JP2003323829A - 可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置 - Google Patents

可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置

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JP2003323829A JP2002127649A JP2002127649A JP2003323829A JP 2003323829 A JP2003323829 A JP 2003323829A JP 2002127649 A JP2002127649 A JP 2002127649A JP 2002127649 A JP2002127649 A JP 2002127649A JP 2003323829 A JP2003323829 A JP 2003323829A
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武 箱崎
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丈二 堤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動接点組立体の製造費が安価で、弾性体の
操作性が良く、且つ、その取付位置のバラツキの少ない
可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置を提供
する。 【解決手段】 本発明の可動接点組立体は、枠体11の
外壁12と上板13とで弾性体1の台座部5が支持され
て、弾性体1と枠体11とが一体的に組み合わされたた
め、製造設備が共通化できて、従来に比して、安価にで
き、また、可動接点組立体毎に実装するため、その実装
面積を小さくできて、小型化を図ることができ、更に、
外壁12と上板13とで台座部5が支持されて、弾性体
1を確実に保持でき、確実な反転動作が得られて、操作
性の良好なものが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は種々の電気機器に使
用して好適な可動接点組立体、及びこれを用いたスイッ
チ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可動接点組立体、及びこれを用い
たスイッチ装置の図面を説明すると、図12は従来の可
動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置に係る分
解斜視図、図13は従来の可動接点組立体、及びこれを
用いたスイッチ装置に係る要部拡大断面図である。
【0003】次に、従来の可動接点組立体、及びこれを
用いたスイッチ装置の構成を図12,図13に基づいて
説明すると、可動接点組立体K2は、ゴムで形成された
一枚の弾性シート51で形成されている。
【0004】そして、この弾性シート51は、板状のシ
ート部52と、このシート部52に連結された状態で、
シート部52の上面から突出形成された複数のドーム部
53と、シート部52の外周部から下方に突出して設け
られた抱持部54とで構成されている。
【0005】また、ドーム部53は、内部に空洞部53
aを有し、反転動作可能なスカート部53bと、このス
カート部53bの頂部に設けられた押圧部53cと、空
洞部53a内の頂部に設けられた可動接点53dとで構
成され、このドーム部53は、スカート部53bの裾部
がシート部52に連結された状態となっている。
【0006】プリント基板55は、一対の接点部からな
る複数個の固定接点56が導線パターンによって形成さ
れ、このプリント基板55は、可動接点組立体K2であ
る弾性シート51の下面に配置された状態で、プリント
基板55の側端面が抱持部54で抱持されることによっ
て、プリント基板55と可動接点組立体K2とが組み合
わされて、スイッチ装置が構成されている。
【0007】そして、プリント基板55と可動接点組立
体K2とが組み合わされた際、可動接点53dと固定接
点56とが対向した状態となり、この状態で、押圧部5
3cを押圧すると、スカート部53bが反転動作して、
可動接点53dが固定接点56に接触し、接点がON状
態となる。
【0008】また、押圧部53cの押圧を解除すると、
スカート部53bが自己の弾性で反転動作して元の状態
に戻り、可動接点53dが固定接点56から離れてOF
Fの状態となる。このようにしてスイッチ装置の操作が
行われるものである。
【0009】しかしながら、弾性シート51からなる可
動接点組立体K2は、種々の電気機器に対応するため
に、シート部52の大きさ、形状、及びドーム部53の
数、その配置の異なるものが要求され、多種類の可動接
点組立体K2を用意する必要がある。その結果、可動接
点組立体K2の種類に応じた成形金型等の製造設備が必
要で、製造費が高くなって、高価となる。
【0010】また、スイッチ装置においては、可動接点
組立体K2のシート部52にバラツキが生じる。即ち、
このシート部52は、製造上におけるバラツキと、環境
下の温度変化による伸縮が大きく、このため、セットの
パネルに対するドーム部53の位置にバラツキが生じる
ものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の可動接点組立体
は、シート部52の大きさ、形状、及びドーム部53の
数、その配置の異なるものを多種類用意する必要がある
ため、製造費が高くなって、高価となるという問題があ
る。また、スイッチ装置において、特に、シート部52
は、製造上におけるバラツキと、環境下の温度変化によ
る伸縮が大きく、このため、セットのパネルに対するド
ーム部53の位置にバラツキが生じ、商品価値が低下す
るという問題がある。また、ドーム部53の裾部は、シ
ート部52に連結された状態であるため、その支持が弱
く、このため、ドーム部53の反転動作が大きくバラツ
キ、ドーム部53の操作性が悪くなるという問題があ
る。
【0012】そこで、本発明は、可動接点組立体の製造
費が安価で、弾性体の操作性が良く、且つ、その取付位
置のバラツキの少ない可動接点組立体、及びこれを用い
たスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、内部に可動接点を設けた反転
動作可能な絶縁材からなる弾性体と、この弾性体に取り
付けられた金属材からなる枠体とを備え、前記弾性体
は、内部に空洞部を有するスカート部と、このスカート
部の頂部に設けられた押圧部と、前記スカート部の裾部
に設けられた台座部と、前記空洞部内に配置された前記
可動接点を有し、前記枠体は、上方に向かって延びる外
壁と、この外壁の端部から折り曲げられた上板と、前記
外壁の下端部に設けられた凹部、及び凸部とを有し、前
記外壁と前記上板とで形成された空間部には前記台座部
が配置され、前記台座部の外側面が前記外壁の内面に当
接して支持されると共に、前記台座部の上面が前記上板
の内面に当接して支持されることによって、前記弾性体
と前記枠体とが一体的に組み合わされた可動接点組立体
とした。
【0014】また、第2の解決手段として、前記台座部
が環状をなすと共に、前記枠体が一枚の金属板で形成さ
れて、前記外壁が筒状をなした可動接点組立体とした。
また、第3の解決手段として、前記外壁が絞り加工によ
って筒形に形成された可動接点組立体とした。
【0015】また、第4の解決手段として、前記枠体
は、前記外壁と対向した状態で、前記上板から折り曲げ
られた内壁を有し、この内壁が前記前記台座部の内面に
当接して、前記内、外壁によって前記台座部を挟持した
可動接点組立体とした。
【0016】また、第5の解決手段として、前記枠体の
前記外壁が多角形の筒形をなした可動接点組立体とし
た。また、第6の解決手段として、多角形の筒形をなし
た前記外壁の角部に位置した状態で、孔、或いは切り欠
き部からなる逃げ部が設けられた可動接点組立体とし
た。
【0017】また、第7の解決手段として、前記外壁の
下端部から外方に折り曲げられた突片が設けられた可動
接点組立体とした。また、第8の解決手段として、前記
突片は、前記凹部から外方に折り曲げられて形成され、
前記突片は、前記凸部の下端部から隙間を持った状態で
上方に位置した可動接点組立体とした。
【0018】また、第9の解決手段として、可動接点組
立体と、固定接点、及び取付用の金属導体とを有する絶
縁基体とを備え、前記可動接点が前記固定接点に対向し
た状態で、前記枠体の前記凸部が前記絶縁基体上に載置
され、前記枠体の前記外壁が前記金属導体に半田付けさ
れたスイッチ装置とした。また、第10の解決手段とし
て、前記絶縁基体がプリント基板で形成されると共に、
前記固定接点、及び前記金属導体が導電パターンで形成
されたスイッチ装置とした。
【0019】また、第11の解決手段として、前記枠体
の前記凹部が前記金属導体に対向した状態で配置され、
前記凹部の位置で前記枠体が前記金属導体に半田付けさ
れたスイッチ装置とした。また、第12の解決手段とし
て、前記突片が前記金属導体上に半田付けされたスイッ
チ装置とした。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の可動接点組立体、及びこ
れを用いたスイッチ装置の図面を説明すると、図1は本
発明の可動接点組立体、及びこれを用いたスイッチ装置
の第1実施例を示す平面図、図2は図1の2−2線にお
ける要部断面図、図3は本発明の可動接点組立体、及び
これを用いたスイッチ装置の第1実施例における要部の
拡大断面図である。
【0021】また、図4は本発明の可動接点組立体、及
びこれを用いたスイッチ装置の第1実施例に係り、可動
接点組立体の下面図、図5は本発明の可動接点組立体、
及びこれを用いたスイッチ装置の第1実施例に係り、絶
縁基体の平面図、図6は本発明の可動接点組立体、及び
これを用いたスイッチ装置の第1実施例に係り、枠体の
平面図、図7は本発明の可動接点組立体、及びこれを用
いたスイッチ装置の第1実施例に係り、枠体の正面図で
ある。
【0022】また、図8は本発明の可動接点組立体、及
びこれを用いたスイッチ装置の第2実施例に係り、枠体
の平面図、図9は本発明の可動接点組立体、及びこれを
用いたスイッチ装置の第2実施例に係り、枠体の正面
図、図10は本発明の可動接点組立体、及びこれを用い
たスイッチ装置に係り、可動接点組立体の配列の一実施
例を示す平面図、図11は本発明の可動接点組立体、及
びこれを用いたスイッチ装置に係り、可動接点組立体の
配列の他の実施例を示す平面図である。
【0023】次に、本発明の可動接点組立体、及びこれ
を用いたスイッチ装置の第1実施例の構成を図1〜図7
に基づいて説明すると、可動接点組立体K1は、弾性体
1と枠体11とで構成されている。
【0024】そして、この弾性体1は、ゴムやエラスト
マー等の絶縁材でドーム状に形成され、内部に空洞部2
を有し、反転動作可能なスカート部3と、このスカート
部3の頂部に設けられた押圧部4と、スカート部3の裾
部に設けられた環状の台座部5と、空洞部2内の頂部に
設けられた可動接点6とで構成されている。また、台座
部5の下面には、空洞部2と繋がって、空洞部2内の空
気が出入りできるようにするために、凹部からなる通路
5aが設けられている。
【0025】また、枠体11は、半付け可能な一枚の金
属板が絞り加工されて形成され、多角形の筒形をなした
環状の外壁12と、この外壁12の上端部から内方に折
り曲げられた上板13と、外壁12と対向した状態で、
上板13から下方に折り曲げられた円筒状の内壁14
と、外壁12の下端部に設けられた凸部15と、外壁1
2の下端部に設けられ、凸部15と隣り合わせに設けら
れた凹部16と、この凹部16の位置から外方に突出す
るように折り曲げられた突片17と、多角形の筒形の外
壁12の角部に位置した状態で設けられた孔からなる逃
げ部18とを有する。なお、凸部15は、外壁12の下
端部からの突出量が同一となるように複数形成されてお
り、図4に示す実施例では、3カ所の凸部15によって
3点支持が可能となっている。
【0026】そして、凹部16の天井部、及び突片17
の下面は、凸部15の下端部から隙間を持った状態で、
上方に位置しており、また、逃げ部18は、各角部に位
置した状態で設けられており、この逃げ部18によっ
て、絞り加工時における肉部の逃げを行って、絞り加工
の精度を上げている。
【0027】なお、この実施例では、一枚の金属板から
なる枠体11としたが、複数個の枠体11を使用しても
良い。
【0028】このような構成を有する枠体11には、弾
性体1の押圧部4側を先にして、枠体11の下方から組
み合わされて、可動接点組立体K1が形成される。そし
て、弾性体1と枠体11とが組み合わされて、可動接点
組立体K1が形成された際、外壁12の内面には台座部
5の外側面が当接し、また、上板13の内面には台座部
5の上面が当接し、更に、内壁14には台座部5の内面
が当接して、外壁12,上板13,及び内壁14で台座
部5が挟持された状態となって、弾性体1と枠体11と
が一体化される。即ち、弾性体1の台座部5の弾性を利
用して、弾性体1と枠体11とが一体化されている。
【0029】なお、この実施例では、外壁14が絞り加
工で形成されたもので説明したが、折り曲げ加工によっ
て形成しても良い。
【0030】プリント基板からなる絶縁基体21には、
特に図5に示すように、それぞれが引出線に接続された
一対の導電パターンからなる複数個の固定接点22と、
グランドパターンに接続された導電パターンからなる複
数個の金属導体23が同一の面に形成されている。
【0031】なお、この実施例では、絶縁基体21がプ
リント基板で形成されたもので説明したが、成型品から
なる絶縁基体に、固定接点、及び金属導体を埋設、或い
はカシメ等によって取り付けたものでも良い。
【0032】そして、絶縁基体21上には、枠体11の
凸部15を絶縁基体21上に当接させて、凹部16に固
定接点22の引出線が配置されて、枠体11との干渉を
避けた状態で枠体11外に引き出され、可動接点組立体
K1が載置される。そして、この状態で枠体11が金属
導体23に半田付けされ、1個、或いは複数個の可動接
点組立体K1が絶縁基体21の所定の位置に取り付けら
れて、スイッチ装置が構成されている。
【0033】また、可動接点組立体K1が取り付けられ
た際、可動接点6が固定接点22と対向した状態にある
と共に、突片17が金属導体23との間に隙間を持たせ
て、金属導体23に半田付けされて、枠体11が接地さ
れた構成となっている。この半田付けは、金属導体23
上にクリーム半田を盛っておき、このクリーム半田に突
片17の下面を接触させた状態でリフロー炉に搬送し、
クリーム半田を溶融・固化させることによって行われる
が、突片17の側面の他に、前述の金属導体23との隙
間によって、突片17の下面にもフィレットを形成で
き、枠体11を強固に取り付けることができる。
【0034】更に、この突片17は、絶縁基体21に対
する可動接点組立体K1の位置決めの役目を行ってい
る。即ち、組立時、光学式の位置決め装置が突片17の
位置を監視することによって、可動接点組立体K1の正
確な位置決めを行っている。
【0035】なお、この実施例では、金属導体23との
間に隙間を持った突片17が金属導体23に半田付けさ
れたものであるが、枠体11の凹部16を金属導体23
上に位置して、凹部16の天井部と金属導体23との間
に隙間を持たせ、この凹部16の位置で、枠体11を金
属導体23に半田付けしても良い。また、枠体11と金
属導体23との固定を半田付けで行うものに代えて、突
片17に開口を設け、金属導体23をピン形状として、
両者を嵌合させて固定するようにしても良い。
【0036】また、図8,図9は、可動接点組立体、及
びこれを用いたスイッチ装置の第2実施例を示し、この
第2実施例を説明すると、枠体11には、多角形の筒形
の外壁12の角部の位置に、切り欠き部からなる逃げ部
18が設けられたもので、その他の構成は、前記第1実
施例と同様であるので、同一部品に同一番号付して、そ
の説明を省略する。
【0037】そして、このように構成されたスイッチ装
置は、押圧部4を押圧すると、スカート部3が反転動作
して、可動接点6が一対の固定接点22に接触し、接点
がON状態となる。また、押圧部4の押圧を解除する
と、スカート部3が自己の弾性で反転動作して元の状態
に戻り、可動接点6が固定接点22から離れてOFFの
状態となる。このようにしてスイッチ装置の操作が行わ
れるものである。
【0038】そして、このように構成された可動接点組
立体K1は、種々の電気機器において、スイッチの数、
及びその配置が異なっていても、絶縁基体21上の所定
の箇所毎に一つの可動接点組立体K1を配置することに
よって対応することができるものである。その結果、可
動接点組立体K1は、共通の製造設備が製造できて、製
造費が安価となる。
【0039】また、スイッチ装置においては、可動接点
組立体K1が個々に取り付けられるため、その取付位置
のバラツキが少なく、セットのパネルに対する可動接点
組立体K1の位置を正確にできる。
【0040】また、図10は本発明の可動接点組立体K
1の配列の一実施例を示し、この図10で示す一実施例
は、絶縁基板21上に9個の八角状をなした可動接点組
立体K1が整列した状態で配置されると共に、横隣りに
位置する可動接点組立体K1同士の枠体11の突片17
が互いに対向した状態で配置されされたものである。
【0041】また、図11は本発明の可動接点組立体K
1の配列の他の実施例を示し、この図11で示す他の実
施例は、絶縁基板21上に9個の八角状をなした可動接
点組立体K1が整列した状態で配置されると共に、斜向
かいに位置する可動接点組立体K1同士の枠体11の突
片17が互いに対向した状態で配置されされたものであ
る。
【0042】このように、斜向かいに位置する可動接点
組立体K1同士の枠体11の突片17が互いに対向した
状態で配置すると、隣り合う可動接点組立体K1間の間
隔を小さくできて、小型のスイッチ装置が得られる。
【0043】
【発明の効果】本発明の可動接点組立体は、内部に可動
接点を設けた反転動作可能な絶縁材からなる弾性体と、
この弾性体に取り付けられた金属材からなる枠体とを備
え、弾性体は、内部に空洞部を有するスカート部と、こ
のスカート部の頂部に設けられた押圧部と、スカート部
の裾部に設けられた台座部と、空洞部内に配置された可
動接点を有し、枠体は、上方に向かって延びる外壁と、
この外壁の端部から折り曲げられた上板と、外壁の下端
部に設けられた凹部、及び凸部とを有し、外壁と上板と
で形成された空間部には台座部が配置され、台座部の外
側面が外壁の内面に当接して支持されると共に、台座部
の上面が上板の内面に当接して支持されることによっ
て、弾性体と枠体とが一体的に組み合わされた構成とし
た。このような構成によって、製造設備が共通化でき
て、従来に比して、安価にできる。また、可動接点組立
体毎に実装するため、その実装面積を小さくできて、小
型化を図ることができる。また、外壁と上板とで台座部
が支持されるため、弾性体を確実に保持でき、確実な反
転動作が得られて、操作性が良好となると共に、弾性体
に伸縮が生じても、高さ方向のバラツキを抑制すること
ができる。また、外壁の下端部に凹部と凸部を設けるこ
とによって、実装された際、凹部の下部に引出線等の導
電パターンを形成できて、配線密度を上げることができ
る。
【0044】また、台座部が環状をなすと共に、枠体が
一枚の金属板で形成されて、外壁が筒状をなしたため、
その組立が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
【0045】また、外壁が絞り加工によって筒形に形成
されたため、生産性が良く、台座部の外面を一層確実に
支持できて、確実な反転動作を得ることができる。
【0046】また、枠体は、外壁と対向した状態で、上
板から折り曲げられた内壁を有し、この内壁が台座部の
内面に当接して、内、外壁によって台座部を挟持したた
め、枠体による台座部の支持が一層確実となり、確実な
反転動作を得ることができる。
【0047】また、枠体の外壁が多角形の筒形をなした
ため、その形状が簡単で、生産性が良く、安価なものが
得られる。
【0048】また、多角形の筒形をなした外壁の角部に
位置した状態で、孔、或いは切り欠き部からなる逃げ部
が設けられたため、絞り加工の精度を上げることができ
て、精度の良い枠体が得られる。
【0049】また、外壁の下端部から外方に折り曲げら
れた突片が設けられたため、突片が絶縁基体に対する可
動接点組立体の位置決めの役目を行うことができて、正
確な可動接点組立体の取付ができる。
【0050】また、突片は、凹部から外方に折り曲げら
れて形成され、突片は、凸部の下端部から隙間を持った
状態で上方に位置したため、実装された際、突片が隙間
を持った状態で金属導体に対向し、突片の下面にも半田
付けできて、枠体の確実な半田付けができる。
【0051】また、本発明のスイッチ装置は、可動接点
組立体と、固定接点、及び取付用の金属導体とを有する
絶縁基体とを備え、可動接点が固定接点に対向した状態
で、枠体の凸部が絶縁基体上に載置され、枠体の外壁が
金属導体に半田付けされたため、安価で、且つ、小型化
を図ることができると共に、弾性体の反転動作の確実な
スイッチ装置を提供できる。また、実装された際、凹部
の下部に引出線等の導電パターンを形成できて、配線密
度を上げることができる。
【0052】また、絶縁基体がプリント基板で形成され
ると共に、固定接点、及び金属導体が導電パターンで形
成されたため、安価で、生産性の良好なものが得られ
る。
【0053】また、枠体の凹部が金属導体に対向した状
態で配置され、凹部の位置で枠体が金属導体に半田付け
されたため、凹部が隙間を持った状態で金属導体上に位
置できて、枠体が金属導体に半田付けを確実にできる。
【0054】また、突片が金属導体上に半田付けされた
ため、金属導体に広範囲に半田付けできて、枠体の確実
な半田付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第1実施例を示す平面図。
【図2】図1の2−2線における要部断面図。
【図3】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第1実施例における要部の拡大断面図。
【図4】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第1実施例に係り、可動接点組立体の下面
図。
【図5】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第1実施例に係り、絶縁基体の平面図。
【図6】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第1実施例に係り、枠体の平面図。
【図7】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第1実施例に係り、枠体の正面図。
【図8】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第2実施例に係り、枠体の平面図。
【図9】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置の第2実施例に係り、枠体の正面図。
【図10】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いた
スイッチ装置に係り、可動接点組立体の配列の一実施例
を示す平面図。
【図11】本発明の可動接点組立体、及びこれを用いた
スイッチ装置に係り、可動接点組立体の配列の他の実施
例を示す平面図。
【図12】従来の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置に係る分解斜視図。
【図13】従来の可動接点組立体、及びこれを用いたス
イッチ装置に係る要部拡大断面図。
【符号の説明】
K1 可動接点組立体 1 弾性体 2 空洞部 3 スカート部 4 押圧部 5 台座部 5a 通路 6 可動接点 11 枠体 12 外壁 13 上板 14 内壁 15 凸部 16 凹部 17 突片 21 絶縁基体 22 固定接点 23 金属導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G006 AA02 AB25 AC03 AC07 AZ01 BA01 BB03 DD01 FB08 FD05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に可動接点を設けた反転動作可能な
    絶縁材からなる弾性体と、この弾性体に取り付けられた
    金属材からなる枠体とを備え、前記弾性体は、内部に空
    洞部を有するスカート部と、このスカート部の頂部に設
    けられた押圧部と、前記スカート部の裾部に設けられた
    台座部と、前記空洞部内に配置された前記可動接点を有
    し、前記枠体は、上方に向かって延びる外壁と、この外
    壁の端部から折り曲げられた上板と、前記外壁の下端部
    に設けられた凹部、及び凸部とを有し、前記外壁と前記
    上板とで形成された空間部には前記台座部が配置され、
    前記台座部の外側面が前記外壁の内面に当接して支持さ
    れると共に、前記台座部の上面が前記上板の内面に当接
    して支持されることによって、前記弾性体と前記枠体と
    が一体的に組み合わされたことを特徴とする可動接点組
    立体。
  2. 【請求項2】 前記台座部が環状をなすと共に、前記枠
    体が一枚の金属板で形成されて、前記外壁が筒状をなし
    たことを特徴とする請求項1記載の可動接点組立体。
  3. 【請求項3】 前記外壁が絞り加工によって筒形に形成
    されたことを特徴とする請求項2記載の可動接点組立
    体。
  4. 【請求項4】 前記枠体は、前記外壁と対向した状態
    で、前記上板から折り曲げられた内壁を有し、この内壁
    が前記前記台座部の内面に当接して、前記内、外壁によ
    って前記台座部を挟持したことを特徴とする請求項2、
    又は3記載の可動接点組立体。
  5. 【請求項5】 前記枠体の前記外壁が多角形の筒形をな
    したことを特徴とする請求項3,又は4記載の可動接点
    組立体。
  6. 【請求項6】 多角形の筒形をなした前記外壁の角部に
    位置した状態で、孔、或いは切り欠き部からなる逃げ部
    が設けられたことを特徴とする請求項5記載の可動接点
    組立体。
  7. 【請求項7】 前記外壁の下端部から外方に折り曲げら
    れた突片が設けられたことを特徴とする請求項1から6
    の何れかに記載の可動接点組立体。
  8. 【請求項8】 前記突片は、前記凹部から外方に折り曲
    げられて形成され、前記突片は、前記凸部の下端部から
    隙間を持った状態で上方に位置したことを特徴とする請
    求項7記載の可動接点組立体。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れかに記載の可動接
    点組立体と、固定接点、及び取付用の金属導体とを有す
    る絶縁基体とを備え、前記可動接点が前記固定接点に対
    向した状態で、前記枠体の前記凸部が前記絶縁基体上に
    載置され、前記枠体の前記外壁が前記金属導体に半田付
    けされたことを特徴とするスイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記絶縁基体がプリント基板で形成さ
    れると共に、前記固定接点、及び前記金属導体が導電パ
    ターンで形成されたことを特徴とする請求項9記載のス
    イッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記枠体の前記凹部が前記金属導体に
    対向した状態で配置され、前記凹部の位置で前記枠体が
    前記金属導体に半田付けされたことを特徴とする請求項
    9,又は10記載のスイッチ装置。
  12. 【請求項12】 前記突片が前記金属導体上に半田付け
    されたことを特徴とする請求項9から11の何れかに記
    載のスイッチ装置。
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