JP2001350581A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2001350581A
JP2001350581A JP2000168974A JP2000168974A JP2001350581A JP 2001350581 A JP2001350581 A JP 2001350581A JP 2000168974 A JP2000168974 A JP 2000168974A JP 2000168974 A JP2000168974 A JP 2000168974A JP 2001350581 A JP2001350581 A JP 2001350581A
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Masataka Maehara
正孝 前原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立容易で基板の専有面積を小さくすることが
でき、小型化可能である。 【解決手段】絶縁ケース9にターミナル6が一体成形に
より固定されている。また、ターミナル6の一部が絶縁
ケース9の内底面に露出して接点部10となっている。
接点部10と導電ゴム部材8がシート状の誘電体3を介
在して対向して、絶縁ケース9内に配置されている。導
電ゴム部材8の上には、キーステム4とシャフト5が一
体になって載置されている。シャフト5を傾動すると、
導電ゴム部材8と誘電体3と接点部10が圧接し、その
圧接による電気容量の変化を検出することによって傾動
方向に応じた方向へカーソルを移動することができる。
スイッチ1をユニット化できるため、組立性が良く、ま
た基板に対する専有面積が小さくなって小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置に関する
ものであり、さらに詳しくは、静電容量方式により傾動
方向に応じて所定の制御を行う入力装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の入力装置100は、図4、図5に
示すように、基板101、FPC102、導電ゴム10
3からなっている。基板101の一方の面には複数の高
電位接点パターン107が均等間隔にて環状に印刷形成
されており、高電位接点パターン107によって囲まれ
た内部には中央接点パターン108が印刷形成されてい
る。また、高電位接点パターン107の外周には環状に
繋がったアースパターン106が印刷形成されている。
高電位接点パターン107、中央接点パターン108及
びアースパターン106の各々にはスルーホール109
が形成されて裏側の面(図4中下側の面)のパターン
(図示省略)に各々が電気的に接続されている。裏側の
面のパターンにはFPC102が半田付けにより接続さ
れている。また、高電位接点パターン107と中央接点
パターン108の上にはレジスト105が印刷形成され
ている。このレジスト105は誘電体として機能するも
のである。また、レジスト105の上には導電ゴム部材
103が載置される。
【0003】入力装置100の組立は、まず1枚の大き
な板状の絶縁基材に4つの高電位接点パターン107、
1つの中央接点パターン108、1つのアースパターン
106及びその他の必要なパターンを1組として複数組
を印刷形成し、同時にスルーホール109も形成する。
次に、複数組の高電位接点パターン107及び中央接点
パターン108の上にレジスト105を印刷形成した後
に、基材を1枚ずつ切り取って図5の大きさの基板10
1にする。次に、基板101の裏側の面のパターンにF
PCを半田付けする。そして、基板101と導電ゴム部
材103を合わせて、機器のフレーム104にねじ(図
示省略)で一緒に固定して完成する。
【0004】このような入力装置100は、導電ゴム部
材103を押して所望の方向へ傾動させると、導電ゴム
部材103が高電位接点パターン107にレジスト10
5を介在して圧接し、この圧接による電気容量の変化を
電圧に変換してその変動量によって傾動方向を定めるこ
とができる。これによって、例えばカーソルを傾動方向
に応じた方向へ移動させることができる。一方、導電ゴ
ム部材103を下方(図4中下方向)へ押圧すると、導
電ゴム部材103がレジスト105を介在して中央接点
パターン108に圧接し、この圧接による電気容量の変
化を電圧に変換してその変動量によって押圧されたこと
を検知して所望の制御を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の入
力装置100は、機器のフレーム104に取り付ける前
は基板101と導電ゴム部材103がばらばらの状態で
あるため、組立が面倒であり、作業性が悪いという問題
があった。これに対して、入力装置100をユニット化
することも考えられるが、その場合にはレジスト105
を形成する際に一つ一つの基板101にレジスト105
を印刷形成することになり、作業性が悪く、製品として
の量産には向かないものであった。さらに、高電位接点
パターン107及び中央接点パターン108からの出力
は、基板101に印刷形成したパターンを通じてFPC
102に出力するため、FPC102の一端を機器内の
メイン基板等に半田付けされている別体のコネクタ(図
示省略)に接続する必要があった。したがって、機器内
で入力装置100を接続する場合には必ずコネクタが必
要であるため部品点数が増え、さらに基板専有面積が大
きくなって小型化を妨げ、またFPCをコネクタへ接続
する作業が必要であるため作業性が悪いとともに、機器
内でFPCの引き回しのスペースが必要であるという問
題があった。
【0006】本発明の目的は、作業性が良く、部品点数
が減少して基板専有面積が小さくなって機器全体を小型
化できる入力装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、略箱型の絶縁
ケースと、前記絶縁ケースの内底面に露出する接点部を
有するとともに、前記絶縁ケースに一体成形により固定
されるアースターミナル及び高電位ターミナルと、前記
接点部を覆うシート状の誘電体と、前記接点部上に、前
記誘電体を介在して前記接点部と対向して配置する導電
ゴム部材と、前記絶縁ケースを覆うカバーと、前記カバ
ーから突出する操作摘みを有する前記絶縁ケースに傾動
自在に保持される操作部材とを有し、前記高電位ターミ
ナルと前記誘電体と前記導電ゴム部材が圧接するととも
に、前記導電ゴム部材と前記アースターミナルが接続し
て、傾動方向に応じた所定の制御を行うことを特徴とす
る。
【0008】操作部材を所望の方向へ傾動すると操作部
材が導電ゴム部材を押圧し、押圧された導電ゴム部材が
さらに誘電体を押圧し、さらに誘電体が接点部を押圧し
て導電ゴム部材と誘電体と接点部が圧接する。この圧接
による電気容量の変化を電圧に変換してその変動量によ
って傾動方向を定め、その傾動方向に対応する方向へカ
ーソル等の移動を行う。傾動方向への押圧をやめると、
導電ゴム部材の復帰力によって操作部材が初期状態に復
帰し、導電ゴム部材による誘電体及び接点部への押圧も
解除されてカーソル等の移動も停止する。
【0009】更に、前記絶縁ケースには、前記絶縁ケー
ス内底面に露出する中央接点を有する中央ターミナル及
び前記絶縁ケース内底面に露出する周辺接点を有する周
辺ターミナルを一体成形により固定し、前記周辺接点と
は常時接続するとともに前記中央接点上に前記中央接点
とは間隔を設けて対向する上方凸形状の金属板を有し、
前記操作部材の押圧によって前記金属板が反転して前記
周辺接点と前記中央接点が導通することを特徴とする。
【0010】操作部材を下方へ押圧すると操作部材が金
属板を押圧し、金属板が反転することによって金属板が
中央接点に接続し、中央接点と周辺接点間が接続する。
操作部材の押圧をやめると、操作部材は金属板の復帰力
によって初期状態に復帰し、金属板と中央接点の接続が
解除されて、中央接点と周辺接点間の接続が解除され
る。
【0011】更に、前記操作部材は、前記導電ゴム部材
を押圧する第一の操作部材と、前記金属板を押圧する第
二の操作部材からなることを特徴とする。
【0012】第二の操作部材を下方へ押圧する第二の操
作部材のみが下方へ移動して金属板を押圧する。一方、
第二の操作部材を傾動すると第二の操作部材に押圧され
て第一の操作部材が傾動方向へ押圧され、第一の操作部
材が導電ゴム部材を押圧する。
【0013】更に、前記誘電体は、ポリエチレンテレフ
タレートから形成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明の実
施の形態を示したものである。入力装置1は、絶縁ケー
ス9、カバー2、誘電体3、キーステム4、シャフト
5、ターミナル6、金属板7、導電ゴム部材8からな
る。
【0015】絶縁ケース9は、全体略箱型であり、内底
面には後述する金属板7の直径と略等しい内径の環状の
ガイド壁26が形成されている。ガイド壁26は金属板
7の位置決めになっている。絶縁ケース9には複数のタ
ーミナル6が一体成形により固定されている。ターミナ
ル6は全部で9つあり、各々のターミナル6の一部が絶
縁ケース9の内底面に露出して接点部10を形成してい
る。接点部10は、図3に示す状態で露出している。す
なわち、接点部10は、高電位接点部20、中央接点部
21、周辺接点部22及びアース接点部23からなって
おり、各々は電気的に絶縁されているとともに、その一
端は絶縁ケース9より外部へ導出されて端子部24にな
っている。中央接点部21と周辺接点部22は、ガイド
壁26の内部に露出している。高電位接点部20は、高
電位ターミナル60の一部であり、均等の間隔を空けて
環状に4つ露出している。高電位接点部20間の間隔
は、後述する連結部25の幅よりも広い幅になるように
形成されている。中央接点部21は、中央ターミナル6
1の一部であり、高電位接点部20によって囲まれた内
部の略中央に環状に露出している。また、中央ターミナ
ル61は、中央接点部21と一体の連結部25を有し、
連結部25は絶縁ケース9の内底面に露出する。連結部
25は、2つの高電位接点部20の間に露出している。
なお、本実施の形態では連結部25を露出させている
が、必要に応じて絶縁ケース9の内部に埋設するか、若
しくは中央接点部21にスルーホールを形成して絶縁ケ
ース9の中央接点部21が形成されている面と反対側の
面(図2中下側の面)に導出させても良い。この場合に
は、高電位接点部20間の間隔を狭く形成することがで
きる。ただし、連結部25を絶縁ケース9の内部に埋設
した場合には絶縁ケース9の底面側の肉厚が大きくなっ
てしまい、一方スルーホールを形成して反対側の面へ導
出した場合にはスルーホールを形成する工程等が必要に
なるため、本実施の形態のように絶縁ケース9の内底面
に露出させた方が薄型化及び製造コストの点より優れて
いる。アース接点部23は、アースターミナル62の一
部であり、高電位接点部20の外側に中央接点部21に
対して点対象の位置に2箇所露出している。なお、周辺
接点部22は、周辺ターミナル63の一部である。
【0016】カバー2には、後述するシャフト5が貫通
する大きさの貫通孔30が形成されている。貫通孔30
の縁部は、後述するキーステム4が滑らかに動くことが
できるように、緩やかにカーブしたガイド部31が形成
されている。
【0017】誘電体3は、薄いシート状であり、例えば
ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」と記
す。)によって形成する。なお、誘電体3はPETに限
らず、誘電率が高いものであれば何で形成しても良い。
誘電体3としては、薄くて誘電率が高いものが適してい
る。また、誘電体3は、高電位接点部20を覆う形状に
形成されている。すなわち、中央接点部21と周辺接点
部22は覆わないように、中央は円形に切り取られてい
る。また、誘電体3は、アース接点部23を覆わない形
状になっている。
【0018】操作部材であるシャフト5とキーステム4
は、嵌合により一体になっている。第一の操作部材であ
るキーステム4は全体略円盤状であり、中心に後述する
シャフト5が貫通するシャフト5の直径と略同一の内径
の貫通孔40が形成されている。貫通孔40の下側に
は、広がった抜け止め凹部42が形成されている。ま
た、キーステム4の底面の外周側は、後述する導電ゴム
部材8を押圧する押圧部41になっている。また、キー
ステム4の側面は、ガイド部31にガイドされる球状側
面43になっている。
【0019】第二の操作部材であるシャフト5には、上
側にカバー2から突出する操作摘み50が形成されてお
り、下部に幅広な抜け止め突部51が形成されている。
抜け止め突部51は、抜け止め凹部42と嵌合して、シ
ャフト5が上方へ抜けるのを防止している。また、抜け
止め突部51と抜け止め凹部42が嵌合しているため、
シャフト5を傾動した際にはキーステム4がそれに追従
して動く。ただし、シャフト5を下方へ押圧した際に
は、シャフト5は単独で下方へ移動することができる。
この時に、貫通孔40は、シャフト5の上下動のガイド
として機能する。なお、本実施の形態では、シャフト5
とキーステム4を別部材としたが、一体に形成しても良
い。
【0020】金属板7は、金属板材をドーム状に形成し
たものであり、上に凸となる形状になっている。したが
って、シャフト5を押圧しない状態では、金属板5と中
央接点21は間隔を設けて対向している。金属板7は、
上から押圧すると反転し、押圧を止めると復帰するよう
になっている。
【0021】導電ゴム部材8は、導電性の材料から形成
されており、絶縁ケース9の内部に収納できる大きさに
形成されている。また、導電ゴム部材8の略中心には円
状の孔60が形成されている。孔60は、中央接点部2
1と周辺接点部22が露出するような大きさに形成され
ている。したがって、導電ゴム部材8を絶縁ケース9に
収納した際には、導電ゴム部材8は高電位接点部20及
びアース接点部23とは誘電体3を介在して対向するよ
うに配置される。また、アース接点部23は誘電体3で
覆われていないため、アース接点部23とは接続された
状態となる。
【0022】次に、入力装置1の組立方法について説明
する。最初に、絶縁ケース9にターミナル6を一体成形
により固定する。次に、ガイド壁26内に金属板7を収
納する。次に、誘電体3を絶縁ケース9内に収納する。
なお、誘電体3は絶縁ケース9の内壁によって位置決め
される。次に、導電ゴム部材8を絶縁ケース9に収納す
る。次に、シャフト5をキーステム4の貫通孔40に下
方より挿入した後、シャフト5とキーステム4を一体に
して絶縁ケース9内に収納する。次に、カバー2の貫通
孔30に操作部50を挿入しながらカバー2を絶縁ケー
ス9の上から被せて固定して組立は完了する。なお、ス
イッチ1はユニット化されるため、このまま機器内の基
板(図示省略)にターミナル6を半田付けして固定すれ
ば良い。
【0023】次に、入力装置1の動作について説明す
る。最初に、シャフト5を傾動した時の動作について説
明する。シャフト5を図1中上下左右の方向へ傾動させ
ると、これに追従してキーステム4が同一方向に傾動す
る。キーステム4の傾動によって押圧部41が導電ゴム
部材8を押圧し、導電ゴム部材8が誘電体3を押圧し、
誘電体3が高電位接点部20の何れか1つを押圧するこ
とによって、導電ゴム部材8、誘電体3及び高電位接点
部20が圧接する。そして、この圧接による電気容量の
変化を電圧に変換してその変動量によって傾動方向を定
めることができる。これによって、例えばカーソルを傾
動方向に応じた方向へ移動させることができる。一方、
シャフト5を図1中斜め方向に傾動させると、導電ゴム
部材8、誘電体3及び高電位接点部20が圧接するとこ
ろまでは前記と同じであるが、導電ゴム部材8は2つの
高電位接点部20に圧接する。このため、2つの高電位
接点部20における圧接による電気容量の変化を電圧に
変換してその変動量によって傾動方向を定めることがで
きる。これによって、例えばカーソルを傾動方向に応じ
た方向へ移動させることができる。この時に図1におい
て45度、135度、225度及び315度の方向に傾
動する場合には、2つの高電位接点部20の押圧面積は
ほほ同一面積になるため、2つの高電位接点部20にお
ける電気容量の変化は同じになり、それによってカーソ
ルを各々45度、135度、225度及び315度の方
向に移動させることができる。一方、上記角度以外の角
度へ傾動する場合には、2つの高電位接点部20の押圧
面積が異なるため、その面積によって電気容量の変化は
異なり、それによって上記角度以外の方向にカーソルを
移動させることができる。
【0024】このような入力装置1によれば、従来のレ
ジストをシート状の誘電体3とし、ターミナル6を絶縁
ケース9に一体成形したことによって、入力装置1をユ
ニット化できるため、入力装置1の基板への取付及び機
器への取付が容易であり、機器全体として製造容易にな
る。さらに、ターミナル6を機器内の基板に半田付けす
るだけで入力装置1を接続できるため、コネクタが不要
になって、部品点数を減少させることができ、また基板
専有面積を減少させることができる。また、誘電体3に
よって、金属板7が抜け落ちないように若しくは浮き上
がってガイド壁26から飛び出さないように押さえるこ
とができるため、組立容易であるとともに、金属板7の
脱落による不良品の発生を防ぐことができる。また、下
方への押圧スイッチの機能も併せ持っているため、多機
能化できる。また、入力装置1をユニット化したため、
各部品間の組立のばらつきを少なくすることができ、2
つの高電位接点部20間の間隔を広げることができ、し
たがって、高電位接点部20の間より連結部25を引き
出すことができる。また、下方への押圧スイッチとして
金属板7を用いたため、導電ゴム部材8による押圧操作
とは大きく異なる操作感触が得られる。また、下方への
押圧はキーステム4とは別部材のシャフト5により行う
ため、下方への押圧操作によって誤って導電ゴム部材8
が押圧されることがなく、誤動作を防止できる。また、
導電ゴム部材8は、常時アース接点部に接続しているた
め、導電ゴム部材8に静電気等が帯電してもアース接点
部よりアース側へ逃がすことができるため、IC等の電
子部品の静電気による破壊を防止できる。
【0025】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々の変形が考えられ
る。例えば、本発明は、高電位接点部20として4つの
接点部を形成したが、必ずしも4つ形成する必要はな
く、3つ、5つ等必要に応じた数にできる。また、本発
明は、アース接点部23を高電位接点部20の外側に形
成したが、必ずしも高電位接点部20の外側に形成する
必要はなく、高電位接点部20と同一円周上に形成して
も良い。また、本発明は、操作部材としてシャフト5と
キーステム4とに分けたが、必ずしもシャフト5とキー
ステム4に分ける必要はなく、一体に形成しても良い。
また、本発明は、誘電体3と高電位接点部20を押圧す
る部材として導電ゴム部材8を使用したが、必ずしもゴ
ム部材で形成する必要はなく、金属で形成しても良い。
また、本発明は、下方への押圧により作動するスイッチ
手段を設けたが、このスイッチ手段は省略することもで
きる。また、本発明は、高電位接点部20の間隔を全て
均等の間隔にしたが、必ずしも全て均等の間隔にする必
要はなく、異なる間隔にしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の入力装置
は、組立容易であり、また基板専有面積を小さくするこ
とができるため小型化に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力装置1の平面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】本発明に係る入力装置1の絶縁ケース9の内底
面に形成されたパターン形状を示した図
【図4】従来の入力装置100の側面図
【図5】従来の入力装置100の基板101を示した図
【符号の説明】
1 入力装置 2 カバー 3 誘電体 4 キーステム 5 シャフト 6 ターミナル 7 金属板 8 導電ゴム部材 9 絶縁ケース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略箱型の絶縁ケースと、前記絶縁ケース
    の内底面に露出する接点部を有するとともに、前記絶縁
    ケースに一体成形により固定されるアースターミナル及
    び高電位ターミナルと、前記接点部を覆うシート状の誘
    電体と、前記接点部上に、前記誘電体を介在して前記接
    点部と対向して配置する導電ゴム部材と、前記絶縁ケー
    スを覆うカバーと、前記カバーから突出する操作摘みを
    有する前記絶縁ケースに傾動自在に保持される操作部材
    とを有し、前記高電位ターミナルと前記誘電体と前記導
    電ゴム部材が圧接するとともに、前記導電ゴム部材と前
    記アースターミナルが接続して、傾動方向に応じた所定
    の制御を行うことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁ケースには、前記絶縁ケース内
    底面に露出する中央接点を有する中央ターミナル及び前
    記絶縁ケース内底面に露出する周辺接点を有する周辺タ
    ーミナルを一体成形により固定し、前記周辺接点とは常
    時接続するとともに前記中央接点上に前記中央接点とは
    間隔を設けて対向する上方凸形状の金属板を有し、前記
    操作部材の押圧によって前記金属板が反転して前記周辺
    接点と前記中央接点が導通することを特徴とする請求項
    1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記高電位ターミナルの高電位接
    点部は、均等間隔にて互いに絶縁状態で環状に前記絶縁
    ケース内底面に露出し、前記中央ターミナルは、前記中
    央接点部より前記高電位接点部間を通って外部へ導出す
    る連結部を有し、前記連結部は前記ケース内底面に露出
    することを特徴とする請求項2記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部材は、前記導電ゴム部材を押
    圧する第一の操作部材と、前記金属板を押圧する第二の
    操作部材からなることを特徴とする請求項2または3記
    載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記誘電体は、ポリエチレンテレフタレ
    ートから形成されることを特徴とする請求項1,2,3
    または4記載の入力装置。
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