JP2018038499A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技媒体の動きにより遊技者の視線を第1表示部や第2表示部の近くに誘導することが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】遊技が可能な遊技機1であって、第1表示部5C及び第2表示部5L,5Rと、第1表示部5Cと第2表示部5L,5Rとの間を遊技媒体が流下可能とする特定流下経路310L,310Rと、を備え、特定流下経路310L,310Rは、遊技媒体を奥行き方向に誘導する第1誘導部321,322,324と、遊技媒体を横方向に誘導する第2誘導部323と、を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。
パチンコ遊技機等の遊技機においては、図柄の変動表示や演出を実行可能な表示手段を備えたものがある。
この種の遊技機において、表示部を複数設け、該複数のうち第1表示部と第2表示部との間を遊技媒体が流下可能とする特定流下経路を備えたもの等がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−237229号公報
上記特許文献1に記載の遊技機にあっては、第1表示部と第2表示部との間を遊技媒体が下方に向けて流下する際に横方向(左右方向)に誘導されるだけで遊技媒体の動きに目新しさがないため、第1表示部と第2表示部との間を遊技媒体が流下するようにしても、遊技媒体の動きにより遊技者の視線を第1表示部や第2表示部の近くに誘導することは困難であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技媒体の動きにより遊技者の視線を第1表示部や第2表示部の近くに誘導することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の手段1の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
第1表示部及び第2表示部(例えば、第1表示部5Lと第2表示部5C、第2表示部5Cと第3表示部5R)と、
前記第1表示部と前記第2表示部との間を遊技媒体(例えば、遊技球)が流下可能とする特定流下経路(例えば、特定流下経路310L,310R)と、
を備え、
前記特定流下経路は、
遊技媒体を奥行き方向に誘導する第1誘導部(例えば、第1切欠部321、第2切欠部322、及び第4切欠部324)と、
遊技媒体を横方向に誘導する第2誘導部(例えば、第3切欠部323)と、
を有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1表示部と第2表示部との間を流下する遊技媒体は、第2誘導部により横方向に誘導されるだけでなく、第1誘導部により奥行き方向にも誘導されることで動きが複雑になるため、遊技媒体の動きにより遊技者の視線を第1表示部や第2表示部の近くに誘導させることが可能となる。
本発明の手段2の遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、
前記特定流下経路とは別個の経路で遊技媒体が流下する所定流下経路(例えば、所定流下経路320L,320R)と、
前記特定流下経路及び前記所定流下経路を流下する遊技媒体が進入可能な特定領域(例えば、普通入賞球装置6Aの第1始動入賞口/普通可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口、特別可変入賞球装置7の大入賞口、通過ゲート41等)と、
を備え、
前記特定流下経路を流下した遊技媒体は、前記所定流下経路を流下した遊技媒体よりも高い割合で前記特定領域を通過可能である(例えば、特定流下経路310L,310Rを流下した遊技球は、所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球よりも高い割合で普通入賞球装置6Aの第1始動入賞口に入賞する。図9参照。)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定領域へ遊技媒体が誘導されることに対する期待感を持たせることができる。
本発明の手段3の遊技機は、手段1または2に記載の遊技機であって、
前記特定流下経路は、流入部(例えば、第1流入口311b、第2流入口312b)から流入した遊技媒体を所定の流出部(例えば、第1流出口311a及び第2流出口312a)から流出させるための流下経路形成部材(例えば、流下経路形成部材302L,302R)にて構成され、
前記流下経路形成部材は、流下する遊技媒体を視認可能とする視認部を有する(例えば、流下経路形成部材302L,302Rは、透光性を有する合成樹脂により構成されており、第1流出口311a及び第2流出口312aから第1流出口311a及び第2流出口312a(第1経路311及び第2経路312の全長)までの遊技球の動きを視認することができる。/例えば、第1誘導部及び第2誘導部の少なくとも一部に設けられる窓部。)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、流入部から流入し所定の流出部から流出するまでの遊技媒体の動きを遊技者が視認可能となるため、興趣を向上させることができる。
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。 遊技制御基板(主基板)の回路構成例を示すブロック図である。 特定流下経路を示す正面図である。 演出ユニットを正面側から見た分解斜視図である。 演出ユニットを背面側から見た分解斜視図である。 (A)はA−A断面図、(B)はB−B断面図、(C)はC−C断面図である。 D−D断面図である。 E−E断面図である。 (A)〜(C)は第1経路及び第2経路の説明図である。
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。図2は、主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。尚、以下において、図1の手前側をパチンコ遊技機1の前方(前面、正面)側、奥側を背面(後方)側とし、パチンコ遊技機1を前面側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。尚、本実施例におけるパチンコ遊技機1の前面とは、該パチンコ遊技機1にて遊技を行う遊技者と対向する対向面である。
図1は、本実施例におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(以下、遊技機と略記する場合がある)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレール2bによって囲まれた正面視略円形状の遊技領域10が形成されている。この遊技領域10には、遊技媒体としての遊技球が打球発射装置(図示略)から発射されて打ち込まれる。また、遊技機用枠3には、ガラス窓50aを有するガラス扉枠50が左側辺を中心として回動可能に設けられ、該ガラス扉枠50により遊技領域10を開閉できるようになっており、ガラス扉枠50を閉鎖したときにガラス窓50aを通して遊技領域10を透視できるようになっている。
図1に示すように、遊技盤2は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂材にて正面見略四角形状に形成され、前面である遊技盤面に障害釘(図示略)やガイドレール2b等が設けられた盤面板(図示略)と、該盤面板の背面側に一体的に取付けられるスペーサ部材(図示略)と、から主に構成されている。尚、遊技盤2はベニヤ板にて構成されていてもよい。
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域10の右側下部位置)には、第1特別図柄表示器4Aと、第2特別図柄表示器4Bとが設けられている。第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ、例えば7セグメントやドットマトリクスのLED(発光ダイオード)等から構成され、変動表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)が、変動可能に表示(変動表示または可変表示ともいう)される。以下では、第1特別図柄表示器4Aにおいて変動表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示器4Bにおいて変動表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。
遊技盤2における遊技領域10の中央付近には、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rを有する演出表示装置5が設けられている。演出表示装置5の第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rは、例えば複数のLED(発光ダイオード)からなるドットマトリクス表示器等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。尚、演出用表示装置の表示部として液晶表示装置や他の表示装置を適用してもよい。
演出表示装置5の表示領域では、特図ゲームにおける第1特別図柄表示器4Aによる第1特図の変動表示や第2特別図柄表示器4Bによる第2特図の変動表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数の変動表示部となる第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5R(演出図柄表示エリア)にて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である演出図柄が変動表示される。この演出図柄の変動表示も、変動表示ゲームに含まれる。
このように、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rでは、第1特別図柄表示器4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム、または、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームと同期して、各々が識別可能な複数種類の演出図柄の変動表示を行い、変動表示結果となる確定演出図柄(最終停止図柄)を導出表示する。
第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rは、遊技盤2よりも背面側に配設され、該遊技盤2に形成された開口2c(図6参照)を通して視認できるようになっている。詳しくは、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rは、演出ユニット300の一部を構成しており、演出ユニット300は、開口2cに対して組み付けられている。
第1表示部5L及び第3表示部5Rの下部(演出表示装置5の左右2箇所)には、第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uが設定されている。第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uでは、特図ゲームに対応した変動表示の保留記憶数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。
ここで、特図ゲームに対応した変動表示の保留は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を、遊技球が通過(進入)することによる始動入賞に基づいて発生する。すなわち、特図ゲームや演出図柄の変動表示といった変動表示ゲームを実行するための始動条件(「実行条件」ともいう)は成立したが、先に成立した開始条件に基づく変動表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されていることなどにより、変動表示ゲームの開始を許容する開始条件が成立していないときに、成立した始動条件に対応する変動表示の保留が行われる。
第1特別図柄表示器4A及び第2特別図柄表示器4Bの右方位置には、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、第1特図保留記憶数を特定可能に表示し、第2保留表示器25Bは、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。
演出表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の球受部材によって常に一定の開放状態に保たれる始動領域(第1特定領域)としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、図2に示す普通電動役物用となるソレノイド81によって、垂直位置となる通常開放状態と傾動位置となる拡大開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、始動領域(第2特定領域)としての第2始動入賞口を形成する。
第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第1特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第1始動条件が成立する。また、第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第2始動条件が成立する。
図1に示すように、普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bの下方位置には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、図2に示す大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する第3特定領域としての大入賞口を形成する。このように、第3特定領域としての大入賞口は、遊技球が通過(進入)しやすく遊技者にとって有利な開放状態と、遊技球が通過(進入)できない(または通過(進入)しにくい)遊技者にとって不利な閉鎖状態とに変化する。
大入賞口を通過(進入)した遊技球が図2に示すカウントスイッチ23によって検出されたことに基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。したがって、特別可変入賞球装置7において大入賞口が開放状態となれば、その大入賞口に遊技球が進入可能となり、遊技者にとって有利な第1の状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることが不可能または困難になり、遊技者にとって不利な第2の状態となる。
第2保留表示器25Bの右方位置には、普通図柄表示器20が設けられている。普通図柄表示器20の右方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、通過ゲート41を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。
遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。また、遊技領域10の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L,8Rが設けられており、更に遊技領域10の周辺部には、演出用LED9が設けられている。遊技機用枠3の右下部位置には、遊技媒体としての遊技球を遊技領域10に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)が設けられている。
遊技領域10の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、発射装置(図示略)へと供給可能に保持(貯留)する上皿90(打球供給皿)が設けられている。遊技機用枠3の下部には、上皿90から溢れた余剰球などを、パチンコ遊技機1の外部へと排出可能に保持(貯留)する下皿91が設けられている。下皿91を形成する部材に取付けられたスティックコントローラ31Aの傾倒操作はコントローラセンサユニット35Aにて検出され、上皿90を形成する部材に設けられたプッシュボタン31Bに対してなされた押下動作はプッシュセンサ35Bにて検出される。
次に、パチンコ遊技機1の回路構成について説明する。パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、LED制御基板14、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板15、払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板、インタフェース基板などといった、各種の基板が配置されている。
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数の設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12などからなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホールの管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の変動表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の変動表示を制御することといった、所定の表示図柄の変動表示を制御する機能も備えている。また、主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100や、スイッチ回路110、ソレノイド回路111などが搭載されている。
図2に示すように、主基板11には、通過ゲート41を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23からの検出信号を伝送する配線が接続されている。また、第1特別図柄表示器4A、第2特別図柄表示器4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどの表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。
主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、例えば電気信号として送受信される演出制御コマンドである。演出制御コマンドには、例えば、演出図柄の変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを示す変動パターン指定コマンド等が含まれている。
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、遊技制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM101(ReadOnlyMemory101)と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM102(RandomAccessMemory102)と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU103(CentralProcessingUnit103)と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O105(Input/Outputport105)と、を備えて構成される。一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理が実行される。
図2に示すように、演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、演出表示装置5(第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5R)は、スピーカ8L,8R、演出用LED9といった演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路や、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31Bといった電気部品の動作を検出するための各種回路が搭載されている。
演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、演出表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理などを実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。また、ROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータテーブルなどが格納されている。
次に、パチンコ遊技機1における遊技の進行を概略的に説明する。パチンコ遊技機1では、遊技領域10に設けられた通過ゲート41を遊技球が通過したことに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。普通図柄の変動を開始させた後、普図変動時間となる所定時間が経過し、普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示されれば、普通図柄の変動表示結果が「普図はずれ」となる。特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となり、普通可変入賞球装置6Bの拡大開放制御(傾動制御)が行われ、所定時間が経過すると垂直位置に戻る通常開放制御が行われる。
遊技球が第1始動入賞口に入賞したことなどにより第1始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したことなどにより第1開始条件が成立したことに基づいて、第1特別図柄表示器4Aによる特図ゲームが開始される。また、遊技球が第2始動入賞口に入賞したことなどにより第2始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したことなどにより第2開始条件が成立したことに基づいて、第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームが開始される。
特図ゲームでは、特別図柄の変動表示を開始させた後、変動表示時間が経過すると確定特別図柄(特図表示結果)を導出表示する。このとき、特定の特別図柄(大当り図柄)が停止表示されれば、特定表示結果としての「大当り」となり、大当り図柄とは異なる特別図柄が停止表示されれば「はずれ」となる。特図ゲームでの変動表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利なラウンド(「ラウンド遊技」ともいう)を所定回数実行する特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。
大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置7の大入賞口扉が、所定の上限時間(例えば29秒間や0.1秒間)が経過するまでの期間あるいは所定個数(例えば9個)の入賞球が発生するまでの期間にて、大入賞口を開放状態とする。これにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1の状態(開放状態)とするラウンドが実行される。
ラウンドの実行中に大入賞口を開放状態とした大入賞口扉は、遊技盤2の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって不利な第2の状態(閉鎖状態)に変化させて、1回のラウンドを終了させる。大入賞口の開放サイクルであるラウンドは、その実行回数が所定の上限回数(例えば「16」など)に達するまで、繰り返し実行可能となっている。
演出表示装置5の第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rでは、特図ゲームが開始されることに対応して、演出図柄の変動表示が開始される。そして、演出図柄の変動表示が開始されてから変動表示が終了するまでの期間では、演出図柄の変動表示状態が所定のリーチ状態となることがある。リーチ状態とは、演出表示装置5の表示領域にて停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄については変動が継続している表示状態、あるいは、全部または一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。
特図ゲームにおける確定特別図柄として、複数種類の大当り組合せのうち、所定の通常大当り組合せ(「非確変大当り組合せ」ともいう)となる確定演出図柄が停止表示され、変動表示結果が「非確変大当り」となった場合は大当り状態に制御され、その終了後には、時間短縮制御(時短制御)が行われる。時短制御が行われることにより、特図ゲームにおける特別図柄の変動表示時間(特図変動時間)は、通常状態に比べて短縮される。尚、時短制御では、普通図柄の当選頻度が高められて、普通可変入賞球装置6Bへの入賞頻度が高められる、いわゆる電チューサポートが実施される。時短制御は、大当り遊技状態の終了後に所定回数(例えば100回)の特図ゲームが実行されることと、変動表示結果が「大当り」となることのうち、いずれかの条件が先に成立したときに、終了すればよい。
特図ゲームにおける確定特別図柄として、複数種類の大当り組合せのうち、所定の確変大当り組合せ(「確変大当り組合せ」ともいう)となる確定演出図柄が停止表示され、変動表示結果が「確変大当り」となった場合は大当り状態に制御され、その終了後には、時短制御とともに確率変動制御(確変制御)が行われる。この確変制御が行われることにより、各回の特図ゲームにおいて変動表示結果が「大当り」となる確率は、通常状態に比べて高くなるように向上する。確変制御は、大当り遊技状態の終了後に変動表示結果が「大当り」となって再び大当り遊技状態に制御されるという条件が成立したとき、大当り遊技状態の終了後に所定回数(例えば時短回数と同じ100回)の特図ゲームが実行されたとき、大当り遊技状態の終了後に特図ゲームが開始されるごとに実行される確変転落抽選にて確変制御を終了させる「確変転落あり」の決定がなされたとき、などに終了すればよい。
時短制御が行われるときには、普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、変動表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動板の移動制御を行う移動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その移動回数を通常状態のときよりも増加させる制御といった、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しやすくして第2始動条件が成立する可能性を高めることで遊技者にとって有利となる制御(電チューサポート制御、高開放制御)が行われる。これにより、第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立しやすくなり、特図ゲームが頻繁に実行可能となることで、次に変動表示結果が「大当り」となるまでの時間が短縮される。
次に、本実施例におけるパチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理において遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、スイッチ処理、メイン側エラー処理、情報出力処理、遊技用乱数更新処理、特別図柄プロセス処理、普通図柄プロセス処理、コマンド制御処理を実行する。
特別図柄プロセス処理では、遊技制御フラグ設定部(図示略)に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新し、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにおける表示動作の制御や、特別可変入賞球装置7における大入賞口の開閉動作設定などを、所定の手順で行うために各種の処理が選択されて実行される。
特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、第1始動入賞や第2始動入賞があったか否かを判定し、入賞があった場合には、特図表示結果判定用、大当り種別判定用、変動パターン判定用などの乱数値をそれぞれ抽出して、第1特図保留記憶部や第2特図保留記憶部における空きエントリの最上位に格納(記憶)する始動入賞処理を実行する。
また、CPU103は、第1特図保留記憶部や第2特図保留記憶部に記憶されている保留データの有無などに基づいて特図ゲームを開始するか否かの判定や、特図表示結果判定用の乱数値を示す数値データに基づき、特別図柄や演出図柄の変動表示結果を「大当り」とするか否かを、その変動表示結果が導出表示される前に決定(事前決定)する特別図柄通常処理を実行する。つまり、CPU103は、特図ゲームの変動表示を開始するときに、始動入賞が発生したときに記憶した乱数値に基づいて、当該変動表示の表示結果として大当り表示結果を導出表示するか否かを決定(抽選)する処理を実行する。
次いで、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する変動パターン設定処理、特別図柄を変動させるための設定や特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理を行う特別図柄変動処理、特別図柄の変動を停止させて確定特別図柄を停止表示(導出)させるための設定を行う特別図柄停止処理を行う。また、変動表示結果が「大当り」となった場合は、大当り遊技状態において大入賞口を開閉させる処理を行う大当り開放前処理、大当り開放中処理、大当り開放後処理、大当り終了処理を行う。
次に、演出制御基板12の動作を説明する。先ず、演出制御用CPU120は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理においてタイマ割込が発生すると、コマンド解析処理、演出制御プロセス処理、演出用乱数更新処理を実行する。
演出制御プロセス処理では、演出表示装置5の第1保留記憶表示エリア5D及び第2保留記憶表示エリア5Uでの保留記憶表示を、保留記憶バッファの記憶内容に応じた表示に更新する保留表示更新処理を実行する。次いで、演出制御プロセスフラグの値に応じて、遊技制御用マイクロコンピュータ100から変動パターン指定コマンドを受信しているか否か確認する変動パターン指定コマンド受信待ち処理、演出図柄の変動が開始されるように制御する演出図柄変動開始処理、演出図柄変動開始処理にてセットされたプロセスデータに応じて変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等の制御や変動時間の終了を監視するとともに、演出表示装置5の表示制御、スピーカ8L,8Rからの音出力、演出用LED9の発光等を行う演出図柄変動中処理、演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う演出図柄変動停止処理を行う。
大当り表示処理においては、変動時間の終了後、演出表示装置5に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。大当り遊技中処理においては、大当り遊技中の制御を行う。大当り終了演出処理においては、演出表示装置5において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。
このように演出制御用CPU120は、遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信された演出制御コマンド(制御情報)に基づいて、演出図柄の変動表示制御や予告演出といった遊技に関連する各種演出を実行可能とされている。
尚、演出制御用CPU120が演出図柄の変動表示中において実行する予告演出としては、例えば、大当りの可能性を示唆する大当り予告演出や、リーチになるか否かを示唆するリーチ予告、停止図柄を予告する停止図柄予告、遊技状態が確率変動状態であるか否か(潜伏しているか否か)を予告する潜伏予告といったように、変動表示開始時やリーチ成立時において実行される複数の予告を含む。
次に、図3〜図9に基づいて、演出ユニット300について説明する。図3は、特定流下経路を示す正面図である。図4は、演出ユニットを正面側から見た分解斜視図である。図5は、演出ユニットを背面側から見た分解斜視図である。図6は、(A)はA−A断面図、(B)はB−B断面図、(C)はC−C断面図である。図7は、D−D断面図である。図8は、E−E断面図である。図9は、(A)〜(C)は第1経路及び第2経路の説明図である。
図3に示すように、演出ユニット300における第1表示部5Lと第2表示部5Cとの間、及び第2表示部5Cと第3表示部5Rとの間には、遊技球が流下可能な特定流下経路310L,310Rが設けられている。この特定流下経路310L,310Rは、各第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rの上下寸法に対応する区間L1に形成され、特定流下経路310L,310Rよりも上流(上方)の区間L2には、該特定流下経路310L,310Rに遊技球を導入する導入経路が形成されている。特定流下経路310L,310Rは、異なる2つの第1経路311と第2経路312とからそれぞれ構成されており、導入経路は、第1経路311に連通する第1導入経路313と、第2経路312に連通する第2導入経路314とから構成されている。
また、第1表示部5Lの左側及び第3表示部5Rの右側は、特定流下経路310L,310Rとは別個の所定流下経路320L,320Rとなっている。また、第2表示部5Cの下方には、後述するステージ306が形成されており、そのさらに下方には、第1特定領域としての普通入賞球装置6Aと、第2特定領域としての普通可変入賞球装置6Bと、が配設されている(図1参照)。
図4及び図5に示すように、演出ユニット300は、遊技盤2の開口2cを介して遊技盤2の背面側に一部配設されるように組み付けられるベース部材301と、ベース部材301に対して組み付けられる演出表示装置5と、特定流下経路310L,310Rを構成する流下経路形成部材302L,302Rと、流下経路形成部材302L,302Rの前面をカバーするカバー部材303と、後述する第1流入口311bから流入した遊技球を左右いずれかの第1経路311に振り分けるための振分部材304と、から主に構成されている。
ベース部材301は、断面視凹形状を成し、内部に演出表示装置5を収納できるようになっている。演出表示装置5は、ベース板5aに対して、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rが左右に離間して並列するように固定されてユニット化されている。
流下経路形成部材302L,302Rは、前後に分割された第1部材302aと第2部材302bとから構成されており、第2部材302bがベース板5aにおける第1表示部5Lと第2表示部5Cとの間、及び第2表示部5Cと第3表示部5Rとの間に固定されている。この第1部材302aと第2部材302bとは、透光性を有する合成樹脂等により構成されている。また、ベース部材301の凹んだ部分、演出表示装置5及び流下経路形成部材302L,302Rは、遊技盤2の前面よりも後方側に配設されている(図6(A)参照)。尚、流下経路形成部材302L,302Rの構成については、後段にて詳述する。
また、カバー部材303は、透光性を有する合成樹脂等により構成されており、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rと対応する位置に前後に貫通する窓部305L,305C,305Rが形成されている。すなわち、窓部305L,305C,305Rを介して遊技者側(前方側)から第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rを視認可能となっている。尚、カバー部材303は、透光性を有するため、カバー部材303を介して流下経路形成部材302L,302Rを遊技者側(前方側)から視認可能となっている。
また、図3及び図4に示すように、カバー部材303における窓部305Cの下部には、遊技球が転動可能な転動面を上面に有するステージ306が形成されている。特定流下経路310L,310Rにおける各第1経路311を流下する遊技球は、第1経路311の第1流出口311a(図6(A)(B)及び図8参照)から排出された後、ステージ306上を転動により流下して、左右方向に揺動されて所定時間滞留した後、最終的にはステージ306の前縁から下方に落下するようになっている。
詳しくは、図3及び図7に示すように、ステージ306は、前後方向に遊技球の直径以上の幅を有し、且つ左右方向に延びており、ステージ306の左右中央部には、遊技球を普通入賞球装置6Aに向けて案内する案内部306aが形成され、この案内部306aの両端が高くなるように湾曲している。各第1経路311の第1流出口311aは、ステージ306の左右両側に配置されており、ステージ306の左右側から流入した遊技球は、左右に転動した後、ステージ306の前縁における案内部306aまたは案内部306aの左右側から落下する。また、遊技球は、案内部306aにより案内されて落下した場合、案内部306aにより案内されずに落下する場合よりも高い割合で普通入賞球装置6Aに入賞する。
次に、第1導入経路313及び第2導入経路314について説明する。図7に示すように、カバー部材303の左右方向中央部には、振分部材304の振分通路304aに連通する開口からなる第1導入部303aが形成されており、振分通路304aの両端は、後述のように第1経路311に連通している。詳しくは、図6(A)に示すように、遊技盤2の前面側開口から第1導入部303aに導入された遊技球は、遊技盤2の前面よりも後方に一旦流下し、振分部材304内に流入する。この振分部材304に流入した遊技球は、振分通路304aにより左右いずれかの第1経路311に向かうように振り分けられる(図3及び図7参照)。すなわち、第1導入部303a及び振分通路304aが第1経路311に連通する第1導入経路313を構成している。
また、図7に示すように、カバー部材303における第1導入部303aの左右両側には、第2経路312に連通する開口である第2導入部303bが形成されている。第2導入部303bの前方側の領域Sは、上方から遊技球が流入可能に振分部材304の一部により囲まれており、振分部材304の一部により囲まれた領域Sに遊技球が流入することで、第2導入部303bを介して第2経路312に流下するようになっている(図6(C)参照)。すなわち、第2導入部303b及び振分部材304の一部により囲まれた第2導入部303bの前方側の領域Sは、第2経路312の一部を構成しており、領域Sに対して、上流側で遊技球を誘導するカバー部材303のガイド部303cや振分部材304の上壁部304b等が第2導入経路314を構成している。尚、カバー部材303における第2導入部303bの所定寸法下方の位置には、第2経路312の流出口となる第2流出口312aがそれぞれ形成されている。
次に、特定流下経路310L,310Rについて説明する。尚、特定流下経路310L,310Rは同一構成であるため、右側の特定流下経路310Rのみ説明し、特定流下経路310Lの説明を省略する。
図6(B)、図8及び図9(A)(B)に示すように、特定流下経路310Rを構成する第1経路311は、前後に蛇行しながら上下方向に延びる形状を成している。詳しくは、流下経路形成部材302Rを構成する第1部材302aには、側断面視凹形状に前後方向に切り欠かれた第1切欠部321が上下に複数並設されており、流下経路形成部材302Rを構成する第2部材302bには、前記第1部材302aの第1切欠部321と対向方向に開口する第2切欠部322が上下に複数並設されている。
また、第1切欠部321及び第2切欠部322は、上下にずれて配設されており、第1部材302a及び第2部材302bが前後で連結されることにより、前後に蛇行しながら上下方向に延びる第1経路311が形成される。つまり、第1切欠部321及び第2切欠部322(第1経路311)は、遊技球を奥行き(前後)方向に誘導する第1誘導部となっている。
尚、第1部材302aには、最も上方に配置される第1切欠部321よりも上方に前後に貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔は、振分部材304内の振分通路304aと、第2部材302bにおいて最も上方に配設される第2切欠部322と、に連通している。つまり、前記貫通孔は、第1経路311の第1流入口311bを構成している。
図6(C)、図8及び図9(A)(C)に示すように、第2経路312は、第1経路311の外側(右側)に配置されている。この第2経路312は、左右及び前後に蛇行しながら上下方向に延びる形状を成している。詳しくは、流下経路形成部材302Rを構成する第1部材302aには、正面断面視で左右に蛇行するように切り欠かれた第3切欠部323が形成されており、第2部材302bの上下端には、側断面視凹形状に切り欠かれた第4切欠部324と、が形成されている。第1部材302a及び第2部材302bが前後で連結されることにより、前後左右に蛇行しながら上下方向に延びる第2経路312が形成される。すなわち、第4切欠部324は、遊技球を奥行き方向に誘導する第1誘導部となっており、第3切欠部323は、遊技球を横方向に誘導する第2誘導部となっている。換言すれば、第2経路312は、第1誘導部と第2誘導部とを両方備えている。
尚、第1部材302aには、第3切欠部323の上方に前後に貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔は、振分部材304の一部により囲まれた第2導入部303bの前方側の領域Sと、第2部材302bにおいて上部に配設される第4切欠部324と、に連通している。つまり、前記貫通孔は、第2経路312の第2流入口312bを構成している。
これら第1経路311及び第2経路312は、流下経路形成部材302Rにより、各流入口(第1流入口311b、第2流入口312b)以外の箇所から遊技球が流入したり、各流出口(第1流出口311a、第2流出口312a)以外の箇所から遊技球が流出したりしないように囲われている。すなわち、第1経路311及び第2経路312は、遊技領域10を流下する遊技球を、第1地点から該第1地点より普通入賞球装置6Aに近い第2地点までダイレクトに導く所謂ワープルートとして機能している。
次に、遊技球が流下する状態について説明する。図9に示すように、第1導入経路313を介して第1経路311に流入した遊技球は、第1切欠部321及び第2切欠部322により前後方向(奥行き方向)に誘導されながら第1流出口311aから排出される。第1流出口311aから排出された遊技球は、ステージ306上を転動し、一部の遊技球は、案内部306aにより普通入賞球装置6Aの垂直上方位置から流下するように案内される。そして、案内部306aにより案内された遊技球は、普通入賞球装置6Aの直上に設けられたヘソ釘200(命釘ともいう)により案内されて普通入賞球装置6Aに入賞しやすくなっている。尚、案内部306aに案内されない他の遊技球は、普通入賞球装置6Aの垂直上方位置から左右方向にずれた位置から下方へ流下するため、案内部306aに案内された遊技球に比べて普通入賞球装置6Aに入賞し難い(図7参照)。
また、第2導入経路314を介して第2経路312に流入した遊技球は、第3切欠部323及び第4切欠部324により前後左右方向に誘導されながら第2流出口312aから排出される。第2流出口312aから排出された遊技球は、第2流出口312aの下方に設けられた誘導釘201により、その下方に配設された風車203に向けて案内され、風車203と普通入賞球装置6Aとの間に配置された複数の誘導釘202により普通入賞球装置6Aに向けて誘導される。このように、第2経路312に流入した遊技球は、風車203及び誘導釘202により横方向から普通入賞球装置6Aに向けて誘導されるため、第1経路311を流下する遊技球に比べて普通入賞球装置6Aに入賞し難い。
また、所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球は、風車203から外側に離れた位置に流下することとなる。所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球は、第1表示部5Lや第2表示部5Cの下方に配設される図示しない障害釘や構造物等により風車203側に誘導されることがある。しかしながら、所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球は、風車203から外側に離れた位置に流下するため、風車203まで誘導される頻度が極めて少ない。
すなわち、第1経路311または第2経路312(特定流下経路310L,310R)を流下した遊技球は、所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球よりも高い割合で普通入賞球装置6Aに入賞する。さらに、第1経路311を流下した遊技球は、第2経路312を流下した遊技球よりも高い割合で普通入賞球装置6Aの第1始動入賞口に入賞する(入賞率は、第1経路311>第2経路312>所定流下経路320L,320R)。
また、図3、図7及び図9に示すように、第1導入部303aの上方には、第1導入部303aの上方からの流入を阻止する阻止部材303dが配設されているとともに、振分部材304の上壁部304bは、第1導入部303aを中心としてその両側が下方に向けて(第2導入部303bに向けて)傾斜しているため、第1導入部303a近傍に打ち込まれる遊技球は、第1導入部303aに流入するよりも第2導入部303bに流入する割合が高くなっている。つまり、第1導入部303aより第2導入部303bの方が遊技球が流入しやすいが、第2導入部303bから第2経路312を流下する遊技球よりも第1導入部303aから第1経路311を流下する遊技球の方が普通入賞球装置6Aの第1始動入賞口へ入賞する割合は高くなっている。
また、演出ユニット300の上方には、図示しない障害釘や構造物等が設置されている。よって、遊技領域10の第1導入部303a近傍に向けて打ち出された遊技球は、所定流下経路320L,320Rよりも高い割合で第1経路311や第2経路312を流下する(流下割合は、第2経路312>第1経路311>所定流下経路320L,320R)。
以上説明したように、第1表示部5Lと第2表示部5C及び第2表示部5Cと第3表示部5Rとの間を遊技球が流下可能とする特定流下経路310L,310Rと、を備え、特定流下経路310L,310Rは、遊技球を奥行き方向に誘導する第1切欠部321、第2切欠部322、及び第4切欠部324(第1誘導部)と、遊技球を横方向に誘導する第3切欠部323(第2誘導部)と、を有する。
具体的には、特定流下経路310L,310Rは、異なる2つの第1経路311と第2経路312とからそれぞれ構成されている。第1経路311は、遊技球を奥行き方向に誘導する第1誘導部である第1切欠部321及び第2切欠部322を備え、第2経路312は、第1誘導部である第4切欠部324と、遊技球を横方向に誘導する第2誘導部である第3切欠部323と、を両方備えている。
これによれば、第2表示部5Cと第3表示部5R(または第1表示部5L)との間を流下する遊技球は、第3切欠部323により横方向に誘導されるだけでなく、第1切欠部321、第2切欠部322、及び第4切欠部324により奥行き方向にも誘導されることで動きが複雑になるため、遊技球の動きにより遊技者の視線を第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rの近くに誘導させることが可能となる。
また、これら第1経路311と第2経路312とは、第2表示部5Cと第3表示部5R(または第1表示部5L)との間に左右に並設される別個の経路であって、第1経路311と第2経路312とを遊技球が一斉に流下することがあり、このように一斉に流下したときに各々が異なる方向に蛇行することになるため、第1経路311と第2経路312双方を流下する遊技球の動きをより複雑に見せることが可能となる。
また、奥行き方向と横方向に遊技球が誘導されることで、遊技球が第2表示部5Cと第3表示部5R(または第1表示部5L)との間の第1経路311や第2経路312を流下する場合、遊技領域10における他の所定流下経路320L,320Rや第1表示部5L、第2表示部5C及び第3表示部5Rの上方領域や下方領域を遊技球が流下する場合に比べて流下する時間が長くなるため、遊技者の視線を長い時間第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rの近くに維持させることが可能となる。
尚、本実施例では、特定流下経路310L,310Rは、第1経路311と第2経路312とからそれぞれ構成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特定流下経路は、遊技球を奥行き方向に誘導する第1誘導部と遊技球を横方向に誘導する第2誘導部とを有していればよく、例えば、第1誘導部及び第2誘導部双方を有する前記実施例の第2経路312のような一の経路で構成されていてもよいし、第1誘導部のみを有する経路と第2誘導部のみを有する経路とで構成されていてもよい。
また、第2経路312は、第1誘導部と第2誘導部とを両方備えている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1経路は、第1誘導部を備え、第2経路は、第2誘導部を備える形態のように、遊技球が奥行方向に誘導される経路と、遊技球が左右に誘導される経路と、を分けるようにしてもよい。
また、本実施例では、第1経路311と第2経路312とが左右に並設される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1経路311と第2経路312とが交差するように設けられていてもよい。
また、特定流下経路310L,310Rとは別個の経路で遊技球が流下する所定流下経路320L,320Rと、特定流下経路310L,310R及び所定流下経路320L,320Rを流下する遊技球が進入可能な普通入賞球装置6Aと、を備え、特定流下経路310L,310Rを流下した遊技球は、所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球よりも高い割合で普通入賞球装置6Aを通過可能であるため、普通入賞球装置6Aへ遊技球が誘導されることに対する期待感を持たせることができる。
詳しくは、第1経路311または第2経路312(特定流下経路310L,310R)を流下した遊技球は、普通入賞球装置6Aの近傍に流下するため、普通入賞球装置6Aから離れた位置に流下する所定流下経路320L,320Rを流下した遊技球よりも高い割合で普通入賞球装置6Aに入賞(通過)しやすくなっている。さらに、第1経路311を流下した遊技球は、第2経路312を流下した遊技球よりも高い割合で普通入賞球装置6Aに入賞(通過)しやすくなっている。したがって、特定流下経路310L,310Rに遊技球が流入することにより、遊技者に期待感を持たせることができ、特に、第1経路311に遊技球が流入することにより遊技者に期待感をさらに持たせることができる。
また、第1導入部303a近傍に打ち込まれる遊技球は、構造上、第1導入部303aに流入するよりも第2導入部303bに流入する割合が高くなっており、第2導入部303bに流入するよりも所定流下経路320L,320Rに流入する頻度が高くなっている。したがって、特定流下経路310L,310Rに遊技球が流入したか否かに遊技者の興味を惹きつけることができ、特に、第1経路311に遊技球が流入したか否かに遊技者の興味をさらに惹きつけることができる。
尚、前記実施例では、所定流下経路320L,320Rが、第1表示部5Lの左側及び第3表示部5Rの右側に形成されている、すなわち、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rの外側に形成される形態を例示したが、本実施例は、これに限定されるものではなく、例えば、所定流下経路は、特定流下経路310L,310Rに流下した遊技球よりも特定領域を通過する割合が低くなっていれば、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rの間に、特定流下経路310L,310Rと別個に並列して形成されていてもよい。
また、前記実施例では、普通入賞球装置6Aの第1始動入賞口を特定領域とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、普通可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口、特別可変入賞球装置7の大入賞口、通過ゲート41、一般入賞口等であってもよい。つまり、特定領域は、該特定領域を通過した場合に、特定領域を通過しない場合に比べて遊技者が有利な状態になるものであればよい。
また、特定流下経路310L,310Rは、第1流入口311b及び第2流入口312bから流入した遊技球を所定の第1流出口311a及び第2流出口312aから流出させるための流下経路形成部材302L,302Rにて構成され、流下経路形成部材302L,302Rは、流下する遊技球を視認可能とする視認部を有する。これにより、第1流入口311b及び第2流入口312bから流入し所定の第1流出口311a及び第2流出口312aから流出するまでの遊技球の動きを遊技者が視認可能となるため、興趣を向上させることができる。
具体的には、流下経路形成部材302L,302Rは、透光性を有する合成樹脂により構成されており、第1流出口311a及び第2流出口312aの前面を被覆するカバー部材303も同様に透光性を有する合成樹脂により構成されている。これにより、遊技者が、第1流出口311a及び第2流出口312aから第1流出口311a及び第2流出口312a(第1経路311及び第2経路312の全長)までの遊技球の動きを視認することができるため、興趣を向上させることができる。
尚、前記実施例では、流下経路形成部材302L,302Rが透光性を有する合成樹脂により構成されていることにより、第1経路311及び第2経路312の全長において遊技球の動きを視認することができるようになっている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各流出口から各流出口までの遊技球の動きが一部視認可能となっていればよく、例えば、特定流下経路における第1誘導部及び第2誘導部の一部にそれぞれ窓部(開口部)等を設け、窓部以外が非透光性の流下経路形成部材により構成されていてもよい。
また、前記実施例では、第1経路311及び第2経路312は、流下経路形成部材302Rにより各流入口(第1流入口311b、第2流入口312b)以外の箇所から遊技球が流入したり、各流出口(第1流出口311a、第2流出口312a)以外の箇所から遊技球が流出したりしないように囲われたワープルートとなっている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、連続しない複数の傾斜板や複数の障害釘等によって第1誘導部と第2誘導部とを有する特定流下経路が形成されていてもよい。つまり、特定流下経路は、流下経路形成部材により囲まれた通路でなくともよく、例えば、発射装置にて発射された遊技球を誘導する発射球誘導経路等でもよい。
また、前記実施例では、第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rが一体にユニット化された形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各表示部は、別個に配設されていてもよい。また、演出表示装置5は、複数の表示部(第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5R)を有する表示装置であったが、各表示部が個別の表示器にて構成されていてもよい。
また、前記実施例では、演出表示装置5の複数の第1表示部5L、第2表示部5C、第3表示部5Rのうち2つの表示部(例えば、第1表示部5Lと第2表示部5C、第2表示部5Cと第3表示部5R)の間に特定流下経路310L,310Rを設けた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メインの表示部(メイン液晶等)と該メインとは異なるサブの表示部(サブ液晶)との間に特定流下経路を設けてもよい。
また、前記実施例では、表示部として、上記のように演出制御用CPU120により表示制御される表示部を適用した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技領域10外に設けられた第1特別図柄表示器4A、第2特別図柄表示器4B、普通図柄表示器20、副図柄表示器(図示略)、第1保留表示器25A、第2保留表示器25Bや普図保留表示器25CといったCPU103により表示制御される表示部であってもよい。尚、演出制御用CPU120により表示制御される表示部とCPU103により表示制御される表示部との間に特定流下経路を設けてもよい。
さらに、上記のように図柄の変動表示が可能な表示部に限定されるものではなく、右打ち指示を示すLEDからなる発光表示部や、大当りラウンド数を示す発光表示部等も含まれる。つまり、第1表示部と該第1表示部とは異なる情報を表示可能な第2表示部との間に特定流下経路を設けてもよい。
また、各表示部は、左右方向に離間することに限られず、例えば、上下方向や斜め方向に離間して配置されていてもよい。また、特定流下経路は、第1表示部と第2表示部との間の少なくとも一部の領域を遊技球が流下可能な経路であればよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機1を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め定められた球数の遊技球が遊技機内部に循環可能に内封され、遊技者による貸出要求に応じて貸し出された貸出球や、入賞に応じて付与された賞球数が加算される一方、遊技に使用された遊技球数が減算されて記憶される、所謂、封入式遊技機にも本発明を適用可能である。尚、これら封入式遊技機においては遊技球ではなく得点やポイントが遊技者に付与されるので、これら付与される得点やポイントが遊技価値に該当する。
1 パチンコ遊技機
5 演出表示装置
5L 第1表示部
5C 第2表示部
5R 第3表示部
6A 普通入賞球装置
300 演出ユニット
302L,302R 流下経路形成部材
310L,310R 特定流下経路
311 第1経路
312 第2経路
320L,320R 所定流下経路
321 第1切欠部
322 第2切欠部
323 第3切欠部
324 第4切欠部

Claims (1)

  1. 遊技が可能な遊技機であって、
    第1表示部及び第2表示部と、
    前記第1表示部と前記第2表示部との間を遊技媒体が流下可能とする特定流下経路と、
    を備え、
    前記特定流下経路は、
    遊技媒体を奥行き方向に誘導する第1誘導部と、
    遊技媒体を横方向に誘導する第2誘導部と、
    を有する
    ことを特徴とする遊技機。
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