JP2002170615A - 電気接続用端子 - Google Patents

電気接続用端子

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JP2002170615A
JP2002170615A JP2000364744A JP2000364744A JP2002170615A JP 2002170615 A JP2002170615 A JP 2002170615A JP 2000364744 A JP2000364744 A JP 2000364744A JP 2000364744 A JP2000364744 A JP 2000364744A JP 2002170615 A JP2002170615 A JP 2002170615A
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JP
Japan
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movable portion
contact
electric connection
connection terminal
terminal
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JP2000364744A
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Masahiko Nukada
匡彦 額田
Hiroaki Kobayashi
弘明 小林
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Iriso Electronics Co Ltd
Original Assignee
Iriso Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手側導電体と可動部との間に過剰な接触圧
が生ずることのない電気接続用端子を提供する。 【解決手段】 相手側導電体と可動部10とを圧接した
際、可動部10の他端側が端子本体の下側に当接した場
合には、可動部10の他端側をなす各弾性片10aが屈
曲するが、各弾性片10aは他の部分よりも幅が狭く弾
性力が小さいため、相手側導電体と可動部10との接触
圧が過剰となることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板やコ
ネクタの絶縁体等に取付けられて使用される電気接続用
端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続用端子として
は、図6に示すように導電性の金属板を略U字状に形成
し、長手方向一端側を基点に厚さ方向に弾性的に屈曲可
能な可動部1を備えたものが知られている。
【0003】この電気接続用端子では、相手側導電体と
可動部1とを圧接することにより、可動部1が厚さ方向
一方(図中下方)に弾性的に屈曲し、相手側導電体と可
動部1との電気的な接触状態が保たれるようになってい
る。
【0004】また、前記電気接続用端子では、可動部1
が厚さ方向一方の所定位置まで屈曲すると、図7に示す
ように可動部1の他端側を端子本体の下側に当接させ、
可動部1に不用意な外力が加わった場合でも可動部1を
必要以上に屈曲させないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記電気接
続用端子では、相手側導電体との正常な接続状態では可
動部1の他端側が端子本体の下側に接触するまで屈曲し
ないように形成されているが、製造上の寸法誤差等によ
り可動部1の他端側が端子本体の下側に接触することが
ある。このような場合、可動部1の他端側の弾性力によ
り相手側導電体と可動部1との接触圧が過剰となり、相
手側導電体との接続に支障を来すという問題点があっ
た。
【0006】また、前述のような不具合を回避するため
に、図8に示す可動部2のように他端側を前記所定位置
で端子本体の下側に当接しないように形成すると、例え
ば図9に示すように接触物Aとの過度な圧接により、可
動部2が通常の屈曲位置(図中破線位置)を超えて必要
以上に屈曲し、可動部2が塑性変形を生じて元の位置に
復元不能になるおそれがあった。
【0007】更に、可動部2に幅方向の外力が加わった
場合、図10に示すように可動部2が図中B方向にねじ
れを生じ、幅方向に変形を生ずるおそれもあった。
【0008】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、相手側導電体と可動
部との間に過剰な接触圧が生ずることのない電気接続用
端子を提供することにある。また、他の目的とするとこ
ろは、前記目的に加え、不用意な外力による可動部の変
形を確実に防止することのできる電気接続用端子を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、相手側導電体との圧接によ
り長手方向一端側を基点に厚さ方向一方に弾性的に屈曲
可能な可動部を備え、可動部を厚さ方向一方の所定位置
まで屈曲させると、可動部の他端側を所定部位に当接さ
せるようにした電気接続用端子において、前記可動部の
他端側を他の部分よりも幅の狭い少なくとも一つの弾性
片によって形成している。
【0010】これにより、相手側導電体と可動部とを圧
接した際、可動部の他端側が所定部位に当接した場合に
は、可動部の他端側をなす弾性片が屈曲するが、弾性片
は他の部分よりも幅が狭く弾性力が小さいため、相手側
導電体と可動部との接触圧が過剰となることはない。
【0011】また、請求項2では、請求項1記載の電気
接続用端子において、前記可動部の屈曲方向に所定高さ
を有し、可動部側に接近する接触物と当接可能な当接部
を備えている。
【0012】これにより、請求項1の作用に加え、接触
物との圧接により可動部が所定位置まで屈曲すると、当
接部が接触物に当接することから、接触物の可動部側へ
の接近が規制される。
【0013】また、請求項3では、請求項2記載の電気
接続用端子において、前記当接部を可動部の幅方向両側
にそれぞれ配置している。
【0014】これにより、請求項2の作用に加え、可動
部の幅方向に外力が加わった場合は、可動部が当接部に
係止し、同方向への可動部の屈曲が規制される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の一実施形
態を示すもので、図1は電気接続用端子の斜視図、図2
はその正面図、図3はその平面図、図4及び図5はその
屈曲状態を示す正面図である。
【0016】この電気接続用端子は、略U字状に形成さ
れた導電性の金属板からなり、長手方向一端側を基点に
厚さ方向一方に弾性的に屈曲可能な可動部10と、可動
部10の幅方向両側に配置された一対の側壁部11とを
備えている。
【0017】可動部10は端子本体の図中上側に形成さ
れ、その一部が上方に突出するように形成されている。
また、可動部10の他端側は他の部分よりも幅の狭い幅
方向一対の弾性片10aによって形成されている。
【0018】各側壁部11は端子本体の下側から可動部
10の各弾性片10aのやや上方まで延び、その上端側
は各弾性片10aの上方に位置するようにそれぞれ可動
部10の幅方向に屈曲している。即ち、各側壁部11は
接触物と当接可能な当接部をなし、それぞれ可動部10
の屈曲方向に所定高さHを有するように形成されてい
る。
【0019】以上のように構成された電気接続用端子に
おいては、相手側導電体と可動部10とを圧接すること
により、可動部10が厚さ方向一方(図中下方)に弾性
的に屈曲し、基板Aの導電部と可動部10との電気的な
接触状態が保たれる。その際、図4に示すように可動部
10の他端側が端子本体の下側に当接した場合には、可
動部10の他端側をなす各弾性片10aが屈曲する。こ
の場合、各弾性片10aは他の部分よりも幅が狭く弾性
力が小さいため、相手側導電体と可動部10との接触圧
が過剰となることはない。
【0020】また、図5に示すように接触物A(例えば
相手側の基板)との圧接により可動部10が所定位置ま
で屈曲すると、各側壁部11の上端が接触物Aに当接
し、接触物Aの可動部10側への接近が規制される。
【0021】更に、可動部10の幅方向に外力が加わっ
た場合は、可動部10が側壁部11に係止することか
ら、同方向への可動部10の屈曲が規制される。
【0022】このように、本実施形態の電気接続用端子
によれば、可動部10の他端側を他の部分よりも弾性力
の小さい一対の弾性片10aによって形成したので、相
手側導電体との圧接により可動部10の他端側が端子本
体の下側に当接した場合でも、相手側導電体と可動部1
0との接触圧が過剰となることがなく、相手側導電体と
の接続状態を常に良好に保つことができる。
【0023】また、本実施形態では、可動部10の屈曲
方向に所定高さHを有する一対の側壁部11を接触物A
に当接させることにより、接触物Aの可動部10側への
接近を規制するようにしたので、不用意な外力により可
動部10が必要以上に屈曲することがなく、可動部10
の厚さ方向一方(下方)への変形を確実に防止すること
ができる。その際、可動部10が厚さ方向他方(上方)
へ屈曲した場合には、可動部10が各側壁部11の上端
側屈曲部に係止することから、同方向への変形も確実に
防止することができる。
【0024】また、各側壁部11を可動部10の幅方向
両側に配置したので、可動部10の幅方向への屈曲を規
制することができ、同方向への変形も確実に防止するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の電気接
続用端子によれば、相手側導電体と可動部との間に過剰
な接触圧が生ずることがないので、相手側導電体との接
続状態を常に良好に保つことができる。
【0026】また、請求項2の電気接続用端子によれ
ば、請求項1の効果に加え、不用意な外力による可動部
の厚さ方向の変形を確実に防止することのできるので、
耐久性の向上を図ることができる。
【0027】また、請求項3の電気接続用端子によれ
ば、請求項2の効果に加え、不用意な外力による可動部
の幅方向の変形を確実に防止することのできるので、耐
久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電気接続用端子の斜
視図
【図2】電気接続用端子の正面図
【図3】電気接続用端子の平面図
【図4】電気接続用端子の屈曲状態を示す正面断面図
【図5】電気接続用端子の屈曲状態を示す正面図
【図6】従来例を示す電気接続用端子の正面図
【図7】従来例における電気接続用端子の屈曲状態を示
す正面断面図
【図8】他の従来例を示す電気接続用端子の正面図
【図9】他の従来例における電気接続用端子の屈曲状態
を示す正面断面図
【図10】他の従来例における電気接続用端子の屈曲状
態を示す平面図
【符号の説明】
10…可動部、10a…弾性片、11…側壁部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側導電体との圧接により長手方向一
    端側を基点に厚さ方向一方に弾性的に屈曲可能な可動部
    を備え、可動部を厚さ方向一方の所定位置まで屈曲させ
    ると、可動部の他端側を所定部位に当接させるようにし
    た電気接続用端子において、 前記可動部の他端側を他の部分よりも幅の狭い少なくと
    も一つの弾性片によって形成したことを特徴とする電気
    接続用端子。
  2. 【請求項2】 前記可動部の屈曲方向に所定高さを有
    し、可動部側に接近する接触物と当接可能な当接部を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の電気接続用端子。
  3. 【請求項3】 前記当接部を可動部の幅方向両側にそれ
    ぞれ配置したことを特徴とする請求項2記載の電気接続
    用端子。
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Effective date: 20031216