JP2001030459A - オフセット印刷機 - Google Patents

オフセット印刷機

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JP2001030459A
JP2001030459A JP11204793A JP20479399A JP2001030459A JP 2001030459 A JP2001030459 A JP 2001030459A JP 11204793 A JP11204793 A JP 11204793A JP 20479399 A JP20479399 A JP 20479399A JP 2001030459 A JP2001030459 A JP 2001030459A
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gear
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ink
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秀雄 青山
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成敏 田原
Ryo To
▲りょう▼ 董
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    • B41F13/008Mechanical features of drives, e.g. gears, clutches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2213/00Arrangements for actuating or driving printing presses; Auxiliary devices or processes
    • B41P2213/10Constitutive elements of driving devices
    • B41P2213/25Couplings; Clutches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2227/00Mounting or handling printing plates; Forming printing surfaces in situ
    • B41P2227/70Forming the printing surface directly on the form cylinder

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の形成に無関係な部分への回転力の伝達
を遮断することができるオフセット印刷機の提供。 【解決手段】 オフセット印刷機には、モータ、圧胴ギ
ヤ、給紙胴、給紙胴ギヤ41、排紙部、排紙部ギヤ、ゴ
ム胴ギヤ、版胴ギヤ、インキ横転ローラー、インキ横転
ローラーの回転機構、横転機構及び電磁クラッチ48が
設けられている。モータの回転力は、圧胴ギヤを介して
給紙胴ギヤ41及び排紙部ギヤへ伝達され、また圧胴ギ
ヤ、ゴム胴ギヤ、版胴ギヤ、インキ横転ローラーの回転
機構及び横転機構、インキ横転ローラーの順に伝達され
る。電磁クラッチ48等は、給紙胴ギヤ41から給紙胴
へ、排紙部ギヤから排紙部へ、版胴ギヤからインキ横転
ローラーへ伝達される回転力、横転力の遮断、接続を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット印刷機に関
し、特に、駆動源であるモータの回転力が、圧胴を介し
て給紙装置、排紙装置へ伝達され、圧胴、ゴム胴及び版
胴を介してインキ横転ローラーへ伝達されるデジタルオ
フセット印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数色で印刷が可能なデジタ
ルオフセット印刷機はよく知られている。
【0003】特表平9−510410号公報には、4色
刷りを行うオフセット印刷機が記載されている。この印
刷機には、圧胴、排紙装置、給紙コンベヤ及び受け渡し
胴が各1個設けられ、ゴム胴及び版胴が各2個設けら
れ、また、4色分の色ロールが設けられている。給紙コ
ンベヤ及び受け渡し胴は、圧胴の表面上へ用紙を供給す
る。圧胴は、その表面に用紙が載置される。排紙装置
は、圧胴表面上の用紙を排紙する。ゴム胴は、圧胴の表
面に供給された用紙とともに圧胴によって押圧される。
【0004】圧胴は、モータの駆動力によって回転す
る。2つのゴム胴の軸心は圧胴の軸心と平行であり、2
つのゴム胴は圧胴に接しており、圧胴の回転によって2
つのゴム胴が回転するように構成されている。ゴム胴と
同様に、給紙コンベヤ、受け渡し胴及び排紙装置も、圧
胴の回転によって駆動、回転するように構成されてい
る。
【0005】版胴には、その表面に薄い版が設けられて
おり、版には印刷するための画像が形成される。2つの
版胴は、その軸心がゴム胴の軸心と平行であり2つのゴ
ム胴に対して各1個ずつ接しており、ゴム胴の回転によ
って回転する。1つの版胴の表面は、2つのセグメント
に分けられており、1つのセグメントにはある一色を印
刷するための画像が形成される。また、他のセグメント
には他の一色を印刷するための画像が形成される。即
ち、2つの版胴に合計で4色分の画像が形成されるよう
に構成されている。
【0006】色ロールは、版上に形成された画像の上に
インキを供給する。1つの版胴の表面に設けられた版上
に2色のインキを供給できるように、1つの版胴に対し
て2色分の色ロールが設けられており、全部で合計4色
分の色ロールが設けられている。色ロールは、その軸心
が版胴の軸心と平行であり、版胴と接しており、版胴の
回転によって回転するように構成されている。
【0007】デジタルオフセット印刷機では、版胴の表
面に画像を形成するために版胴を回転させる必要があ
る。これは、レーザープリンタで印刷を行う際に、感光
体ドラムの表面に静電潜像を形成するために感光体ドラ
ムを回転させる必要があるのと同様である。版胴を回転
させるために、唯一の駆動源であるモータが駆動され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデジタ
ルオフセット印刷機では、画像の形成時に版胴を回転さ
せるためには、モータを駆動させ、モータの回転力を圧
胴及びゴム胴の回転を介して版胴に伝達させていた。こ
のため、圧胴の回転によって回転駆動するように構成さ
れた給紙コンベヤ、受け渡し胴及び排紙装置も同時に回
転されていた。また、版胴の回転によって回転するよう
に構成された色ローラも回転されていた。これら、給紙
コンベヤ、受け渡し胴、排紙装置及び色ローラは、画像
の形成には直接関係のない部分である。
【0009】画像形成の時間短縮が印刷時間全体の短縮
に直接結びつくのであるが、画像形成の時間を短縮する
ためには、画像形成の際に版胴をより高速で回転させる
ことが要求される。しかしながら、上述のように画像の
形成に必要ない部分まで駆動回転されてしまうのでは、
版胴の高速回転を図ることができず、回転力のロスも大
きく、また、画像形成時の印刷機本体の振動も大きくな
ってしまい問題となっていた。
【0010】そこで本発明は、画像の形成に無関係な部
分への回転力の伝達を遮断するオフセット印刷機を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フレーム11、12と、該フレーム11
に支持されたモータと、該モータの回転力を出力する出
力ギヤ2と、該出力ギヤ2と噛合する圧胴ギヤを有し、
該出力ギヤ2の回転によって該圧胴ギヤと同軸的に一体
回転する圧胴3と、該圧胴ギヤと噛合する給紙胴ギヤ4
1と、該圧胴ギヤの回転によって該給紙胴ギヤ41と同
軸的に回転して用紙を該圧胴3の表面へ供給する給紙胴
4とを有する給紙手段と、該圧胴ギヤと噛合する排紙ギ
ヤ61と、チェーン62が環装され該圧胴ギヤの回転に
よって該排紙ギヤ61と同軸的に回転して該チェーン6
2表面で用紙を圧胴から離間排紙する排紙部6とを有す
る排紙手段と、該圧胴ギヤと噛合するゴム胴ギヤを有
し、該圧胴3の表面と接しながら該圧胴ギヤの回転によ
って該ゴム胴ギヤと一体回転するゴム胴8と、該ゴム胴
ギヤと噛合する版胴ギヤ90aを有し、印刷するための
画像が表面に形成され、該ゴム胴8の表面と接しながら
該ゴム胴ギヤの回転によって該版胴ギヤと同軸的に一体
回転する版胴9と、該版胴9の回転力が伝達されて駆動
し、印刷するためのインキを該版胴の表面に供給するイ
ンキ供給手段151、161、171とを有し、該版胴
9の表面には、該インキ供給手段151、161、17
1によって供給されたインキによって、該画像に基づき
インキ像が形成され、該ゴム胴の表面には該版胴9に形
成された該インキ像が転写され、該圧胴3は、該インキ
像が転写された該ゴム胴8の表面に用紙を押圧すること
によって該インキ像を用紙上に転写して印刷を行なうオ
フセット印刷機において、該給紙手段、該排紙手段、該
インキ供給手段の内の少なくとも1つへの該モータから
の回転力の伝達を遮断する回転力伝達遮断手段を有する
オフセット印刷機を提供している。
【0012】ここで、該回転力伝達遮断手段は、電磁ク
ラッチ48を有し、該電磁クラッチ48は、該給紙胴ギ
ヤ41と該給紙胴4とを選択的に接続・分離し、該フレ
ーム11には、第1係止爪50aを備えた第1回転阻止
手段50が設けられ、該第1係止爪50aは該給紙胴4
に係合可能に設けられ、該給紙胴ギヤ41と該給紙胴4
とが接続されているときには、該第1係止爪50aは該
給紙胴4から離反して該給紙胴4を該フレーム11に対
して回転自在とし、該給紙胴ギヤ41と該給紙胴4とが
分離しているときには、該第1係止爪50aは該給紙胴
4に係合して該給紙胴4を該フレーム11に対して回転
不能とすることが好ましい。
【0013】また、該回転力伝達遮断手段は、電磁クラ
ッチ68を有し、該電磁クラッチ68は、該排紙ギヤ6
1と該排紙部6とを選択的に接続・分離し、該フレーム
11には、第2係止爪70aを備えた第2回転阻止手段
が設けられ、該第2係止爪70aは、該排紙部6に係合
可能に設けられ、該排紙ギヤ61と該排紙部6とが接続
されているときには、該第2係止爪70aは該排紙部6
から離反して該排紙部6を該フレーム11に対して回転
自在とし、該排紙ギヤ61と該排紙部6とが分離してい
るときには、該第2係止爪70aは該排紙部6に係合し
て該排紙部6を該フレーム11に対して回転不能とする
ことが好ましい。
【0014】また、該回転力伝達遮断手段は、該版胴9
から該インキ供給手段151、161、171への回転
力及び横転力の伝達を、選択的に接続・遮断する電磁ク
ラッチ102、118を有することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
オフセット印刷機について図1乃至図7に基づき説明す
る。
【0016】先ず、オフセット印刷機の構成の概要につ
いて図1に基づき説明する。オフセット印刷機1には、
オフセット印刷機1の骨格をなすフレーム11(図2)
に図示せぬモータが固着されており、図示せぬモータの
出力軸には、出力ギヤ2が設けられている。印刷機1に
は略円筒形状の圧胴3が設けられており、圧胴3と同軸
的に一体回転可能に設けられた図示せぬ圧胴ギヤに出力
ギヤ2は噛合している。モータの駆動力は、出力ギヤ2
及び図示せぬ圧胴ギヤを介して圧胴3へと伝達されるよ
うに構成されている。
【0017】印刷機1には、圧胴3表面へ用紙を供給す
る略円筒形状の給紙胴4が設けられている。また、給紙
胴4と同軸的に回転可能に給紙胴ギヤ41(図2)が設
けられており、給紙胴ギヤ41は図示せぬ圧胴ギヤと噛
合して、回転するように構成されている。印刷機1に
は、用紙を積層するための給紙パイル42が設けられて
おり、給紙パイル42と給紙胴の間には、用紙を給紙パ
イル42から給紙胴4の方向へと移動させるための略ベ
ルトコンベア状のフィーダーボード43と、給紙胴4へ
用紙を正確で且つスムーズに送込むためのインフィード
部44とが設けられている。インフィード部44には、
用紙を正確な位置に移動させるための図示せぬローラ等
から構成される見当機構が設けられており、この図示せ
ぬ見当機構は、給紙胴ギヤ41の回転によって駆動され
るように図示せぬ駆動機構が設けられている。用紙を給
紙パイル42からインフィード部44へと移動させるよ
うにフィーダーボード43を回転させる駆動力は、イン
フィード部44内の図示せぬ見当機構を駆動する図示せ
ぬ駆動機構から伝達される。給紙胴4の表面には、用紙
を給紙胴4上に係止し、圧胴3へと送るための給紙胴爪
4aが、給紙胴4に対して一体回転可能に設けられてい
る。給紙胴4、給紙胴爪4a、給紙パイル42、フィー
ダーボード43及びインフィード部44は給紙装置を構
成する。
【0018】また、圧胴3表面の用紙を排紙するための
略円筒形状の排紙部6が設けられている。排紙部6に
は、図示せぬ圧胴ギヤと噛合し排紙部6と同軸的に一体
回転可能に設けられた排紙部ギヤ61(図4)が設けら
れている。圧胴3、排紙部6は、圧胴ギヤと排紙部ギヤ
61とが噛み合いながら回転するように構成されてい
る。排紙部6の周囲には、チェーン62が環装されてお
り、チェーン62はまた、排紙部6から離間した位置に
設けられたスプロケット63の周囲も環装している。チ
ェーン62には、圧胴3上の用紙を係止し排紙するため
の排紙グリッパー62aが複数設けられている。スプロ
ケット63の下方には、排紙した用紙を積重ねるための
排紙パイル64が設けられている。排紙部6、チェーン
62及びスプロケット63は、圧胴ギヤから排紙部ギヤ
61と伝達された回転力によって回転するように構成さ
れている。排紙部6、チェーン62、排紙グリッパー6
2a、スプロケット63及び排紙パイル64は排紙装置
を構成する。
【0019】印刷機1には、2つのゴム胴8が設けられ
ており、ゴム胴8にはゴム胴8と同軸的に一体回転可能
に図示せぬゴム胴ギヤが設けられている。図示せぬゴム
胴ギヤは図示せぬ圧胴ギヤに噛合しており、ゴム胴8は
その表面で圧胴3に接しながら回転する。印刷が行なわ
れるときには、圧胴3の表面に供給された用紙は圧胴3
によってゴム胴8へと押圧される。圧胴3の回転力は、
図示せぬ圧胴ギヤ及び図示せぬゴム胴ギヤを介して、ゴ
ム胴8に伝達されるように構成されている。
【0020】また、印刷機1には、2つの版胴9が設け
られており、版胴9には版胴9と同軸的に一体回転可能
に版胴ギヤ90a(図6)が設けられている。2つの版
胴ギヤ90aは図示せぬ2つのゴム胴ギヤにそれぞれ噛
合しており、版胴9はその表面をゴム胴8に接しながら
回転する。ゴム胴8の回転力は、図示せぬゴム胴ギヤ及
び版胴ギヤ90aを介して版胴9に伝達される。1つの
版胴9の表面には、図示せぬ薄い版が設けられている。
図示せぬ版は、第1セグメント9a及び第2セグメント
9bの2つのセグメントに分けられ、第1セグメント9
aにはある一色を印刷するための画像が形成される。ま
た、第2セグメント9bには他の一色を印刷するための
画像が形成される。即ち、1つの版胴9に2色分、合計
で4色分の画像が2つの版胴9、9の表面に形成され
る。
【0021】版胴9には、版胴9の各々のセグメント9
a、9bにインキを供給するためのインキ供給装置15
が設けられている。インキ供給装置15は、インキ横転
ローラー151(図6)及び図示せぬインキ供給部から
構成されている。インキ横転ローラー151には、イン
キ横転ローラー151と同軸的に一体回転可能なギヤ1
51a(図6)が設けられており、ギヤ151aは図6
に示されるように、複数のギヤ94、96、97、98
及び99等を介して版胴ギヤ90aと連結している。よ
って版胴9の回転力が、版胴ギヤ90a、複数のギヤ9
4、96、97、98及び99、及びギヤ151aを介
してインキ横転ローラー151に伝達される。
【0022】次に、給紙胴4周辺の機構の詳細について
説明する。図2に示されるように、給紙胴ギヤ41は、
その中心部分に略円形の貫通口41aを有する略円盤形
状をしている。貫通口41aには、軸受46を介して給
紙胴軸45が貫通しており、給紙胴軸45の周囲には、
給紙胴4(図1)が同軸的に配置され、給紙胴4は給紙
胴軸45と一体回転可能となっている。一方給紙胴ギヤ
41は、軸受46を介して給紙胴軸45に対して回転自
在に設けられる。図2において、給紙胴ギヤ41の左側
には、中心部が給紙胴軸45によって貫通され、給紙胴
軸45と同軸的に一体回転可能な略円筒状の給紙胴回転
力伝達部材47が設けられている。給紙胴ギヤ41と給
紙胴回転力伝達部材47との間には、電磁クラッチ48
が設けられている。電磁クラッチ48がONの状態のと
きには、給紙胴回転力伝達部材47と給紙胴ギヤ41と
が同軸的に一体回転可能となり、電磁クラッチ48がO
FFの状態のときには、給紙胴ギヤ41は給紙胴回転力
伝達部材47に対して同軸的に回転自在となる。即ち、
給紙胴回転力伝達部材47及び給紙胴4は同軸的に一体
回転可能に設けられているため、電磁クラッチ48がO
Nの状態のときには、給紙胴4は給紙胴ギヤ41と一体
回転し、電磁クラッチ48がOFFの状態のときには、
給紙胴4は給紙胴ギヤ41に対して回転自在となる。つ
まり、電動クラッチ48がONの状態のときに給紙胴4
と給紙胴ギヤ41とが接続され、電動クラッチ48がO
FFの状態のときに給紙胴4と給紙胴ギヤ41とが分離
される。
【0023】電磁クラッチ48をOFFの状態とするこ
とによって、圧胴3から図示せぬ圧胴ギヤを介して給紙
胴ギヤ41へと伝達された回転力が給紙胴4へ伝達がさ
れなくなるため、画像を形成するときに、画像形成に必
要のない給紙胴4等の駆動回転をさせなくすることがで
きる。
【0024】図2において給紙胴軸45の右端部には、
半径方向に向かって凹形状の被係止部49A(図3)が
形成され給紙胴軸45及び給紙胴4(図1)と同軸的に
一体回転する環状被係止部材49が設けられている。図
3に示されるように、環状被係止部材49の円周と対向
する位置には、第1係止爪50aを有する第1係止部材
50が設けられている。第1係止部材50は、本体フレ
ーム11に固定された回動軸51によって中央部が貫通
されており、回動軸51を中心として回動可能に設けら
れている。図3において、第1係止部材50の回動軸5
1に関して、第1係止爪50aと反対側には、バネ係止
部50bが設けられている。本体フレーム11の一部に
もバネ係止部11aが設けられており、これら2つのバ
ネ係止部11a、50bの間には引張りバネ52が張設
されている。引張りバネ52は、図3において、回動軸
51を中心として第1係止部材50を反時計回り方向に
回動するように付勢している。即ち引張りバネ52は第
1係止爪50aが被係止部49Aに係合するように付勢
している。
【0025】図3において、引張りバネ52の上方に
は、エアシリンダー53及びリミットスイッチ54が設
けられている。第1係止部材50のバネ係止部50bよ
りも上側に、エアシリンダー53の一端が接続されてお
り、エアシリンダー53の他端は、本体フレーム11の
一部に固定されている。エアシリンダー53が動作する
と、図3に2点鎖線で示させるように、引張りバネ52
の付勢力に抗して、第1係止部材50は時計回り方向に
回転され、第1係止爪50aは被係止部49Aから離反
する。リミットスイッチ54は、本体フレーム11の一
部に固定されており、第1係止爪50aが被係止部49
Aに係合しているときには、図3に実線で示されている
ように、リミットスイッチ54の一端は第1係合部材5
0に当接している。即ち、リミットスイッチ54が第1
係合部材と当接していることを検知することによって、
第1係止爪50aが被係止部49Aに係合していること
を検知できるように構成されている。
【0026】第1係止爪50aが被係止部49Aに係合
することによって、環状被係止部材49と一体回転する
給紙胴4を回転不能とすることができる。このため、給
紙胴4の周囲に設けられた給紙胴爪4a(図1)を所定
の周回位置に固定することができる。よって、画像形成
時において、電磁クラッチ48がOFFの状態にあり、
給紙胴ギヤ41と給紙胴軸45との接続が断たれている
状態で、給紙胴4が自由に回転して給紙胴爪4aが圧胴
3に当接し圧胴3の回転に支障を来すことを防止するこ
とができる。
【0027】次に、排紙部6周辺の機構の詳細について
説明する。図4に示されるように、排紙部ギヤ61は、
その中心部分に略円形の貫通口61aを有する略円盤形
状をしている。貫通口61aには、排紙部軸65が貫通
しており、貫通口61aと排紙部軸65との間には軸受
66が設けられている。排紙部6は排紙部軸65と同軸
的に一体回転可能に設けられており、排紙部ギヤ61
は、軸受66を介して排紙部軸65に対して同軸的に回
転自在である。図4において、排紙部ギヤ61の右側に
は、中心部が排紙部軸65によって貫通され排紙部軸6
5と同軸的に一体回転可能な略円筒状の排紙部回転力伝
達部材67が設けられている。そして、排紙部ギヤ61
と排紙部回転力伝達部材67との間には、電磁クラッチ
68が設けられている。電磁クラッチ68がONの状態
のときには、排紙部回転力伝達部材67と排紙部ギヤ6
1とが同軸的に一体回転可能となり、電磁クラッチ68
がOFFの状態のときには、排紙部ギヤ61は排紙部回
転力伝達部材67に対して同軸的に回転自在となる。即
ち、排紙部回転力伝達部材67及び排紙部6は同軸的に
一体回転可能に設けられているため、電磁クラッチ68
がONの状態のときには、排紙部6は排紙部ギヤ61と
一体回転し、電磁クラッチ68がOFFの状態のときに
は、排紙部6は排紙部ギヤ61に対して回転自在とな
る。つまり、電動クラッチ68がONの状態のときに排
紙部6と給紙部ギヤ61とが接続され、電動クラッチ6
8がOFFの状態のときに排紙部6と排紙部ギヤ61と
が分離される。
【0028】電磁クラッチ68をOFFの状態とするこ
とによって、圧胴3から図示せぬ圧胴ギヤを介して排紙
部ギヤ61へと伝達された回転力が、排紙部6へ伝達が
されなくなるため、画像を形成するときに、画像形成に
必要のない排紙部6等の部分を駆動回転させなくするこ
とができる。
【0029】図4において排紙部軸65の左端部には、
排紙部軸65と同軸的に一体回転する円形被係止部材6
9が設けられている。円形被係止部材69には半径方向
内方に向かう凹形状の被係止部69A(図5)が形成さ
れ、図5に示されるように、円形被係止部材69の円周
と対向する位置には、第2係止爪70aを有する第2係
止部材70が設けられている。第2係止部材70は、本
体フレーム11(図4)に固定されて設けられた回動軸
71によって中央部が貫通されており、回動軸71を中
心として回動可能である。図5において、第2係止部材
70の回動軸71に関して、第2係止爪70aと反対側
には、バネ係止部70bが設けられている。本体フレー
ム11の一部にバネ係止部12aが設けられており、こ
れら2つのバネ係止部12a、70bの間には引張りバ
ネ72が設けられている。引張りバネ72は図5におい
て、第2係止爪70aが被係止部69Aに係合する方向
に付勢している。
【0030】図5において、引張りバネ72の下方に
は、エアシリンダー73及びリミットスイッチ74が設
けられている。第2係止部材70のバネ係止部70bよ
りも下側には、エアシリンダー73の一端が固定されて
おり、エアシリンダー73の他端は、本体フレーム11
の一部に固定されている。エアシリンダー73が動作す
ると、図5の2点鎖線で示されるように、バネ72の付
勢力に抗して第2係止部材70は時計回り方向に回転さ
れ、第2係止爪70aは被係止部69Aから離反する。
リミットスイッチ74は、本体フレーム11の一部に固
定されており、第2係合爪70aが被係止部69Aに係
合しているときには、図5に実線で示されているよう
に、リミットスイッチ74の一端は第2係合部材70に
当接している。即ち、リミットスイッチ74が第2係合
部材と当接していることを検知することによって、第2
係合爪70aが被係止部69Aに係合していることを検
知できるように構成されている。
【0031】第2係合爪70aが被係止部69Aに係合
することによって、円形被係止部材69と一体回転する
排紙部6を回転不能とすることができる。このため、画
像形成時において、チェーン62に設けられた排紙グリ
ッパー62a(図1)を所定の位置に保持することがで
き、画像形成時において、排紙グリッパー62が圧胴3
の表面に当接して圧胴の回転に支障を来すことを防止す
ることができる。
【0032】次にインキ横転ローラー151を回転する
機構について図6に基づき説明する。版胴9には、前述
のように版胴9と同軸的に一体回転可能な版胴ギヤ90
aが設けられており、図示せぬゴム胴ギヤの回転力が版
胴ギヤ90aを介して版胴9に伝達されるように構成さ
れている。版胴9は版胴軸91と一体に設けられてお
り、版胴軸91は、軸受92を介してフレーム11、1
2に回転可能に支承されている。版胴軸91の一端に
は、半径が版胴軸91よりも短い版胴軸延長部91aが
設けられている。図6において、版胴軸91の左側に
は、版胴軸91と同軸的に一体回転可能であり、半径が
版胴軸91よりも長い略円柱形状の版胴回転力伝達部材
93が設けられている。
【0033】フレーム12には、スタッド12Aを介し
てサブフレーム12Bがフレーム12と平行に固定され
ており、版胴軸延長部91aはベアリングを介してサブ
フレーム12Bに回転可能に支持される。版胴回転力伝
達部材93とサブフレーム12Bとの間には、上述した
ギヤ94が配置されている。ギヤ94はその軸部に貫通
口94Aが形成された略円盤形状をなし、貫通口94A
には軸受95を介して版胴軸延長部91aが貫通してお
り、よってギヤ94は版胴軸延長部91aに対して同軸
的に回転自在に設けられている。また上述したギヤ9
6、97、98は、サブフレーム12Bに回転可能に支
持されている。ギヤ94は、ギヤ96と噛合し、ギヤ9
6はギヤ97と噛合している。更にギヤ97は、ギヤ9
9と同軸的に一体回転可能に設けられたギヤ98と噛合
している。ギヤ98及びギヤ99は、軸100と同軸的
に一体回転可能に設けられ、軸100の一端部は、軸受
101Aを介してフレーム12に回転可能に支承され、
他端部は、軸受101Bを介してサブフレーム12Bに
回転可能に支承される。図6において、インキ横転ロー
ラー151の左端には、インキ横転ローラー151と同
軸的に一体回転可能に設けられたギヤ151aが設けら
れており、ギヤ151aはギヤ99と噛合している。な
お後述するように、インキ横転ローラー151は軸方向
に往復動自在に設けられているので、ギヤ151aとギ
ヤ99との噛合を確保するために、ギヤ99の軸方向の
厚みはインキ横転ローラー151の往復動ストローク分
以上に設定されている。
【0034】ギヤ94と版胴回転力伝達部材93との間
には、電磁クラッチ102が設けられている。電磁クラ
ッチ102がONの状態の時には、ギヤ94と版胴回転
力伝達部材93とが同軸的に一体回転可能となり、電磁
クラッチ102がOFFの状態のときには、ギヤ94は
版胴回転力伝達部材93に対して同軸的に回転自在とな
る。即ち、電磁クラッチ102がONの状態のときに
は、版胴9の回転力が、版胴回転力伝達部材93、ギヤ
94、96、97、98及び99を介してギヤ151a
に伝達される接続状態となっており、版胴9が回転する
ことによってインキ横転ローラー151が回転するよう
に構成されており、電磁クラッチ102がOFFの状態
のときには、版胴回転力伝達部材93の回転がギヤ94
に伝達されない遮断状態となっているため、版胴9が回
転してもインキ横転ローラー151は回転しないように
構成されている。
【0035】電磁クラッチ102をOFFの状態とする
ことによって、図示せぬ圧胴ギヤ及び図示せぬゴム胴ギ
ヤを介して版胴ギヤ90aへ伝達された回転力がインキ
横転ローラー151へ伝達されず遮断されるため、画像
を形成するときに、画像形成に必要のないインキ横転ロ
ーラー151等のインキ供給装置15の部分を駆動回転
させずに済むことができる。
【0036】次に、インキ横転ローラー151、16
1、171を往復動する機構(いわゆる横転機構)につ
いて図6乃至図7に基づき説明する。図6において、版
胴軸91の右端には版胴9と同軸的に一体回転可能なプ
ーリー91bが設けられており、プーリー91bにはベ
ルト103が環装されている。フレーム11には、スタ
ッド11Aを介してサブフレーム11Bがフレーム11
と平行に固定されており、フレーム11とサブフレーム
11B間には、回転力中間伝達部材104及びプーリ1
07が配置されている。具体的には、軸受105等を介
して、回転軸104aがフレーム11とサブフレーム1
1Bに回転可能に設けられ、回転力中間伝達部材104
は回転軸104aに一体に設けられている。プーリ10
7は図6において、回転力中間伝達部材104の右側に
設けられ、軸部に貫通口107Aが形成されると共に貫
通口107A内には、軸受106が設けられて回転軸1
04aが貫通口107Aを貫通している。よって、プー
リー107は、軸受106を介して回転軸104aに対
して同軸的に回転自在に構成されている。プーリー10
7には上述したベルト103が環装され、プーリー91
bの回転力が、ベルト103を介してプーリー107に
伝達されるように構成されている。
【0037】回転力中間伝達部材104とプーリー10
7との間には、電磁クラッチ118が設けられている。
電磁クラッチ118がONの状態のときには、回転力中
間伝達部材104とプーリー107とが同軸的に一体回
転可能となり、電磁クラッチ118がOFFの状態のと
きには、回転力中間伝達部材104はプーリー107に
対して回転自在となる。つまり、電動クラッチ118が
ONの状態のときには版胴9からインキ横転ローラー1
51、161、171への横転力の伝達が接続され、電
動クラッチ118がOFFの状態のときには版胴9から
インキ横転ローラー151、161、171への横転力
の伝達が遮断される。
【0038】図6において、回転軸104aの右端に
は、回転軸104aと同軸的に一体回転可能な略円盤形
状の回転部材104bが設けられており、回転部材10
4bがサブフレーム11Bに対して回転可能に支持され
ている。回転部材104bには、回転軸104aの軸心
から偏心した位置に、ロッド支持部104cが設けられ
ており、ロッド支持部104cには、軸受108bを介
してロッド108の端部108aが、ロッド支持部10
4cに対して回動自在に支持されている。
【0039】フレーム11にはブラケット109が突出
固定され、ブラケット109にはフレーム11に対して
平行に延びる横転駆動部材110が回転可能に設けられ
ている。横転駆動部材110は、ブラケット109に回
転可能に支持される支持部110aと、支持部110a
の軸心とは直角に且つ互いに反対方向に延びる1対のア
ーム部113、112と、該ロッド108の上端部と回
動可能に接続する腕部110Aとが一体に設けられたも
のである。アーム部113の自由端には、上述のインキ
横転ローラー151の回転軸の一端部が回動可能に接続
されている。
【0040】具体的には、図6において、ブラケット1
09の右端部109aは略筒形状をしており、横転駆動
部材110の支持部110aが、図6の紙面に直角な方
向に該右端部109aを貫通している。横転駆動部材1
10の右端には貫通口110Bが形成されており、ま
た、ロッド108一端にも図示せぬ貫通口が形成されて
いる。これらの貫通口が回動軸111によって同軸的に
貫通されることによって、ロッド108と横転駆動部材
110の腕部110Aとが回動可能に連結されている。
【0041】図7に示されるように、横転駆動部材11
0の支持部110aから上下方向に延びるようにインキ
横転ローラー接続部をなす2つのアーム部112、11
3が設けられており、アーム部112、113の先端部
には、インキ横転ローラー係止ナット112a、113
aが設けられている。図6において、インキ横転ローラ
ー151の右端部には、略フランジ状のナット係止部材
151b、151cが設けられており、これらの間にイ
ンキ横転ローラー係止ナット112aが挟持されてい
る。インキ横転ローラー161の右端部にも、略フラン
ジ状のナット係止部材161b、161cが設けられて
おり、これらの間にインキ横転ローラー係止ナット11
3aが挟持されている。
【0042】図7に示されるように、フレーム11(図
6)には、左右方向に軸を有するピボット支軸114が
設けられている。ピボット支軸114は、横転力伝達ア
ーム115をピポット支軸114の軸に対して回動可能
に設けられている。横転力伝達アーム115の両端に
は、インキ横転ローラー係止ナット116、117が設
けられており、インキ横転ローラー係止ナット116
は、インキ横転ローラー係止ナット113aと協働し
て、インキ横転ローラー161の右端部と接続される。
即ち、ナット係止部材161b、161cの間にインキ
横転ローラー係止ナット116が挟持される。また、イ
ンキ横転ローラー171の端部にも略フランジ状のナッ
ト係止部材171b、171cが設けられており、これ
らの間にインキ横転ローラー係止ナット117が挟持さ
れている。
【0043】次に、インキ横転ローラー151、161
及び171の横転動作のための、版胴9からの回転力の
伝達について説明する。先ず、電磁クラッチ118がO
Nの状態である場合、版胴9が回転するとプーリー91
bも一体回転する。プーリー91bの回転力がベルト1
03を介してプーリー107に伝達され、プーリー10
7も回転する。プーリー107は、電磁クラッチ118
によって回転力中間伝達部材104、回転軸104a、
回転部材104bと共に一体回転可能となっているた
め、プーリー107の回転によって、回転部材104b
も回転し、ロッド支持部104cが偏心回転する。
【0044】ロッド支持部104cの偏心回転は、ロッ
ド108の往復動に変換され、その結果、横転駆動部材
110の支持部110aが、ブラケット109の右端部
109a(図6)を中心に所定範囲で往復揺動運動をす
る。横転駆動部材110の往復揺動によって、アーム部
113,112も一体に図6の左右方向に往復揺動する
ので、インキ横転ローラー係止ナット113a、112
aとナット係止部材151b、151c、161b、1
61cとを介して、関連するインキ横転ローラー15
1、161を軸方向に往復動させる。インキ横転ローラ
ー161が軸方向に往復運動すると、横転力伝達アーム
115を介して、インキ横転ローラー171も軸方向に
往復運動するので、結果的に3本のインキ横転ローラー
151、161、171が軸方向に往復動作して、版胴
9の表面に対してインキをこねる作用を果す。
【0045】次に、電磁クラッチ118がOFFに切換
えられると、版胴9の回転力がプーリー107に伝達さ
れるところまでは、電磁クラッチ118がONの状態の
ときと同じであるが、プーリー107は回転力中間伝達
部材104に対して回転自在となっているため、プーリ
ー107に伝達された回転力は、回転力中間伝達部材1
04等を介してインキ横転ローラー151、161及び
171には伝達されない。従って、インキ横転ローラー
151、161、171の軸方向の往復動は生じない。
電磁クラッチ118をOFFの状態とすることによっ
て、図示せぬ圧胴ギヤ及び図示せぬゴム胴ギヤを介して
版胴ギヤ90aへ伝達された回転力は、横転機構を介し
てインキ横転ローラー151等へ伝達されないため、画
像を形成するときに、画像形成に必要のないインキ横転
ローラー151等の往復動作をさせずに済むことができ
る。
【0046】本発明によるオフセット印刷機は上述した
実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範
囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の
形態では、モータの出力ギヤ2を、図1において圧胴3
の下部に設けたが、図示せぬ圧胴ギヤと噛合し圧胴3に
回転力を伝達できれば、どこに設けてもよい。
【0047】また、本実施の形態では、画像を形成する
ときに、給紙装置、排紙装置及びインキ供給装置が駆動
しないようにしたが、これらの内の少なくとも1つを駆
動しないように構成してもよい。
【0048】また、印刷の可能な色は4色に限られず、
何色でも印刷できるように構成してもよい。
【0049】また、本実施の形態では、版胴の表面に薄
い版が設けられ、薄い版の上に画像が形成されるが、薄
い版を設けずに版胴の表面に直接画像を形成するように
してもよい。
【0050】また、本発明によるオフセット印刷機は、
デジタルオフセット印刷機以外のオフセット印刷機にお
いても、必要に応じて、転用可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のオフセット印刷機によれ
ば、モータから給紙手段、排紙手段、インキ供給手段の
少なくとも1つへの回転力の伝達が遮断されるため、画
像を形成するときに画像形成に必要のない部分の駆動を
させなくすることができる。例えば、モータから給紙手
段への動力の伝達が遮断されたときは、給紙胴への動力
伝達を防止することができる。またモータから排紙手段
への動力の伝達が遮断されたときは、排紙部への回転力
の伝達が遮断されるため、画像を形成するときに画像形
成に必要のない排紙部等の部分を駆動回転させなくする
ことができる。また、モータからインキ供給手段への回
転力の伝達が遮断された構成では、画像を形成するとき
に画像形成に必要のないインキ供給手段を駆動させずに
済むことができる。いずれも、画像形成に必要のない部
分を駆動させずに済むため、版胴の回転を高速化するこ
とができ、また、より少ない駆動力によって版胴を回転
することができ、画像形成の高効率化を図ることができ
る。また、余計な振動の発生を抑えることができるた
め、印刷機の耐久性を飛躍的に向上させることができ
る。
【0052】請求項2記載のオフセット印刷機によれ
ば、電源クラッチをOFFの状態とすることによって給
紙胴ギヤと給紙胴とを分離し、給紙胴ギヤから給紙胴へ
の回転力の伝達を遮断することができ、この場合に、第
1係合爪が給紙胴に係合することによって、給紙胴を回
転不能とすることができる。このため、画像形成の際
に、給紙胴の周囲に設けられた給紙胴爪を圧胴の面から
離間した所定の位置に保持することができ、給紙胴爪が
圧胴の回転に支障を来すことを防止することができる。
【0053】請求項3記載のオフセット印刷機によれ
ば、電源クラッチをOFFの状態とすることによって排
紙ギヤと排紙部とを分離し、排紙ギヤから排紙部への回
転力の伝達を遮断することができ、第2係合爪が排紙部
に係合することによって、排紙部を回転不能とすること
ができる。このため、画像形成の際に、チェーンに設け
られた排紙グリッパーを圧胴の面から離間した所定の位
置に保持することができ、排紙グリッパーが圧胴の回転
に支障を来すことを防止することができる。
【0054】請求項4記載のオフセット印刷機によれ
ば、電磁クラッチをOFFの状態とすることによって、
版胴からインキ供給装置への回転力及び横転力の伝達が
遮断されるため、画像を形成するときに、画像形成に必
要のないインキ供給装置を駆動させずに済むことができ
る。このため、版胴の回転を高速化することができ、画
像形成の高効率化を図ることができる。また、余計な振
動の発生を抑えることができるため、印刷機の耐久性を
飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機を
示す概略側面図。
【図2】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機の
給紙胴付近を示す要部断面図。
【図3】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機の
第1係止爪付近を示す拡大図。
【図4】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機の
排紙部付近を示す要部断面図。
【図5】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機の
第2係止爪付近を示す拡大図。
【図6】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機の
版胴付近を示す要部断面図。
【図7】本発明の実施の形態によるオフセット印刷機の
横転機構を示す側面図。
【符号の説明】
2 出力ギヤ 3 圧胴 4 給紙胴 6 排紙部 8 ゴム胴 9 版胴 11、12 フレーム 41 給紙胴ギヤ 48、68、102、118 電磁クラッチ 50a 第1係止爪 61 排紙ギヤ 62 チェーン 70a 第2係止爪 90a 版胴ギヤ 151、161、171 インキ横転ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 董 ▲りょう▼ 広島県府中市目崎町762番地 リョービ株 式会社内 Fターム(参考) 2C034 AB01 AB14 AB16 2C250 DC03 DC04 EA26 EA36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、 該フレームに支持されたモータと、 該モータの回転力を出力する出力ギヤと、 該出力ギヤと噛合する圧胴ギヤを有し、該出力ギヤの回
    転によって該圧胴ギヤと同軸的に一体回転する圧胴と、 該圧胴ギヤと噛合する給紙胴ギヤと、該圧胴ギヤの回転
    によって該給紙胴ギヤと同軸的に回転して用紙を該圧胴
    の表面へ供給する給紙胴とを有する給紙手段と、 該圧胴ギヤと噛合する排紙ギヤと、チェーンが環装され
    該圧胴ギヤの回転によって該排紙ギヤと同軸的に回転し
    て該チェーン表面で用紙を圧胴から離間排紙する排紙部
    とを有する排紙手段と、 該圧胴ギヤと噛合するゴム胴ギヤを有し、該圧胴の表面
    と接しながら該圧胴ギヤの回転によって該ゴム胴ギヤと
    一体回転するゴム胴と、 該ゴム胴ギヤと噛合する版胴ギヤを有し、印刷するため
    の画像が表面に形成され、該ゴム胴の表面と接しながら
    該ゴム胴ギヤの回転によって該版胴ギヤと同軸的に一体
    回転する版胴と、 該版胴の回転力が伝達されて駆動し、印刷するためのイ
    ンキを該版胴の表面に供給するインキ供給手段とを有
    し、 該版胴の表面には、該インキ供給手段によって供給され
    たインキによって、該画像に基づきインキ像が形成さ
    れ、 該ゴム胴の表面には該版胴に形成された該インキ像が転
    写され、 該圧胴は、該インキ像が転写された該ゴム胴の表面に用
    紙を押圧することによって該インキ像を用紙上に転写し
    て印刷を行なうオフセット印刷機において、 該給紙手段、該排紙手段、該インキ供給手段の内の少な
    くとも1つへの該モータからの回転力の伝達を遮断する
    回転力伝達遮断手段を有していることを特徴とするオフ
    セット印刷機。
  2. 【請求項2】 該回転力伝達遮断手段は、電磁クラッチ
    を有し、 該電磁クラッチは、該給紙胴ギヤと該給紙胴とを選択的
    に接続・分離し、 該フレームには、第1係止爪を備えた第1回転阻止手段
    が設けられ、該第1係止爪は該給紙胴に係合可能に設け
    られ、該給紙胴ギヤと該給紙胴とが接続されているとき
    には、該第1係止爪は該給紙胴から離反して該給紙胴を
    該フレームに対して回転自在とし、該給紙胴ギヤと該給
    紙胴とが分離しているときには、該第1係止爪は該給紙
    胴に係合して該給紙胴を該フレームに対して回転不能と
    することを特徴とする請求項1記載のオフセット印刷
    機。
  3. 【請求項3】 該回転力伝達遮断手段は、電磁クラッチ
    を有し、 該電磁クラッチは、該排紙ギヤと該排紙部とを選択的に
    接続・分離し、 該フレームには、第2係止爪を備えた第2回転阻止手段
    が設けられ、該第2係止爪は、該排紙部に係合可能に設
    けられ、該排紙ギヤと該排紙部とが接続されているとき
    には、該第2係止爪は該排紙部から離反して該排紙部を
    該フレームに対して回転自在とし、該排紙ギヤと該排紙
    部とが分離しているときには、該第2係止爪は該排紙部
    に係合して該排紙部を該フレームに対して回転不能とす
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のオフセット印
    刷機。
  4. 【請求項4】 該回転力伝達遮断手段は、該版胴から該
    インキ供給手段への回転力及び横転力の伝達を、選択的
    に接続・遮断する電磁クラッチを有することを特徴とす
    る請求項1乃至3記載のオフセット印刷機。
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