JP2006059649A - 操作入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作カバーを簡単に支持でき、操作感触にバラツキがなく、操作者に安心感を与える操作入力装置を提供することにある。
【解決手段】 同一円周上に固定電極を設けたプリント基板10と、前記固定電極と同数の弾性可動電極片を前記固定電極に対向するように同一円周上に配置し、前記弾性可動電極片の内側縁部を接続一体化するとともに、前記プリント基板10上に固定して電気接続した可動電極20と、前記プリント基板10に前記可動電極20を被覆するように組み付けられ、前記可動電極20と対向する天井面の外周縁部を前記弾性可動電極片の先端縁部で上方に付勢された操作カバー50と、からなる。そして、前記操作カバー50の周辺部を押圧し、前記弾性可動電極片を弾性変形させて前記固定電極にそれぞれ接近させる。これにより、前記弾性可動電極片と前記固定電極との間の静電容量の変化に基づいて押圧位置を検出できる。
【選択図】図2
【解決手段】 同一円周上に固定電極を設けたプリント基板10と、前記固定電極と同数の弾性可動電極片を前記固定電極に対向するように同一円周上に配置し、前記弾性可動電極片の内側縁部を接続一体化するとともに、前記プリント基板10上に固定して電気接続した可動電極20と、前記プリント基板10に前記可動電極20を被覆するように組み付けられ、前記可動電極20と対向する天井面の外周縁部を前記弾性可動電極片の先端縁部で上方に付勢された操作カバー50と、からなる。そして、前記操作カバー50の周辺部を押圧し、前記弾性可動電極片を弾性変形させて前記固定電極にそれぞれ接近させる。これにより、前記弾性可動電極片と前記固定電極との間の静電容量の変化に基づいて押圧位置を検出できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、携帯電話機や携帯音楽プレーヤー等の操作入力装置、特に、固定電極と可動電極との間の静電容量の変化に基づき、操作方向,操作量を検出するポインティングデバイスとしての操作入力装置、あるいは、スクロールを行う操作入力装置に関する。
従来、固定電極と可動電極との間の静電容量の変化に基づいて操作方向を検出する操作入力装置としては、底の浅いハウジング内に環状に複数の固定接点部を配置し、これらの固定接点部の上に導電性と弾力性を有する弾性シール材を誘電体膜を介在しつつ密閉状態に被せ、この弾性シール材の上に平型キーを配置してなり、この平型キーの傾動方向に対応して前記弾性シール材を固定接点部に押圧して静電容量の変化によりスイッチ動作をするようにした入力装置がある(特許文献1参照)。
特開2003−241893号公報
しかしながら、前述の入力装置には、キートップ4が、その下面中央に突設した1本のキーステム14で支持することが開示されているだけである。このため、前記入力装置では、前記キートップ4が傾いた状態となりやすく、水平状態を確保することが容易でない。このため、操作者が同一の操作力で操作しても、操作感触にバラツキが生じやすく、操作者に不安感を与えるという問題点がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、操作カバーを簡単に支持でき、操作感触にバラツキがなく、操作者に安心感を与える操作入力装置を提供することを課題とする。
本発明にかかる入力装置は、前記課題を解決すべく、同一円周上に少なくとも3つの固定電極を設けたプリント基板と、前記固定電極と同等数以上の弾性可動電極片を前記固定電極に対向するように同一円周上に配置し、前記弾性可動電極片の内側縁部を接続一体化するとともに、前記プリント基板上に固定して電気接続した可動電極と、前記可動電極を被覆するように組み付けられ、前記可動電極と対向する天井面の外周縁部を前記弾性可動電極片の外側縁部で上方に付勢された操作カバーとからなり、前記操作カバーの周辺部を押圧し、前記弾性可動電極片を弾性変形させて前記固定電極に接近させることにより、前記弾性可動電極片と前記固定電極との間の静電容量の変化に基づいて押圧位置を検出する構成としてある。
本発明によれば、可動電極と対向する操作カバーの天井面の外周縁部が、弾性可動電極片の外側縁部で上方に付勢され、簡単に支持できる。このため、前記操作カバーが傾いた状態で支持されることがなく、前記操作カバーの操作感触にバラツキが生じない。この結果、操作カバーの操作力に基づく出力が安定し、操作者に安心感を与えることができる。
本発明にかかる実施形態としては、弾性可動電極片を、可動電極の中心から放射状に設けた少なくとも1本のスリットで複数の可動電極部に分割してもよい。
本実施形態によれば、操作カバーに対する可動電極の支持箇所が増大し、片当たりが少なくなるので、操作カバーの傾きがより一層少なくなり、操作感触が均一になる。また、操作カバーが僅かに変位しても、分割された可動電極部毎に弾性変形し、静電容量が変化するので、高感度の操作入力装置が得られる。
本実施形態によれば、操作カバーに対する可動電極の支持箇所が増大し、片当たりが少なくなるので、操作カバーの傾きがより一層少なくなり、操作感触が均一になる。また、操作カバーが僅かに変位しても、分割された可動電極部毎に弾性変形し、静電容量が変化するので、高感度の操作入力装置が得られる。
別の実施形態としては、可動電極部が、バネ定数の小さい第1バネ部と、これに連続するバネ定数の大きい第2バネ部と、これに連続し、かつ、操作カバーの天井面の外周縁部に圧接する先端縁部と、からなるものであってもよい。
本実施形態によれば、操作カバーの押圧操作によって最初にバネ定数が小さい第1バネ部が弾性変形した後、バネ定数が大きい第2バネ部が弾性変形する。このため、例えば、前記操作カバーの外周縁部の下方に押しボタンスイッチを配置しておけば、操作感触が段階的に変化するので、押しボタンスイッチの誤操作を防止でき、操作信頼性が向上する。
本実施形態によれば、操作カバーの押圧操作によって最初にバネ定数が小さい第1バネ部が弾性変形した後、バネ定数が大きい第2バネ部が弾性変形する。このため、例えば、前記操作カバーの外周縁部の下方に押しボタンスイッチを配置しておけば、操作感触が段階的に変化するので、押しボタンスイッチの誤操作を防止でき、操作信頼性が向上する。
本発明にかかる他の実施形態としては、プリント基板の片面のうち、操作カバーの中心と対向する位置に、中央押しボタンスイッチを設けておいてもよい。
本実施形態によれば、操作カバーとプリント基板とが対向する面の中央に中央押しボタンスイッチを配置してあるので、コンパクトな操作入力装置が得られる。
本実施形態によれば、操作カバーとプリント基板とが対向する面の中央に中央押しボタンスイッチを配置してあるので、コンパクトな操作入力装置が得られる。
本発明にかかる別の実施形態としては、プリント基板の片面のうち、操作カバーの外周縁部と対向する位置に、少なくとも1個の押しボタンスイッチを設けておいてもよい。
本実施形態によれば、操作カバーの外周縁部と対向する位置に設けた少なくとも1個の押しボタンスイッチを操作することにより、多様な選択が可能となる操作入力装置が得られるという効果がある。
本実施形態によれば、操作カバーの外周縁部と対向する位置に設けた少なくとも1個の押しボタンスイッチを操作することにより、多様な選択が可能となる操作入力装置が得られるという効果がある。
本発明にかかる操作入力装置の実施形態を図1ないし図13の添付図面に従って説明する。
第1実施形態は、図1ないし図7に示すように、携帯音楽プレーヤーに適用した場合であり、ハウジング1に液晶モニター2および操作入力装置3を組み込んである。前記操作入力装置3は、図2および図3に示すように、プリント基板10と、可動電極20と、復帰用コイルバネ30と、押しボタン40と、操作カバー50とからなるものである。
第1実施形態は、図1ないし図7に示すように、携帯音楽プレーヤーに適用した場合であり、ハウジング1に液晶モニター2および操作入力装置3を組み込んである。前記操作入力装置3は、図2および図3に示すように、プリント基板10と、可動電極20と、復帰用コイルバネ30と、押しボタン40と、操作カバー50とからなるものである。
前記プリント基板10は正面略正方形であり、その中央に中央押しボタンスイッチ11が取り付けられ、その周囲に後述する可動電極20を取り付けるための位置決め用係止孔12が同一円周上に90°の角度ピッチで設けられている。また、前記係止孔12の外側には4つの扇形状の固定電極13a,13b,13c,13dが同一円周上に均等の角度ピッチで設けられているとともに、各固定電極13a,13b,13c,13dの外周近傍には押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dがそれぞれ配置されている。さらに、前記押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dの間には後述する操作カバー50を固定するための係合孔15がそれぞれ設けられている。なお、前記固定電極13a,13b,13c,13dは、絶縁膜で被覆されているが、前記絶縁膜は後述する可動電極20の弾性可動電極片23a,23b,23c,23dの下面に設けておいてもよい。
可動電極20は、図4に示すように、操作孔21を有する接続リング22の外周縁部から4つの扇状弾性可動電極片23a,23b,23c,23dを均等に花びら状に延在してある。また、前記可動電極片23a,23b,23c,23dには、均等に複数本のスリット24を放射状に設けて可動電極部25を形成してある。そして、前記可動電極部25は、同一直線上に延在したバネ定数の小さい第1バネ部25aと、バネ定数の大きい第2バネ部25bと、先端縁部25cと、から構成されている。さらに、前記接続リング22の外周縁部のうち、前記可動電極片23a,23b,23c,23dの間から位置決め用突起26を切り起こしてある(図3)。
復帰用コイルバネ30は、後述する押しボタン40を外方に付勢するためのものであり、前記中央押しボタンスイッチ11の周囲に位置決めされる。
押しボタン40は、前記中央押しボタンスイッチ11を押し下げるためのものであり、その外周縁部に抜け止め用環状リブ41を設けてあるとともに、その下面に押圧用突起42(図3)を設けてある。
操作カバー50は、ドーム状操作部51の中央に操作孔52を設けてあるとともに、その外周縁部に環状リブ53を設けてある。前記環状リブ53は、その外周縁部から4つの係合用弾性脚部54を均等の角度ピッチで切り起こしてあるとともに、その裏面のうち、前記押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dにそれぞれ対応する位置に押圧用突起55を突設してある(図3)。
したがって、前述の構成部品を組み付ける場合には、まず、前記プリント基板10の係止孔12に可動電極20の位置決め用突起26を挿入し、ハンダ付けして電気接続するとともに、固定する。これにより、各固定電極13a,13b,13c,13dと可動電極片23a,23b,23c,23dとがそれぞれ対向する。そして、前記復帰用コイルバネ30および押しボタン40を位置決めした後、前記プリント基板10の係合孔15に前記操作カバー50の弾性脚部54を弾性変形させて押し込み、係合させて抜け止めする。これにより、前記操作カバー50の天井面50aのうち、その外周縁部に前記可動電極20の先端縁部25cが圧接し、外方に付勢する。また、操作カバー50の押圧用突起55が押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dの直上にそれぞれ位置決めされる。
本実施形態によれば、操作カバー50の天井面50aのうち、その外周縁部を可動電極20の先端縁部25cが均等に押し上げるので、操作カバー50の支持が安定し、グラツキが生じにくいという利点がある。また、多数の可動電極部25の先端縁部25cで操作カバー50の天井面50aが支持されるので、片当たりが少なくなり、位置決め精度がより一層向上するという利点がある。
次に、前述の構成からなる操作入力装置の動作について説明する。
前記可動電極20のバネ力に抗して操作カバー50の片側を押圧すると、押圧位置の直下に位置する可動電極部25が弾性変形し、固定電極13a,13b,13c,13dのいずれかに接近し、静電容量が変化する。さらに、操作者が押圧位置を除々に変化させると、静電容量の変化する位置が移動し、操作者の操作方向を検出できる。検出されたデータはモニター2にスクロール移動として反映される。そして、所望の位置にスクロールバーが到達したときに、中央押しボタン40を押し下げることにより、押圧用突起42を介して中央押しボタンスイッチ11がオンする。また、操作カバー50の周辺縁部を強く押し込むことにより、押圧用突起55を介してプリント基板10の各押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dを適宜オンしてもよい。
前記可動電極20のバネ力に抗して操作カバー50の片側を押圧すると、押圧位置の直下に位置する可動電極部25が弾性変形し、固定電極13a,13b,13c,13dのいずれかに接近し、静電容量が変化する。さらに、操作者が押圧位置を除々に変化させると、静電容量の変化する位置が移動し、操作者の操作方向を検出できる。検出されたデータはモニター2にスクロール移動として反映される。そして、所望の位置にスクロールバーが到達したときに、中央押しボタン40を押し下げることにより、押圧用突起42を介して中央押しボタンスイッチ11がオンする。また、操作カバー50の周辺縁部を強く押し込むことにより、押圧用突起55を介してプリント基板10の各押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dを適宜オンしてもよい。
本実施形態によれば、例えば、図7Aに示すように、操作カバー50の片側縁部を押し下げると、最初に、第1バネ部25aが押し下げられ、対応する固定電極13bに密着する(図7B)。さらに、操作カバー50を押し下げると、第2バネ部25bが弾性変形し、押圧用突起55が対応する押しボタンスイッチ14bをオンする。
本実施形態によれば、第1バネ部25aと第2バネ部25bとのバネ定数が異なり、第2バネ部25bを弾性変形させるためには第1バネ部25aよりも大きな押圧力を必要とする。このため、操作感触が変化し、押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dの誤操作を防止できるという利点がある。
また、本実施形態によれば、可動電極片23a,23b,23c,23dを複数本のスリット24で分割し、可動電極部25を形成してある。このため、操作カバー50の押圧操作で各可動電極部25が弾性変形し、静電容量が変化する。この結果、片当たりがなくなり、検出感度が高くなるという利点がある。
第2実施形態は、図8ないし図13に示すように、前述の第1実施形態と同様、プリント基板10と、可動電極20と、押しボタン40と、操作カバー50とからなるものである。なお、前述の第1実施形態と同一部分には同一番号を附して説明する。
前記プリント基板10は、図9および図10に示すように、正面略正方形であり、その中央に中央押しボタンスイッチ11が取り付けられ、その周囲に後述する可動電極20を取り付けるための位置決め用係止孔12が同一円周上に90°の角度ピッチで設けられている。また、前記係止孔12の外側には4つの固定電極13a,13b,13c,13dが同一円周上に設けられているとともに、各固定電極13a,13b,13c,13dの外周近傍には押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dがそれぞれ配置されている。さらに、前記押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dの間には後述する操作カバー50を固定するための係合孔15がそれぞれ設けられている。
なお、前記固定電極13a,13b,13c,13dは絶縁膜で被覆されているが、可動電極20の裏面に絶縁膜を適宜、形成しておいてもよい。また、31は制御用ICであり、32はフレキシブルなリード基板である。
なお、前記固定電極13a,13b,13c,13dは絶縁膜で被覆されているが、可動電極20の裏面に絶縁膜を適宜、形成しておいてもよい。また、31は制御用ICであり、32はフレキシブルなリード基板である。
可動電極20は、図11に示すように、操作孔21を有する接続リング22の外周縁部から4つの可動電極片23a,23b,23c,23dを均等の角度ピッチで独立して延在し、水平方向に曲げ起こしてある。さらに、前記可動電極片23a,23b,23c,23dは、その外周縁部に切り起こし片27を設け、その自由端を押圧用先端縁部27aとしてある。さらに、前記接続リング22の外周縁部のうち、前記可動電極片23a,23b,23c,23dの間から位置決め用突起26をそれぞれ切り起こしてある。
したがって、前述の構成部品を組み付けるには、まず、前記プリント基板10の係止孔12に可動電極20の位置決め用突起26を挿入し、ハンダ付けして電気接続するとともに、固定する。これにより、各固定電極13a,13b,13c,13dに可動電極片23a,23b,23c,23dがそれぞれ対向する。そして、前記押しボタン40を位置決めした後、前記プリント基板10の係合孔15に前記操作カバー50の弾性脚部54を弾性変形させて押し込み、係合させて抜け止めする。これにより、前記操作カバー50の天井面50aのうち、その外周縁部に前記可動電極20の先端縁部27aが圧接し、外方に付勢する。また、操作カバー50の押圧用突起55が押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dの直上にそれぞれ位置決めされる。
本実施形態によれば、操作カバー50の天井面50aのうち、その外周縁部を可動電極20の先端縁部27aが均等に押し上げるので、操作カバー50の支持が安定し、グラツキが生じにくいという利点がある。
次に、前述の構成からなる操作入力装置の動作について説明する。
前記可動電極20のバネ力に抗して操作カバー50の片側を押圧すると、押圧位置の直下あるいは近傍に位置する可動電極片23a,23b,23c,23dのいずれかが弾性変形し、固定電極13a,13b,13c,13dにそれぞれ接近し、静電容量が変化する。さらに、押圧位置を除々に変化させると、静電容量の変化する位置が移動し、これによって操作者の操作方向を検出できる。検出されたデータはモニター2にスクロール移動として反映される。そして、所望の位置にスクロールバーが到達したときに、中央押しボタン40を押し下げることにより、押圧用突起42を介して中央押しボタンスイッチ11がオンする。また、操作カバー50の周辺縁部を強く押し込むことにより、押圧用突起55を介してプリント基板10の各押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dのいずれかをオンしてもよい。
前記可動電極20のバネ力に抗して操作カバー50の片側を押圧すると、押圧位置の直下あるいは近傍に位置する可動電極片23a,23b,23c,23dのいずれかが弾性変形し、固定電極13a,13b,13c,13dにそれぞれ接近し、静電容量が変化する。さらに、押圧位置を除々に変化させると、静電容量の変化する位置が移動し、これによって操作者の操作方向を検出できる。検出されたデータはモニター2にスクロール移動として反映される。そして、所望の位置にスクロールバーが到達したときに、中央押しボタン40を押し下げることにより、押圧用突起42を介して中央押しボタンスイッチ11がオンする。また、操作カバー50の周辺縁部を強く押し込むことにより、押圧用突起55を介してプリント基板10の各押しボタンスイッチ14a,14b,14c,14dのいずれかをオンしてもよい。
なお、本実施形態では、プリント基板に係合用弾性脚部を介して操作カバーを操作可能に組み付ける場合を説明したが、必ずしもこれに限らず、例えば、ハウジングに操作カバーを操作可能に組み付け、その操作カバーでプリント基板に設けた可動電極および押しボタンスイッチを操作してもよい。
本発明は携帯音楽プレーヤーだけでなく、他のモバイル機器にも適用できることは勿論である。
10:プリント基板
11:中央押しボタンスイッチ
12:位置決め用係止孔
13a,13b,13c,13d:固定電極
14a,14b,14c,14d:押しボタンスイッチ
15:係合孔
11:中央押しボタンスイッチ
12:位置決め用係止孔
13a,13b,13c,13d:固定電極
14a,14b,14c,14d:押しボタンスイッチ
15:係合孔
20:可動電極
21:操作孔
22:接続リング
23a,23b,23c,23d:可動電極片
24:スリット
25:可動電極部
25a:第1バネ部
25b:第2バネ部
25c:先端縁部
26:位置決め用突起
21:操作孔
22:接続リング
23a,23b,23c,23d:可動電極片
24:スリット
25:可動電極部
25a:第1バネ部
25b:第2バネ部
25c:先端縁部
26:位置決め用突起
30:復帰用コイルバネ
31:制御用IC
32:リード基板
31:制御用IC
32:リード基板
40:押しボタン
41:環状リブ
42:押圧用突起
41:環状リブ
42:押圧用突起
50:操作カバー
50a:天井面
51:ドーム状操作部
52:操作孔
53:環状リブ
54:係合用弾性脚部
55:押圧用突起
50a:天井面
51:ドーム状操作部
52:操作孔
53:環状リブ
54:係合用弾性脚部
55:押圧用突起
Claims (5)
- 同一円周上に少なくとも3つの固定電極を設けたプリント基板と、
前記固定電極と同等数以上の弾性可動電極片を前記固定電極に対向するように同一円周上に配置し、前記弾性可動電極片の内側縁部を接続一体化するとともに、前記プリント基板上に固定して電気接続した可動電極と、
前記可動電極を被覆するように組み付けられ、前記可動電極と対向する天井面の外周縁部を前記弾性可動電極片の外側縁部で上方に付勢された操作カバーとからなり、
前記操作カバーの周辺部を押圧し、前記弾性可動電極片を弾性変形させて前記固定電極に接近させることにより、前記弾性可動電極片と前記固定電極との間の静電容量の変化に基づいて押圧位置を検出することを特徴とする操作入力装置。 - 弾性可動電極片が、可動電極の中心から放射状に設けた少なくとも1本のスリットで複数の可動電極部に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
- 可動電極部が、バネ定数の小さい第1バネ部と、これに連続するバネ定数の大きい第2バネ部と、これに連続し、かつ、操作カバーの天井面の外周縁部に圧接する先端縁部とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の操作入力装置。
- プリント基板の片面のうち、操作カバーの中心と対向する位置に、中央押しボタンスイッチを設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の操作入力装置。
- プリント基板の片面のうち、操作カバーの外周縁部と対向する位置に、少なくとも1個の押しボタンスイッチを設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の操作入力装置。
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