JP2956839B2 - 枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙搬送装置のための制御装置 - Google Patents

枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙搬送装置のための制御装置

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JP2956839B2 JP10286456A JP28645698A JP2956839B2 JP 2956839 B2 JP2956839 B2 JP 2956839B2 JP 10286456 A JP10286456 A JP 10286456A JP 28645698 A JP28645698 A JP 28645698A JP 2956839 B2 JP2956839 B2 JP 2956839B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉紙輪転印刷機
における枚葉紙搬送装置のための制御装置であって、ロ
ーラを具備するカムロッカアームを有しており、このカ
ムロッカアームがカムと摩擦係合によりカムリンクで対
偶されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような制御装置は、たとえばドイツ
特許第934770号明細書から公知である。ここでは
枚葉紙搬送装置は圧胴に対するくわえ爪装置として形成
されており、引張荷重を考慮して枚葉紙前縁にかかるく
わえ爪圧力を制御する。くわえ爪配置構成は、本質的に
制御カム上を回転するローラレバーを有しているくわえ
爪軸からなる。くわえ爪軸は棒上に配置された圧縮ばね
により、くわえ爪閉鎖方向で追加的に摩擦力で負荷され
ている。くわえ爪軸はカム制御装置によってばね力に抗
して開かれる。別の構成では、圧縮ばねを支持している
棒が長くされていて、胴に枢着されているレバーおよび
ローラが追加のカム制御装置と伝動技術的に対偶されて
いることにより、ばね力は変化しないままでいるか、あ
るいは減少させられ得る。
【0003】この場合に欠点は、第1の構成のカム伝動
装置に作用する力が摩耗を促進し、最も不都合な場合に
はローラレバーが制御カムから浮き上がるのを促進する
ことである。第2の構成は、レバーとローラを有する追
加の制御カムが必要なのでコストがかかる。さらに、棒
が胴軸心を貫通するので多くの構造スペースが必要とさ
れるが、このことがこの解決手段を(等倍の版胴を基準
として)数倍大きい圧胴に対して応用することを困難に
している。
【0004】別の制御装置がヨーロッパ特許庁特許第0
452721号明細書により公知である。ここでは枚葉
紙搬送装置は、紙渡し胴で枚葉紙を転向させるための吸
い口装置として形成されている。この吸い口装置は、そ
の後ろに配置されている、後縁部転向の原理で枚葉紙を
転向させるための、相前後して揺動させられる2つのく
わえ爪装置と機能結合している。 ドイツ連邦共和国特
許公開第4339388号明細書により、転向胴に設け
たくわえ爪のための制御装置が公知である。くわえ爪軸
には、端部でカムローラを支持しているくわえ爪軸レバ
ーが配置されている。引張ばねにより摩擦係合によって
負荷されているカムローラは、カム軌道と対偶されてい
る。この場合、カム軌道はローラレバーの内部で端部側
に組み込まれており、カムローラはカム軌道と共にカム
リンクを形成するためにローラレバー内に突入してい
る。ローラレバーは回転中心点を有しており、さらにカ
ム軌道とは反対側の端部でローラを支持している。この
ローラは制御カムと対偶されて別のカムリンクを形成し
ている。ローラレバーは、ローラを摩擦係合によって制
御カム上で案内する圧縮ばねと追加的に機能結合してい
る。
【0005】このような装置の運動経過中はカムリンク
において、好ましくは摩擦係合による強制運動確保が必
要なので、制御カム(原動節)とローラレバー(従動
節)との間の力の対偶が絶えず変化する負荷にさらされ
ているということは欠点である。枚葉紙搬送装置、たと
えば回転する枚葉紙案内胴や揺動するスインググリッパ
では、特に比較的高い機械速度(約1000枚/時間以
上)では追加的な慣性力、たとえば遠心力によってカム
リンクにおける力の対偶が部分的に失われることが公知
である。他方、絶えず生じる急激な負荷変化反応はカム
伝動装置として形成された制御装置の摩耗を促進する。
このことは印刷品質に不利な影響を及ぼす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の欠点を回避し、特にカムリンクにおける確実な強制運
動を可能にし、装置内部の負荷変化反応を著しく減少さ
せる、冒頭で述べた形式の制御装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の構成では、回転継手に支承されたローラを
具備するカムロッカアームが回転継手を有していて、こ
の回転継手に連結具が配置されており、ロッカアームが
機枠固定の回転継手に支承されていて端部側に回転継手
を有しており、この回転継手に両ロッカアームを連結し
ている連結具が配置されており、回転継手を有するロッ
カアームがもう1つの回転継手を有しており、この回転
継手がエネルギー蓄積手段と結合されていて、エネルギ
ー蓄積手段が機枠固定に配置された回転継手に保持され
ていようにした。本発明の有利な構成が、請求項2以下
に記載されている。
【0008】本発明の制御装置は、回転する枚葉紙案内
胴、たとえば圧胴、搬送胴および転向装置、給紙胴なら
びに揺動するスインググリッパに使用できる枚葉紙搬送
装置に関する。この場合、枚葉紙搬送装置が、くわえ爪
軸上に配置された多数のくわえ爪または空気圧で負荷可
能な枚葉紙保持装置、たとえば相応の吸い口装置を有す
る吸い口軸によって形成されている。別の構成では、枚
葉紙搬送装置は、表刷り用くわえ爪および/または裏刷
り用くわえ爪および/または吸い口のための揺動装置と
して使用可能である。
【0009】枚葉紙搬送装置のための制御装置は、表刷
り運転専用の枚葉紙輪転印刷機にも、表刷りと両面刷り
の切替え運転可能な枚葉紙輪転印刷機にも適している。
【0010】枚葉紙搬送装置の制御軸(くわえ爪軸もし
くは吸い口軸)が、カムと対偶されたローラ付きローラ
レバーと公知の仕方で連結されている。制御軸は伝動技
術的には回転中心点を有する回転継手をなしている。こ
の場合、回転中心点は上記のように制御軸に制限されて
いない。制御軸に代えて、回転継手の回転中心点の回り
を揺動する別のプレートを制御カムとして、好ましくは
同時にローラレバーの機能を引き受ける枚葉紙案内胴の
制御カムとして設けることが可能である。
【0011】ローラレバーは伝動技術的にカムロッカア
ームに対応しており、ローラとカムによって形成される
カムリンクにおける強制運動が確保されるように、機枠
固定のロッカアームと連結具とを介してエネルギー蓄積
手段と伝動技術的に接続されている。この場合、強制運
動の確保とは、ローラ(従動節)とカム(原動節)の不
断の接触として解すべきである。なぜならば、運動経過
中は原動節と従動節とは絶えず接触していなければなら
ないからである。強制運動の確保は、好ましくはばね装
置として形成されたエネルギー蓄積手段によって、ある
いは択一的に油圧部材または空気圧部材によって形成さ
れる力の対偶によって達成可能である。
【0012】さらに、制御装置のカムロッカアームは別
の手段と連結されているので、原動節と従動節とのより
均一な強制運動を達成するためのカムリンクにおける力
の対偶は、急激な負荷変化反応にさらされていない。制
御装置における力の場は、回転継手の外部でカムの法則
に従って伝動部材に作用する力が規定の水準にあるよう
に改善されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0014】図3に示すように、多色刷オフセット枚葉
紙印刷機は、直列方式で配置された複数の印刷ユニット
16を有している。各々の印刷ユニット16は版胴2
1、ゴム胴22および圧胴25を有している。ここでは
インキ装置および場合によっては湿し装置については詳
述しない。印刷ユニット16の間には枚葉紙搬送のため
に少なくとも1つの転向胴23と、搬送方向18で加工
したい枚葉紙のための搬送胴24とが配置されている。
最後の印刷ユニット16の後ろには、複数のくわえ爪装
置を支持している環状チェーン装置19を有する給紙装
置20が、それ自体公知の仕方で配置されている。搬送
胴24と転向胴23および給紙装置20には、枚葉紙誘
導装置17ができるだけ統一的な誘導面を有するモジュ
ール方式で並置されて付属している。
【0015】図1では、本発明に従う制御装置が一般的
に枚葉紙案内胴について示されている。運動図は、伝動
技術的に枚葉紙案内胴に機枠固定に配置されている回転
継手1を示している。ここでは、たとえば圧胴25、転
向胴23、搬送胴24、給紙胴(図示しない)として形
成された回転する枚葉紙案内胴、あるいはまた揺動する
スインググリッパ(図示しない)は機枠固定として解さ
れる。
【0016】回転継手1には端部側にカムロッカアーム
2が枢着されている。カムロッカアーム2は拘束されて
いない端部に、固定したカム4と機能結合しているロー
ラ3を支持している。カムロッカアーム2には、連結具
7と結合された回転継手6が配置されている。
【0017】択一的に(連結具7が枢着されている)回
転継手6をローラ3の回転軸心に配置することも可能で
ある。
【0018】さらに、連結具7は別個のロッカアーム1
3に配置された回転継手8と接続されている。
【0019】したがって、連結具7は伝動技術的に2つ
の回転継手6、8を有する2節リンクである。ロッカア
ーム13は、機枠固定の回転継手10で枚葉紙案内胴に
配置されており、回転継手8と10との間にもう1つの
回転継手9を有している。
【0020】択一的に回転継手9を回転継手8の回転軸
心に配置することも可能である。
【0021】回転継手9はエネルギー蓄積手段12と連
結されており、エネルギー蓄積手段12は機枠固定の回
転継手11で枚葉紙案内胴に配置されている。すべての
回転継手1、6、8、9、10、11は、それぞれリン
ク自由度f=1を有している。
【0022】ロッカアーム13は択一的にアングルレバ
ーとして形成することも可能であり、その場合、これは
回転継手8、9、10を有する3節リンクである。
【0023】第1の構成では、図1に示す制御装置が中
心5を有する圧胴25に配置されている。運動図は、以
下のように構成された伝動装置部材に対応している。
【0024】回転継手1は圧胴に支承された、複数のく
わえ爪を有するくわえ爪軸である。
【0025】カムロッカアーム2(およびローラ3)
は、くわえ爪軸の側方にローラレバーとして配置されて
いる。
【0026】カム4は、ローラ3とローラレバー(カム
ロッカーアーム2)とを介してくわえ爪軸(回転継手
1)上のくわえ爪の開閉運動を制御する制御カムであ
る。
【0027】連結具7は、端部でローラレバー(カムロ
ッカーアーム2)の回転継手6とロッカーアーム13の
回転継手8に枢着されている棒または同等の引張手段で
ある。
【0028】ロッカーアーム13は、圧胴25で機枠固
定の回転継手に配置されていて回転継手8と10との間
に区間でもう1つの回転継手9を有しているレバーであ
るか(図1および図2)、3つの回転継手8、9、10
を有する3節リンクとしてのアングルレバー(図示しな
い)である。
【0029】回転継手9はエネルギー蓄積手段12の第
1の力作用点である。
【0030】エネルギー蓄積手段12は、好ましくは回
転継手11においてもう1つの力作用点を有するばね装
置である。この場合、回転継手11は圧胴25に機枠固
定に配置されている。 回転継手1について記載された
ローラレバーを有するくわえ爪軸は、択一的にローラレ
バーを有する吸い口軸によって置き換えることができ
る。
【0031】第2の構成では、中心点5を有する転向胴
23に図2に従う制御装置が配置されており、これは表
刷り運転可能な枚葉紙印刷機にも両面刷り運転可能な枚
葉紙印刷機にも関する。その際、対応関係は次の通りで
ある。
【0032】回転継手1は転向胴23の固定された回転
軸心に対応している。
【0033】カムロッカーアーム2(およびローラ3)
は、回転継手1の上記回転軸心上で旋回可能に支承され
ているプレートに対応している。このプレートは、第1
にローラレバーと、第2に、特に表刷り用くわえ爪およ
び両面刷り用くわえ爪に対する揺動装置のための制御カ
ムとしての2重機能を有している。この場合、制御カム
は2つのカム背部14、15によって形成されており、
ローラ3は再びカム4と対偶されている。カム4は回転
軸心(回転継手1)を中心としたプレートの旋回運動を
制御し、カム背部14および15は別のローラレバー
(およびロール)と表刷り用くわえ爪装置あるいは両面
刷りくわえ爪装置のためのカムリンクを形成している。
【0034】回転継手6、8は棒として形成された連結
具7の枢着点である。
【0035】ロッカーアーム13は転向胴23の機枠固
定の回転継手10に配置されている、回転継手10の軸
心を中心に旋回可能なレバーである。
【0036】回転継手9は、ここではばね装置として形
成されているエネルギー蓄積手段12の枢着点である。
【0037】転向胴23で機枠固定の回転継手11は、
エネルギー蓄積手段12もしくはばね装置のための回転
軸心および力作用点である。
【0038】カム4の運動法則は公知のように、継時的
に進行する所望の周期的運動を実現できるように、カム
リンクにおける最高点と最低点とを設けている。伝動技
術的にローラ3とカム4とがそれらの対偶点でカムリン
クを形成している。この場合、ローラ3はエネルギー蓄
積手段12、たとえば圧縮ばねまたは引張ばねを有する
ばね装置により摩擦係合によってでその強制運動が確保
されている。
【0039】カムリンクでローラ3とカム4の強制運動
を確保するための規定の力は、本発明の制御装置により
ほぼ全運動法則にわたって維持される。これは、転向胴
23で機枠固定の回転継手10に支承されているロッカ
アーム13が2つの回転継手8、9を有していることに
よって実現される。ロッカアーム13は、当該ロッカア
ーム13が回転継手10の回りを旋回運動することによ
りてこの比と力の関係が、したがってモーメントが変化
することによって、カム4の運動法則によって生じ通常
負荷変化反応を引き起こす力を補償する。
【0040】図4に従い、ロッカアーム13が回転継手
10の回転軸心の回りを旋回して、カムリンク(ローラ
3、カム4)がカム4のカム体におけるほぼ最低点を取
った位置で表現されている。これは図2に実線で示され
た位置に対応している。エネルギー蓄積手段12の力の
方向で力F1が作用し、この腕L1(回転継手10の回
転中心点から力の方向F1に向かう垂線)によりモーメ
ントM1を生じる。さらに、連結具7で力F2が作用
し、てこの腕L2(回転継手10の回転中心点から力の
方向F2に向かう垂線)によりモーメントM2を生じ
る。回転継手8、9を有するロッカアーム13はてこの
腕L1、L2により、カム体(カム4)の最低点でてこ
の比がL1>L2となるように形成されている。
【0041】図5に従い、ロッカアーム13は回転継手
10の回転軸心の回りを旋回して、カムリンク(ローラ
3、カム4)がカム体(カム4)におけるほぼ最高点を
取った位置で表現されている。これは図2に破線で示さ
れた位置に対応している。エネルギー蓄積手段12の力
の方向で力F1′が作用し、この腕L1′によりモーメ
ントM1′を生じる。連結具7で力F2′が作用し、て
この腕L2′によりモーメントM2′を生じる。カム体
(カム4)の最高点でてこの比がL1′<L2′とな
る。
【0042】ロッカアーム13が回転軸心(回転継手1
0)の回りを旋回運動し、それによって力F1、F2、
F1′、F2′およびてこの腕L1、L2、L1′、L
2′が変化することによって、ローラ3とカム4のカム
リンクで常に規定の大きさの力が生じるようにモーメン
トM1、M2、M1′、M2′が互いに補償される。こ
の場合、ロッカアーム13の旋回運動は、したがってて
この比の変化は、カム4のカム法則との関連で行われ
る。ロッカアーム13におけるてこの腕の形成に応じ
て、カムリンクにおけるカム体の最高点と最低点でのロ
ーラ3の当接力はほぼ等しいか、好ましくはローラ3の
カム最低点における当接力はカム最高点における当接力
よりも大きい。この場合、ロッカアーム13においてて
この比はカム最低点ではL1>L2、カム最高点ではL
1′<L2′である。
【0043】この制御装置は、等倍の版胴を基準とし
て、等倍の枚葉紙案内胴に制限されるものではない。こ
の装置は数倍大きい枚葉紙案内胴にも適している。たと
えば2倍大きい枚葉紙案内胴では、制御装置は胴外周に
180°対称的にずらされて互いに鏡像状に配置されて
いる。
【0044】作用方式は、次の通りである。枚葉紙案内
胴、特に圧胴25の第1の構成では、カム4が機枠に固
定されており、ローラ3がカム4上を回転する。ローラ
3がカム最低点に達すると、カムロッカアーム2、ここ
ではローラレバーが、回転継手1に対応するくわえ爪軸
(場合によっては吸い口軸)で旋回して、くわえ爪が開
く。ローラ3がカム最高点に達すると、カムロッカアー
ム2の旋回運動によってくわえ爪軸(場合によっては吸
い口軸)が操作されて、くわえ爪が再び閉じる。転向胴
23の第2の構成では、カム4がやはり機枠に固定され
ており、ローラ3がカム4上を回転する。ローラ3がカ
ム最低点に達すると、カム背部14を介して裏刷り用く
わえ爪装置が振動可能になるように、カムロッカアーム
2、ここでは揺動装置のためのローラレバーと制御カム
が回転継手1の回りを振り子状に旋回する。ローラ3が
カム最高点に達すると、カム背部15を介して表刷り用
くわえ爪装置が応動できるように、カムロッカアーム2
が回転継手1の回りを振り子状に旋回する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置の運動図である。
【図2】枚葉紙案内胴のための制御装置を示す図であ
る。
【図3】枚葉紙輪転印刷機の部分断面図である。
【図4】カム最低点における図2に従う制御装置を示す
図である。
【図5】カム最高点における図2に従う制御装置を示す
図である。
【符号の説明】
1 回転継手、 2 カムロッカアーム、 3 ロー
ラ、 4 カム、 5中心点、 6 回転継手、 7
連結具、 8 回転継手、 9 回転継手、10 回転
継手、 11 回転継手、 12 エネルギー蓄積手
段、 13 ロッカアーム、 14 カム背部、 15
カム背部、 16 印刷ユニット、17 枚葉紙誘導
装置、 18 搬送装置、 19 チェーン装置、 2
0 給紙装置、 21 版胴、 22 ゴム胴、 23
転向胴、 24 搬送胴、25 圧胴、 F1 力、
F1′ 力、 F2 力、 F2′ 力、 L1てこ
の腕、 L1′ てこの腕、 L2 てこの腕、 L
2′ てこの腕、 M1 モーメント、 M1′ モー
メント、 M2 モーメント、 M2′ モーメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−147341(JP,A) 実開 昭55−99853(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 21/04 - 21/10

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙搬送装
    置のための制御装置であって、ローラを具備するカムロ
    ッカアームを有しており、このカムロッカアームのロー
    ラが摩擦係合によるカムとの対偶でカムリンクで成して
    いる形式のものにおいて、 ローラ(3)を具備する、回転継手(1)に支承された
    カムロッカアーム(2)が回転継手(6)を有してい
    て、この回転継手(6)に連結具(7)が配置されてお
    り、機枠固定の回転継手(10)にロッカアーム(1
    3)が支承されており、このロッカーアーム(13)が
    端部側に回転継手(8)を有しており、この回転継手
    (8)に両ロッカアーム(2、13)を連結している連
    結具(7)が配置されており、前記回転継手(8、1
    0)を有するロッカアーム(13)が別の回転継手
    (9)を有しており、この回転継手(9)がエネルギー
    蓄積手段(12)と結合されており、エネルギー蓄積手
    段(12)が機枠固定に配置された回転継手(11)と
    保持されていることを特徴とする、枚葉紙輪転印刷機に
    おける枚葉紙搬送装置のための制御装置。
  2. 【請求項2】 前記回転継手(1)が枚葉紙案内胴また
    はスインググリッパのくわえ爪軸である、請求項1記載
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記回転継手(1)が枚葉紙案内胴また
    はスインググリッパの吸い口軸である、請求項1記載の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記回転継手(1)が枚葉紙案内胴の制
    御カムの回転軸である、請求項1記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御カムが2つのカム背部(14、
    15)を有している、請求項1または4記載の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 回転継手(10)で旋回可能に支承され
    たロッカアーム(13)が回転継手(8、9)の装置を
    有していて、 カム(4)のほぼ最低点でエネルギー蓄積手段(12)
    の力(F1)のてこの腕(L1)が連結具(7)の力
    (F2)のてこの腕(L2)よりも大きく、 カム(4)のほぼ最高点でエネルギー蓄積手段(12)
    の力(F1′)のてこの腕(L1′)が連結具(7)の
    力(F2′)のてこの腕(L2′)よりも小さい、請求
    項1記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記エネルギー蓄積手段(12)がばね
    装置である、請求項1記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記回転継手(6)がローラ(3)の回
    転軸内に配置されている、請求項1記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記回転継手(9)がロッカアーム(1
    3)の回転継手(8)の回転軸内に配置されている、請
    求項1記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記回転継手(9)がロッカアーム
    (13)の回転継手(8、10)の間に配置されてい
    る、請求項1記載の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記ロッカアーム(13)が回転継手
    (8、9、10)を有する3節リンクである、請求項1
    記載の制御装置。
  12. 【請求項12】 枚葉紙案内胴が2倍胴であって、制御
    装置が胴外周に180度対称的にずらされて互いに鏡像
    状に配置されている、請求項1記載の制御装置。
JP10286456A 1997-10-09 1998-10-08 枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙搬送装置のための制御装置 Expired - Fee Related JP2956839B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19744507A DE19744507C2 (de) 1997-10-09 1997-10-09 Steuereinrichtung für ein Bogentransportsystem in einer Bogenrotationsdruckmaschine
DE19744507.1 1997-10-09

Publications (2)

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