JP2006318832A - 多方向押圧型スイッチ - Google Patents

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Shigeaki Kinoshita
茂明 木下
Tatsuhiro Yamazaki
達弘 山崎
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Abstract

【課題】 より多くのスイッチを押圧可能にすると共にその小型化を図ることができる多方向押圧型スイッチを提供する。
【解決手段】
多方向押圧型スイッチ1であって、四方向に揺動可能に設置された第1のキートップ10と、第1のキートップ10の外側を囲む位置に配置され四方向に揺動可能に設置された第2のキートップ20と、第1のキートップ10の開口部11内に配置され上下動可能に設置された第3のキートップ30と、第1、第2、第3のキートップ10,20,30の下方に設置したスイッチ71a〜71d、72a〜72d、73とを備え、第1、第2、第3のキートップ10,20,30がそれぞれ押圧されて揺動あるいは上下動すると、その下降する方向の下方に設置したいずれかのスイッチ71a〜71d、72a〜72d、73が押圧されてオンするように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、多方向押圧型スイッチに関するものである。
従来、各種電子機器等を操作する操作デバイスとして、多方向押圧型スイッチがある。この多方向押圧型スイッチは、特許文献1に示すように、複数の方向に揺動可能あるいは上下動可能に設置したキートップ(操作つまみ)と、このキートップが揺動あるいは上下動して下降する各々の位置の下方に設置したスイッチとを備えて構成され、指などでキートップを押圧操作していずれかの方向に揺動させるか又は下降させると、その下方に設置したスイッチが押圧されてオンするようになっている。
特開2003−16875号公報
ところで近年、各種電子機器の多機能化が進み、操作の種類も多様化していることから、これらに設置するスイッチの点数も多くなっている。そのため、多方向押圧型スイッチにおいても、さらに多数のスイッチを操作できることが求められており、より多くの方向に押圧操作が可能な多方向押圧型スイッチが必要となっている。
またその一方で、各種電子機器の小型化が進み、多方向押圧型スイッチもその小型化が求められている。そのため、多方向押圧型スイッチは、多方向に押圧操作が可能な構成としながらも十分にその小型化を図る必要がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、より多くのスイッチを押圧可能にすると共にその小型化を図ることができる多方向押圧型スイッチを提供することにある。
本願の請求項1に記載の発明は、複数の方向に揺動可能に設置された第1のキートップと、前記第1のキートップの外側を囲む位置に配置され複数の方向に揺動可能に設置された第2のキートップと、前記第1のキートップが揺動する際に下降する位置の下方と前記第2のキートップが揺動する際に下降する位置の下方とにそれぞれ設置したスイッチとを備え、前記第1、第2のキートップが押圧されて揺動すると、その下降する位置の下方に設置した前記スイッチがオンするように構成したことを特徴とする多方向押圧型スイッチにある。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、前記第1のキートップ内に設けた開口部に上下動可能に設置された第3のキートップと、前記第3のキートップの下方に設置したスイッチとをさらに備え、前記第3のキートップが押圧されて下降すると、その下方に設置した前記スイッチがオンするように構成したことを特徴とする多方向押圧型スイッチにある。
本願の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、前記各キートップを互いに連結して各キートップがそれぞれ揺動又は上下動可能となるように支持する連結部材を備えることを特徴とする多方向押圧型スイッチにある。
本願の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、表面に前記各スイッチを設置してなるスイッチ設置部材と、前記連結部材を前記スイッチ設置部材に固定する固定部材とを備えることを特徴とする多方向押圧型スイッチにある。
本願の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、前記固定部材は、前記第2のキートップの外周よりも内側であって、且つ何れかのキートップの下面に対向する位置に配置されていることを特徴とする多方向押圧型スイッチにある。
本願の請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、前記連結部材は、可撓性を有する合成樹脂製であり、該連結部材は、前記固定部材を取り付ける取付固定部と、該取付固定部から延伸して前記各キートップにそれぞれ固定される各腕部とを備えた形状に形成されていることを特徴とする多方向押圧型スイッチにある。
本願の請求項1に記載の発明によれば、第1、第2のキートップによって多数のスイッチを押圧でき、操作の多様化に対応した多方向押圧型スイッチを提供できる。また、第2のキートップを第1のキートップを囲む位置に配置したので、第1、第2のキートップを効率良く設置してその設置スペースを節約でき、多方向押圧型スイッチの小型化を図ることができる。
本願の請求項2に記載の発明によれば、第3のキートップによって押圧できるスイッチの点数をさらに増やすことができ、多方向押圧型スイッチによる操作をさらに多様化できる。また、この第3のキートップを第1のキートップ内に設けた開口部に設置したので、第3のキートップを効率良く設置してその設置スペースを節約でき、多方向押圧型スイッチの小型化を図ることができる。
本願の請求項3に記載の発明によれば、各キートップを互いに連結して各キートップがそれぞれ揺動又は上下動可能となるように支持する連結部材を備えるので、簡単な構成で各キートップをそれぞれ揺動又は上下動可能に支持することができると共に、各キートップをスムーズに揺動又は上下動させることができその操作性を良好にすることができる。
本願の請求項4に記載の発明によれば、表面に各スイッチを設置してなるスイッチ設置部材と固定部材とを備え、固定部材によって連結部材をスイッチ設置部材に固定するので、簡単な構成で連結部材を各スイッチに対して固定することができ、多方向押圧型スイッチの小型化を図ることができる。また固定部材を介して連結部材をスイッチ設置部材に固定するので、たとえスイッチ設置部材が金属製であっても連結部材を固定することが可能となり、スイッチ設置部材の材質が限定されずに済む。
本願の請求項5に記載の発明によれば、固定部材が多方向押圧型スイッチの径方向において第2のキートップの外周よりも外側に位置しないので、多方向押圧型スイッチの外径寸法の小型化を図ることができる。
本願の請求項6に記載の発明によれば、一つの連結部材で複数のキートップを支持することができるので、多方向押圧型スイッチの部品点数を少なくできる。また、各キートップを押圧操作すると、押圧操作されたキートップに連結する腕部が撓むことでそのキートップが揺動又は上下動するので、各キートップの動作を独立させてスムーズにでき、多方向押圧型スイッチの操作性を良好にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1、図2は本発明の一実施形態(第1実施形態)にかかる多方向押圧型スイッチ1を示す分解斜視図であり、図1は上側から見た図で、図2は下側から見た図である。また、図3は、多方向押圧型スイッチ1を組み立てた状態を示す斜視図である。これらの図に示すように、多方向押圧型スイッチ1は、第1のキートップ10を囲む位置に第2のキートップ20を配置すると共に、第1のキートップ10に設けた開口部11に第3のキートップ30を配置して、これら第1、第2、第3のキートップ10,20,30を連結部材40で連結し、その下側にフレキシブル回路基板70と取付部材80とで構成されるスイッチ設置部材60を配置し、連結部材40とスイッチ設置部材60とを固定部材50で固定して構成されている。さらにこの多方向押圧型スイッチ1は、抜け防止具90a〜90dを備え、この抜け防止具90a〜90dと第2のキートップ20に形成した図2に示す係止部23a〜23dとで抜け防止機構を構成している。以下各構成部品について説明する。
第1のキートップ10は、合成樹脂の成形品で、略平板状で外形が楕円形に形成されると共に、中央に外形の楕円形と長径及び短径の方向が一致する楕円形の開口部11が設けられて、リング状に形成されている。そして楕円形の長径上の互いに対向する2箇所の上面がそれぞれ指などで押圧操作する操作部12a,12cになっており、短径上の互いに対向する2箇所の上面が、それぞれ指などで押圧操作する操作部12b,12dになっている。また外周全周の側面には、外側に向かって水平に突出するつば部13が設けられている。一方、下面の操作部12a〜12dに対向する位置には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の押圧部14a〜14dが設けられ、互いに隣接する各押圧部14a〜14dの間には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の固定部15a〜15dが設けられている。また、開口部11の外周の下面側には段部16が形成されている。また、下面の段部16の外側の全周を囲む位置であってかつ押圧部14a〜14d及び固定部15a〜15dの内側の位置には、所定深さの凹部である逃げ部17が形成されている。
第2のキートップ20は、合成樹脂の成形品で、略平板状かつリング状でその外形が矩形(長方形)に形成されると共に、その中央に第1のキートップ10の外形と略同一形状の楕円形の開口部21が設けられていて、第1のキートップ10の外側の全周を囲むような形状に形成されている。そしてその上面四隅の近傍位置が、指などで押圧操作する操作部22a〜22dになっている。一方、操作部22a〜22dに対向する下面には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の押圧部24a〜24dが設けられ、押圧部24aと押圧部24bとの間の押圧部24aに近い位置と押圧部24bに近い位置には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の固定部25a,25bが設けられ、押圧部24cと押圧部24dとの間の押圧部24cに近い位置と押圧部24dに近い位置には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の固定部25c,25dが設けられている。また押圧部24aと押圧部24dとの間の押圧部24aに近い位置と押圧部24dに近い位置には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の係止部23a,23dが設けられ、押圧部24bと押圧部24cとの間の押圧部24bに近い位置と押圧部24cに近い位置には、それぞれ下方に向かって突出する突起状の係止部23b,23cが設けられている。なお係止部23a〜23dは、それらの下端が押圧部24a〜24dの下端よりも下側に位置する長さに形成されている。一方、開口部21の外周の下面側には、段部26が形成されている。
第3のキートップ30は、合成樹脂の成形品で、略平板状でその外形が第1のキートップ10の開口部11と略同一形状の楕円形に形成され、その上面の中央部が指などで押圧操作する操作部32になっており、下面の操作部32に対向する位置に下方に向かって突出する突起状の押圧部34が設けられ、下面の押圧部34を挟んで対向する両側には下方に向かって突出する突起状の固定部35a,35bが設けられている。また外周全周の側面には、外側に向かって水平に突出するつば部33が設けられている。
連結部材40は、可撓性を有する合成樹脂製フイルムからなる一体に形成された板状部材で、略円形のリング状に形成された本体部41を備え、本体部41の外周の略六等分した位置のうち対向する二箇所の位置に、第3のキートップ30の固定部35a,35bが固定される貫通穴からなる取付固定部48a,48bが設けられ、残りの四箇所の位置に、それぞれ外側に向かって突出する帯状の腕部42a〜42dが連接されている。そして、腕部42a〜42dの先端に、下記する固定部材50a〜50dを固定する貫通穴からなる取付固定部43a〜43dが設けられている。また、各取付固定部43a〜43dから、それぞれ腕部42a〜42dとは異なる方向に向かって別の腕部44a〜44dが突出して、これら腕部44a〜44dの先端近傍位置に、第1のキートップ10の固定部15a〜15dが固定される貫通穴からなる取付固定部45a〜45dが設けられている。また、各取付固定部43a〜43dから、腕部42a〜42d及び腕部44a〜44dのいずれとも異なる方向に向かってさらに別の腕部46a〜46dが突出し、これら腕部46a〜46dの先端近傍位置に、第2のキートップ20の固定部25a〜25dが固定される貫通穴からなる取付固定部47a〜47dが設けられている。腕部44a〜44dと腕部46a〜46dは、それぞれその途中位置が平面内で屈曲していて、腕部44a〜44dと腕部46a〜46dが適度な可撓性を有するようになっている。
上記連結部材40の構成を言い換えると、取付固定部43a〜43dから、いずれも帯状の腕部44a〜44dと腕部46a〜46dと腕部42a〜42dが互いに略等間隔を隔てた方向に向かって突出し、腕部44a〜44dはその途中が屈曲して先端近傍位置に取付固定部45a〜45dが設けられ、腕部46a〜46dはその途中が屈曲して先端近傍位置に取付固定部47a〜47dが設けられ、腕部42a〜42dの先端がそれぞれ本体部41の外周の四箇所の位置に連接されて、本体部41に取付固定部48a,48bが設けられている。
次に、固定部材50は、いずれも同一形状の合成樹脂の成形品である4個の固定部材50a〜50dを備えている。各固定部材50a〜50dは、各々平板状の基部51a〜51dを備え、基部51a〜51dの上面に、連結部材40の取付固定部43a〜43dに固定される突起状の固定部52a〜52dを設け、基部51a〜51dの下面に、下記するフレキシブル回路基板70と取付部材80の取付固定部76a〜76d及び取付固定部86a〜86dに固定される各々2個ずつの突起からなる固定部53a〜53dを設けている。
フレキシブル回路基板70は、可撓性を有する合成樹脂フイルム(ポリエチレンテレフタレートフイルム〔PETフイルム〕等)製で、その外形が第2のキートップ20と略同一の大きさ、形状に形成され、上面に図示しない回路パターンを形成すると共に、上面の四隅の近傍位置であって第2のキートップ20の押圧部24a〜24dに対向する位置にそれぞれスイッチ71a〜71dを配設し、上面の外周近傍位置であって第1のキートップ10の押圧部14a〜14dに対向する位置にそれぞれスイッチ72a〜72dを配設し、上面の中央部付近の第3のキートップ30の押圧部34に対向する位置にスイッチ73を配設して構成されている。スイッチ71a〜71d,72a〜72d,73は、いずれもフレキシブル回路基板70の上面に印刷によって形成された図示しないスイッチパターンの上に反転板(可動接点板)79を載置した構成である。反転板79は、弾性金属板をドーム形状に形成したもので、反転時にその下部に配置されたスイッチパターンを導通させると共にクリック感覚を生じるものである。
また、フレキシブル回路基板70の第1のキートップ10の固定部15a〜15dに対向する位置には、貫通穴からなる逃げ部74a〜74dが設けられ、第3のキートップ30の固定部35a,35bに対向する位置には、貫通穴からなる逃げ部75a,75bが設けられ、第2のキートップ20の固定部25a〜25dに対向する位置には、外周(側部)から内側に向かって切り込まれた上下に貫通する切込溝である逃げ部77a〜77dが設けられている。逃げ部74a〜74d、逃げ部77a〜77d、逃げ部75a,75bは、それぞれ第1、第2、第3のキートップ10,20,30が揺動あるいは上下動する際に、固定部15a〜15d、固定部25a〜25d、固定部35a,35bの先端をその内側に突入させて、これら各固定部の先端がスイッチ設置部材60に衝突することを防ぐものである。一方、フレキシブル回路基板70の第2のキートップ20の係止部23a〜23dに対向する位置には、外周から内側に向かって切り込まれた上下に貫通する切込溝である挿通部78a〜78dが設けられ、固定部材50の固定部53a〜53dに対向する位置には、貫通穴からなる取付固定部76a〜76dが設けられている。挿通部78a〜78dは、係止部23a〜23dを上下動自在に挿通させる大きさに形成されている。
取付部材80は、その外形がフレキシブル回路基板70と略同一形状に形成された金属製の硬質板であり、フレキシブル回路基板70の逃げ部74a〜74d、逃げ部75a,75b、逃げ部77a〜77dに対向する位置に、それぞれ対向する逃げ部と同一の大きさ、形状の貫通穴や切込溝からなる逃げ部84a〜84d、逃げ部85a,85b、逃げ部87a〜87dが設けられている。また、挿通部78a〜78dに対向する位置には、挿通部78a〜78dと同一形状、大きさの切込溝からなる挿通部88a〜88dが設けられ、取付固定部76a〜76dに対向する位置には、取付固定部76a〜76dと同一形状の貫通穴からなる取付固定部86a〜86dが設けられている。
抜け防止具90は、同一形状の4個の抜け防止具90a〜90dを備えている。この抜け防止具90a〜90dは、金属製のリング形状の板状部材で、外径が挿通部78a〜78d,88a〜88d内を挿通しないようにそれらよりも大きく形成され、内径が係止部23a〜23dの外径よりも僅かに大きい径に形成されている。なお、抜け防止具90a〜90dと第2のキートップ20の係止部23a〜23dとで、第2のキートップ20の外周に指や爪などが引っ掛かり上方に引き上げられた際に係止部23a〜23dが挿通部78a〜78d,88a〜88dから抜けてしまうことを防止する抜け防止機構が構成される。
次に、多方向押圧型スイッチ1の組み立て方法を説明すると、まず、第2のキートップ20の下面側から開口部21内に第1のキートップ10を挿入して配置する。これにより、つば部13が段部26の下側に位置すると共に、操作部12a〜12dが開口部21から上方に露出する。また、第1のキートップ10の下面側から開口部11に第3のキートップ30を挿入して配置する。これにより、つば部33が段部16の下側に位置すると共に、操作部32が開口部11から上方に露出する。
一方、固定部材50a〜50dの固定部52a〜52dをそれぞれ連結部材40の下面側から取付固定部43a〜43dに挿通し、連結部材40の上面側に突出した各固定部52a〜52dの先端を熱カシメすることで、固定部材50a〜50dを連結部材40の下面に固定する。
そして、この固定部材50a〜50dを取り付けた連結部材40を、第1、第2、第3のキートップ10,20,30の下面側に配置し、連結部材40の上面側から第1のキートップ10の固定部15a〜15dを取付固定部45a〜45dに挿通し、第2のキートップ20の固定部25a〜25dを取付固定部47a〜47dに挿通し、第3のキートップ30の固定部35a,35bを取付固定部48a,48bにそれぞれ挿通する。そして、連結部材40の下面側に突出したこれら固定部15a〜15dと固定部25a〜25dと固定部35a,35bの先端を熱カシメすることで、第1、第2、第3のキートップ10,20,30を連結部材40で互いに連結する。図4は、固定部材50a〜50dを固定した連結部材40によって連結された第1、第2、第3のキートップ10,20,30を、その下面側から見た斜視図である。
一方、取付部材80の上面にフレキシブル回路基板70を載置する。このときフレキシブル回路基板70の外周と取付部材80の外周とを一致させて載置することで、フレキシブル回路基板70と取付部材80の互いに対向する位置に設けた逃げ部同士や挿通部同士や取付固定部同士の位置が一致して、これらが互いに連通する。
そしてこのフレキシブル回路基板70と取付部材80を、連結部材40で連結した図4に示す第1、第2、第3のキートップ10,20,30の下面側に配置し、固定部材50の固定部53a〜53dを取付固定部76a〜76d及び取付固定部86a〜86dに挿通する。そして、取付部材80の下面側に突出した固定部53a〜53dの先端を熱カシメで固定する。一方このとき、第2のキートップ20の係止部23a〜23dが挿通部78a〜78d及び挿通部88a〜88dに挿通されて、その先端部が取付部材80の下面側に突出する。この突出した先端部に抜け防止具90a〜90dを取り付け、抜け防止具90a〜90dの下側で係止部23a〜23dの先端部を熱カシメして、抜け防止具90a〜90dが係止部23a〜23dから抜け落ちないように固定する。以上により、多方向押圧型スイッチ1の組み立てが完了する。
図5は、完成した多方向押圧型スイッチ1の図4のA−A部分に対応する部分の断面を示す図で、図6は、完成した多方向押圧型スイッチ1の図4のB−B部分に対応する部分の断面を示す図である。図1乃至図6に示すように、多方向押圧型スイッチ1は、操作部12a〜12dを設けた各方向である四方向に揺動可能に設置された第1のキートップ10と、第1のキートップ10の外側を囲む位置に配置され操作部22a〜22dを設けた各方向である四方向に揺動可能に設置された第2のキートップ20と、第1のキートップ10に設けた開口部11に上下動可能に設置された第3のキートップ30と、第1のキートップ10の押圧部14a〜14dの真下位置に設置されたスイッチ72a〜72dと、第2のキートップ20の押圧部24a〜24dの真下位置に設置したスイッチ71a〜71dと、第3のキートップ30の押圧部34の真下位置に設置したスイッチ73とを備えて構成されている。
また、第1、第2、第3のキートップ10,20,30は、連結部材40で互いに連結されており、第1、第2、第3のキートップ10,20,30がそれぞれ独立して前記の各方向に揺動あるいは上下動可能となるように支持されている。そして、第1、第2、第3のキートップ10,20,30の下面側に、フレキシブル回路基板70と取付部材80とで構成された表面にスイッチ71a〜71d,スイッチ72a〜72d,スイッチ73を配置してなるスイッチ設置部材60が配置され、連結部材40は、固定部材50a〜50dによってこのスイッチ設置部材60に固定されている。固定部材50a〜50dは、図4及び図6に示すように、第1、第2、第3キートップ10,20,30の下面に対向する位置、詳細には第1のキートップ10の下面に設けた逃げ部17に対向する位置に配置されている。
次に、図3乃至図6を用いて多方向押圧型スイッチ1の動作を説明する。まず、第1のキートップ10の操作部12a〜12dのいずれかを押圧操作すると、連結部材40の腕部44a〜44dが撓み、第1のキートップ10が押圧された方向に揺動して下降し、その方向の押圧部14a〜14dが真下の反転板79を押圧して反転させ、スイッチ72a〜72dをオンする。このとき、連結部材40の上面側に突出している固定部52a〜52dは、第1のキートップ10の逃げ部17に対向しているので、この逃げ部17に突入して第1のキートップ10の下面に衝突せず、一方第1のキートップ10に設けた固定部15a〜15dは、フレキシブル回路基板70と取付部材80の逃げ部74a〜74d、84a〜84dに対向しているため、この逃げ部74a〜74d、84a〜84dに突入してフレキシブル回路基板70や取付部材80に衝突しない。一方、操作部12a〜12dの押圧を解除すると、反転板79の弾性復元力により第1のキートップ10が元の位置に復帰して、腕部44a〜44dの撓みが元に戻り、スイッチ72a〜72dがオフする。
また、第2のキートップ20のいずれかの操作部22a〜22dを押圧操作すると、連結部材40の腕部46a〜46dが撓み、第2のキートップ20が押圧された方向に揺動して下降し、その方向の押圧部24a〜24dが真下の反転板79を押圧して反転させ、スイッチ71a〜71dをオンする。このとき、第2のキートップ20の固定部25a〜25dの先端は、フレキシブル回路基板70と取付部材80の逃げ部77a〜77d及び逃げ部87a〜87dに対向しているため、これら逃げ部77a〜77d及び逃げ部87a〜87dに突入してフレキシブル回路基板70や取付部材80に衝突しない。一方、操作部22a〜22dの押圧を解除すると、反転板79の弾性復元力により第2のキートップ20が元の位置に復帰して、腕部46a〜46dの撓みが元に戻り、スイッチ71a〜71dがオフする。
また、第3のキートップ30の操作部32を押圧操作すると、連結部材40の腕部42a〜42dが撓み、第3のキートップ30が真下方向に下降し、押圧部34が真下の反転板79を押圧して反転させ、スイッチ73をオンする。このとき、第3のキートップ30に設けた固定部35a,35bは、フレキシブル回路基板70と取付部材80に設けた逃げ部75a,75b及び逃げ部85a,85bに対向しているため、これら逃げ部75a,75b及び逃げ部85a,85bに突入してフレキシブル回路基板70や取付部材80に衝突しない。一方、操作部32の押圧を解除すると、反転板79の弾性復元力により第3のキートップ30が元の位置に復帰して、腕部42a〜42dの撓みが元に戻り、スイッチ73がオフする。
以上説明した本実施形態の多方向押圧型スイッチ1によれば、第1のキートップ10が四方向に揺動し、第2のキートップ20が四方向に揺動し、第3のキートップ30が上下動することでこれら第1、第2、第3のキートップ10,20,30がそれぞれ独立して複数の方向に揺動あるいは上下動し、各キートップが各方向に揺動あるいは上下動する際にその真下の各スイッチを押圧するので、多数のスイッチを押圧できて操作の多様化に対応することが可能となる。また、第1のキートップ10を囲む位置に第2のキートップ20を配置し、第1のキートップ10に設けた開口部11に第3のキートップ30を配置したので、これら第1、第2、第3のキートップ10,20,30を効率良く配置して、各キートップの押圧操作が行ない易くなると共に、各キートップの設置スペースを節約することができて多方向押圧型スイッチ1の小型化を図ることができる。
また、多方向押圧型スイッチ1は、第1、第2、第3のキートップ10,20,30を互いに連結して各キートップがそれぞれ揺動又は上下動可能となるように支持する連結部材40を備えるので、簡単な構成で各キートップをそれぞれ揺動又は上下動可能に支持することができると共に、各キートップをスムーズに揺動又は上下動させることができる。また、表面にスイッチ71a〜71d,スイッチ72a〜72d,スイッチ73を設置してなるスイッチ設置部材60と、固定部材50a〜50dとを設け、固定部材50a〜50dによって連結部材40をスイッチ設置部材60に固定したので、簡単な構成で連結部材40を固定することができ、多方向押圧型スイッチ1の小型化を図ることができる。また固定部材50a〜50dが第1のキートップ10の下面側に配置されて第2のキートップ20の外周よりも内側に位置しているので、多方向押圧型スイッチ1の外径寸法の小型化を図ることができる。即ち、例えば第2のキートップ20の外側に各キートップを収容するケースを設置してこのケースに連結部材40を固定する構造の多方向押圧型スイッチ1と比較して、ケース自体が不要となるばかりか、連結部材40が第2のキートップ20の外周よりも外側に突出しないので、多方向押圧型スイッチ1の外径寸法の小型化を図ることができる。
また、連結部材40は可撓性を有する合成樹脂フイルム製であり、固定部材50を取り付ける取付固定部43a〜43dと、取付固定部43a〜43dから延伸して第1、第2、第3のキートップ10,20,30にそれぞれ固定される各腕部44a〜44d、46a〜46d、42a〜42dとを備えた形状に形成されているので、一つの連結部材40で第1、第2、第3のキートップ10,20,30を互いに連結でき、多方向押圧型スイッチ1の部品点数を少なくできる。また、第1、第2、第3のキートップ10,20,30を押圧操作すると、各腕部44a〜44d、46a〜46d、42a〜42dのうち押圧操作されたいずれかのキートップに連結する腕部が撓むので、各キートップの動作が独立してスムーズになり、多方向押圧型スイッチ1の操作性が良好になる。
また、第1のキートップ10やフレキシブル回路基板70や取付部材80に、凹部や貫通穴や切込溝からなる逃げ部を設けたので、各キートップの揺動及び上下動の際に、各固定部が第1のキートップ10やフレキシブル回路基板70や取付部材80に衝突するおそれがなく、各キートップと連結部材40とスイッチ設置部材60とを互いに接近させた状態で設置できるので、その分多方向押圧型スイッチ1の薄型化を図ることができる。
また、第2のキートップ20の係止部23a〜23dに抜け防止具90a〜90dを取り付けて抜け防止機構を構成したことにより、係止部23a〜23dがスイッチ設置部材60の挿通部78a〜78d及び挿通部88a〜88dから上方に抜けないように構成したので、万一、第2のキートップ20の外周に指や爪などが引っ掛かって第2のキートップ20が上方に持ち上げられた場合でも、第2のキートップ20が引き上げられてスイッチ設置部材60から大きく離されてしまうことを防げ、連結部材40が伸びてしまったり固定部材50による固定が外れてしまったりするおそれがない。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態にかかる多方向押圧型スイッチを説明する。以下の本発明の各実施形態にかかる図面及びその説明においては、上記第1実施形態と共通する構成部分には同一の符号を付す。なお以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。図7は、本発明の第2実施形態にかかる多方向押圧型スイッチ1−2の構造を示す第1実施形態の図4に対応する部分の斜視図であり、図8は、図7のC−C部分に対応する位置の多方向押圧型スイッチ1−2全体の断面を示す図である。この実施形態が、第1実施形態と相違する点は、第3のキートップ30を省略すると共に、第1のキートップ10にかえて第1のキートップ10−2を設置し、この第1のキートップ10−2と第2のキートップ20とを連結部材40−2で連結した点であり、それ以外の多方向押圧型スイッチ1−2を構成する各部品の形状・構造は、図示していない部品も含めて多方向押圧型スイッチ1の各部品と同一である。
第1のキートップ10−2は、第1のキートップ10において開口部11を省略して外形が楕円径の平板形状に形成すると共に、下面の中央に下方に向かって突出する突起状の押圧部18を設置し、押圧部18に対向する上面に指などで押圧操作する操作部19を設けている。
連結部材40−2は、連結部材40において第3のキートップ30に固定されていた取付固定部48a,48bを省略すると共に、取付固定部43a〜43dと本体部41との間の腕部42a〜42dを省略して、本体部41に取付固定部43a〜43dを設けた形状に構成されている。この連結部材40−2によって、第1のキートップ10−2が上下動可能かつ操作部12a〜12dを設けた四方向に揺動可能に支持されると共に、第2のキートップ20が操作部22a〜22dを設けた四方向に揺動可能に支持されている。
この多方向押圧型スイッチ1−2は、第1のキートップ10−2の四箇所の操作部12a〜12dのいずれかを押圧操作すると、第1のキートップ10−2が押圧された方向に揺動して、その方向の押圧部14a〜14dが真下の反転板79を押圧し反転させて、スイッチ72a〜72dをオンする。また、第1のキートップ10−2の操作部19を押圧操作すると、第1のキートップ10−2が真下に向かって下降して、押圧部18が真下の反転板79を押圧し反転させて、スイッチ73をオンする。一方、第2のキートップ20のいずれかの操作部22a〜22dを押圧操作すると、第2のキートップ20が押圧された方向に揺動し、その方向の押圧部24a〜24dが真下の反転板79を押圧し反転させて、スイッチ71a〜71dをオンする。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態にかかる多方向押圧型スイッチ1−3を説明する。図9は、多方向押圧型スイッチ1−3の構造を示す第1実施形態の図4に対応する部分の斜視図であり、図10は、図9のD−D部分に対応する位置における多方向押圧型スイッチ1−3全体の断面を示す図である。本実施形態が第2実施形態と相違する点は、第1のキートップ10−2にかえて、下面中央に設けた押圧部18とそれに対向する上面に設けた操作部19とを省略した構成である第1のキートップ10−3を設置すると共に、スイッチ73を省略した点であり、それ以外の点は、第2実施形態と共通である。
この多方向押圧型スイッチ1−3は、第1のキートップ10−3の四箇所の操作部12a〜12dのうちのいずれかを押圧操作すると、第1のキートップ10−3が押圧された方向に揺動し、その方向の押圧部14a〜14dが真下の反転板79を押圧し反転させて、スイッチ72a〜72dをオンする。一方、第2のキートップ20のいずれかの操作部22a〜22dを押圧操作すると、第2のキートップ20が押圧された方向に揺動し、その方向の押圧部24a〜24dが真下の反転板79を押圧し反転させて、スイッチ71a〜71dをオンする。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では、第1のキートップ10は、四個の操作部12a〜12d及び押圧部14a〜14dを設けて四方向に揺動可能に設置されているが、第1のキートップ10の操作部及び押圧部の数やその揺動する方向の数は上記以外でも良く、例えば第1のキートップ10に八個の操作部及び押圧部を設けて、八方向に揺動可能に設置することもできる。また、第2のキートップ20についても同様に、操作部及び押圧部の設置数や揺動する方向の数は上記実施形態に限定されない。
また、固定部材50a〜50dを配置する位置は、第2のキートップ20の外周よりも内側であれば第1のキートップ10の下面に対向する位置に限らず、第2のキートップ20の下面に対向する位置や第3のキートップ30の下面に対向する位置であってもよい。
また上記各実施形態では、フレキシブル回路基板70を一枚の基板で構成し、この基板上にスイッチパターンを形成してその上に導電性を有する反転板79を載置することで各スイッチを形成しているが、これ以外にも、図示は省略するがフレキシブル回路基板70を絶縁層等を介して重ね合わせた二枚の基板で構成し、これら二枚の基板の対向する位置に所定の間隙を有してスイッチパターンを形成すると共に、上側の基板のスイッチパターンを形成した位置の上面に反転板を設置して、反転板が反転するとその下のスイッチパターン同士が押圧接触されて導通しスイッチがオンするように構成することもできる。この場合は、重ね合わせた二枚の基板は互いに分離した別の基板でも良いし、一枚の基板を折り返して重ね合わせたものでもよい。またこの場合の反転板は、導電性を有する金属製の可動接点板に限らず、導電性を有しない合成樹脂製のクリック板などでもよい。
またフレキシブル回路基板70にかえて、硬質の回路基板を用いることも可能である。その場合は、取付部材80を省略することができ、硬質の回路基板がスイッチ設置部材60になる。また連結部材40は、合成樹脂製のフイルムに限らず、可撓性を有する板状の部材であれば、合成樹脂製の薄板状の成型板などでもよい。
また、取付部材80は金属製に限らず硬質の合成樹脂板などでもよい。取付部材80を硬質の合成樹脂板で構成すれば、取付部材80の上面に、固定部材50a〜50dの固定部52a〜52dに相当する突起状の固定部を一体に形成することができるので、該固定部を連結部材40に直接固定することができ、その場合は固定部材50を省略することができる。なお、上記各実施形態では金属製の取付部材80を用いているので、取付部材80自体に固定部を設けることができず、このため取付部材80とは別部材である合成樹脂製の固定部材50を備え、この固定部材50を介して連結部材40を固定することで、取付部材80への連結部材40の固定を可能としている。
本発明の第1実施形態にかかる多方向押圧型スイッチ1の分解斜視図(上側)である。 多方向押圧型スイッチ1の分解斜視図(下側)である。 多方向押圧型スイッチ1の外観構成を示す斜視図である。 第1、第2、第3のキートップ10,20,30を連結部材40で連結した状態を示す斜視図である。 図4のA−A部分に対応する位置における多方向押圧型スイッチ1の全体の概略断面図である。 図4のB−B部分に対応する位置における多方向押圧型スイッチ1の全体の概略断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる多方向押圧型スイッチ1−2の図4に対応する部分を示す図である。 図7のC−C部分に対応する位置における多方向押圧型スイッチ1−2の全体の概略断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる多方向押圧型スイッチ1−3の図4に対応する部分を示す図である。 図9のD−D部分に対応する位置における多方向押圧型スイッチ1−3の全体の概略断面図である。
符号の説明
1 多方向押圧型スイッチ
1−2 多方向押圧型スイッチ
1−3 多方向押圧型スイッチ
10 第1のキートップ
11 開口部
12a〜12d 操作部
14a〜14d 押圧部
18 操作部
19 押圧部
20 第2のキートップ
21 開口部
22a〜22d 操作部
24a〜24d 押圧部
30 第3のキートップ
32 操作部
34 押圧部
40 連結部材
41 本体部
42a〜42d 腕部
43a〜43d 取付固定部
44a〜44d 腕部
45a〜45d 取付固定部
46a〜46d 腕部
47a〜47d 取付固定部
50(50a〜50d) 固定部材
60 スイッチ設置部材
70 フレキシブル回路基板
71a〜71d スイッチ
72a〜72d スイッチ
73 スイッチ
80 取付部材
90(90a〜90d) 抜け防止具

Claims (6)

  1. 複数の方向に揺動可能に設置された第1のキートップと、前記第1のキートップの外側を囲む位置に配置され複数の方向に揺動可能に設置された第2のキートップと、
    前記第1のキートップが揺動する際に下降する位置の下方と前記第2のキートップが揺動する際に下降する位置の下方とにそれぞれ設置したスイッチとを備え、
    前記第1、第2のキートップが押圧されて揺動すると、その下降する位置の下方に設置した前記スイッチがオンするように構成したことを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
  2. 請求項1に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、
    前記第1のキートップ内に設けた開口部に上下動可能に設置された第3のキートップと、前記第3のキートップの下方に設置したスイッチとをさらに備え、
    前記第3のキートップが押圧されて下降すると、その下方に設置した前記スイッチがオンするように構成したことを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
  3. 請求項1又は2に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、
    前記各キートップを互いに連結して各キートップがそれぞれ揺動又は上下動可能となるように支持する連結部材を備えることを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
  4. 請求項3に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、
    表面に前記各スイッチを設置してなるスイッチ設置部材と、
    前記連結部材を前記スイッチ設置部材に固定する固定部材とを備えることを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
  5. 請求項4に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、
    前記固定部材は、前記第2のキートップの外周よりも内側であって、且つ何れかのキートップの下面に対向する位置に配置されていることを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
  6. 請求項4又は5に記載の多方向押圧型スイッチにおいて、
    前記連結部材は、可撓性を有する合成樹脂製であり、該連結部材は、前記固定部材を取り付ける取付固定部と、該取付固定部から延伸して前記各キートップにそれぞれ固定される各腕部とを備えた形状に形成されていることを特徴とする多方向押圧型スイッチ。
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