JP2954986B2 - 自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパンチプレス - Google Patents

自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパンチプレス

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、タレットパンチプレスにてパンチング加
工を行なうワークの搬入と搬出を自動的に行な得るよう
にした自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパンチプレ
スに関する。
(従来の技術) 従来、この種の技術では、タレットパンチプレスの左
右両フロントサイドテーブルの一方側にワーク搬入装置
(ローディング)、他方側にワーク搬出装置(アンロー
ディング)をプレス本機とは別個に設置し、ワークを搬
入装置よりフロントサイドテーブルに入力あるいは機械
力で運び入れ、パンチング加工後にワークを原点位置に
戻し、ワーク搬出装置によって運び出していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来の、この種の技術では、ワークの搬
入,搬出装置は、プレス本機とは別個に設備されるた
め、加工作業に手間と時間がかる等の生産性の向上が阻
害され、かつ、ワーク搬入,搬出装置を含めた設置スペ
ースを大きくとらなければならず、そのために高額な費
用を必要とするなどの課題があった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、ワー
クのパンチング加工にかかる手間を軽減し、無駄な時間
を省き生産性の向上を図ると共に、全体の設置面積を省
スペース化し、製作費のコストダウンを図った自動ワー
ク搬入・搬出装置付タレットパンチプレスを提供するこ
とにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、パンチとダ
イとの協働によってワークにパンチング加工を行なうタ
レットパンチプレスにして、サイドテーブルをキャレッ
ジベースに対して固定・解放自在に設けると共に、解放
時にサイドテーブルを前後方向へ移動自在に設け、搬
入,搬出位置におけるサイドテーブルの下方にワーク搬
入装置とワーク搬出装置を交互に搬入,搬出すべく走行
自在に設け、前記搬入,搬出位置におけるサイドテーブ
ルの上方にワークを吸着せしめるワーク吸着装置を上下
自在に設けて自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパン
チプレスを構成した。
(作用) この発明の自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパン
チプレスを採用することにより、ワークを積載したワー
ク搬入装置を搬入,搬出値位置におけるサイドテーブル
の下方位置に移動位置決めすると共に、サイドテーブル
をキャレッジベースから解放して後退せしめる。ワーク
吸着装置を下降せしめてワーク搬入装置に積載された上
面のワークを吸着して上昇せしめる。なお、ワーク搬入
装置は元の位置へ戻される。
次いで、サイドテーブルを搬入・搬出位置へ戻すると
共にキャレッジベースに固定し、ワーク吸着装置に吸着
されているワークを解放してサイドテーブル上に載せ
て、タレットパンチプレスにてパンチング加工を行な
う。
パンチング加工を行なった後、サイドテーブルを搬入
・搬出位置に位置決め停止させる。ワーク吸着装置を加
工せしめてサイドテーブル上に加工されたワークを吸着
して上昇せしめると共に、サイドテーブルをキャレッジ
ベースから解放して後退せしめる。さらに、ワーク搬出
装置はその間、搬入・搬出装置におけるサイドデーブル
の下方に移動位置決めされているので、ワーク吸着装置
からワークを解放してワーク搬出装置上に載せられる。
上記工程を繰返すことによって、ワークは搬入装置か
ら搬入されてパンチング加工を行ない、搬出装置へ自動
的に搬出される。
(実施例) 以下、本発明を実施した一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
第8図を参照するに、タレットパンチプレス1は、上
部フレーム3,コラム5,下部フレーム7とで一体的に門型
形状のフレームを備えている。いる。
上部フレーム3に設けた軸9には回転自在に上部タレ
ット11が支承され、下部フレーム7に設けた軸13には回
転自在な下部タレット15が、それぞれ支承されている。
なお、前記上部タレット11の円周上には複数のパンチ
17が、下部タレット15の円周上における前記パンチ17と
対応する位置にはダイ19が装着されている。しかも、上
部タレット11と下部タレット15とは同期をとって回動さ
れるようになっている。
前記上部フレーム11には図示を省略したが、電動機よ
り駆動部材を介してクランク軸21に係合されたラム23が
上下動自在に設けられており、ラム23の下端には、パン
チ17を打撃するためのストライカ25が設けられている。
下部フレーム7の上面において、上,下部タレット1
1,15の前側には第1図に示すように、センターテーブル
27と、その左端に左フロントサイドテーブル29(以後、
「左側テーブル」という),右側に右フロントサイドテ
ーブル31(以後、「右側テーブル」という)が同一平面
に並設されている。
これらのセンターテーブル27および左,右側テーブル
29,31の内、左側テーブル29は、第2図および第3図に
示すように、主柱33,中間柱35および、これらを繋ぐ床
梁37によって立体状に構成され、GL面に据付けられた構
体39に取付けられ、左側テーブル29の台上には、複数の
ラック41が取付けられている。
センターテーブル27の左側には、板材(以後「ワー
ク」という)Wの前後(第1図のY軸方向),左右(Y
軸と直交するX軸方向)の位置決めを行なうためのワー
ク位置決め装置43が設けられている。
このワーク位置決め装置43の一部を構成し、かつ、X
軸方向に延伸したキャレッジベース45には、ワークWを
把持するために複数個のワーククランプ装置47を備えた
キャレッジ49がX軸方向へ移動自在に設けられている。
前記左側テーブル29の第1図において下側にはロケート
ピン50が設けられており、ワークWのX軸方向に位置決
めを行なうものである。
上記構成によって、ワーククランプ装置47にクランプ
されたワークWを、キャレッジベース45,キャレッジ49
によってX軸,Y軸方向に移動させ、パンチング加工位置
に位置決めさせる。
一方ん、電動機(図示省略)より駆動部材(図示省
略)を介してクランク軸21を回転させ、クランク軸21に
係合したラム23を上下動させる。
ラム23の上下動によりストライカ25によって上部タレ
ット11のパンチ17と下部タレット15のダイ19とが協働し
てワークWにパンチング加工を行なうものである。
次に本発明を実施した一実施例の主要部であるワーク
自動搬送装置51について詳細に説明する。
ワーク自動搬送装置51は第1図に示すように、左側テ
ーブル29のY軸方向における前側(第1図において左
側)にワーク搬出台車(ワーク搬出装置)53,後側(第
1図において右側)にワーク搬入台車(ワーク搬入装
置)55を配設する。
両台車53および55は、第3図に示すように、上部のパ
レット57と下部の走行台59との間に、例えばトグル形式
のリフター61が構成されており、パレット57の上にワー
クWが積載される。
また、第2図に示すように前記走行台59の下部に4個
の車輪63が回転自在に取付けられており、両台車53およ
び55は、左側テーブル29の直下のGL面に前記構体39の全
長にわたりY軸方向に対し軌条65が敷設されており、両
台車53および55は、車輪63を介して軌条65上を移動す
る。
その移動手段としては、例えば電動機などの動力装置
(図示省略)によって操作される。
左側テーブル29の原点位置に近接して、その上方にビ
ーム67AがX軸方向に移動自在に架設されており、その
ビーム67Aの下部にエアシリンダ69が設けられ、その先
端に複数の吸着装置である吸着パット71が垂設さてお
り、このエアシリンダ69に回転装置(図示省略)が並設
されている。
ビーム67A,エアシリンダ69,吸着パット71および回転
装置によって吸着装置67が構成される。
前記左側テーブル29はテーブル固定用エアシリンダ装
置73によってキャレッジベース45に固定あるいは解放さ
れる。
すなわち、第3図に示すように、キャレッジベース45
に適当な間隔をあけて垂直向きに固定されたエアシリン
ダ75のピストン軸77の先端に固定用栓79が取付けられて
おり、この固定用栓79はエアシリンダ75の起動によって
左側テーブル29の表面にあけられた溝81に強く嵌め込ま
れ、その摩擦力によってキャレッジベース45と左側テー
ブル29とは固定される。
この固定されたキャレッジベース45と左側テーブル29
は図示省略の駆動装置によってY軸方向に前進または後
退される。また、キャレッジベース45に対して左側テー
ブル29はエアシリンダ75の作動によって解放され、移動
装置83によってY軸方向に前進または後退される。
すなわち、第3図に示すように、キャレッジベース45
に固定されたモータ85のモータ軸87に固定された主動ギ
ヤ89と伝動軸91に取付けられた従動ギヤ93と噛合してモ
ータ85の起動によって伝動軸91を回転させる。なお、モ
ータ85は別の場所に設けて他の伝達機構を介して伝動軸
91を回転せしめるようにしても構わない。
この伝動軸91の両端にピニオン95が固定され、このピ
ニオン95に左側テーブル29の上面に固定された前記ラッ
ク41が噛合し、左側テーブル29をキャッレッジベース45
に対してY軸方向に前進,後退させる。
左側テーブル29の下面左端(第3図の左側)にガイド
片99を固定し、また右端(上記本図の右側)にはブラケ
ット105が固定されている。
ガイド片99は、構体39の主柱33の上面に回転自在に取
付けられたガイドローラ103に回動自在に嵌設されてい
る。
また、ブラケット101にはガイドローラ105が嵌設さ
れ、このガイドローラ105は左側テーブル29に固定され
たガイド片107に回転自在に取付けられている。
このガイド片107は、構体39の中間柱35上面に取付け
られた台板109上に固定されたガイドレール111に摺動自
在に嵌設されている。
上記構成により、固定用エアシリンダ75の起動によっ
てキャレッジベース45に対して解放された左側テーブル
29は、モータ85の起動によって歯車89,93およびピニオ
ン95,ラック41の噛合によって左側テーブル29は、ガイ
ドローラ103および105の回動によってY軸方向に前進,
後退する。
また、キャレッジベース45に対して左側テーブル29を
固定すると、図示省略の駆動装置により、左側テーブル
29の移動にともなってキャレッジベース45に固定された
ガイド片107を介してキャレッジベース45は、左側テー
ブル29とともにガイドレール111に案内されてY軸方向
に前進,後退する。
次に、本実施例のワーク自動搬送装置51の作用につい
て説明する。
(1) キャレッジベース45の原点位置確認: まず、キャレッジベース45が作用開始時には、キャレ
ッジベース45が原点(第1図に示すとおり)に位置して
いるか、否かを確認し、位置してなければ補正する。
(2) エアシリンダ75によって左側テーブル29とキャ
レッジベース45の固定を解放: 固定用エアシリンダ装置73のエアシリンダ75を起動
し、ピストン軸77の先端に取付けられた固定用栓79を上
昇させて、左側テーブル29の上面に設けられた溝81より
抜き取る。
(3) 左側テーブル29を後退: 第3図に示すように、モータ85の起動によって歯車8
9,93およびピニオン95,ラック41の噛合により左側テー
ブル29は後退する。(第1図参照) (4) ワーク搬入台車55を搬入: ワークWを積載したワーク搬入台車55を動力装置(図
示省略)によって前進させ、吸着パット71の下方である
搬入・搬出位置に停止させる。(第1図参照) (5) 吸着パット71によってワークWを吊上げる。: 吸着装置67に設けられたエアシリンダ69の先端に垂設
された吸着パット71を下降し、吸着パット71をパレット
57上のワークW上面に押付け、バキュームを働かせるこ
とにより最上段のワークW1枚を吸着し、吊下げる。
(6) ワークWを左側テーブル29上に載置: 吸着パット71でワークWを吊上げる際に、第4図に示
すように複数の吸着パット71内の1つでワークWの一端
を斜に吊上げ、後退させた左側テーブル29を再び前進さ
せ、ワークWの開いた一端より挿入し、ワークWを左側
テーブル29の上に載置させる。
この際、ワークWが細長い場合は、吸着装置67に設け
られた回転装置(図示省略)の起動によってワークWを
90度回転させ、第1図の二重鎖で示す状態にする。
(7) エアシリンダ75によって左側テーブル29とキャ
レッジベース45を固定: 固定用エアシリンダ装置73のエアシリンダ75を起動
し、ピストン軸77の先端に取付けられた固定用栓79を下
降させ、左側テーブル29の上面に設けられた溝81に嵌設
させ、左側テーブル29とキャレッジベース45を固定させ
る。
(8) ワーク位置決め装置43によってワークWをパン
チング加工位置に位置決めさせる: ワーク位置決め装置43におけるワーククランプ装置47
にクランプされたワークWをキャレッジベース45,キャ
レッジ49によってX軸,Y軸方向に移動させ、パンチング
加工位置に位置決めさせる。
(9) ワークパンチング加工作業を行なう: 電動機(図示省略)より駆動部材(図示省略)を介し
てクランク軸21を回転させ、クランク軸21に係合したラ
ム23を上下動させる。
このラム23の上下動により、ラム23の下端に設けられ
たストライカ25によって上部タレット11のパンチ17と下
部タレット15のダイ19とが協働してワークWにパンチン
グ加工を行なうものである。
(10) キャレッジベース45を原点位置に復帰: パンチング加工終了後、ワークWをキャレッジベース
45,キャレッジ49によって原点位置(第1図に示す位
置)に復帰させる。
ワークWが細長い場合、ワークWは吸着装置67に設け
られた回転装置の起動によってワークWを90度回転さ
せ、第1図の実線で示す状態に戻す。
(11) ワークWをマーククランプ装置47より引き放な
す。
(12) ワーク搬入台車55を後退させ、ワーク搬出台車
53を前進させて吸着パット71の下方である搬入・搬出位
置に停止させる: ワーク搬入台車55を動力装置によって吸着パット71の
下方より後退させ、元の位置に復帰させる。
同時にワーク搬出台車53を前進させて吸着パット71の
下部に停止させる。
(13) エアシリンダ75によって左側テーブル29とキャ
レッジベース45の固定を解放する。
(14) ワークWをワーク搬出装置53に載置: ワークWを複数の吸着パット71の内の1つでワークW
の一端を斜に吊上げ、その開いた一端より左側テーブル
29を前記とは反対の手段で抽出し、左側テーブル29を後
退させる。
ワークWは、吸着パット71のバキューム解放によって
ワーク搬出装置53上に落下させる。
(15) ワーク搬出台車53を後退させ、ワーク搬入台車
55を前進させて、ワーク自動搬送装置51を原点に復帰さ
せる。
(16) 以上によって、このワーク自動搬送装置51を使
用したワークWのパンチング加工工程の1サイクルは終
了したことになる。
この工程は、すべてNC装置(図示省略)に組込まれた
プログラム制御によって継続操作がなされる。
つぎに、吸着装置における他の実施例を第5図,第6
図および第7図を参照して説明する。
なお、本実施例は、第1実施例の部品と同様または同
等のものは同じ番号を付し、その説明は省略する。
この実施例の吸着装置113は、ワーク位置決め装置43
のキャレッジベース45に取付けたビーム115の下部に垂
設されている。
ビーム115に取り付けられた昇降用エアシリンダのピ
ストンロッド(いずれも図示省略)には支持部材117が
着脱自在に取付けてあり、この支持部材117には昇降部
材119が上下自在かつ回転自在に設けられている。
この昇降部材119の下端には取付部材121を介してベー
ス部材123が取付けてある。
ここで、上記支持部材117は、X軸,Y軸と共に交差す
る所定方向(例えば、第5図に示すようにX軸,Y軸に対
して共に45゜をなす方向)に対して平行に設けてあり、
同様にベース部材123も上記所定方向に対して平行であ
る。
上記構成により前記昇降用エアシリンダを適宜に操作
することによって、ピストンロッドを介して昇降部材11
9は上下動するものである。また、昇降部材119が回転す
ることによりベース部材123も一体となって回転するも
のである。
また、第6図,第7図を参照するに、X軸,Y軸に交差
する前記所定方向に対してベース部材123を平行にする
ために、昇降部材119の下部には、第7図に示すような
調整ボルト125を備えた修正プレート127が係合して設け
てあると共に支持部材117のブラケット129に取付けたア
ーム131と修正プレート127に取付けボルト133を介して
修正ばね135が取付けてある。
取付部材121には、エアシリンダおよび真空装置をセ
ットしたバキュームセット137が取付けられており、パ
ット軸139を介して吸着パット71が上下動自在かつ回転
自在に設けられている。
したがって、ベース部材123が上記所定方向に対して
平行でない場合には調整ボルト125を緩めた状態で、昇
降部材119,ベース部材123を修正プレート127に対して回
転させ、ベース部材123を所定方向に対して平行になっ
たときに調整ボルト125を締付ける。
なお、調整ボルト125を締付けた際においても、ベー
ス部材123は全く回転しないのではなく、修正ばね135の
付勢力に抗して回転することができるものである。
以上説明してきたように、この実施例のタレットパン
チプレスにおけるワーク自動搬送装置51は上記した構成
により、キャレッジベース45の原点位置確認後、まず、
エアシリンダ75によって左側テーブル29とキャレッジベ
ース45との固定を解放する。
次に、ワークを積載したワーク搬入台車55を左側テー
ブル29の下に搬入し、左側テーブル29を後退させ、ワー
クWを吸着パット71で吊上げ、左側テーブル29を原点位
置に復帰させ、ワークWを左側テーブル29上に載置し、
エアシリンダ75によって左側テーブル29とキャレッジベ
ース45を固定し、ワークWをワーク位置決め装置43によ
ってパンチング加工位置に位置決めし、パンチング加工
を行う。
加工終了後、左側テーブル29を原点位置に戻し、ワー
ク搬入台車55を後退させ、ワーク搬出台車53を前進させ
て左側テーブル29の下に搬入し、左側テーブルを後退さ
せて、ワークWを吸着パット71でワーク搬出台車53を載
置し、ワーク搬出台車53を左側テーブル29の下部より後
退させて1サイクルを終了させる。
この工程をNC装置に組込んだプログラム制御によって
継続操作を行なうことにより、パンチング加工にかかる
手間を軽減し、無駄な時間を省くことができるので、生
産性の向上を図ることができる。また、タレットパンチ
プレスとワーク搬入・搬出装置を一体的に設備したた
め、全体の設置スペースを省スペース化することができ
るので、製作費のコストダウンを図ることができる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く適宜の変更を行うことにより、その他の態様で実施し
得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
この発明によれば、特許請求の範囲に記載されたとおり
の構成であるから、ワークのパンチング加工にかかる手
間を軽減し、無駄な時間を省くことができるので生産性
の向上を図ることができる。
また、タレットパンチプレス本体とワーク搬入,搬出
装置を一体的に設備したため、全体の設置スペースを省
スペースにすることができるので製作費のコストダウン
を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施した一実施例における主要部
を示し、第8図のI−I矢視図,第2図は第1図のII−
II(ワークがワーク搬入台車より、すべて、ワーク搬出
台車に載置された状態を示す),第3図は第2図のIII
−III矢視図,第4図はワークをワーク搬入台車より左
フロントサイドテーブルに積載する状態を示す側面図、
第5図は他の実施例における要部の平面図,第6図は第
5図のVI−VI線矢視図,第7図は第6図のVII−VII線矢
視図,第8図はタレットパンチプレスの側面図である。 1……タレットパンチプレス 29……左フロントサイドテーブル 31……右フロントサイドテーブル 51……ワーク自動搬送装置 53……ワーク搬出台車 55……ワーク搬入台車 67,113……吸着装置 71……吸着パット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンチとダイとの協働によってワークにパ
    ンチング加工を行なうタレットパンチプレスにして、サ
    イドテーブルをキャレッジベースに対して固定・解放自
    在に設けると共に、解放時にサイドテーブルを前後方向
    へ移動自在に設け、搬入,搬出位置におけるサイドテー
    ブルの下方にワーク搬入装置とワーク搬出装置を交互に
    搬入,搬出すべく走行自在に設け、前記搬入,搬出位置
    におけるサイドテーブルの上方にワークを吸着せしめる
    ワーク吸着装置を上下動自在に設けてなることを特徴と
    する自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパンチプレ
    ス。
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