JP2003236108A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003236108A
JP2003236108A JP2002037932A JP2002037932A JP2003236108A JP 2003236108 A JP2003236108 A JP 2003236108A JP 2002037932 A JP2002037932 A JP 2002037932A JP 2002037932 A JP2002037932 A JP 2002037932A JP 2003236108 A JP2003236108 A JP 2003236108A
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game ball
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Sadao Ioki
定男 井置
Hideo Taguchi
英雄 田口
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワープ通路を流下する遊技球の流下状態を遊
技者が認識可能とするとともに、電気的な装飾装置も前
面構成部材を必要以上に大型化することなく配設できる
弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 表示部を有する表示装置本体と、表示部
を底面として前側に開口する表示用開口部を有する前面
構成部材とから構成される変動表示装置を遊技盤に配設
する。前面構成部材は、内側の第1壁部と外側の第2壁
部とが後方に向け立設された本体枠と、本体枠裏面に設
けられる区画部材とを備える。第1壁部と第2壁部との
間の配設部に発光ユニットを後方から挿入し該発光ユニ
ットの裏面を覆うように区画部材を本体枠に取り付けて
発光ユニットを本体枠に取り付ける。本体枠における発
光ユニットの前方部位をクリア部材で形成し前方部位と
発光ユニットの前面との間の空間部によりワープ通路を
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域が形成さ
れた遊技盤に、表示状態が変化可能な変動表示装置を配
設した弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数種類の識別情報による変
動表示ゲームを行う変動表示装置と、遊技球の入賞に基
づき該変動表示ゲームの始動条件を付与可能な始動入賞
口と、を遊技領域を形成する遊技盤に配設して、該遊技
領域に遊技球を打ち込んで遊技を行い、変動表示ゲーム
の結果態様が予め定められた特別の結果態様(特別結果
態様)となった場合に、遊技者に所定の遊技価値の付与
として、例えば、変動入賞装置を開放させる等の特別遊
技状態を発生させるようにしたパチンコ遊技機等の弾球
遊技機が知られている。従来の変動表示装置は、変動表
示ゲームを表示する変動表示器(表示装置本体)と、該
変動表示器前面側を装飾する装飾部材や上部から流下す
る遊技球が当該変動表示器に衝突することを防護する鎧
部等が形成された前面構成部材とから構成され、該前面
構成部材を遊技盤に形成された取付開口部に対して前方
側から取り付ける一方、この取付開口部の裏面側には、
該前面構成部材に形成された表示用開口部から変動表示
器の表示部が前面側に臨むように当該変動表示器を取り
付けるようになっていた。また、この種の弾球遊技機に
おいては、従来、遊技領域中に植設された釘により、遊
技領域中に打ち込まれた遊技球が程良く始動入賞口方向
に流下するように調整されていた。また、始動入賞口は
一般的に遊技領域の下方部に配置されていて、遊技者
は、遊技領域の上方から流下する遊技球が様々に流下方
向を変化しながら始動入賞口に入賞するか否かの状態を
長く見られるようになっていた。また、最近では、変動
表示ゲームの興趣を高めるために、上記変動表示器を大
型の液晶表示器等で構成することが多くなり、その下方
に位置する始動入賞口の上方を大きく覆うこととなり、
この始動入賞口の周辺に遊技球が集まり難くなってい
る。そのため、変動表示装置の上方や側方の遊技領域を
流下する遊技球を変動表示装置の表示用開口部の内側下
部の所謂ステージに移すワープ装置を備え、このステー
ジ上の遊技球を始動入賞口に流下させるようにしたもの
が増加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のワープ装置は、
ワープ入口から流入した遊技球を流下誘導するワープ通
路を前面構成部材の裏面側に形成していた。即ち、ワー
プ入口に流入した遊技球は再びワープ出口から出てくる
までは、一旦遊技者の視界から消えることとなり、遊技
球の流下態様を遊技者に見せて楽しませるといった点で
問題があるばかりか、ワープ入口から流入した遊技球を
確認後、ワープ出口から出るのを見逃した遊技者等がい
た場合に、不信感を抱かせてしまう虞もある。かといっ
て、ワープ通路を前面構成部材の前面側に配設するよう
にすると、上記したように前面構成部材には電気的な装
飾部材も備えられることから、それらを配設するための
スペース的な問題が生じてしまうし、その配設箇所を確
保するため、必要以上に前面構成部材が大型化して、そ
の周りの遊技領域が狭くなってしまうといった問題も生
じてしまう。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、ワープ通路を流下する遊技球
の流下状態を遊技者が認識可能とするとともに、電気的
な装飾装置も前面構成部材を必要以上に大型化すること
なく配設できる弾球遊技機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、遊技領域が形成される遊
技盤に、表示状態が変化可能な変動表示装置を配設した
弾球遊技機において、前記変動表示装置は、表示部を有
する表示装置本体と、前記表示装置本体の前面側に配設
されるとともに、前記表示部を底面として前面側に開口
する凹室を形成する表示用開口部を有する前面構成部材
と、から構成され、前記前面構成部材は、前記表示用開
口部の内周壁を形成する第1壁部と、前記第1壁部より
も外側に該第1壁部と所定間隔で形成される第2壁部と
が、各々裏面より後方に向け立設された本体枠と、前記
本体枠の裏面側に設けられ、前記表示装置本体の表示部
を区画する表示用窓枠が形成される区画部材と、を備
え、前記本体枠の側部であって前記第1壁部と第2壁部
との間に電気的発光源を有する発光ユニットを配設する
ための配設部を形成し、該配設部に前記発光ユニットを
後方から挿入した状態で該発光ユニットの裏面を覆うよ
うに前記区画部材を前記本体枠に止着することで当該発
光ユニットを該本体枠に取り付けるようにし、前記本体
枠における少なくとも前記発光ユニットの前方に位置す
る前方部位をクリア部材で形成するとともに、該前方部
位と該発光ユニットの前面との間に空間部を形成した状
態で当該発光ユニットを前記配設部に配設し、前記空間
部により、前記表示用開口部の外側から内側に遊技球を
移すためのワープ通路を構成したことを特徴としてい
る。
【0006】ここで、変動表示装置の表示装置本体は、
例えば液晶表示装置、CRT(陰極線管)表示装置、多
数の発光素子を配列した表示装置などの単体の装置によ
り構成してもよいし、或いは、これらのうち複数の装置
を組合せて構成してもよく、本発明を実施しうる程度に
表示状態を変化可能であればよい。電気的発光源は、例
えば、LED、ランプ等の発光部材であることが挙げら
れる。なお、クリア部材とは、透明又は半透明(色付き
でも色無しでも良い)の部材であることが挙げられる。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、本体枠
の、クリア部材で形成した前方部位と、発光ユニットの
前面との間に形成した空間部により、ワープ通路を構成
したので、該ワープ通路の内部は、クリア部材の前方部
位を透視することにより、弾球遊技機の前面側から視認
することができる。従って、ワープ通路を流下する遊技
球の流下状態を遊技者が見て楽しめるようになる。ま
た、前面構成部材の本体枠に形成された配設部に対し、
該本体枠における少なくとも発光ユニットの前方に位置
する前方部位と、発光ユニットの前面との間に空間部を
形成した状態で当該発光ユニットを配設したので、即
ち、換言すれば、ワープ通路の奥に発光ユニットを配設
したので、電気的な装飾装置(つまり、発光ユニット)
も前面構成部材(の遊技盤面方向寸法)を必要以上に大
型化することなく、ワープ通路と発光ユニットの双方を
配設できる。加えて、発光ユニットによる電気的な発光
によってワープ通路を流下する遊技球(ワープ球)を装
飾するといった従来にない斬新な態様でワープ球の装飾
が行えることとなり、より一層興趣性を向上させること
ができる。しかも、装飾装置としての発光ユニットの取
り付けについては、配設部に発光ユニットを後方から挿
入した状態で該発光ユニットの裏面を覆うように区画部
材を本体枠に取り付けるだけで行えるので、該発光ユニ
ットの取り付けを、例えばネジ止め等の面倒な作業を必
要とせずに簡単に行うことが可能となり、発光ユニット
が故障した場合にもその交換作業を容易に行うことがで
きる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の弾球遊技機において、前記発光ユニットは、前記電気
的発光源を設けた基盤と、前記基盤を収納する収納部材
とから構成され、前記収納部材の前面壁部は光透過可能
に構成されているとともに、該前面壁部の前面は前記ワ
ープ通路の後端壁面を構成している一方、該前面壁部の
前記前面に対し裏面は光を散乱させる光散乱形状に加工
されていることを特徴としている。
【0009】ここで、収納部材の前面壁部は、透明又は
半透明(色付きでも色無しでも良い)に構成されている
ことが挙げられる。また、光散乱形状は、例えば、表面
に多数の小突起(例えば、ピラミッド形状の小突起)が
形成されている形状であることが挙げられる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、発光ユニ
ットは、電気的発光源を設けた基盤と、基盤を収納する
収納部材とから構成され、この収納部材の前面壁部は光
透過可能に構成されているとともに、該前面壁部の前面
はワープ通路の後端壁面を構成している一方、該前面壁
部の前面に対し裏面は光を散乱させる光散乱形状に加工
されているので、発光ユニットの前面壁部を利用してス
ペース的に限りのある領域に対してワープ通路を効率よ
く構成することができる。その上、該前面壁部の裏面が
光散乱形状であるので装飾性の高い発光表現が可能とな
り、各種遊技状態の装飾のほか、ワープ球の装飾をより
効果的に行うことが可能となる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の弾球遊技機において、前記第1壁部に
おける前記ワープ通路を形成する部位をクリア部材で形
成したことを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、第1壁部
におけるワープ通路が形成される部位をクリア部材で形
成したので、表示用開口部の内側方向からもワープ通路
を流下する遊技球を見ることが可能となり、ワープ通路
を流下する遊技球の視認性を更に向上でき興趣を高める
ことができる。その上、電気的発光源の発光も効率よく
表現でき、各種遊技状態の装飾および、ワープ球の装飾
効果を更に高めることができる。即ち、通常、パチンコ
遊技機等の弾球遊技機においては、表示用開口部を遊技
盤の中央に配設し、遊技者の座席を該遊技機の正面中央
に配設するため、遊技者の視点は、表示用開口部の内側
寄りに位置するので、表示用開口部の内側方向からもワ
ープ通路を流下する遊技球を見ることを可能とすること
により、該遊技球の視認性を更に向上できるのである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れかに記載の弾球遊技機において、前記本体
枠の側部から上部にかけての部分における前記第1壁部
と第2壁部との間隔により、前記発光ユニットから延出
されるリード線を収納して該本体枠の上部に導く配線処
理部を形成したことを特徴としている。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、本体枠の
側部から上部にかけての部分における前記第1壁部と第
2壁部との間隔により、発光ユニットから延出されるリ
ード線を収納して該本体枠の上部に導く配線処理部を形
成したので、発光ユニットから延びるリード線を前面構
成部材の形状を利用して効率よく収納するとともに接続
先に向け導くことができ、リード線の断線や前面構成部
材の裏面側の配線が乱雑になり各種作業に邪魔になるこ
とを防止できる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れかに記載の弾球遊技機において、前記ワー
プ通路内を流下する遊技球の流下勢を減衰させるために
各々該ワープ通路の左右の内壁面より該ワープ通路内側
方向に突出する複数の突出部を、左右の内壁面で互いに
段違いに配置し、前記突出部の後端部によって前記発光
ユニットの前方移動を規制することにより、該発光ユニ
ットの前後方向の位置決めを行うようにしたことを特徴
としている。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、ワープ通
路内を流下する遊技球の流下勢を減衰させるために各々
該ワープ通路の左右の内壁面より該ワープ通路内側方向
に突出する複数の突出部を、左右の内壁面で互いに段違
いに配置し、突出部の後端部によって発光ユニットの前
方移動を規制することにより、該発光ユニットの前後方
向の位置決めを行うようにしたので、ワープ球があまり
にも勢いよく流下する結果、例えば、表示部に衝突した
り、或いは、始動入賞口への入賞率が低下したりするこ
とを防止できる。しかも、突出部の後端部によって、発
光ユニットを前後方向に位置決めして取り付けることが
できる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の弾球遊技機において、前記複数の突出部の一部によ
り、前記発光ユニットの上下方向の位置決めを行うよう
にしたことを特徴としている。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、複数の突
出部の少なくとも一部により、発光ユニットの上下方向
の位置決めを行うようにしたことので、突出部により、
発光ユニットを上下方向に位置決めして取り付けること
ができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6の何れかに記載の弾球遊技機において、前記前面
構成部材は、前記本体枠よりも前方に突出することによ
り前記遊技領域に突出する鎧部を備えているとともに、
前記鎧部よりも下方には、前記ワープ通路と連通し、前
記表示用開口部の外側の遊技領域を流下する遊技球を該
ワープ通路内に流入可能とするワープ入口を備えること
を特徴としている。
【0020】ここで、鎧部とは、前面構成部材の上方か
ら流下する遊技球が表示部に衝突することを防護する庇
(ひさし)状の部分のことである。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、前面構成
部材は、本体枠よりも前方に突出することにより遊技領
域に突出する鎧部を備えているとともに、鎧部よりも下
方には、ワープ通路と連通し、表示用開口部の外側の遊
技領域を流下する遊技球を該ワープ通路内に流入可能と
するワープ入口を備えるので、前面構成部材に効率よく
ワープ入口を設けることができ、また、ワープ入口への
遊技球の流入状態を見やすくすることができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7の何れかに記載の弾球遊技機において、前記前面
構成部材における前記表示用開口部の下部内周部には、
遊技球が転動可能な遊技球転動部が形成され、前記遊技
球転動部は、転動する遊技球を前記前面構成部材の下方
の遊技領域に流下可能な第1転動部と、転動する遊技球
を前記前面構成部材の下方の遊技領域に配設される始動
入賞口へ向けて流下誘導可能な流下誘導部が形成される
第2転動部と、を、前記第2転動部よりも前記第1転動
部が前側に位置するとともに、双方の境界位置より立設
された区画壁によって互いに区画された状態で備え、前
記ワープ通路と連通し、該ワープ通路内を流下する遊技
球を前記第2転動部に導出するワープ出口を更に備える
ことを特徴としている。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、前面構成
部材における表示用開口部の下部内周部には、遊技球が
転動可能な遊技球転動部が形成され、遊技球転動部は、
転動する遊技球を前面構成部材の下方の遊技領域に流下
可能な第1転動部と、転動する遊技球を前面構成部材の
下方の遊技領域に配設される始動入賞口へ向けて流下誘
導可能な流下誘導部が形成される第2転動部と、を第2
転動部よりも第1転動部が前側に位置するとともに、双
方の境界位置より立設された区画壁によって互いに区画
された状態で備え、ワープ通路と連通し、該ワープ通路
内を流下する遊技球を第2転動部に導出するワープ出口
を更に備えるので、遊技球の転動態様を多彩にすること
ができ興趣性を高めることができる。また、ワープ出口
から導出された遊技球は高い確率で始動入賞口へ入賞す
るようになるので、ますますワープ通路を流下する遊技
球に遊技者の関心が集まることとなり、そのワープ球の
視認性および装飾性を高めたことが効果的となる。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の弾球遊技機において、前記発光ユニットは、1つずつ
の前記ワープ通路に対応して複数の電気的発光源を配設
し、前記ワープ入口から流入した遊技球を検出する検出
手段を備えて、該検出手段からの検出信号に基づき、前
記ワープ通路における遊技球の流下に対応した移動発光
態様となるように前記複数の電気的発光源の発光制御を
行うようにしたことを特徴としている。
【0025】請求項9に記載の発明によれば、発光ユニ
ットは、1つずつのワープ通路に対応して複数の電気的
発光源を配設するとともに、ワープ入口から流入した遊
技球を検出する検出手段を備えて、該検出手段からの検
出信号に基づき、ワープ通路における遊技球の流下に対
応した移動発光態様となるように複数の電気的発光源の
発光制御を行うようにしたので、従来にない斬新なワー
プ球の装飾が行え、極めて興趣性を高めることができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施の形態について説明する。本実施の形態は、本
発明に係る弾球遊技機の適例としてのパチンコ遊技機、
特に、いわゆる「セブン機」に属するタイプのパチンコ
遊技機について説明を行うものである。
【0027】図1に示すように、本実施の形態のパチン
コ遊技機は、内部の遊技領域1a内に遊技球を発射して
(弾球して)遊技を行うもので、その前側上半部のガラ
ス板の奥側には、遊技領域1aを構成する遊技盤1が設
置されている。遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊
技領域1aには、普図始動ゲート6,6、普通図柄(普
図)の変動表示ゲームを表示する普図変動表示器7、普
図変動表示ゲームの結果如何によって開閉部材9a,9
aを開閉させる普通変動入賞装置9、特別図柄(特図)
の変動表示ゲームの表示等を行う、例えば液晶表示装置
(表示装置本体)4aとこの液晶表示装置4aの前面側
に配設される前面構成部材700等を備える変動表示装
置4、特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、風車と
呼ばれる打球方向変換部材14,…、サイドランプ1
2,12、多数の障害釘(図示省略)等が配設されてい
る。また、遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を
回収するためのアウト穴13が設けられている。
【0028】特図の変動表示装置4は、例えば、表示状
態が変化可能な特図の表示画面(表示部)4gを有する
液晶表示装置(表示装置本体)4aを備え、この特図の
表示画面4gにおいて複数種類の識別情報(例えば、図
柄、数字、記号など)を変動表示させることにより特図
の変動表示ゲームを実行可能となっている。また、特図
の変動表示装置4の上方(具体的には、例えば、後述す
る前面構成部材700の鎧部780の上部)には、普通
変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図変動表示ゲーム
が未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始
動記憶表示器4b,…が設けられている。普図変動表示
器7は、例えば、7セグメント型のLEDなどによって
構成され、普通図柄(例えば、図柄、数字、記号など)
の変動表示ゲームが行われるようになっている。また、
例えば、正面視右側の一般入賞口8の下部には、普図始
動ゲート6,6を遊技球が通過(普図の始動入賞)して
普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を
表示する普図始動記憶表示器6aが配設されている。
【0029】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普図の変動表示器7における変動表示ゲ
ームの結果が特別の結果態様となった場合には、逆
「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9に遊技球が流
入し易い状態に変化されるようになっている。この普通
変動入賞装置9は、特図の始動口(始動入賞口)も兼ね
る。
【0030】特別変動入賞装置5は、アタッカー形式の
開閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の変動表示ゲームの
結果が特別結果態様(例えば、「7、7、7」等、ゾロ
目数字の何れか)となって大当たり等が発生した場合
に、大入賞口5bが開放されるようになっている。
【0031】ここで、遊技を開始することにより遊技領
域1a内に打ち込まれた遊技球が、一般入賞口8、普通
変動入賞装置9、大入賞口5bのいずれかに入賞する
と、それぞれ所定数の賞球が排出(払い出し)されるよ
うになっている。
【0032】また、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技
球が、普図始動ゲート6,6内を通過すると、普図変動
表示器7において普図の変動表示ゲームが行われる。こ
の普図の変動表示ゲームは、普図変動表示器7の点灯状
態を所定時間変動表示させた後、停止表示させることに
より行うようになっている。この普図の変動表示ゲーム
の結果、普図変動表示器7における停止表示が特別の結
果態様となれば、普図の当たりとなって、普通変動入賞
装置9が所定時間(例えば、0.5秒間)開放される。
それにより、普通変動入賞装置9に遊技球が入賞しやす
くなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
【0033】また、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技
球が、普通変動入賞装置9に入賞すると、特図の変動表
示装置4の表示画面4gにおいて、複数種類の識別情報
が変動表示される特図の変動表示ゲームが開始される。
この特図の変動表示ゲームの結果として、表示画面4g
の表示態様が特別結果態様(例えば、「1,1,1」
等、ゾロ目数字の何れか)となった場合には、大当たり
となって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)とな
る。この大当たり状態中は、特別変動入賞装置5の大入
賞口5bを閉じた状態から開放状態に変換するサイクル
遊技が、所定回数を限度に行われ、これにより遊技者は
遊技球を大量獲得する機会を得る。すなわち、パチンコ
遊技機は、特図変動表示ゲームの結果、予め定められた
特別結果態様となることに関連して、遊技者に有利な特
別遊技状態が発生するといった所定の遊技価値を付与可
能となる。
【0034】なお、遊技盤1の裏面側には、図示は省略
するが、球の排出動作等を制御する排出制御装置、遊技
領域に設けられた変動表示装置4の表示制御を行う表示
制御装置、パチンコ遊技機が備えるランプやLEDなど
の発光部材の点灯・点滅状態を制御する装飾制御装置、
スピーカ等の出力を制御する音制御装置、遊技機前面の
操作ハンドル(図示略)の操作に基づき遊技球を遊技領
域に発射させる発射装置、この発射装置の制御を行う発
射制御装置、及び、これら各制御装置等を統括制御する
遊技制御装置等が設けられている。
【0035】このように、本実施形態のパチンコ遊技機
は、遊技領域1aが形成された遊技盤1に、表示状態が
変化可能な(表示画面4gを有する)変動表示装置4を
配設した弾球遊技機である。
【0036】次に、本発明に係る要部について説明す
る。
【0037】<変動表示装置の概略説明>先ず、変動表
示装置4は、図2に示すように、表示画面(表示部)4
gを有する液晶表示装置(表示装置本体)4aと、この
液晶表示装置4aの前面側に配される前面構成部材70
0とを備えて概略構成されている。この前面構成部材7
00は、表示画面4gを底面として前面側に開口する凹
室701のうち底面を除く部分を形成する表示用開口部
702を有している。即ち、変動表示装置4は、表示部
4gを有する表示装置本体4aと、表示装置本体4aの
前面側に配設されるとともに、表示部4gを底面として
前面側に開口する凹室701を形成する表示用開口部7
02を有する前面構成部材700とを備えて概略構成さ
れている。
【0038】<前面構成部材の概略説明>変動表示装置
4の前面構成部材700は、例えば、図2、図3、図
5、図6に示すように、正面視略ロ字状の本体枠710
と、この本体枠710の上部前面に設けられ、前面構成
部材700の上方から流下する遊技球が表示画面4gに
衝突することを防護する庇(ひさし)状の鎧部780
と、本体枠710の裏面側に取り付けられ、表示画面4
gを区画する表示用窓枠791を形成する正面視略ロ字
状の区画部材790と、を備えて概略構成されている。
さらに、前面構成部材700は、表示用開口部702の
外側から内側に遊技球を移すための通路本体(ワープ通
路)752を有するワープ通路部750、通路本体75
2の奥の配設部810に配設され、電気的発光源(例え
ば、LED802)を有する発光ユニット800(図4
〜図6)、この発光ユニット800から延出されるリー
ド線804(図4に一部のみ図示)を収納して本体枠7
10の上部に導く配線処理部820、表示用開口部70
2の下部内周部に形成され、遊技球が転動可能な遊技球
転動部830(何れも詳細後述)等を備えている。
【0039】<本体枠の概略説明>前面構成部材700
の本体枠710は、遊技盤1の前面に沿うように設けら
れる正面視略ロ字状の取付用板状部720と、この取付
用板状部720の裏面より後方に向け立設された第1壁
部730および第2壁部740とを備えて概略構成され
ている。図6に示すように、第1壁部730は第2壁部
740よりも内側に配設され、第1壁部730と第2壁
部740とは互いに所定間隔に設定されている。第1壁
部730は、表示用開口部702の内周壁(の例えば一
部)を形成している。より具体的には、第1壁部730
は、例えば、表示用開口部702の内周壁の左右両側部
と上部とを形成している。従って、第1壁部730は、
例えば、下側に開放する略コ字形状をなしている。他
方、第2壁部740は、本体枠710の略ロ字形状に沿
って、略ロ字状に形成されている。そして、第2壁部7
40は、例えば、後述する遊技球転動部構成部材870
とともに、表示用開口部702の内周壁の下部を形成し
ている。さらに、本体枠710における少なくとも発光
ユニット800の前方に位置する前方部位712はクリ
ア部材で形成している。ここで、クリア部材とは、例え
ば、該クリア部材の内側に配設された部材を、該クリア
部材を介して外側から透視可能な部材である。このクリ
ア部材は、例えば、透明又は半透明の合成樹脂からなる
部材であり、無色又は色付きの何れでも良いが、無色透
明であることが、透視性の観点から最も好ましい。な
お、具体的には、例えば、本体枠710においてクリア
部材としているのは、図5に示すワープ前面構成部材7
13の全体であり、従って、前方部位712に限らず、
第1壁部730において通路本体(ワープ通路)752
の一部を構成する部分714(第1壁部におけるワープ
通路を形成する部位)、第1壁部730において配設部
810の一部を構成する部分、ワープ通路部750の前
方突出部760、ワープ通路部750の下流部分755
等がクリア部材となっている。
【0040】<発光ユニットの説明>発光ユニット80
0は、例えば図5に示すように、電気的発光源としての
LED802を設けたLED基盤(基盤)801と、こ
のLED基盤801を収納する収納部材803とを備え
て概略構成されている。このうち収納部材803は、後
方に向け開口する凹室状に形成されていて、該収納部材
803内にLED基盤801を後方から収納した状態
で、該LED基盤801を収納部材803に対し、例え
ば、ビス等の止着部材により止着することにより、LE
D基盤801が収納部材803内に固定されている。こ
の収納部材803は、例えば透明又は半透明(色付きで
も無色でも良い)の合成樹脂の部材でに構成されている
ことにより、光透過可能に構成されている。この収納部
材803は、具体的には、例えば、色が付いていて、該
収納部材803の手前側においての遊技球の存在を見や
すく(認識しやすく)している。さらに、収納部材80
3の前面壁部803aの前面に対し裏面は、光を散乱さ
せる光散乱形状に加工されている。収納部材803の該
裏面には、例えば、多数の小突起(図示略;例えば、ピ
ラミッド形状の小突起)が形成され、このため、該裏面
は光を散乱させるようになっている。また、前面壁部8
03aの前面は、詳細を後述するワープ通路部750の
通路本体752の後端壁面を構成する。なお、発光ユニ
ット800のLED基盤801からはリード線804
(図4に一部のみ図示)が延出されている。また、収納
部材803には、このリード線804を上方に向けて導
出させるための配線導出用切欠部803bが形成されて
いる。
【0041】<配設部の説明>このような発光ユニット
800が配設される配設部810は、本体枠710の第
1壁部730と第2壁部740との間隔のうち、該本体
枠710における左右両側部に位置する部分の、例えば
奥側半部に形成されている。この配設部810は、該配
設部810の後方から発光ユニット800を(例えば摺
動させながら)挿入可能な寸法形状に形成されている。
なお、本体枠710の第1壁部730と第2壁部740
との間隔のうち、該本体枠710における側部に位置す
る部分のうち、前側半部(つまり、配設部810の前側
の空間部)は、後述するワープ通路部750の通路本体
752を構成する。即ち、本体枠710における少なく
とも発光ユニット800の前方に位置する前方部位71
2と発光ユニット800の前面との間に空間部を形成し
た状態で発光ユニット800を配設部810に配設し、
該空間部により、ワープ通路部750の通路本体752
を構成するようになっている。
【0042】<配線処理部の説明>発光ユニット800
のLED基盤801から延出されるリード線804を収
納して本体枠710の上部に導く配線処理部820は、
第1壁部730と第2壁部740との間隔のうち、本体
枠710における側部から上部にかけての部分に(左右
それぞれ)形成されている。なお、第2壁部740の上
部には、配線処理部820により上部に導かれたリード
線804を本体枠710の上方に導出させるための配線
導出用切欠部741が形成されている。
【0043】<鎧部の説明>鎧部780は、本体枠71
0の(取付用板状部720の)上部前面に設けられてい
る。この鎧部780は、本体枠710の上辺に沿う上辺
側部分781と、本体枠710の正面視左辺に沿う左辺
側部分782と、本体枠710の正面視右辺に沿う右辺
側部分783とを備えて概略構成されている。なお、左
辺側部分782と右辺側部分783は、それぞれ、例え
ば、本体枠710の左辺ならびに右辺において上端部か
ら上下方向中央部付近にかけての部分に設けられてい
る。ここで、鎧部780は、本体枠710(の取付用板
状部720)の前面に設けられているため、遊技盤面に
沿って設けられる本体枠710よりも前方に突出してい
る。このため、鎧部780は、遊技領域1aに向け突出
している。これにより、鎧部780は、前面構成部材7
00の上方から流下する遊技球が液晶表示装置4aの表
示画面4gに衝突することを防護して(阻止して)、該
遊技球を前面構成部材700の左右両側に振り分けるよ
うに流下案内することができる。この鎧部780は、例
えば、当該パチンコ遊技機のテーマに関連する装飾部を
備えている。即ち、具体的には、例えば、顔を模した装
飾部785(目を模した装飾部786、鼻を模した装飾
部787および髭を模した装飾部788を含む)、手の
爪を模した装飾部789などを備え、当該鎧部780の
装飾性を高めている。さらに、例えば、装飾部786、
787、788は、それぞれ無色又は色付の透明部材か
らなるとともに、該装飾部786〜788の奥には、例
えばLED等の発光部材(図示略)を備える基盤(図示
略)が設けられ、この発光部材の点灯状態を変化させる
ことにより、より一層装飾性が高まるようになってい
る。なお、この鎧部780の上部には、例えば、特図始
動記憶表示器4b,…が配設されている。
【0044】<区画部材の説明>区画部材790は、そ
の内径が、つまり、表示用窓枠791の寸法が、表示用
開口部702の内径よりも小さく設定されていて、該区
画部材790を本体枠710の裏側に取り付けた状態を
正面視すると、図2に示すように、区画部材790の内
周が表示用開口部702の内側を縁取るような状態とな
る。また、本体枠710の裏側には、図6に示すよう
に、第1及び第2壁部730,740の間隔部分等から
なる開口部が後方に向け開口しているが、区画部材79
0は、この開口部を覆い隠すことが可能な寸法に設定さ
れている。従って、配設部810に発光ユニット800
を配設すると共に、該発光ユニット800からのリード
線を配線処理部820内に収納した状態で、本体枠71
0の裏側に区画部材790を取り付けることにより、発
光ユニット800およびリード線の、第1及び第2壁部
730,740の間隔からの後方脱落を防止することが
できる。なお、具体的には、区画部材790は、該区画
部材790を本体枠710の裏側に取り付けた際に外周
が第2壁部750の後端部に沿うような寸法形状に形成
されている。この区画部材790には、図5及び図6に
示すように、該区画部材790を本体枠710に対し、
例えばビスなどの止着部材により止着するための複数の
止着穴792が形成されている他、該区画部材790を
本体枠710(の第1壁部730の上部)に対し位置決
めするための爪部793と、該区画部材790の周縁部
に沿って形成され該区画部材790を補強するリブ79
4とを備えている。他方、本体枠710には、図6に示
すように、区画部材790を、止着穴792を介してビ
スなどの止着部材により止着するための複数のボス71
1が、例えば、第1及び第2壁部730,740の間隔
に位置して形成されている。さらに、図5に示すよう
に、区画部材790の前面には、配設部810に発光ユ
ニット800を配設した状態で該区画部材790を本体
枠710に取り付けた際に、発光ユニット800の収納
部材803内に入り込んで該収納部材803内のLED
基盤801を後ろ側から押さえ付ける基盤押さえ部79
5が形成されている。加えて、区画部材790におい
て、該区画部材790を本体枠710に取り付けた際に
第2壁部740の導出用切欠部741と対応する位置に
は、配線導出用切欠部796が形成されている。なお、
上記爪部793は、例えば、この配線導出用切欠部79
6に配設されている。
【0045】<転動部の説明>前面構成部材700にお
ける表示用開口部702の下部内周部には、図3等に示
すように、遊技球が転動可能な遊技球転動部830が形
成されている。なお、この遊技球転動部830は、ほぼ
全体が遊技盤面(遊技領域)よりも奥まった位置に配設
される。この遊技球転動部830は、転動する遊技球を
前面構成部材700の下方の遊技領域に流下可能な第1
転動部840と、転動する遊技球を前面構成部材700
の下方の遊技領域に配設される普通変動入賞装置(始動
入賞口)9へ向けて流下誘導可能な流下誘導部851が
形成される第2転動部850と、を備えて概略構成され
ている。ここで、第1転動部840は、第2転動部85
0よりも前側に位置している。また、これら第1及び第
2転動部840,850は、双方の境界位置より立設さ
れた区画壁860によって互いに区画された状態となっ
ている。これら第1及び第2転動部840,850は、
それぞれ、例えば、1個の遊技球を左右方向に転動可能
な程度の前後幅に設定されている。
【0046】このうち、前側の第1転動部840は、図
3に示すように、例えば、左右方向において中央部に向
けて段階的に低くなる階段状部841(具体的には、例
えば、4段の階段状部)を左右両側部分にそれぞれ(左
右対称に)備えている。なお、階段状部841の各段
は、第1転動部840の左右方向中央部に向けそれぞれ
下り傾斜していて、各段において遊技球が滞留してしま
うことが防止されている。また、第1転動部840は、
左右の階段状部841の間に(つまり、第1転動部84
0の左右方向中央部に)、該第1転動部840を転動す
る遊技球を前面構成部材700の下方の遊技領域に流下
可能な流下部842を備えている。この流下部842
は、左右の階段状部841における最下段よりも更に1
段低く形成されている。この流下部842は、左右方向
においては略水平に形成されているが、遊技球が該流下
部842に滞留してしまうことを防止するために前後方
向においては手前側に向け僅かに下り傾斜している。な
お、この流下部842の左右方向における中央部には、
例えば、該流下部842からの突出高さの低い台状部8
42aが形成されている。さらに、本体枠710の取付
用板状部720において、例えば、第1転動部840の
階段状部841の手前側部分は、該階段状部841より
も上方に向け起立した起立壁部721となっていて、該
階段状部841を転動する遊技球が、該階段状部841
から手前側にこぼれ落ちてしまうことを抑制し、該遊技
球を当該第1転動部840の流下部842に向けて好適
に案内可能となっている。
【0047】他方、第2転動部850は、例えば、該第
2転動部850の左右方向において外側部分に、それぞ
れ直線状傾斜部855を備えている。この直線状傾斜部
855は、それぞれ、第2転動部850の左右方向にお
いて中央側に向けて僅かに下り傾斜している。さらに、
各直線状傾斜部855の内側部分には、下に凸な円弧状
部856を備えている。なお、各円弧状部856は、第
1転動部840の流下部842よりも高くなっていて、
該流下部842と円弧状部856との境界位置には段差
が形成されている。さらに、双方の円弧状部856の
間、つまり、第2転動部850の左右方向において中央
部には、メイン流下誘導部(流下誘導部)852が形成
されている。なお、メイン流下誘導部852は、第1転
動部840の流下部842よりも高くなっていて、該流
下部842とメイン流下誘導部852との境界位置には
段差が形成されている。さらに、双方の円弧状部856
には、それぞれサブ流下誘導部(流下誘導部)853が
形成されている。これらメイン流下誘導部852、サブ
流下誘導部853は、それぞれ、当該第2転動部850
を転動する遊技球を前面構成部材700の下方の遊技領
域に配設された普通変動入賞装置(始動入賞口)9へ向
けて流下誘導可能とさせるものであり、これらメイン流
下誘導部852およびサブ流下誘導部853により流下
誘導部851を構成している。このうちメイン流下誘導
部852は、例えば、遊技球と略等しいか或いは遊技球
よりも僅かに大きい曲率半径に形成され、軸方向が前後
方向を向く樋状の誘導路である。従って、メイン流下誘
導部852に遊技球が収まった場合には、該遊技球を手
前側に向け真っ直ぐに誘導することができる。また、メ
イン流下誘導部852の手前側に位置する第1転動部8
40の流下部842は左右方向において略水平であるた
め、メイン流下誘導部852により誘導された後の遊技
球の進行方向を変更させる作用を及ぼさないので、該遊
技球を引き続き、手前側に向け真っ直ぐに転動させるこ
とができる。さらに、普通変動入賞装置9は、左右方向
における位置がメイン流下誘導部852と等しく設定さ
れている。従って、メイン流下誘導部852に遊技球が
収まった場合には、この遊技球を、普通変動入賞装置9
へ向けて流下誘導することができ、該普通変動入賞装置
9内に高い確率で入賞させることができる。なお、メイ
ン流下誘導部852は、該メイン流下誘導部852内に
遊技球が滞留してしまうことを防止するため、手前側に
向け僅かに下り傾斜している。さらに、詳細には、メイ
ン流下誘導樋852の左右方向において中央部の手前側
部分には、手前側に向けて下り傾斜する樋状の小誘導部
852aが形成されている。従って、当該メイン流下誘
導樋852内の遊技球を手前側に向けて真っ直ぐに誘導
する作用を、より一層好適に奏することができるように
なっている。他方、サブ流下誘導部853は、例えば、
手前側に向け傾斜する傾斜部であり、円弧状部856に
おいて、第1転動部840の流下部842奥に位置する
部分に形成されている。このサブ流下誘導部853は、
円弧状部856を第2転動部850における左右方向中
央側に向け転動する遊技球を、メイン流下誘導部852
と比べて低い確率で普通変動入賞装置9に向けて流下誘
導することができる。ただし、第1転動部840(流下
部842)から直接流下する場合よりは、普通変動入賞
装置9へ入賞する確率が高く設定されている。なお、こ
の場合の誘導経路は、第1転動部840の流下部842
を奥から手前に向け斜めに横切るような経路となる。こ
こで、第1転動部840の流下部842中央の台状部8
42aが、サブ流下誘導部853から流下部842を介
して普通変動入賞装置9に向けて流下誘導する遊技球の
転動を妨げるため、このことによっても、サブ流下誘導
部853により流下部842を介して普通変動入賞装置
9に向けて流下誘導する場合よりも、メイン流下誘導部
852により流下部842を介して普通変動入賞装置9
に向けて流下誘導する場合の方が入賞確率が高くされて
いる。
【0048】また、第1及び第2転動部840,850
の間の区画壁860は、例えば、階段状部841の奥の
部分のみに形成されている。より具体的には、階段状部
841と直線状傾斜部855との間、並びに、階段状部
841と円弧状部856においてサブ流下誘導部853
よりも直線状傾斜部855寄りの部分との間に形成され
ている。この区画壁860が、第1転動部840,第2
転動部850を転動する遊技球をそれぞれ案内するの
で、第1転動部840と第2転動部850とで、各々独
立に遊技球を転動させることができるようになってい
る。
【0049】なお、遊技球転動部830において第1転
動部840の流下部842と第2転動部850とは、例
えば、本体枠710とは別部材の遊技球転動部構成部材
870により構成されている。この遊技球転動部構成部
材870は、例えば、本体枠710の裏側より、例え
ば、ビス等の止着部材により止着することにより本体枠
710に取り付けられている。或いは、遊技球転動部構
成部材870を本体枠710の裏側にあてがった状態
で、該遊技球転動部構成部材870の後ろ側から区画部
材790を本体枠710を取り付けることにより、該本
体枠710と区画部材790とにより遊技球転動部構成
部材870を挟持させて該遊技球転動部構成部材870
の取り付けを行うようにしても良い。他方、遊技球転動
部830において残りの部分、つまり、第1転動部84
0の階段状部841は、例えば、第2壁部740におい
て本体枠710の下辺に位置する部分の上面により構成
されている。従って、第2壁部740は遊技球転動部構
成部材870とともに表示用開口部702の内周壁の下
部を形成しているといえる。ただし、遊技球転動部83
0は、この例に限らず、本体枠710の一部により第1
及び第2転動部840,850の全てを構成しても良
し、或いは、第1及び第2転動部840,850の全て
を遊技球転動部構成部材870により構成しても良い。
【0050】<ワープ通路部の構成>図1〜図3等に示
すように、ワープ通路部750は、例えば、前面構成部
材700の左右両側にそれぞれ1つずつ備えられてい
る。各ワープ通路部750は、図4等に示すように、表
示用開口部702の外側の遊技領域を流下する遊技球を
当該ワープ通路部750内に流入可能とさせるワープ入
口751と、このワープ入口751より流入した遊技球
を表示用開口部702の外側から内側へと流下案内する
通路本体(ワープ通路)752と、この通路本体752
を流下した遊技球を表示用開口部702の内側に排出さ
せるワープ出口756等を備えて概略構成されている。
なお、通路本体752は、便宜上、図4に示すように、
上流部分753、中流部分754、および、下流部分7
55に分けて説明する。また、ワープ入口751、通路
本体752、および、ワープ出口751の各内径は、少
なくとも1個の遊技球が通過可能な寸法に設定されてい
る(具体的には、例えば、1個の遊技球が通過可能な程
度の寸法)。左右の各ワープ通路部750は、図3及び
図4に示すように、遊技盤1よりも(本体枠710の取
付用板状部720よりも)前方に突出することにより遊
技領域1a内に突出した前方突出部760と、遊技盤1
の奥に(ほぼ)埋設された後方埋設部770(後方埋設
部770と取付用板状部720とは互いの前面が略面一
となっている)と、に大きく分かれた構成となってい
る。このうち前方突出部760は、例えば、鎧部780
より下方に位置し(例えば、鎧部780の左辺側部分7
82と右辺側部分783の各々の下側に位置し)てい
て、ワープ入口751と、通路本体752の一部(上流
部分753)とを備える。他方、後方埋設部770は、
表示用開口部702の、第1壁部730を隔てた外側
(左右方向において外側)に位置し(従って、正面視す
ると表示画面4gのすぐ脇に位置し)、通路本体752
の残りの部分(中流部分754及び下流部分755)
と、ワープ出口756とを備えている。
【0051】左側のワープ通路部750におけるワープ
入口751は、前方突出部760の左端部分において左
側に向け開口した開口部であり、同様に、右側のワープ
通路部750におけるワープ入口751は、前方突出部
760の右端部において右側に向け開口した開口部であ
る。即ち、ワープ入口751は、それぞれ、左右方向外
側に向け開口した開口部である。そして、各ワープ入口
751は、対応する(左側は左側の、右側は右側の)通
路本体752(の上流部分753)と連通している。通
路本体752の上流部分753は、例えば、左右方向中
央寄りに向けて下り傾斜する下り通路となっていて、該
上流部分753内で遊技球が滞留してしまうことを防止
し、好適に通路本体752の中流部754へと遊技球を
流下案内できるように構成されている。ここで、通路本
体752の上流部分753は前方突出部760に設けら
れているのに対し、中流部分754は後方埋設部770
に設けられているため、上流部分753と中流部分75
4との中間部分は、手前から奥(後方)に遊技球を案内
する後方案内部757となっている。
【0052】また、通路本体752の中流部分754
は、例えば、略鉛直に垂下する鉛直流下通路となってい
る。この中流部分754の左右両側壁には、該中流部分
754内を(通路本体752内を)流下する遊技球の流
下勢を減衰させるために各々該中流部分754の左右の
内壁面より該中流部分754の内側方向に突出する複数
の突出部758が、左右の内壁面で互いに段違いに形成
されている。つまり、通路本体752内を流下する遊技
球の流下勢を減衰させるための複数の突出部758が、
第1壁部730と第2壁部740の互いに対向する面に
形成されている。これら突出部758は、例えば、手前
から奥に向け延在する線状突出部である。これら突出部
758の後端部は、第1及び第2壁部730,740の
互いに対向する面において、手前側端部から中央部付近
にかけての部分に形成されている。そして、これら突出
部758は、各々の後端部により、発光ユニット800
を手前方向に移動規制する機能を兼ね備えている(発光
ユニット800の前端面が突出部758の後端部に当接
してそれ以上に前方移動できないため)。ただし、例え
ば、最下段の突出部758のみは、配設部810に達す
るまで(具体的には、例えば、配設部810の後端部に
達するまで)後方に延在していて、該最下段の突出部7
58により発光ユニット800を上下方向に位置決めす
ることができるようになっている(発光ユニット800
の下端面が最下段の突出部758に当接してそれ以上に
下方移動できないため)。なお、発光ユニット800
(収納部材803)の下端面における左右方向周縁辺部
には、この位置決めの際に最下段の突出部758と嵌合
する段差部803dが形成されている。この段差部80
3bは、発光ユニット800を配設部810内に後方か
ら挿入する際に、最下段の突出部758に対し摺動す
る。
【0053】また、通路本体752の下流部分755
は、例えば、遊技球を後方に案内する後方案内通路とな
っている。これは、ワープ通路部750により流下案内
した遊技球をワープ出口756より排出するべき第2転
動部850の前後方向位置が、中流部分754よりも後
方に位置するためである。なお、中流部分754の前後
方向位置は、例えば、第1転動部840と略等しく設定
され、第2転動部850の前後方向位置は、例えば、発
光ユニット800(配設部810)と略等しく設定され
ている。なお、この下流部分755の前側下部には、例
えば、第2壁部740より上方に突出し、上面が後方に
向け下り傾斜した突出部755a(図6参照)が形成さ
れ、この突出部755aにより、該下流部分755の遊
技球を後方に向け流下誘導することができるようになっ
ている。従って、該下流部分755での遊技球の滞留が
防止されている。
【0054】また、ワープ出口756は、例えば、第1
壁部730(の例えば下端部)に形成された切欠部73
2により構成されている。ここで、下流部分755の後
ろ側底面755bは、例えば、本体枠710において左
右方向中央寄りに向け下り傾斜していて、該下流部分7
55に達した遊技球を、ワープ出口756を介して第2
転動部850に向け好適に流下誘導できるようになって
いる。
【0055】<発光ユニットの取り付け>発光ユニット
800を本体枠710に取り付けるためには、先ず、第
1壁部740と第2壁部750の間の配設部810に発
光ユニット800を配設する。つまり、発光ユニット8
00を後方から配設部810内に挿入する(図4の矢印
A方向)。この挿入動作は、発光ユニット800の(収
納部材803の)前面が通路本体752の突出部758
(最下段の突出部758を除く)の後端部に当接した時
点で、発光ユニット800の前方移動が規制されるので
終了する。これにて、発光ユニット800が配設部81
0内に配設される。なお、詳細には、本体枠710の側
部において第1壁部730と第2壁部740との間に
は、取付用板状部720の裏面より後方に向け略垂直に
起立し、第1壁部730と第2壁部740とを連結する
連結壁部880(図6参照)が形成されている。この連
結壁部880は、ワープ通路部750の通路本体752
と、配設部810との、それぞれ一部(上面壁部の一
部)ずつを構成している。さらに、この連結壁部880
には、発光ユニット800を配設部810に配設した際
に該発光ユニット800の収納部材803の配線導出用
切欠部803bに面する位置に、該配線導出用切欠部8
03bと同様の形状の配線導出用切欠部881が形成さ
れている。従って、配設部810への発光ユニット80
0の挿入は、該発光ユニット8000から延出されるリ
ード線804が配線導出用切欠部881内に入り込むよ
うにするとスムーズに行うことができる。また、リード
線804のその先の部分は、配線処理部820内に押し
込んで該配線処理部820内に収納させ、本体枠710
の側部から上部へと導く。さらに、配線処理部820に
より上部に導かれたリード線804は、第2壁部740
の上部の配線導出用切欠部741を介して第2壁部74
0の上方に導出させる。
【0056】また、このように発光ユニット800を配
設部810内に挿入した状態で、発光ユニット800の
前面と本体枠710の前方部位712との間には通路本
体752(の中流部分754)を構成する空間部が形成
されている。従って、発光ユニット800の収納部材8
03の前面は、通路本体752の中流部分754の後端
壁面を構成している。加えて、発光ユニット800の収
納部材803の下面は、通路本体752の下流部分75
5の後ろ側部分の天井面を構成している。
【0057】このように発光ユニット800を配設部8
10内に挿入したら、次に、区画部材790を本体枠7
10の裏面側に取り付ける。すなわち、区画部材790
の上部の爪部793を本体枠710の第1壁部730の
上部に係止するとともに、区画部材790の止着穴79
2を本体枠710のボス711に対し位置合わせする。
なお、この状態で、区画部材790の基盤押さえ部79
5が収納部材803のLED基盤801を後ろ側から押
さえ付けた状態となる。そして、区画部材790の裏側
から止着穴792を介して止着部材(ビス)をボス71
1に螺入する。これにより、リード線の配線処理部82
0からの後方脱落を防止することができるとともに、発
光ユニット800の配設部810からの後方脱落を防止
することができ、発光ユニット800を本体枠710に
取り付けることができる。即ち、配設部810に発光ユ
ニット800を後方から挿入した状態で該発光ユニット
800の裏面を覆うように区画部材790を本体枠71
0に取り付けることで当該発光ユニット800を該本体
枠710に取り付けるようにした。以上において、本体
枠710に発光ユニット800および区画部材790を
取り付けることにより前面構成部材700が組み立てら
れる。
【0058】<前面構成部材の遊技盤への取り付け>先
ず、遊技盤1の中央には、該遊技盤1に前面構成部材7
00を取り付けるための取付用開口部(図示略)が形成
されている。また、前面構成部材700において、取付
用板状部720より後ろ側となる部分は、取付用開口部
内に挿入される挿入部703(図3)を構成している。
即ち、挿入部703には、第1及び第2壁部730,7
40、区画部材790、発光ユニット800などが含ま
れる。ここで、第2壁部740は、取付用板状部720
の裏面において外周端よりも内側に入り込んだ位置より
起立している。そして、該取付用板状部720において
第2壁部740よりも外側の外縁部は、フランジ状部7
22(図6等参照)を形成している。このフランジ状部
722の裏面は、前面構成部材700の挿入部703を
遊技盤1の取付用開口部内に挿入した際に遊技盤1の前
面に当接するさらに、このフランジ状部722には、当
該前面構成部材700を遊技盤1に対し位置決めするた
めの位置決め用突起723(後方に突出する突起)と、
該前面構成部材700を遊技盤1に対し止着するための
止着穴724とが形成されている。そして、フランジ状
部722の裏面が遊技盤1の前面に当接するまで挿入部
703を遊技盤1の取付用開口部に挿入するとともに、
遊技盤1の前面に形成された位置決め穴(図示略)に上
記位置決め用突起723を嵌入し、前面構成部材700
を遊技盤1に対し位置決めした状態で、止着穴724を
介して、遊技盤1の前面に形成された止着穴(図示略)
に向けてビス等の止着部材を通す(例えば、螺入する)
ことによって、前面構成部材700が遊技盤1に取り付
けることができる。なお、このように前面構成部材70
0を遊技盤1に取り付けた状態で、ワープ通路部750
の前方突出部760、ならびに、鎧部780は遊技盤面
より前方に突出し、ワープ通路部750の後方埋設部7
70、ならびに、遊技球転動部830は、遊技盤面より
奥にほぼ埋設されている。さらに、変動表示装置4の液
晶表示装置4aは、前面構成部材700の表示用開口部
702を介して表示画面4gを視認可能となるように遊
技盤1に対し変動表示装置取付部材を介して裏側から固
定されている。
【0059】この実施の形態のパチンコ遊技機によれ
ば、クリア部材で形成した前方部位712と、発光ユニ
ット800の前面との間に形成した空間部により、ワー
プ通路(通路本体752の中流部分754)を構成した
ので、該ワープ通路内を、クリア部材の前方部位712
を透視することにより、弾球遊技機の前面側から視認す
ることができる。従って、ワープ通路を流下する遊技球
の流下状態を遊技者が見て楽しめるようになる。また、
配設部810に対し、前方部位712と発光ユニット8
00の前面との間に空間部を形成した状態で当該発光ユ
ニット800を配設したので、即ち、換言すれば、ワー
プ通路の奥に発光ユニット800を配設したので、前面
構成部材700(の遊技盤面方向寸法)を必要以上に大
型化することなく電気的な装飾装置(つまり、発光ユニ
ット800)を配設できる。加えて、発光ユニット80
0による電気的な発光によってワープ通路を流下する遊
技球(ワープ球)を装飾するといった従来にない斬新な
態様でワープ球の装飾が行えることとなり、より一層興
趣性を向上させることができる。しかも、装飾装置とし
ての発光ユニット800の取り付けについては、配設部
810に発光ユニット800を後方から挿入した状態で
該発光ユニット800の裏面を覆うように区画部材79
0を本体枠710に取り付けるだけで行えるので、該発
光ユニット800の取り付けを、例えばネジ止め等の面
倒な作業を必要とせずに簡単に行うことが可能となり、
発光ユニット800が故障した場合にもその交換作業を
容易に行うことができる。
【0060】さらに、発光ユニット800の前面壁部8
03aを利用してスペース的に限りのある領域に対して
ワープ通路を効率よく構成することができる。その上、
該前面壁部803aの裏面が光散乱形状であるので装飾
性の高い発光表現が可能となり、各種遊技状態の装飾の
ほか、ワープ球の装飾をより効果的に行うことが可能と
なる。また、第1壁部730におけるワープ通路が形成
される部位をクリア部材で形成したので、表示用開口部
702の内側方向からもワープ通路を流下する遊技球を
見ることが可能となり、ワープ通路を流下する遊技球の
視認性を更に向上でき興趣を高めることができる。その
上、電気的発光源の発光も効率よく表現でき、各種遊技
状態の装飾および、ワープ球の装飾効果を更に高めるこ
とができる。加えて、第1壁部730と第2壁部740
との間隔により発光ユニット800から延出されるリー
ド線804を収納して本体枠710の上部に導く配線処
理部820を形成したので、発光ユニット800から延
びるリード線804を前面構成部材700の形状を利用
して効率よく収納するとともに接続先に向け導くことが
でき、リード線804の断線や前面構成部材700の裏
面側の配線が乱雑になり各種作業に邪魔になることを防
止できる。
【0061】また、ワープ通路内を流下する遊技球の流
下勢を減衰させるための複数の突出部758を備えるの
で、ワープ球があまりにも勢いよく流下する結果、例え
ば、表示画面4gに衝突したり、或いは、普通変動入賞
装置9への入賞率が低下したりすることを防止できる。
しかも、突出部758の後端部によって、発光ユニット
800を前後方向に位置決めして取り付けることができ
る。加えて、一部の(最下段の)突出部758により、
発光ユニット800の上下方向の位置決めも行うことが
できる。
【0062】さらに、鎧部780よりも下方には、ワー
プ通路と連通し、表示用開口部702の外側の遊技領域
を流下する遊技球を該ワープ通路内に流入可能とするワ
ープ入口751を備えるので、前面構成部材700に効
率よくワープ入口751を設けることができ、また、ワ
ープ入口751への遊技球の流入状態を見やすくするこ
とができる。
【0063】加えて、表示用開口部702の下部内周部
には、遊技球が転動可能な遊技球転動部830が形成さ
れ、遊技球転動部830は、転動する遊技球を前面構成
部材700の下方の遊技領域に流下可能な第1転動部8
40と、転動する遊技球を前面構成部材700の下方の
遊技領域に配設される普通変動入賞装置9へ向けて流下
誘導可能な流下誘導部851が形成される第2転動部8
50とを備えるのに加え、ワープ通路と連通し、該ワー
プ通路内を流下する遊技球を第2転動部850に導出す
るワープ出口756を備えるので、遊技球の転動態様を
多彩にすることができ興趣性を高めることができる。ま
た、ワープ出口756から導出された遊技球は高い確率
で普通変動入賞装置9へ入賞するようになるので、ます
ますワープ通路を流下する遊技球に遊技者の関心が集ま
ることとなり、そのワープ球の視認性および装飾性を高
めたことが効果的となる。
【0064】<変形例1>上記の実施の形態で説明した
構成に加えて、例えば、発光ユニット800の発光制御
による演出を行うようにしても良い。つまり、例えば、
図7に示すように、各発光ユニット800のLED基盤
801に複数のLED802を配設するとともに、ワー
プ入口751からワープ通路部750内に流入する遊技
球を検出する検出センサ(検出手段)900を備えて、
該検出センサ900からの検出信号に基づき、ワープ通
路部750における遊技球の流下に対応した移動発光態
様となるように複数のLED802の発光制御を行う。
即ち、発光ユニット800は、1つずつのワープ通路に
対応して複数の電気的発光源(LED802)を配設
し、ワープ入口751から流入した遊技球を検出する検
出手段900を備えて、該検出手段900からの検出信
号に基づき、ワープ通路における遊技球の流下に対応し
た移動発光態様となるように複数の電気的発光源802
の発光制御を行う。ここで、ワープ通路部750におけ
る遊技球の流下に対応した移動発光態様とは、例えば、
LED802の点灯が上から下に順次移動するような発
光態様、或いは、遊技球がワープ通路部750を流下す
る際の発光色を(例えば、常時と異なる発光色のLED
を点灯させることにより)変化させるような発光態様で
あることが挙げられる。このように、変形例1によれ
ば、従来にない斬新なワープ球の装飾が行え、極めて興
趣性を高めることができる。
【0065】<変形例2>上記の実施の形態、或いは、
変形例1で説明した構成に加えて、例えば、ワープ通路
における流下態様を変更させる演出を行うようにしても
良い。具体的には、例えば図8に示すように、モータ9
50により回転駆動する回転部材960を備え、該回転
部材960の回転位相に応じてワープ通路における遊技
球の流下勢を変更させるようにする。ここで、回転部材
960は、略円柱形状に形成された本体部961の軸周
りに回転可能となるように、発光ユニット800に設け
られている。この回転部材960の本体部961の回転
方向における周囲面には、該本体部961の軸方向に延
在する大小の突出部、即ち大突出部961と、小突出部
962とが所定間隔に設けられている。さらに、この回
転部材960は、少なくとも、回転の過程で大突出部9
62と小突出部963が、発光ユニット800の収納部
材803の前面壁部803aに形成された開口部803
cより外側に(つまり、ワープ通路内に)突出するよう
に、発光ユニット800に配設されている。このような
回転部材960をモータ950により(例えば、パチン
コ遊技機の稼働中は常時)回転させる過程において、大
突出部962が開口部803cよりワープ通路内に突出
する際には、ワープ通路における遊技球の流下勢が極端
に弱められる。これに対し、小突出部963が開口部8
03cより突出する際には、流下勢がさほど弱められな
い。従って、大突出部962が突出するときと、小突出
部963が突出するときとで、即ち、回転部材960の
回転位相に応じて、ワープ通路における遊技球の流下勢
を変更させることができる。なお、ワープ出口756よ
り排出される遊技球の流下勢が弱いと、該遊技球がメイ
ン流下誘導部852に至る円弧状部856の坂を上りき
れなくなる可能性があるため、該遊技球がメイン流下誘
導部852に到達しづらくなり、従って、普通変動入賞
装置9への入賞確率が低下する。また、この変形例2に
おける大突出部962は、ワープ通路における遊技球の
流下を一時的に堰き止め可能な寸法にしても良い。この
場合、大突出部962により遊技球の流下をせき止めた
後は、大量の遊技球が一度にワープ通路を流下する可能
性があり、遊技球の流下態様、並びに、遊技球転動部8
30での遊技球の転動態様の興趣性を高めることができ
る。また、一度に大量の遊技球が流下することで、その
うちの何れかの遊技球が普通変動入賞装置9へ入賞し易
くなる。
【0066】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機等の弾
球遊技機にも適用可能である。また、今回開示された実
施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでは
ないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した
説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれることが意図される。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、ワープ通路を流下する
遊技球の流下状態を遊技者が見て楽しめるようにワープ
通路を構成することができる上、電気的な装飾装置も前
面構成部材を必要以上に大型化することなく配設でき
る。また、電気的な発光によりワープ通路を流下する遊
技球を装飾するといった従来にない斬新な態様でワープ
球の装飾が行え、更に興趣性を向上させることができ
る。しかも、装飾装置としての発光ユニットの取り付け
もネジ止め等の面倒な作業を必要とせず、簡単に行うこ
とが可能となり、発光ユニットが故障した場合にもその
交換作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機の適例としてのパチン
コ遊技機が備える遊技盤を示す正面図である。
【図2】前面構成部材を示す正面図である。
【図3】遊技盤より取り外した状態の前面構成部材を示
す斜視図である。
【図4】前面構成部材のワープ通路および発光ユニット
近傍を示す要部拡大斜視図である。
【図5】前面構成部材の(正面側から見た)分解斜視図
である。
【図6】前面構成部材の(裏側から見た)分解斜視図で
ある。
【図7】ワープ通路に設けた遊技球の検出手段および発
光ユニットの電気的発光源の配置を示す要部拡大斜視図
である。
【図8】流下態様変更部材を設けた場合の発光ユニット
を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1a 遊技領域 1 遊技盤 4 変動表示装置 4a 液晶表示装置(表示装置本体) 4g 表示画面(表示部) 700 前面構成部材 701 凹室 702 表示用開口部 710 本体枠 712 前方部位 730 第1壁部 740 第2壁部 751 ワープ入口 752 通路本体(ワープ通路) 756 ワープ出口 758 突出部 780 鎧部 790 区画部材 791 表示用窓枠 800 発光ユニット 801 LED基盤(基盤) 802 LED(電気的発光源) 803 収納部材 803a 前面壁部 804 リード線 810 配設部 820 配線処理部 830 遊技球転動部 840 第1転動部 850 第2転動部 851 流下誘導部 860 区画壁 9 普通変動入賞装置(始動入賞口) 900 検出センサ(検出手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域が形成される遊技盤に、表示状
    態が変化可能な変動表示装置を配設した弾球遊技機にお
    いて、 前記変動表示装置は、 表示部を有する表示装置本体と、 前記表示装置本体の前面側に配設されるとともに、前記
    表示部を底面として前面側に開口する凹室を形成する表
    示用開口部を有する前面構成部材と、 から構成され、 前記前面構成部材は、 前記表示用開口部の内周壁を形成する第1壁部と、前記
    第1壁部よりも外側に該第1壁部と所定間隔で形成され
    る第2壁部とが、各々裏面より後方に向け立設された本
    体枠と、 前記本体枠の裏面側に設けられ、前記表示装置本体の表
    示部を区画する表示用窓枠が形成される区画部材と、 を備え、 前記本体枠の側部であって前記第1壁部と第2壁部との
    間に電気的発光源を有する発光ユニットを配設するため
    の配設部を形成し、該配設部に前記発光ユニットを後方
    から挿入した状態で該発光ユニットの裏面を覆うように
    前記区画部材を前記本体枠に止着することで当該発光ユ
    ニットを該本体枠に取り付けるようにし、 前記本体枠における少なくとも前記発光ユニットの前方
    に位置する前方部位をクリア部材で形成するとともに、
    該前方部位と該発光ユニットの前面との間に空間部を形
    成した状態で当該発光ユニットを前記配設部に配設し、 前記空間部により、前記表示用開口部の外側から内側に
    遊技球を移すためのワープ通路を構成したことを特徴と
    する弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記発光ユニットは、 前記電気的発光源を設けた基盤と、 前記基盤を収納する収納部材とから構成され、 前記収納部材の前面壁部は光透過可能に構成されている
    とともに、該前面壁部の前面は前記ワープ通路の後端壁
    面を構成している一方、該前面壁部の前記前面に対し裏
    面は光を散乱させる光散乱形状に加工されていることを
    特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1壁部における前記ワープ通路を
    形成する部位をクリア部材で形成したことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記本体枠の側部から上部にかけての部
    分における前記第1壁部と第2壁部との間隔により、前
    記発光ユニットから延出されるリード線を収納して該本
    体枠の上部に導く配線処理部を形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記ワープ通路内を流下する遊技球の流
    下勢を減衰させるために各々該ワープ通路の左右の内壁
    面より該ワープ通路内側方向に突出する複数の突出部
    を、左右の内壁面で互いに段違いに配置し、 前記突出部の後端部によって前記発光ユニットの前方移
    動を規制することにより、該発光ユニットの前後方向の
    位置決めを行うようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記複数の突出部のうち一部の突出部に
    より、前記発光ユニットの上下方向の位置決めを行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技
    機。
  7. 【請求項7】 前記前面構成部材は、 前記本体枠よりも前方に突出することにより前記遊技領
    域に突出する鎧部を備えているとともに、前記鎧部より
    も下方には、前記ワープ通路と連通し、前記表示用開口
    部の外側の遊技領域を流下する遊技球を該ワープ通路内
    に流入可能とするワープ入口を備えることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記前面構成部材における前記表示用開
    口部の下部内周部には、遊技球が転動可能な遊技球転動
    部が形成され、 前記遊技球転動部は、 転動する遊技球を前記前面構成部材の下方の遊技領域に
    流下可能な第1転動部と、 転動する遊技球を前記前面構成部材の下方の遊技領域に
    配設される始動入賞口へ向けて流下誘導可能な流下誘導
    部が形成される第2転動部と、 を、前記第2転動部よりも前記第1転動部が前側に位置
    するとともに、双方の境界位置より立設された区画壁に
    よって互いに区画された状態で備え、 前記ワープ通路と連通し、該ワープ通路内を流下する遊
    技球を前記第2転動部に導出するワープ出口を更に備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記
    載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 前記発光ユニットは、1つずつの前記ワ
    ープ通路に対応して複数の電気的発光源を配設し、 前記ワープ入口から流入した遊技球を検出する検出手段
    を備えて、該検出手段からの検出信号に基づき、前記ワ
    ープ通路における遊技球の流下に対応した移動発光態様
    となるように前記複数の電気的発光源の発光制御を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技
    機。
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