JP2005019314A - 多方向押圧型スイッチ - Google Patents

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昇 藤間
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Abstract

【課題】小型化が容易に図れる多方向押圧型スイッチを提供する。
【解決手段】押圧スイッチ30をオンオフする押圧操作型物40の操作部43,43と、揺動スイッチ77,79をオンオフする揺動操作型物80の操作部89に同一の操作つまみ100を取り付けるとともに、揺動操作型物80の操作部89と操作つまみ100の間には操作つまみ100の押圧方向に対して隙間を設けておき、これによって操作つまみ100全体を押圧して下降した際は押圧操作型物40のみが下降して押圧スイッチ30がオンし、操作つまみ100を揺動した際は揺動操作型物80が揺動して揺動スイッチ77,79がオンする。押圧スイッチ30と揺動スイッチ77,79とを上下に積層して設置すると共に、下側に位置する押圧操作型物40には一対の操作部43,43を設け、これら一対の操作部43,43の間に上側の揺動操作型物80に設けた操作部89を設置する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作つまみを揺動することでスイッチをオンオフするとともに、この操作つまみ又は他の操作つまみを真下に押圧することでスイッチをオンオフする構造の多方向押圧型スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車載用ナビゲーションシステム、コンピュータ、各種携帯機器、各種OA機器、ゲーム機などを操作するデバイスとして、多方向押圧型スイッチがある。そしてこの種の多方向押圧型スイッチの中には、操作つまみをシーソー状に揺動することでそれぞれの揺動方向に応じたスイッチがオンするとともに、操作つまみを押圧することで上記とは別のスイッチがオンする構造の多方向押圧型スイッチがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら上記従来の多方向押圧型スイッチにおいては、操作つまみを揺動した際にオンするスイッチと、操作つまみを押圧した際にオンするスイッチとが、全て同一の基板上に設置されており、しかも各スイッチ上には反転板が設置されているので、全ての反転板を平面状に設置する面積以上にはスイッチを設けた基板の面積の小型化が図れず、これらのことから多方向押圧型スイッチの小型化が阻害されていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−208331号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、その小型化が容易に図れる多方向押圧型スイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明にかかる多方向押圧型スイッチは、押圧スイッチをオンオフする押圧操作型物の操作部と、揺動スイッチをオンオフする揺動操作型物の操作部に同一の操作つまみを取り付けるとともに、揺動操作型物の操作部と操作つまみの間には操作つまみの押圧方向に対して隙間を設けておき、これによって操作つまみ全体を押圧して下降した際は押圧操作型物が下降して押圧スイッチがオンし、操作つまみを揺動した際は揺動操作型物が揺動して揺動スイッチがオンすることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、前記押圧スイッチと揺動スイッチとを上下に積層して設置すると共に、押圧操作型物と揺動操作型物の内の何れか下側に位置する型物には一対の操作部を設け、これら一対の操作部の間に上側の型物に設けた操作部を設置することを特徴とする。
【0008】
また本発明にかかる多方向押圧型スイッチは、操作部に押圧操作つまみを取り付けた押圧操作型物と、操作部に揺動操作つまみを取り付けた揺動操作型物と、押圧操作型物に設けた押圧部に対向する位置に設置される押圧スイッチと、揺動操作型物に設けた押圧部に対向する位置に設置される揺動スイッチとを具備し、前記押圧スイッチと揺動スイッチとを上下に積層して設置するとともに、押圧操作型物と揺動操作型物の内の何れか下側に位置する型物には一対の操作部を設け、これら一対の操作部の間に上側の型物に設けた操作部を設置し、押圧操作つまみを押圧して下降した際は押圧操作型物が下降して押圧スイッチがオンし、揺動操作つまみを揺動した際は揺動操作型物が揺動して揺動スイッチがオンすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかる多方向押圧型スイッチ1(但し操作つまみ100の記載は省略)を示す分解斜視図である。同図に示すように多方向押圧型スイッチ1は、押圧スイッチ体10の上に押圧操作型物40、揺動スイッチ体50、揺動操作型物80、ケース90を取り付けて構成されている。以下各構成部品について説明する。
【0010】
押圧スイッチ体10は、合成樹脂を略矩形の板状に成形してなる基体11内に二つの端子板21,25をインサートして構成されている。基台11の上面中央には矩形凹状の収納部13が設けられ、収納部13の中央にはさらに円形凹状の反転板収納部15が設けられている。反転板収納部15内の底面中央には一方の端子板21に連結している中央接点23の表面が露出し、反転板収納部15内の底面の周囲四ヶ所には他方の端子板25に連結している周囲接点27の表面が露出している。そして反転板収納部15内に弾性金属板をドーム形状に形成した反転板(この実施の形態では可動接点板となっている)29を収納することで押圧スイッチ30が構成される。つまり押圧スイッチ30は中央接点23と周囲接点27と反転板29とによって構成される。一方基体11の角部の二ヶ所には位置決め穴17,17が設けられ、また基体11の対向する短い方の一対の辺の下面は係止部19,19となっている。
【0011】
押圧操作型物40は合成樹脂成形品であり、矩形状の板状体からなる基部41の下面中央に押圧部45を設けると共に、基部41の上面両端近傍部分から上方向に向かって一対の柱状の操作部43,43を突出して構成されている。
【0012】
揺動スイッチ体50は合成樹脂を略矩形の板状に成形してなる基体51内に三つの端子板61,65,69をインサートして構成されている。基台51の上面中央には矩形凹状の収納部53が設けられ、収納部53の底面にはさらに一対の円形凹状の反転板収納部55,56が設けられている。一方の反転板収納部55内の底面中央には端子板61に連結している中央接点63の表面が露出し、その周囲には端子板69に連結している周囲接点70の表面が露出している。また他方の反転板収納部56内の底面中央には端子板65に連結している中央接点67の表面が露出し、その周囲には端子板69に連結している周囲接点71の表面が露出している。即ち周囲接点70と周囲接点71は共通接点であり、同一の端子板69に連結されている。そして両反転板収納部55,56内にそれぞれ弾性金属板をドーム形状に形成した反転板(この実施の形態では可動接点板となっている)73,75を収納することで揺動スイッチ77,79が構成される。つまり揺動スイッチ77は中央接点63と周囲接点70と反転板73とによって構成され、揺動スイッチ79は中央接点67と周囲接点71と反転板75とによって構成される。
【0013】
一方基台51の両反転板収納部55,56が連結している部分の両側には凹状の係止部57,57が設けられ、その両外側には前記押圧操作型物40の操作部43,43を貫通する円形の貫通口58,58が設けられ、さらに基体51下面の角部の二ヶ所からは位置決め突起59,59が突設されている。
【0014】
揺動操作型物80は合成樹脂成形品であり、矩形状の板状体からなる基部81の下面両側から押圧部83,85を突設すると共に、両押圧部83,85の中央から基部81の幅方向に直線状に延びる係止突起87を突設し、さらに基部81の上面中央から上方向に向かって柱状の操作部89を突出して構成されている。
【0015】
ケース90は例えば金属板製であり、前記揺動スイッチ体50の上面を覆う寸法形状の基部91の中央に、前記揺動操作型物80の操作部89を貫通する貫通穴93と、貫通穴93の両側に設けられて前記押圧操作型物40の一対の操作部43,43を貫通する一対の貫通穴95,95とを設け、さらに基部91の四隅から下方向に向けて係止突起97を突出して構成されている。貫通穴93と貫通穴95の穴径は、それぞれこれらを貫通する操作部89と操作部43が揺動方向にて揺動できる程度に大きな寸法に形成されている。
【0016】
そしてこの多方向押圧型スイッチ1を組み立てるには、ケース90の下面からその貫通穴93に揺動操作型物80の操作部89を挿入し、次にその下に反転板73,75を取り付けた揺動スイッチ体50を取り付け、次にその下から押圧操作型物40の操作部43,43を揺動スイッチ体50の貫通口58,58とケース90の貫通穴95,95に挿入し、次にその下に反転板29を取り付けた押圧スイッチ体10を取り付け、最後にケース90の各係止突起97の先端を押圧スイッチ体10の係止部19,19の下側に折り曲げる。
【0017】
そして図2に示すように、以上のようにして組み立てたものの各操作部43,43,89の先端に、操作つまみ100を取り付ければ、この多方向押圧型スイッチ1が完成する。同図に示すようにこの多方向押圧型スイッチ1においては、下側に位置する押圧操作型物40に設けた一対の操作部43,43の間に上側に位置する揺動操作型物80に設けた操作部89を設置している。
【0018】
図3は以上のようにして完成した多方向押圧型スイッチ1の断面図であり、図3(a)は図2のA−A断面図、図3(b)は図2のB−B断面図である。同図に点線で示すように操作つまみ100は、その下面中央に前記操作部89の外形形状と略同一形状の矩形凹状の操作部取付部101と、操作部取付部101の幅方向両側に前記操作部43,43の外形形状と略同一形状の円形凹状の操作部取付部103,103とを具備している。ここで操作部43,43と操作部取付部103,103とは強固に固定されて操作つまみ100と押圧操作型物40とは一体化されているが、操作部89は操作部取付部101内で上下動自在(スライド自在)となる寸法形状に構成され且つ操作部89の上面と操作部取付部101の底面との間に操作つまみ100を押圧して生ずるストローク長以上の所定の隙間Sを設けることで、操作つまみ100を揺動した際はこれと一体に揺動操作型物80も揺動するが、操作つまみ100を押圧した際は揺動操作型物80は動かず、更には押圧動作を阻止しないように構成されている。つまり押圧操作型物40を操作する操作部43,43と揺動操作型物80を操作する操作部89に同一の操作つまみ100を取り付けるとともに、揺動操作型物80の操作部89と操作つまみ100の間には操作つまみ100の押圧方向に対して隙間Sを設けている。
【0019】
一方押圧操作型物40の押圧部45は、押圧スイッチ30の反転板29上に位置し、揺動操作型物80の両押圧部83,85はそれぞれ揺動スイッチ77,79の反転板73,75上に位置する。また揺動操作型物80の係止突起87は揺動スイッチ体50の係止部57,57内に所定の隙間を持った状態で位置している。
【0020】
以上のように構成された多方向押圧型スイッチ1において、操作つまみ100の上面一端近傍を図3(a)に示す矢印C方向に押圧すると図4に示すように、揺動操作型物80はその基部81の上面一端部分aを中心にして回動(揺動)し、一端部分aとは反対側の押圧部85が下降し、これに対向する反転板75が反転してクリック感覚を生じると同時に揺動スイッチ79がオンする。このとき揺動操作型物80の係止突起87が揺動スイッチ体50の係止部57,57内に位置しているので、揺動操作型物80の位置がずれていくことはない。またこのとき押圧操作型物40も同様に揺動はするが下降はしないので、押圧スイッチ30がオンすることはない。一方前記操作つまみ100への押圧動作を解除すれば、反転板75の弾性復帰力によって操作つまみ100は元の中立位置に戻ると同時に揺動スイッチ79はオフとなる。
【0021】
操作つまみ100が中立位置に戻った後、図3に示す矢印Dのようにこの操作つまみ100の中央を押圧してこの操作つまみ100全体を下降させると、図5に示すように押圧操作型物40が操作つまみ100と一体に下降し、その押圧部45がこれに対向する反転板29を反転してクリック感覚を生じると同時に押圧スイッチ30をオンする。このとき揺動操作型物80はその操作部89が操作つまみ100の操作部取付部101内をスライド移動するので、操作つまみ100の下降に伴って下降することはなく、元の位置を維持する。操作つまみ100への押圧を解除すると、操作つまみ100は反転板29の弾性復帰力によって元の中立位置に自働復帰し、同時に押圧スイッチ30はオフとなる。
【0022】
以上の動作から分かるようにこの多方向押圧型スイッチ1によれば、揺動操作型物80の操作部89と操作つまみ100の間には操作つまみ100の押圧方向に対して隙間Sを設けているので、操作つまみ100全体を押圧して下降した際は押圧操作型物40のみが下降して押圧スイッチ30がオンし、操作つまみ100をシーソー状に揺動した際は揺動操作型物80と押圧操作型物40とが同時に揺動して揺動スイッチ77(又は79)がオンするように動作する。
【0023】
図6は本発明の他の実施の形態にかかる多方向押圧型スイッチ1−2を示す断面図であり、図6(a)は図7のA−A部分の断面図、図6(b)は図7のB−B部分の断面図である。同図に示す多方向押圧型スイッチ1−2において、前記実施の形態にかかる多方向押圧型スイッチ1と同一又は相当部分には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。即ちこの多方向押圧型スイッチ1−2において前記多方向押圧型スイッチ1と相違する点は、押圧スイッチ体10と揺動スイッチ体50の積層順序を逆にし、これに合わせて押圧操作型物40と揺動操作型物80の形状・設置状態を変更した点と、操作つまみ100として押圧操作つまみ100−1と揺動操作つまみ100−2とを用いた点である。即ちこの多方向押圧型スイッチ1−2においては、揺動スイッチ体50の上に押圧スイッチ体10を積層し、これに合わせて上側に位置する押圧操作型物40の操作部43を一本とし、下側に位置する揺動操作型物80の操作部89,89を一対(二本)とし、これら一対の操作部89,89の間に操作部43を設置し、押圧操作型物40の操作部43には押圧操作つまみ100−1を、揺動操作型物80の操作部89,89には揺動操作つまみ100−2を取り付けている。
【0024】
ここで図7は押圧操作つまみ100−1と揺動操作つまみ100−2とを示す斜視図である。同図に示すようにこの実施の形態においては、中央に開口部105を有するリング形状の揺動操作つまみ100−2の前記開口部105に円形の押圧操作つまみ100−1を挿入・設置するようにしている。
【0025】
そして押圧操作つまみ100−1の下面に設けた一つの操作部取付部103内に押圧操作型物40の操作部43を挿入して固定し、揺動操作つまみ100−2の下面に設けた一対の操作部取付部101内に揺動操作型物80の一対の操作部89,89を挿入して固定している。
【0026】
そして押圧操作つまみ100−1を矢印D方向に押圧すれば、押圧操作型物40のみが下降して押圧スイッチ30がオンする。揺動操作つまみ100−2の上面一端近傍を矢印C方向に押圧すると、揺動操作つまみ100−2と一体に揺動操作型物80が揺動し、揺動によって下降した側の押圧部85によってこれに対向する揺動スイッチ79がオンする。
【0027】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施の形態では操作つまみ100(揺動操作つまみ100−2)によって揺動する方向をシーソー状の二方向として二つの揺動スイッチ77,79をオンオフするように構成したが、例えば操作つまみ100を直交する四方向(又はそれ以外の複数方向又は全360°方向)に揺動自在に構成して四つ(又はそれ以外の複数個)の揺動スイッチをオンオフできるように構成しても良い。
【0028】
また上記各実施の形態からも分かるように、押圧操作型物40と揺動操作型物80の内の何れか下側に位置する型物に、一対の操作部を設け、これら一対の操作部の間に上側の型物に設けた操作部を設置すれば、小型化のため両型物が積層配置されていても、両型物の操作つまみによる動作を何れもスムーズに行える。
【0029】
また押圧操作型物40や揺動操作型物80の形状・構造、及びこれらによって操作される押圧スイッチ30や揺動スイッチ77,79の形状・構造も種々の変形が可能であり、要は、押圧動作する押圧操作型物と、揺動動作する揺動操作型物と、押圧操作型物に設けた押圧部に対向する位置に設置される押圧スイッチと、揺動操作型物に設けた押圧部に対向する位置に設置される揺動スイッチとを具備する構造であれば、どのような形状・構造であっても良い。
【0030】
また上記実施の形態では成形樹脂製の押圧スイッチ体10に端子板21,25をインサート成形することで押圧スイッチ30を設け、また成形樹脂製の揺動スイッチ体50に端子板61,65,69をインサート成形することで揺動スイッチ77,79を設けたが、その代わりに可撓性を有するフイルムからなるフレキシブル回路基板上にスイッチパターンを設けることで押圧スイッチ用のパターンや揺動スイッチ用のパターンを設けても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば以下のような優れた効果を有する。
▲1▼押圧操作型物を操作する操作部と揺動操作型物を操作する操作部に同一の操作つまみを取り付けるとともに揺動操作部材の操作部と操作つまみの間には操作つまみの押圧方向に対して隙間を設けたので、小型化及び構造の簡素化のため一つの操作つまみによって押圧操作型物の押圧動作と揺動操作型物の揺動動作とを行う場合でも、これらの動作が何れも一つの操作つまみによって容易に行える。
【0032】
▲2▼押圧スイッチと揺動スイッチとを上下に積層して設置したので、これらのスイッチを一つの平面に設ける場合に比べてその設置面積を小さくでき、多方向押圧型スイッチの面積の小型化が図れる。
【0033】
▲3▼押圧操作型物と揺動操作型物の内の何れか下側に位置する型物に一対の操作部を設け、これら一対の操作部の間に上側の型物に設けた操作部を設置したので、小型化のため両型物が積層配置されていても、両型物の操作つまみによる動作を何れもスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる多方向押圧型スイッチ1を示す分解斜視図である。
【図2】多方向押圧型スイッチ1の組み立て方法説明図である。
【図3】多方向押圧型スイッチ1の断面図であり、図3(a)は図2のA−A断面図、図3(b)は図2のB−B断面図である。
【図4】多方向押圧型スイッチ1の動作説明図である。
【図5】多方向押圧型スイッチ1の動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態にかかる多方向押圧型スイッチ1−2を示す断面図であり、図6(a)は図7のA−A部分の断面図、図6(b)は図7のB−B部分の断面図である。
【図7】押圧操作つまみ100−1と揺動操作つまみ100−2とを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 多方向押圧型スイッチ
10 押圧スイッチ体
11 基体
13 収納部
15 反転板収納部
21 端子板
23 中央接点
25 端子板
27 周囲接点
29 反転板
30 押圧スイッチ
40 押圧操作型物
41 基部
43,43 操作部
45 押圧部
50 揺動スイッチ体
51 基体
53 収納部
55,56 反転板収納部
57,57 係止部
58,58 貫通口
61,65,69 端子板
63 中央接点
65 端子板
67 中央接点
69 端子板
70,71 周囲接点
73,75 反転板
77,79 揺動スイッチ
80 揺動操作型物
81 基部
83,85 押圧部
87 係止突起
89 操作部
90 ケース
91 基部
93,95,95 貫通穴
100 操作つまみ
101,103,103 操作部取付部
1−2 多方向押圧型スイッチ
100−1 押圧操作つまみ
100−2 揺動操作つまみ
105 開口部

Claims (3)

  1. 押圧スイッチをオンオフする押圧操作型物の操作部と、揺動スイッチをオンオフする揺動操作型物の操作部に同一の操作つまみを取り付けるとともに、揺動操作型物の操作部と操作つまみの間には操作つまみの押圧方向に対して隙間を設けておき、これによって操作つまみ全体を押圧して下降した際は押圧操作型物が下降して押圧スイッチがオンし、操作つまみを揺動した際は揺動操作型物が揺動して揺動スイッチがオンすることを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
  2. 前記押圧スイッチと揺動スイッチとを上下に積層して設置すると共に、押圧操作型物と揺動操作型物の内の何れか下側に位置する型物には一対の操作部を設け、これら一対の操作部の間に上側の型物に設けた操作部を設置することを特徴とする請求項1に記載の多方向押圧型スイッチ。
  3. 操作部に押圧操作つまみを取り付けた押圧操作型物と、操作部に揺動操作つまみを取り付けた揺動操作型物と、押圧操作型物に設けた押圧部に対向する位置に設置される押圧スイッチと、揺動操作型物に設けた押圧部に対向する位置に設置される揺動スイッチとを具備し、
    前記押圧スイッチと揺動スイッチとを上下に積層して設置するとともに、押圧操作型物と揺動操作型物の内の何れか下側に位置する型物には一対の操作部を設け、これら一対の操作部の間に上側の型物に設けた操作部を設置し、押圧操作つまみを押圧して下降した際は押圧操作型物が下降して押圧スイッチがオンし、揺動操作つまみを揺動した際は揺動操作型物が揺動して揺動スイッチがオンすることを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
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