JPH10127892A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH10127892A
JPH10127892A JP8309985A JP30998596A JPH10127892A JP H10127892 A JPH10127892 A JP H10127892A JP 8309985 A JP8309985 A JP 8309985A JP 30998596 A JP30998596 A JP 30998596A JP H10127892 A JPH10127892 A JP H10127892A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別表示結果となり得る場合(例えば、確変
リーチ)での期待感に変化を持たせて、遊技の興趣向上
を可能にする弾球遊技機を提供することにある。 【解決手段】 各種リーチ1〜3に対して大当り信頼度
を異なって設定すると共に、確変図柄のリーチ時では、
確変図柄以外のリーチ時に比べてリーチ3の出現率を高
く設定する。このため、確変リーチでの期待感に変化を
持たせることができ、ひいては遊技の興趣向上が可能に
なる。また、確変リーチ時に出現率を向上するリーチ3
は、信頼度が最も高いスーパーリーチであると共に、±
1図柄ズレの惜しいハズレになり易いリーチとなってい
る。このため、確変リーチ時には、確変大当りになり易
い印象を遊技者に与えることができ、さらには確変リー
チでハズレるときは、惜しくもハズレとなったことを遊
技者に印象づけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の可変表示部
で識別情報を可変表示すると共に、その表示結果が予め
定めた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利
な特定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備えた弾球
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機としてのパチ
ンコ遊技機に設けられる可変表示装置は、複数列の可変
表示部で図柄を可変表示し、各可変表示部の表示結果が
予め定めた大当り図柄(特定表示結果)となったときに
特定遊技状態を発生するようになっていた。また、この
ような可変表示装置には、図柄変動でリーチとなったと
き複数のリーチ変動態様の中からいずれかの変動態様を
選択実行するものが提案されており、各リーチ変動態様
毎に大当りとなる信頼度(特定表示結果の導出率)を異
なって設定することでリーチ変動における興趣を盛り上
げるようになっていた。また、可変表示装置には、予め
定めた確変図柄で大当り(特別表示結果の導出)したと
きに前記特定遊技状態の発生に加えて大当り判定の確率
を変更(以下、これを確率変動又は確変という)する等
の特別遊技状態を発生するものも提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ように各リーチ変動態様毎に大当り信頼度を異なって設
定した可変表示装置では、確変図柄でのリーチ(確変リ
ーチ)とそれ以外の通常リーチとで各種リーチ変動態様
の出現率を同一に設定していた。言い換えれば、各種リ
ーチ変動態様毎の出現率は、異なって設定されていたも
のの、この出現率の設定は、確変リーチの有無に拘らな
い同一のものとなっていた。しかしながら、遊技者にと
っては、確変図柄で大当りするのと確変図柄以外の通常
図柄で大当りするのとではその特典に大きな差(確変制
御の有無)があるため、大当りに対する期待感が異なっ
ていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、大当り信頼度の高いスー
パーリーチあるいは±1図柄ズレ等の惜しいハズレにな
り易いリーチに対して、特別表示結果となり得る場合
(例えば、確変リーチ)での出現率をそれ以外での出現
率に比べて高く設定することで、特別表示結果となり得
る場合での期待感に変化を持たせて、遊技の興趣向上を
可能にする弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、複数の可変
表示部で識別情報を可変表示すると共に、その表示結果
が予め定めた特定表示結果となったときに遊技者にとっ
て有利な特定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備え
た弾球遊技機において、特定条件が成立した場合、複数
種類のリーチ変動態様の中からいずれかの変動態様を選
択するリーチ変動態様選択手段と、該リーチ変動態様選
択手段で選択した変動態様に基づいて前記可変表示部の
変動を制御するリーチ変動制御手段と、前記特定表示結
果のうち予め定めた特別表示結果が導出されると前記特
定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利な特別遊
技状態を発生する特別遊技発生手段と、を備え、前記複
数種類のリーチ変動態様に対して前記特定表示結果とな
る信頼度を異なって設定すると共に、信頼度の高いリー
チ変動態様に対して、前記特別表示結果を構成し得る特
定状態を含む表示結果となる場合での出現率を特別表示
結果以外の特定表示結果を構成し得る特定状態を含む表
示結果となる場合での出現率に比べて高く設定したこと
を特徴とする。このように構成することにより、特別表
示結果となり得る場合(例えば、確変リーチ)での期待
感に変化を持たせることができ、ひいては遊技の興趣向
上が可能になる。具体的には、特別表示結果のリーチ状
態でスーパーリーチ(信頼度が高いリーチ変動態様)が
出現し易くなるので、特別表示結果になり易い印象を遊
技者に与えることができる。
【0005】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項2が採用した解決手段は、複数の可変表示部で識
別情報を可変表示すると共に、その表示結果が予め定め
た特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特
定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備えた弾球遊技
機において、前記可変表示部で前記表示結果を導出する
以前に該表示結果を決定する表示結果決定手段と、特定
条件が成立した場合、複数種類のリーチ変動態様の中か
らいずれかの変動態様を選択するリーチ変動態様選択手
段と、該リーチ変動態様選択手段で選択した変動態様に
基づいて前記可変表示部の変動を制御するリーチ変動制
御手段と、前記特定表示結果のうち予め定めた特別表示
結果が導出されると前記特定遊技状態とは異なり且つ遊
技者にとって有利な特別遊技状態を発生する特別遊技発
生手段と、前記表示結果決定手段で決定した表示結果が
前記特定表示結果以外の表示結果となり且つその表示結
果の一部が特定状態となる場合、前記複数の可変表示部
のうち最終停止の可変表示部の識別情報を特定表示結果
となる識別情報との配列における遠近関係に基づいて少
なくとも特定表示結果となる識別情報に対して遠い関係
と近い関係とに分類する表示結果分類手段と、を備え、
前記表示結果分類手段が最も近い関係に分類する場合で
の出現率が高いリーチ変動態様に対して、前記特別表示
結果を構成し得る特定状態を含む表示結果となる場合で
の出現率を特別表示結果以外の特定表示結果を構成し得
る特定状態を含む表示結果となる場合での出現率に比べ
て高く設定したことを特徴とする。このように構成する
ことにより、特別表示結果となり得る場合(例えば、確
変リーチ)での期待感に変化を持たせることができ、ひ
いては遊技の興趣向上が可能になる。具体的には、特別
表示結果のリーチ状態で±1図柄ズレ等の惜しいハズレ
になり易いリーチ(表示結果分類手段が最も近い関係に
分類する場合での出現率が高いリーチ変動態様)が出現
し易くなるので、特別表示結果のリーチでハズレるとき
は、惜しくもハズレとなったことを遊技者に印象づける
ことができる。
【0006】なお、図1に示す特別可変表示装置40に
より、複数の可変表示部(特別図柄表示部43〜45)
で識別情報(特別図柄)を可変表示すると共に、その表
示結果が予め定めた特定表示結果(大当り図柄)となっ
たときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得
る本発明の可変表示装置の一例を構成している。
【0007】また、図6に示す各ランダム1〜3によ
り、前記可変表示部で前記表示結果を導出する以前に該
表示結果を決定する本発明の表示結果決定手段の一例を
構成している。
【0008】また、図6に示すランダム6により、特定
条件が成立した場合、複数種類のリーチ変動態様(リー
チ1〜3)の中からいずれかの変動態様を選択する本発
明のリーチ変動態様選択手段の一例を構成している。
【0009】また、図10及び図11に示す図柄の変動
制御により、前記リーチ変動態様選択手段で選択した変
動態様に基づいて前記可変表示部の変動を制御する本発
明のリーチ変動制御手段の一例を構成している。
【0010】また、図19(A)に示す確変制御によ
り、前記特定表示結果のうち予め定めた特別表示結果
(確変大当り図柄)が導出されると前記特定遊技状態と
は異なり且つ遊技者にとって有利な特別遊技状態(確率
変動)を発生する本発明の特別遊技発生手段の一例を構
成している。
【0011】また、図13(A)(B)に示す確変図柄以
外及び確変図柄のリーチ選択テーブルにより、前記複数
種類のリーチ変動態様(リーチ1〜3)に対して前記特
定表示結果となる信頼度を異なって設定すると共に、信
頼度の高いリーチ変動態様(リーチ3)に対して、前記
特別表示結果となり得る場合(確変リーチ)での出現率
をそれ以外での出現率に比べて高く設定した構成を例示
している。
【0012】また、図14に示すリーチ選択制御のS4
又はS9により、前記表示結果決定手段で決定した表示
結果が前記特定表示結果以外の表示結果となり且つその
表示結果の一部が特定状態となる場合(リーチハズレと
なる場合)、前記複数の可変表示部のうち特定状態を構
成しない可変表示部の識別情報を特定表示結果となる識
別情報との配列における遠近関係に基づいて少なくとも
特定表示結果となる識別情報に対して遠い関係(±1図
柄ズレ以外)と近い関係(±1図柄ズレ)とに分類する
本発明の表示結果分類手段の一例を構成している。
【0013】また、図13(A)(B)に示す確変図柄以
外及び確変図柄のリーチ選択テーブルにより、前記表示
結果分類手段が最も近い関係(±1図柄ズレのハズレ)
に分類する場合での出現率が高いリーチ変動態様(リー
チ3)に対して、前記特別表示結果を構成し得る特定状
態を含む表示結果となる場合(確変リーチ)での出現率
を特別表示結果以外の特定表示結果を構成し得る特定状
態を含む表示結果となる場合での出現率に比べて高く設
定した構成を例示している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技
盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す
正面図である。図1において、遊技盤1の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状
に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領
域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、後述
する各特別図柄表示部43〜45での識別情報(以下、
特別図柄という)の可変表示(以下、変動ともいう)を
可能にする特別可変表示装置40が配置されている。な
お、特別可変表示装置40の詳細な構成については後に
詳述するものである。
【0015】特別可変表示装置40の下方には、特別図
柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装
置4が配置されている。普通可変入賞球装置4は、ソレ
ノイド5によって垂直(通常入賞口)位置と傾動(拡大
入賞口)位置との間で可動制御される一対の可動翼片6
a・6bを備え、いわゆるチューリップ型役物として構
成され、その普通可変入賞球装置4には入賞した打玉を
検出する始動玉検出器7が設けられている。なお、可動
翼片6a・6bが垂直(通常入賞口)位置のときも普通
可変入賞球装置4に入賞可能になっている。また、普通
可変入賞球装置4への入賞に基づく特別図柄の変動は、
変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶
され、その旨が後述の特別図柄記憶表示LED53によ
って表示されるようになっている。
【0016】また、特別可変表示装置40の左側方に
は、普通可変表示装置8が配置されている。普通可変表
示装置8は、その上端に玉通過口9を備えると共に該玉
通過口9の内部に備えた通過玉検出器10が通過玉を検
出することで、玉通過口9の下方に備えた普通図柄表示
器11での識別情報(以下、普通図柄という)の変動を
許容するようになっている。なお、普通図柄表示器11
は、普通図柄が当り図柄となったときに、普通可変入賞
球装置4の可動翼片6a・6bを所定時間が経過するま
で開放制御するものであるが、後述する確率変動(大当
り判定確率を通常時と異なる確率に変更した遊技状態)
が生じたときには、開放時間が長くなるように設定され
ている。また、普通図柄の変動は、変動中を除いて所定
回数(本実施形態では、4回)記憶され、その旨が普通
可変表示装置8に設けられた普通図柄記憶表示LED1
2によって表示されるようになっている。なお、特別可
変表示装置40の右側方には、普通可変表示装置8と同
一の外形形状を有する玉通過口部材13が配置されてお
り、該玉通過口部材13には、普通図柄記憶表示LED
12の配設位置に対応する部位に飾りLED14が設け
られている。
【0017】また、遊技領域3の下方部位には、誘導レ
ール2に沿ったほぼ円弧状の取付基板16を介して遊技
盤1に取り付けられた特別可変入賞球装置15が配置さ
れている。特別可変入賞球装置15の中央部には、特別
可変入賞口17が開設されており、該特別可変入賞口1
7は、ソレノイド18による開閉板19の可動によって
開閉制御されるようになっている。特別可変入賞口17
の内部は、左右2つに区画され、そのうちの左側が特定
領域とされ、右側が通常領域とされる。特定領域には、
入賞玉の検出により開閉板19を再度開成させることが
できる特定玉検出器20が設けられている。また、通常
領域には入賞玉を検出するために入賞玉検出器21も設
けられている。なお、特別可変入賞口17内の後面壁に
は、飾りLED22が設けられている。また、特別可変
入賞口17の下方には、特定遊技状態の発生に伴う開閉
板19の開閉サイクル数を表示する7セグメントタイプ
の回数表示器23と、入賞玉検出器21及び特定玉検出
器20によって検出された入賞玉数を表示する7セグメ
ントタイプの個数表示器24と、が設けられている。ま
た、取付基板16における特別可変入賞口17の左右の
各側方には、それぞれ入賞口25と飾りLED22とが
設けられており、取付基板16の左右の両端部には、そ
れぞれ入賞口26と飾りLED27とアタッカーランプ
28とが設けられている。なお、各入賞口25・26の
間には、円弧状の被覆部材29により前方が被覆された
玉通路30が形成されている。
【0018】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置15は、以下のように作動する。即ち、打
玉が普通可変入賞球装置4に入賞して始動玉検出器7を
ONさせると、特別可変表示装置40が変動を開始し、
一定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図
柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが大当り
図柄(特定表示結果)となったときに特定遊技状態とな
る。そして、この特定遊技状態においては、特別可変入
賞球装置15の開閉板19が所定期間(例えば、29
秒)あるいは所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発
生するまで開放する(開放サイクル)ように設定され、
その開放している間遊技盤1の表面を落下する打玉を受
け止めるようになっている。そして、受け止められた打
玉が特定領域に入賞して特定玉検出器20をONする
と、開放サイクルの終了後再度上記した開放サイクルを
繰り返し、特定領域に入賞玉が入賞する毎に継続権が成
立して開放サイクルを最高16回繰り返すことができる
ようになっている。また、遊技領域3を含む遊技盤1の
表面には、上記した構成以外にも、風車ランプ31を内
蔵した風車32、アウト口33、バック玉防止部材3
4、等が設けられている。さらに、パチンコ遊技機に
は、特定遊技状態時あるいは特別図柄の変動時等にその
旨を報知する図示しない遊技効果LED、遊技効果ラン
プ、及びスピーカ35(符号のみ図4参照)が設けられ
ている。
【0019】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0020】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 次に、本実施形態の要部を構成する特別可変表示装置4
0の構成について説明する。特別可変表示装置40は、
前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板41を有
し、該取付基板41には、長方形状の窓開口が左・中・
右の3箇所に開設されたドラムカバー部材42aが設け
られ、さらに各窓開口を後方より一体で覆う透過性のド
ラムレンズ42bが設けられている。また、ドラムレン
ズ42bの後方には、外周に特別図柄が描かれた各回転
ドラム43a・44a・45aが配置されて、左・中・
右の各特別図柄表示部43〜45を構成している。な
お、各特別図柄表示部43〜45は、それぞれ上・中・
下の3図柄を停止表示するものである。また、回転ドラ
ム43a・44a・45aは、それぞれドラムモータ4
3b・44b・45b(図5参照)によって回転制御せ
しめられると共に、停止図柄を検出するためにドラムセ
ンサ43c・44c・45c(図5参照)が設けられて
いる。さらに、各回転ドラム43a・44a・45a内
には、それぞれ特別図柄を照明装飾するための左ドラム
ランプ43d、中ドラムランプ44d、及び右ドラムラ
ンプ45d(図5参照)が取り付けられており、これら
ドラムランプ43d・44d・45dは、各々、後述の
ドラムランプ回路69に接続されることで、その点滅点
灯動作が制御されるようになっている。
【0021】また、特別図柄表示部43〜45の上方に
は、入賞口46と、飾り図柄の可変表示を行う7セグメ
ントタイプの飾り図柄表示器47と、センターランプ4
8と、各飾りLED49〜52と、が設けられている。
一方、特別図柄表示部43〜45の下方には、特別可変
表示装置40の変動未消化分を記憶する特別図柄記憶表
示LED53と、センターランプ54と、が設けられて
いる。なお、特別可変表示装置40の変動未消化分を記
憶する最大数は、4個であり、このため、特別図柄記憶
表示LED53も4個設けられている。
【0022】次に、上記特別図柄表示部43〜45の各
回転ドラム43a・44a・45aによって表示される
特別図柄について説明する。回転ドラム43a・44a
・45aの各図柄列(左図柄・中図柄・右図柄)は、図
2に示すように、それぞれ「1〜15」の15種類の図
柄から構成されており、これら左・中・右の図柄には、
ランダム2(0〜14)が対応して設けられている。大
当り図柄の組合せは、図3に示すように、左・中・右の
図柄が同一図柄にて揃った組合せであり、この組合せ
は、ランダム3(0〜14)の値に基づいて決定され
る。また、大当り図柄のうち「1・3・5・7・9」の
いずれかの確変図柄で揃った図柄は、確変大当り図柄を
構成して確率変動(これを確変ともいう)を発生するよ
うになっている。
【0023】以上、特別可変表示装置40を含むパチン
コ遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、そ
れらの遊技装置は、図4及び図5に示す遊技制御回路に
よって制御される。図4及び図5は、遊技制御回路をブ
ロック構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RA
M、入出力回路を含むメイン及びサブの各基本回路60
a・60bによって制御されている。しかして、基本回
路60aは、図4に示すように、スイッチ入力回路61
を介して始動玉検出器7、通過玉検出器10、特定玉検
出器20、及び入賞玉検出器21からの検出信号が入力
され、アドレスデコード回路62から基本回路60aに
チップセレクト信号が与えられる。また、電源投入時に
初期リセット回路63から基本回路60aにリセット信
号が与えられ、クロック用リセットパルス回路64から
各基本回路60a・60bにクロック用リセット信号が
与えられる。
【0024】一方、基本回路60aからは、以下の装置
及び回路に制御信号が与えられる。即ち、7セグLED
・LEDランプ回路65を介して回数表示器23、個数
表示器24、特別図柄記憶表示LED53、飾り図柄表
示器47、普通図柄表示器11、普通図柄記憶表示LE
D12、及び各飾りLED14・22・27・49〜5
2に制御信号が与えられ、ランプ・ソレノイド・情報出
力回路66を介してソレノイド5・18、風車ランプ3
1、センターランプ48・54、及びアタッカーランプ
28に制御信号が与えられ、音回路67を介してスピー
カ35に音信号が与えられる。また、基本回路60aか
らは、図5に示すように、サブ基本回路60b及びモー
タドライブ回路68を介してドラムモータ43b・44
b・45bに駆動信号が与えられ、サブ基本回路60b
及びドラムランプ回路69を介して各ドラムランプ43
d・44d・45dに制御信号が与えられる。また、各
ドラムセンサ43c・44c・45cによる停止図柄の
検出信号は、センサ入力回路70を介して各基本回路6
0a・60bに入力されるものである。また、基本回路
60aには、カードリーダー入出力回路71が接続さ
れ、該カードリーダー入出力回路71を介して賞球個数
信号、賞球個数信号コモン、当り信号、及び当り信号コ
モンが外部との間で入出力される。なお、上記ランプ・
ソレノイド・情報出力回路66からは、大当り情報や有
効始動情報等の情報やランプ制御データが外部に出力さ
れる。また、上記した装置や回路には、交流電源72a
及びヒューズ72bが接続されてなる電源回路72から
各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0025】次に、前記特別可変表示装置40による特
別図柄の変動動作について図6乃至図15に示すタイム
チャート及び説明図等を参照して説明する。先ず、特別
可変表示装置40の変動動作に用いられるランダム数に
ついて説明する。特別可変表示装置40では、図6に示
すような9種類のランダム数が使用されており、これら
のランダム数は、大当り判定用のランダム1(0〜24
9)と、大当り以外での全図柄表示用のランダム2(左
・中・右の各図柄列毎に0〜14)と、大当り図柄配列
用のランダム3(0〜14)と、リーチ動作用のランダ
ム6(0〜19)と、仮停止表示(リーチ予告の一旦停
止)用のランダム7(0〜14)と、大当り予告(大当
り時)用のランダム8(0・1)と、大当り予告(ハズ
レ時)用のランダム9(0〜497)と、リーチ予告
(リーチあり時)用のランダム10(0・1)と、リー
チ予告(リーチなし時)用のランダム11(0〜25)
と、から構成されている。ランダム1・3・7〜11
は、それぞれ0.002秒毎に1ずつ加算されて変動す
るランダム数であり、また、ランダム2・6は、それぞ
れ0.002秒毎に1ずつ加算され且つ割り込み処理の
余り時間に1ずつ加算されて変動するランダム数であ
る。なお、本実施形態では、大当り予告及びリーチ予告
に用いるランダム数をそれぞれ2個ずつ設けているが、
これに限らず、大当り予告及びリーチ予告毎にそれぞれ
1個ずつランダム数を設けた構成としてもよい。例え
ば、大当り予告用に「0〜497」のランダム数を1個
設けて、大当り時には「0〜248」の値で大当り予告
を実行する一方、ハズレ時には「1」の値で大当り予告
を実行するようにしてもよい。また、本実施形態でいう
「大当り予告」「リーチ予告」とは、それぞれ必ず大当
り又はリーチすることを前提としたものではなく、大当
りになり易い又はリーチになり易い旨を報知するものと
して定義している。つまり、大当り予告をしてもハズレ
る場合があり、リーチ予告をしてもリーチしない場合が
ある。
【0026】そして、図7に示すように、ランダム1か
ら抽出された値が「3」のときは、大当りと判定してラ
ンダム3により大当り図柄及び配列を決定し特別可変表
示装置40の各特別図柄表示部43〜45に表示する。
一方、ランダム1から抽出された値が「3」以外のとき
は、外れと判定してランダム2での抽出値に基づく図柄
を外れ図柄として特別可変表示装置40の各特別図柄表
示部43〜45に表示する。また、ランダム2で抽出さ
れた値が、偶然にも大当り図柄と一致した場合には、中
図柄列用のランダム2データに1を加算して外れ図柄に
して表示するものである。なお、確率変動時(高確率
時)には、ランダム1内の「3・7・79・103・1
07」の値が大当り決定用のランダム数となっている。
【0027】また、大当り予告の有無を決定するフロー
は、図8(A)に示すように、ランダム1が「3」とな
り大当りを判定した場合(通常時)には、次にランダム
8により大当り予告を実行するか否かを判定する。そし
て、ランダム8から抽出された値が「1」以外
(「0」)のときは大当り予告を行わず、ランダム8か
ら抽出された値が「1」のときに大当り予告を行う。一
方、ランダム1が「3」以外となり外れを判定した場合
には、次にランダム9により大当り予告を実行するか否
かを判定する。そして、ランダム9から抽出された値が
「1」以外のときは大当り予告を行わず、ランダム9か
ら抽出された値が「1」のときに大当り予告を行う。
【0028】また、リーチ予告の有無を決定するフロー
は、図8(B)に示すように、ランダム1が「3」とな
り大当りを判定した場合(通常時)、及びランダム1が
「3」以外となり外れを判定し且つリーチがある場合に
は、次にランダム10によりリーチ予告を実行するか否
かを判定する。そして、ランダム10から抽出された値
が「1」以外(「0」)のときはリーチ予告を行わず、
ランダム10から抽出された値が「1」のときにリーチ
予告を行う。一方、ランダム1が「3」以外となり外れ
を判定し且つリーチがない場合には、次にランダム11
によりリーチ予告を実行するか否かを判定する。そし
て、ランダム11から抽出された値が「1」以外のとき
はリーチ予告を行わず、ランダム11から抽出された値
が「1」のときに大当り予告を行う。なお、図8(B)
のフローにおいてリーチ予告する場合は、ランダム7に
より右図柄での仮停止図柄を決定する。但し、左図柄と
仮停止図柄とが一致する場合は、ランダム7から「1」
を減算して、強制的に仮停止図柄がリーチ図柄と一致し
ない制御を行う。これにより、リーチ予告は必ずリーチ
図柄以外で行う構成となり、射幸性の向上を招来してい
る。また、図8(A)(B)のフローにおいて、確率変動
時(高確率時)には、前記図7のフローと同様にランダ
ム1内の「3・7・79・103・107」の値が大当
り決定用のランダム数となっている。
【0029】次に、上記した大当り予告及びリーチ予告
の信頼度を図9に基づいて説明する。大当り予告の信頼
度(%)は、以下に示す(1)の計算式から算出され
る。
【0030】 大当り予告の信頼度(%)=(/(+))×100 …(1) :大当り予告して大当りとなる確率=「ランダム1に
おける大当り決定値の割合」×「ランダム8における大
当り予告決定値の割合」 :大当り予告してハズレとなる確率=「ランダム1に
おけるハズレ決定値の割合」×「ランダム9における大
当り予告決定値の割合」 そして、の具体的な値は、図9に示すように、 =(1/250)×(1/2)=0.002 =(249/250)×(1/498)=0.002 となる。このため、大当り予告の信頼度は、前記(1)
の計算式より50%となる。即ち、大当り予告を行った
場合には、50%の確率で大当りになる。
【0031】一方、リーチ予告の信頼度(%)は、以下
に示す(2)の計算式から算出される。
【0032】 リーチ予告の信頼度(%)=(/(+))×100 …(2) :リーチ予告してリーチとなる確率=(「ランダム1
における大当り決定値の割合」+(「ランダム1におけ
るハズレ決定値の割合」×「リーチとなる確率」))×
「ランダム10におけるリーチ予告決定値の割合」 :リーチ予告してリーチとならない確率=(「ランダ
ム1におけるハズレ決定値の割合」×「リーチとならな
い確率」)×「ランダム11におけるリーチ予告決定値
の割合」 そして、の具体的な値は、図9に示すように、 =((1/250)+(249/250)×(1/15))×(1/2) =0.0352 =(249/250)×(14/15)×(1/26) ≒0.0358 となる。このため、リーチ予告の信頼度は、前記(2)
の計算式より49.6%となる。即ち、リーチ予告を行
った場合には、49.6%の確率でリーチになる。この
ように、本実施形態では、大当り予告及びリーチ予告を
設定することで、大当り及びリーチに対する期待感を向
上するようになっている。
【0033】また、特別図柄の具体的な変動は図10及
び図11のタイムチャートに示すようになっている。な
お、左・中・右の各図柄列の変動は、図12に示すパタ
ーンに基づいて行われる。変動パターンAは、加速→一
定速→減速となる変動であり、変動パターンBは、1ス
テップ当り20mSの一定の変動であり、変動パターン
Cは、1ステップ当り20mS→24mS→26mSと
除々に減速していき最終的に28mSの一定速となる変
動であり、変動パターンDは、1ステップ当り28mS
の一定の変動である。先ず、図10において、普通可変
入賞球装置4に打玉が入賞して始動玉検出器7(同図中
には、始動口入賞と記載)がONされ始動信号を導出す
ると、その始動信号の立ち上がり時にランダム1・3か
らランダム数を抽出してこれらを格納する。このような
ランダム1・3の抽出時期は、始動記憶となる場合でも
同一である。その後、始動信号の導出から微少時間
(0.132秒)が経過したときに、格納したランダム
1の値を読み出して当り外れを判定し、これと同時にラ
ンダム2を抽出する。なお、このとき、ランダム1の値
からハズレを判定した場合には、ランダム9・11の抽
出及び格納を行う。一方、ランダム1の値から大当りを
判定した場合には、格納したランダム3の読み出しを行
うと共に、ランダム8・10の抽出及び格納を行う。そ
の後、始動信号の導出から0.134〜0.150秒後
には、ランダム1・2の抽出に伴いリーチとなる場合、
ランダム6を抽出する。なお、このとき、ハズレの場合
は格納したランダム9・11の読み出しを行う一方、大
当りの場合は格納したランダム8・10の読み出しを行
う。また、リーチ予告する場合は、この時点でランダム
7の抽出を行う。
【0034】その後、始動信号の導出から0.190秒
が経過すると変動パターンAで左図柄の変動を開始さ
せ、始動信号の導出から0.192秒が経過すると変動
パターンAで中図柄の変動を開始させ(図11参照)、
また、始動信号の導出から0.194秒が経過すると変
動パターンAで右図柄の変動を開始させる。そして、左
図柄に対しては、変動開始から6.300秒が経過する
と、停止図柄の1図柄手前をセットして0.160秒間
変動パターンBで変動させた後、図柄を停止表示させ
る。リーチ予告なしの右図柄に対しては、変動開始から
6.460秒が経過すると、停止図柄の5図柄手前をセ
ットして0.800秒間変動パターンBで変動させた
後、図柄を停止表示させる。リーチ予告ありの右図柄に
対しては、変動開始から6.460秒が経過すると、仮
停止図柄の5図柄手前をセットして0.800秒間変動
パターンBで変動させて一旦停止させる。その後、リー
チ予告としての一旦停止を0.480秒間行った後、再
度変動パターンBで0.160〜2.400秒間変動さ
せて停止表示させる。
【0035】また、最終停止図柄となる中図柄に対して
は、図11に示すように、リーチ以外の場合では、変動
開始から7.260秒が経過すると、停止図柄の5図柄
手前をセットして0.800秒間変動パターンBで変動
させた後、図柄を停止表示させる。一方、リーチ1での
中図柄に対しては、変動パターンAでの変動後、リーチ
となっている図柄の5図柄手前をセットして0.800
秒間変動パターンBで変動させ、その後、3.584〜
6.720秒間変動パターンDで変動させて図柄を停止
表示させる。また、リーチ2での中図柄に対しては、変
動パターンAでの変動後、リーチとなっている図柄の5
図柄手前をセットして0.800秒間変動パターンBで
変動させ、その後、6.944〜10.080秒間変動
パターンDで変動させて図柄を停止表示させる。また、
リーチ3での中図柄に対しては、変動パターンAでの変
動後、リーチとなっている図柄の5図柄手前をセットし
て0.800秒間変動パターンBで変動させ、その後、
3.360秒間変動パターンDで変動させて図柄を一旦
停止させる。その後は、一旦停止を0.300秒間行っ
た後、0.400秒間の図柄変動と0.300秒間の一
旦停止とを交互に繰り返すコマ送り変動を行い、その繰
り返し回数が5〜18回の範囲内で図柄を停止表示させ
る。
【0036】なお、上記した左・中・右の各図柄変動に
おいて、確率変動時(高確率時)には、変動パターンA
での変動時間をそれぞれ2.160秒、3.120秒、
2.320秒に短縮させる。また、大当り予告を行う場
合には、左・中・右の各図柄の変動開始をそれぞれ始動
信号の導出から2.190秒、2.192秒、2.19
4秒に遅らせ、これと共に各種ランプ類(ドラムランプ
43d・44d・45d等)を点灯乃至点滅制御するも
のである。なお、大当り予告の報知態様は、実施形態中
に記載のものに限定しない。例えば、図柄の変動態様の
みを通常時と異ならせたり、あるいはランプ装飾のみを
行うことで、大当り予告を報知してもよい。また、リー
チ予告についても実施形態中に記載の右図柄の一旦停止
に限定するものではない。また、本実施形態では、最終
停止図柄(中図柄)以外の図柄が確定した段階で大当り
になる可能性がある状態(リーチ1〜3)をリーチ状態
(変動)としているが、これに限定するものではない。
例えば、全図柄が同期して変動する状態をリーチ状態と
してもよく、さらにはキャラクタ図柄の表示によって大
当りを決定するような構成とした場合には、そのキャラ
クタ図柄の表示態様の変化度合い等に応じてリーチ状態
を決定してもよい。
【0037】次に、上記した各種リーチ1〜3の選択制
御を図13乃至図15を参照して説明する。リーチ選択
制御の処理プロセスは、図14のフローチャートに示す
ように、先ず、リーチ動作が確変図柄によるリーチ(確
変リーチ)か否かを判別する(S1)。S1で確変リー
チでないと判別した場合は、次に、始動入賞に伴って導
出以前に決定する表示結果が大当り図柄であるか否かを
判別する(S2)。S2で表示結果を大当り図柄に決定
した場合は、確変図柄以外の大当り用リーチ選択テーブ
ルを利用してリーチ選択を行う(S3)。一方、S2で
表示結果を外れ図柄に決定した場合は、次に、その外れ
図柄は大当りに対する±1図柄ズレのものであるか否か
を判別する(S4)。S4で±1図柄ズレであると判別
したときは、確変図柄以外の±1図柄ズレのハズレ用リ
ーチ選択テーブルを利用してリーチ選択を行う(S
5)。一方、S4で±1図柄ズレ以外であると判別した
ときは、確変図柄以外の±1図柄ズレ以外のハズレ用リ
ーチ選択テーブルを利用してリーチ選択を行う(S
6)。
【0038】また、上記したS1で確変リーチであると
判別した場合は、次に、始動入賞に伴って導出以前に決
定する表示結果が大当り図柄であるか否かを判別する
(S7)。S7で表示結果を大当り図柄に決定した場合
は、確変図柄の大当り用リーチ選択テーブルを利用して
リーチ選択を行う(S8)。一方、S7で表示結果を外
れ図柄に決定した場合は、次に、その外れ図柄は大当り
に対する±1図柄ズレのものであるか否かを判別する
(S9)。S9で±1図柄ズレであると判別したとき
は、確変図柄の±1図柄ズレのハズレ用リーチ選択テー
ブルを利用してリーチ選択を行う(S10)。一方、S
9で±1図柄ズレ以外であると判別したときは、確変図
柄の±1図柄ズレ以外のハズレ用リーチ選択テーブルを
利用してリーチ選択を行う(S11)。
【0039】ところで、上記した確変図柄以外及び確変
図柄のリーチ選択テーブルは、図13(A)(B)に示す
ように、「大当り」「ハズレ(±1図柄)」「ハズレ
(±1図柄以外)」における各種リーチ1〜3へのラン
ダム6の振り分けによって設定されている。具体的に、
図13(A)に示す確変図柄以外でのリーチ選択テーブ
ルおいて、表示結果が大当りとなる場合及び±1図柄ズ
レのハズレとなる場合では、各々、リーチ1はランダム
6の抽出値が「18・19」(2個の乱数)のいずれか
のときに選択され、リーチ2はランダム6の抽出値が
「12〜17」(6個の乱数)のいずれかのときに選択
され、リーチ3はランダム6の抽出値が「0〜11」
(12個の乱数)のいずれかのときに選択される。ま
た、表示結果が±1図柄ズレ以外のハズレとなる場合で
は、リーチ1はランダム6の抽出値が「10〜19」
(10個の乱数)のいずれかのときに選択され、リーチ
2はランダム6の抽出値が「3〜9」(7個の乱数)の
いずれかのときに選択され、リーチ3はランダム6の抽
出値が「0〜2」(3個の乱数)のいずれかのときに選
択される。
【0040】一方、図13(B)に示す確変図柄でのリ
ーチ選択テーブルおいて、表示結果が大当りとなる場合
では、リーチ1はランダム6の抽出値が「19」(1個
の乱数)のときに選択され、リーチ2はランダム6の抽
出値が「14〜18」(5個の乱数)のいずれかのとき
に選択され、リーチ3はランダム6の抽出値が「0〜1
3」(14個の乱数)のいずれかのときに選択される。
表示結果が±1図柄ズレのハズレとなる場合では、リー
チ1はランダム6の抽出値が「18・19」(2個の乱
数)のいずれかのときに選択され、リーチ2はランダム
6の抽出値が「12〜17」(6個の乱数)のいずれか
のときに選択され、リーチ3はランダム6の抽出値が
「0〜11」(12個の乱数)のいずれかのときに選択
される。また、表示結果が±1図柄ズレ以外のハズレと
なる場合では、リーチ1はランダム6の抽出値が「13
〜19」(7個の乱数)のいずれかのときに選択され、
リーチ2はランダム6の抽出値が「6〜12」(7個の
乱数)のいずれかのときに選択され、リーチ3はランダ
ム6の抽出値が「0〜5」(6個の乱数)のいずれかの
ときに選択される。
【0041】次に、上記した確変図柄以外及び確変図柄
におけるリーチ1〜3毎の大当り信頼度について説明す
る。リーチ1〜3毎の大当り信頼度は、以下に示す
(3)の計算式から算出される。
【0042】 大当り信頼度(%)=(/(++))×100 …(3) :そのリーチの出現によって大当りになる確率=「大
当り用リーチ選択テーブルでのランダム6の振り分け
率」×「大当り確率」 :そのリーチの出現によって±1図柄ズレのハズレに
なる確率=「±1図柄ズレのハズレ用リーチ選択テーブ
ルでのランダム6の振り分け率」×「ハズレ確率」×
「リーチとなる確率」×「ハズレリーチのうち±1図柄
ズレとなる確率」 :そのリーチの出現によって±1図柄ズレ以外のハズ
レとなる確率=「±1図柄ズレ以外のハズレ用リーチ選
択テーブルでのランダム6の振り分け率」×「ハズレ確
率」×「リーチとなる確率」×「ハズレリーチのうち±
1図柄ズレ以外となる確率」 図15に示す確変図柄以外のリーチ3を例に挙げて具体
的な計算を説明すると、 =(12/20)×(1/250)=0.0024 =(12/20)×(249/250)×(1/15)×(3/15) =0.007968 =(3/20)×(249/250)×(1/15)×(12/15) =0.007968 となる。このため、確変図柄以外におけるリーチ3の大
当り信頼度は、前記(3)の計算式より13.1%とな
る。同様にして算出した確変図柄以外におけるリーチ1
・2の大当り信頼度は、図13(A)に示すように、そ
れぞれ1.4%、5.0%となる。一方、確変図柄におけ
るリーチ1〜3毎の大当り信頼度は、図示しないが確変
図柄以外と同様の計算によって、それぞれ1.0%、4.
2%、10.5%となる。また、各種リーチ1〜3毎の
トータルの大当り信頼度は、全15図柄のうち確変図柄
が5図柄設定されることにより、以下に示す(4)の計
算式から算出される。
【0043】 トータルの大当り信頼度(%)=(×)+(×) …(4) :確変図柄以外での大当り信頼度 :全15図柄中の確変図柄以外の割合 :確変図柄での大当り信頼度 :全15図柄中の確変図柄の割合 この(4)の計算式に基づいて算出した各種リーチ1〜
3毎のトータルの大当り信頼度は、それぞれ1.27
%、4.73%、12.23%となる。これにより、リー
チ3は、大当り信頼度の高いスーパーリーチとなってい
る。また、リーチ1〜3毎の出現率(%)は、以下に示
す(5)の計算式から算出される。
【0044】 出現率(%)=((++)/)×100 …(5) :リーチとなる確率=「大当りリーチとなる確率」+
「ハズレリーチとなる確率」 図15に示す確変図柄以外のリーチ3を例に挙げて具体
的な計算を説明すると、〜は、前述の通りそれぞれ
0.0024、0.007968、0.007968、と
なり、 =(1/250)+((249/250)×(1/15))=0.0704 となる。このため、確変図柄以外におけるリーチ3の出
現率は、前記(4)の計算式より26.0%となる。同
様にして算出した確変図柄以外及び確変図柄におけるリ
ーチ1〜3毎の出現率は、図13(A)(B)に示す通り
である。即ち、確変図柄以外におけるリーチ1〜3の出
現率は、それぞれ40.2%、33.8%、26.0%と
なり、確変図柄におけるリーチ1〜3の出現率は、それ
ぞれ28.6%、33.5%、37.9%となる。このよ
うに、本実施形態では、リーチ3を大当り信頼度の高い
スーパーリーチとして設定すると共に、このリーチ3に
対して確変リーチでの出現率(37.9%)をそれ以外
での出現率(26.0%)に比べて高く設定している。
このため、確変リーチでの期待感に変化を持たせること
ができ、ひいては遊技の興趣向上を可能にしている。具
体的には、確変リーチ状態でスーパーリーチが出現し易
くなるので、確変大当りになり易い印象を遊技者に与え
ることができる。また、リーチ3は、信頼度が最も高い
スーパーリーチであると共に、±1図柄ズレの惜しいハ
ズレになり易いリーチとなっている。このため、確変リ
ーチ状態で惜しいハズレリーチが出現し易くなるので、
確変リーチでハズレるときは、惜しくもハズレとなった
ことを遊技者に印象づけることができる。
【0045】次に、特別可変表示装置40の変動終了後
の動作について図16(A)〜(C)を参照して説明す
る。先ず、変動の結果、大当り図柄の組合せとなった場
合では、図16(A)に示すように、中図柄の変動停止
から1.500秒後に大当りの判定を行う。そして、こ
の大当り判定から6.000秒後に特別可変入賞球装置
15の特別可変入賞口17を29.500秒間開放し、
特別可変入賞口17の開放終了から2.000秒が経過
すると、再度特別可変入賞口17の開放動作を繰り返
す。その後、特別可変入賞口17の開放動作を終了する
時点で特別図柄の始動記憶がある場合には、図16
(B)に示すように、特別可変入賞口17の閉鎖から1
0.190秒後に図柄変動が開始される。この場合、特
別可変入賞口17の閉鎖から10.132秒後に、格納
したランダム1の値の読み出し及び判定を行うと共に、
ランダム2の抽出を行う。また、このとき、大当りを判
定したときには、格納したランダム3の読み出しを行
う。一方、変動の結果が外れ図柄の組合せとなった後に
特別図柄の始動記憶がある場合では、図16(C)に示
すように、中図柄の変動が停止して1.190秒が経過
すると、左・中・右の各図柄列の変動が順次開始され
る。この場合、中図柄の変動停止から1.132秒後
に、格納したランダム1の値の読み出し及び判定を行う
と共に、ランダム2の抽出を行う。また、このとき、大
当りを判定したときには、格納したランダム3の読み出
しを行う。なお、始動記憶に伴う図柄変動の開始におい
て、その図柄変動で大当り予告を行う場合には、前述し
たように変動開始時点が通常時に比べて遅れると共に、
ランプ装飾が行われる。具体的に、図16(B)の大当
り終了時には、特別可変入賞口17の閉鎖から11.1
90秒後に左図柄の変動が開始される。また、図16
(C)のハズレ決定後には、最終停止の中図柄が停止し
て2.190秒後に左図柄の変動が開始される。
【0046】次に、前記普通図柄表示器11に表示され
る普通図柄について説明する。普通図柄は、図17
(A)に示すように、「0・1・3・5・7・9」の6
種類であり、1図柄の表示時間を0.128秒とした1
周期(0.768秒)で変動表示される。また、これら
の普通図柄に対しては、図17(B)に示すように、
0.002秒毎に1ずつ加算される当り決定用のランダ
ム4(3〜13)と、0.002秒毎に1ずつ加算され
且つ割り込み処理余り時間に1ずつ加算される普通図柄
表示用のランダム5(0〜5)と、が設けられている。
ランダム5(0〜5)の各ランダム数は、図18(A)
に示すように、「0・1・3・5・7・9」の各普通図
柄に対応して設けられている。また、ランダム4(3〜
13)からのランダム数の抽出において、図17(C)
に示すように、「3」の値が抽出されて当りと判定され
ると、普通図柄表示器11にランダム5データの「4」
に対応する「7」の当り図柄を表示して普通可変入賞球
装置4を所定時間開放する。一方、ランダム4で「3」
以外の値が抽出されて外れと判定されると、ランダム5
データを抽出し、この値に対応する外れ図柄を普通図柄
表示器11に表示する。なお、ランダム4で外れと判定
されたにも関わらずランダム5で抽出された値が偶然に
も当り図柄となる場合、即ちランダム5データが「4」
であるときには、ランダム5データの「5」に対応する
「9」の外れ図柄を普通図柄表示器11に表示するもの
である。なお、上記ランダム4からの抽出データの判定
は、当り確率が通常時の場合であり、高確率時には、ラ
ンダム4から抽出された値が「3〜12」のうち何れか
の値で当りと判定する一方、それ以外の「13」の値で
外れと判定するようになっている。
【0047】次に、上記した普通図柄表示器11での普
通図柄の変動動作を図18(B)〜(D)及び図19
(B)の各タイムチャートに基づいて説明する。先ず、
図19(B)において、通過玉検出器10(同図中に
は、普通図柄用ゲートの通過と記載)がONすると、こ
れと同時にランダム4の抽出及び格納を行う。その後、
通過玉検出器10のONから所定時間(0.002秒)
が経過すると、格納したランダム4の読み出し及び判定
を行うと共にランダム5の抽出を行う。そして、通過玉
検出器10のONから0.004秒後に、27.008
秒間普通図柄を変動する。なお、このような普通図柄の
変動時間(27.008秒)は、低確率時のものであ
り、高確率時には、普通図柄の変動時間は5.120秒
に短縮される。
【0048】また、上記した変動において普通図柄が外
れとなった後に通過玉検出器10の通過記憶がある場合
には、図18(B)に示すように、普通図柄の停止より
1.002秒後に格納したランダム4の読み出し及び判
定を行うと共にランダム5の抽出を行う。そして、普通
図柄の停止より1.004秒後に普通図柄の変動を開始
する。一方、低確率時において普通図柄が当りとなる場
合には、図18(C)に示すように、普通図柄の停止と
同時に普通可変入賞球装置4(同図中には、普通可変入
賞口と記載)を0.500秒間開放し、その後、普通可
変入賞球装置4の閉鎖から0.002秒後に、格納した
ランダム4の読み出し及び判定を行うと共にランダム5
の抽出を行う。そして、通過玉検出器10の通過記憶が
ある場合には、普通可変入賞球装置4の閉鎖から0.0
04秒後に再度普通図柄の変動を開始する。また、高確
率時において普通図柄が当りとなる場合には、図18
(D)に示すように、普通図柄の停止と同時に普通可変
入賞球装置4(同図中には、普通可変入賞口と記載)を
2.000秒間開放し、その後、4.000秒間閉鎖し
た後、再度普通可変入賞球装置4を2.000秒間開放
する。そして、通過玉検出器10の通過記憶がある場合
には、2度目の普通可変入賞球装置4の閉鎖から0.0
02秒後に、格納したランダム4の読み出し及び判定を
行うと共にランダム5の抽出を行った後、その0.00
2秒後に、再度普通図柄の変動を開始する。
【0049】次に、前記特別図柄及び普通図柄の当り確
率が確率変動する動作を図19(A)に基づいて説明す
る。図19(A)において、特別可変表示装置40(同
図中には、条件装置と記載)の各特別図柄表示部43〜
45に「1」「3」「5」「7」「9」のいずれかの確
変図柄が揃った大当り図柄が導出されると、これに基づ
いて確変制御が実行される。確率変動の具体的な制御
は、確変図柄による特定遊技状態(条件装置の作動)の
終了を契機に当り確率を高確率に変動させ、その後、次
の特定遊技状態が発生すると、これを契機に当り確率を
通常確率に戻す。そして、このような特定遊技状態の終
了及び発生を契機とした(特に終了時点及び発生時点に
限定せず、特定遊技状態の発生又は終了に関連して)当
り確率の変動を再度繰り返すことで合計2回の確変制御
を行う。また、このような確変制御では、確変中に再度
確変図柄で大当りしたときはその大当り以後新たに2回
の確変制御が行われるものである。
【0050】以上のように、本実施形態では、各種リー
チ1〜3に対して大当り信頼度を異なって設定すると共
に、確変図柄のリーチ時では、確変図柄以外のリーチ時
に比べてリーチ3の出現率を高く設定している。このた
め、確変リーチでの期待感に変化を持たせることがで
き、ひいては遊技の興趣向上を可能にしている。また、
確変リーチ時に出現率を向上するリーチ3は、信頼度が
最も高いスーパーリーチであると共に、±1図柄ズレの
惜しいハズレになり易いリーチとなっている。このた
め、確変リーチ時には、確変大当りになり易い印象を遊
技者に与えることができ、さらには確変リーチでハズレ
るときは、惜しくもハズレとなったことを遊技者に印象
づけることができる。
【0051】なお、上記した実施形態では、ハズレリー
チの種類を±1図柄ズレのリーチとそれ以外のリーチと
の2種類に分けて、±1図柄ズレのリーチを惜しいハズ
レリーチとしているが、これに限定するものではない。
±2図柄ズレ等のリーチを惜しいリーチとしたり、ハズ
レリーチを3種類以上に分けた構成としてもよいし、惜
しいハズレリーチは、必ずしも信頼度が高いリーチでな
くてもよい。なお、実施形態中では、3図柄を順次停止
表示するリーチ(リーチ3)を惜しいハズレになり易い
リーチとすることで、既に他の図柄(左右の2図柄)が
リーチ図柄として確定しているため、より一層惜しいハ
ズレを強調するようになっているが、これに限らず3図
柄を同期変動するリーチを惜しいハズレになり易いリー
チとしてもよい。また、大当り信頼度の高いスーパーリ
ーチ(リーチ3)を惜しいハズレになり易いリーチと合
せることで、ハズレとなったときの惜しい実感をより現
実的に高めているが、必ずしもスーパーリーチと惜しい
ハズレリーチとを合せる必要はない。即ち、確変リーチ
時において、スーパーリーチあるいは惜しいハズレリー
チの出現率を向上するものであればよい。また、このよ
うに惜しいハズレを強調する構成としては、リーチの変
動時間を長く設定したり、図柄を一旦停止表示して再変
動させることで惜しい実感をより一層強調することがで
きる。
【0052】また、上記実施形態では、リーチ3をスー
パーリーチとするために前記図13(A)(B)に示すリ
ーチ選択テーブルを用いているが、このリーチ選択テー
ブルにおけるランダム6の振り分け設定に限定するもの
ではなく、例えば図20あるいは図21に示すリーチ選
択テーブルを用いることで、リーチ3をスーパーリーチ
に設定してもよい。即ち、図13(A)(B)のリーチ選
択テーブルでは、リーチ3に対して大当り用の乱数(ラ
ンダム6)を多く振り分けると共に、ハズレ用の乱数を
少なく振り分けることで、大当りの信頼度を高く設定し
ているが、図20に示すように、ハズレ用の乱数を均等
に振り分ける一方でリーチ3に大当り用の乱数を多く振
り分けたり、図21に示すように、大当り用の乱数を均
等に振り分ける一方でリーチ3にハズレ用の乱数を少な
く振り分けることで、大当りの信頼度を高く設定するこ
とも可能である。また、リーチ3の出現率について、図
13(A)(B)のリーチ選択テーブルでは、確変図柄で
のリーチ3に対して「大当り」及び「ハズレ(±1図柄
以外)」へのランダム6の振り分けを多くすることで出
現率を高く設定しているが、これに限定するものではな
い。即ち、確変図柄のリーチ3に対するハズレ用(一部
又は全部)の乱数、乃至大当り用の乱数を多くすること
で可能である。さらには、図22(A)〜(C)に示す
ような「大当り」「ハズレ(±1図柄)」「ハズレ(±
1図柄以外)」の各リーチ選択テーブルを用いて、各種
リーチ1〜3の選択を行う構成としてもよい。このリー
チ選択テーブルは、「リーチ予告」及び「大当り予告」
の有無を設定することで、ランダム6の振り分けをさら
に細分化したものである。
【0053】なお、信頼度を計算するのに図15に示し
た計算式を用いたが、特にこの計算式より信頼度を求め
た場合に限ったことではない。また、信頼度を高く設定
する方法としては、ハズレのリーチ選択テーブル数のみ
を少なくする方法、大当りのリーチ選択テーブル数のみ
を多くする方法、ハズレのリーチ選択テーブル数を少な
くし、且つ大当りのリーチテーブル数を多くする方法の
うちいずれかであればよい。また、上記実施形態では、
確変リーチで出現率を向上するリーチを最も信頼度の高
い(最も惜しいハズレになり易い)リーチ3としている
が、これに限定するものではない。例えば、リーチが5
種類あって、そのうち信頼度の高い方から2種類のリー
チにおいて、確変リーチでの出現率を向上したり、信頼
度が2番目に高いリーチに対してのみ、確変リーチでの
出現率を向上させるものであってもよい。また、リーチ
の変動態様は、上記実施形態のものに限らず、例えば、
1図柄ずつ一旦停止して変動するもの等でもよい。
【0054】また、上記した実施形態は、本発明を限定
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。例えば、実施形態中では、特別図柄の変動を行
う特別可変表示装置を回転ドラムで構成しているが、特
にこれに限定するものではなく、CRT、LCD、LE
D、VFD、EL、あるいはプラズマ等の表示器や、ル
ーフ式又はベルト式で構成することも可能である。ま
た、弾球遊技機の構成として、始動玉検出器の入賞玉の
検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を開始
し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技状態
が発生して可変入賞球装置を開放する弾球遊技機(これ
を俗に第1種という)を例示しているが、特にこれに限
定するものではなく、始動玉検出器の入賞玉の検出に伴
って可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別
情報が所定の表示結果となると権利発生状態となり、こ
の状態で特定領域に打玉が入賞すると特定遊技状態が発
生する弾球遊技機(これを俗に第3種という)であって
も良い。即ち、始動玉検出器の打玉の検出に伴って可変
表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所
定の表示結果となると作動する可変入賞球装置を備えた
弾球遊技機(例えば、俗にいう一般電役を含む)であれ
ばよい。また、弾球遊技機全体をLCD表示器等の表示
装置にて構成する、即ち「打玉」「可変入賞球装置」等
の構成部材を疑似的に表示器に表示することで弾球遊技
機を構成することも可能である。なお、この場合では、
賞球の払出しを得点等で代行しても良い。
【0055】また、実施形態中では、特別遊技状態を特
別図柄及び普通図柄の確率変動制御としているが、これ
に限定するものではなく、遊技者に有利となる遊技制御
を特別遊技状態とすればよい。例えば、特別図柄乃至普
通図柄に対しての時間短縮制御又は確率変動制御、電役
(例えば、普通可変入賞球装置)の開放期間の延長制
御、特別図柄乃至普通図柄に対しての始動通過領域の増
設制御(例えば、普通入賞口を特別図柄の始動入賞口と
して設定変更する制御)、賞球数の増加制御(例えば、
入賞に伴う賞球を通常時の13個から15個に増加する
制御)、あるいは所定領域への通過率向上制御(例え
ば、始動入賞口の上流側に打玉規制装置を設け、該打玉
規制装置の作動により始動入賞率を向上する制御)を特
別遊技状態とすることができ、さらには前記第3種に本
発明を適用した場合には、特定領域への入賞率向上制御
を特別遊技状態としてもよい。なお、上記した遊技制御
を組合せて特別遊技状態とすることもできるのは言うま
でもない。また、特別遊技状態への突入及び終了の契機
については、本実施形態中に記載のものに限定しない。
即ち、乱数、遊技履歴(例えば、時間、リーチ回数、所
定入賞口への入賞回数又は通過回数など)、特定領域へ
の入賞又は通過、サブゲーム(例えば、ジャンケンなど
で遊技者自身が選択できるものを含む)の4つの要素の
うちいずれか1つ乃至任意の組合せを突入契機乃至終了
契機に設定するものであればよい。所定条件の成立を乱
数とする場合、本実施形態の構成以外にも、可変表示装
置以外の表示器を特別遊技状態の発生判定用の表示器と
して設け、その表示器の表示結果に基づいて特別遊技状
態の発生の有無を決定してもよい。また、本実施形態で
は、リーチ動作するための条件(特定条件)の成立を、
大当りとなるとき、及びハズレ時で左右の図柄が揃った
とき、としているが、これに限定するものではない。例
えば、表示結果に拘らずに乱数(「0〜9」のうち
「7」が抽出されたとき等)や遊技履歴(ハズレの始動
回数がリーチしてから10回続いたとき等)でリーチ動
作の有無を決定してもよい。また、本実施形態のように
左・中・右の図柄が揃った大当り時と、図柄が揃わなか
ったハズレ時の一部と、でリーチ動作を行う構成とする
場合、そのハズレ時の一部は、以下に示す〜とする
ことができる。
【0056】 図柄が左・右・中の順で止まり、左右
の図柄が同一図柄となる場合(当りラインが5ラインや
8ラインも含む) 左図柄が最初に止まった後に中右の図柄が同時に止
まり、中右の図柄が同一図柄となる場合(当りラインが
5ラインや8ラインも含む) 乱数でリーチ動作ありを決定した場合(最終的に止
まった図柄がまったく一致しない場合や強制的にリーチ
ハズレに書き換える場合等も含む) 以外で特定のハズレ図柄となる場合(例えば、
5ラインで全回転変動させる場合の揃っていない部分) 遊技履歴でリーチ動作ありを決定した場合(例え
ば、10回転(図柄変動10回)連続でリーチが選択さ
れないとき、次の回転(図柄変動)で強制的にリーチ動
作を行う場合) なお、上記した〜は、そのうちのいずれか1つを設
定要素としてもよいし、任意に組合せたものであっても
よい。
【0057】また、本発明におけるリーチ変動態様は、
実施形態中に記載のもの(リーチ1〜3)に限定せず、
以下に示す定義のものであればよい。 「リーチ変動態様」… 特定表示結果の導出(大当り)
に対する期待感を差別的に向上させ得る変動態様 具体的なリーチ変動態様としては、以下に示す〜が
挙げられる。
【0058】 左右の図柄は通常のハズレ時と同様に
止まり、中図柄だけ変動時間が長い態様(一旦停止や変
動方向が変わるものも含む) 左図柄だけ確定し、中右の図柄でゆっくり同期回転
(図柄変動)する態様 全図柄揃った状態で同期回転(図柄変動)する態様
(この場合、左右の図柄のみが揃って停止したり、全図
柄が揃わずに停止する態様も含む) 高速回転(図柄変動)を長く行い、いきなり止まる
態様(この場合、左右の図柄のみが揃って停止したり、
全図柄が揃わずに停止する態様も含む) 左右の図柄が仮停止状態(例えば、停止状態で上下
に揺れる)となり、その状態から大当りのとき(ハズレ
のときでもよい)は全図柄同期回転する態様 また、本発明における特定状態は、実施形態中に記載の
もの(左右の図柄が揃った状態)に限定せず、以下に示
す定義のものであればよい。 「特定状態」… 3つ以上の可変表示部がある場合は、
少なくとも2つの可変表示部の識別情報により特定表示
結果となる可能性がある状態であり、可変表示部が2つ
の場合は、1つの可変表示部の識別情報を除いて特定表
示結果となる可能性がある状態 具体的な特定状態としては、以下に示す〜が挙げら
れる。
【0059】 左・右・中の停止順で左右の図柄が同
一図柄となる状態 左図柄が最初に止まった後に中右の図柄が同時に止
まる回転(図柄変動)で、中右の図柄が同一図柄となる
状態 2図柄で「7・7」が大当りとなる場合、いずれか
一方に「7」が止まる状態 表示部の数が4つ以上の場合、少なくとも2つの表
示部の図柄が同一となる状態 表示部の数が3つ以上の場合、少なくとも2つの表
示部の図柄が同一でないが、大当り図柄の一部を構成し
得る状態(オールマイティ図柄といずれかの図柄) また、本発明における特定表示結果となる識別情報と
は、例えば、左・中・右の停止順で「7・7・7」で大
当りの場合は右図柄の「7」となり、「7・7・A」で
大当りの場合は右図柄の「A」となる。
【0060】なお、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1) 前記特定表示結果の導出を予測的に報知(大当
り予告)する特定予測報知手段を設けたことを特徴とす
る。このように構成することにより、大当りに対する遊
技者の期待感を向上することができる。 (2) 前記特定状態となるのを予測的に報知(リーチ
予告)する特定状態予測報知手段を設けたことを特徴と
する。このように構成することにより、リーチに対する
遊技者の期待感を向上することができる。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1記載の構成においては、複数の可
変表示部で識別情報を可変表示すると共に、その表示結
果が予め定めた特定表示結果となったときに遊技者にと
って有利な特定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備
えた弾球遊技機において、特定条件が成立した場合、複
数種類のリーチ変動態様の中からいずれかの変動態様を
選択するリーチ変動態様選択手段と、該リーチ変動態様
選択手段で選択した変動態様に基づいて前記可変表示部
の変動を制御するリーチ変動制御手段と、前記特定表示
結果のうち予め定めた特別表示結果が導出されると前記
特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利な特別
遊技状態を発生する特別遊技発生手段と、を備え、前記
複数種類のリーチ変動態様に対して前記特定表示結果と
なる信頼度を異なって設定すると共に、信頼度の高いリ
ーチ変動態様に対して、前記特別表示結果を構成し得る
特定状態を含む表示結果となる場合での出現率を特別表
示結果以外の特定表示結果を構成し得る特定状態を含む
表示結果となる場合での出現率に比べて高く設定したこ
とを特徴とする。このように構成することにより、特別
表示結果となり得る場合(例えば、確変リーチ)での期
待感に変化を持たせることができ、ひいては遊技の興趣
向上が可能になる。具体的には、特別表示結果のリーチ
状態でスーパーリーチ(信頼度が高いリーチ変動態様)
が出現し易くなるので、特別表示結果になり易い印象を
遊技者に与えることができる。
【0062】また、本発明の請求項2記載の構成におい
ては、複数の可変表示部で識別情報を可変表示すると共
に、その表示結果が予め定めた特定表示結果となったと
きに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る可
変表示装置を備えた弾球遊技機において、前記可変表示
部で前記表示結果を導出する以前に該表示結果を決定す
る表示結果決定手段と、特定条件が成立した場合、複数
種類のリーチ変動態様の中からいずれかの変動態様を選
択するリーチ変動態様選択手段と、該リーチ変動態様選
択手段で選択した変動態様に基づいて前記可変表示部の
変動を制御するリーチ変動制御手段と、前記特定表示結
果のうち予め定めた特別表示結果が導出されると前記特
定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利な特別遊
技状態を発生する特別遊技発生手段と、前記表示結果決
定手段で決定した表示結果が前記特定表示結果以外の表
示結果となり且つその表示結果の一部が特定状態となる
場合、前記複数の可変表示部のうち特定状態を構成しな
い可変表示部の識別情報を特定表示結果となる識別情報
との配列における遠近関係に基づいて少なくとも特定表
示結果となる識別情報に対して遠い関係と近い関係とに
分類する表示結果分類手段と、を備え、前記表示結果分
類手段が最も近い関係に分類する場合での出現率が高い
リーチ変動態様に対して、前記特別表示結果を構成し得
る特定状態を含む表示結果となる場合での出現率を特別
表示結果以外の特定表示結果を構成し得る特定状態を含
む表示結果となる場合での出現率に比べて高く設定した
ことを特徴とする。このように構成することにより、特
別表示結果となり得る場合(例えば、確変リーチ)での
期待感に変化を持たせることができ、ひいては遊技の興
趣向上が可能になる。具体的には、特別表示結果のリー
チ状態で±1図柄ズレ等の惜しいハズレになり易いリー
チ(表示結果分類手段が最も近い関係に分類する場合で
の出現率が高いリーチ変動態様)が出現し易くなるの
で、特別表示結果のリーチでハズレるときは、惜しくも
ハズレとなったことを遊技者に印象づけることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】左・中・右の特別図柄の種類を示す一覧表図で
ある。
【図3】特別図柄の大当り組合せを示す一覧表図であ
る。
【図4】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図5】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図6】特別図柄に用いられる各種ランダム数の一覧表
図である。
【図7】選択されたランダム数によって特別図柄の当り
外れを決定する動作を説明するための簡単なフローチャ
ートである。
【図8】同図(A)は選択されたランダム数によって大
当り予告の有無を決定する動作を説明するための簡単な
フローチャートであり、同図(B)は選択されたランダ
ム数によってリーチ予告の有無を決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートである。
【図9】大当り予告とリーチ予告との信頼度を示す計算
式である。
【図10】左・右の各図柄の変動動作を示すタイムチャ
ートである。
【図11】リーチ以外及びリーチ1〜3での中図柄の変
動動作を示すタイムチャートである。
【図12】図柄の変動パターンを示す一覧表図である。
【図13】同図(A)は確変図柄以外での各種リーチに
対して当り外れ毎に振り分けられるランダム6を示す一
覧表図であり、同図(B)は確変図柄での各種リーチに
対して当り外れ毎に振り分けられたランダム6を示す一
覧表図である。
【図14】リーチ選択制御の処理プロセスを示すフロー
チャートである。
【図15】リーチ時におけるリーチパターンの出現率と
そのリーチでの大当り信頼度とを示す計算式である。
【図16】同図(A)は特定遊技状態における特別可変
入賞球装置の開閉板の開放動作を示すタイムチャートで
あり、同図(B)は特定遊技状態の終了後に特別図柄記
憶表示LEDに記憶がある場合での特別図柄の変動動作
を示すタイムチャートであり、同図(C)は特別図柄の
変動停止後に特別図柄記憶表示LEDに記憶がある場合
での特別図柄の変動動作を示すタイムチャートである。
【図17】同図(A)は普通図柄の種類を示す説明図で
あり、同図(B)は普通図柄に用いられる各種ランダム
数の一覧表図であり、同図(C)は選択されたランダム
数によって普通図柄の当り外れを決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートである。
【図18】同図(A)は普通図柄とランダム5との関係
を示す一覧表図であり、同図(B)は通過記憶がある場
合での普通図柄の変動停止後に再度普通図柄が変動を開
始する動作を示すタイムチャートであり、同図(C)は
低確率時に普通図柄が当りとなることに伴う普通可変入
賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであり、同図
(D)は高確率時に普通図柄が当りとなることに伴う普
通可変入賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであ
る。
【図19】同図(A)は確変図柄での大当りに伴う確変
制御の動作を示すタイムチャートであり、同図(B)は
通過玉検出器での打玉の検出に伴う普通図柄の変動動作
を示すタイムチャートである。
【図20】他の実施形態の各種リーチに対して当り外れ
毎に振り分けられるランダム6を示す一覧表図である。
【図21】他の実施形態の各種リーチに対して当り外れ
毎に振り分けられるランダム6を示す一覧表図である。
【図22】同図(A)は他の実施形態における大当り時
の各種リーチに対して振り分けられるランダム6を示す
一覧表図であり、同図(B)は他の実施形態における±
1図柄ズレのハズレ時の各種リーチに対して振り分けら
れるランダム6を示す一覧表図であり、同図(C)は他
の実施形態における±1図柄ズレ以外のハズレ時の各種
リーチに対して振り分けられるランダム6を示す一覧表
図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 普通可変入賞球装置 7 始動玉検出器 8 普通可変表示装置 10 通過玉検出器 11 普通図柄表示器 12 普通図柄記憶表示LED 15 特別可変入賞球装置 19 開閉板 20 特定玉検出器 21 入賞玉検出器 23 回数表示器 24 個数表示器 40 特別可変表示装置 43〜45 特別図柄表示部 47 飾り図柄表示器 53 特別図柄記憶表示LED 60a・60b 基本回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可変表示部で識別情報を可変表示
    すると共に、その表示結果が予め定めた特定表示結果と
    なったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生
    し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機において、 特定条件が成立した場合、複数種類のリーチ変動態様の
    中からいずれかの変動態様を選択するリーチ変動態様選
    択手段と、 該リーチ変動態様選択手段で選択した変動態様に基づい
    て前記可変表示部の変動を制御するリーチ変動制御手段
    と、 前記特定表示結果のうち予め定めた特別表示結果が導出
    されると前記特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとっ
    て有利な特別遊技状態を発生する特別遊技発生手段と、
    を備え、 前記複数種類のリーチ変動態様に対して前記特定表示結
    果となる信頼度を異なって設定すると共に、信頼度の高
    いリーチ変動態様に対して、前記特別表示結果を構成し
    得る特定状態を含む表示結果となる場合での出現率を特
    別表示結果以外の特定表示結果を構成し得る特定状態を
    含む表示結果となる場合での出現率に比べて高く設定し
    たことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 複数の可変表示部で識別情報を可変表示
    すると共に、その表示結果が予め定めた特定表示結果と
    なったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生
    し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機において、 前記可変表示部で前記表示結果を導出する以前に該表示
    結果を決定する表示結果決定手段と、 特定条件が成立した場合、複数種類のリーチ変動態様の
    中からいずれかの変動態様を選択するリーチ変動態様選
    択手段と、 該リーチ変動態様選択手段で選択した変動態様に基づい
    て前記可変表示部の変動を制御するリーチ変動制御手段
    と、 前記特定表示結果のうち予め定めた特別表示結果が導出
    されると前記特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとっ
    て有利な特別遊技状態を発生する特別遊技発生手段と、 前記表示結果決定手段で決定した表示結果が前記特定表
    示結果以外の表示結果となり且つその表示結果の一部が
    特定状態となる場合、前記複数の可変表示部のうち特定
    状態を構成しない可変表示部の識別情報を特定表示結果
    となる識別情報との配列における遠近関係に基づいて少
    なくとも特定表示結果となる識別情報に対して遠い関係
    と近い関係とに分類する表示結果分類手段と、を備え、 前記表示結果分類手段が最も近い関係に分類する場合で
    の出現率が高いリーチ変動態様に対して、前記特別表示
    結果を構成し得る特定状態を含む表示結果となる場合で
    の出現率を特別表示結果以外の特定表示結果を構成し得
    る特定状態を含む表示結果となる場合での出現率に比べ
    て高く設定したことを特徴とする弾球遊技機。
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