JP2001036734A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001036734A JP11204826A JP20482699A JP2001036734A JP 2001036734 A JP2001036734 A JP 2001036734A JP 11204826 A JP11204826 A JP 11204826A JP 20482699 A JP20482699 A JP 20482699A JP 2001036734 A JP2001036734 A JP 2001036734A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主走査方向の変倍処理時に拡大用と縮小用のF
IFOラインメモリを同一として基板面積の縮小、低消
費電力化、低コスト化を可能とする画像形成装置を提供
し、また副走査方向の変倍処理時に、画像データを読み
取る走査ユニットの速度を一定にして変倍処理を行なう
ことができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】主走査方向の画像の拡大処理時に、画像デ
ータはCCDボード300から、セレクタ1のゲートb
を通過し、FIFOメモリ4に書込・読出され、セレク
タ2のゲートbから、変倍ユニット5に設けられたメモ
リ26に書き込まれる。変倍ユニット5では、拡大率に
応じてメモリ26から複数回画像データを読出し、画像
データを変倍する。さらにセレクタ3のゲートaを経
て、LSUユニット46に出力される。画像の縮小処理
時に、画像データはCCDボード300から、セレクタ
2のゲートaを通過し、変倍ユニット5に入力され変倍
処理され、セレクタ1のゲートaを通過し、FIFOメ
モリ4に書込・読出され、セレクタ3のゲートbを通過
してLSUユニット46に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データを変倍す
る機能を備えたディジタル複写機などの画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置であるディジタル複
写機で実行される画像処理機能に変倍機能がある。この
変倍機能は主走査方向と、副走査方向とで独立して処理
が行なわれる。
【0003】図11に主走査方向の変倍処理を示す。後
述する図2のメイン画像処理ボード400の多値画像処
理部402においてCCDボード300から入力された
画像データを拡大用先入れ先出し型ラインメモリ(以
下、先入れ先出し型をFIFOと称する。)71に取り
込み、変倍ユニット72で画像データを単純に複製した
り、隣接する2点の画素データから新しい画素のデータ
を作成する補間処理を行なって、取り込んだ画像データ
の拡大を行なう。また、変倍ユニット72で画像データ
を画素毎に間欠的に読み込んだり、隣接する2点の画素
データから新しい画素のデータを作成する補間処理を行
なって、取り込んだ画像データの縮小を行ない、縮小用
FIFOラインメモリ73に書き込む。そして、拡大ま
たは縮小を行なった画像データをLSU46に出力して
記録用紙に印刷を行なう。
【0004】また、図12に副走査方向の変倍処理を示
す。後述する図1におけるディジタル複写機30の反射
ミラー42a〜42cを含む第1走査ユニット40aお
よび第2走査ユニット40bの移動速度を変更すること
によって光電変換素子(以下、CCDと称する。)44
に入力される画像データのライン数を増減して、図2の
多値画像処理部402に入力する原稿のライン数を変更
することによって画像データの変倍処理を行ない、変倍
処理後の画像データをLSU46に出力して記録用紙に
印刷を行なう。例えば、図12(A)のように同じライ
ンを2回読み込んで多値画像処理部402に画像データ
を送るように制御すれば、2倍の画像が得られる。ま
た、図12(B)のように複数のラインを1ラインおき
に読み込めば、1/2倍の画像が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の処理では、主走査方向に変倍処理を行なう場合、画像
データの処理は、画像データ入力→拡大用FIFOライ
ンメモリ71→変倍ユニット72→縮小用FIFOライ
ンメモリ73→画像データ出力のように行なわれ、各々
のFIFOラインメモリの書込信号と読出信号の制御
は、別々に行なっていた。このため拡大用FIFOライ
ンメモリ71と縮小用FIFOラインメモリ73の2つ
のFIFOラインメモリが必要であった。また、副走査
方向に画像データを読み取る走査ユニットの移動速度を
変倍率に応じて変化させるためには、速度の可変制御が
行なえるモータが必要であり、その変倍率に応じた速度
の制御のために制御プログラムを作成する作業が煩雑で
あった。
【0006】そこで本発明は、主走査方向の変倍処理時
には拡大用FIFOラインメモリと縮小用FIFOライ
ンメモリを同一のものとすることによって、基板面積の
縮小、低消費電力化、低コスト化を可能とする画像形成
装置を提供し、また副走査方向の変倍処理時には、画像
データを読み取る走査ユニットの速度を変化させること
なく変倍処理を行なうことにより、可変速度制御モータ
やモータの制御プログラムが不要で低コスト化を可能と
する画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0008】(1) 画像データを変倍する機能を備えた画
像処理装置において、画像データの書込・読出処理を行
なう単一のFIFOメモリと、変倍率に基づいて画像デ
ータの変倍処理を行なう変倍ユニットと、FIFOメモ
リで行なう書込・読出処理および変倍ユニットで行なう
変倍処理の処理順序を切り換える切換手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0009】この構成においては、切換手段によって単
一のFIFOメモリと変倍ユニットの接続を変倍率に応
じて切り換えることにより変倍処理を行なっている。し
たがって、切換手段によって接続を切り換えることによ
り単一のFIFOメモリで変倍処理を行なうことができ
る。
【0010】(2) (1) の構成において、切換手段はFI
FOメモリの入力端と出力端、および変倍ユニットの入
力端と出力端に設けたことを特徴とする。
【0011】この構成においては、FIFOメモリで行
なう書込・読出処理および変倍ユニットで行なう変倍処
理の処理順序を切り換える切換手段は、FIFOメモリ
の入力端と出力端、および変倍ユニットの入力端と出力
端に設けている。したがって、切換手段によって接続を
切り換えることにより単一のFIFOメモリと単一の変
倍ユニットで変倍処理を行なうことができる。
【0012】(3) 前記切換手段は、画像の拡大時にFI
FOメモリに対する画像データの書込処理および読出処
理の後に、変倍ユニットで変倍処理を行ない、画像の縮
小時に変倍ユニットで変倍処理を行なってから、FIF
Oメモリに画像データの書込処理を行なうことを特徴と
する。
【0013】この構成においては、画像の拡大時はFI
FOメモリに書き込んだ画像データを読み出して変倍ユ
ニットで拡大処理を行ない、画像の縮小時は変倍ユニッ
トで縮小処理を行なってからFIFOメモリに画像デー
タを書き込んでいる。したがって、単一のFIFOメモ
リを使用しながら、処理を繁雑にすることなく、変倍処
理を行なうことができる。
【0014】(4) 前記変倍ユニットは、画像の拡大時に
FIFOメモリに対する画像データの書込処理および読
出処理の後に、変倍処理を行なう拡大用変倍ユニット
と、画像の縮小時に変倍処理を行なってからFIFOメ
モリに画像データを書き込む縮小用変倍ユニットと、か
らなることを特徴とする。
【0015】この構成においては、拡大用変倍ユニット
と縮小用変倍ユニットの2つの変倍ユニットと単一のF
IFOメモリと処理手順を変更する切換手段によって変
倍処理が行なわれる。したがって、拡大・縮小のどちら
を行なう際にも、変倍ユニットで補間処理を行なうこと
ができるので、拡大時・縮小時共に画像データの書込と
読出を同一のFIFOメモリに行ない、変倍処理を行な
うことができる。
【0016】(5) 画像データを変倍する機能を備えた画
像処理装置において、1ライン分の画像データを記憶す
るFIFOラインメモリと、変倍率に応じた回数だけF
IFOメモリから画像データを読み出す変倍処理部と、
を備えたことを特徴とする。
【0017】この構成においては、1ライン分の画像デ
ータを記憶するFIFOラインメモリと、変倍率に応じ
た回数だけ画像データを読み出す変倍処理部とによって
画像データの変倍を行なっている。したがって、変倍率
が異なっても画像データの読取速度を変更せずに変倍処
理を行なうことができる。
【0018】(6) 前記変倍処理部は、画像データの拡大
時にFIFOラインメモリに書き込まれた1ライン分の
画像データを複数回読み出し、画像データの縮小時はF
IFOラインメモリに書き込んだ画像データの読出をラ
インごとに間欠的に行なうことを特徴とする。
【0019】この構成においては、拡大時はFIFOメ
モリに書き込まれた1ライン分の画像データを複数回読
み出し、縮小時はFIFOメモリに書き込まれた画像デ
ータの読み出しを間欠的に行なう。したがって、変倍率
が異なっても画像データの読取速度を変更することなく
一定の入力速度で副走査方向の画像データの変倍処理を
行なうことができる。
【0020】(7) 画像データを変倍する機能を備えた画
像処理装置において、1ライン分の画像データを記憶す
るFIFOラインメモリと、変倍率に応じてFIFOメ
モリの複数の出力ラインを切り換えて画像データを読み
出す変倍処理部と、を備えたことを特徴とする。
【0021】この構成においては、拡大処理時にFIF
Oメモリに書き込まれた画像データの一回の読み出しか
ら複数のラインを作成する。したがって、画像データの
読取速度を変更することなく副走査方向に拡大処理を行
なうことができる。
【0022】(8) 互いに隣接する2ラインの各々の画像
データを記憶する2つのFIFOラインメモリを備え、
前記変倍処理部において2つのFIFOラインメモリか
ら読み出した画像データに基づいて変倍処理を行なうこ
とを特徴とする。
【0023】この構成においては、2本のFIFOライ
ンメモリを使用することによって、隣接ライン間で補間
処理を行なうことができ、画像の滑らかさを損なわない
まま、ミラーの移動速度を変更することなく副走査方向
に変倍処理をすることを可能にする。したがって、変倍
率が異なっても画像データの読取速度を変更することな
く一定の入力速度で副走査方向の画像データの変倍処理
を行なうことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施形態の画像形成
装置は、例えばスキャナ部と画像処理部と画像記録部と
からなるディジタル複写機であり、このディジタル複写
機に通信回線を接続したものである。
【0025】図1に、本発明の画像形成装置の例である
ディジタル複写機の構成について説明する。ディジタル
複写機30は大きく分けてスキャナ部31と、レーザ記
録部32から横成されている。
【0026】スキャナ部31は透明ガラス製のプラテン
ガラスを含む構成の原稿載置台35、原稿載置台35上
へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対応自動原稿
送り装置(以下、RADFと称する。)36、及び原稿
載置台35上に載置された原稿の画像を走査して読み取
るためのスキャナユニット40などから構成されてい
る。
【0027】このスキャナ部31で読み取られた原稿画
像は、画像データとして後述する画像処理部へと送ら
れ、画像データに対して所定の画像処理が施される。
【0028】RADF36は、図外の原稿トレイ上に複
数枚の原稿を一度に載置しておき、載置された原稿を1
枚ずつ自動的にスキャナユニット40の原稿載置台35
上へ給送する装置である。またRADF36は、操作者
の選択に応じて原稿の片面または両面をスキャナユニッ
ト40に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経
路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手
段、各部を通過する原稿の状態を把握し管理するセンサ
群、および制御部などから横成されている。
【0029】原稿載置台35上に載置された原稿の画像
を読み取るためのスキャナユニット40は、原稿面を露
光するランプリフレクタアセンブリ41および、原稿か
らの反射光を反射する第1の反射ミラー42aを搭載し
てなる第1の走査ユニット40a、第1の反射ミラー4
2aからの反射光像を反射する第2反射ミラー42b・
第3反射ミラー42cを搭載してなる第2の走査ユニッ
ト40b、上述した各反射ミラー42a〜42cで反射
した原稿からの反射光像を結像させるための光学レンズ
43、並びに原稿からの反射光像を電気的画像信号に変
換する光電変換素子(以下、CCDと称する。)44か
ら構成される。
【0030】スキャナ部31は、RADF36とスキャ
ナユニット40の関連した動作により、原稿載置台35
上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置
台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動させ
て原稿画像を読み取るように構成されている。特に第1
走査ユニット40aは、原稿載置台35に沿って副走査
方向に一定速度Vで走査制御され、また第2走査ユニッ
ト40bは、その速度Vに対してV/2の速度で同一方
向に平行に走査制御される。この動作により、原稿載置
台35上に載置された原稿の画像を、1ライン毎に順次
CCD44へと結像させて画像を読み取ることができ
る。
【0031】原稿画像をスキャナユニット40にて読み
取ることにより得られた画像データは、後述する画像処
理部へ送られ、各種処理が施された後、画像処理部のメ
モリに一旦記憶される。そして、出力指示に応じてメモ
リ内の画像を読み出してレーザ記録部32に転送して、
記録シート上に画像が形成される。
【0032】このレーザ記録部32は、画像を形成させ
るための記録材であるシートの搬送系、レーザ書込ユニ
ット(以下、LSUと称する。)46、および画像を形
成するための電子写真プロセス部47を備えている。L
SU46は、上述したスキャナユニット40にて読み取
った後のメモリから読み出した画像データ、または外部
の装置から転送されてきた画像データに応じてレーザ光
を出射する半導体レーザ光源、レーザ光を等角速度偏向
するポリゴンミラー、等角速度で偏向されたレーザ光が
電子写真プロセス部47を構成する感光体ドラム48上
で等角速度で偏向されるように補正するf−θレンズな
どを有している。電子写真プロセス部47は、感光体ド
ラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、ク
リーニング器、除電器を備えている。シートの搬送系
は、上述した画像形成を行なう電子写真プロセス部47
の転写器が配置された転写位置へとシートPを搬送する
搬送部33、搬送部33へとシートPを送り込むための
カセット給紙装置51・52・53、必要なサイズのシ
ートを適宜給紙するための手差し給紙装置54、転写後
のシートPに形成されたトナー像を定着するための定着
器49、定着後のシートPの裏面に再度画像を形成する
ためにシートPを再供給するための再供給経路55・5
6とを備えている。また、用紙の搬送経路の定着器49
の後部には、画像が記録されたシートPを受け取り、こ
のシートPに対して用紙を複数部複写する場合にグルー
プごとに振り分けるソート処理や、グループごとに振り
分けた用紙を綴じるステープル処理などの処理を行なう
後処理装置34が配置されている。
【0033】LSU46及び電子写真プロセス部47に
おいて、画像メモリから読み出された画像データは、L
SU46によってレーザ光線を走査させることにより感
光体ドラム48の表面上に静電潜像として形成され、ト
ナーにより可視像化されたトナー像は多段給紙ユニット
のいずれかの給紙部から搬送された用紙の面上に静電転
写される。このようにして画像が形成された用紙は、定
着器49でトナー像を定着されて排紙ローラ57を経
て、後処理装置34内へと搬送される。
【0034】図2は、図1に示したディジタル複写機3
0を構成している各種ユニット部、画像処理部などの全
体ブロック構成図であり、メインの中央演算処理装置
(以下、CPUと称する。)401により各ユニット部
毎に搭載されたサブのCPUとの連携を取りながら動作
管理している状態を示す図である。
【0035】図2において、ディジタル複写機30は、
操作パネル103を管理制御するオペレーションパネル
ボード100、ディジタル複写機30を構成する各ユニ
ットを管理制御するマシンコントロールボード200、
原稿画像を電気的に読み取りディジタルデータとするC
CDボード300、前記CCDボード300にてディジ
タルデータ化された原稿画像に対して所定の画像処理を
施すメイン画像処理ボード400、このメイン画像処理
ボード400にて処理された画像情報に対してさらに所
定の画像処理を施すサブ画像処理ボード500、および
前記サブ画像処理ボード500にインターフェイスを介
して接続されたその他の拡張ボード群600(プリンタ
ボード、FAXボード、機能拡張ボード)などから構成
されている。
【0036】以下に、各ボード毎に管理制御している内
容について説明する。
【0037】(オペレーションパネルボード)オペレー
ションパネルボード100は、基本的にサブのCPU1
01により制御されており、操作パネル103上に配置
されたLCD表示部104の表示画面、各種モードに関
する指示を入力する操作キー群105からの操作入力な
どを管理している。そして操作キー群105から入力さ
れたデータ、LCD画面に表示させる情報など操作パネ
ルにおける各種制御情報を記憶しておくメモリ102が
設けられている。操作キー群については、図3にて後述
する。
【0038】この構成において、サブのCPU101
は、メインのCPU401との制御データ通信を行な
い、ディジタル複写機30の動作指示を行なう。また、
メインのCPU401からは、ディジタル複写機30の
動作状態を示す制御信号をサブのCPU101へと転送
することで、操作パネル103のLCD表示部104を
通して、装置が現在どのような状態にあるのかを、操作
者に動作状態を表示するようになっている。
【0039】(マシンコントロールボード)マシンコン
トロールボード200は、サブのCPU201により全
体が制御されており、ADF・RADFなどの自動原稿
送り装置203、原稿画像を読み取る読取スキャナ部2
04、画像情報を画像として再現するプロセス部20
5、画像が記録される用紙を収納部からプロセス部20
5へ向かって順次搬送する給紙搬送部206、画像が記
録された用紙を反転させて用紙の両面に画像が形成され
るように用紙を反転搬送する両面ユニット207、およ
び画像が記録された用紙に対してステープルなどの後処
理を行なうフィニッシャ208などによって構成されて
いる。
【0040】(CCDボード)CCDボード300は、
原稿画像を読み取りアナログのデータに変換するCCD
44、CCD44を駆動する回路であるCCDゲートア
レイ(図2では、CCD G/Aと表示する。)30
2、CCD44から出力されるアナログデータのゲイン
調整などを行なうアナログ回路303、CCD44のア
ナログ出力をディジタル信号に変換してディジタルデー
タとして出力するA/D変換器304などから構成さ
れ、制御管理はメインのCPU401により行なわれて
いる。
【0041】(メイン画像処理ボード)メイン画像処理
ボード400は、メインのCPU401により制御さ
れ、前記CCDボード300から送られてきた原稿画像
のディジタルデータをもとに、画像の階調性を所望の状
態で表現できるように、シェーディング補正・濃度補正
・領域分離・フィルタ処理・MTF補正・解像度変換・
電子ズーム(変倍処理)・ガンマ補正など多値の画像デ
ータの状態のまま処理を施す多値画像処理部402、処
理が施された画像データあるいは処理の手順管理など各
種制御情報を記憶させておくメモリ403、1ページ分
の画像を記憶させておくフィールドメモリ403a、処
理が施された画像情報を画像に再現するためにLSU4
6側へとデータを転送制御するレーザコントロール部4
04などから構成される。
【0042】(サブ画像処理ボード)サブ画像処理ボー
ド500は、メイン画像処理ボード400とコネクタ5
05で接続され、メイン画像処理ボード400上のメイ
ンのCPU401により制御された2値画像処理部50
1、画像処理の施された2値画像情報あるいは処理上で
の制御情報などを記憶管理するメモリおよびメモリを制
御するゲートアレイ502、複数枚の原稿画像情報を記
憶管理しておき複数枚の原稿画像を繰り返し所望部数の
数だけ読み出して複数の複写物を生成するためのハード
ディスクおよびハードディスクを制御するゲートアレイ
503、および外部インターフェイスとしてのSCSI
ボードおよびSCSIを制御するゲートアレイ504な
どから構成される。また、前述の2値画像処理部501
は、多値画像情報を2値画像に変換する処理部、画像を
回転する処理部、および2値画像の変倍処理を行なう2
値変倍処理部などから構成され、さらに、ファックス画
像を通信手段を介して送受信することが出来るようにフ
ァックスインターフェイス(図2では、FAX I/F
と表示する。)も備えている。
【0043】(拡張ボード)拡張ボード600は、パー
ソナルコンピュータなどから送られてくるデータをディ
ジタル複写機30のレーザ記録部32からプリンタモー
ドとして出力可能とするためのプリンタボード601、
ディジタル複写機30の編集機能を拡張してディジタル
複写機30の特徴を有効活用するための機能拡張ボード
602、およびディジタル複写機30のスキャナ部31
から読み込んだ原稿画像を相手先に対して送信したり、
相手先から送られてきた画像情報をディジタル複写機3
0のレーザ記録部から出力することを可能にするファク
シミリボード603などから構成される。
【0044】以下に、ディジタル複写機30の画像処理
装置としての機能、すなわちコピー・プリンタ・ファッ
クスの各モードでの画像データの処理、画像データの流
れについてさらにくわしく説明する。
【0045】(コピーモード)ディジタル複写機30の
RADF36の所定位置にセットされた原稿は、1枚ず
つスキャナユニット40の原稿載置台35上へと順次供
給され、原稿の画像は先に説明したスキャナユニット4
0により順次読み取られ、8ビットのディジタルデータ
としてメイン画像処理ボード400へと転送される。メ
イン画像処理ボード400に転送された8ビットのディ
ジタルデータは、8ビットのディジタル画像データとし
て多値画像処理部402で所定の処理が施される。8ビ
ットのディジタル画像データはガンマ補正などの処理が
行なわれ、レーザコントロール部404を介してLSU
46へと送られる。上記の処理によって、ディジタル複
写機30のスキャナ部31で読み取られた原稿画像は、
レーザ記録部32から階調性のあるコピー画像として出
力される。
【0046】(コピーモードにおける電子RDH機能)
ディジタル複写機30のRADF36の所定位置にセッ
トされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット40の原稿
載置台35上へと順次供給され、原稿の画像は前述のス
キャナユニット40により順次読み取られ、8ビットの
ディジタルデータとしてメイン画像処理ボード400へ
と転送される。メイン画像処理ボード400に転送され
た8ビットのディジタルデータは、8ビットのディジタ
ル画像データとして多値画像処理部402で所定の処理
が施される。この8ビットのディジタル画像データは、
次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ405か
らサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を介し
てサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像処理
部501の多値2値変換部において誤差拡散などの処理
と共に8ビットのディジタル画像データから2ビットの
ディジタル画像データに変換される。
【0047】なお、8ビットのディジタル画像データを
誤差拡散などの処理を含めて2ビットのディジタル画像
データに変換しているのは、単に多値2値変換を行なっ
ただけでは画質的に問題があるので、画質の劣化が少な
くなるように配慮している。また、8ビットのディジタ
ル画像データを2ビットのディジタル画像データに変換
するのは、画像の記憶容量などを考慮したためである。
【0048】このようにして変換された2ビットのディ
ジタル画像データは、原稿1枚毎にハードディスクなど
のディスクメモリ503へと転送されて一時的に記憶管
理される。ディジタル複写機30のRADF36にセッ
トされた原稿群の全てが読取処理されると、一時的にハ
ードディスク503に記憶された2ビットのディジタル
画像データを、ゲートアレイ503の制御により指定さ
れた部数だけ繰り返し読み出して、読み出された2ビッ
トのディジタル画像データは、再度コネクタ接続部40
5・505を介してメイン画像処理ボード400へ送ら
れ、ガンマ補正などの処理を行ないレーザコントロール
部404を介してLSU46へと送られる。
【0049】なお、全ての原稿群画像が読み取られてか
ら画像群を所望する部数だけ繰り返し読み出すようにし
て説明したが、1部目の画像出力は所定分の画像が準備
できた段階で順次出力するように構成することも可能で
ある。
【0050】上記の処理により、ディジタル複写機30
のスキャナ部31で読み取られた原稿画像は、レーザ記
録部32から階調性のあるコピー画像として出力され
る。
【0051】(プリンタモード)パーソナルコンピュー
タなどのネットワークに接続された外部機器から送られ
てきた画像は、プリンタボード601上でページ単位の
画像として展開された後、インターフェイスであるSC
SIボード504から一旦サブ画像処理ボード500側
へ転送されハードディスク503などのメモリへと記憶
される。
【0052】なお、プリンタボード601でページ画像
として展開された画像は、サブ画像処理ボード500側
に送られるが、2値画像処理は行なわれずにハードディ
スク503に一時記憶されるだけである。また、一旦記
憶されたページ画像がハードディスク503から読み出
される時も、ページ画像に対する2値画像処理は行なわ
ない。そして、ハードディスク503へ一時記憶された
画像情報は、所定のページ順となるようにハードディス
ク503から読み出されながらメイン画像処理ボード4
00へと送られてガンマ補正を行ない、レーザコントロ
ール部404からLSU46にて画像を再現するよう画
像の書込が制御される。
【0053】(ファックスモード)ファックスモードに
は、相手先に対する原稿の送信と、相手先からの原稿の
受信に対する処理がある。先に相手先に対する原稿の送
信について説明すると、ディジタル複写機30のRAD
F36の所定位置にセットされた送信原稿は、1枚ずつ
スキャナユニット40の原稿載置台35上へと順次供給
され、送信原稿の画像は先に説明したスキャナユニット
40により順次読み取られ、8ビットのディジタルデー
タとしてメイン画像処理ボード400へと転送される。
メイン画像処理ボード400に転送された8ビットのデ
ィジタルデータは、8ビットのディジタル画像データと
して多値画像処理部402で所定の処理が施される。こ
の8ビットのディジタル画像データは、次にメイン画像
処理ボード400側のコネクタ405からサブ画像処理
ボード500側のコネクタ505を介してサブ画像処理
ボード500側に送られ、2値画像処理部501の多値
2値変換部において誤差拡散などの処理と共に8ビット
のディジタル画像データから2ビットのディジタル画像
データに変換される。
【0054】なお、8ビットのディジタル画像データ
を、誤差拡散などの処理を含めて2ビットのディジタル
画像データに変換しているのは、単に多値2値変換を行
なっただけでは画質的に問題があるので、画質の劣化が
少なくなるように配慮している。
【0055】上記の処理によって、2値画像化された送
信原稿は、所定の形式で圧縮されメモリ502に記憶さ
れる。そして相手先との送信手続きを行ない送信可能な
状態が確保されると、メモリ502から読み出された所
定の形式で圧縮された送信原稿画像は、ファックスボー
ド603側へと転送され、このファックスボード603
で圧縮形式の変更など必要な処理を施して、相手先に対
して通信回線を介して順次送信されることとなる。
【0056】次に相手先から送信されてきた原稿画像の
処理について説明する。相手先から通信回線を介して原
稿が送信されてくると、ファックスボード603での通
信手続きを行ないながら相手先から送信されてくる原稿
画像を受信すると共に、所定の形式に圧縮された状態の
受信画像は、サブ画像処理ボード500の2値画像処理
部501に設けられたファックスインターフェイスから
2値画像処理部501へと送られ、圧縮伸張処理部など
によりページ画像として送信されてきた原稿画像を再現
する。そして、ページ単位の画像として再現された原稿
画像は、メイン画像処理ボード400にて画像の補正が
行なわれて、レーザコントロール部404からLSU4
6にて画像を再現するよう画像の記録用紙への書込が制
御される。
【0057】図3は、ディジタル複写機30における操
作パネルを表した図である。この操作パネル75の中央
部分には、タッチパネル液晶表示装置6が配置されてい
て、その周囲に各種モード設定キー群が配置されてい
る。このタッチパネル液晶表示装置6の画面上には、常
時画像編集機能を選択するための画面に切り換える画面
切り換え指示エリアがあって、このエリアを指で直接押
圧操作すると各種画像編集機能が選択できるように液晶
画面上に各種編集機能が一覧表示される。その表示され
た各種編集機能の中から、操作者が所望する機能が表示
されている領域を指で触れることにより編集機能が設定
される。
【0058】上記操作パネル上に配置された各種設定キ
ー群について簡単に説明すると、コピー濃度設定を行な
うモードに移行するためのキー7を操作すると、コピー
濃度調整を自動から手動または写真モードへと切り換え
る。手動モードまたは写真モードの時には、濃度レベル
を細かく設定することができる。用紙トレイ選択を行な
うためのモードに移行するためのキー8を操作すると、
複写機の給紙部にセットされている用紙の中から希望す
る用紙サイズを選択することができる。倍率設定を行な
うモードに移行するためのキー9を操作すると、倍率を
自動的に選択させるモードの設定、複写倍率を1%きざ
みで設定、固定倍率を読み出して選択する設定、および
複写倍率を標準倍率(等倍)に戻す設定を選択すること
ができる。
【0059】タッチパネル液晶表示装置6の左部には、
特別機能を行なうモードに移行するためのキー10、両
面複写モードの設定するための両面モード設定キー1
1、複写機から排出される複写物を仕分けるための後処
理装置の動作モードを設定するための後処理モード設定
キー12、および上記の特別機能設定のなかで現在設定
されている機能の内容を確認するための設定確認キー1
3が、各々設けられている。特別機能を行なうモードに
移行するためのキー10を操作すると、コピーの端に余
白を形成するためのとじしろ設定機能、周囲の影などを
消去する枠消去機能、用紙のほぼ中央に複写させるため
のセンタリング機能、複数のコピージョブを行なう際に
仕分けが簡単に行なえるように記録用紙に指標であるイ
ンデックスを付与するためのインデックス機能などを設
定することができる。
【0060】また、タッチパネル液晶表示装置6の右部
には、複写機の操作が分からない時に操作することで複
写機の操作方法をメッセージ表示するための操作ガイド
キー14、操作ガイドキー14の操作により表示された
メッセージの続きを表示させるためのメッセージ順送り
キー141、および前記メッセージを1つ前に戻すため
のメッセージ逆戻しキー142、複写枚数の設定するた
めの枚数設定キー15、連続コピー中に別の原稿に対す
るコピーを行ないたい時に操作する割込みキー16、複
写枚数をクリアしたり連続コピーを途中で止める時に操
作するクリアキー17、現存設定されているモードの全
てを解除して標準状態に復帰させるための全解除キー1
8、コピーの開始を指示するためのスタートキー19
が、各々設けられている。
【0061】さらに、タッチパネル液晶表示装置6の左
部には、ディジタル複写機のモードを、ファクシミリモ
ードへ移行させるキー20、プリンタモードへ移行させ
るキー21、およびコピーモードへ移行させるキー22
が、各々設けられている。
【0062】今回提示した操作パネル及びその操作パネ
ル上に配置される各種キーは、あくまでも実施例であ
り、ディジタル複写機に搭載される各種機能により操作
パネル上に設けられるキーが異なってくることは言うま
でもない。
【0063】図4は、本発明の第1の実施形態に係る画
像形成装置の画像処理部のブロック図である。図4は、
画像データを記憶するFIFOメモリ4、画像データの
変倍処理を行なう変倍ユニット5、および画像を変倍す
る際に変倍率に応じてFIFOメモリ4と変倍ユニット
5の接続を切り換える切換手段であるセレクタ1・セレ
クタ2・セレクタ3を含む構成である。セレクタ1〜3
は各々FIFOメモリ4の入力端・出力端、変倍ユニッ
ト5の入力端・出力端に接続している。つまり、セレク
タ1のゲートaは変倍ユニット5の出力端に、セレクタ
1のゲートbはCCDボード300の出力端に、そして
セレクタ1の出力端はFIFOメモリ4の入力端に接続
されている。また、セレクタ2のゲートaはCCDボー
ド300の出力端に、セレクタ2のゲートbはFIFO
メモリ4の出力端に、セレクタ2の出力端は変倍ユニッ
ト5の入力端に各々接続している。さらに、セレクタ3
のゲートaは変倍ユニット5の出力端に、セレクタ3の
ゲートbはFIFOメモリ4の出力端に、セレクタ3の
出力端はLSU46の入力端に各々接続している。変倍
ユニット5で行なわれる変倍処理として、同じ画素やラ
インを複数回読み出したり間欠的に読み出す単純補間処
理、隣り合う画素やラインから新しいラインを形成し画
素やラインの間に補間する補間処理等がある。図1のス
キャナ部40のCCD44に読込まれたアナログ出力の
原稿画像はA/D変換器304でディジタル信号に変換
して画像データとしてCCDボード300からメイン画
像処理ボード400へ送られる。そして、多値画像処理
部402で、用紙サイズと変倍率に応じた必要画素部分
に切り出されてから、変倍処理が行なわれる。変倍処理
は、主走査方向と副走査方向で独立して行なわれる。
【0064】まず主走査方向の変倍処理について説明す
る。画像の拡大処理を行なう場合、画像処理装置の制御
を行なうCPU401によってセレクタ1のゲートa、
セレクタ2のゲートa、およびセレクタ3のゲートbは
オフされ、セレクタ1のゲートb、セレクタ2のゲート
b、およびセレクタ3のゲートaはオンされる。切り出
された画像データはCCDボード300から送られ、セ
レクタ1のゲートbを通過後、FIFOメモリ4に書き
込まれる。次に、FIFOメモリ4に書き込まれた画像
データは、CPU401によって読み出されてセレクタ
2のゲートbを通過し、変倍ユニット5に設けられたメ
モリ26に書き込まれる。変倍ユニット5では、メモリ
26に書き込まれた画像データに対して変倍処理が行な
われる。つまり、拡大率に応じてメモリ26から複数回
画像データが読み出され、画像データが変倍される。変
倍処理を終え拡大された画像データはセレクタ3のゲー
トaを経て、LSUユニット46に出力される。
【0065】画像の縮小処理を実行する場合、CPU4
01によってセレクタ1のゲートb、セレクタ2のゲー
トb、およびセレクタ3のゲートaはオフされ、セレク
タ1のゲートa、セレクタ2のゲートa、およびセレク
タ3のゲートbはオンされる。切り出された画像データ
はCCDボード300から送られ、セレクタ2のゲート
aを通過し、変倍ユニット5に入力される。変倍ユニッ
ト5では入力された画像データに対して変倍処理が行な
われ、縮小率に応じた画像データが出力される。変倍処
理された画像データは、セレクタ1のゲートaを通過
し、FIFOメモリ4に書き込まれる。FIFOメモリ
4に書き込まれた画像データはセレクタ3のゲートbを
通過してLSUユニット46に出力される。
【0066】副走査方向の変倍処理は、従来の方法通り
スキャナ部40の読取速度を変更することにより行な
う。つまり、図1に示すディジタル複写機30におい
て、スキャナ部40の画像データを読み取る走査ユニッ
ト40a、40bの走査速度を変倍率に応じて調整し、
CCD44からCCDボード300に取り込むライン数
を加減することにより実行する。例えば、縮小の場合は
画像データの読取速度を速くすることにより、CCDボ
ード300に単位時間当たりに取り込むライン数を減ら
すことによって実現される。また、拡大の場合は画像デ
ータの読取速度を遅くすることによりCCDボード30
0に単位時間当たりに取り込むライン数を増やすことに
よって実現される。走査ユニット40a、40bの移動
速度を加減して入力ライン数を調整された後画像データ
は、上記主走査方向変倍用FIFOメモリに入力され、
主走査方向の変倍処理が行なわれた後LSUユニット4
6に出力されるか、またはフィールドメモリ403aに
書き込まれる。
【0067】このように、従来は変倍処理を行なうため
に拡大用FIFOメモリと縮小用FIFOメモリの2つ
が必要であったが、本発明によると単一のFIFOメモ
リを使用して、処理手順を煩雑化することなく変倍処理
が実施できる。
【0068】図5は、本発明の第2の実施形態に係る画
像形成装置の画像処理部のブロック図である。図5は、
画像データの変倍処理のうち縮小処理を行なう縮小用変
倍ユニット61、画像データを記憶するFIFOメモリ
4、画像データの変倍処理のうち拡大処理を行なう拡大
用変倍ユニット62、縮小用変倍ユニット61と拡大用
変倍ユニット62の入力を切り換えるCPU401を含
む構成である。縮小用変倍ユニット61の入力端はCC
Dボード300の出力端に、FIFOメモリ4の入力端
は縮小用変倍ユニット61の出力端に、拡大用変倍ユニ
ット62の入力端はFIFOメモリ4の出力端に、拡大
用変倍ユニット62の出力端はLSU46の入力端に、
各々接続されている。また、縮小用変倍ユニット61と
拡大用変倍ユニット62は、CPU401から制御信号
を受ける。変倍処理は主走査方向と副走査方向で独立し
て行なわれる。
【0069】まず主走査方向の変倍処理について説明す
る。画像の拡大処理を実行する場合、CPU401から
縮小用変倍ユニット61に、画像データが入力されても
変倍処理を行なわずに画像データを通過させる制御信号
が送られる。この制御信号により縮小用変倍ユニット6
1は、画像データが入力されても通過させる。切り出さ
れた画像データは、CCDボード300から縮小用変倍
ユニット61を通過して、FIFOメモリ4に書き込ま
れる。そして、拡大用変倍ユニット62において、拡大
率に応じてFIFOメモリ4から画像データが読み出さ
れて変倍された後、LSU46に出力される。
【0070】画像の縮小処理を実行する場合、CPU4
01から拡大用変倍ユニット62に、画像データが入力
されても変倍処理を行なわずに画像データを通過させる
制御信号が送られる。この制御信号により拡大用変倍ユ
ニット62は、画像データが入力されても通過させる。
切り出された画像データは、CCDボード300から縮
小用変倍ユニット61に入力される。画像データは、縮
小用変倍ユニット61によって画素補間などの変倍処理
がなされた後に、FIFOメモリ4に書き込まれ、拡大
用変倍ユニット62を通過して、LSU46に出力され
る。
【0071】なお、FIFOメモリにおいて書込アドレ
スと読出アドレスの追い越しが発生しないように、FI
FOメモリ4の書込許可信号と読出許可信号とのスター
ト位置を変倍率に応じて可変とする。ここで、アドレス
の追い越しとは、拡大や縮小を行なう場合、FIFOメ
モリ4において書込・読出のどちらか一方の速度が他方
より速いため、途中で一方が他方を追い抜くことであ
る。例えば、書込アドレスを読出アドレスが追い越す
と、まだ書いていない不定データを読み出してしまう。
読出アドレスを書込アドレスが追い越すと、新しいデー
タが書き込まれるため、読み出したデータが途中で別の
データになってしまう。そこで、拡大時はFIFOメモ
リ4の書込信号を読出信号より早くスタートさせ、縮小
時はFIFOメモリ4の書込信号より読出信号を早くス
タートさせると、アドレスの追い越しを生じることがな
く、FIFOメモリ4に書き込んだラインの画像データ
が置き変わることがない。副走査方向の変倍処理は、図
12で説明した従来の方法を行なう。
【0072】このように、縮小用変倍ユニット61と拡
大用変倍ユニット62とを設けることにより、単一のF
IFOメモリを用いて従来の方法の処理手順で変倍処理
を行なうことができ、従来のように拡大用FIFOメモ
リと縮小用FIFOメモリの2つのメモリが必要無くな
る。
【0073】図6は、本発明の第3の実施形態に係る画
像形成装置の画像処理部のブロック図である。図6は、
1ライン分の画像データを記憶するFIFOラインメモ
リ81、変倍率に応じた回数だけ画像データを読み出す
変倍処理部82を含む構成である。FIFOラインメモ
リ81の入力端はCCDボード300の出力端に、変倍
処理部82の入力端はFIFOラインメモリ81の出力
端に、変倍処理部82の出力端はフィールドメモリ40
3aの入力端に、各々接続されている。変倍処理は主走
査方向と副走査方向で独立して行なわれる。主走査方向
の変倍処理は図4で説明した処理を行なうものとする。
【0074】副走査方向の変倍処理について説明する。
図6において画像の拡大処理を実行する場合、図2で説
明したCCDボード300で取り込まれた画像データ
は、メイン画像処理ボード400の多値画像処理部40
2に送られ、多値画像処理部402内のFIFOライン
メモリ81に書き込まれる。FIFOラインメモリ81
に書き込まれた1ライン分の画像データは、変倍処理部
82にFIFOラインメモリ81のリードアドレスをリ
セットされることにより、複数回読み出される。例え
ば、FIFOラインメモリ81に書き込まれた1ライン
分の画像データが、変倍処理部82によって2回読み出
されれば、2倍に拡大した画像データが得られる。読み
出された画像データはフィールドメモリ403aに書き
込まれる。
【0075】また、画像の縮小処理を実行する場合、F
IFOラインメモリ81に書き込まれた複数行の画像デ
ータが、変倍処理部82によって間欠的に読み出され
る。例えばFIFOラインメモリ81に書き込まれた1
ライン目の画像データは変倍処理部82によって読み出
されて、次にFIFOラインメモリ81に書き込まれた
2ライン目の画像データは読み出さないので、2分の1
に縮小した画像データが得られる。読み出された画像デ
ータは、フィールドメモリ403aに書き込まれる。
【0076】副走査方向の変倍処理を終えた画像データ
は、図4で説明した主走査方向の画像処理部に渡されて
変倍処理が行なわれる。
【0077】このように、副走査方向の画像データの読
出回数を調整することにより、従来画像データの読取速
度を変倍率に応じて変更していたが、一定の読取速度で
画像データを読み取り、変倍処理を行なうことができ
る。
【0078】また、図6において拡大処理を実行する場
合、変倍処理部82で、フィールドメモリ403aの書
込アドレス選択信号を制御して、変倍率に応じてFIF
Oラインメモリ81に書き込まれている画像データを、
1度に複数ラインに亘って書き込むように制御すると、
画像データは変倍率に応じて拡大された画像データにな
る。つまり、図2のCCDボード300で取り入れられ
た画像データは多値画像処理部402に入力され、多値
画像処理部402内のFIFOラインメモリ81に書き
込まれる。変倍処理部82は、フィールドメモリ403
aの書込アドレス選択信号を制御して、FIFOライン
メモリ81に書き込まれた1ライン分の画像データを、
一度にフィールドメモリ403aの複数行に書き込む。
例えば、3ラインに亘って同じ1ラインのデータを書き
込むと3倍の拡大処理が行なわれる。
【0079】図7は図6で説明した変倍処理の別の方法
の例である。図7は、1ライン分の画像データを記憶す
るFIFOラインメモリ81、変倍率に応じて画像デー
タを読み出す変倍処理部82、および画像データを感光
体ドラム48に書き込むLSU46−1〜5を含む構成
である。LSU46−1〜5の入力端は各々FIFOラ
インメモリ81の出力端に接続されている。また、FI
FOラインメモリ81とLSU46−1〜5の間には、
ゲート84−1〜5が各々設けてあり、変倍処理部82
の制御信号によって画像データの流れが制御される。図
7においては、最大5倍の拡大処理を行なうことができ
る。拡大処理を実行する場合、CCDボード300に取
り込まれた画像データは、図2のメイン画像処理ボード
400の多値画像処理部402に送られ、多値画像処理
部402からFIFOラインメモリ81に書き込まれ
る。変倍処理部82は、変倍率に応じてゲート84−1
〜5に制御信号を送り、ゲートのオン・オフの制御を行
なう。FIFOラインメモリ81に書き込まれた1ライ
ン分の画像データはゲート84−1〜5のオン・オフに
応じて一度にLSU46−1〜5に出力される。例え
ば、5倍の拡大処理を行なう場合、変倍処理部82はゲ
ート84−1〜5をオンにする。そして、FIFOライ
ンメモリ81に書き込まれた画像データはLSU84−
1〜5に出力される。また、3倍の拡大処理を行なう場
合は、変倍処理部82は、ゲート84−4と84−5を
オフにするため、LSU46−4,46−5には、画像
データは送られない。したがって、LSU46−1〜3
に同じ1ラインの画像データが出力される。
【0080】つまり変倍処理部82は、FIFOライン
メモリとLSU46−1〜5を接続するデータラインの
ゲート84−1〜5を制御して、変倍率に応じてFIF
Oラインメモリ81に書き込まれている画像データを1
度に複数ラインに亘って書き込むように制御すると、画
像データは変倍率に応じて拡大された画像データにな
る。このように、副走査方向の画像データの読出回数を
調整することにより、従来画像データの読取速度を変倍
率に応じて変更していたが、一定の読取速度で画像デー
タを読み取ることができる。
【0081】図8は、本発明の第5の実施形態に係る画
像形成装置の画像処理部のブロック図である。図8は、
画像データを記憶するFIFOラインメモリA86、F
IFOラインメモリB87、FIFOラインメモリA8
6とFIFOラインメモリB87に書き込まれた画像デ
ータを読み出して画像データの変倍処理を行なう変倍処
理部82を含む構成である。FIFOラインメモリA8
6の入力端はCCDボード300の出力端に接続され、
FIFOラインメモリA86の出力端は変倍処理部82
に接続されている。また、FIFOラインメモリB87
の入力端はFIFOラインメモリA86の出力端に接続
され、FIFOラインメモリB87の出力端は変倍処理
部82の入力端に接続されている。さらに、変倍処理部
82の出力端はフィールドメモリ403aの入力端に接
続されている。変倍処理は主走査方向と副走査方向で独
立して行なわれる。
【0082】副走査方向の変倍処理について説明する。
拡大処理を実行する場合、CCDボード300から送ら
れた複数行に亘る画像データのうちCCD44で読み取
った1ライン目の画像データが、FIFOラインメモリ
A86に書き込まれる。次に、CCDで読み取った2ラ
イン目に画像データがFIFOラインメモリA86に書
き込まれる。このとき、FIFOラインメモリA86に
書き込まれていた1ライン目の画像データがFIFOラ
インメモリA86から読み出されてFIFOラインメモ
リB87に書き込まれる。さらに、3ライン目の画像デ
ータがFIFOラインメモリA86に上書きされる。こ
のとき、FIFOラインメモリA86に書き込まれてい
た2ライン目の画像データがFIFOラインメモリA8
6から読み出されてFIFOラインメモリB87に書き
込まれる。画像データがさらにある場合は、上記の処理
が連続して行なわれる。
【0083】例えば、図9において画像データを読み取
る原稿にラインa・ラインbの2つの画像データがあっ
た場合、拡大を行なう手順は以下の通りである。
【0084】(1) ラインaの画像データはFIFOライ
ンメモリA86に書き込まれる。
【0085】(2) 変倍処理部82で、ラインaの画像デ
ータが読み出される。同時にラインaの画像データは、
FIFOラインメモリB87にも書き込まれる。変倍処
理部82は、FIFOラインメモリA86から読み出し
たラインaの画像データを、フィールドメモリ403a
に書き込む。
【0086】(3) ラインbの画像データは、FIFOラ
インメモリA86に書き込まれ、変倍処理部82は、F
IFOラインメモリB87に書き込まれたラインaの画
像データと、FIFOラインメモリB86に書き込まれ
たラインbの画像データとを読み出す。同時にラインb
の画像データは、FIFOラインメモリB87にも書き
込まれる。変倍処理部82は、ラインaとラインbに対
して補間を行ない、新しいラインabを作成し、フィー
ルドメモリ403aに書き込む。
【0087】(4) 変倍処理部82は、FIFOラインメ
モリB87に書き込まれたラインbの画像データを読み
出して、フィールドメモリ403aに書き込む。
【0088】以上の拡大処理によって、フィールドメモ
リ403aには、ラインa・ラインab・ラインbの画
像データが書き込まれる。読み取る原稿に複数行のライ
ンの画像データがある場合、上記の処理を繰り返すこと
により、元の画像が2倍に拡大される。
【0089】また、図10において画像データを読み取
る原稿にラインa・ラインb・ライン3の3つの画像デ
ータがあった場合、縮小を行なう手順は以下の通りであ
る。 (1) ラインaの画像データがFIFOラインメモリA8
6に書き込まれる。
【0090】(2) 変倍処理部82は、ラインaの画像デ
ータを読み出す。同時にラインaの画像データは、FI
FOラインメモリB87にも書き込まれる。変倍処理部
82は、FIFOラインメモリA86から読み出したラ
インaの画像データを、フィールドメモリ403aに書
き込まない。
【0091】(3) ラインbの画像データは、FIFOラ
インメモリA86に書き込まれ、変倍処理部82は、F
IFOラインメモリB87に書き込まれたラインaの画
像データと、FIFOラインメモリA86に書き込まれ
たラインbの画像データとを読み出す。同時にラインb
の画像データは、FIFOラインメモリB87にも書き
込まれる。変倍処理部82は、読み出したラインaとラ
インbに対して補間を行ない、新しいラインabを作成
し、フィールドメモリ403aに書き込む。
【0092】(4) ラインcの画像データが、FIFOラ
インメモリA86に書き込まれる。変倍処理部82は、
FIFOラインメモリB87に書き込まれたラインbの
画像データと、FIFOラインメモリA86に書き込ま
れたラインcの画像データとを読み出す。同時にライン
cの画像データは、FIFOラインメモリB87にも書
き込まれる。変倍処理部82は、読み出したラインbと
ラインcに対して補間を行ない、新しいラインbcを作
成し、フィールドメモリ403aに書き込む。
【0093】以上の縮小処理によって、フィールドメモ
リ403aには、ラインab・ラインbcの画像データ
が書き込まれる。読み取る原稿に複数行のラインの画像
データがある場合、上記の処理を繰り返すことにより、
元の画像が1/2倍に縮小される。
【0094】上記の例のように処理を行なえば、隣接ラ
イン間で補間処理を行なうことができ、画像データの読
取速度を一定にしたまま、かつ変倍率を極端に大きくし
た場合でも画像の滑らかさを保つことができる。副走査
方向の変倍処理を終えた画像データは、図4で説明した
主走査方向の画像処理部に渡される。
【0095】このように、副走査方向の画像データの読
出回数を調整することにより、従来画像データの読取速
度を変倍率に応じて変更していたが、一定の読取速度で
画像データを読み取ることができる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0097】(1) 切換手段によって単一のFIFOメモ
リと変倍ユニットの接続を変倍率に応じて切り換えるこ
とにより変倍処理を行なうことにより、切換手段によっ
て接続を切り換えることにより単一のFIFOメモリで
変倍処理を行なうことができ、基板面積の縮小、低消費
電力化、低コスト化を可能とする。
【0098】(2) 画像の拡大時は、FIFOメモリに書
き込んだ画像データを読み出して変倍ユニットで拡大処
理を行ない、画像の縮小時は、変倍ユニットで縮小処理
を行なってからFIFOメモリに画像データを書き込む
ことにより、単一のFIFOメモリを使用しながら、処
理を繁雑にすることなく、変倍処理を行なうことができ
る。
【0099】(3) 拡大用変倍ユニットと縮小用変倍ユニ
ットの2つの変倍ユニットと単一のFIFOメモリと処
理手順を変更する切換手段によって変倍処理を行なうこ
とにより、拡大・縮小のどちらを行なう際にも、変倍ユ
ニットで補間処理を行なうことができるので、拡大時・
縮小時共に画像データの書込と読出を同一のFIFOメ
モリに行ない、変倍処理を行なうことができる。
【0100】(4) 1ライン分の画像データを記憶するF
IFOラインメモリと、変倍率に応じた回数だけ画像デ
ータを読みだす変倍処理部とによって画像データの変倍
を行なうことにより、変倍率が異なっても画像データの
読取速度を変更せずに変倍処理を行なうことができ、可
変速度制御モータやモータの制御プログラムが不要とな
り低コスト化を可能とする。
【0101】(5) 拡大時はFIFOメモリに書き込まれ
た1ライン分の画像データを複数回読み出し、縮小時は
FIFOメモリに書き込まれた画像データの読み出しを
間欠的に行なうことにより、変倍率が異なっても画像デ
ータの読取速度を変更することなく一定の入力速度で副
走査方向の画像データの変倍処理を行なうことができ
る。
【0102】(6) 拡大処理時にFIFOメモリに書き込
まれた画像データの一回の読み出しから複数のラインを
作成することにより、画像データの読取速度を変更する
ことなく副走査方向に拡大処理を行なうことができる。
【0103】(7) 2本のラインメモリを使用することに
よって、隣接ライン間で一次補間処理を行なうことがで
き、画像の滑らかさを損なわないまま、ミラーの移動速
度を変更することなく副走査方向に電子変倍処理をする
ことを可能にすることにより、変倍率が異なっても画像
データの読取速度を変更することなく一定の入力速度で
副走査方向の画像データの変倍処理を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【符号の説明】
1、2、3−セレクタ 4−先入れ先出し型メモリ(FIFOメモリ) 5−変倍ユニット 6−メモリ 46−LSU 300−CCDボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 徹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中村 圭二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡野 時行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 原田 浩介 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 AB02 EA07 5B057 AA11 BA02 BA26 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC02 CD07 CH11 CH18 5C073 AA05 CB01 CE04 5C076 AA21 AA22 BA05 BA08 BB03 BB06 BB31 CB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを変倍する機能を備えた画像
    処理装置において、画像データの書込・読出処理を行な
    う単一の先入れ先出し型メモリと、変倍率に基づいて画
    像データの変倍処理を行なう変倍ユニットと、先入れ先
    出し型メモリで行なう書込・読出処理および変倍ユニッ
    トで行なう変倍処理の処理順序を切り換える切換手段
    と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記切換手段は、画像の拡大時に先入れ
    先出し型メモリに対する画像データの書込処理および読
    出処理の後に、変倍ユニットで変倍処理を行ない、 画像の縮小時に変倍ユニットで変倍処理を行なってか
    ら、先入れ先出し型メモリに画像データの書込処理を行
    なうことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変倍ユニットは、画像の拡大時に先
    入れ先出し型メモリに対する画像データの書込処理およ
    び読出処理の後に、変倍処理を行なう拡大用変倍ユニッ
    トと、 画像の縮小時に変倍処理を行なってから先入れ先出し型
    メモリに画像データを書き込む縮小用変倍ユニットと、
    からなることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 画像データを変倍する機能を備えた画像
    処理装置において、1ライン分の画像データを記憶する
    先入れ先出し型ラインメモリと、 変倍率に応じた回数だけ先入れ先出し型メモリから画像
    データを読み出す変倍処理部と、を備えたことを特徴と
    する画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記変倍処理部は、画像データの拡大時
    に先入れ先出し型ラインメモリに書き込まれた1ライン
    分の画像データを複数回読み出し、 画像データの縮小時は先入れ先出し型ラインメモリに書
    き込んだ画像データの読出をラインごとに間欠的に行な
    うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像データを変倍する機能を備えた画像
    処理装置において、1ライン分の画像データを記憶する
    先入れ先出し型ラインメモリと、変倍率に応じて先入れ
    先出し型メモリの複数の出力ラインを切り換えて画像デ
    ータを読み出す変倍処理部と、を備えたことを特徴とす
    る画像処理装置。
  7. 【請求項7】 互いに隣接する2ラインの各々の画像デ
    ータを記憶する2つの先入れ先出し型ラインメモリを備
    え、前記変倍処理部において2つの先入れ先出し型ライ
    ンメモリから読み出した画像データに基づいて変倍処理
    を行なうことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装
    置。
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