JP3287523B2 - プリント基板用端子 - Google Patents

プリント基板用端子

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JP3287523B2 JP02793195A JP2793195A JP3287523B2 JP 3287523 B2 JP3287523 B2 JP 3287523B2 JP 02793195 A JP02793195 A JP 02793195A JP 2793195 A JP2793195 A JP 2793195A JP 3287523 B2 JP3287523 B2 JP 3287523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁基板に銅箔で回路
を形成した銅張り積層板(以下プリント基板という)の
回路に接続するプリント基板用端子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板に回路入出力端子を
配設する場合、接触子を介在させて接続する方法と、半
田付けあるいは鑞付けによって接続する方法とがある。
たとえば、実公昭63−42472号公報には、図5に
示すようなコネクタをプリント基板に装着することが記
載されており、そのコネクタ内には図6に示すような、
接触子Pが開示されている。
【0003】接触子Pは、一端に平板状の嵌合部aを有
し、他端に基板部bをU字状に屈曲形成した端子片cを
形成しており、U字状に屈曲した端子片cによって、プ
リント基板dの銅箔面と弾性的に接触して接続を行うよ
うにしている。しかしながら、端子片cの弾性的な接触
によって接続を行うため接触抵抗が高く、大きな電流を
流すことができない欠点がある。また、銅箔面に接触さ
せるようにしているため、嵌合部aの位置が銅箔が形成
されている面に限定される問題点もある。
【0004】一方、実開平4−88666号公報には、
半田付けあるいは鑞付けによって接続する従来の基板用
端子Q(図7参照)を改良した端子として、図8に示す
ような基板接続用端子Rが開示されている。すなわち、
従来の基板用端子Qは、図7に示すように、係止部eの
端部において半田付け等によりプリント基板dの回路体
fと接続されているが、嵌合部gに嵌入される相手側の
雄端子hの位置が若干ずれると、嵌合部gと雄端子hと
の接触が不完全となったり、雄端子hによって異常な応
力が係止部eに加えられるため、係止部eの半田付け部
等にクラックが生じたり、脱落が起こるなどの障害が発
生することがある。
【0005】そこで、基板接続用端子Rは、受筒部iに
弾性屈曲部jを形成してあり、雄端子hの位置が若干ず
れた場合や、過大な応力が加えられた場合でも、弾性屈
曲部jの変形によって吸収しようとしたものである。し
かしながら、雄端子hの位置が若干ずれた場合の嵌合状
態は保持できるとしても、図9の矢印に示すように、過
大な応力が加えられた場合は、その応力は、係止部e′
の半田付け部kに集中するため、半田付け部kにクラッ
クが発生する問題点は解消されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、相手側端子との嵌合時な
どにおいて異常な応力が加えられた際に、端子の電気接
触部とプリント基板の回路導体とを接続する半田付けあ
るいは鑞付け部が、応力による悪影響を受けることのな
い信頼性および耐久性の高いプリント基板用端子を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のプリント基板用端子は、薄板金から形成さ
れ、基板部の一端から起立した電気接触片と、基板部
の他端から弧状に湾曲した屈曲部を介して折り返され、
該基板部の一端側まで傾斜して延びる電気接続部と、
基板部の両側縁を折曲形成した相対向する支持板部とか
ら成り、該電気接続部の自由端にプリント基板の電気回
路と接続する接続片を設け、該支持板部に固定用支持片
を設けたことを特徴とする。また、請求項2に記載した
ように、前記屈曲部を前記電気接続部の幅より狭幅に形
成し、前記プリント基板に対する該電気接続部の弾圧力
を低減させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のプリント基板用端子は、電気接続部と
別に基板部から一体に形成された相対向する支持板部を
備えており、該支持板部をプリント基板に固定すると共
に、電気接続部を所定の回路導体に対して接続するよう
にしているため、相手側端子と嵌合する電気接触片に異
常な応力が加えられても、その大部分は支持板部によっ
て吸収され、電気接続部の接続片の半田付けあるいは鑞
付け部は、応力による悪影響を受けることがない。その
ため、半田付けあるいは鑞付け部のクラックを防止する
ことが可能となり、接続部の信頼性が向上する。また、
電気接続部は、基板部の他端から弧状に湾曲させた屈曲
部に続き、一端側に傾斜して長く延びているから、プリ
ント基板に半田付け等によって固定される接続片に、熱
膨張係数の違いによる熱応力がプリント基板の上下方向
に生じた場合に、電気接続部が伸縮することによりその
応力を吸収して、プリント基板端子が変形等するのを防
止することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係わるプリント基
板用端子Aの斜視図であり、図2はその底面図である。
プリント基板用端子Aは、導電性金属板を折曲加工して
形成したもので、基板部1の一端から起立した雄型の電
気接触片2と、他端を下方に折り返して形成した電気接
続部3と、基板部1の両側縁を略直角に折曲することに
より、基板部1から垂下した相対向する支持板部4、
4′とから構成されている。
【0010】電気接続部3は、基板部1から弧状に湾曲
させた屈曲部3aを介して折り返されており、図3に示
すように、屈曲部3aの幅w1 は、電気接続部3の幅w
2 より狭小に形成されている。電気接続部3の自由端に
は、突出した接続片5が一体に形成されている。支持板
部4、4′の端部にも、それぞれ一体に形成された固定
用支持片6、6′が突設されている。
【0011】図4は、上記のプリント基板用端子Aをプ
リント基板7に装着して固定した状態を示す断面図であ
る。プリント基板用端子Aは、プリント基板7に設けた
回路導体としての銅箔8を貫通する挿通孔9、9′にそ
れぞれ接続片5および固定用支持片6、6′を挿通し、
銅箔8に対し半田付けあるいは鑞付け(10)を行うこ
とによって接続固定されている。
【0012】図4に示すプリント基板用端子Aの雄型の
電気接触片2に対して、相手側の雌型端子が若干ずれた
位置で嵌入されたり、嵌入後の振動などによる機械的な
応力が加えられたり、使用環境の温度差によって生じる
材料の熱膨張係数の差異による応力などが発生しても、
これらの応力の大部分は、支持板部4、4′によって受
け止められ、電気接続部3に及ぼす応力の影響は僅かで
ある。
【0013】すなわち、上記の応力の大部分は、プリン
ト基板7と接する支持板部4、4′の肩部4a、4a′
によって吸収される。また、電気接続部3の屈曲部3a
の幅w1 は、電気接続部3の幅w2 より狭小に形成して
あるため、電気接続部3の弾圧力が低減され、電気接続
部3の接続片5には殆ど応力の影響を受けることがな
い。したがって、接続片5と銅箔8との接続に用いた半
田付けあるいは鑞付け部10にクラックを生じさせるよ
うな悪影響がない。なお、固定用支持片6、6′を固定
する銅箔8は、接続片5を接続する銅箔8と同一の銅箔
でもよいが、別の銅箔であってもよい。
【0014】さらに、プリント基板7の銅箔8に電気接
続部3の接続片5を接続して固定する際に、電気接続部
3の肩部3bをプリント基板7から離して半田付けある
いは鑞付けを行うことにより、半田付けあるいは鑞付け
部10に対する熱膨張による影響を格段に軽減すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明のプリント基板用端子は、電気接
続部と別に基板部から一体に形成された相対向する支持
板部を備えているため、相手側端子と嵌合する電気接触
片に異常な応力が加えられたり、使用環境における温度
変化による熱膨張に基づく応力の発生があっても、その
大部分は支持板部によって吸収され、プリント基板の回
路導体と接続する電気接続部の半田付けあるいは鑞付け
部は、応力による悪影響を受けることがない。したがっ
て、半田付けあるいは鑞付け部のクラック発生を防止す
ることが可能となり、接続部の信頼性および耐久性が著
しく向上するなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるプリント基板用端子の
斜視図である。
【図2】図1のプリント基板用端子の底面図である。
【図3】図1のプリント基板用端子の背面図である。
【図4】図1のプリント基板用端子をプリント基板に接
続して固定した状態を示す説明図である。
【図5】従来のプリント基板用の接触子を用いたコネク
タを示す断面図である。
【図6】図5のプリント基板用の接触子の説明図であ
る。
【図7】従来の別のプリント基板用端子を示す断面図で
ある。
【図8】従来の他のプリント基板用端子の斜視図であ
る。
【図9】図8のプリント基板用端子と相手側雄端子との
嵌合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
A プリント基板用端子 1 基板部 2 電気接触片 3 電気接続部 3a 屈曲部 4、4′ 支持板部 5 接続片 6、6′ 固定用支持片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板金から形成され、基板部の一端から
    起立した電気接触片と、基板部の他端から弧状に湾曲
    した屈曲部を介して折り返され、該基板部の一端側まで
    傾斜して延びる電気接続部と、基板部の両側縁を折曲
    形成した相対向する支持板部とから成り、該電気接続部
    の自由端にプリント基板の電気回路と接続する接続片を
    設け、該支持板部に固定用支持片を設けたことを特徴と
    するプリント基板用端子。
  2. 【請求項2】 前記屈曲部を前記電気接続部の幅より狭
    幅に形成し、前記プリント基板に対する該電気接続部の
    弾圧力を低減させたことを特徴とする請求項1記載のプ
    リント基板用端子。
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