JP2001046610A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001046610A
JP2001046610A JP11224592A JP22459299A JP2001046610A JP 2001046610 A JP2001046610 A JP 2001046610A JP 11224592 A JP11224592 A JP 11224592A JP 22459299 A JP22459299 A JP 22459299A JP 2001046610 A JP2001046610 A JP 2001046610A
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warp
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JP11224592A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉通路の玉入口及び玉出口をそれぞれ遊技者
に認識させる表示部を設けることで、玉の流れに対する
不信感を遊技者に与えることのない弾球遊技機を提供す
る。 【構成】 遊技領域3を流下する玉をワープ入口103
から受け入れると共に受け入れた玉を誘導してワープ出
口121・123から再度遊技領域3の所定位置に排出
するワープ通路120・122を一体的に形成し、遊技
盤1表側に取り付けられる玉通路構成部材100と、前
記ワープ入口103を遊技者に認識させる示唆シール1
16と、前記ワープ出口121・123を遊技者に認識
させる示唆シール117と、を設ける。これにより、ワ
ープ入口103及びワープ出口121・123をそれぞ
れ遊技者に認識させることができるので、ワープ通路1
20・122により誘導される玉の流れに対して遊技者
に不信感を与えることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域への玉の
打ち込みによって遊技を行う弾球遊技機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機には、遊技領
域を流下する玉をワープ入口(玉入口)から受け入れ、
その玉を誘導してワープ出口(玉出口)から再度遊技領
域の所定位置に排出するワープ通路(玉通路)を備えた
ものが提案されていた。例えば、CRT等からなる大型
の可変表示装置を遊技領域のほぼ中央に設けた弾球遊技
機では、打ち込んだ打玉が可変表示装置に阻まれて、遊
技領域の中央部下側に流れ難いので、ワープ通路を設け
て打玉を遊技領域の中央部下側に誘導するようになって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ワープ通路では、ワープ入口及びワープ出口を明示する
ものが特に設けられておらず、また、ワープ入口及びワ
ープ出口をそれぞれ複数設けるなどして玉の経路が分り
難くなっていた。このため、ワープ通路によって誘導さ
れる玉の流れに対して遊技者に不信感を与えるものとな
っていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、玉通路の玉入口及び玉出
口をそれぞれ遊技者に認識させる表示部を設けること
で、玉の流れに対する不信感を遊技者に与えることのな
い弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、遊技盤に形成される遊
技領域への玉の打ち込みによって遊技を行う弾球遊技機
において、前記遊技領域を流下する玉を玉入口から受け
入れると共に受け入れた玉を誘導して玉出口から再度遊
技領域の所定位置に排出する玉通路を一体的に形成し、
前記遊技盤表側に取り付けられる玉通路形成部材と、前
記玉入口を遊技者に認識させる玉入口表示部と、前記玉
出口を遊技者に認識させる玉出口表示部と、を備えたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、玉入
口及び玉出口をそれぞれ遊技者に認識させることがで
き、玉通路が遊技盤表側に取り付けられる玉通路形成部
材に形成されるので、玉通路により誘導される玉の流れ
に対して遊技者に不信感を与えることがない。
【0005】また、請求項2の本発明においては、前記
玉入口を1つに設定すると共に前記玉出口を2つ以下に
設定したことを特徴とする。このように構成することに
より、玉通路の経路を単純化することができるので、玉
の流れに対して遊技者に不信感を与えることがない。
【0006】また、請求項3の本発明においては、前記
玉通路に分岐部を設けると共に少なくともその分岐部を
外部から視認可能にしたことを特徴とする。このように
構成することにより、玉流れに変化を与えることで玉流
れの興趣が向上でき、然も、分岐部での玉の振り分けも
視認できるので玉の振り分けに対する不信感を遊技者に
与えない。
【0007】また、請求項4の本発明においては、前記
玉入口を前記遊技領域の中央上部に設けると共に前記玉
通路に左右に分岐する分岐部を設け、前記玉出口を左右
の両方向から前記遊技領域の中央下部付近に向かって玉
を誘導するように形成したことを特徴とする。このよう
に構成することにより、遊技領域での玉の流れに対する
興趣を向上することができると共に、例えば、CRTや
LCDなどの可変表示装置を中央付近に設けたとして
も、その可変表示装置上部中央の玉を可変表示装置下部
中央に無理なく誘導できる。
【0008】また、請求項5の本発明においては、前記
玉通路の表側を透明部材で形成して玉通路内における玉
の動きを遊技者が視認できるようにしたことを特徴とす
る。このように構成することにより、玉通路内での玉の
流れが外部から視認可能となり、玉通路内での玉の流れ
に対する不信感を遊技者に与えることがない。
【0009】また、請求項6の本発明においては、前記
玉通路の経路を遊技者に認識させる経路表示部を備えた
ことを特徴とする。このように構成することにより、玉
通路の経路を遊技者に分らせることで、玉の流れに対し
て遊技者に不信感を与えることがない。
【0010】また、請求項7の本発明においては、前記
経路表示部を光装飾することを特徴とする。このように
構成することにより、より一層、玉通路内での玉の流れ
を分かり易くすることができると共に、遊技盤面の装飾
効果を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊技
領域3のほぼ中央には、後述する各特別図柄表示部43
〜45での識別情報(以下、特別図柄という)の可変表
示(以下、変動ともいう)を可能にする特別可変表示装
置40が配置されている。なお、特別可変表示装置40
の詳細な構成については後に詳述するものである。
【0012】特別可変表示装置40の下方には、特別図
柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装
置4が配置されている。普通可変入賞球装置4は、ソレ
ノイド5によって垂直(通常入賞口)位置と傾動(拡大
入賞口)位置との間で可動制御される一対の可動翼片6
a・6bを備え、いわゆるチューリップ型役物として構
成され、その普通可変入賞球装置4には入賞した打玉を
検出する始動玉検出器7が設けられている。なお、可動
翼片6a・6bが垂直(通常入賞口)位置のときも普通
可変入賞球装置4に入賞可能になっている。また、普通
可変入賞球装置4への入賞に基づく特別図柄の変動は、
変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶
され、その旨が後述の特別図柄記憶表示LED87によ
って表示されるようになっている。
【0013】また、特別可変表示装置40の左側方に
は、普通可変表示装置8が配置されている。普通可変表
示装置8は、その上端に玉通過口9を備えると共に該玉
通過口9の内部に備えた通過玉検出器10が通過玉を検
出することで、玉通過口9の下方に備えた普通図柄表示
器11での識別情報(以下、普通図柄という)の変動を
許容するようになっている。なお、普通図柄表示器11
は、普通図柄が当り図柄となったときに、普通可変入賞
球装置4の可動翼片6a・6bを所定時間が経過するま
で開放制御するものであるが、後述する確率変動(大当
り判定確率を通常時と異なる確率に変更した遊技状態)
が生じたときには、開放時間が長くなるように設定され
ている。また、普通図柄の変動は、変動中を除いて所定
回数(本実施形態では、4回)記憶され、その旨が普通
可変表示装置8に設けられた普通図柄記憶表示LED1
2によって表示されるようになっている。一方、特別可
変表示装置40の右側方には、チャッカーランプ13を
備えた入賞装置14が配置されている。
【0014】また、遊技領域3の下方部位には、誘導レ
ール2に沿ったほぼ円弧状の取付基板16を介して遊技
盤1に取り付けられた特別可変入賞球装置15が配置さ
れている。特別可変入賞球装置15の中央部には、特別
可変入賞口17が開設されており、該特別可変入賞口1
7は、ソレノイド18による開閉板19の可動によって
開閉制御されるようになっている。特別可変入賞口17
の内部は、左右2つに区画され、そのうちの左側が特定
領域とされ、右側が通常領域とされる。特定領域には、
入賞玉の検出により開閉板19を再度開成させることが
できる特定玉検出器20が設けられている。また、通常
領域には入賞玉を検出するために入賞玉検出器21も設
けられている。特別可変入賞口17の下方には、特定遊
技状態の発生に伴う開閉板19の開閉サイクル数を表示
すると共に、入賞玉検出器21及び特定玉検出器20に
よって検出された入賞玉数を表示する7セグメントタイ
プの回数個数表示器22が設けられている。また、取付
基板16における特別可変入賞口17の左右の各側方に
は、それぞれ入賞口23とアタッカーランプ24が設け
られており、取付基板16の左右の両端部には、それぞ
れ飾りLED25が設けられている。なお、回数個数表
示器22の左右側方には、それぞれ円弧状の被覆部材2
6によって前方が被覆された玉通路27が形成されてい
る。
【0015】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置15は、以下のように作動する。即ち、打
玉が普通可変入賞球装置4に入賞して始動玉検出器7を
ONさせると、特別可変表示装置40が変動を開始し、
一定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図
柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが大当り
図柄(特定表示結果)となったときに特定遊技状態とな
る。この特定遊技状態においては、特別可変入賞球装置
15の開閉板19が所定期間(例えば、29秒)あるい
は所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで
開放する(開放サイクル)ように設定され、その開放し
ている間遊技盤1の表面を落下する打玉を受け止めるよ
うになっている。そして、受け止められた打玉が特定領
域に入賞して特定玉検出器20をONすると、開放サイ
クルの終了後再度上記した開放サイクルを繰り返し、特
定領域に入賞玉が入賞する毎に継続権が成立して開放サ
イクルを最高16回繰り返すことができるようになって
いる。また、遊技領域3を含む遊技盤1の表面には、上
記した構成以外にも、風車ランプ28を内蔵した風車2
9、サイドランプ30を内蔵したサイド飾り31、バッ
ク玉防止部材32、アウト口33、等が設けられてい
る。さらに、パチンコ弾球遊技機には、特定遊技状態時
あるいは特別図柄の変動時等にその旨を報知する図示し
ない遊技効果LED、遊技効果ランプ、及びスピーカ3
4(符号のみ図6参照)が設けられている。
【0016】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0017】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 次に、特別可変表示装置40(回転ドラムを有する回転
ドラムユニット)の構成について説明する。特別可変表
示装置40は、遊技盤1の表面に取り付けられる表示部
飾り部材41にその前面側を覆われる。その表示部飾り
部材41には、横長形状の窓開口42が開設されてい
る。窓開口42には、外周面に特別図柄を描いた左・中
・右の回転ドラムが臨設されて、左・中・右の特別図柄
表示部43〜45を構成している。左・中・右の回転ド
ラムには、それぞれ駆動源となるドラムモータ46a・
46b・46c(図7参照)と、停止図柄を検出するた
めのドラムセンサ47a・47b・47c(図7参照)
と、特別図柄を照明装飾するためのドラムランプ48a
・48b・48c(図7参照)、が取り付けられてい
る。回転ドラムによって表示される特別図柄(左図柄・
中図柄・右図柄)は、図5(A)に示すように、それぞ
れ「1〜12」の12種類の図柄から構成されており、
これら左・中・右の図柄には、ランダム2(0〜11)
が対応して設けられている。大当り図柄の組合せは、図
5(B)に示すように、左・中・右の図柄が同一図柄で
揃った組合せであり、この組合せは、ランダム3(0〜
11)の値に基づいて決定される。また、大当り図柄の
うち「1・3・5・7・9・11」のいずれかの図柄で
揃った大当り図柄は、確変図柄を構成して確率変動(こ
れを確変ともいう)を発生するようになっている。ま
た、後で詳述する図柄の再変動における仮停止図柄は、
図5(C)に示すように、ランダム8(0〜5)の抽出
値に基づいて決定される。具体的に、仮停止図柄は、
「2・4・6・8・10・12」のいずれかの図柄で揃
った大当り図柄、言い換えれば確変図柄以外の大当り図
柄(以下、これを非確変図柄という)から構成されてい
る。
【0018】次に、本実施形態の要部を構成する表示部
飾り部材41について図2乃至図4を参照して説明す
る。表示部飾り部材41は、図2に示すように、該表示
部飾り部材41を遊技盤1の表面に取り付ける基板構成
部材50と、該基板構成部材50の前面側に玉通路を形
成する玉通路構成部材100、から構成されている。基
板構成部材50は、図3に示すように、開口52が形成
された額縁形状の取付基板51と、該取付基板51の開
口52にビス91止めされる装飾板63と、該装飾板6
3に取り付けられる装飾シール70、枠体71、透明フ
ィルム74、透明レンズ79、及びLED基板83、を
備えている。取付基板51には、基板構成部材50を遊
技盤1にビス止めするための取付穴53が複数穿設さ
れ、開口52の上側外周部には、取付穴54aを穿設し
た取付片54が左右一対に形成されている。開口52の
左右外周部には、それぞれ上下2カ所に凹部55・56
が形成され、その下側の凹部56には、取付穴57が穿
設されている。また、開口52の全周には、裏面側に突
起した補強リブ58が形成されており、その補強リブ5
8の下側部分には、後述するワープ出口121・123
から排出した玉を取付基板51の下側中央部分に誘導す
る左右一対の傾斜面部60と、該左右の傾斜面部60間
に設けられて遊技盤1面上に玉を排出する玉排出部6
1、が形成されている。なお、玉排出部61は、基板構
成部材50を遊技盤1に取り付けた状態で前記普通可変
入賞球装置4の上方位置に配される。これにより、玉排
出部61から排出した玉は、普通可変入賞球装置4に入
賞し易くなっている。また、補強リブ58の先端部分に
は、取付基板51に装飾板63をビス91止めするため
の取付ボス62が形成されている。
【0019】装飾板63は、取付基板51の開口52と
ほぼ同一の外周形状に形成された透明合成樹脂板からな
り、その中央部分には、前記窓開口42が形成されてい
る。装飾板63の外周端部には、装飾板63を取付基板
51の取付ボス62にビス91止めするための取付穴6
4が穿設されている。装飾板63の前面には、窓開口4
2の全周に沿って凹面部65が形成されており、該凹面
部65に窓開口42の外周を装飾する透明な装飾シール
70が貼付される。一方、装飾板63の後面には、透明
フィルム74及び透明レンズ79の取り付け位置を決め
るための位置決め突起66と、透明フィルム74及び透
明レンズ79を一体的にビス92止めするための取付ボ
ス67と、LED基板83の取り付け位置を決めるため
の位置決め突起68と、LED基板83をビス93止め
するための取付ボス69、が形成されている。
【0020】枠体71は、装飾板63の窓開口42とほ
ぼ同一の外周形状をなし、その外周端には、枠体71を
窓開口42内に嵌着するための嵌合凹部72が全周に亘
って形成されている。また、枠体71の下辺部分の内周
端には、前方に向かって下り傾斜した傾斜面部73が形
成されている。この傾斜面部73は、枠体71を基板構
成部材50として組み付けた状態で、ワープ出口121
・123から排出した玉を取付基板51の傾斜面部60
及び玉排出部61に案内するようになっている。
【0021】透明フィルム74は、装飾板63の窓開口
42とほぼ同一の外周形状をなし、その外周端には、透
明フィルム74を装飾板63に取り付けるための取付片
75が上側1カ所と下側2カ所に形成されている。取付
片75には、装飾板63の位置決め突起66が挿通され
る位置決め穴76と、装飾板63の取付ボス67にビス
92止めされる取付穴77、が穿設されている。また、
透明フィルム74には、基板構成部材50としての組み
付け状態で、前記特別図柄表示部43〜45を個々に区
切る区切り表示部78が形成されている。
【0022】透明レンズ79は、前面凸状に湾曲形成さ
れたレンズ板からなり、その外周形状は、装飾板63の
窓開口42とほぼ同一に形成されている。透明レンズ7
9の外周端には、透明レンズ79を装飾板63に取り付
けるための取付片80が上側1カ所と下側2カ所に形成
されている。取付片80には、装飾板63の位置決め突
起66が挿通される位置決め穴81と、装飾板63の取
付ボス67にビス92止めされる取付穴82、が穿設さ
れている。
【0023】LED基板83は、その中央部分に開口8
3aを備え、装飾板63とほぼ同一形状に形成されてい
る。LED基板83には、装飾板63の位置決め突起6
8が挿通される位置決め穴84と、装飾板63の取付ボ
ス69にビス93止めされる取付穴85、が穿設されて
いる。LED基板83の前面には、その上部に飾りLE
D86が植設され、開口83の下側外周部となる下辺部
分には、特別図柄の変動未消化分を記憶する特別図柄記
憶表示LED87が植設されている。なお、特別図柄の
変動未消化分を記憶する最大数は4個であり、このた
め、特別図柄記憶表示LED87も4個設けられてい
る。また、LED基板83の中心線に対して左側の上辺
部分、側辺部分、及び下辺部分の一部には、後述する左
ワープ通路120を裏面から光装飾するワープ通路LE
D88が植設され、LED基板83の中心線に対して右
側の上辺部分、側辺部分、及び下辺部分の一部には、後
述する右ワープ通路122を裏面から光装飾するワープ
通路LED89が植設されている。一方、LED基板8
3の後面上部には、植設した各種LED86〜89を後
述の7セグLED・LEDランプ回路135に接続する
配線コネクタ90が取り付けられている。なお、ワープ
通路LED88・89は、それぞれワープ通路120・
122に沿って並設された複数のLEDからなり、それ
らのLEDは個々に独立した点灯動作を可能にしてい
る。
【0024】しかして、上記した基板構成部材50の組
み付けは、先ず、装飾板63の窓開口42に枠体71が
嵌着され、装飾板63の前面側(凹面部65)に装飾シ
ール70が貼付される。一方、装飾板63の後面側に
は、透明フィルム74及び透明レンズ79が位置決め状
態で一体的にビス92止めされ、その裏面側からLED
基板83が位置決め状態でビス93止めされる。そし
て、このようにして装飾シール70、枠体71、透明フ
ィルム74、透明レンズ79、及びLED基板83を取
り付けた装飾板63が取付基板51の開口52に裏面側
からビス91止めされて基板構成部材50が構成され
る。
【0025】一方、基板構成部材50の前面側に玉通路
を形成する玉通路構成部材100は、取付基板51の開
口52とほぼ同一の外周形状をなすワープ通路部材10
1と、該ワープ通路部材101の前面上部にビス118
止めされる被覆部材110、を備えている。なお、ワー
プ通路部材101及び被覆部材110は、それぞれ透明
合成樹脂で形成されている。ワープ通路部材101は、
下辺部分の中央を一部切り取ったようなC字状に外形形
状が形成され、その断面形状は、玉1個分の通路空間を
形成するコ字状に形成されている。なお、通路空間を玉
1個分に限らなくてもよいが、玉が不規則な流れをさせ
ずに誘導する上で玉1個分にするのが望ましい。ワープ
通路部材101の上辺部分の前面上側には、取付片10
2が形成されている。この取付片102の中央部分に
は、断面コ字状の通路空間と連通するワープ入口103
が開設され、該ワープ入口103の左右側方には、それ
ぞれ取付穴105が穿設されている。また、ワープ入口
103と連通する上辺部分の通路空間内には、分岐突起
106が形成されている。ワープ通路部材101の左右
側辺部分の前面外側には、基板構成部材50への取り付
け状態で、取付基板51の凹部55・56と個々に嵌合
する嵌合片107・108が形成されており、該嵌合片
107・108には、それぞれ取付穴107a・108
aが穿設されている。
【0026】被覆部材110は、ワープ通路部材101
への取り付け状態で、ワープ入口103の前方を被覆す
る第一被覆部111と、ワープ通路部材101の上辺部
分及び左右側辺部分の上側一部を被覆する第二被覆部1
12、を備えており、第二被覆部112の後面には、被
覆部材110をワープ通路部材101の取付穴107a
にビス118止めするための取付ボス114が形成され
ている。なお、第一被覆部111は、ワープ通路部材1
01との間で所定間隔(ほぼ玉1個分の間隔)を置いて
ワープ入口103の前方を被覆するものであり、被覆部
材110及びワープ通路部材101の間を落下する打玉
がワープ入口103に入り込めるようになっている。ま
た、第一被覆部111の前面上部には、第一被覆部11
1で被覆する部分にワープ入口103がある旨を「I
N」の文字で示す示唆シール116が貼付される。但
し、第一被覆部111は、前述したように透明合成樹脂
で形成されているため、第一被覆部111の裏面側にワ
ープ入口103があることが遊技者側から視認できるよ
うになっている。
【0027】しかして、上記した玉通路構成部材100
は、ワープ通路部材101の取付穴107aに被覆部材
110の取付ボス114をビス118止めすることで組
み付けられる。そして、この玉通路構成部材100の嵌
合片107・108を基板構成部材50の凹部55・5
6に嵌合して取り付け、この状態から玉通路構成部材1
00の取付穴105・108aと基板構成部材50の取
付穴54a・57をビス119止めする。これにより、
表示部飾り部材41が構成され、該表示部飾り部材41
が遊技盤1表面にビス止めして取り付けられる。ところ
で、このような表示部飾り部材41の構成において、玉
通路構成部材100は、図4に示すように、窓開口42
の外周を取り囲むように左右一対のワープ通路120・
122を形成している。具体的には、ワープ通路部材1
01の中心線から左側の部分が左ワープ通路120を形
成し、該左ワープ通路120の末端開口が左ワープ出口
121を構成している。一方、ワープ通路部材101の
中心線から右側の部分が右ワープ通路122を形成し、
該右ワープ通路122の末端開口が右ワープ出口123
を構成している。これにより、ワープ入口103に入っ
た打玉は、ワープ通路部材101の通路空間内に入り、
分岐突起106によってその流路が左右いずれかのワー
プ通路120・122に振り分けられる。そして、ワー
プ通路120・122を流下した玉は、左右いずれかの
ワープ出口121・123から排出され、傾斜面部60
を通って玉排出部61から再度遊技盤1面上に排出され
る。従って、ワープ入口103に入った打玉は、普通可
変入賞球装置4の上方に位置する玉排出部61から再度
遊技盤1上に放出されることで、普通可変入賞球装置4
に入賞し易くなっている。
【0028】また、上記したワープ通路120・122
を構成する玉通路構成部材100(ワープ通路部材10
1及び被覆部材110)は、前述したように透明合成樹
脂で形成されている。このため、ワープ入口103に入
る玉、分岐突起106によって流路が振り分けられる
玉、及びワープ通路120・122内を流下する玉は、
それぞれ外部から視認可能となる。さらに、ワープ通路
120・122の裏面側には、透明な装飾シール70を
前面に貼付した透明な装飾板63が配され、その裏面に
ワープ通路LED88・89が設けられている。そし
て、後述する所定の遊技状態において、ワープ通路LE
D88・89を点灯又は点滅制御することで、ワープ通
路120・122を裏面側から光装飾するようになって
いる。また、玉通路構成部材100は、取付穴105・
108aのビス119を表側から取り外すことで、基板
構成部材50から取り外すことができる。このため、表
示部飾り部材41を遊技盤1表面にビス止めした状態で
も、玉通路構成部材100を簡単に取り外すことがで
き、ワープ通路120・122内(ワープ通路部材10
1の内側及び装飾板63の前面)を清掃(汚れを拭き取
るなど)することができる。
【0029】なお、ワープ出口121・123を形成す
るワープ通路部材101の下側両端の前面には、ワープ
入口103と同様に、ワープ出口121・123がある
旨を「OUT」の文字で示す示唆シール117が貼付さ
れる。また、ワープ通路LED88・89の前方を被覆
するワープ通路部材101の前面部分には、図4に示す
ように、各ワープ通路LED88・89と対応して矢印
形状の蛍光シール115が貼付される。蛍光シール11
5は、ワープ通路LED88・89の点灯に伴って矢印
形状を発光させることで、ワープ通路120・122の
経路を遊技者に認識させるようになっている。
【0030】以上、特別可変表示装置40を含むパチン
コ弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明してきた
が、それらの遊技装置は、図6及び図7に示す遊技制御
回路によって制御される。図6及び図7は、遊技制御回
路をブロック構成で示す回路図であり、MPU、RO
M、RAM、入出力回路を含むメイン及びサブの各基本
回路130a・130bによって制御されている。しか
して、基本回路130aは、図6に示すように、スイッ
チ入力回路131を介して始動玉検出器7、通過玉検出
器10、特定玉検出器20、及び入賞玉検出器21から
の検出信号が入力され、アドレスデコード回路132か
ら基本回路130aにチップセレクト信号が与えられ
る。また、電源投入時に初期リセット回路133から基
本回路130aにリセット信号が与えられ、クロック用
リセットパルス回路134から各基本回路130a・1
30bにクロック用リセット信号が与えられる。
【0031】一方、基本回路130aからは、以下の装
置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、7セグLE
D・LEDランプ回路135を介して普通図柄表示器1
1、回数個数表示器22、特別図柄記憶表示LED8
7、普通図柄記憶表示LED12、及び各種LED25
・86・88・89に制御信号が与えられ、ランプ・ソ
レノイド・情報出力回路136を介してソレノイド5・
18、アタッカーランプ24、風車ランプ28、チャッ
カーランプ13、及びサイドランプ30に制御信号が与
えられ、音回路137を介してスピーカ34に音信号が
与えられる。また、基本回路130aからは、図7に示
すように、サブ基本回路130b及びモータドライブ回
路138を介してドラムモータ46a・46b・46c
に駆動信号が与えられ、サブ基本回路130b及びドラ
ムランプ回路139を介して各ドラムランプ48a・4
8b・48cに制御信号が与えられる。また、各ドラム
センサ47a・47b・47cによる停止図柄の検出信
号は、センサ入力回路140を介して各基本回路130
a・130bに入力されるものである。また、基本回路
130aには、カードリーダー入出力回路141が接続
され、該カードリーダー入出力回路141を介して賞球
個数信号、賞球個数信号コモン、当り信号、及び当り信
号コモンが外部との間で入出力される。なお、上記ラン
プ・ソレノイド・情報出力回路136からは、大当り情
報や有効始動情報等の情報やランプ制御データが外部に
出力される。また、上記した装置や回路には、交流電源
142a及びヒューズ142bが接続されてなる電源回
路142から各種の電圧を有する電力が供給されてい
る。
【0032】また、上記した7セグLED・LEDラン
プ回路135が接続されたワープ通路LED86・88
は、基本回路130aからの制御信号によって所定の遊
技状態で点灯又は点滅するようになっている。具体的
に、リーチ時には50mSの周期で点滅し、大当り時に
は20mS周期の点滅を1000mS間行い、大当り中
には500mSの周期で点滅し、V(特定領域)入賞時
には20mSずつの点灯移動を1000mS間行う。上
記以外のときはワープ通路の経路を遊技者が認識し易い
ように上から順に点灯していき、全部点灯したら全部消
灯し、その繰り返しを行う。なお、ワープ通路LED8
8・89を点灯又は点滅制御する遊技状態は、実施形態
中のものに限定せず、様々な遊技状態に応じてワープ通
路120・122を光装飾するようにしてもよい。例え
ば、ワープ入口103から入った玉が左右いずれのワー
プ通路120・122に流れ込んだかを検出すると共
に、玉が流れ込んだワープ通路120・122側のワー
プ通路LED86・88を玉の流れに伴って順次点灯移
動することで、ワープ通路120・122内での玉の流
れをワープ通路LED86・88の点灯によって遊技者
に報知するようにしてもよい。また、この場合、ワープ
通路LED86・88の点灯に伴って矢印形状の蛍光シ
ール115が発光することで、玉の流れをより一層分り
易くすることができる。なお、ワープ通路に玉通過検出
器を設けてもよいが、その所在が分るようにする方が望
ましく(例えば、通路を透明化した部分に設ける)、そ
うすることで遊技者に不信感を抱かせなくできる。逆
に、視認できない部分には、玉通過検出器を設けないよ
うにした方がよいのである。
【0033】次に、前記特別可変表示装置40による特
別図柄の変動動作について図8乃至図13に示すタイム
チャート及び説明図等を参照して説明する。先ず、特別
可変表示装置40の変動動作に用いられるランダム数に
ついて説明する。特別可変表示装置40では、図8
(A)に示すような6種類のランダム数が使用されてお
り、これらのランダム数は、大当り判定用のランダム1
(0〜249)と、大当り以外での全図柄表示用のラン
ダム2(左・中・右の各図柄列毎に0〜11)と、大当
り図柄配列用のランダム3(0〜11)と、リーチ動作
用のランダム6(0〜19)と、再変動用のランダム7
(0〜19)と、仮停止図柄用のランダム8(0〜
5)、から構成されている。ランダム1・3・7・8
は、それぞれ0.002秒毎に1ずつ加算されて変動す
るランダム数であり、また、ランダム2・6は、それぞ
れ0.002秒毎に1ずつ加算され且つ割り込み処理の
余り時間に1ずつ加算されて変動するランダム数であ
る。
【0034】そして、図8(B)に示すように、ランダ
ム1から抽出された値が「3」のときは、大当りと判定
してランダム3により大当り図柄及び配列を決定し特別
可変表示装置40の各特別図柄表示部43〜45に表示
する。一方、ランダム1から抽出された値が「3」以外
のときは、外れと判定してランダム2での抽出値に基づ
く図柄を外れ図柄として特別可変表示装置40の各特別
図柄表示部43〜45に表示する。また、ランダム2で
抽出された値が、偶然にも大当り図柄と一致した場合に
は、中図柄列用のランダム2データに1を加算して外れ
図柄にして表示するものである。なお、確率変動時(高
確率時)には、ランダム1内の「3・7・79・103
・107」の値が大当り決定用のランダム数となってい
る。
【0035】また、特別図柄の具体的な変動は、図9乃
至図11のタイムチャートに示すようになっている。な
お、左・中・右の各図柄列の変動は、図12(A)に示
すパターンに基づいて行われる。変動パターンAは、加
速→一定速→減速となる変動であり、変動パターンB
は、1ステップ当り20mSの一定の変動であり、変動
パターンCは、1ステップ当り28mSの一定の変動で
あり、変動パターンDは、0.060秒(0.125図
柄)ずつ正転と逆転を繰り返す変動である。先ず、図9
において、普通可変入賞球装置4に打玉が入賞して始動
玉検出器7(同図中には、始動口入賞と記載)がONさ
れ始動信号を導出すると、その始動信号の立ち上がり時
にランダム1・3からランダム数を抽出してこれらを格
納する。このようなランダム1・3の抽出時期は、始動
記憶となる場合でも同一である。その後、始動信号の導
出から微少時間(0.132秒)が経過したときに、格
納したランダム1の値を読み出して当り外れを判定し、
これと同時にランダム2を抽出する。なお、このとき、
ランダム1の値から大当りを判定した場合には、格納し
たランダム3の読み出しを行うと共に、ランダム7・8
の抽出及び格納を行う。その後、始動信号の導出から
0.134〜0.150秒後には、ランダム1・2の抽
出に伴いリーチとなる場合、ランダム6を抽出する。な
お、このとき、大当りの場合は格納したランダム7・8
の読み出しを行う。
【0036】その後、始動信号の導出から0.190秒
が経過すると変動パターンAで左図柄の変動を開始さ
せ、始動信号の導出から0.192秒が経過すると変動
パターンAで中図柄の変動を開始させ(図10参照)、
また、始動信号の導出から0.194秒が経過すると変
動パターンAで右図柄の変動を開始させる。そして、左
図柄に対しては、変動開始から6.300秒が経過する
と、停止図柄の1図柄手前をセット(再変動のときは仮
停止図柄の1図柄手前をセット)して0.160秒間変
動パターンBで変動させ、その後中図柄の停止まで間変
動パターンDで変動させる。また、右図柄に対しては、
変動開始から6.460秒が経過すると、停止図柄の5
図柄手前をセット(再変動のときは仮停止図柄の5図柄
手前をセット)して0.800秒間変動パターンBで変
動させ、その後中図柄の停止まで間変動パターンDで変
動させる。なお、上記した左右の各図柄変動において、
確率変動時(高確率時)には、変動パターンAの変動時
間はそれぞれ2.160秒、2.320秒に短縮され
る。
【0037】また、最終停止図柄となる中図柄に対して
は、図10に示すように、リーチ以外の場合では、変動
開始から7.260秒が経過すると、停止図柄の5図柄
手前をセットして0.800秒間変動パターンBで変動
させる。一方、リーチ1での中図柄に対しては、変動パ
ターンAでの変動後、リーチとなっている図柄の5図柄
手前をセットして0.800秒間変動パターンBで変動
させ、その後、2.688〜5.152秒間(12〜2
3図柄分)変動パターンCで変動させる。また、リーチ
2での中図柄に対しては、変動パターンAでの変動後、
リーチとなっている図柄の5図柄手前をセットして0.
800秒間変動パターンBで変動させ、その後、5.3
76〜7.840秒間(24〜35図柄分)変動パター
ンCで変動させる。また、リーチ3での中図柄に対して
は、変動パターンAでの変動後、リーチとなっている図
柄の5図柄手前をセットして0.800秒間変動パター
ンBで変動させ、その後、2.688秒間変動パターン
Cで変動させて図柄を一旦停止させる。その後は、一旦
停止を0.300秒間行った後、0.400秒間の図柄
変動と0.300秒間の一旦停止とを5〜9回の範囲内
で交互に繰り返すコマ送り変動う。なお、上記した中図
柄変動において、確率変動時(高確率時)には、変動パ
ターンAの変動時間は3.120秒に短縮される。
【0038】また、図柄の再変動は、図11に示す再変
動1及び再変動2のいずれかのパターンで行われる。具
体的に、再変動1では、全図柄の変動停止後(仮停止図
柄の導出後)に0.300秒間一旦停止を行い、その後
全図柄を変動パターンCで1.120〜3.584秒間
(5〜16図柄分)同期変動させて最終的な表示結果を
導出する。一方、再変動2では、全図柄の変動停止後
(仮停止図柄の導出後)に0.300秒間一旦停止を行
い、その後全図柄を変動パターンCで2.688秒間
(12図柄分)同期変動させ、次いで変動パターンAで
2.000秒間同期変動させて最終的な表示結果を導出
する。このように再変動2は、再変動1の変動パターン
Cの途中から変動パターンAに切り換わった変動、言い
換えれば再変動1の発展型になっている。
【0039】ところで、上記した各種リーチ1〜3の選
択は、図12(B)のリーチ選択テーブルに示すよう
に、「大当り」「ハズレ(±1図柄)」「ハズレ(±1
図柄以外)」毎のランダム6の振り分けによって設定さ
れている。具体的には、表示結果が大当りとなる場合及
び±1図柄ズレのハズレとなる場合では、各々、リーチ
1はランダム6の抽出値が「18・19」(2個の乱
数)のいずれかのときに選択され、リーチ2はランダム
6の抽出値が「12〜17」(6個の乱数)のいずれか
のときに選択され、リーチ3はランダム6の抽出値が
「0〜11」(12個の乱数)のいずれかのときに選択
される。また、表示結果が±1図柄ズレ以外のハズレと
なる場合では、リーチ1はランダム6の抽出値が「10
〜19」(10個の乱数)のいずれかのときに選択さ
れ、リーチ2はランダム6の抽出値が「3〜9」(7個
の乱数)のいずれかのときに選択され、リーチ3はラン
ダム6の抽出値が「0〜2」(3個の乱数)のいずれか
のときに選択される。これに基づき、各種リーチ1〜3
の大当り信頼度は、それぞれ1.4%、5.0%、1
3.1%となり、リーチ3が大当り信頼度の最も高いス
ーパーリーチに設定されている。また、「ハズレ(±1
図柄)」へのランダム6の振り分け率から分かるよう
に、リーチ3は、±1図柄ズレの惜しいハズレリーチと
しての出現率が最も高く設定されている。即ち、リーチ
3は、信頼度が最も高いスーパーリーチであると共に、
±1図柄ズレの惜しいハズレになり易いリーチとなって
いる。このように本実施形態では、大当りするか否かを
演出するために各種リーチ1〜3毎に大当り信頼度を異
なって設定し、大当り確定の前段階を面白くしている。
【0040】次に、図柄の再変動選択の処理プロセスを
図13のフローチャートに基づいて説明する。図13に
おいて、先ず、表示結果が大当りとなるか否かを判別す
る(S1)。S1で大当り以外のハズレであると判別し
たときは、そのままメインフローに復帰する。一方、S
1で大当りであると判別したときは、その大当り図柄が
確変図柄であるか否かを判別する(S2)。S2で確変
図柄のときは、確変図柄の再変動選択テーブルにより再
変動を決定し(S3)、その後メインフローに復帰す
る。また、S2で確変図柄以外の非確変図柄のときは、
非確変図柄の再変動選択テーブルにより再変動を決定し
(S4)、その後メインフローに復帰する。
【0041】また、上記した確変図柄及び非確変図柄の
再変動選択テーブルは、図12(C)に示す通りであ
る。具体的に、確変図柄の再変動選択テーブルでは、ラ
ンダム7の抽出値が「12〜19」(8個の乱数)のい
ずれかのときに再変動1を選択し、ランダム7の抽出値
が「6〜11」(6個の乱数)のいずれかのときに再変
動2を選択し、ランダム7の抽出値が「0〜5」(6個
の乱数)のいずれかのときは再変動を選択しない。一
方、非確変図柄の再変動選択テーブルでは、ランダム7
の抽出値が「0〜19」(20個の乱数)のいずれかの
ときに再変動1を選択する。これにより、図柄の再変動
を行わずに大当り図柄を導出するときは、必ず確変図柄
が表示結果として導出される。また、前述した非確変図
柄が仮停止図柄として一旦表示された後に再変動1を行
った場合は、確変図柄又は非確変図柄が最終的な表示結
果として導出される。一方、再変動1が再変動2に発展
した場合は、必ず確変図柄が最終的な表示結果として導
出される。このように本実施形態では、仮停止図柄を一
旦表示して大当りを確定した後、図柄の再変動によって
確変制御が付加されるか否かを決定しているので、遊技
性をより一層向上するようになっている。また、この構
成では、確変制御の有無を再変動によって決定する変動
パターンを確変図柄となる信頼度を異ならせた複数種類
(本実施形態では、再変動1・2の2種類)設定するこ
とで、再変動パターンが多様化できると共に、確変制御
が付加されるか否かの興趣を盛り上げることができる。
【0042】なお、実施形態中では、再変動しないとき
でも確変図柄を導出し得る構成となっているが、図12
(C)に示した確変図柄の再変動選択テーブルにおける
「再変動しない」へのランダム7の振り分けをなくすこ
とで、再変動2に発展しなければ確変図柄で当らないよ
うにしてもよい。こうすることで、再変動1が再変動2
に発展するか否かの緊張感をより一層強調することがで
きて面白い。但し、この場合、確変図柄のリーチとなっ
たときは全てハズレとなるので、確変リーチをなくす必
要がある。逆に言えば、実施形態中の仕様は、確変リー
チのときは再変動を行わない構成となっているので、確
変確定となるリーチがあり面白い。また、実施形態中で
は、再変動2に発展した場合、確変図柄となる信頼度を
100%に設定しているが、これに限らず、再変動2
は、再変動1に比べて信頼度が高いものであればよい。
例えば、図12(C)に示した非確変図柄の再変動選択
テーブルにおけるランダム7の振り分け設定において、
「再変動1」への振り分け数を「19」にして「再変動
2」に「1」を振り分けてもよい。こうすることで再変
動1の信頼度に対して再変動2の信頼度を高くすること
ができる。
【0043】次に、特別可変表示装置40の変動終了後
の動作について図14(A)〜(C)を参照して説明す
る。先ず、変動の結果、大当り図柄の組合せとなった場
合では、図14(A)に示すように、中図柄の変動停止
から1.500秒後に大当りの判定を行う。そして、こ
の大当り判定から6.000秒後に特別可変入賞球装置
15の特別可変入賞口17を29.500秒間開放し、
特別可変入賞口17の開放終了から2.000秒が経過
すると、再度特別可変入賞口17の開放動作を繰り返
す。その後、特別可変入賞口17の開放動作を終了する
時点で特別図柄の始動記憶がある場合には、図14
(B)に示すように、特別可変入賞口17の閉鎖から1
0.190秒後に図柄変動が開始される。この場合、特
別可変入賞口17の閉鎖から10.132秒後に、格納
したランダム1の値の読み出し及び判定を行うと共に、
ランダム2の抽出を行う。また、このとき、大当りを判
定したときには、格納したランダム3の読み出しを行
う。一方、変動の結果が外れ図柄の組合せとなった後に
特別図柄の始動記憶がある場合では、図14(C)に示
すように、中図柄の変動が停止して1.190秒が経過
すると、左・中・右の各図柄列の変動が順次開始され
る。この場合、中図柄の変動停止から1.132秒後
に、格納したランダム1の値の読み出し及び判定を行う
と共に、ランダム2の抽出を行う。また、このとき、大
当りを判定したときには、格納したランダム3の読み出
しを行う。
【0044】次に、前記普通図柄表示器11に表示され
る普通図柄について説明する。普通図柄は、図15
(A)に示すように、「0・1・3・5・7・9」の6
種類であり、1図柄の表示時間を0.128秒とした1
周期(0.768秒)で変動表示される。また、これら
の普通図柄に対しては、図15(B)に示すように、
0.002秒毎に1ずつ加算される当り決定用のランダ
ム4(3〜13)と、0.002秒毎に1ずつ加算され
且つ割り込み処理余り時間に1ずつ加算される普通図柄
表示用のランダム5(0〜5)と、が設けられている。
ランダム5(0〜5)の各ランダム数は、図16(A)
に示すように、「0・1・3・5・7・9」の各普通図
柄に対応して設けられている。また、ランダム4(3〜
13)からのランダム数の抽出において、図15(C)
に示すように、「3」の値が抽出されて当りと判定され
ると、普通図柄表示器11にランダム5データの「4」
に対応する「7」の当り図柄を表示して普通可変入賞球
装置4を所定時間開放する。一方、ランダム4で「3」
以外の値が抽出されて外れと判定されると、ランダム5
データを抽出し、この値に対応する外れ図柄を普通図柄
表示器11に表示する。なお、ランダム4で外れと判定
されたにも関わらずランダム5で抽出された値が偶然に
も当り図柄となる場合、即ちランダム5データが「4」
であるときには、ランダム5データの「5」に対応する
「9」の外れ図柄を普通図柄表示器11に表示するもの
である。また、上記ランダム4からの抽出データの判定
は、当り確率が通常時の場合であり、高確率時には、ラ
ンダム4から抽出された値が「3〜12」のうち何れか
の値で当りと判定する一方、それ以外の「13」の値で
外れと判定するようになっている。
【0045】次に、上記した普通図柄表示器11での普
通図柄の変動動作を図16(B)〜(D)及び図17
(B)の各タイムチャートに基づいて説明する。先ず、
図17(B)において、通過玉検出器10(同図中に
は、普通図柄用ゲートの通過と記載)がONすると、こ
れと同時にランダム4の抽出及び格納を行う。その後、
通過玉検出器10のONから所定時間(0.002秒)
が経過すると、格納したランダム4の読み出し及び判定
を行うと共にランダム5の抽出を行う。そして、通過玉
検出器10のONから0.004秒後に、27.000
秒間普通図柄を変動する。なお、このような普通図柄の
変動時間(27.000秒)は、低確率時のものであ
り、高確率時には、普通図柄の変動時間は5.000秒
に短縮される。
【0046】また、上記した変動において普通図柄が外
れとなった後に通過玉検出器10の通過記憶がある場合
には、図16(B)に示すように、普通図柄の停止より
1.002秒後に格納したランダム4の読み出し及び判
定を行うと共にランダム5の抽出を行う。そして、普通
図柄の停止より1.004秒後に普通図柄の変動を開始
する。一方、低確率時において普通図柄が当りとなる場
合には、図16(C)に示すように、普通図柄の停止と
同時に普通可変入賞球装置4(同図中には、普通可変入
賞口と記載)を0.500秒間開放し、その後、普通可
変入賞球装置4の閉鎖から0.002秒後に、格納した
ランダム4の読み出し及び判定を行うと共にランダム5
の抽出を行う。そして、通過玉検出器10の通過記憶が
ある場合には、普通可変入賞球装置4の閉鎖から0.0
04秒後に再度普通図柄の変動を開始する。また、高確
率時において普通図柄が当りとなる場合には、図16
(D)に示すように、普通図柄の停止と同時に普通可変
入賞球装置4(同図中には、普通可変入賞口と記載)を
2.000秒間開放し、その後、4.000秒間閉鎖し
た後、再度普通可変入賞球装置4を2.000秒間開放
する。そして、通過玉検出器10の通過記憶がある場合
には、2度目の普通可変入賞球装置4の閉鎖から0.0
02秒後に、格納したランダム4の読み出し及び判定を
行うと共にランダム5の抽出を行った後、その0.00
2秒後に、再度普通図柄の変動を開始する。
【0047】次に、前記特別図柄及び普通図柄の当り確
率が確率変動する動作を図17(A)に基づいて説明す
る。図17(A)において、特別可変表示装置40(同
図中には、条件装置と記載)の各特別図柄表示部43〜
45に「1」「3」「5」「7」「9」「11」のいず
れかの図柄で揃った確変図柄が導出されると、これに基
づいて確変制御が実行される。確率変動の具体的な制御
は、確変図柄による特定遊技状態(条件装置の作動)の
終了を契機に当り確率を高確率に変動させ、その後、次
の特定遊技状態が発生すると、これを契機に当り確率を
通常確率に戻す。また、次の特定遊技状態が確変図柄の
導出に伴って発生した場合には、再度同様な確変制御が
実行される。一方、非確変図柄によって特定遊技状態が
発生した場合、確変制御は実行されない。なお、確変制
御は、実施形態中に記載のものに限定しない。例えば、
リミッターを設けて2回更新式にしてもよい。また、大
当り図柄に対する確変図柄の割合(大当りを前提として
確変制御が発生する確率)を2分の1に設定している
が、その割合(確率)に限定するものではない。
【0048】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、遊技盤1に形成される遊技領域3への玉の打ち込み
によって遊技を行う弾球遊技機において、前記遊技領域
3を流下する玉を玉入口としてのワープ入口103から
受け入れると共に受け入れた玉を誘導して玉出口として
のワープ出口121・123から再度遊技領域3の所定
位置に排出する玉通路としてのワープ通路120・12
2を一体的に形成し、前記遊技盤1表側に取り付けられ
る玉通路形成部材としての玉通路構成部材100と、前
記ワープ入口103を遊技者に認識させる玉入口表示部
としての示唆シール116と、前記ワープ出口121・
123を遊技者に認識させる玉出口表示部としての示唆
シール117と、を備えたことを特徴とする。このよう
に構成することにより、ワープ入口103及びワープ出
口121・123をそれぞれ遊技者に認識させることが
でき、ワープ通路120・122が遊技盤1表側に取り
付けられる玉通路構成部材100に形成されるので、ワ
ープ通路120・122により誘導される玉の流れに対
して遊技者に不信感を与えることがない。
【0049】また、前記ワープ入口103を1つに設定
すると共に前記ワープ出口121・123を2つに設定
したことを特徴とする。このように構成することによ
り、ワープ通路120・122の経路を単純化すること
ができるので、玉の流れに対して遊技者に不信感を与え
ることがない。なお、ワープ出口は、2つに限定せずに
1つであってもよい。
【0050】また、前記ワープ入口103から前記ワー
プ通路120・122に分岐する分岐部としての分岐突
起106を設けると共に少なくともその分岐突起106
を外部から視認可能にしたことを特徴とする。このよう
に構成することにより、玉流れに変化を与えることで玉
流れの興趣が向上でき、然も、分岐突起106での玉の
振り分けも視認できるので玉の振り分けに対する不信感
を遊技者に与えない。
【0051】また、前記ワープ入口103を前記遊技領
域3の中央上部に設けると共に左右の前記ワープ通路1
20・122に分岐する分岐突起106を設け、前記ワ
ープ出口121・123を左右の両方向から前記遊技領
域3の中央下部付近に中央に向かって玉を誘導するよう
に形成したことを特徴とする。このように構成すること
により、遊技領域3での玉の流れに対する興趣を向上す
ることができると共に、例えば、CRTやLCDなどの
可変表示装置を中央付近に設けたとしても、その可変表
示装置上部中央の玉を可変表示装置下部中央に無理なく
誘導できる。
【0052】また、前記ワープ通路120・122の表
側を透明部材としての玉通路構成部材100で形成して
ワープ通路120・122内における玉の動きを遊技者
が視認できるようにしたことを特徴とする。このように
構成することにより、ワープ通路120・122内での
玉の流れが外部から視認可能となり、ワープ通路120
・122内での玉の流れに対する不信感を遊技者に与え
ることがない。
【0053】また、前記ワープ通路120・122の経
路を遊技者に認識させる経路表示部として蛍光シール1
15を備えたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、ワープ通路120・122の経路を遊技者に
分らせることで、玉の流れに対して遊技者に不信感を与
えることがない。
【0054】また、前記蛍光シール115を光装飾する
ことを特徴とする。このように構成することにより、よ
り一層、ワープ通路120・122内での玉の流れを分
かり易くすることができると共に、遊技盤面の装飾効果
を高めることができる。
【0055】なお、本発明に係る玉通路の構成は、前述
の実施形態(第一実施形態)の構成に限定するものでは
ない。以下、本発明における他の実施形態を第二実施形
態として図18及び図19を参照して説明する。なお、
以下の説明では、第一実施形態と同様の構成部材につい
ては、同一の符号を付記すると共にその説明を省略する
ものである。第二実施形態の表示部飾り部材170は、
図18に示すように、該表示部飾り部材170を遊技盤
1表面に取り付けるための取付基板171を備え、この
取付基板171の中央には、特別図柄表示部43〜45
を臨設するための窓開口172が開設されている。取付
基板171の上側には、入賞口174及び飾りランプ1
75を備えた装飾突起部173が設けられ、取付基板1
71の下側左右には、それぞれ装飾突起部176が設け
られている。下側左右の装飾突起部176の上方には、
それぞれワープ通路180・183を形成する断面コ字
状の透明部材177・178(透明合成樹脂製)が取り
付けられている。透明部材177・178は、図19に
示すように、その上面先端部に係合爪177a・178
aが形成されると共に、下面先端部には、下方に折曲さ
れた取付片177b・178bが形成されている。そし
て、取付片177b・178bを装飾突起部176の上
面に形成された取付穴176aに挿通し、この状態で取
付基板171の上面を撓ませながら係合爪177a・1
78aを取付基板171に形成された係止穴171aに
係止することにより、透明部材177・178が取付基
板171に取り付けられる。
【0056】ところで、上記したワープ通路180・1
83は、各ワープ入口181・184を取付基板171
下側の左右側端部分に配置する一方、各ワープ出口18
2・185を取付基板171の中央部下端に形成された
玉排出部171bに臨ませて配置している。なお、玉排
出部171bは、表示部飾り部材170を遊技盤1の表
面に取り付けた状態で、普通可変入賞球装置4の上方位
置に配置されるようになっている。これにより、ワープ
通路180は、表示部飾り部材170の左側方を流下す
る打玉を受け入れて、これを普通可変入賞球装置4の上
方位置で排出するようになっている。一方、ワープ通路
183は、表示部飾り部材170の右側方を流下する打
玉を受け入れて、これを普通可変入賞球装置4の上方位
置で排出するようになっている。また、ワープ通路18
0・183の後面を形成する取付基板171の一部分
は、透明合成樹脂で形成され、その裏面側には、前記第
一実施形態と同様に、ワープ通路180・183を裏面
から光装飾するワープ通路LED186a・186bが
設けられている。
【0057】また、ワープ入口181・184を形成す
る透明部材177・178の上端部前面には、それぞれ
ワープ入口181・184がある旨を「IN」の文字で
示す示唆シール190が貼付され、ワープ通路LED1
86a・186bの前方を被覆する透明部材177・1
78の前面部分には、各ワープ通路LED186a・1
86bと対応して矢印形状の蛍光シール192が貼付さ
れている。蛍光シール192は、前記第一実施形態の蛍
光シール115と同様に、ワープ通路LED186a・
186bの点灯に伴って矢印形状を発光させることで、
ワープ通路180・183の経路を遊技者に認識させる
ようになっている。一方、ワープ出口182・185近
傍の玉排出部171bを形成する取付基板171の前面
部分には、ワープ出口182・185がある旨を「OU
T」の文字で示す示唆シール191が貼付されている。
【0058】以上のように、第二実施形態の構成によれ
ば、遊技盤1に形成される遊技領域3への玉の打ち込み
によって遊技を行う弾球遊技機において、前記遊技領域
3を流下する玉を玉入口としてのワープ入口181・1
84から受け入れると共に受け入れた玉を誘導して玉出
口としてのワープ出口182・185から再度遊技領域
3の所定位置に排出する玉通路としてのワープ通路18
0・183を一体的に形成し、前記遊技盤1表側に取り
付けられる玉通路形成部材としての透明部材177・1
78と、前記ワープ入口181・184を遊技者に認識
させる玉入口表示部としての示唆シール190と、前記
ワープ出口182・185を遊技者に認識させる玉出口
表示部としての示唆シール191と、を備えたことを特
徴とする。このように構成することにより、ワープ入口
181・184及びワープ出口182・183をそれぞ
れ遊技者に認識させることができ、、ワープ通路180
・183が遊技盤1表側に取り付けられる透明部材17
7・178に形成されるので、ワープ通路180・18
3により誘導される玉の流れに対して遊技者に不信感を
与えることがない。
【0059】また、前記2つのワープ通路180・18
3において、それぞれワープ入口181・184を1つ
に設定すると共にワープ出口182・185を1つに設
定したことを特徴とする。このように構成することによ
り、ワープ通路180・183の経路を単純化すること
ができるので、玉の流れに対して遊技者に不信感を与え
ることがない。なお、ワープ入口及びワープ出口をそれ
ぞれ1つずつにしたワープ通路(経路途中に玉の分岐部
を設けないワープ通路)は、2つに限定せず、1つでも
よいし、また3つ以上の複数設けてもよい。
【0060】また、前記ワープ通路180・183の表
側を透明部材177・178で形成してワープ通路18
0・183内における玉の動きを遊技者が視認できるよ
うにしたことを特徴とする。このように構成することに
より、ワープ通路180・183内での玉の流れが外部
から視認可能となり、ワープ通路180・183内での
玉の流れに対する不信感を遊技者に与えることがない。
【0061】また、前記ワープ通路180・183の経
路を遊技者に認識させる経路表示部として蛍光シール1
92を備えたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、ワープ通路180・183の経路を遊技者に
分らせることで、玉の流れに対して遊技者に不信感を与
えることがない。
【0062】また、前記蛍光シール192を光装飾する
ことを特徴とする。このように構成することにより、よ
り一層、ワープ通路180・183内での玉の流れを分
かり易くすることができる。
【0063】また、第二実施形態のワープ通路180・
183では、それぞれワープ入口181・184を異な
った位置(表示部飾り部材170の左右側端)に配置し
ている。このため、ワープ通路180・183における
玉の受け入れ箇所が複数(第二実施形態中では、2カ
所)になるので、その分ワープ通路180・183内を
流下する玉の個数を増やすことができ、より一層、普通
可変入賞球装置4に入賞させ易くすることができる。ま
た、第二実施形態では、ワープ通路180・183を形
成する透明部材177・178に取付基板171側との
係合部(係合爪177a・178a及び取付片177b
・178b)を設けることで、ビス止めすることなく係
合状態で透明部材177・178を取付基板171に取
り付けるようになっている。このため、取り付け工具
(ドライバーなど)が不要になり、透明部材177・1
78の取り付け作業を簡単にすることができる。
【0064】なお、上記した第一及び第二実施形態は、
本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々
の変更が可能である。例えば、実施形態中では、玉入口
表示部、玉出口表示部、及び経路表示部、をそれぞれシ
ール部材によって構成しているが、これに限らず、印刷
や発光表示によって各種表示部を構成してもよい。ま
た、玉入口表示部及び玉出口表示部で表示するものは、
特に「IN」「OUT」の文字に限定せず、その表示に
よって玉入口及び玉出口を遊技者に認識させ得る表示で
あれば記号等いずれの表示であってもよい。また、玉入
口表示部及び玉出口表示部の位置も特に限定しない。例
えば、遊技盤面上に印刷されるものでもよい。但し、玉
通路形成部材に一体的に設けられる方が認識し易いので
望ましい。また、経路表示部は、必ずしも蛍光性を有す
るもの及び矢印形状に限定せず、その表示によって玉通
路の経路を遊技者に認識させ得る表示であればいずれの
表示であってもよい。さらには、経路表示部を設けるこ
となく、玉入口表示部と玉出口表示部だけを設けて、玉
流れに対する不信感を解消するようにしてもよい。ま
た、遊技盤表面の装飾部材(装飾板63や取付基板17
1)に透明部材を一体的に取り付けて玉通路を形成して
いるが、この構成に限定するものではない。即ち、ワー
プ通路を形成する部材は、複数あるいは単体いずれであ
ってもよい。また、透明部材は平板状のものなどでもよ
く、その形状は特に限定しない。
【0065】また、実施形態中では、玉通路を特別可変
表示装置の周辺部分に沿って設けているがこれに限定す
るものではなく、また、玉出口は、必ずしも始動入賞口
の上方位置に配置する(排出した玉を始動入賞口に誘導
する)必要はなく、玉入口で受け入れた玉を再度遊技領
域に戻すもので遊技盤表側に取り付けられるものであれ
ばよい。また、玉入口及び玉出口の設定数、分岐箇所の
設定数は、特に限定しない。つまり、玉入口及び玉出口
は単数でも複数でもいいが、第一実施形態のように玉入
口を1つにすると共に玉出口を2つ以下(第一実施形態
では、2つ)に設定する方が玉通路の経路が単純化で
き、より一層、玉流れに対する不信感を遊技者に与える
ことがない。また、玉通路内は、必ずしも外部から視認
可能にする必要はない。また、玉通路内を外部から視認
可能した場合でも全ての経路を視認可能にせずに、経路
の一部分(例えば、玉の分岐部など)を外部から視認可
能にしてもよい。また、透明部材の材質は、合成樹脂に
限定せず、透明な部材であればいずれの材質であっても
よい。但し、外部から視認可能にしない玉通路の構成部
材については、いうまでもなく透明部材及び合成樹脂に
限定しない。
【0066】また、実施形態中では、弾球遊技機の構成
として、始動玉検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示
装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の
表示結果となると特定遊技状態が発生して可変入賞球装
置を開放する弾球遊技機(これを俗に第1種という)を
例示しているが、特にこれに限定するものではなく、始
動玉検出器の入賞玉の検出に伴って可変入賞球装置を開
放し、該可変入賞球装置内の特定領域への打玉の入賞に
より特定遊技状態を発生する弾球遊技機(これを俗に第
2種という)や、始動玉検出器の入賞玉の検出に伴って
可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報
が所定の表示結果となると権利発生状態となり、この状
態で特定領域に打玉が入賞すると特定遊技状態が発生す
る弾球遊技機(これを俗に第3種という)であってもよ
い。なお、第2種に本発明を適用した場合は、可変入賞
球装置に玉通路を一体的に設けるものでもよい。
【0067】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、遊技盤に形成される遊
技領域への玉の打ち込みによって遊技を行う弾球遊技機
において、前記遊技領域を流下する玉を玉入口から受け
入れると共に受け入れた玉を誘導して玉出口から再度遊
技領域の所定位置に排出する玉通路を一体的に形成し、
前記遊技盤表側に取り付けられる玉通路形成部材と、前
記玉入口を遊技者に認識させる玉入口表示部と、前記玉
出口を遊技者に認識させる玉出口表示部と、を備えたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、玉入
口及び玉出口をそれぞれ遊技者に認識させることがで
き、玉通路が遊技盤表側に取り付けられる玉通路形成部
材に形成されるので、玉通路により誘導される玉の流れ
に対して遊技者に不信感を与えることがない。
【0068】また、請求項2の本発明においては、前記
玉入口を1つに設定すると共に前記玉出口を2つ以下に
設定したことを特徴とする。このように構成することに
より、玉通路の経路を単純化することができるので、玉
の流れに対して遊技者に不信感を与えることがない。
【0069】また、請求項3の本発明においては、前記
玉通路に分岐部を設けると共に少なくともその分岐部を
外部から視認可能にしたことを特徴とする。このように
構成することにより、玉流れに変化を与えることで玉流
れの興趣が向上でき、然も、分岐部での玉の振り分けも
視認できるので玉の振り分けに対する不信感を遊技者に
与えない。
【0070】また、請求項4の本発明においては、前記
玉入口を前記遊技領域の中央上部に設けると共に前記玉
通路に左右に分岐する分岐部を設け、前記玉出口を左右
の両方向から前記遊技領域の中央下部付近に向かって玉
を誘導するように形成したことを特徴とする。このよう
に構成することにより、遊技領域での玉の流れに対する
興趣を向上することができると共に、例えば、CRTや
LCDなどの可変表示装置を中央付近に設けたとして
も、その可変表示装置上部中央の玉を可変表示装置下部
中央に無理なく誘導できる。
【0071】また、請求項5の本発明においては、前記
玉通路の表側を透明部材で形成して玉通路内における玉
の動きを遊技者が視認できるようにしたことを特徴とす
る。このように構成することにより、玉通路内での玉の
流れが外部から視認可能となり、玉通路内での玉の流れ
に対する不信感を遊技者に与えることがない。
【0072】また、請求項6の本発明においては、前記
玉通路の経路を遊技者に認識させる経路表示部を備えた
ことを特徴とする。このように構成することにより、玉
通路の経路を遊技者に分らせることで、玉の流れに対し
て遊技者に不信感を与えることがない。
【0073】また、請求項7の本発明においては、前記
経路表示部を光装飾することを特徴とする。このように
構成することにより、より一層、玉通路内での玉の流れ
を分かり易くすることができると共に、遊技盤面の装飾
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】特別可変表示装置を構成する表示部飾り部材を
示す斜視図である。
【図3】表示部飾り部材を示す分解斜視図である。
【図4】ワープ通路内での玉の流れを示す説明図であ
る。
【図5】同図(A)は左・中・右の特別図柄の種類を示
す一覧表図であり、同図(B)は大当り図柄の種類を示
す一覧表図であり、同図(C)は仮停止図柄の種類を示
す一覧表図である。
【図6】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図7】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図8】同図(A)は特別図柄に用いられる各種ランダ
ム数の一覧表図であり、同図(B)は選択されたランダ
ム数によって特別図柄の当り外れを決定する動作を説明
するための簡単なフローチャートである。
【図9】左・右の各図柄の変動動作を示すタイムチャー
トである。
【図10】中図柄の変動動作を示すタイムチャートであ
る。
【図11】図柄の再変動動作を示すタイムチャートであ
る。
【図12】同図(A)は図柄の変動パターンを示す一覧
表図であり、同図(B)は各種リーチに対して当り外れ
毎に振り分けられるランダム6を示す一覧表図であり、
同図(C)は再変動の種類に対して表示結果毎に振り分
けられるランダム7を示す一覧表図である。
【図13】再変動選択の処理プロセスを示すフローチャ
ートである。
【図14】同図(A)は特定遊技状態における特別可変
入賞球装置の開閉板の開放動作を示すタイムチャートで
あり、同図(B)は特定遊技状態の終了後に特別図柄記
憶表示LEDに記憶がある場合での特別図柄の変動動作
を示すタイムチャートであり、同図(C)は特別図柄の
変動停止後に特別図柄記憶表示LEDに記憶がある場合
での特別図柄の変動動作を示すタイムチャートである。
【図15】同図(A)は普通図柄の種類を示す説明図で
あり、同図(B)は普通図柄に用いられる各種ランダム
数の一覧表図であり、同図(C)は選択されたランダム
数によって普通図柄の当り外れを決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートである。
【図16】同図(A)は普通図柄とランダム5との関係
を示す一覧表図であり、同図(B)は通過記憶がある場
合での普通図柄の変動停止後に再度普通図柄が変動を開
始する動作を示すタイムチャートであり、同図(C)は
低確率時に普通図柄が当りとなることに伴う普通可変入
賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであり、同図
(D)は高確率時に普通図柄が当りとなることに伴う普
通可変入賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであ
る。
【図17】同図(A)は確変図柄での大当りに伴う確変
制御の動作を示すタイムチャートであり、同図(B)は
通過玉検出器での打玉の検出に伴う普通図柄の変動動作
を示すタイムチャートである。
【図18】第二実施形態の表示部飾り部材を示す正面図
である。
【図19】同図(A)(B)は第二実施形態の透明部材
を取付基板に取り付ける状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 普通可変入賞球装置 7 始動玉検出器 8 普通可変表示装置 10 通過玉検出器 11 普通図柄表示器 12 普通図柄記憶表示LED 15 特別可変入賞球装置 40 特別可変表示装置 41 表示部飾り部材 42 窓開口 43〜45 特別図柄表示部 50 基板構成部材 51 取付基板 60 傾斜面部 61 玉排出部 63 装飾板 70 装飾シール 71 枠体 74 透明フィルム 79 透明レンズ 83 LED基板 87 特別図柄記憶表示LED 88・89 ワープ通路LED 100 玉通路構成部材(透明部材) 101 ワープ通路部材 103 ワープ入口(玉入口) 106 分岐突起(分岐部) 110 被覆部材 115 蛍光シール(経路表示部) 116 示唆シール(玉入口表示部) 117 示唆シール(玉出口表示部) 120・122 ワープ通路(玉通路) 121・123 ワープ出口(玉出口) 130a・130b 基本回路 170 表示部飾り部材 171 取付基板 177・178 透明部材 177a・178a 係合爪 177b・178b 取付片 180・183 ワープ通路(玉通路) 181・184 ワープ入口(玉入口) 182・185 ワープ出口(玉出口) 186a・186b ワープ通路LED 190 示唆シール(玉入口表示部) 191 示唆シール(玉出口表示部) 192 蛍光シール(経路表示部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に形成される遊技領域への玉の打
    ち込みによって遊技を行う弾球遊技機において、 前記遊技領域を流下する玉を玉入口から受け入れると共
    に受け入れた玉を誘導して玉出口から再度遊技領域の所
    定位置に排出する玉通路を一体的に形成し、前記遊技盤
    表側に取り付けられる玉通路形成部材と、 前記玉入口を遊技者に認識させる玉入口表示部と、 前記玉出口を遊技者に認識させる玉出口表示部と、を備
    えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記玉入口を1つに設定すると共に前記
    玉出口を2つ以下に設定したことを特徴とする請求項1
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記玉通路に分岐部を設けると共に少な
    くともその分岐部を外部から視認可能にしたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記玉入口を前記遊技領域の中央上部に
    設けると共に前記玉通路に左右に分岐する分岐部を設
    け、前記玉出口を左右の両方向から前記遊技領域の中央
    下部付近に向かって玉を誘導するように形成したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記玉通路の表側を透明部材で形成して
    玉通路内における玉の動きを遊技者が視認できるように
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記玉通路の経路を遊技者に認識させる
    経路表示部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記経路表示部を光装飾することを特徴
    とする請求項6記載の弾球遊技機。
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