JP2005205630A - 枚葉輪転印刷機 - Google Patents
枚葉輪転印刷機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005205630A JP2005205630A JP2004012245A JP2004012245A JP2005205630A JP 2005205630 A JP2005205630 A JP 2005205630A JP 2004012245 A JP2004012245 A JP 2004012245A JP 2004012245 A JP2004012245 A JP 2004012245A JP 2005205630 A JP2005205630 A JP 2005205630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- sheet
- impression cylinder
- paper
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/02—Rotary lithographic machines for offset printing
- B41F7/04—Rotary lithographic machines for offset printing using printing units incorporating one forme cylinder, one transfer cylinder, and one impression cylinder, e.g. for printing on webs
- B41F7/06—Rotary lithographic machines for offset printing using printing units incorporating one forme cylinder, one transfer cylinder, and one impression cylinder, e.g. for printing on webs for printing on sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/30—Arrangements for tripping, lifting, adjusting, or removing inking rollers; Supports, bearings, or forks therefor
- B41F31/301—Devices for tripping and adjusting form rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2227/00—Mounting or handling printing plates; Forming printing surfaces in situ
- B41P2227/70—Forming the printing surface directly on the form cylinder
Abstract
【課題】 印刷の品質を向上させるとともに、生産性を向上させる。
【解決手段】 版胴11は4倍径に形成され、周面には4つの印刷面28Aないし28Dが設けられている。ゴム胴12は4倍径に形成され、周面には4つの印刷面33Aないし33Dが設けられている。版胴11には、印刷面28Aないし28Dのそれぞれに、インキを供給する4つのインキ装置とインキ着けローラ着脱装置とが備えられている。圧胴13は3倍径に形成され、周面に3つの印刷面2Aないし2Cが設けられている。圧胴13の印刷面とゴム胴12の印刷面を選択的に対接させるために、圧胴13に対してゴム胴12を胴入れ・胴抜きをする胴着脱装置が備えられている。
【選択図】 図2
【解決手段】 版胴11は4倍径に形成され、周面には4つの印刷面28Aないし28Dが設けられている。ゴム胴12は4倍径に形成され、周面には4つの印刷面33Aないし33Dが設けられている。版胴11には、印刷面28Aないし28Dのそれぞれに、インキを供給する4つのインキ装置とインキ着けローラ着脱装置とが備えられている。圧胴13は3倍径に形成され、周面に3つの印刷面2Aないし2Cが設けられている。圧胴13の印刷面とゴム胴12の印刷面を選択的に対接させるために、圧胴13に対してゴム胴12を胴入れ・胴抜きをする胴着脱装置が備えられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、1枚の枚葉紙に多色刷りするのに好適な枚葉輪転印刷機に関するものである。
従来の枚葉輪転印刷機としては、2つの印刷面が設けられ2倍径に形成された2つの版胴と、これら版胴の印刷面のそれぞれにインキを供給する4つのインキ装置と、各版胴のそれぞれに対接しそれぞれに2つの印刷面が設けられ2倍径に形成された2つのゴム胴と、これらゴム胴が対接し紙をくわえる3つのくわえ爪装置を有する3倍径に形成された1つの圧胴と、前記2つの版胴のそれぞれに画像を形成するレーザー・書込み機構とを備えたものがある。この枚葉輪転印刷機は、1つの圧胴に設けた3つのくわえ爪装置によってくわえられる3枚の紙のそれぞれに、2つのゴム胴の4つの印刷面によって4色のインキが印刷される(例えば、特許文献1参照)。なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特許第3266270号公報(3頁右欄25行〜4頁左欄43行、第1図)
上述した従来の枚葉輪転印刷機においては、2つのレーザー・書込み機構によって2つの版胴のそれぞれに画像を形成する構造であるために、2つの版胴のそれぞれに形成した同じ画像が互いにずれやすく、印刷の品質が低下するばかりではなく、このずれを是正するための調整が必要になり調整に要する時間が余計にかかり生産性が低下するという問題があった。また、圧胴の紙を保持していない面に、インキ装置よりゴム胴を介してインキを付着させてしまい、次に給紙される紙を汚してしまうおそれがあった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、印刷の品質を向上させるとともに、生産性を向上させることにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、表面に版材が装着される1つの版胴と、この版胴と同径をなして対向し、表面にブランケットが装着される1つのゴム胴と、シート状物を保持するシート状物保持手段を備えた1つの圧胴と、前記版胴の版材にインキを供給するインキ装置とを備えた枚葉輪転印刷機において、前記版胴の版材の表面に4つの印刷絵柄を書き込むことが可能な1つの製版装置を備え、前記4つの印刷絵柄のそれぞれにインキを供給する4つのインキ装置を設けるとともに、これら4つのインキ装置のそれぞれの着けローラを、それぞれの前記着けローラに対応して前記版胴の版材に製版された印刷絵柄に対して着させるとともに、その他の前記版胴の版材に製版された印刷絵柄に対して脱させるローラ着脱装置と、前記インキ装置から前記版胴を介してインキが供給された前記ゴム胴と前記圧胴の前記シート保持手段に保持されたシート状物とが対向する直前に前記ゴム胴を胴入れし、前記ゴム胴と前記シート保持手段にシート状物を保持していない前記圧胴とが対向する直前に前記ゴム胴を胴抜きする胴着脱装置とを備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記圧胴に複数のシート状物保持手段を設け、これらシート状物保持手段のうちシート状物を保持していないシート状物保持手段が前記ゴム胴に対向する直前に前記ゴム胴を胴抜きし、胴抜き後、前記シート状物保持手段のうちシート状物を保持するシート状物保持手段が前記ゴム胴に対向する直前に前記ゴム胴を胴入れするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記圧胴にシート状物を供給するシート供給装置を備え、前記シート供給装置による前記圧胴へのシート供給間隔は、前記版胴の1回転毎に供給されるものである。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記圧胴に奇数個のシート保持手段を設けたものである。
請求項5に係る発明は、周方向に4つの版材が装着される1つの版胴と、 周方向に4つのブランケットが装着される1つのゴム胴と、周方向にシート状物を保持するシート状物保持手段を3つ備えた1つの圧胴と、前記4つの版材に印刷絵柄を書き込むことが可能な1つの製版装置と、前記4つの版材にインキを供給する4つのインキ装置と、前記ゴム胴を前記圧胴に対して着脱させる胴着脱装置とを備え、前記版胴と前記ゴム胴と前記圧胴との径の比が4:4:3となっているものである。
本発明によれば、多色刷りするときに色ずれが発生するようなことはないから印刷の品質が向上するばかりではなく、色ずれが発生しないように調整する必要がないから生産性も向上する。また、製版装置を1つとすることにより、印刷機の製造コストを低減することもできる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る枚葉輪転印刷機の全体の構成を示すモデル図、図2は同じく胴の構成を示す側面図、図3は同じく胴の着脱装置の側面図、図4はインキ着けローラ着脱装置を説明するための要部のモデル図、図5は圧胴の爪開閉装置を説明するための要部のモデル図、図6は同じく第1の実施の形態を示し、1枚の紙を4色刷する場合の圧胴の各位相に給紙された紙の印刷状態を説明するためのシーケンスである。
図1で全体を符号1で示す枚葉輪転印刷機は、紙積台に積載されたシート状物としての紙2を1枚ずつフィーダボード3上に給紙する給紙部4と、給紙された紙2を印刷する印刷部5と、印刷された紙2を搬送し紙積台上に排紙し積載する排紙部6と、印刷部5の版胴11の周面に装着された版を製版する製版装置7とによって概略構成されている。フィーダボード3上に給紙された紙2は、見当装置(図示せず)によって位置決めされ、スウィング装置10の爪によってくわえられた後、圧胴13の外周面まで搬送され、後述する爪開閉装置60によって圧胴13のくわえ爪装置36Aないし36Cにくわえ替えられる。
印刷部5には、印刷用の版28Aないし28Dが周面に装着された版胴11と、印刷作業中はこの版胴11と対接しブランケット33Aないし33Dが周面に装着されたゴム胴12と、印刷作業中に、後述する胴着脱装置39によってゴム胴12が胴入れ・胴抜きされる圧胴13とが備えられている。これら胴11,12,13のうち、版胴11と圧胴13との両端軸は印刷部5に設けられた左右のフレーム14に図示を省略した軸受を介して回転自在に軸支されている。ゴム胴12の両端軸は、左右のフレーム14に嵌着された後述する偏心軸受41に回転自在に軸支されている。
15Aないし15Dは、それぞれ版胴11に異なる色のインキを供給する4つのインキ装置であって、インキ装置15Aは黒色のインキを、インキ装置15Bは黄色のインキを、インキ装置15Cは赤色のインキを、インキ装置15Dは青色のインキを供給する。これらインキ装置15Aないし15Dは、インキ溜め16と、このインキ溜め16からインキを引き出すアニロックスローラ17と、このアニロックスローラ17に対接し、後述するローラ着脱装置54によって版胴11の周面に選択的に対接し、対接することによりインキを版胴11の周面に装着した版28Aないし28Dに供給するインキ着けローラ18とによって構成されている。19は版胴11の周面に湿し水を供給する給水装置である。
排紙部6には、圧胴13に対接する紙取り胴21と、この紙取り胴21と同軸上に設けられた左右一対の前部側スプロケット22と、フレーム14の後部側に回転自在に支持された左右一対の後部側スプロケット23と、これらスプロケット22,23間に張架された左右一対の排紙チェーン24とが備えられている。排紙チェーン24には、この排紙チェーン24の走行方向に一定の間隔をおいて排紙爪(図示せず)が設けられており、この排紙爪間の間隔は版胴11の1回転に対応するように設定されている。このように構成されていることにより、圧胴13と紙取り胴21との対接部において、後述する爪開閉装置60によって、圧胴13のくわえ爪36Aないし36Cと、排紙チェーン24の排紙爪(図示せず)との間で紙のくわえ替えが行われ、排紙チェーン24の走行によって紙が後方に搬送され、排紙爪によるくわえが解放されることにより紙積台上に排紙され積載される。
次に、図2を用いて、本発明の特徴である版胴11およびゴム胴12ならびに圧胴13のそれぞれの構造について説明する。
同図において、版胴11は4倍径に形成されており、外周面には、円周方向に等角度ずつ位相をずらした位置に4つの切欠き25Aないし25Dが、胴軸方向の全体に延在するように設けられている。これら切欠き25Aないし25Dのそれぞれの両端には、版の始端を保持する始端保持手段26Aないし26Dと、版の終端を保持する終端保持手段27Aないし27Dとが設けられている。これら切欠き25Aないし25Dのうち、隣接する切欠きの始端保持手段と終端保持手段との間に4枚の版28Aないし28Dが装着されている。すなわち、版胴11には、4つの印刷面28Aないし28Dが形成されており、以下、これら4つの印刷面28Aないし28Dの領域を、版胴11の位相「A」、「B」、「C」、「D」という。
ゴム胴12は4倍径に形成されており、外周面には、円周方向に等角度ずつ位相をずらした位置に4つの切欠き30Aないし30Dが、胴軸方向の全体に延在するように設けられている。これら切欠き30Aないし30Dのそれぞれの両端には、ブランケットの始端を保持する始端保持手段31Aないし31Dと、ブランケットの終端を保持する終端保持手段32Aないし32Dとが設けられている。これら切欠き30Aないし30Dのうち、隣接する切欠きの始端保持手段と終端保持手段との間に4枚のブランケット33Aないし33Dが装着されている。
ゴム胴12は、4つの切欠き30Aないし30Dが、版胴11の4つの切欠き25Aないし25Dのそれぞれに対向するように、版胴11との位相が設定されている。したがって、版胴11の4つの印刷面28Aないし28Dが、ゴム胴12の4つのブランケット33Aないし33Dのそれぞれに対接する。すなわち、ゴム胴12の4つのブランケット33Aないし33Dが、4つの印刷面33Aないし33Dとなり、以下、これら4つの印刷面33Aないし33Dの領域を、ゴム胴12の位相「A」、「B」、「C」、「D」という。
圧胴13は3倍径に形成されており、外周面には、円周方向に等角度ずつ位相をずらした位置に3つの切欠き35Aないし35Cが、胴軸方向の全体に延在するように設けられている。これら切欠き35Aないし35Cの一端には、紙の始端をくわえるくわえ爪装置36Aないし36Cが設けられている。圧胴13は、3つの切欠き35Aないし35Cが、ゴム胴12の4つの切欠き30Aないし30Dのいずれかに対向するように、ゴム胴12との位相が設定されている。したがって、圧胴13のくわえ爪装置36Aないし36Cにくわえられた紙2Aないし2Cは、圧胴13とゴム胴12との対接部において、ゴム胴12の印刷面33Aないし33Dのいずれかによって印刷される。圧胴13のくわえ爪装置36Aないし36Cにくわえられた紙2Aないし2Cの領域を、以下、圧胴13の位相「1」、「2」、「3」という。
次に、図3を用いて、版胴11および圧胴13に対して、胴入れ・胴抜きを行う胴着脱装置39について説明する。
同図において、ゴム胴12の両端軸40は左右のフレーム14,14に嵌着された偏心軸受41,41に回転自在に支持されている。42は一方のフレーム14から外側に突設されたスタッドであって、このスタッド42には、ブラケット43が支持されており、このブラケット43にはステッピングモータ44が固定されている。このステッピングモータ44の駆動によりナット45が回転すると、このナット45のねじ部と螺合している駆動ロッド46が進退自在に移動するように構成されている。47はフレーム14に回転自在に軸支されたレバー軸であって、このレバー軸47にはL字状に形成された連結レバー48の中央部が軸着されており、この連結レバー48の一端部には駆動ロッド46の先端が枢着されている。
49は偏心軸受41の外輪に固定された軸受レバーであって、この駆動レバー49と連結レバー48の他端部とはロッド50によって連結されている。このように構成されていることにより、駆動ロッド46が後退すると、連結レバー48がレバー軸47を中心として図中二点鎖線で示すように反時計方向に回動し、ロッド50および軸受レバー49を介して偏心軸受41が回動することにより、ゴム胴12が版胴11と対接したままの状態で、圧胴13から離間するいわゆるB−I抜きが行われる。さらに、駆動ロッド46をさらに後退させると、ゴム胴12が版胴11から離間して胴抜きが行われる。
次に、図4を用いて、インキ着けローラの着脱装置54について説明する。このインキ着けローラの着脱装置は、4つのインキ装置15Aないし15Dの全てに備えられており、それぞれが同じ構造を有しているので、ここでは、インキ装置15Aに備えられたインキ着けローラの着脱装置のみを説明し、他のインキ装置15Bないし15Dについては説明を省略する。
55は一端がアニロックスローラ17の中央部に回動自在に枢支された腕であって、この腕55の他端はインキ着けローラ18の中央部に取り付けられている。56はフレーム14にシリンダエンドが枢支された着脱用のエアーシリンダであって、このエアーシリンダ56のロッド57の先端が腕55に枢着されている。したがって、エアーシリンダ56を作動させてロッド57を前進させると、インキ着けローラ18を版胴11の周面に対接し、ロッド57を後退させると、インキ着けローラ18が版胴11の周面から離間する。
次に、図5を用いて、圧胴13のくわえ爪装置36(36Aないし36C)を開閉する爪開閉装置60について説明する。
同図において、くわえ爪装置36は、爪軸61に軸着された複数の爪62と、この爪62とともに紙の始端をくわえる爪台63とを備えている。爪開閉装置60は、図2において二点鎖線で囲んで格子状のハッチングによって示した位置、すなわちスウィング装置10とのくわえ替え位置65および排紙チェーン24の排紙爪とのくわえ替え位置66に位置付けられるようしてフレーム14側に取り付けられている。この爪開閉装置60は、シリンダエンドをフレーム14に枢支されたエアーシリンダ67と、このエアーシリンダ67のロッド68が一端部に枢着され、他端部がピン69を介してフレーム14に回動自在に支持されたカム70とを備えている。
このような構成において、エアーシリンダ67のロッド68が前進すると、カム70がピン69を中心として図中時計方向に回動するため、カム70は大径部70aが爪軸61のころ64と係合可能な作動位置に進出する。この状態で、圧胴13が回転し、くわえ爪装置36Aないし36Cがくわえ替え位置65,66に位置すると、ころ64がカム70の大径部70aに係合することにより、カム軸61が図中時計方向へ回動するので、爪62も時計方向へ回動する。したがって、爪62が爪台63から一瞬開くので、スウィング装置10または排紙チェーン24の排紙爪との間で紙のくわえ替えが行われる。一方、エアーシリンダ67のロッド68が後退すると、カム70がピン69を中心として図中反時計方向に回動するため、カム70は大径部70aが爪軸61のころ64と非係合な退避位置に後退する。この状態で、圧胴13が回転し、くわえ爪装置36Aないし36Cがくわえ替え位置65,66に位置しても、ころ64がカム70の大径部70aに係合することがないから、スウィング装置10または排紙チェーン24の排紙爪との間での紙のくわえ替えは行われない。
次に、図1ないし図6を用いて、このような構成の枚葉輪転印刷機によって、1枚の紙に4色刷する場合を説明する。
予め、インキ着けローラの着脱装置39を作動させることにより、図1において、4つのインキ装置15Aないし15Dの各インキ着けローラ18を版胴11から離間させて脱状態とするとともに、胴着脱装置39を作動させることにより、ゴム胴12を圧胴13から離間させB−I抜きをし、かつ版胴11に対してゴム胴12を離間させて胴抜きを行う。この状態としてから、図2において、4枚の未製版状態の版28Aないし28Dを版胴11の4つの切欠き25Aないし25Dのうち、隣接する切欠きの始端保持手段26Aないし26Dと終端保持手段27Aないし27Dとの間に装着する。
次いで、製版装置7を版胴11の一端から他端まで軸線方向に移動させ、しかる後、版胴11をわずかに回動させた後、製版装置7を版胴11の他端から一端まで軸線方向に移動させる作業を繰り返し、版胴11を1/4回転させることにより、版28Aを製版する。同じ作業を3回繰り返し、順次、他の版28Bないし28Dを製版する。このように1つの製版装置7によって、1つの版胴11上の4枚の版28Aないし28Dを製版するようにしたため、各版28Aないし28Dに書き込まれた絵柄が、各版28Aないし28D間で位置ずれを起こすことはない。したがって、後述するように、紙2に多色刷りするときに色ずれが発生するようなことはないから印刷の品質が向上するばかりではなく、色ずれが発生しないように調整する必要がないから生産性も向上する。また、製版装置7を1つとすることにより、印刷機の製造コストを低減することもできる。
4つのインキ装置15Aないし15Dの各インキ溜め16に、黒色、黄色、赤色、青色のインキをそれぞれ供給するとともに、胴着脱装置39によりゴム胴12を版胴11に対接させる。この状態で、本機を駆動し、版胴11を図1に示すように時計方向に回転させる。版28Aの始端を保持する始端保持手段26Aがインキ装置15Aのインキ着けローラ18に対向すると、インキ装置15Aのインキ着けローラ着脱装置54が作動することにより、インキ着けローラ18が版胴11に対接する。この状態で、版28Aの終端を保持する終端保持手段27Aがインキ装置15Aのインキ着けローラ18に対向すると、インキ装置15Aのインキ着けローラ着脱装置54が作動することにより、インキ着けローラ18が版胴11から離間して脱となる。したがって、版28Aには、インキ装置15Aのインキ着けローラ18によって黒色のインキが着けられる。
版胴11がさらに時計方向に回動し、版28Bの始端を保持する始端保持手段26Bがインキ装置15Bのインキ着けローラ18に対向すると、インキ装置15Bのインキ着けローラ着脱装置54が作動することにより、インキ着けローラ18を版胴11に対接させる。この状態で、版28Bの終端を保持する終端保持手段27Bがインキ装置15Bのインキ着けローラ18に対向すると、インキ装置15Bのインキ着けローラ着脱装置54が作動することにより、インキ着けローラ18が版胴11から離間して脱となる。
したがって、版28Bには、インキ装置15Bのインキ着けローラ18によって黄色のインキが着けられる。同様にして、版28Cには、インキ装置15Cのインキ着けローラ18によって赤色のインキが着けられ、版28Dには、インキ装置15Dのインキ着けローラ18によって青色のインキが着けられる。このインキ着けローラ着脱装置54によって、4つの版28Aないし28Dのそれぞれに、4色のインキを着ける作業は、この後の印刷作業が終了するまで行われる。
各版28Aないし28Dに着けられた4色のインキは、各版28Aないし28Dがそれぞれ対接するゴム胴12のブランケット33Aないし33Dに、黒色の絵柄、黄色の絵柄、赤色の絵柄、青色の絵柄として転写される。
この状態としてから、図1において、給紙部4を作動させ、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた紙2が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。この状態から圧胴13が図2中時計方向に1/3回転すると、くわえ爪装置36Aがゴム胴12の始端保持手段31Aと対向し、このとき、胴着脱装置39によりゴム胴12が圧胴13に対接する。したがって、さらに圧胴13が回動すると、ゴム胴12の位相「A」と圧胴13の位相「1」とが対接し、図6に示すように、1枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
圧胴13の切欠き35Bとゴム胴12の切欠き30Bとが対向すると、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。このB−I抜きは、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前まで保持される。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「2」、「3」にゴム胴12が対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接すると、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、1枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
圧胴13およびゴム胴12がさらに回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「A」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。さらに、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「C」に対接すると、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、1枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
圧胴13およびゴム胴12がさらに回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「D」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。このB−I抜きは、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「B」に対接するまで保持される。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「2」、「3」にゴム胴12が対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「B」に対接すると、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、1枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、このようにして4色の絵柄が印刷された1枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Aが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。同時に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間するとともに版胴11に対してゴム胴12が離間し胴抜きが行われる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され紙積台上に積載される。このように、1つの圧胴13のくわえ爪装置にくわえられた1枚の紙に多色刷りするようにしたため、従来のように圧胴間における紙のくわえ替えがなくなるため、多色刷りの際の色ずれがなくなり印刷品質が向上する。この第1の実施の形態においては、スウィング装置10による圧胴13への紙の供給間隔は、版胴11の1回転毎に供給されるようになっている。
次に、図1、図2および図7、図8を用いて、6枚の紙のそれぞれに2色刷する第2の実施の形態を説明する。
予め、上述した第1の実施の形態と同じ方法によって、版胴11に4枚の未製版状態の版28Aないし28Dを装着し、このうちの2つの版28A,28Dを製版装置7によって製版し、2つのインキ装置15A,15Dによって、版28Aには、インキ装置15Aのインキ着けローラ18によって黒色のインキを着け、版28Dには、インキ装置15Dのインキ着けローラ18によって青色のインキを着ける。版28Aおよび版28Dに着けられた2色のインキは、版28A,28Dのそれぞれが対接するゴム胴12のブランケット33A,33Dに、黒色の絵柄および青色の絵柄として転写される。
この状態としてから、図1において、給紙部4を作動させ、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた紙2が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。この状態から圧胴13が図2中時計方向に1/3回転すると、くわえ爪装置36Aがゴム胴12の始端保持手段31Aと対向し、この直前に、胴着脱装置39によりゴム胴12が圧胴13に対接する。したがって、さらに圧胴13が回動すると、ゴム胴12の位相「A」と圧胴13の位相「1」とが対接し、図7、図8に示すように、1枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「B」とが対向する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。このB−I抜きは、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前まで保持される。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「2」、「3」にゴム胴12が対接するようなことはない。
圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、1枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた2枚目の紙2が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Bにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、2枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、ゴム胴12の位相「3」が圧胴の位相「B」に対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「3」にゴム胴12が対接するようなことはない。
このB−I抜きは、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転するまで保持され、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「C」に対接しない。さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、2枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた3枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Cにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、3枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「B」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「B」に対接しない。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、2色の絵柄が印刷された1枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Aが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され1枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「C」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「C」に対接しない。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、3枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた4枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されて、始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、4枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「B」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「B」に対接しない。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、2色の絵柄が印刷された2枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Bが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され2枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「C」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「C」に対接しない。
圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、4枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた5枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Bにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、図7に示すように、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、5枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「B」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「B」に対接しない。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、2色の絵柄が印刷された3枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Cが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され3枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「C」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「C」に対接しない。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、5枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた6枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Cにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、6枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「B」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「B」に対接しない。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、2色の絵柄が印刷された4枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Aが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され4枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「C」とが対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「C」に対接しない。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、6枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「A」に対接する直前に、胴着脱装置39により胴抜きが行われ、ゴム胴12が圧胴13から離間するとともに、ゴム胴12が版胴11から離間する。胴抜きされたままの状態で、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転すると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、2色の絵柄が印刷された5枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Bが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され5枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
このように、胴抜きされていることにより、圧胴13の位相「1」に胴刷りされるようなことはない。また、この胴抜きされた状態は印刷が終了するまで保持され、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「C」に対接しない。胴抜きされたままの状態で、圧胴13が1回転し、かつゴム胴12が3/4回転すると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、2色の絵柄が印刷された6枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Cが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され6枚目の紙は紙積台上に積載され印刷が終了する。この第2の実施の形態においても、スウィング装置10による圧胴13への紙の供給間隔は、版胴11の1回転毎に供給されるようになっている。
次に、図1、図2および図9、図10を用いて、6枚の紙のそれぞれに4色刷する第3の実施の形態を説明する。
予め、上述した第1の実施の形態と同じ方法によって、版胴11に4枚の未製版状態の版28Aないし28Dを装着し、これらの版28Aないし28Dを製版装置7によって製版し、4つのインキ装置15Aないし15Dによって、版28Aには、インキ装置15Aのインキ着けローラ18によって黒色のインキを着け、版28Bには、インキ装置15Bのインキ着けローラ18によって黄色のインキを着け、版28Cには、インキ装置15Cのインキ着けローラ18によって赤色のインキを着け、版28Dには、インキ装置15Dのインキ着けローラ18によって青色のインキを着ける。版28Aないし28Dに着けられた4色のインキは、版28Aないし28Dのそれぞれが対接するゴム胴12のブランケット33Aないし33Dに、黒色、黄色、赤色および青色の絵柄として転写される。
この状態としてから、図1において、給紙部4を作動させ、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。この状態から圧胴13が図2中時計方向に1/3回転すると、くわえ爪装置36Aがゴム胴12の始端保持手段31Aと対向し、この直前に、胴着脱装置39によりゴム胴12が圧胴13に対接する。したがって、さらに圧胴13が回動すると、ゴム胴12の位相「A」と圧胴13の位相「1」とが対接し、図9、図10に示すように、1枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「B」とが対向する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。このB−I抜きは、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前まで保持される。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「2」、「3」にゴム胴12が対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。
圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、1枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた2枚目の紙2が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Bにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、2枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、ゴム胴12の位相「3」が圧胴の位相「B」に対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「3」にゴム胴12が対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「C」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、1枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「D」に対接するから、2枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた3枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Cにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、3枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「B」に対接するから、1枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された1枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Aが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され4枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「C」に対接するから、2枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「D」に対接するから、3枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた4枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、4枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「B」に対接するから、2枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された2枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Bが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され2枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「C」に対接するから、3枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「D」に対接するから、4枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた5枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Bにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、図9に示すように、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、5枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「B」に対接するから、3枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された3枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Cが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され3枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「C」に対接するから、4枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「D」に対接するから、5枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた6枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Cにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「A」とが対接すると、6枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「1」がゴム胴12の位相「B」に対接するから、4枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された4枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Aが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され4枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「C」に対接するから、5枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「D」に対接するから、6枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、ゴム胴12の位相「1」が圧胴の位相「A」に対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「1」にゴム胴12が対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「B」に対接するから、5枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された5枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Bが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され5枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「C」に対接するから、6枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、ゴム胴12の位相「1」が圧胴の位相「D」に対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間しB−I抜きが行われる。したがって、紙がくわえられていない圧胴13の位相「1」にゴム胴12が対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。
このB−I抜きは、圧胴13が2/3回転し、かつゴム胴12が2/4回転するまで保持され、圧胴13の位相「2」がゴム胴12の位相「A」に対接しないから、圧胴13の周面に胴刷りされるようなことはない。
さらに、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」がゴム胴12の位相「B」に対接する直前に、胴着脱装置39によりB−I抜きが解除されゴム胴12が圧胴13に対接し、6枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された6枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Cが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され6枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、かつゴム胴12が1/4回転し、ゴム胴12の位相「1」が圧胴の位相「C」に対接する直前に、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間するとともに版胴11に対してゴム胴12が離間して胴抜きが行われる。この胴抜きは、圧胴13が1回転する間保持されて印刷が終了する。この第3の実施の形態においても、スウィング装置10による圧胴13への紙の供給間隔は、版胴11の1回転毎に供給されるようになっている。
次に、図1、図2および図11を用いて、3枚の紙のそれぞれに4色刷する第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態においては、4色を印刷する順序を3枚の紙によって変え、かつ印刷の途中でB−I抜きを行わずに印刷する方法である。
予め、上述した第1の実施の形態と同じ方法によって、版胴11に4枚の未製版状態の版28Aないし28Dを装着し、これらの版28Aないし28Dを製版装置7によって製版し、4つのインキ装置15Aないし15Dによって、版28Aには、インキ装置15Aのインキ着けローラ18によって黒色のインキを着け、版28Bには、インキ装置15Bのインキ着けローラ18によって黄色のインキを着け、版28Cには、インキ装置15Cのインキ着けローラ18によって赤色のインキを着け、版28Dには、インキ装置15Dのインキ着けローラ18によって青色のインキを着ける。版28Aないし28Dに着けられた4色のインキは、版28Aないし28Dのそれぞれが対接するゴム胴12のブランケット33Aないし33Dに、黒色、黄色、赤色および青色の絵柄として転写される。
この状態としてから、図1において、給紙部4を作動させ、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた1枚目の紙が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進する。したがって、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられるから、紙2の始端が圧胴13のくわえ爪装置36Aにくわえ替えられる。この状態から圧胴13が図2中時計方向に1/3回転すると、くわえ爪装置36Aがゴム胴12の始端保持手段31Aと対向し、この直前に、胴着脱装置39によりゴム胴12が圧胴13に対接する。したがって、さらに圧胴13が回動すると、ゴム胴12の位相「A」と圧胴13の位相「1」とが対接し、図11に示すように、1枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
このとき、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた2枚目の紙2が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されて、始端が圧胴13のくわえ爪装置36Bにくわえ替えられる。したがって、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「B」とが対接すると、2枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。
圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、フィーダボード3上に給紙され、見当装置(図示せず)によって位置決めされた3枚目の紙2が、スウィング装置10の爪によってくわえられ、圧胴13の外周面まで搬送されて、始端が圧胴13のくわえ爪装置36Cにくわえ替えられる。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。この状態で、圧胴13およびゴム胴12が回転し、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「C」とが対接すると、3枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「D」とが対接するので、1枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「A」とが対接するので、2枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「B」とが対接するので、3枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「C」とが対接するので、1枚目の紙に赤色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「D」とが対接するので、2枚目の紙に青色の絵柄が印刷される。さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「A」とが対接するので、3枚目の紙に黒色の絵柄が印刷される。
さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「1」とゴム胴12の位相「B」とが対接するので、1枚目の紙に黄色の絵柄が印刷される。このとき、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された1枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Aが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され1枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「2」とゴム胴12の位相「C」とが対接するので、2枚目の紙に赤色の絵柄が印刷され、2枚目の紙に4色の絵柄が印刷される。さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、圧胴13の位相「3」とゴム胴12の位相「D」とが対接するので、3枚目の紙に青色の絵柄が印刷され、3枚目の紙に4色の絵柄が印刷される。
このとき、胴着脱装置39により圧胴13に対してゴム胴12が離間するとともに版胴11に対してゴム胴12が離間して胴抜きが行われる。さらに、圧胴13が1/3回転し、ゴム胴12が1/4回転すると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された2枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Bが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され2枚目の紙は紙積台上に積載される。くわえ替えが終了したら、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が後退し、カム70の大径部70aが退避位置に位置付けられる。
さらに、圧胴13が3/3回転し、ゴム胴12が3/4回転すると、爪開閉装置60のエアーシリンダ67のロッド68が前進し、カム70の大径部70aが作動位置に位置付けられる。
したがって、4色の絵柄が印刷された3枚目の紙は、圧胴13のくわえ爪装置36Cが排紙チェーン24の排紙爪と対向すると、紙のくわえ替えが行われ、紙の始端は排紙爪にくわえられる。排紙爪にくわえられた紙は、排紙チェーン24の走行によって搬送され、排紙部6の紙積台の上方でくわえが解放されることにより、排紙され2枚目の紙は紙積台上に積載さされ、印刷が終了する。この第4の実施の形態においては、スウィング装置10による圧胴13への紙の供給は圧胴13の1回転目のみに行われ、かつスウィング装置10による圧胴13への紙の供給間隔は、圧胴13の1/3回転毎に供給されるようになっている。仮に、スウィング装置10による圧胴13への4〜6枚の紙を供給する場合には、圧胴の7回転目に行われ、それぞれ4色刷するのは上述した圧胴13が1回転目から6回転目で行った動作と同様に行われる。
図12は本発明に係る枚葉輪転印刷機において、圧胴の他の実施例を示すモデル図である。
この実施例が、上述した実施例と異なる点は、圧胴13が5倍径に形成され、5つのくわえ爪装置が設けられており、圧胴13の周面に5つの印刷面が設けられている点にある。このように構成することにより、上述した3つの印刷面が設けられた圧胴と同様に、胴着脱装置39によって圧胴13に対するゴム胴12の胴入れ・胴抜きのタイミングを適宜に行うことで、圧胴13の5つのくわえ爪装置にくわえられた5枚の紙に多色刷りすることができる。
なお、本実施の形態においては、印刷胴を版胴11とこれに対接するゴム胴12とによって構成し、圧胴13にゴム胴12を対接するようにしたが、ゴム胴12を用いずに直接版胴11を圧胴13に対接させるようにしてもよい。また、圧胴13の印刷面が3つの場合と5つの場合についてのみ説明したが、圧胴13の印刷面がゴム胴12の同じ印刷面と対接しないように、ゴム胴12の4つの印刷面に対して圧胴13の印刷面の数を奇数とすればよい。また、圧胴13の印刷面に別のインキが印刷されないように、ゴム胴12に対して圧胴13を選択的に胴抜きするようにしたが、1つの印刷面のみを備えた圧胴の場合には、胴入れしたままの状態で印刷することも可能であるし、ゴム胴の4つの印刷面の配置によっては選択的に胴抜きするようにしてもよい。また、印刷の順序を黒→青→赤→黄としたが、どの順序で行ってもよい。また、シート状物として塩化ビニールシートやフィルム等でもよい。
1…枚葉輪転印刷機、2…紙、4…給紙部、5…印刷部、6…排紙部、7…製版装置、10…スウィング装置、11…版胴、12…ゴム胴、13…圧胴、14…フレーム、15Aないし15D…インキ装置、18…インキ着けローラ、22…紙取り胴、24…排紙チェーン、28Aないし28D…版(印刷面)、33Aないし33D…ブランケット(印刷面)、36Aないし36C…くわえ爪装置、39…胴着脱装置、41…偏心軸受、54…インキ着けローラ着脱装置、60…爪開閉装置、62…爪。
Claims (5)
- 表面に版材が装着される1つの版胴と、
この版胴と同径をなして対向し、表面にブランケットが装着される1つのゴム胴と、
シート状物を保持するシート状物保持手段を備えた1つの圧胴と、
前記版胴の版材にインキを供給するインキ装置とを備えた枚葉輪転印刷機において、
前記版胴の版材の表面に4つの印刷絵柄を書き込むことが可能な1つの製版装置を備え、
前記4つの印刷絵柄のそれぞれにインキを供給する4つのインキ装置を設けるとともに、これら4つのインキ装置のそれぞれの着けローラを、それぞれの前記着けローラに対応して前記版胴の版材に製版された印刷絵柄に対して着させるとともに、その他の前記版胴の版材に製版された印刷絵柄に対して脱させるローラ着脱装置と、
前記インキ装置から前記版胴を介してインキが供給された前記ゴム胴と前記圧胴の前記シート保持手段に保持されたシート状物とが対向する直前に前記ゴム胴を胴入れし、前記ゴム胴と前記シート保持手段にシート状物を保持していない前記圧胴とが対向する直前に前記ゴム胴を胴抜きする胴着脱装置とを備えたことを特徴とする枚葉輪転印刷機。 - 請求項1記載の枚葉輪転印刷機において、
前記圧胴に複数のシート状物保持手段を設け、
これらシート状物保持手段のうちシート状物を保持していないシート状物保持手段が前記ゴム胴に対向する直前に前記ゴム胴を胴抜きし、胴抜き後、前記シート状物保持手段のうちシート状物を保持するシート状物保持手段が前記ゴム胴に対向する直前に前記ゴム胴を胴入れすることを特徴とする枚葉輪転印刷機。 - 請求項1記載の枚葉輪転印刷機において、
前記圧胴にシート状物を供給するシート供給装置を備え、
前記シート供給装置による前記圧胴へのシート供給間隔は、前記版胴の1回転毎に供給されることを特徴とする枚葉輪転印刷機。 - 請求項1記載の枚葉輪転印刷機において、
前記圧胴に奇数個のシート保持手段を設けたことを特徴とする枚葉輪転印刷機。 - 周方向に4つの版材が装着される1つの版胴と、
周方向に4つのブランケットが装着される1つのゴム胴と、
周方向にシート状物を保持するシート状物保持手段を3つ備えた1つの圧胴と、
前記4つの版材に印刷絵柄を書き込むことが可能な1つの製版装置と、
前記4つの版材にインキを供給する4つのインキ装置と、
前記ゴム胴を前記圧胴に対して着脱させる胴着脱装置とを備え、
前記版胴と前記ゴム胴と前記圧胴との径の比が4:4:3となっていることを特徴とする枚葉輪転印刷機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012245A JP2005205630A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 枚葉輪転印刷機 |
EP05000698A EP1557263A1 (en) | 2004-01-20 | 2005-01-14 | Sheet-fed offset rotary printing press |
US11/039,504 US20050155503A1 (en) | 2004-01-20 | 2005-01-19 | Sheet-fed offset rotary printing press |
CN200510005514.7A CN1644370A (zh) | 2004-01-20 | 2005-01-20 | 片材供给胶印转轮式印刷机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012245A JP2005205630A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 枚葉輪転印刷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005205630A true JP2005205630A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34631886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004012245A Pending JP2005205630A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 枚葉輪転印刷機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050155503A1 (ja) |
EP (1) | EP1557263A1 (ja) |
JP (1) | JP2005205630A (ja) |
CN (1) | CN1644370A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035285A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Palo Alto Research Center Inc | 複数のコンポーネントの画像を塗布する可変データ平版印刷システムおよびそれに関するシステム |
KR20150095199A (ko) * | 2014-02-12 | 2015-08-20 | 코모리 가부시키가이샤 | 플렉서블 전자 디바이스 제조 장치 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060243148A1 (en) * | 2005-04-29 | 2006-11-02 | Mikhail Laksin | Flexible digital printing plates and process of digital printing |
JP2007230105A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Fujifilm Corp | 機上現像印刷方法および印刷装置 |
US8720332B2 (en) * | 2007-09-19 | 2014-05-13 | Komori Corporation | Cylinder throw-on/off apparatus and cylinder throw-on/off method for printing press |
US20120274914A1 (en) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | Palo Alto Research Center Incorporated | Variable Data Lithography System for Applying Multi-Component Images and Systems Therefor |
US9388319B2 (en) * | 2013-05-31 | 2016-07-12 | Xerox Corporation | Systems and methods for delivering aqueous pearlescent digital printing ink compositions using digital offset lithographic printing techniques |
DE102016204221A1 (de) * | 2015-04-20 | 2016-10-20 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Druckwerk einer Bogendruckmaschine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04115949A (ja) * | 1990-09-07 | 1992-04-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水着ローラの版胴への着タイミング |
JPH10510491A (ja) * | 1995-07-18 | 1998-10-13 | ケーニツヒ ウント バウエル−アルバート アクチエンゲゼルシヤフト | 枚葉紙オフセット輪転印刷機 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1235953B (de) * | 1965-03-17 | 1967-03-09 | Koenig & Bauer Schnellpressfab | Bogen-Offset-Rotationsdruckmaschine fuer wahlweisen Schoen- und Widerdruck oder Schoendruck |
CH508480A (de) * | 1970-08-17 | 1971-06-15 | Max Dr Ras | Mehrfarben-Bogen-Offsetdruckverfahren, insbesondere Andruckverfahren, sowie Bogenoffsetpresse zur Durchführung des Verfahrens |
US4509424A (en) * | 1982-04-22 | 1985-04-09 | De La Rue Giori S.A. | Convertible, multicolor, rotary printing press |
US5185779A (en) * | 1987-08-05 | 1993-02-09 | Norbert Zawacki | Cellular alarm backup system |
US4993059A (en) * | 1989-02-08 | 1991-02-12 | Cableguard, Inc. | Alarm system utilizing wireless communication path |
DD279849A1 (de) * | 1989-02-08 | 1990-06-20 | Polygraph Leipzig | Greiferwagenfuehrung |
JP2585995Y2 (ja) * | 1992-10-01 | 1998-11-25 | 株式会社小森コーポレーション | 胴着脱装置 |
DE19523378A1 (de) * | 1995-06-30 | 1997-01-02 | Koenig & Bauer Albert Ag | Bogenoffsetrotationsdruckmaschine |
US5675626A (en) * | 1995-10-30 | 1997-10-07 | Davis; Ronnie D. | Cellular and battery backup telecommunication system |
DE69800396T2 (de) * | 1997-03-28 | 2001-06-21 | Dainippon Screen Mfg | Druckmaschine |
US6032037A (en) * | 1997-12-16 | 2000-02-29 | Sur-Gard Security Systems Ltd. | Alarm panel with cellular communications backup |
JP2000127349A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-05-09 | Komori Corp | 凹版印刷機 |
US6263050B1 (en) * | 1998-12-18 | 2001-07-17 | Lucent Technologies Inc. | Method and system for responding to security system breaches via a wireless network |
US6411802B1 (en) * | 1999-03-15 | 2002-06-25 | Bellsouth Intellectual Property Management Corporation | Wireless backup telephone device |
JP4250265B2 (ja) * | 1999-07-19 | 2009-04-08 | リョービ株式会社 | オフセット印刷機 |
US6532360B1 (en) * | 1999-12-14 | 2003-03-11 | M. Bennett Shaffer | Mobile security system with cellular transceiver, position reporting and remote actuation |
US6868781B2 (en) * | 2002-03-04 | 2005-03-22 | Joseph G. Dagher | Color printing press |
-
2004
- 2004-01-20 JP JP2004012245A patent/JP2005205630A/ja active Pending
-
2005
- 2005-01-14 EP EP05000698A patent/EP1557263A1/en not_active Withdrawn
- 2005-01-19 US US11/039,504 patent/US20050155503A1/en not_active Abandoned
- 2005-01-20 CN CN200510005514.7A patent/CN1644370A/zh active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04115949A (ja) * | 1990-09-07 | 1992-04-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水着ローラの版胴への着タイミング |
JPH10510491A (ja) * | 1995-07-18 | 1998-10-13 | ケーニツヒ ウント バウエル−アルバート アクチエンゲゼルシヤフト | 枚葉紙オフセット輪転印刷機 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035285A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Palo Alto Research Center Inc | 複数のコンポーネントの画像を塗布する可変データ平版印刷システムおよびそれに関するシステム |
KR20150095199A (ko) * | 2014-02-12 | 2015-08-20 | 코모리 가부시키가이샤 | 플렉서블 전자 디바이스 제조 장치 |
JP2015153796A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 株式会社小森コーポレーション | フレキシブル電子デバイス製造装置 |
US10071392B2 (en) | 2014-02-12 | 2018-09-11 | Komori Corporation | Flexible-electronic-device manufacturing apparatus |
KR102359672B1 (ko) * | 2014-02-12 | 2022-02-08 | 코모리 가부시키가이샤 | 플렉서블 전자 디바이스 제조 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1644370A (zh) | 2005-07-27 |
US20050155503A1 (en) | 2005-07-21 |
EP1557263A1 (en) | 2005-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0751875B1 (en) | Multi-color printing press | |
EP2583828B1 (en) | Combination printing press | |
US5909708A (en) | Sheet-fed offset rotary printing machine | |
JP2008501547A (ja) | 印刷機 | |
US20050155503A1 (en) | Sheet-fed offset rotary printing press | |
WO2013039082A1 (ja) | 組合せ印刷機 | |
JP2003182031A (ja) | コーティング装置 | |
JP2000514738A (ja) | 多色枚葉紙印刷機 | |
CN100493908C (zh) | 印刷管理尺标、印刷装置以及印刷方法 | |
JP3156006U (ja) | 枚葉紙の両面に印刷するための枚葉紙オフセット印刷機 | |
JP2006346955A5 (ja) | ||
JP3406850B2 (ja) | 多色オフセット印刷装置および多色オフセット印刷方法 | |
EP1803554B1 (en) | Developing method, and printing machine for executing the developing method | |
JP2014205336A (ja) | 共通ブランケット胴方式の印刷機 | |
JP2006103331A (ja) | 印刷機の印刷ユニット及び印刷ユニットの版胴において印刷版交換を実施するための方法 | |
JP2008149722A (ja) | ロール紙印刷機の印刷ユニット | |
JP4776339B2 (ja) | 印刷機および印刷機の運転方法 | |
JP3045506B2 (ja) | 枚葉多色刷印刷機の版交換方法 | |
JP2013059925A (ja) | 組合せ印刷機 | |
JP2018008437A (ja) | 組合せ印刷機 | |
JP6013093B2 (ja) | ザンメル印刷機及び該ザンメル印刷機を含む組合せ印刷機 | |
JPH0686115B2 (ja) | 印刷機の胴着脱装置 | |
JP2011116126A (ja) | 転写胴 | |
JP2952777B2 (ja) | 輪転印刷機 | |
JP2010247342A (ja) | 印刷機および印刷機の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101012 |