JP2007062375A - オフセット印刷機のための駆動装置 - Google Patents

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フリードリヒス イェンス
Christian Gorbing
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ユンガー アルノ
Alexander Knabe
クナーベ アレクサンダー
Daniel Perialis
ペリアリス ダニエル
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Abstract

【課題】オフセット印刷機のための駆動装置であって、印刷中に複数の印刷装置の胴を同期的に駆動するための少なくとも1つのモータおよび歯車列が設けられており、隣接する印刷装置の胴が、それぞれ異なる位相位置を有しており、非印刷状態にある運転過程の間に胴を駆動するための切換可能な少なくとも1つの伝達装置が設けられている形式のものを改良して、刷版交換時の所用時間を短縮し、かつ比較的僅かなコストで実現可能であるようなものを提供する。
【解決手段】伝達装置65,66,67,68;82,83;122,123が、その都度の位相位置に応じた伝達比を有しており、胴36,37,38,39;70,71,72が、共通回転状態で、同じ位相位置に調節可能になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフセット印刷機のための駆動装置であって、印刷中に複数の印刷装置の胴を同期的に駆動するための少なくとも1つのモータおよび歯車列が設けられており、隣接する印刷装置の胴が、それぞれ異なる位相位置を有しており、非印刷状態にある運転過程の間に胴を駆動するための切換可能な少なくとも1つの伝達装置が設けられている形式のものに関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19640649号明細書から、シート印刷機のための駆動装置が公知であり、個々の刷版張設型版胴もしくは一体型版胴の駆動歯車列に切換クラッチが配置されている。クラッチが作動させられると、版胴は、主駆動歯車列から分離されて、刷版交換用の補助モータによって、予備着色、予備湿し、胴洗浄または新たな刷版を形成するために、個別的に駆動することができる。クラッチおよび補助モータが設けられているので、材料および費用の嵩むものとなっている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10348030号明細書による駆動装置では、版胴が、クラッチによって主駆動歯車列から分離されて、画像形成運転中は、補助モータによって駆動される。クラッチは、それぞれ不均等な歯列を有する歯付クラッチとして、転写胴の軸に配置されている。印刷運転のための版胴の所望の位相位置の形成は、コスト高になっている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10222002号明細書には、印刷機における刷版交換装置が記載されており、ここでは版胴は切換可能なクラッチによって閉じた歯車列から分離させることができる。歯車列は、モータと共に主駆動装置を成している。クラッチは、それぞれ2つの係止位置を有しており、これらの係止位置は、版胴が印刷運転状態でそれぞれ位相位置を有し、かつ刷版交換時には単一の刷版交換位置に位置するように、設定されている。版胴は、順次連結解除して、正確な位相で再び連結する必要があるので、全ての刷版の交換は時間の掛かるものである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10234830号明細書に記載の輪転印刷機は、駆動装置を備えており、ここでは印刷運転中に版胴を駆動する歯車と各版胴との間に切換可能な変速伝動装置が配置されている。画像形成運転中には、版胴は、主駆動モータによって比較的高い速度で駆動される。版胴は印刷運転中および画像形成運転中に常に同じ位相位置を占める。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19640649号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第10348030号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第10222002号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第10234830号明細書
したがって本発明の課題は、冒頭で述べたような形式の、オフセット印刷機のための駆動装置を改良して、刷版交換時の所用時間を短縮し、かつ比較的僅かなコストで実現可能であるようなものを提供することである。
この課題を解決するための本発明の装置によれば、伝達装置が、その都度の位相位置に応じた伝達比を有しており、胴が、共通回転状態で、同じ位相位置に調節可能になっている
本発明によれば、複数の版胴の刷版交換を同時的に調節するために、主駆動装置と少なくとも1つの版胴との間のトルク流れが切換可能に伝達装置を介してガイドされる。切換可能な少なくとも1つのクラッチによって、トルク流れは、選択的に、直接的に印刷時に用いられる伝達によって、または別の伝達装置を備えた伝動段を介して、該当する版胴にガイドされる。
本発明の別の実施例では、列型の印刷機において、各版胴に伝達装置が対応配置されている。伝達装置は、シートをガイドする胴を駆動する主駆動歯車列と、各版胴の駆動歯車との間に位置する。伝達装置の伝達比は、印刷装置ごとに異なっている。主駆動歯車列における歯車の回転時には、版胴は、相対的に位相変位される。主駆動歯車列においてできるだけ小さな回転で版胴が刷版交換位置に位置するように、伝達比は選択される。回転数は、必ずしも整数でなくてよく、1回転より小さくてよい。
本発明の別の実施形態では、伝達装置は、シートをガイドする胴もしくはドラムの主駆動装置列に位置する。印刷運転状態で隣接する版胴の位相偏差が同じである場合、伝達装置の伝達比は同じ大きさに選択可能である。
刷版交換位置に版胴が位置すると、伝達装置は印刷運転に切り換えられる。次いで主駆動モータの制御によって、版胴はまとめて回転させることができ、この場合全ての版胴で刷版を排出するかもしくは引き出すことができる。刷版交換のあとで、伝達装置は、再び切り換えられ、主駆動歯車列を介して回転させられ、版胴は印刷運転に適した回転位置を占めるようになる。続いて伝達装置は、印刷運転に切り換えられ、新たな刷版による印刷ジョブが処理される。
次に本発明の実施の形態を図示の実施例を用いて詳しく説明する。
図1には、4つの印刷装置1〜4を備えた列型のシートオフセット印刷機を示した。印刷装置1の上流側に給紙装置5が配置されている。印刷装置4の下流側に排紙装置6が配置されている。印刷時には、シート7は給紙スタック(パイル)8から個別化されて、テーブルを介して印刷装置1の給紙ドラム10に搬送される。印刷機を通るシート7の後続搬送は、圧胴11、ドラム12〜14、圧胴15、搬送ドラム16、中間ドラム17、反転ドラム18、圧胴19、搬送ドラム20〜22、圧胴23ならびに搬送ドラム24,25によって行われる。版胴ドラム25から、シート7は、チェングリッパシステム26によって排紙スタック27に搬送される。シートをガイドする全ての胴もしくはドラム10〜25はグリッパシステムを備えており、グリッパシステムは、シートを前縁で保持して、かつ主駆動歯車列内で互いに連結されている。各印刷装置1〜4は、ゴムブランケット32〜35を有する転写胴28〜31を備えており、ゴムブランケット32〜35は、印刷時に圧胴11,15,19,23に沿ってシートに接触する。さらに各印刷装置1〜4は、刷版40〜43の緊張された版胴36〜39を備えており、刷版40〜43は、印刷時にゴムブランケット32〜35と接触する。転写胴28〜31は、装置によって、圧胴11,15,19,23および版胴36〜39に対して胴入れおよび胴抜き可能である。版胴36〜39は、回転軸線に対して平行に延びる溝を備えており、溝に、刷版40〜43の前縁および後縁を収容するためのクランプレールが配置されている。印刷時に版胴36〜39の溝は、矢印44〜47で略示したそれぞれ異なる回転位置を占める。各印刷装置1〜4には、刷版供給兼排出ユニット48〜51が取り付けられている。
印刷機は反転装置を備えており、これによってシート7の両面印刷が実現される。搬送ドラム16、中間ドラム17および反転ドラム18は、反転装置の構成部材である。印刷機は主駆動モータ52を備えており、主駆動モータ52は、伝動装置53および小歯車54を介して搬送ドラム20の駆動歯車と結合されている。
印刷運転中に、また刷版交換時に印刷機を制御するために、制御装置55が設けられている。制御装置55は回転センサ56〜63と接続されており、回転センサ56〜63の出力信号は、転写胴28〜31および版胴36〜39の回転位置を表す。別の回転センサ64が、主駆動モータ52の駆動軸の回転位置を伝達する。さらに制御装置55は、主駆動モータ52および刷版供給兼排出ユニット48〜51と接続されている。各印刷装置1〜4において、圧胴11,15,19,23と版胴36〜39との間の駆動歯車列に、接続切換可能な伝達装置65〜68が設けられている。伝達装置65〜68は、同様に制御装置55に対する接続を有している。伝達装置63〜68には遠隔操作可能なクラッチが設けられており、クラッチは、調節信号に応じて伝達装置65〜68の伝達比の切換を行う。
以下の説明において既に付した符号を用いたが、このことは同等の機能もしくは価値を意味するものである。
図2には、水平線69に関する印刷時の版胴36〜39の回転位相位置α1,α2,β1,β2を詳しく示した。反転装置の上流側に位置する印刷装置1,2の版胴36,37の間で、位相偏差γ=α1−α2が生じる。反転装置は、シート7の片面印刷と両面印刷との間で切換可能である。シート7の長さに応じて、反転装置の上流側に位置する印刷装置1,2は、反転装置の下流側に位置する印刷装置3,4に対して位相偏差δで調節される。これによって印刷装置3に関して、片面印刷時に、β1=α2+γを有する回転位相位置β1が生じる。シート7の両面印刷時および作動された反転運転時には、印刷装置3は回転位相位置β1=α2+γ+δを有することになる。印刷装置3,4の間にもまた位相偏差γが生じる。
全印刷装置1〜4において刷版40〜43を同時に交換するために、版胴36〜39は同じ回転位相に調節される。これについては図3に示した。オフセット印刷機が印刷ジョブを処理する際に両面印刷に調節されていたとすると、同位相に調節する際に、反転ドラム18の上流側に位置する歯車列は、反転ドラム18の下流側に位置する歯車列に対して特定の角度分回動させる必要がある。この角度はシート7の長さに依存する。このような回動によって、反転ドラム18の上流側もしくは下流側に位置する印刷装置1,2もしくは印刷装置3,4における版胴36〜39の相対角度位置が変化する。
伝達装置65〜68による同時的な刷版交換のために、複数のオプションが存在する。伝達装置65〜68は次のように設定されており、つまり印刷部が複数のジョブを印刷するような運転形式もしくは版胴回転位相位置において同時的な刷版交換が実現されるように設定されている。このような位置とは異なる実際−回転位相位置に版胴36〜38が存在すると、第1実施例では、印刷機は、その都度刷版交換まえに目標−回転位相位置にもたらされ、目標回転位置に伝達装置65〜68が調整されている。
第2実施例では、刷版交換は2ステップで行うことができる。第1ステップで、伝達装置65〜68によって、それぞれ反転ドラム18の上流側に位置する印刷装置もしくは下流側に位置する印刷装置の版胴だけが相互的な回転位相にもたらされる。第2のステップで、刷版交換は、先ずシート走行で反転ドラム18の上流側の印刷装置1,2に関して同時的に行われ、次いで下流側の印刷装置3,4に関して同時的に行われる。
さらに第3実施例では、伝達装置65〜68は、実際−回転位相位置に適合できるように形成することができる。このために伝達装置65〜68は、選択可能な複数の変速段を有するように形成することができる。また選択的に無段式に調節可能な伝達比を有する伝達装置65〜68を使用することもできる。
図4.1〜図4.6に基づいて、3つの版胴70〜72につき同時的な刷版交換を例示して説明する。図4.1に示したように、版胴70〜72は主駆動モータ73によって駆動される。トルク流れは、主駆動モータ73から、伝動装置74と主駆動歯車列75と従駆動歯車列76〜78とを介して各版胴70〜72の駆動歯車に向かって延びる。印刷ジョブを処理したあとで印刷機は停止し、この場合版胴70〜72は矢印79〜81によって示した回転位置を占める。湿し媒体およびインキのための被着ローラおよび転写胴は、版胴70〜72から胴抜きされている。
刷版交換を実施するために、主駆動歯車列75と版胴71,72との間のトルク流れが分離される。従駆動歯車列76は作用したままであり、これについては図4.2に詳しく示した。次のステップで、主駆動歯車列75と版胴71,72との間のトルク流れが伝達装置82,83を介して形成される。図4.3に示した伝達装置82,83は、それぞれ異なる伝達比ix,iyを有している。図4.4に示したように、版胴71,72は主駆動モータ73によって回転させられる。機械回転のあとで全ての版胴70〜72は、図4.5に示した共通の回転位置を占める。別のステップで、伝達装置82,83を介するトルク流れは中断されて、従駆動歯車列77,78を介するトルク流れが再び形成される。そのあとで版胴70〜72は同期的に駆動され、それも刷版の後縁が緊締解除される回転位置まで駆動される。この状態は図4.6に示した。後縁を緊締解除するために、版胴70〜72の溝に配置されたクランプレールが開放される。主駆動モータ73による版胴70〜72の同期的な回転によって、刷版は、後縁を前側にして印刷装置から排出される。刷版の前縁が緊締解除位置に到達すると、前縁のクランプレールが開放され、それぞれ古い刷版が排出され、新たな刷版が供給される。新たな刷版は前縁で適当なクランプレールに緊締される。そのあとで転写胴は版胴70〜72に胴入れされる。版胴70〜72が引き続き同期的に回転する間に、新たな刷版は緊張される。転写胴の胴入れもしくは選択的な押圧ローラの胴入れによって、版胴70〜72の外周面に新たな刷版が張設される。そのあとで刷版の後縁は押圧ローラによって適当なクランプレールに挿入して緊締される。次いで転写胴は再び版胴70〜72から胴抜きされ、伝達装置82,83が従駆動歯車列77,78の代わりに接続される。主駆動モータ73によって版胴70〜72が回転させられると、版胴70〜72は、印刷にとって必要な回転位置にもたらされる。そのあとで伝達装置82,83は遮断され、従駆動歯車列77,78を介するトルク流れが接続されるので、後続の印刷ジョブを処理することができる。
図5〜図16には、たとえば図1に示した印刷装置1における伝達装置65〜68もしくは伝達装置82,83に関する実施例を示した。
圧胴11、転写胴28、版胴36ならびに湿し装置およびインキ装置のローラ84,85は、図5に示した実施例では、軸ジャーナル86〜95で、印刷装置1の側壁96,97に支承されている。軸ジャーナル87,89,93,95に、歯車98〜101が相対回動不能に(つまり一緒に回転するように)支承されている。軸ジャーナル91には歯車102,103が支承されており、歯車102,103は遠隔操作可能なクラッチ104,105によって軸ジャーナル91と連結可能である。歯車102は、遊星歯車装置の太陽歯車であり、遊星歯車装置の遊星歯車106,107は、軸ジャーナル108,109に回動可能に支承されている。両歯車103は歯車110と噛み合っており、歯車110は、歯車111と共に、側壁97に支承された補助軸の軸ジャーナル112に相対回動不能に配置されている。鐘形部分113を介して、両歯車103は、別の補助手段と連結されており、その軸ジャーナル114に、歯車99と噛み合う歯車115が相対回動不能に嵌め込まれている。
クラッチ104が開いてクラッチ105が閉じていると、版胴36は、印刷運転中と同様に伝達比変更なく駆動される。歯車98は、主駆動歯車列に属していて、かつトルクを主駆動モータ52から受け取る。歯車99,115,103は従駆動歯車列を成す。クラッチ104が閉じていてクラッチ105が開いていると、遊星歯車106,107と太陽歯車102とを備えた遊星歯車装置が作用するので、歯車115の回転数に関して、版胴36は、太陽歯車102によって逆向きの伝達比で駆動される。
伝達装置65〜68もしくは伝達装置82,83の実施例は、遊星歯車装置の使用に制限されるものではない。特にサイクロドライブ伝動装置(Cyclo−Drive−Getriebe)またはハーモニックドライブ伝動装置(Harmonic−Drive−Getriebe)を用いることもできる。
図6に示した実施例では、図5に示した遊星歯車装置に代わって、軸ジャーナル112に設けられた中間歯車116と、軸ジャーナル91に設けられた歯車117が用いられる。クラッチ104が閉じられてクラッチ105が開いていると、版胴36は伝達装置によって駆動される。トルク流れは、歯車98,99,115,103,110,116,117を介して延びており、この場合版胴36は逆向きの伝達比で駆動される。
図7に示した実施例は、実質的に図6に示した実施例に相当しており、ここではクラッチ104が歯車116のハブと軸ジャーナル112との間に作用し、歯車117は相対回動不能に軸ジャーナル91と結合されている。
図8には、図6に示した実施例と同等の実施例を示しており、ここでは歯車117に設けられた軸−ハブ−クラッチ104は、軸ジャーナル91に沿って変位可能な歯車117によって実現されている。
図9に示した実施例は、実質的に図7に示した実施例に相当しており、ここでは歯車106に設けられた軸−ハブ−クラッチ104は、軸ジャーナル112に沿って変位可能な歯車116によって代用されている。
図10に示した実施例では、中間歯車118が転写胴28の軸ジャーナル89に相対回動不能に配置されている。その他の点では、図6に関して説明したように、2つの軸−ハブ−クラッチ104,105で作動している。
図11に示した実施例では、図10に示した軸−ハブ−クラッチ104が、転写胴28の軸ジャーナル89に沿って変位されている。歯車117は相対回動不能に軸ジャーナル91に被せ嵌められており、これに対して歯車118はクラッチ104によって軸ジャーナル89と結合可能になっている。
図12に示した実施例は、実質的に図10に示した実施例に相当しており、ここではクラッチ104,105が軸ジャーナル114に被せ嵌められており、歯車115,117は選択的に軸ジャーナル114と結合することができる。
図13に示した実施例では、歯車115,118はクラッチ104,105によって軸ジャーナル114,89と連結可能である。歯車118は歯車117と噛み合っており、歯車117は堅固に軸ジャーナル114に被せ嵌められている。
図14には、軸ジャーナル114に遊星歯車装置を備えた別の実施例を示した。遊星歯車106,107は、回動可能に軸ジャーナル119,120に支承されており、この場合軸ジャーナル119,120は中間壁121に取り付けられている。太陽歯車102および両歯車103は、クラッチ104,105によって軸ジャーナル114と結合可能である。両歯車103は、転写胴28の軸ジャーナル89に設けられた歯車99と噛み合う。
図15に示した実施例では、切換伝動装置として遊星歯車装置が役立ち、この遊星歯車装置は、図14とは異なって、転写胴28の軸ジャーナル89に対応配置されている。駆動歯車99の傍で、軸ジャーナル89に両歯車103が設けられており、両歯車103は、クラッチ104によって軸ジャーナル89と連結可能であり、かつ版胴36の駆動歯車115と噛み合う。
図16には、転写胴28の軸ジャーナル89に遊星歯車装置を備えた別の実施例を示した。図15とは異なって、両歯車103は圧胴11の駆動歯車98と噛み合う。転写胴28から版胴38に向かうトルク伝達は、歯車99,115を介して行われる。
図17に示した実施例では、遊星歯車装置は圧胴11の軸ジャーナル87に配置されている。歯車98は、主駆動歯車列の隣接する歯車と結合されている。太陽歯車102および両歯車103は、クラッチ104,105によって軸ジャーナル87と結合可能である。
図18に示した実施例では、伝達装置122,123は、従駆動歯車列76〜78に配置されているのではなく、主駆動歯車列75の、シート7をガイドする胴の歯車の間に配置されている。有利には、相前後する2つの印刷装置1〜4の間の位相偏差γが同じ場合、伝達装置122,123は同じ伝達比で用いることができる。図17によれば、伝達装置122,123はそれぞれ2つの印刷装置の間で主駆動歯車列75に配置されている。隣接する2つの印刷装置の間の伝達は、後続の印刷装置にとっても有効である。伝達状態は伝達される。
印刷状態の位相位置で版胴を備えた列型のシートオフセット印刷機を概略的に示す図である。 印刷状態の版胴の回転位相位置を概略的に示す図である。 同位相に調節された版胴を備えたシートオフセット印刷機を概略的に示す図である。 刷版交換過程の経過を概略的に示す図である。 刷版交換過程の経過を概略的に示す図である。 刷版交換過程の経過を概略的に示す図である。 刷版交換過程の経過を概略的に示す図である。 刷版交換過程の経過を概略的に示す図である。 刷版交換過程の経過を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 印刷装置に設けられた伝達装置の実施例を概略的に示す図である。 主駆動歯車列に伝達装置を備えた実施例を示す図である。
符号の説明
1〜4、印刷装置、 5 給紙装置、 6 排紙装置、 7 シート、 8 給紙胴、 9 テーブル、 10 供給ドラム、 11 圧胴、 12〜14 搬送ドラム、 15 圧胴、 16 搬送ドラム、 17 中間ドラム、 18 反転ドラム、 19 圧胴、 20〜22 搬送ドラム、 23 圧胴、 24,25 搬送ドラム、 26 チェングリッパシステム、 27 排紙スタック、 28〜31 転写胴、 32〜35 ゴムブランケット、 36〜39 版胴、 40〜43 刷版、 44〜47 矢印、 48〜51 刷版供給兼排出ユニット、 52 主駆動モータ、 53 伝動装置、 54 小歯車、 55 制御装置、 56〜64 回転センサ、 65〜68 伝達装置、 69 水平線、 70〜72 版胴、 73 主駆動モータ、 74 伝動装置、 75 主駆動歯車列、 76〜78 従駆動歯車列、 79〜81 矢印、 82,83 伝達装置、 84,85 ローラ、 86〜95 軸ジャーナル、 96,97 側壁、 98〜102 歯車、 103 両歯車、 104,105 クラッチ、 106,107 遊星歯車、 108,109 軸ジャーナル、 110,111 歯車、 112 軸ジャーナル、 113 鐘形部分、 114 軸ジャーナル、 115 歯車、 116 中間歯車、 117,118 歯車、 119,120 軸ジャーナル、 121 中間壁、 122,123 伝達装置

Claims (5)

  1. オフセット印刷機のための駆動装置であって、
    印刷中に複数の印刷装置の胴を同期的に駆動するための少なくとも1つのモータおよび歯車列が設けられており、隣接する印刷装置の胴が、それぞれ異なる位相位置を有しており、
    非印刷状態にある運転過程の間に胴を駆動するための接続切換可能な少なくとも1つの伝達装置が設けられている形式のものにおいて、
    伝達装置(65,66,67,68;82,83;122,123)が、その都度の位相位置に応じた伝達比を有しており、胴(36,37,38,39;70,71,72)が、共通回転状態で、同じ位相位置に調節可能になっていることを特徴とする、オフセット印刷機のための駆動装置。
  2. 列型のオフセット印刷機では、伝達装置(65,66,67,68)が、版胴(36,37,38,39)の駆動歯車(102,103,115,117)と歯車列(75)との間に配置されており、伝達装置(65,66,67,68)の伝達比が、各位相位置に応じてそれぞれ異なっている、請求項1記載の駆動装置。
  3. 伝達装置(65,66,67,68;82,83;122,123)が、調節可能な伝達比を有している、請求項1記載の駆動装置。
  4. 列型のシートオフセット印刷機では、2つの印刷装置(1,2,3,4)の胴(70,71,72)の間の位相偏差が、常に同じであり、伝達装置(122,123)が、それぞれ2つの印刷装置(1,2,3,4)の間で、シート(7)をガイドする胴の歯車列(75)に配置されており、伝達装置(122,123)の伝達比が同じである、請求項1記載の駆動装置。
  5. 伝達装置(65,66,67,68;82,83;122,123)が、遊星歯車装置として形成されている、請求項1記載の駆動装置。
JP2006231119A 2005-08-30 2006-08-28 オフセット印刷機のための駆動装置 Pending JP2007062375A (ja)

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