JP2007111891A - 印刷機およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 枚葉印刷機において、刷版の交換作業等に要する時間を短縮することができる印刷機およびその制御方法を提供する。
【解決手段】 外周面に刷版が巻回された版胴13と、刷版に対して接触配置されて刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴15と、を有する複数の印刷ユニット5a,5bと、少なくとも版胴13およびブランケット胴15を回転駆動するメインモータ20と、を備えた印刷機であって、少なくとも一の印刷ユニット5bにおいて、版胴13をブランケット胴15とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構23が備えられ、版胴独立駆動機構23により、一の印刷ユニット5bの版胴13が、他の印刷ユニット5aの版胴13またはブランケット胴15の少なくとも一つから独立して回転されることを特徴とする。
【選択図】 図8
【解決手段】 外周面に刷版が巻回された版胴13と、刷版に対して接触配置されて刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴15と、を有する複数の印刷ユニット5a,5bと、少なくとも版胴13およびブランケット胴15を回転駆動するメインモータ20と、を備えた印刷機であって、少なくとも一の印刷ユニット5bにおいて、版胴13をブランケット胴15とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構23が備えられ、版胴独立駆動機構23により、一の印刷ユニット5bの版胴13が、他の印刷ユニット5aの版胴13またはブランケット胴15の少なくとも一つから独立して回転されることを特徴とする。
【選択図】 図8
Description
本発明は、枚葉印刷機等の印刷機およびその制御方法に関する。
従来、多色印刷を行う印刷機においては、各色に対応した版胴を備えた印刷ユニットを複数備えたものが知られている。
上述のような印刷機は、通常、駆動源として一台のメインモータを備え、メインモータの駆動力を、ギアを介して接続された各印刷ユニットに伝達している。かかる場合において、版胴に取り付けられた刷版を交換する場合には、例えそれが1つの刷版を交換する場合であっても、印刷機を停止させる必要があった。
また、各版胴がギアを介して接続されているため、1つの印刷ユニットにおいて刷版を交換している間は、他の印刷ユニットで他の作業ができなかった。
そこで、上述の問題を解決するさまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−86337号公報(第4−5頁、第1図等)
上述のような印刷機は、通常、駆動源として一台のメインモータを備え、メインモータの駆動力を、ギアを介して接続された各印刷ユニットに伝達している。かかる場合において、版胴に取り付けられた刷版を交換する場合には、例えそれが1つの刷版を交換する場合であっても、印刷機を停止させる必要があった。
また、各版胴がギアを介して接続されているため、1つの印刷ユニットにおいて刷版を交換している間は、他の印刷ユニットで他の作業ができなかった。
そこで、上述の問題を解決するさまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の特許文献1においては、版胴を圧胴から離間させた後に、当該版胴の刷版を取替え、当該版胴の回転数を圧胴の回転数と同期させて、当該版胴と圧胴とを再び接触させる輪転印刷機の技術が開示されている。
上述の技術によれば、版胴と圧胴とを離間させることで、版胴を印刷機から独立させることができ、刷版の交換と他の作業とを同時に行うことができる。
上述の技術によれば、版胴と圧胴とを離間させることで、版胴を印刷機から独立させることができ、刷版の交換と他の作業とを同時に行うことができる。
しかしながら、枚葉紙を印刷する枚葉印刷機の場合には、枚葉紙と刷版との位置関係を調節する必要があるため、刷版を保持する版胴と、枚葉紙を保持する圧胴との相対位相を必要がある。よって、刷版を交換する場合には、同時に、版胴と圧胴の相対位相を調整する必要が生じるが、上述の特許文献1に記載の技術では、版胴と圧胴との相対位相を調整することはできないという問題があった。
また、枚葉紙の表面および裏面を印刷する枚葉印刷機では、枚葉紙の表面を印刷する印刷ユニット群と、裏面を印刷する印刷ユニット群と、これらの印刷ユニット群の間で枚葉紙の表裏をひっくり返す反転ユニットとを備えた枚葉印刷機も知られている。
特に、反転ユニットにおいて枚葉紙の裏表をひっくり返す際には、枚葉紙の把持部を、一方の端部から対向する他方の端部に変更している。そのため、刷版を交換して印刷される枚葉紙の大きさが変更された場合には、把持部の変更に係る部分の調整も必要となる。
特に、反転ユニットにおいて枚葉紙の裏表をひっくり返す際には、枚葉紙の把持部を、一方の端部から対向する他方の端部に変更している。そのため、刷版を交換して印刷される枚葉紙の大きさが変更された場合には、把持部の変更に係る部分の調整も必要となる。
かかる場合において、これら印刷ユニット群と反転ユニットとは、ギアを介して接続されているため、刷版の交換作業中に反転ユニットの調整作業を行うことは困難であり、逆に反転ユニットの調整作業中に刷版の交換作業を行うことも困難であった。そのため、刷版の交換作業と反転ユニットの調整作業とを別々に行う必要があり、作業に時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、枚葉印刷機において、刷版の交換作業等に要する時間を短縮することができる印刷機およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の印刷機は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、を備えた印刷機であって、少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構が備えられ、前記版胴独立駆動機構により、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転されることを特徴とする。
本発明の印刷機は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、を備えた印刷機であって、少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構が備えられ、前記版胴独立駆動機構により、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転されることを特徴とする。
本発明によれば、版胴独立駆動機構を備えることにより、一の印刷ユニットの版胴は、メインモータにより駆動される他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転される。
そのため、例えば、一の印刷ユニットの版胴において刷版の交換を行う場合、他の印刷ユニットにおける作業と、一の印刷ユニットにおける刷版の交換作業とを同時に行うことができる。つまり、一の印刷ユニットの版胴の回転と、他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の回転とは独立しているため、両者の回転が異なる作業同士であっても、並行して作業を行うことができることにより、作業時間の短縮を図ることができる。
そのため、例えば、一の印刷ユニットの版胴において刷版の交換を行う場合、他の印刷ユニットにおける作業と、一の印刷ユニットにおける刷版の交換作業とを同時に行うことができる。つまり、一の印刷ユニットの版胴の回転と、他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の回転とは独立しているため、両者の回転が異なる作業同士であっても、並行して作業を行うことができることにより、作業時間の短縮を図ることができる。
本発明の印刷機は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、該複数の印刷ユニットの間に配置され、前記印刷用紙の受け渡しの際に表裏を反転させる第1反転胴および第2反転胴を有する反転ユニットと、少なくとも前記版胴、前記ブランケット胴、前記第1反転胴および前記第2反転胴を回転駆動するメインモータと、を備えた印刷機であって、少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相を、前記印刷用紙の大きさに応じて変更する反転制御部と、が備えられ、前記版胴独立駆動機構により、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴と、前記第1反転胴および前記第2反転胴とから独立して回転されるとともに、前記反転制御部により、前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相が、前記一の印刷ユニットの前記版胴の回転から独立して調整されることを特徴とする。
本発明によれば、版胴独立駆動機構を備えることにより、一の印刷ユニットの版胴は、メインモータにより駆動される他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の少なくとも一つと、第1反転胴および第2反転胴とから独立して回転される。また、反転制御部を備えることにより、第1反転胴と第2反転胴との相対位相は、一の印刷ユニットの版胴の回転から独立して調整される。
そのため、例えば、一の印刷ユニットの版胴において刷版の交換を行う場合、反転ユニットにおける第1反転胴と第2反転胴との相対位相の調整作業と、一の印刷ユニットにおける刷版の交換作業とを同時に行うことができる。つまり、一の印刷ユニットの版胴の回転と、反転ユニットの第1反転胴、第2反転胴の回転とは独立しているため、両者の回転が異なる作業同士であっても、並行して作業を行うことができることにより、作業時間の短縮を図ることができる。
本発明の印刷機は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、前記版胴を、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、を備え、前記版胴の前記刷版を交換する際に、前記版胴独立駆動機構により、前記版胴が、前記ブランケット胴に対して同じ方向に回転されることを特徴とする。
本発明によれば、版胴独立駆動機構を備えることにより、メインモータにより駆動されるブランケット胴の回転方向に対して、同じ回転方向に版胴を回転させることができる。そのため、版胴の円周面とブランケット胴の円周面とが隣接する領域において反対方向に移動するため、版胴とブランケット胴との間への引き込みが起きない。
その結果、版胴およびブランケット胴との間に、引き込みを防止する安全器具(例えば、保護カバー)を設置する必要がなくなる。安全器具を廃止できるため、例えば、刷版の交換時に安全器具と刷版との接触をなくし、刷版の傷つきを防止することができ、印刷品質を保証できる。
その結果、版胴およびブランケット胴との間に、引き込みを防止する安全器具(例えば、保護カバー)を設置する必要がなくなる。安全器具を廃止できるため、例えば、刷版の交換時に安全器具と刷版との接触をなくし、刷版の傷つきを防止することができ、印刷品質を保証できる。
本発明の印刷機の制御方法は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、を備えた印刷機の制御方法であって、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、前記版胴独立駆動機構により、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転するように制御されることを特徴とする。
本発明によれば、一の印刷ユニットの版胴は、版胴独立駆動機構により、メインモータにより駆動される他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転するように制御される。
本発明の印刷機の制御方法は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、該複数の印刷ユニットの間に配置され、前記印刷用紙の受け渡しの際に表裏を反転させる第1反転胴および第2反転胴を有する反転ユニットと、少なくとも前記版胴、前記ブランケット胴、前記第1反転胴および前記第2反転胴を回転駆動するメインモータと、少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相を、前記印刷用紙の大きさに応じて変更する反転制御部と、を備えた印刷機の制御方法であって、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、前記版胴独立駆動機構により、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴と、前記第1反転胴および前記第2反転胴とから独立して回転するように制御されるとともに、前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相が、前記反転制御部により、前記一の印刷ユニットの前記版胴の回転から独立して制御されることを特徴とする。
本発明によれば、一の印刷ユニットの版胴は、版胴独立駆動機構により、メインモータにより駆動される他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の少なくとも一つと、第1反転胴および第2反転胴とから独立して回転するように制御される。また、第1反転胴と第2反転胴との相対位相は、反転制御部により、一の印刷ユニットの版胴の回転から独立して調整するように制御される。
本発明の印刷機の制御方法は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、前記版胴を、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、を備えた印刷機の制御方法であって、前記版胴の前記刷版を交換する際に、前記版胴が、前記版胴独立駆動機構により、前記ブランケット胴に対して同じ方向に回転するように制御されることを特徴とする。
本発明によれば、版胴は、版胴独立駆動機構により、メインモータにより駆動されるブランケット胴の回転方向に対して、同じ回転方向に回転するように制御される。
本発明の印刷機およびその制御方法によれば、版胴独立駆動機構を備えることにより、一の印刷ユニットの版胴は、メインモータにより駆動される他の印刷ユニットの版胴、ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転される。そのため、他の印刷ユニットにおける作業と、一の印刷ユニットにおける刷版の交換作業とを同時に行うことができ、作業時間の短縮を図ることができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る枚葉両面印刷機について、図1から図10を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る枚葉両面印刷機の構成を説明する断面図である。
枚葉両面印刷機(以下、単に「印刷機」という。)1は、被印刷物である枚葉紙(印刷用紙)Pが供給される上流側から下流側に向けて、給紙装置3と、枚葉紙の表面を印刷する複数の印刷ユニット5aと、枚葉紙の表裏を反転させる反転ユニット51と、枚葉紙の裏面を印刷する複数の印刷ユニット5bと、排紙装置7とを備えている。
給紙装置3は、積層されたシート状の被印刷物を一枚ずつ供給する装置である。
図1は、本実施形態に係る枚葉両面印刷機の構成を説明する断面図である。
枚葉両面印刷機(以下、単に「印刷機」という。)1は、被印刷物である枚葉紙(印刷用紙)Pが供給される上流側から下流側に向けて、給紙装置3と、枚葉紙の表面を印刷する複数の印刷ユニット5aと、枚葉紙の表裏を反転させる反転ユニット51と、枚葉紙の裏面を印刷する複数の印刷ユニット5bと、排紙装置7とを備えている。
給紙装置3は、積層されたシート状の被印刷物を一枚ずつ供給する装置である。
排紙装置7は、印刷後の被印刷物を回収して積層する装置である。排紙装置7には、印刷物の印刷状態を把握するための撮像装置(図示せず)が設けられている。
排紙装置7には、印刷後の枚葉紙Pにマーキング等を施す排紙識別装置(図示せず)が設けられている。排紙識別装置としては、例えば、所定の枚葉紙Pに対して付箋を付すテープインサータや、所定の枚葉紙Pを他の枚葉紙Pから分けて積層する二連デリベリ等が用いられる。
排紙装置7には、印刷後の枚葉紙Pにマーキング等を施す排紙識別装置(図示せず)が設けられている。排紙識別装置としては、例えば、所定の枚葉紙Pに対して付箋を付すテープインサータや、所定の枚葉紙Pを他の枚葉紙Pから分けて積層する二連デリベリ等が用いられる。
印刷ユニット5a,5bは、図1に示すように、複数設けられている。本実施形態においては枚葉紙Pの表面を4つの印刷ユニット5aで印刷し、その後、枚葉紙Pの裏面を4つの印刷ユニット5bで印刷する印刷機1に適用して説明する。
各印刷ユニット5a,5bは、インキを供給するインキ装置9と、インキ装置9に対向配置される版胴13と、この版胴13に対向配置されたゴム胴(ブランケット胴)15と、このゴム胴15に対向配置された圧胴17と、各印刷ユニット5a,5bの圧胴17間に配置される中間胴18とを備えている。
図2は、図1の版胴およびゴム胴の概略構成を説明する図である。
各印刷ユニット5a,5bは、図1および図2に示すように、インキを供給するインキ装置9と、湿し水を供給する湿し装置11と、これらインキ装置9と湿し装置11に対向配置される版胴13と、この版胴13に対向配置されたゴム胴15と、このゴム胴15に対向配置された圧胴17と、各印刷ユニット5a,5bの圧胴17間に配置される中間胴18とを備えている。
各印刷ユニット5a,5bは、図1および図2に示すように、インキを供給するインキ装置9と、湿し水を供給する湿し装置11と、これらインキ装置9と湿し装置11に対向配置される版胴13と、この版胴13に対向配置されたゴム胴15と、このゴム胴15に対向配置された圧胴17と、各印刷ユニット5a,5bの圧胴17間に配置される中間胴18とを備えている。
インキ装置9は、複数のインキローラを備えており、インキが貯留されたインキ壺から順次インキを版胴13側へと供給するようになっている。インキ装置9は、印刷時に版胴13に対して接触する4本のインキ着けローラ9w,9x,9y,9zを備えている。
湿し装置11は、複数のローラを備えており、水舟11bに貯留された湿し水を版胴13側へ供給するようになっている。湿し装置11は、印刷時に版胴に対して接触する1本の湿しローラ11aを備えている。
版胴13は、図2に示すように、印刷用画像が形成された刷版14が外周に巻回された円筒状とされている。刷版は、印刷すべき画像毎に作成され、交換される。版胴13は、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた状態となっており、このギャップ19に、刷版の上流端である版頭および刷版の下流端である版尻を掴んで固定する版締め装置(図示せず)が設けられている。
ゴム胴15の外周には、ゴムなどから形成されたブランケットが巻回されている。ゴム胴15は、図2に示すように、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた状態となっており、このギャップ21に、ゴムの上流端および下流端を掴んで固定するゴム締め装置(図示せず)が設けられている。
ゴム胴15は、印刷を行わない非印刷時等には、版胴13から離間させる(胴抜き)ことができるようになっている。
ゴム胴15は、印刷を行わない非印刷時等には、版胴13から離間させる(胴抜き)ことができるようになっている。
圧胴17は、図1に示すように、ゴム胴15に対向配置され、円筒状とされている。圧胴17は、印刷時にゴム胴15に接触し、ゴム胴15との間に供給される被印刷物を所望の圧力で押圧する。
中間胴18は、各印刷ユニット5の圧胴17間に設けられ、円筒状とされている。中間胴18によって、上流側の圧胴17から下流側の圧胴17へと被印刷物である枚葉紙Pが送られる。
上述の版胴13、ゴム胴15及び圧胴17,中間胴18は、印刷機1に設けられた一つのメインモータ(図示せず)によって回転させられる。つまり、メインモータからの回転力がギアを介して版胴13、ゴム胴15及び圧胴17,中間胴18に伝達されるようになっている。
版胴13には、さらに、図3に示すように、独立に回転速度および位相を調整することができる版胴独立駆動機構23を備えている。
版胴独立駆動機構23は、駆動モータ25と、変速機27とを備える構成を採用するが、本実施形態では変速機27の中にはいわゆるハーモニックドライブ (登録商標)を備えている。ここで、版胴独立駆動機構23は変速機とモータで構成されており、変速機の中にハーモニックを使っている。ただし、ハーモニックに限られるものではなく、差動減速機を用いる構成としても良い。
駆動モータ25は、図示しない制御装置によって回転速度および位相が制御されるサーボモータとされている。駆動モータ25は、版胴13及びゴム胴15を支持するフレーム40に対して固定されたサブフレーム42に固定されている。
変速機27は、印刷機1のメインモータからゴム胴15を回転駆動するゴム胴ギア15aを介して伝達された回転を増減速して版胴13に伝達する。変速機27はハーモニックドライブを備えており、その構成部品として、ウェーブジェネレータ30と、フレクスプライン32と、サーキュラスプライン34とを備えている。
ウェーブジェネレータ30は、楕円形状を有する(図4参照)カム30aの外周に、薄肉のボールベアリング30bが嵌合されたものとなっている。このボールベアリング30bの内輪はカム30aの外周に固定されており、外輪はボールを介して弾性変形するようになっている。ウェーブジェネレータ30は、駆動モータ25の出力軸25aに固定され、駆動モータ25によって回転されるようになっている。駆動モータ25の回転速度に応じて、第1サーキュラスプライン34aから第2サーキュラスプライン34bへと伝達する回転速度が変更される。すなわち、駆動モータ25の角速度をゴム胴ギア15aの角速度と同等とすると第1サーキュラスプライン34aと第2サーキュラスプライン34bは同じ角速度で回転し、駆動モータ25の角速度をゴム胴ギア15aの角速度と異ならせると、第1サーキュラスプライン34aと第2サーキュラスプライン34bとの間の位相が異なり、異なる角速度で回転させることができる。
フレクスプライン32は、ウェーブジェネレータ30とサーキュラスプライン34との間に設けられている。フレクスプライン32は、金属製の円環形状とされ、薄肉とされている。したがって、フレクスプライン32は、ウェーブジェネレータ30の楕円形状に応じて半径方向に変形自在とされた弾性体となっている。フレクスプライン32の外周には、サーキュラスプライン34の内歯に対して歯合する外歯が形成されている(図4参照)。フレクスプライン32の軸線方向(図3において左右方向)の寸法は、第1サーキュラスプライン34a及び第2サーキュラスプライン34bの両者に対して噛合可能な寸法とされている。
サーキュラスプライン34は、駆動モータ25側に位置する第1サーキュラスプライン34aと、版胴13側に位置する第2サーキュラスプライン34bとを有している。これら第1サーキュラスプライン34a及び第2サーキュラスプライン34bは、それぞれ独立して異なる回転速度および位相で回転できるようになっている。サーキュラスプライン34は、金属製の円環状とされた剛体となっている。サーキュラスプライン34の内周面には、フレクスクライン32の外歯に対して歯合する内歯が形成されている(図4参照)。第1サーキュラスプライン34aの内歯の数は、フレクスプライン32の外歯の数と同等とされている。第2サーキュラスプライン34bの内歯の数は、第1サーキュラスプライン34aの内歯の数よりも2つ多くなっている。これにより、第1サーキュラスプライン34aと第2サーキュラスプライン34bとの位相および回転速度を変更できるようになっている。
第1サーキュラスプライン34aは、この第1サーキュラスプライン34a及び第2サーキュラスプライン34bを包囲するように設けられたカップ状のカップ連結体36の内周に固定されている。このカップ連結体36の一端(図3において右方)は、軸受37を介して駆動モータ25の出力軸25aに対して回転自在に接続されている。カップ連結体36の他端(図3において左方)は、ゴム胴ギア15aに歯合する版胴駆動伝達ギア38と共に一体で回転するように、版胴駆動伝達ギア38の端面に対してボルト36aによって固定されている。版胴駆動伝達ギア38は、円錐ころ軸受39を介して、版胴回転軸13aに固定されたブッシュ44に対して回転自在に接続されている。ブッシュ44の一端面側(図3において右方)には、接続円板45を介して第2サーキュラスプライン34bが一体に固定されている。
以上の構成から、版胴駆動伝達ギア38、カップ連結体36及び第1サーキュラスプライン34aは一体で回転し、駆動モータ25の回転軸25a及びウェーブジェネレータ30のカム30aは一体で回転し、第2サーキュラスプライン34b、接続円板45、ブッシュ44及び版胴回転軸13a及び版胴13は一体で回転する。
図4には、上述した変速機27の動作が示されている。
同図において、(a)はウェーブジェネレータ30が0°の位置にある状態、(b)はウェーブジェネレータ30が90°の位置にある状態、(c)はウェーブジェネレータ30が180°の位置にある状態、(d)はウェーブジェネレータ30が360°の位置にある状態を示す。
同図において、(a)はウェーブジェネレータ30が0°の位置にある状態、(b)はウェーブジェネレータ30が90°の位置にある状態、(c)はウェーブジェネレータ30が180°の位置にある状態、(d)はウェーブジェネレータ30が360°の位置にある状態を示す。
同図(a)に示すように、弾性を有するフレクスプライン32は、楕円形のウェーブジェネレータ30によって楕円形状に変形されている。これにより、フレクスプライン32の外歯は、長軸に位置する部分で第2サーキュラスプライン34bの内歯と噛み合う。この噛み合いの開始位置に、フレクスプライン32及び第2サーキュラスプライン34bに対して矢印が付されている。すなわち、図(a)に示す場合では、0°の位置でフレクスプライン32に付した矢印Aとサーキュラスプラインに付した矢印Bとが一致している。なお、矢印Cは、ウェーブジェネレータ30の回転角度位置を示す。
ウェーブジェネレータ30の長軸に相当する位置とは異なる位置では、フレクスプライン32の外歯と第2サーキュラスプライン34bの内歯とは噛み合わない。
ウェーブジェネレータ30の長軸に相当する位置とは異なる位置では、フレクスプライン32の外歯と第2サーキュラスプライン34bの内歯とは噛み合わない。
第2サーキュラスプライン34bを固定したままでウェーブジェネレータ30を時計方向に90°回転させると図(b)のようになる。このように、ウェーブジェネレータ30を回転させるにつれて、フレクスプライン32と第2サーキュラスプライン34bとの噛合位置が順次移動する。矢印A及び矢印Bの位置からわかるように、第2サーキュラスプライン34bの歯数よりもフレクスプライン32の歯数が少ないので、フレクスプライン32が第2サーキュラスプライン34bに対して位相が遅れている(反時計方向の位置)ことがわかる。
さらに、ウェーブジェネレータ30を時計方向に90°回すと、図(c)のようになる。第2サーキュラスプライン34bの歯数はフレクスプライン32の歯数よりも2つ多いので、図(c)に示した180°の回転位置では、フレクスプライン32は歯数1枚分だけ反時計方向にずれた位置となる。
さらに、ウェーブジェネレータ30を時計方向に180°回すと、図(d)のようになる。第2サーキュラスプライン34bの歯数はフレクスプライン32の歯数よりも2つ多いので、図(d)に示した360°の回転位置では、フレクスプライン32は歯数2枚分だけ反時計方向にずれた位置となる。
このように、ウェーブジェネレータ30を一回転させる毎にフレクスプライン32は第2サーキュラスプライン34bに対して歯数2枚分だけ位相がずれることになる。この動きを利用して、版胴13の回転数や位相をゴム胴15等の他のシリンダから独立して制御できるようになっている。
図5は、図1の反転ユニットの構成を説明する概略図である。
反転ユニット51は、図1および図5に示すように、反転第1中間胴53と、反転倍胴(第1反転胴)55と、反転胴(第2反転胴)57と、から概略構成されている。反転第1中間胴53は、印刷ユニット5aの圧胴17と隣接して配置され、反転胴57は、印刷ユニット5bの圧胴17と隣接して配置されている。反転倍胴55は、反転第1中間胴53と反転胴57との間に配置されている。
反転ユニット51は、図1および図5に示すように、反転第1中間胴53と、反転倍胴(第1反転胴)55と、反転胴(第2反転胴)57と、から概略構成されている。反転第1中間胴53は、印刷ユニット5aの圧胴17と隣接して配置され、反転胴57は、印刷ユニット5bの圧胴17と隣接して配置されている。反転倍胴55は、反転第1中間胴53と反転胴57との間に配置されている。
印刷ユニット5aにおいて印刷された枚葉紙Pは、圧胴17から反転第1中間胴53を経由して反転倍胴55に搬送される。枚葉紙Pは、印刷ユニット5aの圧胴17により搬送されている間は、圧胴17と裏面(b面)で接触する。
枚葉紙Pは、その後、反転倍胴55から反転胴57に搬送、受け渡しされる。反転倍胴55から反転胴57へ枚葉紙Pを受け渡すとき、反転胴57は枚葉紙Pの紙尻P2を咥える。
紙尻P2を咥えられた枚葉紙Pは、反転胴57から印刷ユニット5bの圧胴17へ受け渡される。印刷ユニット5bの圧胴17に受け渡された枚葉紙Pは、圧胴17と表面(a面)で接触する。そのため、印刷ユニット5bでは、枚葉紙Pの裏面(b面)に印刷を行うことができる。
枚葉紙Pは、その後、反転倍胴55から反転胴57に搬送、受け渡しされる。反転倍胴55から反転胴57へ枚葉紙Pを受け渡すとき、反転胴57は枚葉紙Pの紙尻P2を咥える。
紙尻P2を咥えられた枚葉紙Pは、反転胴57から印刷ユニット5bの圧胴17へ受け渡される。印刷ユニット5bの圧胴17に受け渡された枚葉紙Pは、圧胴17と表面(a面)で接触する。そのため、印刷ユニット5bでは、枚葉紙Pの裏面(b面)に印刷を行うことができる。
枚葉紙Pの表裏を反転させる際の各胴の動きを、図7を参照しながらより具体的に説明する。
図6は、図5の反転倍胴から反転胴を経て圧胴へ枚葉紙を受け渡す時の作用を説明する図である。
図6は、図5の反転倍胴から反転胴を経て圧胴へ枚葉紙を受け渡す時の作用を説明する図である。
枚葉紙Pは、図6(a)に示すように、紙頭P1を反転倍胴55の爪装置59に咥えられた状態で、反転倍胴55の回転により搬送される。この時枚葉紙Pは、反転倍胴55と裏面(b面)で接触している。
枚葉紙Pは、図6(b)に示すように、紙頭P1が反転胴57との接触点を超えて搬送され、紙尻P2が反転胴57との接触点に至るまで反転倍胴55により搬送される。枚葉紙Pの紙尻P2が反転胴57との接触点に至ると、反転胴57の裏爪装置61が枚葉紙Pの紙尻P2を咥える。この時同時に、反転倍胴55の爪装置59は、枚葉紙Pの紙頭P1を離す。
枚葉紙Pは、図6(b)に示すように、紙頭P1が反転胴57との接触点を超えて搬送され、紙尻P2が反転胴57との接触点に至るまで反転倍胴55により搬送される。枚葉紙Pの紙尻P2が反転胴57との接触点に至ると、反転胴57の裏爪装置61が枚葉紙Pの紙尻P2を咥える。この時同時に、反転倍胴55の爪装置59は、枚葉紙Pの紙頭P1を離す。
反転胴57に受け渡された枚葉紙Pは、図6(c)に示すように、紙尻P2を裏爪装置61から表爪装置63に咥え替えられる。表爪装置63に紙尻P2を咥えられた枚葉紙Pは、反転胴57の回転により搬送される。
反転胴57の表爪装置63が、図6(d)に示すように、圧胴17に至ると、圧胴17の圧胴爪装置65が枚葉紙Pの紙尻P2を咥え、反転胴57の表爪装置63は枚葉紙Pを離す。圧胴17の圧胴爪装置65に咥えられた枚葉紙Pは、図6(e)に示すように、圧胴17の回転により搬送される。このとき、枚葉紙Pは、圧胴17と表面(a面)で接触する。
反転胴57の表爪装置63が、図6(d)に示すように、圧胴17に至ると、圧胴17の圧胴爪装置65が枚葉紙Pの紙尻P2を咥え、反転胴57の表爪装置63は枚葉紙Pを離す。圧胴17の圧胴爪装置65に咥えられた枚葉紙Pは、図6(e)に示すように、圧胴17の回転により搬送される。このとき、枚葉紙Pは、圧胴17と表面(a面)で接触する。
反転胴57の表爪装置63と裏爪装置61との動きを、図7を参照しながら説明する。
図7は、図6の反転胴の表爪装置と裏爪装置との動きを説明する図である。
枚葉紙Pは、図7(a)に示すように、紙尻P2が反転胴57の裏爪装置61に咥えられる。この時、裏爪装置61と表爪装置63とは、互いに反対方向を向くように配置されている。この状態で、裏爪装置61および表爪装置63は、互いに向き合うよう(図中の矢印方向)に回動する。
具体的には、図7(b)に示すように、表爪装置63は裏爪装置61に対して先行して回動するとともに、表爪64が開いた状態で回動する。その後、裏爪装置61および咥えられた枚葉紙Pが後れて回動し、開いた表爪64の間に枚葉紙Pが入り込む。そのため、表爪装置63と、裏爪装置61に咥えられた枚葉紙Pとが接触して、枚葉紙Pを破ることがない。
図7は、図6の反転胴の表爪装置と裏爪装置との動きを説明する図である。
枚葉紙Pは、図7(a)に示すように、紙尻P2が反転胴57の裏爪装置61に咥えられる。この時、裏爪装置61と表爪装置63とは、互いに反対方向を向くように配置されている。この状態で、裏爪装置61および表爪装置63は、互いに向き合うよう(図中の矢印方向)に回動する。
具体的には、図7(b)に示すように、表爪装置63は裏爪装置61に対して先行して回動するとともに、表爪64が開いた状態で回動する。その後、裏爪装置61および咥えられた枚葉紙Pが後れて回動し、開いた表爪64の間に枚葉紙Pが入り込む。そのため、表爪装置63と、裏爪装置61に咥えられた枚葉紙Pとが接触して、枚葉紙Pを破ることがない。
表爪装置63は、図7(c)に示すように、開いた表爪64の間に枚葉紙Pが回動してきたら、表爪64を閉じて枚葉紙Pを咥える。そして、図7(d)に示すように、裏爪装置61の裏爪62が開き、枚葉紙Pを離す。表爪装置63と裏爪装置61とは、互いに反対側を向くよう(図7(c)中の矢印方向)に回動される。
表爪装置63は裏爪装置61に先行して回動し、表爪装置63に咥えられた枚葉紙Pは、開いた裏爪62の間から離れる。その後、裏爪装置61が回動し始める。そのため、咥えた枚葉紙Pと裏爪装置61との接触が防止され、接触による枚葉紙Pの破れ等が防止される。
枚葉紙Pは、表爪装置63の回動とともに移動し、図7(e)に示すように、表裏が反転される。
枚葉紙Pは、表爪装置63の回動とともに移動し、図7(e)に示すように、表裏が反転される。
次に、上記の構成からなる印刷機1における作用について説明する。
まず、図1に示すように、給紙装置3から枚葉紙Pが1枚ずつ送り出される。枚葉紙Pは、最初の4つの印刷ユニット5aを通過する際に、表面の印刷が施される。その後、枚葉紙Pは反転ユニット51により表裏を反転される。
裏面に反転された枚葉紙Pは、下流側に位置する4つの印刷ユニット5bを通過する際に、裏面に印刷が施される。このように両面印刷が施された枚葉紙Pは、排紙装置7へと送られる。
まず、図1に示すように、給紙装置3から枚葉紙Pが1枚ずつ送り出される。枚葉紙Pは、最初の4つの印刷ユニット5aを通過する際に、表面の印刷が施される。その後、枚葉紙Pは反転ユニット51により表裏を反転される。
裏面に反転された枚葉紙Pは、下流側に位置する4つの印刷ユニット5bを通過する際に、裏面に印刷が施される。このように両面印刷が施された枚葉紙Pは、排紙装置7へと送られる。
次に、本発明の特徴である版胴の刷版交換と反転ユニットの位相調整とを同時に行う方法について説明する。
図8は、図1の印刷装置における刷版交換と反転ユニットの調整とを同時に行う方法を説明する図である。
図8は、図1の印刷装置における刷版交換と反転ユニットの調整とを同時に行う方法を説明する図である。
ここでは、枚葉紙Pの裏面を印刷する印刷ユニット5bにおける版胴13の刷版14を交換する作業と、枚葉紙Pの天地方向長さ変更にともなう反転ユニット51の調整作業と、を同時に行う例に適用して説明する。
刷版14を交換する場合に、版胴13は、図8に示すように、版胴独立駆動機構23により、同じ印刷ユニット5bのゴム胴15や、他の印刷ユニット5aや、反転ユニット51などから独立して、刷版14の交換に合わせて回転制御される。
また、枚葉紙Pの表面を印刷する印刷ユニット5aの版胴13およびゴム胴15、反転ユニット51の反転第1中間胴53は、ギアにより接続されたメインモータ20が停止されているため回転しない。
また、枚葉紙Pの表面を印刷する印刷ユニット5aの版胴13およびゴム胴15、反転ユニット51の反転第1中間胴53は、ギアにより接続されたメインモータ20が停止されているため回転しない。
反転ユニット51の反転胴57には、反転倍胴55と反転胴57の間の回転位相を変更する咥え替えモータ(反転制御部)67が設けられている。反転胴57や、印刷ユニット5bの圧胴17、ゴム胴15、中間胴18は、咥え替えモータ67により印刷ユニット5aと反転第1中間胴53や反転倍胴55に対して独立して回転駆動される。
なお、咬え替えモータ67は、上述のように反転動57に設けられていてもよいし、反転倍動55に設けられていてもよく、特に限定するものではない。
なお、咬え替えモータ67は、上述のように反転動57に設けられていてもよいし、反転倍動55に設けられていてもよく、特に限定するものではない。
枚葉紙Pの天地方向長さが変更されると、反転胴57の裏爪装置61が枚葉紙Pの紙尻P2を咥える位置が変わる(図6(b)参照。)。
そのため、上述のように、メインモータ20を停止させて反転第1中間胴53及び反転倍胴55を停止させるとともに、咥え替えモータ67により反転胴57を回転させることにより、反転倍胴55と反転胴57との相対位相を変更して、裏爪装置61と枚葉紙Pの紙尻P2との相対位置を調節する。
そのため、上述のように、メインモータ20を停止させて反転第1中間胴53及び反転倍胴55を停止させるとともに、咥え替えモータ67により反転胴57を回転させることにより、反転倍胴55と反転胴57との相対位相を変更して、裏爪装置61と枚葉紙Pの紙尻P2との相対位置を調節する。
この作業方法によれば、反転ユニット51の調整作業と、版胴13の刷版14交換作業とを同時に行うことができ、刷版14の交換に係る準備時間を短縮できる。
次に、本発明の別の特徴である版胴の刷版交換と他の印刷ユニットにおける作業とを同時に行う方法について説明する。
図9は、版胴の刷版交換と他の印刷ユニットにおける作業を同時に行う方法について説明する図である。
図9は、版胴の刷版交換と他の印刷ユニットにおける作業を同時に行う方法について説明する図である。
ここでは、枚葉紙Pの裏面を印刷する印刷ユニット5bにおける版胴13の刷版14を交換する作業と、表面を印刷する印刷ユニット5aにおけるゴム胴15のブランケットを交換する作業とを同時に行う例に適用して説明する。
枚葉紙Pの表面を印刷する印刷ユニット5aにおけるゴム胴15のブランケットを交換する際には、図9に示すように、メインモータ20を用いてゴム胴15を回転させながらブランケットを交換する。
なお、ゴム胴15をメインモータ20により回転させると、ギアにより接続された印刷ユニット5aにおける版胴13、ゴム胴15、圧胴17、反転第1中間胴53、反転倍胴55、反転胴57、印刷ユニット5bにおけるゴム胴15、圧胴17,中間胴18も同様に回転駆動される。
なお、ゴム胴15をメインモータ20により回転させると、ギアにより接続された印刷ユニット5aにおける版胴13、ゴム胴15、圧胴17、反転第1中間胴53、反転倍胴55、反転胴57、印刷ユニット5bにおけるゴム胴15、圧胴17,中間胴18も同様に回転駆動される。
一方、刷版14を交換する際には、版胴13は、図9に示すように、版胴独立駆動機構23により、同じ印刷ユニット5bのゴム胴15や、他の印刷ユニット5aや、反転ユニット51などから独立して刷版14の交換に合わせて回転制御される。
具体的には、メインモータ20の回転駆動力は、ギアを介して版胴独立駆動機構23に伝えられ、版胴独立駆動機構23から版胴13に伝えられる。そこで、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25を、メインモータ20から伝達された回転駆動方向と逆方向かつ、同じ回転数で駆動させることにより、版胴13を停止させることができる。あるいは、駆動モータ25の回転駆動方向や、回転数を制御することにより、版胴13の回転を制御する。
具体的には、メインモータ20の回転駆動力は、ギアを介して版胴独立駆動機構23に伝えられ、版胴独立駆動機構23から版胴13に伝えられる。そこで、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25を、メインモータ20から伝達された回転駆動方向と逆方向かつ、同じ回転数で駆動させることにより、版胴13を停止させることができる。あるいは、駆動モータ25の回転駆動方向や、回転数を制御することにより、版胴13の回転を制御する。
なお、上述のように刷版14の交換作業とゴム胴15のブランケットの交換作業とを同時に行うこともできるし、複数の版胴13における刷版14の交換作業を同時に行うこともできる。
つまり、複数の版胴13において刷版14の交換作業を同時に行っている際に、例えば一の版胴13における刷版14交換が失敗したとき、失敗した版胴13のみ回転を停止させて刷版14交換を中断するとともに、残りの版胴13においては、引き続き刷版14の交換作業を継続できる。
つまり、複数の版胴13において刷版14の交換作業を同時に行っている際に、例えば一の版胴13における刷版14交換が失敗したとき、失敗した版胴13のみ回転を停止させて刷版14交換を中断するとともに、残りの版胴13においては、引き続き刷版14の交換作業を継続できる。
この作業方法によれば、複数の印刷ユニットにおいて、刷版14を同時に交換している場合に、1つの印刷ユニットでの刷版14交換を失敗しても、他の印刷ユニットでの刷版14交換を継続して行える。この時、交換を失敗した印刷ユニットでは、版胴13の回転を止めて、刷版14に与えられるダメージの拡大を防止できる。一方、他の印刷ユニットでは、刷版14交換を完了させることができ、刷版14交換をやり直す必要がなく、作業の無駄を省くことができる。
次に、本発明の更に別の特徴である版胴の刷版交換時における版胴の回転制御について説明する。
図10は、版胴の刷版交換時における版胴およびゴム胴の回転方向を説明する図である。
図10は、版胴の刷版交換時における版胴およびゴム胴の回転方向を説明する図である。
版胴13の刷版14を交換する際には、図10に示すように、版胴13の他にゴム胴15も同時に回転させる。
具体的には、メインモータ20によりゴム胴15を回転させる。また、ゴム胴15とギアにより接続された版胴独立駆動機構23にも、メインモータ20の回転駆動力が伝達される(図3参照)。
駆動モータ25は、メインモータ20から伝達された回転駆動方向と逆方向かつ、それ以上の回転数で駆動され、版胴13をゴム胴15と同じ回転方向に回転させる。
具体的には、メインモータ20によりゴム胴15を回転させる。また、ゴム胴15とギアにより接続された版胴独立駆動機構23にも、メインモータ20の回転駆動力が伝達される(図3参照)。
駆動モータ25は、メインモータ20から伝達された回転駆動方向と逆方向かつ、それ以上の回転数で駆動され、版胴13をゴム胴15と同じ回転方向に回転させる。
版胴13の回転方向を上述のように制御することにより、版胴13の円周面とゴム胴15の円周面とが隣接する領域において反対方向に移動するため、版胴13とゴム胴15との間への引き込みが起きない(ニップポイントが無くなる)。
その結果、版胴13およびゴム胴15との間に、引き込みを防止する安全器具(例えば、保護カバー)を設置する必要がなくなる。安全器具を廃止できるため、例えば、刷版14の交換時に安全器具と刷版14との接触をなくし、刷版14の傷つきを防止することができ、印刷品質を保証できる。
その結果、版胴13およびゴム胴15との間に、引き込みを防止する安全器具(例えば、保護カバー)を設置する必要がなくなる。安全器具を廃止できるため、例えば、刷版14の交換時に安全器具と刷版14との接触をなくし、刷版14の傷つきを防止することができ、印刷品質を保証できる。
1 印刷機
5a,5b 印刷ユニット
51 反転ユニット
14 刷版
15 ゴム胴(ブランケット胴)
20 メインモータ
23 版胴独立駆動機構
51 反転ユニット
55 反転倍胴(第1反転胴)
57 反転胴(第2反転胴)
67 咥え替えモータ(反転制御部)
P 枚葉紙(印刷用紙)
5a,5b 印刷ユニット
51 反転ユニット
14 刷版
15 ゴム胴(ブランケット胴)
20 メインモータ
23 版胴独立駆動機構
51 反転ユニット
55 反転倍胴(第1反転胴)
57 反転胴(第2反転胴)
67 咥え替えモータ(反転制御部)
P 枚葉紙(印刷用紙)
Claims (6)
- 外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、
少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、を備えた印刷機であって、
少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構が備えられ、
前記版胴独立駆動機構により、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転されることを特徴とする印刷機。 - 外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、
該複数の印刷ユニットの間に配置され、前記印刷用紙の受け渡しの際に表裏を反転させる第1反転胴および第2反転胴を有する反転ユニットと、
少なくとも前記版胴、前記ブランケット胴、前記第1反転胴および前記第2反転胴を回転駆動するメインモータと、を備えた印刷機であって、
少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、
前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相を、前記印刷用紙の大きさに応じて変更する反転制御部と、が備えられ、
前記版胴独立駆動機構により、前記一の印刷ユニットの前記版胴が、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴と、前記第1反転胴および前記第2反転胴とから独立して回転されるとともに、
前記反転制御部により、前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相が、前記一の印刷ユニットの前記版胴の回転から独立して調整されることを特徴とする印刷機。 - 外周面に刷版が巻回された版胴と、
前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、
少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、
前記版胴を、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、を備え、
前記版胴の前記刷版を交換する際に、
前記版胴独立駆動機構により、前記版胴が、前記ブランケット胴に対して同じ方向に回転されることを特徴とする印刷機。 - 外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、
少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、
少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、
を備えた印刷機の制御方法であって、
前記一の印刷ユニットの前記版胴が、前記版胴独立駆動機構により、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴の少なくとも一つから独立して回転するように制御されることを特徴とする印刷機の制御方法。 - 外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を有する複数の印刷ユニットと、
該複数の印刷ユニットの間に配置され、前記印刷用紙の受け渡しの際に表裏を反転させる第1反転胴および第2反転胴を有する反転ユニットと、
少なくとも前記版胴、前記ブランケット胴、前記第1反転胴および前記第2反転胴を回転駆動するメインモータと、
少なくとも一の印刷ユニットにおいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、
前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相を、前記印刷用紙の大きさに応じて変更する反転制御部と、
を備えた印刷機の制御方法であって、
前記一の印刷ユニットの前記版胴が、前記版胴独立駆動機構により、他の印刷ユニットの前記版胴または前記ブランケット胴と、前記第1反転胴および前記第2反転胴とから独立して回転するように制御されるとともに、
前記第1反転胴と前記第2反転胴との相対位相が、前記反転制御部により、前記一の印刷ユニットの前記版胴の回転から独立して制御されることを特徴とする印刷機の制御方法。 - 外周面に刷版が巻回された版胴と、
前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、
少なくとも前記版胴および前記ブランケット胴を回転駆動するメインモータと、
前記版胴を、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させることを可能とする版胴独立駆動機構と、
を備えた印刷機の制御方法であって、
前記版胴の前記刷版を交換する際に、
前記版胴が、前記版胴独立駆動機構により、前記ブランケット胴に対して同じ方向に回転するように制御されることを特徴とする印刷機の制御方法。
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