JP2001001085A - 板材折曲げ加工機におけるワーク供給方法およびその装置 - Google Patents

板材折曲げ加工機におけるワーク供給方法およびその装置

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JP2001001085A
JP2001001085A JP11173025A JP17302599A JP2001001085A JP 2001001085 A JP2001001085 A JP 2001001085A JP 11173025 A JP11173025 A JP 11173025A JP 17302599 A JP17302599 A JP 17302599A JP 2001001085 A JP2001001085 A JP 2001001085A
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manipulator
fork
bogie
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JP11173025A
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Masahiro Ebizuka
昌宏 海老塚
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セットしたワーク枚数分自動供給し、人手を
省き作業効率の向上による生産性の向上を図る。 【解決手段】 ワーク支持用切込み溝53を複数設けた
側板49で構成された台車本体39へワークWを収納
し、前記台車本体39をピッチ送りすると共に、ワーク
ピックアップ装置33に備えたフォーク装置67のフォ
ーク本体75にて、前記ワークWを一枚取りして、この
ワークWをマニピュレータ3へ受け渡し、マニピュレー
タ3にてプレスブレーキ1にワークを供給する。したが
って、自動運転を可能とし、人手を省き生産性の向上を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板材折曲げ加工
機におけるワーク供給方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材折曲げ加工機としての例えば
プレスブレーキにおいて、ワークを供給する手段とし
て、ワークを収容した供給装置より前記プレスブレーキ
の前側に設けたマニピュレータにより行なわれている。
【0003】その構成は、図11,図12および図13
に示されているごとく、プレスブレーキ201の前側に
はマニピュレータ203が装着されている。また、プレ
スブレーキ201の側部にはワークWを収容した供給装
置205が設けられている。
【0004】前記プレスブレーキ201は、上部フレー
ム207を備えると共に下部フレーム209を備えてお
り、上部フレーム207には上金型211が着脱自在に
装着されている。また、下部フレーム209には下金型
213が装着されている。
【0005】そして、公知のように、上,下部フレーム
207,209の一方を昇降動作し、上金型211と下
金型213とを係合することにより、上金型211と下
金型213との間に介在されたワークWの折曲げ加工を
行なうものである。
【0006】前記マニピュレータ203は、前記下部フ
レーム209に一体的に取付けたベースプレート215
に装着され、このベースプレート215の前面には第1
移動台217がX軸方向(図11,図12において左右
方向、図13において図面に直交する方向)へ移動自在
に支承されている。この第1移動台217に第2移動台
219がY軸方向(図11において図面に直交する方
向、図12において上下方向、図13において左右方
向)へ移動自在に設けられている。
【0007】前記第2移動台219には上下方向へ移動
自在な昇降支柱221が装着され、この昇降支柱221
の上部には、Y軸方向へ延伸したアーム223が一体的
に設けられ、このアーム223の先端部にはワークWの
一側縁部を把持自在にして旋回と回動自在な板材把持装
置225が設けられてマニピュレータ203は構成され
ている。
【0008】前記供給装置205は、フレーム構造のワ
ーク支持台227に複数段のワークWを支持して位置決
めを行なう位置決めテーブル229が一体的に設けられ
て構成されている。なお、符号Mは作業者を示してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプレスブレーキ201に備えたマニピュレータ20
3へワークWを供給する供給装置205では、作業者M
が手作業でワークを位置決めテーブル229上に置き、
位置決めする。このため、作業者が供給装置205より
離れられない。
【0010】したがって、人手を要し作業効率が悪く、
生産性の向上が図れないという問題があった。
【0011】この発明の目的は、セットしたワーク枚数
分自動供給し、人手を省き作業効率の向上による生産性
の向上を図った板材折曲げ加工機におけるワーク供給方
法およびその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材折曲げ加工機における
ワーク供給方法は、パンチとダイとの協働によりワーク
に折曲げ加工を行なう板材折曲げ加工機の前側に前記ダ
イの長手方向と平行に移動可能なマニピュレータにワー
クを受け渡す際、(A)前記ダイの一側に、マニピュレ
ータの走行方向と同一方向に移動可能なストッカ台車装
置の台車本体の側板に形成した複数のワーク支持用の切
込み部へ、ワークを挿入するワークセット工程、(B)
ワークピックアップ装置を前記台車本体に対向する位置
に位置決めし、前記ワークピックアップ装置に備えた傾
斜テーブルを傾動し、この傾斜テーブルに設けたフォー
ク部を突出せしめるワークピックアップ装置待機工程、
(C)前記ワークピックアップ装置待機工程終了後、前
記台車本体におけるワーク支持用の切込み部に収納した
ワーク間隔と同一ピッチで台車本体をピッチ送りして、
収納された複数のワークの最前端のワークが前記フォー
ク部に当接する位置に位置決めする台車本体位置決め工
程、(D)前記台車本体位置決め工程終了後、ワークピ
ックアップ装置に設けたフォーク部を上昇せしめてワー
クを一枚取りすると共に、傾斜テーブルを水平位置に戻
すワーク一枚取り工程、(E)前記ワーク一枚取り工程
終了後、前記ワークピックアップ装置を前記マニピュレ
ータ側へ移動し、一枚取りしたフォーク部上のワークを
マニピュレータに受け渡すワーク受け渡し工程、(F)
前記ワーク受け渡し工程終了後、前記(B)項から
(E)項までの作業を繰返し作動せしめ、マニピュレー
タへワークを自動供給するワーク自動供給工程、と、を
備えてなることを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2によるこの発明の板材折曲
げ加工機におけるワーク供給装置は、パンチとダイとの
協働によりワークに折曲げ加工を行なう板材折曲げ加工
機の前側に前記ダイの長手方向と平行に移動可能なマニ
ピュレータへワークを供給する装置にして、ワークを複
数収納せしめる複数のワーク支持用切込み部を側板に設
けた台車本体を前記マニピュレータの走行方向と同一方
向へ移動可能なストッカ台車装置と、このストッカ台車
装置における台車本体に設けられているワーク支持用切
込み部に収納されたワークを一枚取りして前記マニピュ
レータへワークを受け渡すワークピックアップ装置と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0014】したがって、ストッカ台車装置の台車本体
に収納した複数のワークを、ワークピックアップ装置に
て一枚取りして、マニピュレータへワークを受け渡す構
成としたので、自動運転を可能とし、人手を要せず作業
効率の向上により生産性の向上が図られる。
【0015】請求項3によるこの発明の板材折曲げ加工
機におけるワーク供給装置は、請求項2の板材折曲げ加
工機におけるワーク供給装置において、前記ストッカ台
車装置には、台車本体に設けられているワーク支持用切
込み部に収納された複数のワークの間隔毎に移動可能な
ピッチ送り機構を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0016】したがって、台車本体に収納された複数の
ワークはピッチ送りにより移動することができ、後工程
へワークを一枚ずつ送ることができる。よって、自動運
転が可能となる。
【0017】請求項4によるこの発明の板材折曲げ加工
機におけるワーク供給装置は、請求項2および3の板材
折曲げ加工機におけるワーク供給装置において、前記ワ
ークピックアップ装置は、前記マニピュレータとストッ
カ台車装置との間を移動可能な本体フレームと、この本
体フレームに設けた作動駆動装置により水平状態と傾斜
状態とに回動可能なフォーク装置と、このフォーク装置
に設けた伸縮可能なフォーク本体と、このフォーク本体
の先端部に前記台車本体に収納されたワークをすくい上
げるワーク引き上げ部材と、を備えてなることを特徴と
するものである。
【0018】したがって、台車本体に収納された複数の
ワークをフォーク本体の作動により一枚取りし、この一
枚取りしたワークをマニピュレータの位置に移動して、
マニピュレータにワークを受け渡す。而して、一枚ずつ
ワークをマニピュレータに供給することができ、自動運
転を可能とすることができる。
【0019】請求項5によるこの発明の板材折曲げ加工
機におけるワーク供給装置は、請求項4の板材折曲げ加
工機におけるワーク供給装置において、前記フォーク本
体に支持されたワークを吸着保持する複数の吸着部材を
設けてなることを特徴とするものである。
【0020】したがって、台車本体に収納されたワーク
をフォーク本体にて一枚取りする際、ワークを吸着部材
にて保持するので、安定してワークを一枚取りすること
ができる。
【0021】請求項6によるこの発明の板材折曲げ加工
機におけるワーク供給装置は、請求項2の板材折曲げ加
工機におけるワーク供給装置において、前記台車本体に
設けた複数の側板は、ワークの幅に応じた位置調節自在
に設けられていることを特徴とするものである。
【0022】したがって、側板をワークの幅に合せて調
整ができ、ワークを安定した状態で収納することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、板材折曲げ加工機
としての例えばプレスブレーキを対象として説明した
が、この機種に限定するものでなく、また、プレスブレ
ーキおよびそのプレスブレーキへワークを供給するマニ
ピュレータは、既に公知のものであるため詳細な説明を
省略し概略説明にとどめる。
【0024】図1,図2および図3を参照するに、プレ
スブレーキ1の前面側にはマニピュレータ3が装着さ
れ、前記プレスブレーキ1の側部(図1,図2において
右側)にはワークWを前記マニピュレータ3へ供給する
ワーク供給装置5が設けられている。
【0025】前記プレスブレーキ1は、上部フレーム7
を備えると共に下部フレーム9を備えており、上部フレ
ーム7には上金型11が着脱自在に装着されている。ま
た、下部フレーム9には下金型13が装着されている。
【0026】そして、公知のように上、下部フレーム
7,9のいずれか一方を昇降動作し、上金型11と下金
型13との間に介在されたワークWの折曲げ加工を行な
うものである。なお、符号15はバックゲージであり、
符号17は機械操作盤であり、符号Mは作業者を示して
いる。
【0027】前記マニピュレータ3は、前記下部フレー
ム9に一体的に取付けたベースプレート19に装着さ
れ、このベースプレート19の前面には第1移動台21
がX軸方向(図1,図2において左右方向、図3におい
て図面に直交する方向)へ移動自在に支承されている。
この第1移動台21に第2移動台23がY軸方向(図1
において図面に直交する方向、図2において上下方向、
図3において左右方向)へ移動自在に設けられている。
【0028】前記第2移動台23には上下方向へ移動自
在な昇降支柱25が装着され、この昇降支柱25の上部
には、Y軸方向へ延伸したアーム27が一体的に設けら
れ、このアーム27の先端部にはワークWの一側縁部を
把持自在にして旋回と回動自在な板材把持装置29が設
けられてマニピュレータ3は構成されている。
【0029】次に、この発明の前記ワーク供給装置5に
ついて詳細に説明する。
【0030】図4,図5および図6を併せて参照する
に、ワーク供給装置5は、前記プレスブレーキ1の一側
にマニピュレータ5の走行方向に対して直交する方向
(Y軸方向)へ延伸して設けられている。そして、ワー
クWを収納するストッカ台車装置31と、このストッカ
台車装置31よりワークWを一枚取りして前記マニピュ
レータ5へ受け渡すワークピックアップ装置33とで構
成されている。
【0031】より詳細には、ストッカ台車装置31は、
図8を併せて参照するに、X軸方向へ延伸して敷設され
た複数のレール35上に複数の車輪37を介して台車本
体39が乗り、図4,図6に示されているごとく、台車
本体39の下面にはピッチ送り機構としてのラック41
が設けられ、床上に設けたX軸方向に動く流体圧作動シ
リンダ43と、その先端に上下方向に動く流体圧作動シ
リンダ45が組み合わされており、この流体圧作動シリ
ンダ45の先端(上端)にはツメ46が設けられてい
て、ラック41に引っかかるようになっている。
【0032】上記構成により、流体圧作動シリンダ43
は図10(A)に示されているように引っ込んだ状態で
流体圧作動シリンダ45は出た状態でツメ46がラック
41に引っかかる。そして後述するフォーク本体75が
突出したところで、図10(B)に示されているように
流体圧作動シリンダ46が突出し、台車本体39を前進
させ、ワークWを引き上げ動作に入る。その後、台車本
体39の動作は、図10(C)に示されているように、
流体圧作動シリンダ45が引っ込みツメ46がラック4
1より離れ、図10(D)に示されているように、流体
圧作動シリンダ43が引っ込み、そして流体圧作動シリ
ンダ45が出てツメ46がラック41に引っかかり、そ
の動作の繰り返しで台車本体39のピッチ送りが逐次行
われる。
【0033】前記台車本体39にはY軸方向へ延伸した
複数のレール47が設けられ、このレール47上には複
数の側板49が移動可能に装着され、位置固定用のセッ
トボルト51により側板49は位置決め可能となってい
る。また、この側板49の内面側には複数のワーク支持
用の切込み部であるワーク支持用切込み溝53が斜め上
方へ傾斜して設けられていて、このワーク支持用切込み
溝53へワークWは挿入されるものである。なお、ワー
ク加工スケジュールにより、異なるワークが収納された
別の台車本体と前述した台車本体39とをそっくり入れ
換えることも可能である。
【0034】前記ワークピックアップ装置33は、図9
を併せて参照するに、Y軸方向へ延伸して設けた本体フ
レーム55には、Y軸方向へ延伸し上下に平行に複数の
レール57が設けられ、このレール57には係合摺動す
る複数のガイド部材59を介してL型形状のブラケット
61が設けられている。そして、ブラケット61は作動
駆動装置である流体圧作動の第1シリンダ63に連結さ
れ、この第1シリンダ63の作動によりY軸方向へブラ
ケット61は移動自在となっている。
【0035】前記ブラケット61には支点軸65を介し
てフォーク装置67を構成する傾斜テーブル69が回動
自在に装着され、前記ブラケット61に垂直状に設けた
作動駆動装置としての流体圧作動の第2シリンダ71の
ピストンロッド73に前記傾斜テーブル69の後端が連
結されている。
【0036】上記構成により、第2シリンダ71を作動
せしめピストンロッド73を突出せしめると、図6の図
中に2点鎖線で示されているごとく、傾斜テーブル69
は水平位置より所定角度回動して傾斜状態となる。
【0037】前記傾斜テーブル69上には、前記フォー
ク装置67を構成するフォーク部である複数本のフォー
ク本体75を支承する支持フレーム77が設けられ、傾
斜テーブル69に設けた摺接部材79を介して前記支持
フレーム77は前後に移動自在となっている。この支持
フレーム77の両側は、前記傾斜テーブル69に設けた
複数の作動駆動装置である流体圧作動の第3シリンダ8
1のピストンロッド83に連結されている。
【0038】上記構成により、第3シリンダ81を作動
せしめピストンロッド83を突出せしめると、図7に示
されているごとく、フォーク本体75は突出される。
【0039】前記フォーク本体75の基部75Aは、前
記支持フレーム77を構成する一部材である横梁77A
に係合し、それぞれのフォーク本体の基部75Aに設け
たセットボルト85にてワークWの幅に応じて位置決め
自在となっている。また、それぞれのフォーク本体75
の先端には前記台車本体39内に収納されたワークWの
下部端縁を支承しすくい上げるためのワーク引き上げ部
材である駒87が設けられていると共に、適宜な間隔を
あけて吸着部材としての真空吸着パット89が設けられ
ている。なお、この真空吸着パット89に変えてマグネ
ットとしても可能であり、また、確実にワークWが駒8
7で支持され、真空吸着パット89にて固定したことを
検出するセンサを設けても良い。
【0040】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、まず、台車本体39を後退せしめ側板49に形成
したワーク支持用切込み溝53内へワークWを収納し、
所定位置へ台車本体39を前進せしめて待機させる。一
方、ワークピックアップ装置33のフォーク装置67を
前記台車本体39に対向した位置へ位置決めして、傾斜
テーブル69を傾動しフォーク本体75を下降せしめ
る。そして、台車本体39に収納したワークWのピッチ
分フォーク本体75側へ動かし、この状態でフォーク本
体75に設けた駒87と真空吸着パット89にてワーク
Wをフォーク本体75に保持し、フォーク本体75を引
き上げワークWの一枚取りを行なう。
【0041】ついで、傾斜テーブル69を水平位置へ復
帰させ、フォーク装置67を前記マニピュレータ5側へ
移動して、マニピュレータ5の板材把持装置29にて傾
斜テーブル69上のワークWをクランプしプレスブレー
キ1へワークWを供給する。この動作が繰返し行われ
る。
【0042】したがって、台車本体39にセットしたワ
ーク枚数分自動で供給でき、その稼働時間を有効に他の
作業ができ、人手を要せず作業効率の向上により生産性
の向上を図ることができる。
【0043】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。例えば、台
車本体39に収納するワークWに成形加工が施されてい
る場合は、ワークWが収納できるピッチで台車本体39
へ収納し、そのピッチに合った複数ピッチ送って供給動
作を行なうことによって可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1,2によるこの発明によ
れば、ストッカ台車装置の台車本体に収納した複数のワ
ークを、ワークピックアップ装置にて一枚取りして、マ
ニピュレータへワークを受け渡す構成としたので、自動
運転を可能とし、人手を要せず作業効率の向上により生
産性の向上を図ることができる。
【0045】請求項3によるこの発明によれば、台車本
体に収納された複数のワークはピッチ送りにより移動す
ることができ、後工程へワークを一枚ずつ送ることがで
きる。よって、自動運転を可能とする。
【0046】請求項4によるこの発明によれば、台車本
体に収納された複数のワークをフォーク本体の動作によ
り一枚取りし、この一枚取りしたワークをマニピュレー
タの位置に移動して、マニピュレータにワークを受け渡
す。而して、一枚ずつワークをマニピュレータに供給す
ることができ、自動運転を可能とすることができる。請
求項5によるこの発明によれば、台車本体に収納された
ワークをフォーク本体にて一枚取りする際、ワークを吸
着部材にて保持するので、安定してワークを一枚取りす
ることができる。
【0047】請求項6によるこの発明によれば、側板を
ワークの幅に合せて調整ができ、ワークを安定した状態
で収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の板材折曲げ加工機に備えたマニピュ
レータと、このマニピュレータへワークを供給するワー
ク供給装置の正面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1における右側より見た側面図である。
【図4】ワーク供給装置の正面図である。
【図5】図4における平面図である。
【図6】図4における右側より見た側面図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】ストッカ台車装置の拡大側面図である。
【図9】ワークピックアップ装置の拡大平面図である。
【図10】(A)〜(D)は台車をX軸方向へピッチ送
り動作説明図である。
【図11】従来例を示し、板材折曲げ加工機に備えたマ
ニピュレータと、このマニピュレータへワークを供給す
るワーク供給装置の正面図である。
【図12】図11における平面図である。
【図13】図11における側面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(板材折曲げ加工機) 3 マニピュレータ 5 ワーク供給装置 11 上金型(パンチ) 13 下金型(ダイ) 31 ストッカ台車装置 33 ワークピックアップ装置 39 台車本体 41 ラック(ピッチ送り機構) 43 駆動モータ(ピッチ送り機構) 45 回転伝達部材(ピッチ送り機構) 49 側板 53 ワーク支持用切込み溝(ワーク支持用切込み部) 55 本体フレーム 67 フォーク装置 69 傾斜テーブル 71 第2シリンダ(作動駆動装置) 75 フォーク本体(フォーク部) 87 駒(ワーク引き上げ部材) 89 真空吸着パット(吸着部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチとダイとの協働によりワークに折
    曲げ加工を行なう板材折曲げ加工機の前側に前記ダイの
    長手方向と平行に移動可能なマニピュレータにワークを
    受け渡す際、(A)前記ダイの一側に、マニピュレータ
    の走行方向と同一方向に移動可能なストッカ台車装置の
    台車本体の側板に形成した複数のワーク支持用の切込み
    部へ、ワークを挿入するワークセット工程、(B)ワー
    クピックアップ装置を前記台車本体に対向する位置に位
    置決めし、前記ワークピックアップ装置に備えた傾斜テ
    ーブルを傾動し、この傾斜テーブルに設けたフォーク部
    を突出せしめるワークピックアップ装置待機工程、
    (C)前記ワークピックアップ装置待機工程終了後、前
    記台車本体におけるワーク支持用の切込み部に収納した
    ワーク間隔と同一ピッチで台車本体をピッチ送りして、
    収納された複数のワークの最前端のワークが前記フォー
    ク部に当接する位置に位置決めする台車本体位置決め工
    程、(D)前記台車本体位置決め工程終了後、ワークピ
    ックアップ装置に設けたフォーク部を上昇せしめてワー
    クを一枚取りすると共に、傾斜テーブルを水平位置に戻
    すワーク一枚取り工程、(E)前記ワーク一枚取り工程
    終了後、前記ワークピックアップ装置を前記マニピュレ
    ータ側へ移動し、一枚取りしたフォーク部上のワークを
    マニピュレータに受け渡すワーク受け渡し工程、(F)
    前記ワーク受け渡し工程終了後、前記(B)項から
    (E)項までの作業を繰返し作動せしめ、マニピュレー
    タへワークを自動供給するワーク自動供給工程、 と、を備えてなることを特徴とする板材折曲げ加工機に
    おけるワーク供給方法。
  2. 【請求項2】 パンチとダイとの協働によりワークに折
    曲げ加工を行なう板材折曲げ加工機の前側に前記ダイの
    長手方向と平行に移動可能なマニピュレータへワークを
    供給する装置にして、ワークを複数収納せしめる複数の
    ワーク支持用切込み部を側板に設けた台車本体を前記マ
    ニピュレータの走行方向と同一方向へ移動可能なストッ
    カ台車装置と、このストッカ台車装置における台車本体
    に設けられているワーク支持用切込み部に収納されたワ
    ークを一枚取りして前記マニピュレータへワークを受け
    渡すワークピックアップ装置と、を備えてなることを特
    徴とする板材折曲加工機におけるワーク供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッカ台車装置には、台車本体に
    設けられているワーク支持用切込み部に収納された複数
    のワークの間隔毎に移動可能なピッチ送り機構を備えて
    いることを特徴とする請求項2記載の板材折曲げ加工機
    におけるワーク供給装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークピックアップ装置は、前記マ
    ニピュレータとストッカ台車装置との間を移動可能な本
    体フレームと、この本体フレームに設けた作動駆動装置
    により水平状態と傾斜状態とに回動可能なフォーク装置
    と、このフォーク装置に設けた伸縮可能なフォーク本体
    と、このフォーク本体の先端部に前記台車本体に収納さ
    れたワークをすくい上げるワーク引き上げ部材と、を備
    えてなることを特徴とする請求項2および3記載の板材
    折曲げ加工機におけるワーク供給装置。
  5. 【請求項5】 前記フォーク本体に支持されたワークを
    吸着保持する複数の吸着部材を設けてなることを特徴と
    する請求項4記載の板材折曲げ加工機におけるワーク供
    給装置。
  6. 【請求項6】 前記台車本体に設けた複数の側板は、ワ
    ークの幅に応じた位置調節自在に設けられていることを
    特徴とする請求項2記載の板材折曲げ加工機におけるワ
    ーク供給装置。
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