JP2001105064A - 板材加工機における製品搬出方法及びその装置 - Google Patents

板材加工機における製品搬出方法及びその装置

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JP2001105064A JP29257099A JP29257099A JP2001105064A JP 2001105064 A JP2001105064 A JP 2001105064A JP 29257099 A JP29257099 A JP 29257099A JP 29257099 A JP29257099 A JP 29257099A JP 2001105064 A JP2001105064 A JP 2001105064A
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loader
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賢一 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品搬出時のテイクアウトローダによるデッ
ドスペースを小さくすると共に残材搬出時のクランプ装
置のクランプ力を保持する。 【解決手段】 板材加工機1で加工された製品を搬出す
る製品搬出装置31は製品を吸着する吸着装置33を備
えたテイクアウトローダ39と、このテイクアウトロー
ダ39に連結、離脱自在に、かつ、残材SKをクランプ
するクランプユニット33とを備えている。製品搬出時
は、クランプユニット33がテイクアウトローダ39か
ら切り離され、吸着装置33のみを備えたテイクアウト
ローダ39が板材加工機1へ前進し、製品を吸着し、搬
出するので、デッドスペースが少なくなる。残材搬出時
は、テイクアウトローダ39にクランプユニット33が
連結されて板材加工機1へ前進されるので、クランプユ
ニット33によりクランプずれを起こすことなく確実に
残材SKをクランプし、テイクアウトローダ39が後退
して残材SKが搬出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチプレスやレー
ザ加工機あるいは複合機で加工されたワークを搬出する
板材加工機における製品搬出方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図8および図9に示されているよ
うに板材加工機としての例えばパンチ・レーザ複合加工
機101における製品搬出装置103としての製品アン
ローディングの形態としては、次のようなものがあっ
た。
【0003】例えば、製品Gを吸着するためのバキュー
ムパッドやマグネット等の吸着装置105と、加工終了
後の残材をクランプするクランプ装置107とを備えた
アンローダ109が用いられている。大サイズのワーク
Wから加工された製品Gが吸着装置105により吸着さ
れて搬出される。さらに、加工終了後の残材SK(スケ
ルトン)がエアシリンダによるクランプ装置107によ
りクランプされて搬出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチ・レーザ複合加工機101における製品搬出
装置103において、加工された製品をパンチ・レーザ
複合加工機101から搬出する際には、製品Gと素材W
とのミクロジョイント部の最終切断を残した状態でアン
ローダ109の吸着装置105で製品Gを押さえること
により製品Gのずれを防止し、その後、ミクロジョイン
ト部の最終切断が行われるのが一般的である。
【0005】このとき、クランプ装置107は図8及び
図9に示されているように吸着装置105より外側に位
置して設けられているので、パンチ・レーザ複合加工機
101において素材Wを加工位置に移動位置決めするた
めのワーク移動位置決め装置111のワーククランプ装
置113と干渉する領域、いわゆる素材Wに加工不可能
なデッドスペースDS(斜線部)が生じてしまうという
問題点があった。
【0006】なお、上記のデッドスペースDSを少なく
しようとしてクランプ装置107を幅狭に設けると、ク
ランプ装置107のクランプ力が小さくなり、残材SK
(スケルトン)を搬出する際にクランプずれが生じる可
能性があるという問題点があった。
【0007】この発明の目的は、製品搬出時のアンロー
ダによるデッドスペースを小さくすると共に残材搬出時
のクランプユニットにおけるクランプのクランプ力を保
持し得る板材加工機における製品搬出方法及びその装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機における製品搬
出方法は、板材加工機で加工された製品を吸着する吸着
装置を備えた自走式のテイクアウトローダを前記板材加
工機に向けて移動自在に設けると共に前記テイクアウト
ローダに加工終了後の残材をクランプするクランプを備
えたクランプユニットを連結、離脱自在に設けた製品搬
出装置を用いて前記製品並びに残材を搬出する際、前記
テイクアウトローダから前記クランプユニットを離脱し
た状態で吸着装置のみのテイクアウトローダを前記板材
加工機へ前進せしめて製品を前記吸着装置により吸着し
てテイクアウトローダを後退することにより前記製品を
搬出せしめ、前記テイクアウトローダに前記クランプユ
ニットを連結した状態でこのテイクアウトローダを前記
板材加工機へ前進せしめて残材を前記クランプ装置によ
りクランプしてテイクアウトローダを後退することによ
り前記残材を搬出せしめることを特徴とするものであ
る。
【0009】したがって、製品搬出時は、クランプユニ
ットがテイクアウトローダから切り離されて吸着装置の
みを備えたテイクアウトローダが板材加工機へ前進して
製品を吸着した後に後退して製品が搬出されるので、ワ
ーク移動位置決め装置のクランプ装置と干渉するデッド
スペースが少なくなる。
【0010】また、残材搬出時は、クランプユニットが
テイクアウトローダに連結されてテイクアウトローダが
板材加工機へ前進されるので、強力なクランプ力のある
クランプによりクランプずれを起こすことなく確実に残
材がクランプされて、テイクアウトローダが後退して残
材が搬出される。
【0011】請求項2によるこの発明の板材加工機にお
ける製品搬出装置は、板材加工機で加工された製品を吸
着する吸着装置を備えた自走式のテイクアウトローダを
前記板材加工機に向けて移動自在に設け、このテイクア
ウトローダに加工終了後の残材をクランプするクランプ
を備えたクランプユニットを連結、離脱自在に設けてな
ることを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、製品搬出時は、クランプユニットがテイクアウト
ローダから切り離されて吸着装置のみを備えたテイクア
ウトローダが板材加工機へ前進して製品を吸着した後に
後退して製品が搬出されるので、ワーク移動位置決め装
置のクランプユニットと干渉するデッドスペースが少な
くなる。
【0013】また、残材搬出時は、クランプユニットが
テイクアウトローダに連結されてテイクアウトローダが
板材加工機へ前進されるので、強力なクランプ力のある
クランプによりクランプずれを起こすことなく確実に残
材がクランプされて、テイクアウトローダが後退して残
材が搬出される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の板
材加工機における製品搬出方法及びその装置を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0015】先ず理解を容易にするため、板材加工機と
しての例えぱパンチ・レーザ複合加工機と製品搬出装置
との配置構成について概略的に説明する。なお、パンチ
・レーザ複合加工機とワークを前後左右方向へ移動位置
決めするワーク移動位置決め装置については、既に公知
の構成のものであるため、詳細な図示と説明を省略す
る。
【0016】図4および図5を参照するに、パンチ・レ
ーザ複合加工機1は、立設されたフレーム3を備えてお
り、このフレーム3内には円盤状の上部タレット5およ
び下部タレット7が相対向して回転自在に装着されてい
る。この上部タレット5と下部タレット7は同期して同
方向に回転されるものであり、下部タレット7には複数
のダイ9が同心円上に配置されている。また、上部タレ
ット5には前記ダイ9と対応する複数のパンチ11が装
着されている。なお、前記パンチ11のパンチ加工位置
13の直上にはラムシリンダ14がフレーム3に設けら
れ、このラムシリンダ14のピストンロッド先端がパン
チ11を打圧するストライカが昇降自在にフレーム3に
設けられている。
【0017】更に、前記フレーム3に隣接してレーザ発
振器15が設けられ、このレーザ発振器15から光伝送
装置17を介して加工ヘッド19へレーザビームLBを
伝送し、加工ヘッド19よりワークWへレーザビームL
Bを照射すると共に、アシストガスを噴射することによ
り、ワークWにレーザ加工が行われる。
【0018】前記パンチ・レーザ複合加工機1にはワー
クWをX軸方向(図4において左右方向)とY軸方向
(図4において上下方向)へ移動位置決めするワーク移
動位置決め装置21が設けられている。より詳細には、
テーブル23上に設けられたY軸方向へ移動自在なキャ
レッジベース25にワークWを把持するクランプ装置2
7を備えX軸方向へ移動自在なキャレッジ29が装着さ
れている。
【0019】上記構成により、図示を省略したローディ
ング装置よりテーブル23上に搬入されたワークWは、
クランプ装置27にてその一端を把持され、キャレッジ
ベース25のY軸方向への移動と、キャレッジ29のX
軸方向への移動によってワークWをパンチ加工位置13
あるいはレーザ加工を行なう加工ヘッド19の直下に位
置決めして、パンチング加工あるいはレーザ加工が施さ
れる。
【0020】加工を終了した製品Wsを所定位置へ搬出
する本実施の形態の主要部である製品搬出装置31が図
4および図5において、前記パンチ・レーザ複合加工機
1の右側に隣接して設けられている。製品搬出装置31
の構成は、大別して製品Wsを吸着する吸着装置33と
しての例えばマグネット吸着装置35とバキュームパッ
ド吸着装置37とを備え、X,YおよびZ軸方向へ移動
自在なテイクアウトローダ39と、このテイクアウトロ
ーダ39に連結、離脱自在であってスケルトン等の残材
SKを把持するクランプユニット41と、サポートロー
ラ装置43と、集積リフタ45とから構成されている。
【0021】上記構成により、加工済の製品Wsが搬出
されるときは、クランプユニット41がテイクアウトロ
ーダ39から離脱された状態で吸着装置33のみを備え
たテイクアウトローダ39が前進する。製品Wsの形
状、材質、大きさ等により、吸着装置33のマグネット
吸着装置35あるいはバキュームパッド吸着装置37の
いずれかを選択作動させて把持され、テイクアウトロー
ダ39の後退により製品Wsが搬出される。そして、搬
出された製品Wsはサポートローラ装置43上に載置さ
れ、サポートローラ装置43の移行により製品Wsが集
積リフタ45上へ集積される。
【0022】一方、素材Wから製品が加工終了後のスケ
ッチ材,スケルトン等の残材SKが搬出されるときは、
テイクアウトローダ39はクランプ装置41が連結され
た状態で前進する。クランプ装置41により残材SKが
クランプされ、テイクアウトローダ39の後退により残
材SKが搬出される。
【0023】前記製品搬出装置31について更に詳細に
説明する。
【0024】図1を参照するに、製品搬出装置31は枠
組みされた架台47を備え、この架台47の上部にX軸
方向へ延伸して例えば2本のレール部材49が設けら
れ、このレール部材49に車輪部材51を介してテイク
アウトローダ39が係合し、テイクアウトローダ39は
X軸方向へ駆動モータ53の駆動により移動自在となっ
ている。テイクアウトローダ39の詳細構成は、図3を
併せて参照するに、テイクアウトローダ39を構成する
一部材であるローダ本体55には、Y軸方向へ移動自在
な支持板57が垂設されている。この支持板57は前記
ローダ本体55の下面に設けた駆動サーボモータ(図示
省略)によりY軸方向へ移動自在となっている。
【0025】前記支持板57には、加工済の製品Wsを
搬出するため、マグネット吸着装置35とバキュームパ
ッド吸着装置37が垂下して複数設けられている。な
お、前記マグネット吸着装置35とバキュームパッド吸
着装置37は既に公知の構成のものであるため詳細な構
成の説明を省略する。
【0026】前記支持板57には、Z軸方向へ移動自在
なブラケット59が装着されており、このブラケット5
9の側面の両側に上下方向へ複数の軸受61が設けら
れ、軸受61内を上下動する軸63の下端が支持板57
に係止されている。そして、前記ブラケット59の他側
の側面に流体圧作動のシリンダ65が複数垂直状態に設
けられ、このシリンダ65のピストンロッド67が前記
支持板57に係止されている。
【0027】上記構成により、シリンダ65を作動せし
めると、ブラケット59は軸63と一体となり軸受61
にガイドされてZ軸方向(図2において上下方向)ヘ移
動されることとなる。
【0028】上記のクランプユニット41について、更
に詳細に説明する。
【0029】図1及び図2を参照するに、クランプユニ
ット41の一部を構成する走行部材69は架台47のレ
ール部材49に車輪部材71を介して走行自在に設けら
れている。この走行部材69は図1及び図2に示されて
いるようにテイクアウトローダ39のローダ本体55に
連結部73を介して連結、離脱自在に設けられている。
連結部73としては例えばローダ本体55と走行部材6
9の両側面に設けられており、走行部材69の両側面に
エアシリンダが設けられており、このエアシリンダのピ
ストンロッドの先端に吸着パッドやマグネットなどの吸
着装置がローダ本体55に吸着、離脱自在に設けられて
いる。
【0030】また、ローダ本体55と走行部材69との
当接面のY軸方向のほぼ中央にはローダ本体55側のセ
ンサ75Aと走行部材69側のセンサ75Bが設けられ
ており、このセンサ75Aとセンサ75Bが接近してO
N信号によりローダ本体55と走行部材69が当接した
ことが検出される。この検出信号により上記の連結部7
3の吸着装置が作動してローダ本体55と走行部材69
が連結される。また、制御装置からの指令により上記の
連結部73の吸着装置が作動してローダ本体55と走行
部材69が切り離されるよう構成されている。
【0031】また、走行部材69の下部には流体圧作動
の昇降シリンダ77が垂下されており、この昇降シリン
ダ77のピストンロッド79の先端にクランプ本体81
が昇降移動可能に取り付けられている。
【0032】クランプ本体81はY軸方向に延伸されて
おり、複数のクランプ83が設けられており、各クラン
プ83は上ジョー85と下ジョー87とからなり、上ジ
ョー85を上下動してクランプ83を開閉する流体圧作
動のクランプシリンダ89が設けられている。
【0033】上記構成により、昇降シリンダ77を作動
せしめるとクランプ本体81がZ軸方向(上下方向)へ
移動されることになる。その結果、クランプ83の下ジ
ョー87の下面がテーブル23の上面に設けたフリーベ
アリングと干渉しない位置に設定することができる。
【0034】また、集積リフタ45はベース91上にリ
ンク板93を介してテーブル95が設けられ、流体圧シ
リンダ(図示省略)の作動によりテーブル95はZ軸方
向へ上昇、下降自在となっている。
【0035】上記構成により、集積リフタ45に設けた
流体圧シリンダを作動してパレットを載置したテーブル
95を所定の高さまで持ち上げる。そして、製品Wsが
パレット上に満載になると、流体圧シリンダを作動させ
パレットと共に所定の高さまで下降させる。
【0036】以上のように、クランプユニット41はパ
ンチ・レーザ加工装置にて加工終了したスケッチ材,ス
ケルトンを搬出時に使用されるものであり、前述したマ
グネット吸着装置35とバキュームパッド吸着装置37
は、ミクロジョイントされた製品の搬出に使用されるも
のである。
【0037】製品搬出時は、図5に示されているように
クランプユニット41がテイクアウトローダ39から切
り離されて吸着装置33のみを備えたテイクアウトロー
ダ39がパンチ・レーザ加工装置へ前進されるので、ワ
ーク移動位置決め装置21のクランプ装置27と干渉す
る領域、いわゆるデッドスペースが少なくなる。テイク
アウトローダ39が後退して製品が搬出され、集積リフ
タ45上に移載される。
【0038】なお、テイクアウトローダ39に備えたマ
グネット吸着装置35とバキュームパッド吸着装置37
は、鉄、非鉄(ステンレス、アルミ等)に対応して選択
使用が可能であり、また、穴、切欠に不利なバキューム
パッド吸着装置37をマグネット吸着装置35にて補助
することができる。
【0039】さらに、スケッチ材,スケルトン等の残材
搬出時は、図6に示されているようにクランプユニット
41がテイクアウトローダ39に連結されてテイクアウ
トローダ39がパンチ・レーザ加工装置へ前進されるの
で、強力なクランプ力のあるクランプユニット41のク
ランプ83によりクランプずれを起こすことなく確実に
残材SKがクランプされ、テイクアウトローダ39が後
退して残材SKが搬出される。
【0040】なお、クランプユニット41にはY軸方向
へ移動する機能を備えているため、任意の位置をクラン
プすることができる。
【0041】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施の
形態ではパンチ・レーザ複合加工機について説明した
が、レーザ加工機やパンチングマシンだけでも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の説明より理解
されるように、請求項1の発明によれば、製品搬出時
は、クランプユニットをテイクアウトローダから切り離
し、吸着装置のみを備えたテイクアウトローダを板材加
工機へ前進して製品を吸着した後に後退して製品を搬出
するので、ワーク移動位置決め装置のクランプ装置と干
渉する領域、いわゆるデッドスペースを小さくすること
ができる。
【0043】また、残材搬出時は、クランプユニットを
テイクアウトローダに連結してからテイクアウトローダ
を板材加工機へ前進するので、強力なクランプ力のある
クランプユニットのクランプによりクランプずれを起こ
すことなく確実に残材をクランプでき、テイクアウトロ
ーダを後退して残材を確実に搬出できる。
【0044】請求項1の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、製品搬出時は、クランプユニットを
テイクアウトローダから切り離し、吸着装置のみを備え
たテイクアウトローダを板材加工機へ前進して製品を吸
着した後に後退して製品を搬出するので、ワーク移動位
置決め装置のクランプ装置と干渉する領域、いわゆるデ
ッドスペースを小さくすることができる。
【0045】また、残材搬出時は、クランプユニットを
テイクアウトローダに連結してからテイクアウトローダ
を板材加工機へ前進するので、強力なクランプ力のある
クランプユニットのクランプによりクランプずれを起こ
すことなく確実に残材をクランプでき、テイクアウトロ
ーダを後退して残材を確実に搬出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、製品搬出装置の概略
的な正面図である。
【図2】図1におけるテイクアウトローダ及び吸着装置
の連結状態を示す斜視図である。
【図3】図1におけるテイクアウトローダの詳細を示す
斜視図である。
【図4】この発明を実施する一実施の形態のパンチ・レ
ーザ複合加工機と製品搬出装置を示した平面配置説明図
である。
【図5】図lにおける製品搬出時の動作説明図である。
【図6】図lにおける残材搬出時の動作説明図である。
【図7】従来のパンチ・レーザ複合加工機と製品搬出装
置を示した概略的な正面図である。
【図8】従来のパンチ・レーザ複合加工機と製品搬出装
置を示した平面配置説明図である。
【図9】従来のパンチ・レーザ複合加工機と製品搬出装
置により生じるデッドスペースを示す説明図である。
【符号の説明】
1 パンチ・レーザ複合加工機(板材加工機) 13 パンチ加工位置 19 加工ヘッド 21 ワーク移動位置決め装置 27 クランプ装置 31 製品搬出装置 33 吸着装置 35 マグネット吸着装置 37 バキュームパッド吸着装置 39 テイクアウトローダ 41 クランプユニット 49 レール部材 55 ローダ本体 69 走行部材 73 連結部 77 昇降シリンダ 83 クランプ 89 クランプシリンダ Ws 製品 SK 残材 DS デッドスペース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機で加工された製品を吸着する
    吸着装置を備えた自走式のテイクアウトローダを前記板
    材加工機に向けて移動自在に設けると共に前記テイクア
    ウトローダに加工終了後の残材をクランプするクランプ
    を備えたクランプユニットを連結、離脱自在に設けた製
    品搬出装置を用いて前記製品並びに残材を搬出する際、 前記テイクアウトローダから前記クランプユニットを離
    脱した状態で吸着装置のみのテイクアウトローダを前記
    板材加工機へ前進せしめて製品を前記吸着装置により吸
    着してテイクアウトローダを後退することにより前記製
    品を搬出せしめ、 前記テイクアウトローダに前記クランプユニットを連結
    した状態でこのテイクアウトローダを前記板材加工機へ
    前進せしめて残材を前記クランプユニットのクランプに
    よりクランプしてテイクアウトローダを後退することに
    より前記残材を搬出せしめることを特徴とする板材加工
    機における製品搬出方法。
  2. 【請求項2】 板材加工機で加工された製品を吸着する
    吸着装置を備えた自走式のテイクアウトローダを前記板
    材加工機に向けて移動自在に設け、このテイクアウトロ
    ーダに加工終了後の残材をクランプするクランプを備え
    たクランプユニットを連結、離脱自在に設けてなること
    を特徴とする板材加工機における製品搬出装置。
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