JP4802082B2 - 画像処理装置,変倍処理決定方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Description
また、例えば特許文献2に見られるように、原稿のサイズに対して印刷されるサイズを予め設定しておき、実際に読み取った原稿のサイズによって設定した印刷サイズに合わせて変倍した原稿画像を印刷するようにしたり、ユーザが原稿を挿入するという簡単な操作だけで、読み取った原稿のサイズと変倍後の印刷サイズとに従った変倍率で、読み取った原稿画像を集約して印刷するようにするなど、ミスコピーの防止や利便性の向上を目的としたものも提案されている。
また、特許文献2に記載のものは、変倍処理に関して何らかの工夫をすることでユーザの利便性を向上させることはできるが、やはり、出力のスループット、画像データをメモリ装置に蓄積する際の再利用性をユーザへ提供するサービス毎に考慮しながら最適な変倍率を決定するものではない。
請求項1の発明による画像処理装置は、原稿の画像を読み取る画像読取手段からの画像データに対して画像処理を行う第1の画像処理手段と、上記画像読取手段又は上記第1の画像処理手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段からの画像データに対して画像処理を行う第2の画像処理手段と、上記第1の画像処理手段,上記画像記憶手段,又は上記第2の画像処理手段からの画像データを出力する画像出力手段とを有する画像処理装置であって、以下に示すようにしたことを特徴とする。
請求項10の発明による変倍処理決定方法は、請求項8の変倍処理決定方法において、上記選択したサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に上記設定した変倍率が全て同じ場合には、その各サービス毎に設定した変倍率の変倍処理を上記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を上記設定した変倍率に、上記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定するものである。
請求項12の発明による変倍処理決定方法は、請求項8の変倍処理決定方法において、上記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベルの場合には、上記設定した変倍率の変倍処理を上記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を上記設定した変倍率に、上記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定するものである。
請求項14の発明による変倍処理決定方法は、請求項8の変倍処理決定方法において、上記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスが選択された場合であり、且つ上記第1の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、上記設定した変倍率の変倍処理を上記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を上記設定した変倍率に、上記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定し、上記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ上記第2の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、上記設定した変倍率の変倍処理を上記第2の画像処理手段のみで行うように、上記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、上記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定するものである。
請求項22の発明による記録媒体は、請求項15〜21のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
まず、この発明の一実施形態であるMFPの主要部のハードウェア構成例について、図1を参照して具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2は図1の第1の画像データ処理装置2の概略構成例を、図3は図1の第2の画像データ処理装置4の概略構成例をそれぞれ示すブロック図である。
この実施形態では、画像読取装置1が、副走査方向に走査する速度を変えることにより、読み取り画像の副走査方向の変倍率を変更することができるようにしている。以降、その副走査方向の変倍率の変更による画像変倍を、副走査メカ変倍という。
プロッタ装置9は、CMYKからなる画像データを受け取ると、例えばレーザビームを用いた電子写真プロセスを使って、受け取った画像データを可視画像として用紙(転写紙)に印刷出力する。
ROM14は、CPU6が当該MFP100の制御を行う際のプログラム(含むブートプログラムを含む)が格納されるメモリである。
回線I/F装置11は、PCI−Expressバスと電話回線とを接続する装置である。この回線I/F装置11により、当該MFP100は電話回線を介してFAX装置15と各種データのやり取りを行うことが可能になる。なお、FAX送受信機能を備えたMFP等の他の外部機器(画像処理装置)とやり取りすることもできる。この回線I/F装置11は、画像出力手段としての機能を果たす。
外部I/F装置12は、PCI−Expressバスと外部機器とを接続する装置である。この外部I/F装置12により、当該MFP100はPC16と各種データのやり取りを行うことが可能になる。なお、通信機能を備えたMFP等の他の外部機器とやり取りすることもできる。この実施形態では、その接続I/Fにイーサネット(登録商標)等のネットワークを使用する。つまり、当該MFP100は外部I/F装置12を介してネットワークに接続している。この外部I/F装置12は、画像出力手段としての機能を果たす。
ここで、CPU6が、メモリ7上のプログラムを実行し、当該MFP100を制御することにより、この発明に関わる機能であるサービス選択手段,変倍率設定手段,および変倍処理決定手段としての機能を実現することができる。
コピーサービスとは、画像読取装置1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データ(実際には第1の画像データ処理装置2および第2の画像データ処理装置4によって画像処理を施したもの)をプロッタ装置9に送り、用紙上に可視画像として印刷させるサービスのことである。このコピーサービスを実現するためのアプリをコピーアプリという。
スキャナ配信サービスとは、画像読取装置1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データを外部I/F装置12によって電子メール等で予め設定されたPC16等の外部機器へ配信させるサービスのことである。このスキャナ配信サービスを実現するためのアプリをスキャナアプリという。
コピー+D−BOXサービスとは、画像読取装置1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データをHDD5に蓄積しながら、その画像データをプロッタ装置9に送り、用紙上に可視画像として印刷させるサービスのことである。このコピー+D−BOXサービスは、コピーアプリによって実現できる。
FAX送信+D−BOXサービスとは、画像読取装置1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データをHDD5に蓄積しながら、その画像データを回線I/F装置11によって予め設定されたFAX装置15等の外部機器へFAX送信させるサービスのことである。このFAX送信+D−BOXサービスは、FAXアプリによって実現できる。
〔第1実施例〕
まず、このMFP100が提供する任意のサービスを利用した場合の動作例である第1実施例について説明する。
図4は、MFP100におけるこの発明に関わる動作の概略例を示すフローチャートである。
ユーザは、原稿を画像読取装置1にセットすると共に、操作表示装置10上の操作により、所望のサービス[S]の選択、変倍率[S−Z]やその他の出力条件の設定、およびサービス開始を順次指示する。なお、例えばプリンタサービスを選択する場合には、原稿のセットは必要ない。また、その場合、ユーザによる操作は、PC16等の外部機器上で行われることになる。
CPU6は、サービス[S]選択の制御コマンドデータを受けると、図4に示す処理ルーチンをスタートし、まずステップS1でサービス[S]を選択し、ステップS2でサービス[S]の動作プロセスのプログラム(アプリ)を選択する。
次に、変倍率[S−Z]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
そして、設定した変倍率[S−Z]に対して第1の画像データ処理装置2(実際には変倍処理部21)と第2の画像データ処理装置4(実際には変倍処理部31)の各変倍率の最適な配分の決定を行う。以下、第1の画像データ処理装置2の変倍率を[S−Z1]、第2の画像データ処理装置4の変倍率を[S−Z2]と表現する。なお、第1の画像データ処理装置2側に配分された変倍率[S−Z1]のうちの副走査方向の変倍率を、画像読取装置1の副走査メカ変倍用の変倍率とすることもできる。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、最適に配分された変倍率[S−Z1]への変倍処理とその他の必要な画像処理(設定した出力条件に対応する画像処理)を施し、バス制御装置3へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、最適に配分された変倍率[S−Z2]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
まず、複数のサービスを選択した場合の全体動作の概要について説明する。
「画像読取装置1→第1の画像データ処理装置2→メモリ7」までの動作は各サービスで共通に行われ、その後の「メモリ7→第2の画像データ処理装置4→プロッタI/F装置8,回線I/F装置11,又は外部I/F装置12」の動作は、サービス毎にそれぞれ行われる。以上の動作を前提として、以下で、2つのサービスを選択した場合の動作について説明する。なお、3つ以上のサービスを選択した場合でも同様の手順で動作を行うので、その説明は省略する。
操作表示装置10は、それらの指示の情報を順次機器内部の制御コマンドデータに変換し、発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU6に通知される。
次に、変倍率[S1−Z,S2―Z]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
最後に、サービス開始の制御コマンドデータを受けると、ステップS4へ進み、それに従ってサービス[S1,S2]の動作プロセスのプログラムを実行する。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、最適に配分された変倍率[S共通−Z1]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。
バス制御装置3は、第1の画像データ処理装置2からの画像データを受け取ると、CPU6を介してメモリ7に蓄積する。
メモリ7に蓄積した画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、最適に配分された変倍率[S1−Z2又はS2−Z2]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、印刷ならば、CPU6がプロッタI/F装置8を介してプロッタ装置9へ送り、そのプロッタ装置9が受け取った画像データを可視画像として用紙に印刷出力することにより、原稿のコピーが生成される。外部機器への送信ならば、CPU6が回線I/F装置11又は外部I/F装置12を介してFAX装置15又はPC16等の外部機器へ送信する。
次に、このMFP100が提供する「印刷や外部への送信を行うサービス」を利用した場合の動作例である第2実施例について説明する。ここでは、「印刷や外部への送信を行うサービス」として、コピーサービス(この例では「S:50%縮小コピー」)を利用した場合の動作について説明する。
操作表示装置10は、それらの指示の情報を順次機器内部の制御コマンドデータに変換し、発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU6に通知される。
次に、変倍率[S−Z:50%]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
最後に、サービス開始の制御コマンドデータを受けると、ステップS4へ進み、それに従ってサービス[S]の動作プロセスのプログラムを実行する。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S−Z1:50%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。あるいは、画像読取装置1で副走査メカ変倍の変倍率[50%]として原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S−Z1:主走査方向50%,副走査方向100%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6およびバス制御装置3を介して、第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、決定された変倍率[S−Z2:100%(変倍しない)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がプロッタI/F装置8を介してプロッタ装置9へ送り、そのプロッタ装置9が受け取った画像データを可視画像として用紙に印刷出力することにより、原稿のコピーが生成される。
次に、このMFP100が提供する「印刷や外部への送信を行うサービス」を利用した場合の他の動作例である第3実施例について説明する。ここでは、「印刷や外部への送信を行うサービス」として、スキャナ配信サービス(この例では「S1:200dpiのスキャナ配信」)とFAX送信サービス(この例では「S2:200dpiのFAX送信」)の2つのサービスを利用した場合の動作について説明する。なお、変倍処理(解像度変換)しない場合には、600dpiであるものとする。
操作表示装置10は、それらの指示の情報を順次機器内部の制御コマンドデータに変換し、発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU6に通知される。
次に、変倍率(解像度)[S1−Z:33%(200dpi),S2−Z:33%(200dpi)]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
そして、設定した変倍率(解像度)[S1−Z:33%(200dpi),S2−Z:33%(200dpi)]に対して、第1の画像データ処理装置2の変倍率を[S共通―Z1:33%]、第2の画像データ処理装置4の変倍率を[S1−Z2:100%(解像度変換しない),S2−Z2:100%(解像度変換しない)]のように、各変倍率の決定を行う。なお、第1の画像データ処理装置2側の変倍率[S共通−Z1:33%]のうちの副走査方向の変倍率を、画像読取装置1の副走査メカ変倍用の変倍率[33%]とすることもできる。この場合、第1の画像データ処理装置2の副走査方向の変倍率は[S共通−Z1:主走査方向33%,副走査方向100%]となる。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S共通−Z1:33%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。あるいは、画像読取装置1で副走査メカ変倍の変倍率[33%]として原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S共通−Z1:主走査方向33%,副走査方向100%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。
ここまでの動作は各サービス[S1,S2]で共通であり、以降の動作はサービス[S1:200dpiのスキャナ配信,S2:200dpiのFAX送信]毎にそれぞれ行われる。その各動作を以下の(a)(b)に示す。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、決定された変倍率[S1−Z2:100%(解像度変換しない)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、CPU6が外部I/F装置12を介してPC16等の外部機器へ送信する。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、決定された変倍率[S2−Z2:100%(解像度変換しない)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、CPU6が回線I/F装置11を介してFAX装置15等の外部機器へ送信する。
次に、このMFP100が提供する「印刷や外部への送信を行うサービス」を利用した場合の更に他の動作例である第4実施例について説明する。ここでは、「印刷や外部への送信を行うサービス」として、スキャナ配信サービス(この例では「S1:300dpiのスキャナ配信」とFAX送信サービス(この例では「S2:「200dpiのFAX送信」の2つのサービスを利用した場合の動作について説明する。なお、変倍処理(解像度変換)しない場合には、600dpiであるものとする。
操作表示装置10は、それらの指示の情報を順次機器内部の制御コマンドデータに変換し、発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU6に通知される。
次に、変倍率(解像度)[S1−Z:50%(300dpi),S2−Z:33%(200dpi)]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
そして、設定した変倍率(解像度)[S1−Z:50%(300dpi),S2−Z:33%(200dpi)]に対して、第1の画像データ処理装置2の変倍率を[S共通―Z1:100%(解像度変換しない)]、第2の画像データ処理装置4の変倍率を[S1−Z2:50%,S2−Z2:33%]のように、各変倍率の決定を行う。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S共通−Z1:100%(解像度変換しない)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。
バス制御装置3は、第1の画像データ処理装置2からの画像データを受け取ると、CPU6を介してメモリ7に蓄積する。
(a)サービス[S1:300dpiのスキャナ配信]の動作
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
バス制御装置3は、第2の画像データ処理装置4からの画像データを受け取ると、CPU6を介してメモリ7に蓄積する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、CPU6が外部I/F装置12を介してPC16等の外部機器へ送信する。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、決定された変倍率[S2−Z2:33%(200dpi化)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、CPU6が回線I/F装置11を介してFAX装置15等の外部機器へ送信する。
次に、このMFP100が提供する「印刷や外部への送信を行いながらメモリ装置への恒久的な蓄積を行うサービス」を利用した場合の動作例である第5実施例について説明する。ここでは、「印刷や外部への送信を行いながらメモリ装置への恒久的な蓄積を行うサービス」として、コピー+D−BOXサービス(この例では「S:50%縮小コピー+D−BOX恒久蓄積」)を利用した場合の動作について説明する。なお、D−BOX恒久蓄積された画像データの「再利用」に要求される内容は、前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベルの場合とする。
操作表示装置10は、それらの指示の情報を順次機器内部の制御コマンドデータに変換し、発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU6に通知される。
次に、変倍率[S−Z:50%]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
最後に、サービス開始の制御コマンドデータを受けると、ステップS4へ進み、それに従ってサービス[S]の動作プロセスのプログラムを実行する。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S−Z1:50%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。あるいは、画像読取装置1で副走査メカ変倍の変倍率[50%]として原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S−Z1:主走査方向50%,副走査方向100%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、決定された変倍率[S−Z2:100%(変倍しない)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積した画像データは、CPU6がプロッタI/F装置8を介してプロッタ装置9へ送り、そのプロッタ装置9が受け取った画像データを可視画像として用紙に印刷出力することにより、原稿のコピーが生成される。
ユーザは、操作表示装置10上の操作により、「D−BOX蓄積データを印刷する」を要求する。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がプロッタI/F装置8を介してプロッタ装置9へ送り、そのプロッタ装置9が受け取った画像データを可視画像として用紙に印刷出力する。
次に、このMFP100が提供する「印刷や外部への送信を行いながらメモリ装置への恒久的な蓄積を行うサービス」を利用した場合の他の動作例である第6実施例について説明する。ここでは、「印刷や外部への送信を行いながらメモリ装置への恒久的な蓄積を行うサービス」として、コピー+D−BOXサービス(この例では「S:50%縮小コピー+D−BOX恒久蓄積」)を利用した場合の動作について説明する。なお、D−BOX恒久蓄積された画像データの「再利用」に要求される内容は、前回利用時とは異なる出力条件で異なる結果を得られるようにもしておきたいレベルの場合とする。
操作表示装置10は、それらの指示の情報を順次機器内部の制御コマンドデータに変換し、発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU6に通知される。
次に、変倍率[S−Z:50%]やその他の出力条件の設定の制御コマンドデータを受けると、ステップS3でそれらの出力条件の設定を行って設定内容をメモリ7に記憶する。
最後に、サービス開始の制御コマンドデータを受けると、ステップS4へ進み、それに従ってサービス[S]の動作プロセスのプログラムを実行する。
CPU6は次に、サービス[S]の動作プロセスを順次行う。
そして、例えば画像読取装置1で原稿をスキャンして得られた画像データは、第1の画像データ処理装置2により、[S−Z1:100%(変倍しない)]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ送る。
メモリ7に蓄積した画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、決定された変倍率[S−Z2:50%]への変倍処理とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
次にメモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がプロッタI/F装置8を介してプロッタ装置9へ送り、そのプロッタ装置9が受け取った画像データを可視画像として用紙に印刷出力することにより、原稿のコピーが生成される。
ユーザは、操作表示装置10上の操作により、「D−BOX蓄積データを200dpiスキャナ配信する」を要求する。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6がバス制御装置3を介して第2の画像データ処理装置4へ送る。
第2の画像データ処理装置4は、受け取った画像データに対して、変倍率[S−Z2:33%(200dpi化)]への変倍処理(解像度変換)とその他の必要な画像処理を施し、バス制御装置3へ出力する。
メモリ7に蓄積された画像データは、CPU6が外部I/F装置12を介してPC16等の外部機器へ送信する。よって、出力される結果は第1実施例による出力結果と全く別ものである。
この第7実施例では、第5実施例と第6実施例のどちらで動作させるかを当該MFP100の操作表示装置10上の操作(PC16等の外部機器上の操作でもよい)で予め選択しておく場合について説明する。なお、ユーザ操作が選択する項目は、(a)前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベルと、(b)前回利用時とは異なる出力条件で異なる結果を得られるようにもしておきたいレベルのいずれかとする。
CPU6は、「(1)前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベル」が選択された場合には、第5実施例と同様の動作を行う。「(2)前回利用時とは異なる出力条件で異なる結果を得られるようにもしておきたいレベル」が選択された場合には、第6実施例と同様の動作を行う。
このプログラムは、MFP等の画像処理装置を制御するCPU(コンピュータ)に、この発明に関わる機能であるサービス選択手段,変倍率設定手段,および変倍処理決定手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
4:第2の画像データ処理装置 5:HDD 6:CPU 7:メモリ
8:プロッタI/F装置 9:プロッタ装置 10:操作表示装置
11:回線I/F装置 12:外部I/F装置 13:SB 14:ROM
15:FAX装置 16:PC 21,31:変倍処理部
22,23,32,33:その他の処理部 100:MFP
Claims (22)
- 原稿の画像を読み取る画像読取手段からの画像データに対して画像処理を行う第1の画像処理手段と、前記画像読取手段又は前記第1の画像処理手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段からの画像データに対して画像処理を行う第2の画像処理手段と、前記第1の画像処理手段,前記画像記憶手段,又は前記第2の画像処理手段からの画像データを出力する画像出力手段とを有する画像処理装置であって、
前記第1の画像処理手段および前記第2の画像処理手段は、それぞれ画像データを変倍処理する変倍処理手段を有し、
ユーザへ提供するサービスを選択するサービス選択手段と、
画像データに対する変倍率を設定する変倍率設定手段と、
前記サービス選択手段によってサービスが選択されると共に前記変倍率設定手段によって変倍率が設定された場合に、該選択されたサービスに応じて、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段の各変倍率の配分又は前記第1,第2の画像処理手段のいずれか一方のみにおける変倍処理を決定する変倍処理決定手段とを設けたことを特徴とした画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記変倍処理決定手段は、前記サービス選択手段によって選択されたサービスが画像データの出力に関する単一のサービスであった場合には、前記変倍率設定手段によって設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記変倍処理決定手段は、前記サービス選択手段によって選択されたサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に前記変倍率設定手段によって設定された変倍率が全て同じ場合には、その各サービス毎に設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記変倍処理決定手段は、前記サービス選択手段によって選択されたサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に前記変倍率設定手段によって設定された変倍率が異なる場合には、その各サービス毎に設定された変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記変倍処理決定手段は、前記サービス選択手段によって選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベルの場合には、前記変倍率設定手段によって設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記変倍処理決定手段は、前記サービス選択手段によって選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時とは異なる出力条件で異なる結果を得られるようにもしておきたいレベルの場合には、前記変倍率設定手段によって設定された変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記サービス選択手段は、画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスを選択する際に、前記第1の画像処理手段又は前記第2の画像処理手段のいずれで変倍処理を行うかを選択する手段を有し、
前記変倍処理決定手段は、前記サービス選択手段によって選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ前記第1の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、前記変倍率設定手段によって設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定し、前記選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ前記第2の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、前記設定された変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とする画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取る画像読取手段からの画像データに対して画像処理を行う第1の画像処理手段と、前記画像読取手段又は前記第1の画像処理手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段からの画像データに対して画像処理を行う第2の画像処理手段と、前記第1の画像処理手段,前記画像記憶手段,又は前記第2の画像処理手段からの画像データを出力する画像出力手段とを有する画像処理装置における変倍処理決定方法であって、
ユーザへ提供するサービスを選択すると共に変倍率を設定した場合に、該選択したサービスに応じて、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段の各変倍率の配分又は前記第1,第2の画像処理手段のいずれか一方のみにおける変倍処理を決定することを特徴とした変倍処理決定方法。 - 請求項8記載の変倍処理決定方法において、
前記選択したサービスが画像データの出力に関する単一のサービスであった場合には、前記設定した変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定した変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とする変倍処理決定方法。 - 請求項8記載の変倍処理決定方法において、
前記選択したサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に前記設定した変倍率が全て同じ場合には、その各サービス毎に設定した変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定した変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とする変倍処理決定方法。 - 請求項8記載の変倍処理決定方法において、
前記選択したサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に前記設定した変倍率が異なる場合には、その各サービス毎に設定した変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定した変倍率にそれぞれ決定することを特徴とする変倍処理決定方法。 - 請求項8記載の変倍処理決定方法において、
前記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベルの場合には、前記設定した変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定した変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とする変倍処理決定方法。 - 請求項8記載の変倍処理決定方法において、
前記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時とは異なる出力条件で異なる結果を得られるようにもしておきたいレベルの場合には、前記設定した変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定した変倍率にそれぞれ決定することを特徴とする変倍処理決定方法。 - 請求項8記載の変倍処理決定方法において、
前記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ前記第1の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、前記設定した変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定した変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定し、前記選択したサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ前記第2の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、前記設定した変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とする変倍処理決定方法。 - 原稿の画像を読み取る画像読取手段からの画像データに対して画像処理を行う第1の画像処理手段と、前記画像読取手段又は前記第1の画像処理手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段からの画像データに対して画像処理を行う第2の画像処理手段と、前記第1の画像処理手段,前記画像記憶手段,又は前記第2の画像処理手段からの画像データを出力する画像出力手段とを有する画像処理装置を制御するコンピュータに、
ユーザへ提供するサービスを選択するサービス選択機能と、
画像データに対する変倍率を設定する変倍率設定機能と、
前記サービス選択機能によってサービスが選択されると共に前記変倍率設定機能によって変倍率が設定された場合に、該選択されたサービスに応じて、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段の各変倍率の配分又は前記第1,第2の画像処理手段のいずれか一方のみにおける変倍処理を決定する変倍処理決定機能とを実現させるためのプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記変倍処理決定機能は、前記サービス選択機能によって選択されたサービスが画像データの出力に関する単一のサービスであった場合には、前記変倍率設定機能によって設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記変倍処理決定機能は、前記サービス選択機能によって選択されたサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に前記変倍率設定機能によって設定された変倍率が全て同じ場合には、その各サービス毎に設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記変倍処理決定機能は、前記サービス選択機能によって選択されたサービスが画像データの出力に関する複数のサービスであり、且つその各サービス毎に前記変倍率設定機能によって設定された変倍率が異なる場合には、その各サービス毎に設定された変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記変倍処理決定機能は、前記サービス選択機能によって選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時と同じ出力条件で同じ結果を得られればよいレベルの場合には、前記変倍率設定機能によって設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記変倍処理決定機能は、前記サービス選択機能によって選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ該サービスで恒久蓄積される画像データの再利用に要求される内容が前回利用時とは異なる出力条件で異なる結果を得られるようにもしておきたいレベルの場合には、前記変倍率設定機能によって設定された変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記サービス選択機能は、画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスを選択する際に、前記第1の画像処理手段又は前記第2の画像処理手段のいずれで変倍処理を行うかを選択する機能を有し、
前記変倍処理決定機能は、前記サービス選択機能によって選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ前記第1の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、前記変倍率設定機能によって設定された変倍率の変倍処理を前記第1の画像処理手段のみで行うように、該第1の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率に、前記第2の画像処理手段の変倍率を100%にそれぞれ決定し、前記選択されたサービスが画像データの出力を行いながら恒久的な蓄積を行うサービスであった場合であり、且つ前記第2の画像処理手段で変倍処理を行うと選択された場合には、前記設定された変倍率の変倍処理を前記第2の画像処理手段のみで行うように、前記第1の画像処理手段の変倍率を100%に、前記第2の画像処理手段の変倍率を前記設定された変倍率にそれぞれ決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項15乃至21のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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