JP3710899B2 - 板材加工方法及び板材搬入出装置を備えた板材加工機 - Google Patents
板材加工方法及び板材搬入出装置を備えた板材加工機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3710899B2 JP3710899B2 JP30054796A JP30054796A JP3710899B2 JP 3710899 B2 JP3710899 B2 JP 3710899B2 JP 30054796 A JP30054796 A JP 30054796A JP 30054796 A JP30054796 A JP 30054796A JP 3710899 B2 JP3710899 B2 JP 3710899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- material processing
- processing machine
- movable table
- storage area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、板材加工方法及び装置に関し、特に板材を板材加工機において板材加工を行う板材加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、板材加工機には板材を載置する支持テーブルが備えられており、この支持テーブル上で板材を移動位置決めして板材加工が行われている。前記支持テーブル上に加工すべき板材を搬入・搬出するための板材搬入出用のユニット、すなわちローダやアンローダ等の板材搬入出装置が前記板材加工機の脇に備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の板材加工機への板材搬入出の方法においては、板材加工機の支持テーブル上に加工すべき板材を搬入・搬出するための高価な板材搬入出用ユニットが必要であると共にコスト高であるという問題点があった。
【0004】
本発明は叙上の課題を解決するためになされたもので、その目的は、板材加工機の支持テーブルの機能と、ローディング・アンローディングの機能とを兼ね備えたテーブルにより高機能で低コストの板材加工方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の板材加工方法は、次の工程からなることを特徴とするものである。
1.板材搬入出装置の板材収納エリアおよび製品収納エリアの上方位置から板材加工機の材加工エリアとの間を進退自在に設けた可動テーブルに未加工の板材を載置する工程、
2.前記板材を載置した可動テーブルを前記板材加工機の前記板材加工エリア内へ前進移動させ前記板材を搬入する工程、
3.前記可動テーブル上の前記板材を、前記板材加工機にX、Y軸方向に移動自在に備えられたワーククランプにより把持すると共に、該把持した板材を前記板材加工エリアへ供給して該板材加工機により加工を開始すると共に、前記板材加工機の板材一枚取り装置が前記板材収納エリアから板材を一枚取りして前記可動テーブル上方位置に待機する工程、
4.記板材加工機にて加工終了後の板材を前記可動テーブル上の搬出領域内に移送載置する工程、
5.前記可動テーブルを前記板材加工機における製品収納エリア内へ後退移動させると共に加工後の板材を前記製品収納エリアに載置する工程、
6.前記工程3において一枚取りした板材を前記可動テーブル上に載置して前記板材加工エリア内へ前進移動させ板材を搬入する工程、
7.以下、前記工程5で予定の加工が終了するまで、工程2〜5の工程を繰り返して行う。
【0006】
したがって、可動テーブル上に載置された板材は、可動テーブルが前進することにより、板材加工機の板材加工エリア内へ搬入される。可動テーブルを板材加工エリア内に位置した状態にすることにより、この可動テーブルが板材加工機における板材の支持テーブルと使用される。また、前記可動テーブルが板材搬出用のアンローディング装置の機能を有することになる。すなわち、加工済みの板材はワーククランプにより可動テーブル上の搬出領域に載置され、この可動テーブルが後退することにより、板材が板材収納エリアへ搬出される。したがって、従来の板材の搬入出用のローダ・アンローダ装置が不要となる。
【0007】
前記可動テーブル上の板材は、ワーククランプにより把持され、板材加工エリア内で前後左右方向に移動され、板材加工機により加工される。
【0008】
而して、板材加工機には従来の支持テーブルを設けなくともよく、あるいは板材加工エリアの一部をしめる支持テーブルを設け、板材加工エリアの残りの部分に可動テーブルを進退自在に移動させ、板材の支持テーブルとして兼用することができる。
【0009】
請求項2によるこの発明の板材加工方法は、請求項1に記載の板材加工方法において、板材加工機がタレットパンチプレスであることを特徴とするものである。
【0010】
したがって、タレットパンチプレスの構成において、通常本体フレームの両側にある移動テーブルが片側ですむのでタレットパンチプレスのコストが低減する。
【0013】
請求項3によるこの発明の板材搬入出装置を備えた板材加工機は、板材搬入出装置を備えた板材加工機において、前記板材加工機は、未加工板材用のパレットを載置する板材収納エリアと、製品板材用のパレットを載置する製品収納エリア備えると共に、該板材収納エリアと製品収納エリアの上方に前記板材搬入出装置と前記板材加工機の材加工エリア内との間を前記板材加工機のX軸方向において進退自在の可動テーブルと、該可動テーブル上に前記板材収納エリアに収納された板材を一枚取りして載置する一枚取り装置と、前記製品板材用のパレットを載置する製品収納エリアの上方に加工後の製品板材を前記製品板材用のパレットに仕分けして載置する製品仕分け装置を備えてなり、前記板材加工機は、該板材加工機の前記材加工エリアへに位置する前記可動テーブル上の板材を把持すると共に、前記板材加工エリアに対して板材の加工位置をX、Y軸方向へ移動位置決め自在なワーク移動位置決め装置と、該ワーク移動位置決め装置と一体的にY軸方向へ移動位置決め自在の移動テーブルを備えてなり、板材加工時に前記可動テーブルを板材を支持すべき板材支持テーブルとして兼用してなることを特徴とするものである。
【0014】
したがって、未加工板材は可動テーブル上に載置され、この可動テーブルが前進することにより板材加工機の板材加工エリア内へ搬入される。可動テーブルを板材加工エリア内に位置した状態にすることにより、この可動テーブルは板材加工機における板材の支持テーブルとして使用される。
【0015】
したがって、この可動テーブル上の板材は、ワーククランプにより把持され、板材加工エリア内で位置決めされ、板材加工機により加工される。また、加工済みの板材はワーククランプにより可動テーブル上の搬出領域に載置され、この可動テーブルが後退することにより板材が板材収納テーブルへ搬出される、したがって、前記可動テーブルは未加工板材のローダ装置と加工済みの製品板材のアンローダ装置と、板材加工機における板材が支持テーブルとして使用される。
【0016】
請求項4によるこの発明の板材搬入出装置を備えた板材加工機は、請求項3に記載の板材加工機がタレットパンチプレスであることを特徴とするものである。
【0017】
したがって、タレットパンチプレスの構成において、通常本体フレームの両側にある移動テーブルが片側ですむのでタレットパンチプレスのコストが低減する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の板材加工方法及び装置の実施の形態について、一般的なパンチプレスを例にとって図面を参照して説明する。
【0019】
図1を参照するに、本実施の形態の例に係わる例えばタレットパンチプレス1は、立設された門型形状の本体フレーム3を備えており、この本体フレーム3は上部フレーム5と下部フレーム7とがサイドフレーム(図示省略)をもって一体化されている。
【0020】
前記上,下部フレーム5,7の相対向した位置には回転自在な上,下部タレット8U,8Dが設けられており、この上,下部タレット8U,8Dの円周上には適宜な間隔で複数のパンチP,ダイDが装着されている。しかも、複数のパンチP,ダイDのうちの1組の位置が加工位置Kとなっており、この加工位置Kの上方における前記上部フレーム5にはパンチPを打撃するためのストライカが設けられている。
【0021】
図1を参照するに、本体フレーム3の前方側(図1の左方側)と後方側(図1の右方側)には板材を加工するときに板材Wを左右前後方向へ移動位置決めするための板材加工エリアCが設けられている。前記本体フレーム3の前方側の板材加工エリアCには後述する可動テーブル9が進退移動するよう走行自在に設けられ、前記本体フレーム3の後方側の板材加工エリアCにはリアテーブル11が設けられている。
【0022】
可動テーブル9上に載置、搬入された加工すべき板材はWは、ワーク移動位置決め装置12の一部を構成する複数のワーククランプ13(図1では2個)にて把持され、この複数のワーククランプ13はX軸方向へ走行自在なキャレッジ14に備えられ、このキャレッジ14を備えたキャレッジベース15が下部フレーム5上をY軸方向へ走行自在に設けられている。このとき、前記リアテーブル11はキャレッジベース15と一体的にY軸方向に移動する。
【0023】
例えば、前記ワーククランプ13はキャレッジ14にX軸方向へ延伸して設けられたボールネジ(図示省略)に螺合され、このボールネジはX軸駆動モータ(図示省略)により回転駆動される。さらに、前記キャレッジベース15は下部フレーム5上にY軸方向へ延伸して敷設されたガイドレール上にガイド部材を介して設けられ、このキャレッジベース15はY軸方向へ延伸して設けられたボールネジ(図示省略)に螺合され、このボールネジは駆動モータ(図示省略)に駆動される。
【0024】
前記タレットパンチプレス1の近傍には板材Wを前記タレットパンチプレス1に搬入、搬出する板材供給装置(板材搬入出装置)17が設けられており、この板材供給装置17は図2も併せて参照するに、立体式のフレーム構造物19を備えており、このフレーム構造物19の下部には未加工板材用パレット21を載置する板材収納エリアAと、製品板材用パレット23を載置する製品収納エリアBが設けられている。
【0025】
前記板材収納エリアA及び製品収納エリアBの上方には、この両方の収納エリアA,Bと前述したタレットパンチプレス1の板材加工エリアCとの間を移動自在な可動テーブル9が設けられている。
【0026】
より詳しくは、図1においては前記可動テーブル9は前記板材収納エリアA及び製品収納エリアBとを合わせた大きさのテーブルであり、前記板材供給装置17のフレーム構造物19と前記板材加工エリアCとの間にX軸方向に延長して敷設されたガイドレール(図示省略)上をモータ等の駆動手段により進退移動するように走行自在に設けられている。
【0027】
なお、前記可動テーブル9は、本実施の形態の例では板材加工エリアC内へ前進する際に可動テーブル9の先端側の4分の1ほどが下方へ折り畳める構造になっているが、この限りではない。
【0028】
また、前記板材供給装置17のフレーム構造物19の天井には前記板材収納エリアAの上方位置に一枚取り装置付クレーン25が備えられている。この一枚取り装置付クレーン25はローダ用モータ(図示省略)で駆動されるチェーンにより上下動するローダ基体27が設けられ、このローダ基体27の下側には複数のバキュームパッド29が装備されている。
【0029】
この複数のバキュームパッド29により吸着された板材収納エリアAの未加工板材Wが前記可動テーブル9の位置より上方へ上昇されるように構成されている。
【0030】
また、前記フレーム構造物19の製品収納エリアB側の天井には、前記可動テーブル9上に載置された加工済み製品を仕分けし、この仕分けされた製品を下方の製品板材用パレット23上へ載置する移動クランプ31等でなる製品仕分け装置33が設けられており、前記製品収納エリアBには製品板材用パレット23を搬送するパレット搬送装置(図示省略)が設けられている。
【0031】
以下、上述した装置における板材加工工程を説明する。
【0032】
図3を参照するに、図3(A)では板材供給装置17の板材収納エリアAには未加工板材Wを載置した未加工板材W用パレット21が置かれており、可動テーブル9は板材搬入出装置17のフレーム構造物19内に位置(原位置)している。
【0033】
図3(B)では、前記可動テーブル9がタレットパンチプレス1の方向へ前進する。次いで、一枚取り装置付クレーン25のローダ基体27がローダ用モータの駆動により下降し、バキュームパッド29で板材Wの上面を吸着する。吸着後、ローダ基体27に吸着されている板材Wを前記可動テーブル9の高さより高くなるまで上昇させ待機させる。
【0034】
図3(C)では、前記可動テーブル9を板材搬入出装置17の原位置へ後退させ、前記ローダ基体27を下降させて板材Wを前記可動テーブル9上へ載置する。
【0035】
図3(D)では、前記可動テーブル9が前進し、タレットパンチプレス1の板材加工エリアC内に位置する。
【0036】
この可動テーブル9により搬入された板材Wはワーククランプ13に把持され、このワーククランプ13を備えたキャレッジ14をX軸方向へ、前記キャレッジベース15をY軸方向へ移動させ、しかもタレットパンチプレス1の上,下部タレット8U,8Dに装着されたパンチP,ダイDのうちの所望のパンチP及びダイDが加工位置Kに割り出されて板材Wの所望の加工位置に位置決めされ、パンチPとダイDとの協働により板材Wにパンチング加工等の板材加工が施される。
【0037】
ちなみに、前記可動テーブル9は板材加工エリアCに位置している状態で、いわゆるタレットパンチプレス1の支持テーブルとしての機能を果たしている。
【0038】
なお、前記板材Wがタレットパンチプレス1により加工されている間に、一枚取り装置付クレーン25が作動してバキュームパット29で次に加工すべき板材W´を吸着し、この板材W´は可動テーブル9より高い位置へ上昇され待機している。
【0039】
図3(E)では、前記板材Wの加工が完了した後、キャレッジベース15がY軸方向へ前進〔図3(E)において下方向へ移動〕し、ワーククランプ13に把持されている加工済みの製品板材Sが可動テーブル9上の搬出領域D内へ移送されアンクランプされ載置される。次いで、前記キャレッジベース15がY軸方向へ後退し原位置へ戻る。
【0040】
図3(F)では、可動テーブル9が板材供給装置(板材搬入出装置)17の原位置へ後退する。次いで、図3(D)において一枚取り装置付クレーン25により持ち上げられ待機していた未加工板材W´を下降させて可動テーブル9上に載置する。
【0041】
一方、可動テーブル9上の搬出領域D内の製品板材Sは製品仕分け装置33の移動クランプ31により製品収納エリアB内の製品板材用パレット23上に載置される。
【0042】
以上のように、図3の(A)〜(F)間の工程、あるいは(D)〜(F)間の工程が繰り返されることにより、板材収納エリアA内の未加工板材W用パレット21上の未加工板材Wが効率よく板材加工され、加工された製品板材Sが製品収納エリアB内の製品板材用パレット23上へ搬出される。
【0043】
なお、上述した実施の形態の例では可動テーブル9がタレットパンチプレス1の本体フレーム3の前方側の板材加工エリアCへ前進するように設けられているが、他の実施の形態の例としては、前記本体フレーム3の前方側のテーブルだけでなく後方側のリアテーブル11も取り除き、前記可動テーブル9を前記本体フレーム3の前方側と後方側の板材加工エリアC全体に及ぶ大きさにし、この可動テーブル9を本体フレーム3の後方側まで前進停止させて板材加工エリアC全体の加工用テーブルとして兼用することができる。
【0044】
また、本発明の他の実施の形態の例としては、前述した実施の形態の例における可動テーブル9を、図4に示すように板材収納エリアA側と製品収納エリアB側とに2分割し、換言すれば板材収納エリアA側の可動テーブルをワーク供給テーブル35、製品収納エリアB側の可動テーブルをワーク収納テーブル37との2分割にした形状とし、これらのワーク供給テーブル35とワーク収納テーブル37をそれぞれ、タレットパンチプレス1の板材加工エリアC内へ進退移動自在に設けることもできる。
【0045】
この場合、前記ワーク供給テーブル35、ワーク収納テーブル37はそれぞれ、板材加工中にタレットパンチプレス1の板材加工エリアC内で待機させて支持テーブルとして兼用し、加工終了後の製品板材Sはワーククランプ13により前記ワーク収納テーブル37上へ移動、載置され、このワーク収納テーブル37がワーク収納装置39の原位置へ後退することにより、加工された製品板材Sが製品収納エリアB内の製品板材用パレット23上へ搬出される。
【0046】
なお、この発明は前述した実施の形態の例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の例では板材加工機としてタレットパンチプレスを例にとって説明したがレーザ加工機およびその他の板材加工機であっても構わない。
【0047】
【発明の効果】
以上のごとき実施の形態の例から理解されるように、請求項1の発明によれば、未加工板材は可動テーブル上に載置され、この可動テーブルが前進することにより板材加工機の板材加工エリア内へ搬入でき、この可動テーブルを板材加工エリア内に位置した状態にすることにより、この可動テーブルが板材加工機における支持テーブルとして使用でき、この可動テーブル上の板材をワーククランプにより把持位置決めし、板材加工機により加工できる。
【0048】
したがって、可動テーブルは未加工板材のローディング装置と、板材加工機における支持テーブルとして兼用できるので、板材加工機には従来の支持テーブルを設けなくともよく、あるいは板材加工エリアの一部をしめる支持テーブルを設け、板材加工エリアの残りの部分に可動テーブルを進退自在に移動させることができる。
【0049】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、タレットパンチプレス の構成において、通常本体フレームの両側にある移動テーブルが片側ですむのでタレットパンチプレスのコストが低減する。
【0050】
請求項3の発明によれば、未加工板材は可動テーブル上に載置され、この可動テーブルを前進させて板材加工機の板材加工エリア内へ搬入でき、可動テーブルは板材加工エリア内に位置した状態にすることにより、板材加工機における支持テーブルとして兼用できる。また、加工済の板材はワーククランプにより可動テーブル上の搬出領域に載置され、この可動テーブルを後退することにより板材をワーク収納エリアは搬出することができる。したがって、可動テーブルが板材加工機の支持テーブルの機能と、ローディング・アンローディングの機能を兼ね備え、省スペース化を図ることができるので、高機能で低コストの板材搬入出装置を備えた板材加工機を提供できる。
【0051】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加えて、タレットパンチプレス の構成において、通常本体フレームの両側にある移動テーブルが片側ですむのでタレットパンチプレスのコストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、板材加工装置の平面図である。
【図2】図1の左側の側面を概略的に示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の例を示すもので、図1の板材加工装置を用いて板材を加工する工程説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の例を示すもので、板材加工装置の平面図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス
3 本体フレーム
9 可動テーブル
11 リアテーブル
13 ワーククランプ
17 板材供給装置
35 ワーク供給テーブル
37 ワーク収納テーブル
A 板材収納エリア
B 製品収納エリア
C 板材加工エリア
D 搬出領域
W 未加工板材
S 製品板材
Claims (4)
- 次の工程からなることを特徴とする板材加工方法、
1.板材加工機の板材収納エリアおよび製品収納エリアの上方位置から板材加工機の材加工エリアとの間を進退自在に設けた可動テーブルに未加工の板材を載置する工程、
2.前記板材を載置した可動テーブルを前記板材加工機の前記板材加工エリア内へ前進移動させ前記板材を搬入する工程、
3.前記可動テーブル上の前記板材を、前記板材加工機にX、Y軸方向に移動自在に備えられたワーククランプにより把持すると共に、該把持した板材を前記板材加工エリアへ供給して該板材加工機により加工を開始すると共に、前記板材加工機の板材一枚取り装置が前記板材収納エリアから板材を一枚取りして前記可動テーブル上方位置に待機する工程、
4.記板材加工機にて加工終了後の板材を前記可動テーブル上の搬出領域内に移送載置する工程、
5.前記可動テーブルを前記板材加工機における製品収納エリア内へ後退移動させると共に加工後の板材を前記製品収納エリアに載置する工程、
6.前記工程3において一枚取りした板材を前記可動テーブル上に載置して前記板材加工エリア内へ前進移動させ板材を搬入する工程、
7.以下、前記工程5で予定の加工が終了するまで、工程2〜5の工程を繰り返して行う。 - 請求項1に記載の板材加工方法において前記板材加工機がタレットパンチプレスであることを特徴とする板材加工方法。
- 板材搬入出装置を備えた板材加工機において、前記板材加工機は、未加工板材用のパレットを載置する板材収納エリアと、製品板材用のパレットを載置する製品収納エリア備えると共に、該板材収納エリアと製品収納エリアの上方に前記板材搬入出装置と前記板材加工機の材加工エリア内との間を前記板材加工機のX軸方向において進退自在の可動テーブルと、該可動テーブル上に前記板材収納エリアに収納された板材を一枚取りして載置する一枚取り装置と、前記製品板材用のパレットを載置する製品収納エリアの上方に加工後の製品板材を前記製品板材用のパレットに仕分けして載置する製品仕分け装置を備えてなり、前記板材加工機は、該板材加工機の前記材加工エリアへに位置する前記可動テーブル上の板材を把持すると共に、前記板材加工エリアに対して板材の加工位置をX、Y軸方向へ移動位置決め自在なワーク移動位置決め装置と、該ワーク移動位置決め装置と一体的にY軸方向へ移動位置決め自在の移動テーブルを備えてなり、板材加工時に前記可動テーブルを板材を支持すべき板材支持テーブルとして兼用してなることを特徴とする板材搬入出装置を備えた板材加工機。
- 請求項3に記載の板材搬入出装置を備えた板材加工機において前記板材加工機がタレットパンチプレスであることを特徴とする板材搬入出装置を備えた板材加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30054796A JP3710899B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 板材加工方法及び板材搬入出装置を備えた板材加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30054796A JP3710899B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 板材加工方法及び板材搬入出装置を備えた板材加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10137874A JPH10137874A (ja) | 1998-05-26 |
JP3710899B2 true JP3710899B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=17886149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30054796A Expired - Fee Related JP3710899B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 板材加工方法及び板材搬入出装置を備えた板材加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3710899B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101985144B (zh) * | 2010-08-02 | 2012-10-10 | 天津市天锻压力机有限公司 | 大型汽车纵梁液压机的全自动上下料装置 |
CN104438943B (zh) * | 2014-09-19 | 2016-11-23 | 安徽金龙机械有限公司 | 一种结晶罐底面加工方法 |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP30054796A patent/JP3710899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10137874A (ja) | 1998-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2921753B2 (ja) | 板材加工機に対する板状ワークの搬出入方法及び装置 | |
JP3813441B2 (ja) | ワーク搬入搬出装置 | |
JP3515387B2 (ja) | 板材の搬入出装置 | |
JP3710899B2 (ja) | 板材加工方法及び板材搬入出装置を備えた板材加工機 | |
JP4473977B2 (ja) | パンチ・レーザ複合加工機の加工物搬出装置 | |
JP4072227B2 (ja) | 板材搬入出装置 | |
JPH11300440A (ja) | ワーク搬入出装置およびその装置を用いたワーク搬入出方法 | |
JP2000015370A (ja) | 板材の重ね方法および板材重ねユニット並びに板材加工機の板材供給装置 | |
JP4027708B2 (ja) | ヘミング加工装置 | |
JP2001096330A (ja) | 板材加工機における搬入出装置 | |
JP3782125B2 (ja) | 板材加工装置 | |
JP2954986B2 (ja) | 自動ワーク搬入・搬出装置付タレットパンチプレス | |
JP2002066666A (ja) | 板材加工機におけるワーク搬入出方法及びその装置 | |
JPH11244969A (ja) | 板材の搬入搬出方法およびその装置 | |
JP4380976B2 (ja) | 板材加工機における識別マーキング装置 | |
JP3447373B2 (ja) | 板材加工機のワーク搬出装置 | |
JPH08300064A (ja) | パンチプレス | |
JP4483066B2 (ja) | 板材搬送装置 | |
JP2925029B2 (ja) | パンチプレス | |
JP3216095B2 (ja) | 薄板の絞り成形装置 | |
JP3768620B2 (ja) | 板材加工方法 | |
JPS60258024A (ja) | 板材の搬入搬出装置 | |
JPS6125943Y2 (ja) | ||
JP4153102B2 (ja) | 工作物搬入搬出装置 | |
JP2004167563A (ja) | 板材加工機におけるワーク搬入出システム及び板材加工機におけるワーク搬入出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080819 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |