、製造上におけるバラツキと、環境
下の温度変化による伸縮が大きく、このため、セットの
パネルに対するドーム部53の位置にバラツキが生じる
ものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の可動接点組立体
は、シート部52の大きさ、形状、及びドーム部53の
数、その配置の異なるものを多種類用意する必要がある
ため、製造費が高くなって、高価となるという問題があ
る。また、スイッチ装置において、特に、シート部52
は、製造上におけるバラツキと、環境下の温度変化によ
る伸縮が大きく、このため、セットのパネルに対するド
ーム部53の位置にバラツキが生じ、商品価値が低下す
るという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、可動接点組立体の製造
費が安価で、その取付位置のバラツキの少ない可動接点
組立体、及びこれを用いたスイッチ装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、内部に可動接点を設けた反転
動作可能な絶縁材からなる弾性体と、この弾性体に取り
付けられた金属材からなる枠体とを備え、前記弾性体
は、内部に空洞部を有するスカート部と、このスカート
部の頂部に設けられた押圧部と、前記スカート部の裾部
に設けられた台座部と、前記空洞部内に配置された前記
可動接点を有し、前記枠体は、底壁と、この底壁から上
方に向かって延びる内壁と、この内壁から所定の間隔を
置いて、前記底壁から上方に向かって延びる外壁と、こ
の外壁の端部から折り曲げ可能に延びる押さえ部とを有
し、前記底壁、前記内壁、前記外壁、及び前記押さえ部
によって抱持部が形成され、前記台座部の底面が前記底
壁上に載置されると共に、前記台座部の内、外面が前記
内、外壁によって支持された状態で、前記台座部の上
縁、或いは上面が前記押さえ部によって押さえられるこ
とによって、前記台座部が前記抱持部で抱持されて、前
記弾性体と前記枠体とが組み合わされた可動接点組立体
とした。
【0014】また、第2の解決手段として、前記台座部
が環状をなすと共に、前記枠体が一枚の金属板で形成さ
れ、前記台座部は、複数箇所が前記抱持部で抱持された
可動接点組立体とした。
【0015】また、第3の解決手段として、前記内壁が
絞り加工によって筒状に形成された可動接点組立体とし
た。また、第4の解決手段として、前記外壁が絞り加工
によって筒状に形成された可動接点組立体とした。
【0016】また、第5の解決手段として、前記枠体の
前記底壁が多角形をなした可動接点組立体とした。ま
た、第6の解決手段として、前記外壁は、多角形をなし
た前記底壁の外周辺のそれぞれに対応して設けられた突
片が折り曲げられて形成された可動接点組立体とした。
【0017】また、第7の解決手段として、前記底壁に
は、前記外壁よりも外方に突出する1個、或いは複数個
の突出部が設けられた可動接点組立体とした。また、第
8の解決手段として、前記底壁には、下方に突出する複
数個の凸部が設けられた可動接点組立体とした。
【0018】また、第9の解決手段として、可動接点組
立体と、固定接点、及び取付用の金属導体とを有する絶
縁基体とを備え、前記可動接点が前記固定接点に対向し
た状態で、前記枠体の前記底壁が前記金属導体上に位置
して、前記枠体が前記金属導体に半田付けされたスイッ
チ装置とした。
【0019】また、第10の解決手段として、前記絶縁
基体がプリント基板で形成されると共に、前記固定接
点、及び前記金属導体が導電パターンで形成されたスイ
ッチ装置とした。また、第11の解決手段として、前記
突出部が前記金属導体上に位置したスイッチ装置とし
た。また、第12の解決手段として、前記凸部が前記絶
縁基体上、又は/及び前記金属導体上に当接したスイッ
チ装置とした。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の可動接点組立体、及びこ
れを用いたスイッチ装置の図面を説明すると、図1は本
発明の可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置
を示す平面図、図2は図1の2−2線における要部断面
図、図3は図1の3−3線における断面図である。
【0021】また、図4は本発明の可動接点組立体、及
びこれを用いたスイッチ装置に係り、枠体の製造方法を
示す平面図、図5は本発明の可動接点組立体、及びこれ
を用いたスイッチ装置に係り、枠体の製造方法を示す説
明図、図6は図5の6−6線における断面図、図7は図
5の7−7線における断面図である。
【0022】次に、本発明の可動接点組立体、及びこれ
を用いたスイッチ装置の構成を図1〜図7に基づいて説
明すると、可動接点組立体K1は、弾性体1と枠体11
とで構成されている。
【0023】そして、この弾性体1は、ゴムやエラスト
マー等の絶縁材でドーム状に形成され、内部に空洞部2
を有し、反転動作可能なスカート部3と、このスカート
部3の頂部に設けられた押圧部4と、スカート部3の裾
部に設けられた環状の台座部5と、空洞部2内の頂部に
設けられた可動接点6とで構成されている。
【0024】また、枠体11は、半付け可能な一枚の金
属板が絞り加工や折り曲げ加工されて形成され、外形が
多角形をなした環状の底壁12と、この底壁12から上
方に向かって延び、絞り加工によって底壁12の内方に
形成された筒状の内壁13と、底壁12から上方に向か
って延び、多角形の各外周辺から折り曲げられた突片か
らなる複数個の外壁14と、この外壁14の端部から折
り曲げ可能に延びる押さえ部15を有する。
【0025】また、枠体11は、底壁12から下方に突
出した複数個の凸部16と、外壁14よりも外方に突出
した状態で、底壁12から外方に突出する1個、或いは
複数個のT字状の突出部17を有する。
【0026】そして、この枠体11は、底壁12,内壁
13,外壁14,及び押さえ部15によって抱持部Aが
形成され、この枠体11は、複数個の抱持部Aが環状に
配置され構成となっている。
【0027】なお、この実施例では、一枚の金属板から
なる枠体11としたが、1個、或いは数個の抱持部Aを
有する複数個の枠体11を使用しても良い。
【0028】そして、このような構成を有する枠体11
の抱持部Aには、弾性体1の台座部5が複数の箇所で抱
持され、これによって、弾性体1と枠体11とが組み合
わされて、可動接点組立体K1が形成されている。
【0029】また、弾性体1と枠体11とが組み合わさ
れて、可動接点組立体K1が形成された際、台座部5の
下面が底壁12上に載置されると共に、台座部5の内、
外面が内、外壁13,14によって支持され、更に、台
座部5の上縁、或いは上面が押さえ部15によって押さ
えられた状態となって、台座部5が抱持部Aによって抱
持されている。
【0030】次に、この枠体11の製造方法、及び枠体
11と弾性体1の組立方法を図4〜図7に基づいて説明
すると、先ず、図4に示すように、一枚の金属板を打ち
抜き加工して、平板状の底壁12,底壁12の外周辺か
ら延びる突片からなる平板状の外壁14,及び外壁14
の端部から延びる平板状の押さえ部15を形成すると共
に、底壁12の内方には、絞り加工により内壁13を形
成する。また、これと同時に、外壁14の一部を打ち抜
き加工して、T字状の突出部17を形成する。
【0031】次に、図5〜図7に示すように、底壁12
に複数個の凸部16を形成すると共に、点線で示す折り
曲げ線S1で折り曲げして、先ず、外壁14から折り曲
げられた押さえ部15を形成する。
【0032】このような状態の枠体11に対して、ここ
では図示しないが、弾性体1の台座部5が内壁13をガ
イドにして底壁12上に載置される。そして、台座部5
が載置された後、点線で示す折り曲げ線S2で折り曲げ
する。すると、外壁14は、台座部5の外面に当接する
と共に、押さえ部15は、台座部5の上縁、或いは上面
に当接した状態となる。このようにして抱持部Aが形成
されると共に、枠体11と弾性体1の組立が完了して、
可動接点組立体K1が形成される。
【0033】なお、この実施例では、外壁14が突片を
折り曲げられたもので説明したが、外壁14は絞り加工
によって筒状に形成しても良く、この場合、後述したよ
うに、底壁12を半田付けした際に生じるフラックスの
侵入を防止できる。また、内壁13は、絞り加工の他
に、折り曲げ加工によって形成しても良い。
【0034】プリント基板からなる絶縁基体21には、
導電パターンからなる複数個の固定接点22と、導線パ
ターンからなる複数個の金属導体23が形成されてい
る。そして、複数個の各固定接点22に対応して、1
個、或いは複数個の金属導体23が配置された構成とな
っている。
【0035】なお、この実施例では、絶縁基体21がプ
リント基板で形成されたもので説明したが、成型品から
なる絶縁基体に、固定接点、及び金属導体を埋設、或い
はカシメ等によって取り付けたものでも良い。
【0036】そして、絶縁基体21上には、可動接点組
立体K1が載置された状態で、枠体11の底壁12が金
属導体23に半田付けされ、1個、或いは複数個の可動
接点組立体K1が絶縁基体21の所定の位置に取り付け
られて、スイッチ装置が構成されている。この半田付け
は、例えば、金属導体23上に予めクリーク半田を盛っ
ておき、底壁12を載置した状態で、熱風及び赤外線を
照射するリフロー炉内を通過させて、半田を溶融、固化
させることにより面実装が行われる。
【0037】また、可動接点組立体K1が取り付けられ
た際、可動接点6が固定接点22と対向した状態にある
と共に、凸部16が金属導体23上と絶縁基体21上に
当接して、底壁12と金属導体23との間に隙間を持た
せて、半田付け時や反転時の空気の逃げを行うことがで
きると共に、枠体11の下部に位置する絶縁基体21上
に、引出線等の導電パターンを形成でき、配線の密度を
高めることができる。
【0038】更に、T字状の突出部17は、金属導体2
3上に位置して、半田付けされると共に、この突出部1
7は、絶縁基体21に対する可動接点組立体K1の位置
決めの役目を行っている。即ち、組立時、光学式の位置
決め装置が突出部17の位置を監視することによって、
可動接点組立体K1の正確な位置決めを行っている。
【0039】なお、この実施例では、凸部16が金属導
体23上、及び絶縁基体21上に位置したもので説明し
たが、金属導体23と絶縁基体21の何れか一方に凸部
16を当接させても良い。
【0040】そして、このように構成されたスイッチ装
置は、押圧部4を押圧すると、スカート部3が反転動作
して、可動接点6が固定接点22に接触し、接点がON
状態となる。また、押圧部4の押圧を解除すると、スカ
ート部3が自己の弾性で反転動作して元の状態に戻り、
可動接点6が固定接点22から離れてOFFの状態とな
る。このようにしてスイッチ装置の操作が行われるもの
である。
【0041】そして、このように構成された可動接点組
立体K1は、種々の電気機器において、スイッチの数、
及びその配置が異なっていても、絶縁基体21上の所定
の箇所毎に一つの可動接点組立体K1を配置することに
よって対応することができるものである。その結果、可
動接点組立体K1は、共通の製造設備が製造できて、製
造費が安価となる。
【0042】また、スイッチ装置においては、可動接点
組立体K1が個々に取り付けられるため、その取付位置
のバラツキが少なく、セットのパネルに対する可動接点
組立体K1の位置を正確にできる。
【0043】
【発明の効果】本発明の可動接点組立体は、内部に可動
接点を設けた反転動作可能な絶縁材からなる弾性体と、
この弾性体に取り付けられた金属材からなる枠体とを備
え、弾性体は、内部に空洞部を有するスカート部と、こ
のスカート部の頂部に設けられた押圧部と、スカート部
の裾部に設けられた台座部と、空洞部内に配置された可
動接点を有し、枠体は、底壁と、この底壁から上方に向
かって延びる内壁と、この内壁から所定の間隔を置い
て、底壁から上方に向かって延びる外壁と、この外壁の
端部から折り曲げ可能に延びる押さえ部とを有し、底
壁、内壁、外壁、及び押さえ部によって抱持部が形成さ
れ、台座部の底面が底壁上に載置されると共に、台座部
の内、外面が内、外壁によって支持された状態で、台座
部の上縁、或いは上面が押さえ部によって押さえられる
ことによって、台座部が抱持部で抱持されて、弾性体と
枠体とが組み合わされた構成とした。このような構成に
よって、製造設備が共通化できて、従来に比して、安価
にできる。また、可動接点組立体毎に実装するため、そ
の実装面積を小さくできて、小型化を図ることができ
る。また、抱持部で台座部が抱持されるため、弾性体を
確実に保持でき、確実な反転動作を得ることができると
共に、弾性体に伸縮が生じても、高さ方向のバラツキを
抑制することができる。
【0044】また、台座部が環状をなすと共に、枠体が
一枚の金属板で形成され、台座部は、複数箇所が抱持部
で抱持されたため、その組立が簡単で、生産性の良好な
ものが得られる。
【0045】また、内壁が絞り加工によって筒状に形成
されたため、台座部の内面を一層確実に支持できて、確
実な反転動作を得ることができると共に、フラックスの
侵入を少なくできる。
【0046】また、外壁が絞り加工によって筒状に形成
されたため、台座部の外面を一層確実に支持できて、確
実な反転動作を得ることができると共に、フラックスの
侵入を少なくできる。
【0047】また、枠体の底壁が多角形をなしたため、
その形状が簡単で、生産性が良く、安価なものが得られ
る。
【0048】また、外壁は、多角形をなした底壁の外周
辺のそれぞれに対応して設けられた突片が折り曲げられ
て形成されたため、その形状が簡単で、生産性が良く、
安価なものが得られる。
【0049】また、底壁には、外壁よりも外方に突出す
る1個、或いは複数個の突出部が設けられたため、突出
部が絶縁基体に対する可動接点組立体の位置決めの役目
を行うことができて、正確な可動接点組立体の取付がで
きる。
【0050】また、底壁には、下方に突出する複数個の
凸部が設けられたため、凸部によって、底壁と金属導体
との間に隙間を持たせて、半田付け時や押圧による反転
時の空気の逃げを行うことができると共に、枠体の下部
に位置する絶縁基体上に、引出線等の導電パターンを形
成でき、配線の密度を高めることができる。
【0051】また、本発明のスイッチ装置は、可動接点
組立体と、固定接点、及び取付用の金属導体とを有する
絶縁基体とを備え、可動接点が固定接点に対向した状態
で、枠体の底壁が金属導体上に位置して、枠体が金属導
体に半田付けされたため、安価で、且つ、小型化を図る
ことができると共に、弾性体の反転動作の確実なスイッ
チ装置を提供できる。
【0052】また、絶縁基体がプリント基板で形成され
ると共に、固定接点、及び金属導体が導電パターンで形
成されたため、安価で、生産性の良好なものが得られ
る。
【0053】また、突出部が金属導体上に位置したた
め、絶縁基体に対する可動接点組立体の位置決めの正確
なスイッチ装置を提供できる。
【0054】また、凸部が絶縁基体上、又は/及び金属
導体上に当接したため、半田付け時や押圧による反転時
の空気の逃げを行うことができると共に、枠体の下部に
位置する絶縁基体上に、引出線等の導電パターンを形成
でき、配線の密度を高めることができて、小型のスイッ
チ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置を示す平面図。
【図2】図1の2−2線における断面図。
【図3】図1の3−3線における断面図。
【図4】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置に係り、枠体の製造方法を示す平面図。
【図5】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置に係り、枠体の製造方法を示す説明図。
【図6】図5の6−6線における断面図。
【図7】図5の7−7線における断面図。
【図8】従来の可動接点組立体、及びこれを用いたスイ
ッチ装置に係る分解斜視図。
【図9】従来の可動接点組立体、及びこれを用いたスイ
ッチ装置に係る要部拡大断面図。
【符号の説明】
K1 可動接点組立体 1 弾性体 2 空洞部 3 スカート部 4 押圧部 5 台座部 6 可動接点 11 枠体 12 底壁 13 内壁 14 外壁 15 押さえ部 16 凸部 17 突出部 A 抱持部 S1 折り曲げ線 S2 折り曲げ線 21 絶縁基体 22 固定接点 23 金属導体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に可動接点を設けた反転動作可能な
    絶縁材からなる弾性体と、この弾性体に取り付けられた
    金属材からなる枠体とを備え、前記弾性体は、内部に空
    洞部を有するスカート部と、このスカート部の頂部に設
    けられた押圧部と、前記スカート部の裾部に設けられた
    台座部と、前記空洞部内に配置された前記可動接点を有
    し、前記枠体は、底壁と、この底壁から上方に向かって
    延びる内壁と、この内壁から所定の間隔を置いて、前記
    底壁から上方に向かって延びる外壁と、この外壁の端部
    から折り曲げ可能に延びる押さえ部とを有し、前記底
    壁、前記内壁、前記外壁、及び前記押さえ部によって抱
    持部が形成され、前記台座部の底面が前記底壁上に載置
    されると共に、前記台座部の内、外面が前記内、外壁に
    よって支持された状態で、前記台座部の上縁、或いは上
    面が前記押さえ部によって押さえられることによって、
    前記台座部が前記抱持部で抱持されて、前記弾性体と前
    記枠体とが組み合わされたことを特徴とする可動接点組
    立体。
  2. 【請求項2】 前記台座部が環状をなすと共に、前記枠
    体が一枚の金属板で形成され、前記台座部は、複数箇所
    が前記抱持部で抱持されたことを特徴とする請求項1記
    載の可動接点組立体。
  3. 【請求項3】 前記内壁が絞り加工によって筒状に形成
    されたことを特徴とする請求項2記載の可動接点組立
    体。
  4. 【請求項4】 前記外壁が絞り加工によって筒状に形成
    されたことを特徴とする請求項2,又は3記載の可動接
    点組立体。
  5. 【請求項5】 前記枠体の前記底壁が多角形をなしたこ
    とを特徴とする請求項2,又は3記載の可動接点組立
    体。
  6. 【請求項6】 前記外壁は、多角形をなした前記底壁の
    外周辺のそれぞれに対応して設けられた突片が折り曲げ
    られて形成されたことを特徴とする請求項5記載の可動
    接点組立体。
  7. 【請求項7】 前記底壁には、前記外壁よりも外方に突
    出する1個、或いは複数個の突出部が設けられたことを
    特徴とする請求項1から6の何れかに記載の可動接点組
    立体。
  8. 【請求項8】 前記底壁には、下方に突出する複数個の
    凸部が設けられたことを特徴とする請求項1から7の何
    れかに記載の可動接点組立体。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れかに記載の可動接
    点組立体と、固定接点、及び取付用の金属導体とを有す
    る絶縁基体とを備え、前記可動接点が前記固定接点に対
    向した状態で、前記枠体の前記底壁が前記金属導体上に
    位置して、前記枠体が前記金属導体に半田付けされたこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記絶縁基体がプリント基板で形成さ
    れると共に、前記固定接点、及び前記金属導体が導電パ
    ターンで形成されたことを特徴とする請求項9記載のス
    イッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記突出部が前記金属導体上に位置し
    たことを特徴とする請求項9、又は10記載のスイッチ
    装置。
  12. 【請求項12】 前記凸部が前記絶縁基体上、又は/及
    び前記金属導体上に当接したことを特徴とする請求項9
    から11の何れかに記載のスイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105655174A (zh) * 2016-03-29 2016-06-08 郑建娜 一种可发光的贴片式弹性按键

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