JP2000260259A - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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Publication number
JP2000260259A
JP2000260259A JP11065596A JP6559699A JP2000260259A JP 2000260259 A JP2000260259 A JP 2000260259A JP 11065596 A JP11065596 A JP 11065596A JP 6559699 A JP6559699 A JP 6559699A JP 2000260259 A JP2000260259 A JP 2000260259A
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JP
Japan
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housing
contact
push switch
base
stem
Prior art date
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Application number
JP11065596A
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English (en)
Inventor
Kazuki Hayakawa
和希 早川
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to TW089101322A priority patent/TW434611B/zh
Priority to KR1020000009129A priority patent/KR100331729B1/ko
Priority to EP00105076A priority patent/EP1035556A3/en
Priority to CNB001028189A priority patent/CN1135582C/zh
Publication of JP2000260259A publication Critical patent/JP2000260259A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/10Bases; Stationary contacts mounted thereon
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/58Electric connections to or between contacts; Terminals
    • H01H2001/5888Terminals of surface mounted devices [SMD]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2207/00Connections
    • H01H2207/032Surface mounted component

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 曲げ部の加工のばらつきによる影響を受けず
に、接点間の隙間を最小に設定することができ、小型化
が可能なハウジングの固定端子の配置構造を提供する。 【解決手段】 箱状のハウジング1と、このハウジング
1内に固着された一対の固定端子2と、前記ハウジング
1の内側面に摺動可能に保持されたステムと、このステ
ムの移動と連動して動作可能なように前記固定端子2上
に配設された可動接点とを備え、前記一対の固定端子2
は前記ハウジング1内に埋設された基部2bと、前記ハ
ウジング1の外方に延設された端子部2cと、前記ハウ
ジング1内底面に表出し一定の隙間を保持して配設され
た接点部2dとからなり、前記一対の固定端子2は、一
直線上にそれぞれの前記基部2bが位置して配設され、
前記接点部2dは前記基部2bの配列方向と直交する線
上に、それぞれ屈曲されて対向配置されるように形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の操
作用スイッチとして使用されるプッシュスイッチの構造
に関し、特にハウジング内に配設される固定端子の配置
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプッシュスイッチの固定端子の配
置構造としては図11及び図12に示すものがある。図
11はプッシュスイッチのハウジング部分を示す平面
図、図12は図11の12−12線における断面図であ
る。
【0003】ハウジング11は、合成樹脂などの成形材
で上面が開口された箱状に形成されており、この内底部
には、黄銅などの導電性の金属材から形成された固定端
子22が、インサート成形などの方法で配設されてい
る。この固定端子22は、前記ハウジング11の内底部
に埋設され、その途中に複数の曲げ部22aが設けられ
た基部22bと、この基部22bから前記ハウジング1
1の外方へ延設された端子部22cと、前記ハウジング
11の内底面に表出され、図示しない可動接点と接離さ
れる一対の接点部22dが対向されて形成されたものと
なっている。
【0004】前記一対の接点部22dは、前記固定端子
22の基部22bの配列方向に沿って、お互いに一定の
隙間を保持して対向配置されたものとなっており、前記
接点部22dの幅は前記固定端子22の基部22bの幅
とほぼ同じ寸法で形成されている。また、前記ハウジン
グ11の外方へ延設された端子部22cは、前記基部2
2bに前記ハウジング11の内底部で複数の曲げ部22
aが設けられていることにより、前記ハウジング11の
底面と面一となるように形成されており、この端子部2
2cの先端は、前記ハウジング11の外側面に沿うよう
に立ち上げられたJベント形状に形成されている。この
端子部22cの先端がJベント形状に形成されているこ
とにより、前記ハウジング11を使用したプッシュスイ
ッチの回路基板上への表面実装が可能となっている。
【0005】前記ハウジング11をプッシュスイッチに
使用する場合には、前記ハウジング11の開口内部へ、
図示しない既に公知である可動接点を収容し、さらに図
示しないこれも既に公知のラバースプリング及びステム
を装着することで既存のプッシュスイッチが完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプッシュスイッチのハウジング11内の固定端
子の配置構造においては、固定端子22の一対の接点部
22dは、固定端子22の基部22bの配列方向に沿っ
てお互いに一定の隙間を保持して対向配置されたものと
なっていることから、ハウジング11に埋設された固定
端子22の基部22bの配列方向に続けて、更に一対の
接点部22dを連接して対向配置しなければならず、こ
のため固定端子22の配列方向の長さが長くなり、ハウ
ジング11の大きさも大きくなることから、プッシュス
イッチ全体の大きさも大きくなってしまうという問題が
あった。
【0007】また、回路基板への表面実装を可能とする
ために、ハウジング11に配設された固定端子22の端
子部22cの先端がJベント形状に形成され、端子部2
2cがハウジング11の底面と面一となるように、ハウ
ジング11の内底部で、固定端子22の基部22bに複
数の曲げ部22aが設けられていることから、固定端子
22の一対の接点部22dの接点間の隙間が、この曲げ
部22aの加工精度の問題でばらつき、接点間の隙間が
広がってしまうという問題があった。
【0008】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、ハウジング内の固定端子の配列方向の長さを短
くすることが可能であると共に、回路基板への表面実装
をも可能とした固定端子形状であって、ハウジング内で
複数の曲げ部が設けられていても、この曲げ部の加工の
ばらつきによる影響を受けずに、接点間の隙間を最小に
設定することができ、小型化が可能なハウジングの固定
端子の配置構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、箱状のハウジングと、
このハウジング内に固着された一対の固定端子と、前記
ハウジングの内側面に摺動可能に保持されたステムと、
このステムの移動と連動して動作可能なように前記固定
端子上に配設された可動接点とを備え、前記一対の固定
端子は前記ハウジング内に埋設された基部と、前記ハウ
ジングの外方に延設された端子部と、前記ハウジング内
底面に表出し一定の隙間を保持して配設された接点部と
からなり、前記一対の固定端子は、一直線上にそれぞれ
の前記基部が位置して配設され、前記接点部は前記基部
の配列方向と直交する線上に、それぞれ屈曲されて対向
配置されていることを特徴とする。
【0010】また、第2の手段として、前記接点部は、
前記基部の配列方向と直交する方向の幅が、前記基部の
幅よりも小さくなるように形成されていることを特徴と
する。
【0011】また、第3の手段として、前記接点部は、
前記基部の配列方向の中心線と直交する線上において、
前記中心線を挟んでそれぞれ互いに反対側へずらして対
向配置されていることを特徴とする。
【0012】また、第4の手段として、前記ハウジング
内に埋設された一対の固定端子の基部は、前記ハウジン
グ内に複数個の曲げ部が形成されており、この複数個の
曲げ部を設けることにより外方に延設された端子部が前
記ハウジングの底面と面一となるように形成されている
ことを特徴とする。
【0013】また、第5の手段として、前記固定端子上
に配設された前記可動接点は、外側に形成された桟部
と、この桟部に延設された接続部と、この接続部を介し
て前記桟部に揺動可能に設けられた接触片とからなり、
前記可動接点に設けられた前記接触片は、前記接続部の
延設方向の長さが、前記接続部の延設方向に直交する方
向の長さよりも短くなるように形成されていることを特
徴とする。
【0014】また、第6の手段として、前記可動接点
は、バネ性のある金属板から形成されると共に、前記桟
部の中央部には円弧状の孔を設け、この孔の中央部に
は、前記接続部を介して金属板上に一体的に切り起こさ
れた前記接触片が形成されていることを特徴とする。
【0015】また、第7の手段として、前記可動接点の
前記接触片は、形状が長円状に形成されていることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプッシュスイッチ
の1実施例を図1乃至図10に示す。図1はプッシュス
イッチの平面図、図2はプッシュスイッチの正面図、図
3は図1の3−3線における断面図、図4は図1の4−
4線における断面図、図5は図4の初期状態からステム
を移動させてラバースプリングが屈曲した状態の説明
図、図6はハウジングの平面図、図7は可動接点の平面
図、図8は可動接点の正面図、図9はステムの底面図、
図10は図9の10−10線における断面図である。
【0017】ハウジング1は、合成樹脂などの成形材で
形成され、有底で上面が開口された箱状に形成されてい
る。このハウジング1の内底部には、黄銅などの導電性
の金属材で形成された固定端子2が、インサート成形な
どの方法で前記ハウジング1に一体的に成形され配設さ
れたものとなっている。この固定端子2は、前記ハウジ
ング1の内底部に埋設され、その埋設部分の途中には複
数の曲げ部2aが形成された基部2bと、この基部2b
と一体であり、前記ハウジング1の外方へと延設された
端子部2cと、前記ハウジング1の内底面に表出され、
一定の隙間を保持して配設された一対の接点部2dが形
成されたものとなっている。前記一対の接点部2dは、
前記基部2bの配列方向と直交する線上に、屈曲されて
対向するようにそれぞれ配置されている。また、前記接
点部2dは、前記基部2bの配列方向と直交する方向の
幅寸法が、前記基部2bの配列方向と直交する方向の幅
寸法よりも小さくなるように形成されている。更には、
前記接点部2dは、前記基部2bの配列方向の中心線L
と直交する線上において、前記中心線Lを挟んでそれぞ
れ互いに反対側へずらして対向配置されているものとな
っている。このように前記接点部2dを配置したことに
より、前記ハウジング1内の固定端子2の配列方向の長
さを短くすることが可能となる。
【0018】また、前記ハウジング1の外方へ延設され
た端子部2cは、前記基部2bに前記ハウジング1の内
底部で複数の曲げ部2aが設けられていることにより、
前記ハウジング1の底面と面一となるように形成されて
おり、この端子部2cの先端は、前記ハウジング1の外
側面に沿うように立ち上げられたJベント形状に形成さ
れている。この端子部2cの先端がJベント形状に形成
されていることから、前記ハウジング1を使用したプッ
シュスイッチの回路基板上への表面実装が可能となって
いる。この場合、前記一対の接点部2dは、前記基部2
bが複数の曲げ部2aの加工によって歪みが生じない方
向、即ち、前記基部2bの配列方向と直交する線上に対
向配置されていることから、前記ハウジング1内に複数
の曲げ部2aが設けられていても、この曲げ部2aの加
工のばらつきによる影響を受けずに、接点間の隙間を最
小に精度良く設定することができ、更には前記ハウジン
グ1の小型化が可能となる。
【0019】また、前記ハウジング1の対向する一対の
内側面には、後述するステムのフック部に設けられた係
止突部が係合される係止溝部1aが設けられている。こ
の係止溝部1aを設けることにより、後述するステムの
移動時、及び復帰時に、このステムを前記ハウジング1
内に案内させ、かつ位置規制させることが可能となる。
また、前記ハウジング1の矩形状の内側面の四隅部に
は、平面状の摺動面部1bが設けられ、後述するステム
の摺動面部と摺動するように形成されており、前記ハウ
ジング1の内側面の四隅部に前記摺動面部1bを設ける
ことにより、ステムの隅を斜め押しした場合でも、安定
したステムの摺動が可能となることから、操作時のフィ
ーリングが向上される。尚、前記ハウジング1に設けら
れた摺動面部1bは平面状に限ることはなく、円弧面状
であっても良い。
【0020】可動接点3は、バネ性のあるリン青銅板ま
たはステンレス鋼板などから形成され、外形が略円形
で、その外側にはリング状の桟部3aが形成されてい
る。この桟部3aの中央部には、円弧状の孔3bが設け
られ、この孔3bの中央部には、前記桟部3aにその一
端が接続部3cによって接続され、その他端が一体的に
切り起こされた接触片3dが形成されている。この接触
片3dは、前記接続部3cを介して前記桟部3aに揺動
可能となるように設けられており、その先端側はやや上
側に傾斜するように角度を持って屈曲されたものとなっ
ている。前記接触片3dは、その形状が長円状に形成さ
れており、この長円状の長手方向が、前記一対の固定端
子2の前記接点部2dの配置方向と同一線上になるよう
にそれぞれ配置されるものとなっている。前記接触片3
dを長円状に形成することで、前記接続部3cの長さ
(可動スパン)を長く形成することができることから、
前記接触片3dの接触バネ荷重の設計に自由度が広が
り、安定したクリックが得られるものとなる。また、前
記可動接点3全体の小型化が可能となる。
【0021】また、前記接触片3dには、後述するラバ
ースプリングと対向する面、即ち、切り起こされ傾斜し
て屈曲された上側の面に、このラバースプリングと当接
する当接用の突起部3eが形成されている。この突起部
3eは一個だけでなく、複数個設けることが可能で、そ
の形状も一種類に限らず、例えば円弧状または円環状な
どの色々な形状の突起の形成が可能である。この突起部
3eを設けることで後述するラバースプリングと前記接
触片3dとの貼り付きが防止され、操作時においてお互
いが外れる時の金属音の発生を防止できる。また、接触
片3dのほぼ中央部が押圧されることから、接触が安定
する。
【0022】ラバースプリング4は、可撓性のあるエラ
ストマーまたはシリコーンゴムなどから形成され、外形
が下面開口状のドーム形で、後述するステムの移動、お
よび復帰の際に屈曲されて弾性力が付与されるスカート
部4aと、このスカート部4aの上部に形成された作動
部4bからなっている。この作動部4bの下面側には作
動突部4cが形成され、この作動突部4cの先端が前記
可動接点3の接触片3dに設けられた突起部3eと当接
されるものとなっている。尚、本実施例では、可動接点
3はバネ性のある金属板で形成され、前記固定端子2と
ラバースプリング4との間に配設されるように形成され
ているが、既に公知である、カーボンインク接点など
を、前記ラバースプリング4の作動突部4cの下端面に
一体に形成しても良い。この場合には、前記可動接点3
が不要となり、部品点数が削減される。
【0023】ステム5は、合成樹脂などの成形材で略矩
形状に形成され、その上面部は、人の指などで操作され
る平面状の押圧部5aが設けられている。この押圧部5
aに対向する下面側には、前記ラバースプリング4の作
動部4b上面へ当接して、前記ラバースプリング4を前
記可動接点3側へ屈曲させる、下面側へ突出された押圧
突部5bが形成されている。また、前記ステム5の対向
する一対の側面部には、前記ハウジング1の内側面に設
けられた係止溝部1aに係合され、前記ステム5の移動
時、及び復帰時に、前記ステム5を前記ハウジング1内
に位置規制させる、係止突部5cを有する一対のフック
部5dが形成されている。このフック部5dの内側、即
ち、前記ラバースプリング4のスカート部4aと対向す
る面には、前記スカート部4aが押圧された時に屈曲す
る屈曲部4dを受け入れる、前記スカート部4aの外形
に沿って円弧状に凹ませた逃げ部5eが形成されてい
る。この逃げ部5eを設けることにより前記ステム5の
小型化が可能となる。
【0024】また、この逃げ部5eを設けることによ
り、前記フック部5dは、前記フック部5dの延設方向
の中央部の厚さ、即ち、前記逃げ部5eの厚さが薄くな
るため、前記フック部5dの強度が低下することになる
が、前記逃げ部5eに対して両側部の厚さは、厚肉とな
るように形成されている。この両側部が厚肉となるよう
に形成されていることから、前記フック部5dの逃げ部
5eが薄肉に形成されていても、前記フック部5d全体
の曲げ強度が確保され、かつ前記フック部5d全体を大
きく(厚く)する必要がないので、前記ステム5の小型
化が可能となる。尚、本実施例では、前記逃げ部5eは
前記ラバースプリング4のスカート部4aの外形に沿っ
た円弧状に形成されているが、前記逃げ部5eはこれに
限るものではなく、前記スカート部4aの屈曲部4dを
受け入れることが可能な形状、例えば角状の凹部として
も良い。
【0025】また、前記ステム5の矩形状の四隅部に
は、前記ハウジング1の内底面側に延びる脚部5fが設
けられている。この脚部5fの外方の隅部には、面取り
が設けられた平面状の摺動面部5gが形成され、この脚
部5fの摺動面部5gが、前記ハウジング1の内側面の
四隅部に設けられた摺動面部1bと摺動するように形成
されている。前記ステム5の矩形状の四隅部に、前記脚
部5fを設けることによって、前記ハウジング1内側面
と前記ステム5外側面との摺動が安定し、前記ハウジン
グ1内での前記ステム5の摺動が確実なものとなる。
【0026】また、前記ステム5の脚部5fの外方の隅
部に前記摺動面部5gを設けることにより、前記ステム
5の隅を斜め押しした場合でも、前記ハウジング1の内
側面の四隅部に設けられた摺動面部1bと摺動すること
により、前記ステム5は更に安定して摺動することが可
能となり、前記ステム5の操作フィーリングを向上させ
ることができる。尚、前記ステム5に設けられた摺動面
部5gは平面状に限ることはなく、円弧面状であっても
良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプッシュ
スイッチは、一対の固定端子は、一直線上にそれぞれの
基部が位置して配設され、接点部は基部の配列方向と直
交する線上に、それぞれ屈曲されて対向配置されている
ことから、固定端子の形状を小さく形成することがで
き、ハウジング内の固定端子の配列方向の長さも短くす
ることが可能であり、ハウジングの小型化、及びプッシ
ュスイッチ全体の小型化が可能となる。
【0028】また、接点部は、基部の配列方向と直交す
る方向の幅が、基部の幅よりも小さくなるように形成さ
れているため、対向された一対の接点部の形状が最小の
寸法で形成できるので、使用される部品の材料費の削減
が可能となり、固定端子を加工する場合の加工精度も向
上される。
【0029】また、接点部は、基部の配列方向の中心線
と直交する線上において、中心線を挟んでそれぞれ互い
に反対側へずらして対向配置されているため、ハウジン
グ内で基部に複数の曲げ部が設けられていても、この曲
げ部の加工のばらつきによる影響を受けずに、接点部間
の隙間を最小に設定することができる。
【0030】また、一対の固定端子の基部は、ハウジン
グ内に複数個の曲げ部が形成されており、この曲げ部を
設けることで、外方に延設された端子部がハウジングの
底面と面一となるように形成されているため、簡易な構
造で回路基板への表面実装が可能であり、かつ小型化が
可能なプッシュスイッチのハウジング構造が得られる。
【0031】また、固定端子上に配設された可動接点に
設けられた接触片は、接続部の延設方向の長さが、接続
部の延設方向に直交する方向の長さよりも短くなるよう
に形成されているため、可動接点全体の大きさを小さく
形成することができる。
【0032】また、可動接点は、バネ性のある金属板か
ら形成され、円弧状の孔の中央部に接続部を介して金属
板上に一体的に切り起こされた接触片が形成されている
ため、小さな形状でも安定した接触が可能な可動接点が
得られる。
【0033】また、可動接点の接触片は、形状が長円状
に形成されているため、加工が容易であり、一対の固定
端子の接点部に対応して確実に接触させることができる
ことから、接点部の接触信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるプッシュスイッチを示
す平面図である。
【図2】本発明の1実施例であるプッシュスイッチを示
す正面図である。
【図3】本発明の図1の3−3線における断面図であ
る。
【図4】本発明の図1の4−4線における断面図であ
る。
【図5】本発明の図4の初期状態からステムを移動させ
てラバースプリングが屈曲した状態を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の1実施例であるハウジングを示す平面
図である。
【図7】本発明の1実施例である可動接点を示す平面図
である。
【図8】本発明の1実施例である可動接点を示す正面図
である。
【図9】本発明の1実施例であるステムを示す底面図で
ある。
【図10】本発明の図9の10−10線における断面図
である。
【図11】従来のプッシュスイッチのハウジングを示す
平面図である。
【図12】従来の図11の12−12線における断面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 係止溝部 1b 摺動面部 2 固定端子 2a 曲げ部 2b 基部 2c 端子部 2d 接点部 3 可動接点 3a 桟部 3b 孔 3c 接続部 3d 接触片 3e 突起部 4 ラバースプリング 4a スカート部 4b 作動部 4c 作動突部 4d 屈曲部 5 ステム 5a 押圧部 5b 押圧突部 5c 係止突部 5d フック部 5e 逃げ部 5f 脚部 5g 摺動面部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状のハウジングと、このハウジング内
    に固着された一対の固定端子と、前記ハウジングの内側
    面に摺動可能に保持されたステムと、このステムの移動
    と連動して動作可能なように前記固定端子上に配設され
    た可動接点とを備え、前記一対の固定端子は前記ハウジ
    ング内に埋設された基部と、前記ハウジングの外方に延
    設された端子部と、前記ハウジング内底面に表出し一定
    の隙間を保持して配設された接点部とからなり、前記一
    対の固定端子は、一直線上にそれぞれの前記基部が位置
    して配設され、前記接点部は前記基部の配列方向と直交
    する線上に、それぞれ屈曲されて対向配置されているこ
    とを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記接点部は、前記基部の配列方向と直
    交する方向の幅が、前記基部の幅よりも小さくなるよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載のプッ
    シュスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記接点部は、前記基部の配列方向の中
    心線と直交する線上において、前記中心線を挟んでそれ
    ぞれ互いに反対側へずらして対向配置されていることを
    特徴とする請求項1、又は2記載のプッシュスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング内に埋設された一対の固
    定端子の基部は、前記ハウジング内に複数個の曲げ部が
    形成されており、この複数個の曲げ部を設けることによ
    り外方に延設された端子部が前記ハウジングの底面と面
    一となるように形成されていることを特徴とする請求項
    1、又は2、又は3記載のプッシュスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記固定端子上に配設された前記可動接
    点は、外側に形成された桟部と、この桟部に延設された
    接続部と、この接続部を介して前記桟部に揺動可能に設
    けられた接触片とからなり、前記可動接点に設けられた
    前記接触片は、前記接続部の延設方向の長さが、前記接
    続部の延設方向に直交する方向の長さよりも短くなるよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項1、又は
    2、又は3記載のプッシュスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記可動接点は、バネ性のある金属板か
    ら形成されると共に、前記桟部の中央部には円弧状の孔
    を設け、この孔の中央部には、前記接続部を介して金属
    板上に一体的に切り起こされた前記接触片が形成されて
    いることを特徴とする請求項5記載のプッシュスイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 前記可動接点の前記接触片は、形状が長
    円状に形成されていることを特徴とする請求項5、又は
    6記載のプッシュスイッチ。
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