JP2000509200A - シリコン上に集積された強誘電体キャパシタ用の電極構造および作成方法 - Google Patents

シリコン上に集積された強誘電体キャパシタ用の電極構造および作成方法

Info

Publication number
JP2000509200A
JP2000509200A JP9518425A JP51842597A JP2000509200A JP 2000509200 A JP2000509200 A JP 2000509200A JP 9518425 A JP9518425 A JP 9518425A JP 51842597 A JP51842597 A JP 51842597A JP 2000509200 A JP2000509200 A JP 2000509200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ferroelectric
perovskite
substrate
platinum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9518425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3343356B2 (ja
Inventor
ドーテ,アニル,エム.
ラメシュ,ラマムーアシー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Maryland at Baltimore
Original Assignee
University of Maryland at Baltimore
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Maryland at Baltimore filed Critical University of Maryland at Baltimore
Publication of JP2000509200A publication Critical patent/JP2000509200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3343356B2 publication Critical patent/JP3343356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/75Electrodes comprising two or more layers, e.g. comprising a barrier layer and a metal layer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
    • H01L21/283Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current
    • H01L21/285Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation
    • H01L21/28506Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers
    • H01L21/28512Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers on semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System
    • H01L21/28568Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers on semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System the conductive layers comprising transition metals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/55Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material

Abstract

(57)【要約】 強誘電体層(50)を間に挟む2つの金属酸化物電極(46、52)からなる強誘電体スタックが好ましくはTiN(42)の介在バリア層を備えたシリコン基板(40)上に製作される、強誘電体キャパシタ構造およびその作成方法である。一実施例では、強誘電体スタックの結晶配向性成長をもたらす十分高い温度でTiNと下部金属酸化物電極との間で白金層(44)が成長する。他の実施例では、白金層が完全に除去され、下部電極(46)がTiN(42)上で直接成長している。電極で使用する従来の導電性金属酸化物は酸化ランタンストロンチウムコバルト(LSCO)であるが、酸化ランタンニッケルは強誘電体セルで良好な電気特性および寿命特性を提供する。あるいは、この電極は、酸化ネオジム(NdO)などの岩塩金属酸化物から形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 シリコン上に集積された強誘電体キャパシタ用の 電極構造および作成方法 発明の分野 本発明は、一般にシリコン基板上で強誘電体およびその他のペロブスカイト材 料を結合する構造に関する。詳細には、本発明は、導電性金属酸化物電極を含む 強誘電体メモリ・セルとシリコン基板との間に挿入されるバリア層に関する。こ のようなバリアは、電極内の酸素による半導体シリコンの毒化の予防を含む、い くつかの機能を実行することができる。 発明の背景 パソコンおよびその他のコンピュータ化装置が多くの様々な応用分野で受け入 れられるにつれて、集積回路メモリ・セルがますます重要なものになってきた。 ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ(DRAM)は、現在、パソコン用と して最も一般的なタイプのランダムにアクセス可能なメモリであるが、定期的に リフレッシュする必要性があることと、電源障害またはシステム・クラッシュの 場合に情報が失われるという欠点がある。スタティックRAMは、フリップフロ ップ回路を当てにしており、リフレッシュする必要はないが、依然として電源が 除去されるとその内容を失ってしまう。しかも、DRAMよりかなり多くの電力 を必要とする。メモリ損失が受け入れられないような所与の重要な応用分野のた めに不揮発性メモリが開発された。これは、事前プログラミング済み読取り専用 メモリ(ROM)から電気式書換え可能不揮発性メモリに及ぶが、DRAMに比 べ、動作上またはコスト上の不利な条件を強要し、先進DRAM技術によって現 在約束されている64メガバイトおよび256メガバイトのレベルまで集積する のが難しい。 必要なものは、不揮発性記憶装置を提供するだけでなく、長時間記憶の間、実 質的に電力を一切必要とせず、高密度集積が可能になるようにDRAMの容量性 記憶域と同様に単純な構造も提供するようなメモリ技術である。強誘電体メモリ は、長い間、このような要件を満足する可能性を提供してきた。非常に単純に言 えば、図1に示すように、基本的な強誘電体メモリ・セル10は、その容量性ギ ャップで強誘電性材料16を間に挟む2つの容量性電極12、14を含む。強誘 電体は、それに印加されるポーリング電圧に応じて、一般に上と下という2つの 安定分極状態を呈することができるという特性を有する。このような分極状態の 1つに誘導されると、分極性材料は非常に長い期間、指定の分極状態のままにな る。この分極状態は電極12、14が帯びるキャパシタンスを決定する。このた め、メモリ・セルが2つの状態の1つにポーリングされると、その後、さらに電 力供給しなくてもその状態が保持されるので、セル10のパルス状容量性応答、 すなわち、そのセルにおける電荷対電圧の割合を測定することによってそれを読 み取ることができる。さらに、通常、強誘電体は2つの状態のいずれか一方で非 常に高い誘電率を示すので、キャパシタの領域に比べ、信号レベルは比較的高く なる。 概念は単純であるが、強誘電体メモリ・セルは、シリコンDRAMと同様の集 積回路で実現するのは困難であった。最大の強誘電体挙動を示す材料は金属酸化 物であり、通常、ペロブスカイト結晶構造を有する。このため、シリコン回路へ の集積化が主な問題であることが判明した。シリコン技術が数十年間にわたる主 要産業での経験を提示するだけでなく、高密度強誘電体メモリ・アレイの読取り 、書込み、その他の制御を行うために一般にシリコン・サポート回路が必要にな るので、シリコンによる集積化が望ましい。したがって、商業的に成功した強誘 電体技術は、シリコン材料およびシリコン処理とともに集積しなければならない 。非常に望ましいアーキテクチャは、DRAMと同様に、シリコン基板上に構築 された集積垂直構造内の2つの電極層間に挟まれた強誘電体の薄い平面層を含む 。 しかし、シリコン上に集積された強誘電体には問題がある。強誘電性材料は通 常、基本型強誘電体PZT(チタン酸鉛ジルコニウム)などのペロブスカイトで あるが、SrBiTaOや以下にリストする他の材料などの多くのペロブスカイ ト強誘電体が知られている。このようなペロブスカイトは、酸素が豊富であり、 通常、比較的高い温度で付着させる必要があり、その温度では酸素が下にある材 料、この場合のシリコンまで拡散する傾向がある。しかし、シリコンの半導体性 は、絶縁二酸化ケイ素が容易に形成されるので酸素を取り入れることによって悪 影響を受ける。 このように強誘電体とシリコンを集積すると、いくつかの設計が得られるが、 それぞれに独自の問題点がある。ポピュラーな設計は、強誘電体を間に挟んだ白 金電極を含んでいた。白金は、貴金属であり、強誘電体から下のシリコンまでの 酸素の拡散を阻止する。しかし、白金は金属であり、注意深く成長させないと多 結晶層として形成されてしまう。このため、その上に付着させた強誘電体も多数 の粒界を備えたランダム配列を有し、この粒界が再現性と信頼性の問題を引き起 こす。 米国特許第5479317号、1994年11月18日出願の米国特許出願第 08/341728号、1995年6月29日出願の米国特許出願第08/49 7457号においてRameshは、強誘電体スタックのメモリ・セルをゲートするト ランジスタを含む、下にある結晶シリコン基板に接続するポリシリコン・プラグ の上に強誘電体スタックを付着できるようにする、いくつかの構造を説明してい る。第1の実施態様は、その上にPt/Ti/Ptの3層からなる酸素拡散バリ アが付着されるTiNのバリア層を含む。その上に強誘電体スタックが付着され 、他に可能な強誘電体間にPZTまたはチタン酸鉛ランタンジルコニウム(PL ZT)の強誘電体層を挟む酸化ランタンストロンチウムコバルト(LSCO)か らなる2つの金属酸化物電極を含む。550〜650℃で付着中に電極または強 誘電体から下にどのような酸素が拡散しても、それがチタンと結合し、白金・マ トリックス内に小型のTiO2ボールを形成する。しかし、3レベルのPt/T i/Ptは、過剰な製作ステップを含み、その結果、非導電性TiO2ボールが 制御不能なほど分布し、望ましいとは言えないほど複雑になる。 発明の要約 強誘電体層を間に挟む2つの金属酸化物電極を含む強誘電体スタックが耐熱金 属化合物、たとえば、窒化チタンなどの介在バリア層を備えたシリコンなどの基 板上で成長する、強誘電体セルおよびその作成方法である。下部電極がバリア層 上で直接成長することができるか、または介在白金層が十分高い温度で成長し、 強誘電体層の結晶配向性成長を促進することができる。金属酸化物電極は、任意 の数の周知の導電性ペロブスカイト、酸化ランタンニッケル、またはNdOやL aOなどの岩塩金属酸化物から構成することができる。 図面の簡単な説明 図1は、一般的な強誘電体メモリ・セルの概略図である。 図2は、本発明の一実施例による強誘電体メモリ・セルの断面図である。 図3は、白金付着の温度のパラメータとしてシリコンベース基板からの強誘電 体メモリ・スタックの剥離の依存状態を示すグラフである。 図4は、本発明の強誘電体キャパシタのヒステリシス曲線のグラフである。 図5は、図4の強誘電体キャパシタの疲労のグラフである。 図6は、本発明により成長した複合材のX線回折パターンである。 図7は、図6のデータの一部を要約して示すグラフである。 図8は、本発明の他の強誘電体メモリ・セルの断面図である。 図9は、図8のメモリ・セルに対応する強誘電体キャパシタのヒステリシスの グラフである。 図10および図10Aは、図9の強誘電体キャパシタの疲労のグラフである。 図11および図11Aは、図9の強誘電体キャパシタの論理状態保持力のグラ フである。 図12は、電極の一部として酸化ランタンニッケル(LNO)を使用する本発 明の他の強誘電体メモリ・セルの断面図である。 図13は、図12のLNO強誘電体メモリ・セルに必要な多層構造のX線回折 パターンである。 図14は、図12のメモリ・セルの場合と同様に、電極材料としてLNOを使 用するキャパシタ構造用のヒステリシス・ループを示すグラフである。 図15は、LNOキャパシタ構造の疲労特性のグラフである。 図16は、LNOキャパシタ構造の論理状態保持力のグラフである。 好ましい実施の形態の詳細な説明 強誘電体メモリ・セルの酸化物電極およびバリア層としてはかなり単純な構造 が使用可能であることが分かっている。特に、適切に調製した白金層は金属酸化 物電極を含む強誘電体セルのその上での成長を促進することが分かっている。実 際には、条件が適切であれば、白金を省くことができる。 シリコン・ダイナミックRAMと同様の強誘電体ランダム・アクセス・メモリ (FRAM)20の構造例を図2の断面図に示す。このFRAM構造を何度も複 製すると1つの大きなFRAM集積回路が形成され、同じチップ内に他のサポー ト回路も形成する必要があることが分かる。この全体的なFRAM構造は、いく つか例外はあるものの既知のものであり、上記の米国特許および特許出願でRame shによって開示されている。Kinneyが、「Signal magnitudes in high density ferroelectric memories」(Integrated Ferroelectrics,vol.4,1994,pp.131 -144)中で良く検討している。FRAM20は、他のシリコン回路を容易に組み 込むことができるように、(001)方向性結晶シリコン基板22上に形成され ている。金属酸化物半導体(MOS)トランジスタは、基板22のものとは反対 の導電性タイプのドーパントをソースおよびドレイン・ウェル24、26に拡散 または注入することによって形成される。介在ゲート領域は、下部ゲート酸化物 と、ゲートを制御するための上部金属ゲート線、たとえば、アルミニウムとを含 むゲート構造28が上に乗っている。 たとえば、二酸化ケイ素からなる第1の中間レベル誘電体層30は、基板22 およびトランジスタ構造の上に付着されている。バイア32は、ソース・ウェル 24の上の第1の中間レベル誘電体層30を貫通するようにフォトリソグラフィ でエッチングされ、そこにポリシリコンが充填されてトランジスタ・ソースへの ポリシリコン接点プラグを形成している。金属ソース線34は、第1の中間レベ ル誘電体層30の上にフォトリソグラフィで描かれ、ポリシリコン・プラグ32 に電気的に接触している。 次に、第2の中間レベル誘電体層36が第1の中間レベル誘電体層30の上に 付着されている。もう1つのバイア38は、ドレイン・ウェル26の領域の上の 第1および第2の中間レベル誘電体層30、36の両方を貫通するようにエッチ ングされ、そこにポリシリコンが充填されてトランジスタ・ドレインへの接点を 形成している。この時点までの処理はシリコン技術では非常に標準的なものであ る。 次に、リフトオフ・マスクが付着され、ドレイン・バイア38の上であるが所 望のサイズのキャパシタ用としてより大きい面積のアパーチャを有するように定 義されるが、商業生産では、通常、マスク付きドライ・プラズマ・エッチが行わ れる。マスクの上ならびにアパーチャ内には一連の層が付着されている。ポリシ リコン層40はポリシリコン・プラグ38への良好な電気接点を提供する。Ti N層42と白金層44は、ポリシリコン接点と酸化金属酸化物接点との間の導電 性バリア層を形成する。ポリシリコンは半導体であるが、その表面がSiO2に 酸化されると、電気接触を防止する安定した絶縁層が形成される。TiNおよび 白金層42、44とその組合せの変形が本発明の中心である。白金層44の上に は、導電性金属酸化物、好ましくは酸化ランタンストロンチウムコバルト(LS CO)などのペロブスカイトの層46が付着されるが、他の金属酸化物、特に層 状ペロブスカイトも使用することができる。この材料は、Lao0.5Sr0.5Co O3によって名目上示される組成を有するが、0.15≦x≦0.85の場合、 およそLa1-xSrxCoO3という組成も可能である。LSCOが受け入れられ る電気接点を形成し、ペロブスカイト強誘電性材料の高方向性成長をさらに促進 することは、現在、周知のことである。 次に、フォトマスクが持ち上げられ、図2に示す層40、42、44、46か らなる下部スタックが残る。次に、もう1つのフォトマスクが定義されて、Z形 フィールド酸化物層48の共形付着が可能になり、その層が事前に定義された下 部スタックの側面を覆い、下部スタックの上部表面のエッジの上に延びるリムを 有し、下部スタックの一番下から外側に向かって延びる脚部を有するが、後付着 した上部強誘電体スタック用の中央アパーチャが残る。フィールド酸化物層48 は、後付着した強誘電体を下部電極の側面部分から電気的に絶縁する。 従来、フィールド酸化物層48は、SiO2またはTiO2から形成されていた が、どちらの材料も理想的なものではない。ペロブスカイト強誘電体は、このよ うな材料の上に付着したときに、ペロブスカイト相と黄緑石相の混合物内に形成 される傾向があり、次にこれが区別を付けてエッチングを行い、信頼できないエ ッチングが発生する。フィールド酸化物層48用のより適切な材料はチタン酸ビ スマス(およそBi4Ti312という理論組成のもの)であり、これはペロブス カイトの一種であって、他のペロブスカイト層と同じ成長プロセスによって成長 することができる。米国特許第5248564号でRameshは、Bi4Ti312が 無方向性基板上での結晶配向性ペロブスカイトの成長を促進するための強力なテ ンプレート層であるので、Bi4Ti312フィールド酸化物層48によって品質 の良い強誘電体がその上で成長することが保証されることを開示している。高導 電性ではなく、低い誘電率、たとえば、強誘電体ではないことを示す限り、チタ ン酸ビスマスの代わりに他のペロブスカイト材料を使用することもできる。最も 効果的なテンプレートにするためには、ペロブスカイトは層状構造を有していな ければならず、すなわち、a軸およびb軸の少なくとも2倍のc軸を有していな ければならない。 フィールド酸化物48の形成後、もう1つのフォトマスクが付着され、下部ス タック40、42、44、46の回りのアパーチャを含むが、その一番下の外周 部がフィールド酸化物層48の脚部の上に重なるように定義される。次に、結晶 配向性成長に都合の良い条件下で強誘電体層50が付着される。好ましいことに 、強誘電体層50はチタン酸鉛ニオブジルコニウム(PNZT)を含む。LSC Oまたはその他の同様のペロブスカイト導電性電極の上にペロブスカイト強誘電 体層を付着すると、比較的低い温度で強誘電体を付着することができるが、依然 として好都合な結晶性を示す。強誘電体層50の上には上部導電性金属酸化物層 52が付着され、好ましくは、LSCOなどのペロブスカイトの下部導電性金属 酸化物層44とともに左右対称に形成される。上部白金層54は、上部導電性金 属酸化物層52の上に付着される。この層54は重要な技術を必要とするとは考 えられておらず、その白金組成は暫定的な解決策としてのみ選択されたものであ る。その組成はTiWまたはその他のシリコン技術で一般的なメタライ ゼーションに変更されるものと予想される。上部白金層54が付着された後、フ ォトマスクが持ち上げられ、図2に示す上部スタックの構造が残る。 第3の中間層誘電体層56は、強誘電体スタックを覆うように付着され、エッ チングされる。この層56は、中間層誘電体というよりパッシベーション層とし て意図されたものである。 次に、上部電極54は、強誘電体スタックの上に重なる第3の中間レベル誘電 体層56を通るバイア60をエッチングし、バイア60をTi/Wで充填し、T i/Wプラグ60に電気的に接触するA1の金属キャパシタ線62を描くことに より、電気的に接触する。 約500〜550℃近傍の比較的高い温度で下部白金層44を付着すると、よ り高い熱収支で強誘電体スタック(強誘電体とこれを間に挟む2つの金属酸化物 層)の付着が可能になり、その熱収支は温度(℃で測定)とその温度での時間と の積分として定義される。3つの層は、通常、単一温度の単一チャンバ内で付着 されるので、熱収支は、付着温度と合計付着時間との積になる。 実施例1 付着した強誘電体スタックの品質を示す重要だが単純な尺度は、スタックが付 着された基板から剥離するかどうかである。一般に、熱収支のしきい値を超える と、すなわち、時間に対する温度の積分がしきい値を超えると、剥離が発生する 。図3は、Pt/TiN/ポリSi/Siの上に成長したLSCO/PNZT/ LSCOというパターンなし強誘電体スタックに関する多くのデータ・ポイント を示す。厚さ300nmのPNZT層の組成はPbNb0.04Zr0.28Ti0.683 であり、厚さ100nmのLSCO電極の組成はLa0.5Sr0.5CoO3であっ た。強誘電体スタックの各層は、5Hzのパルス状のKrFエキシマ・レーザを 使用してスパッタリング中のPt、LSCO、またはPNZTターゲット上に3 Jcm2のフルエンスを発生させる、パルス状レーザ付着によって成長させたも のである。基板は100mトルのO2の環境に保持された。基板ホルダの温度は 、基板温度として後述する値に制御された。サンプルの実際の温度は500〜6 00℃の付着の場合に約20〜40℃低かったが、その差は室温付着の場合には ほとんど無視して良いもので あったと思われる。 図3のデータは、白金層の厚さ(Ptのパルス状レーザ付着の場合のショット 数として測定したもの)と強誘電体スタックの成長の熱収支との関数として示さ れている。しかし、基板は、Pt/TiN/ポリSi/Si構造がすでに形成さ れた状態で受け取られ、白金は低温プロセスで予備成形されている。予備成形し たTiN層は、通常、50〜70nmの厚さを有し、ポリシリコン層は100〜 500nmの厚さを有していた。このデータは、白金層の付着温度に応じてパラ メータ表示されている。○印は追加の下部白金層が500〜550℃の温度で付 着されているサンプルを表し、□印は追加の下部白金層が名目上20℃の室温で 付着されているサンプルを表す。剥離されたサンプルは「P」で示し、剥離しそ うなサンプルは「AP」で示す。このように示されていないサンプルは剥離テス トに合格したものである。追加のPtを一切備えていないサンプルはどちらも剥 離した。追加の白金を含まないサンプルを除き、室温で付着された白金を有する サンプルは、約8×105℃秒の熱収支で剥離するためのしきい値を有し、50 0℃以上で付着された白金を有するサンプルの場合、剥離しきい値は1×106 ℃秒のすぐ下であったことが分かる。 少なくとも機械的安定度のためには、Ptの高温付着が好ましいことは明らか である。これは、電気的特徴付けにも基づくものである。図4は、LSCO/P NZT/LSCOという強誘電体スタックが20°または550℃のいずれかで Pt/TiN/ポリSi/Si上に付着された上記の組成のサンプルの場合の室 温ヒステリシス・ループを示すグラフである。製作された強誘電体キャパシタは 、図2の強誘電体メモリ・セルよりかなり単純である。むしろ、一番上のPt層 のフォトリソグラフィ・リフトオフ・プロセスによってパターン形成されている 。この場合、Pt電極は、1%のHNO3溶液を使用する上部LSCO電極の湿 式化学エッチング用のマスクとして機能した。テストしたキャパシタは50μm の直径を有し、それよりかなり大きいキャパシタを使用して電気テスト信号を基 板に結合した。 曲線70は追加のPtが550℃で付着された強誘電体セル用のヒステリシス ・ループを示し、曲線72は20℃で付着された追加のPt用のループを示 す。550℃のサンプルは、13μC/cm2という切替え分極と切替えなし分 極との間に残留分極ΔPを有していた。20℃のサンプルの場合の対応する値は 7.2μC/cm2であり、Ptの高温付着のサンプルより明らかに劣っていた 。 上記のプロセスで作られた強誘電体セルはほとんど疲労を示さない。550℃ でPtが付着された上記のセルの場合の疲労曲線を図5のグラフに示す。疲労は 切替え状態(switched)と切替えなし状態(unswitched)との間の残留分極として測 定する。このデータは、1MHzのサイクル・レートで±5Vの電圧振幅につい て生成したものである。曲線74、76は室温でセルを動作させた場合の残留分 極を示し、曲線78、80は100℃で動作した場合である。動作温度が上昇し ても、1011サイクル後に疲労はほとんど見られない。 白金層の付着に最も好ましい範囲は500〜550℃を含む。この範囲の下端 は500℃であることが最も好ましい。というのは、これはペロブスカイト付着 の最低温度であり、同じ温度で付着が行われることが好ましいが、450℃また は400℃もの低温でかなり有利な結果が得られるからである。この効果は定量 化されていないが、室温をかなり上回る温度であれば何らかの改善が得られると 思われる。上記の範囲の上端は確立されていないが、温度をさらに上昇させると 熱収支も増加し、これは、Pt付着温度の上昇が有益であると分かっている場合 でも剥離にとっては有害であることが分かっている。Pt付着温度が高いと白金 の列理構造に影響し、付着温度が高ければ高いほど高密度のPt層が生成され、 これも粒子間境界が少なくより大きいPt粒子として説明可能であると考えられ ている。さらに追加の考慮事項として、TiNは500℃を上回る温度でますま す酸化する。550℃までの温度範囲は最小限受け入れ可能な酸化をもたらす可 能性があり、おそらく600℃でも受け入れられるが、Pt付着中に露出したT iNの温度を500℃以下に保つことが望ましいはずである。 より高温での白金の成長に関するより基本的かつ物理的な理由付けは、各種の 層の様々な向きの相対普及率を示すX線回折データによって得られる。LSCO /PNZT/LSCOというパターンなし強誘電体スタックの回折パターンを図 6に示す。これは、600℃の基板ホルダ温度でPt/TiN/ポリSi/Si からなる基板上に付着したLSCO/Pb0.04Nb0.28Zr0.68TiO3/LS COというスタックである。PNZTおよびLSCOの結晶学的指定はペロブス カイトの結晶構造と一致している。黄緑石相は35°でピークを発生するだろう 。一般に、PNZTおよびLSCOの[110]ピークは、非柱状結晶構造の結 果であるので、望ましいものではない。誘電体スタックの品質は、その[110 ]ピークに対するペロブスカイト材料の[001]ピークの割合によって定量化 される。 図7は、[001]のPNZT用のX線ピーク対[110]でのピークの割合 を示す。表1に示すレーザ付着の温度に対応する英字で様々なポイントが表され ている。 サンプル LSCO PNZT Pt (℃) (℃) (℃) A 500 500 500 B 500 550 500 C 550 550 500 D 550 550 550 E 550 550 20 F 600 600 20 この図は、強誘電体PNZTの付着の温度が上昇すると結晶品質が向上するこ とを示している。しかし、温度の上昇によって熱収支も増大し、図3に示すよう に、熱収支が増大すると結合が劣化する。このため、図7は、例のパルス状レー ザ付着の場合に基板ホルダで測定したように500〜600℃の成長温度は、強 誘電体の好ましい付着温度範囲と、同時成長を想定した場合に強誘電体スタック 全体の好ましい付着温度範囲とを包含することを示している。 走査型電子顕微鏡写真(SEM)は、明らかに柱状の構造がPt基板の上に延 びるようにするためのLSCOとペロブスカイト強誘電体の後成長層を示してい る。SEMは、TiNが単一相に見えることを示している。X線回折データま たは電子回折パターンのいずれでもTiN層の酸化は一切見られなかった。PN ZT層の抵抗力は2×109〜1010Ωcmで測定されたものである。 実施例2 TiN層を有するが低温Pt層は一切ないもう1組の基板が商業的に得られた 。これらのサンプルは、白金層を完全に省くことが可能であることを示していた 。結論としては、高温で付着したPtは受け入れられるが必要ではなく、低温白 金は障害メカニズムを導入する。 強誘電体キャパシタは、TiN/ポリシリコン/結晶シリコンの垂直構造を有 するこのようなストック・ウェハ上で作成された。 LSCO/Pb0.04Nb0.18Zr0.78TiO3/LSCOという強誘電体スタッ クは、付着した構造および付着および定義方法の両方について前述したように、 パルス状レーザ・アブレーションによって550℃で付着された。動作強誘電体 セルの所期の構造を図8の断面図に示すが、同図ではTiNバリア層40と下部 LSCO電極46との間にPt層が一切挿入されていない。しかし、この構造は 、前述のように、トランジスタのない、より単純なキャパシタによって経験的に 検証された。 図9のグラフの曲線90は、結果のヒステリシス曲線を示している。100℃ で1時間、5Vを印加するという刷込み手順の前後にほぼ同じ曲線90が得られ る。強誘電体スタックを550℃で成長させたこのキャパシタの疲労挙動につい ては、サンプルの室温疲労テストの場合を図10のグラフに示し、100℃での テストの場合を図10Aのグラフに示す。残留分極は、図3に関して記載したパ ラメータを使用して測定される。図10に示す室温実験の場合、曲線92、94 は切替え分極の値を示し、曲線96、98は切替えなし分極の値を示す。これに 対応する100℃のテストの結果は、図10Aの曲線92A、94A、96A、 98Aによって示す。 長時間にわたる論理状態の保持については、室温で保持された場合は同じサン プルに関する図11のグラフに示し、100℃で保持された場合は図11Aのグ ラフに示す。書込み電圧は−5Vであり、読取り電圧は+4Vであった。図11 に示す室温実験の場合、曲線100、102はそれぞれ切替え分極および切替え なし分極を保持時間の関数として示し、曲線104、106はそれぞれ切替え残 留分極および切替えなし残留分極を示す。同様の高温データは図11Aの曲線1 00A、102A、104A、106Aによって示される。105秒(約1日) にわたって何らかの変化が発生するが、その挙動は動作中に対応することができ る。 白金なしの強誘電体キャパシタは一連の温度で付着されたものである。500 °および550℃での付着は良好な結果をもたらしたが、600℃での付着によ る予備結果は肯定的な結果をもたらさなかった。 白金層なしで強誘電体素子を製作することは、少なくとも2つの理由で有利で ある。これにより付着ステップ数が低減され、白金はいつでもエッチングしにく いものであり、集積回路上に多くの強誘電体素子を描くために実行する必要があ る。 本発明の白金なしの実施例は比較的単純であり、強誘電体メモリの技術におけ る数年分の発展に反するものである。このようなメモリのうち最も早期のものは 、強誘電体層に隣接した白金電極を使用していた。この構造が不十分なものであ ることが分かると、最初は結晶成長テンプレートとして特徴付けられたTiNバ リア層や介在金属酸化物層などの多くの改良が提案された。しかし、通常、白金 層は保持されていた。 興味深い導電性金属酸化物は、これまでマイクロエレクトロニクス用として広 く考慮されていなかったが、導電性ペロブスカイト材料LaNiO3がそうであ る。この材料は図12の断面図に示す強誘電体セルを生成し、同図ではLSCO 電極がLaNiO3(LNO)電極108、110によって置き換えられ、Ti Nバリア層の上にいかなる白金も介在していない。組成の正確な化学量論は不要 であることが分かる。Tsuda他は、Electronic Conduction in Oxides(Springer- Verlag、1991)の同書14、39、40ページとその参考文献において、LaN iO3だけでなく、他の導電性LaNiO化合物についても説明している。 実施例3 一連の単純定義キャパシタについて酸化ランタンニッケル(LNO)をテスト した。この強誘電体スタックは、前述のPNZT強誘電体層を挟むLaNiO3 電極から構成されていた。このスタックは、前述したようにTiN/ポリシリコ ン/結晶シリコンの基板上に形成され、すなわち、LNOが前述の例のLSCO の代わりを果たしている。その結果、強誘電体セルの下部部分は白金を含まなく なった。強誘電体スタックは、550℃の基板温度で行われた単一パルス状レー ザ・アブレーション・プロセスによって付着された。 未定義のLNOウェハ用のX線回折走査については図13に示す。これは、L NOについては比較的強い結晶[001]配列を示し、PNZTについては非常 に強い[001]配列を示し、PNZTについては比較的弱い[110]配列を 示している。より重要なことに、PNZTとLNOはどちらも35°で黄緑石ピ ークを示さず、すべての非シリコン・ピークはペロブスカイト相で識別される。 このウェハから定義された強誘電体キャパシタ用の室温ヒステリシス・ループ は図14のグラフに示す曲線120で示すが、これは図4の白金付き強誘電体セ ルが示すヒステリシスよりいくらか良好であるようだ。図15のグラフの曲線9 2B、94B、94C、98Cが示すLNOセルの室温疲労は、図10の対応す る曲線92、94、96、98が示す白金なしLSCOセルのものとはいくらか 異なるが、変化の大きさは同じであった。図16のグラフに示す曲線100A、 102B、104B、106Bに示す室温での論理状態の保持は、白金なしLS COセルについて図11に示す対応曲線100、102、104、106よりか なり小さい時間変化を示すが、LNOセルは一般に様々な分極の場合に低い値を 示す。 このようなデータに基づき、白金なしの酸化ランタンニッケルをベースとする 電極は、一般に白金・バリア層の有無にかかわらずLSCOをベースとする電極 と等しいかまたはそれより良好な挙動を示す。ペロブスカイト金属酸化物電極と して酸化ランタンニッケルを使用することは、分極可能強誘電体キャパシタに限 定されないが、たとえば、非分極可能強誘電体キャパシタ、超伝導素子、磁気 ヘッドにおいてペロブスカイト材料に電気接触する必要があるその他の状況にも 適用可能である。 Prasad他は、「Structure and ferroelectric properties of Bi2VO5.5thin f ilms by laser depositon」(Proceedings of the Eighth International Meeti ng on Ferroelectrics,Gaithersburg,Maryland,1993)において、Bi2VO5 .5 の強誘電体層の下にあるLaNiO3電極の使い方についてすでに説明してい る。彼らはこの材料を疑似立方と特徴付けている。しかし、この参考文献のLN O層は、酸化物でもペロブスカイトでもないがこの例では導電性化合物TiNで あり、すなわち、650℃以下の低温で処置したときに一般に多結晶であって金 属的に導電性である導電性材料上ではなく、導電性金属酸化物ペロブスカイトま たは絶縁性SiO2上にのみ付着されていた。Satyalakshmi他は、「Epitaxial m etallic LaNiO3 thin films grown by pulsed laserdeposition」(Applied Phy sics Letters,vol.62,1993,pp.1233-1235)において、いくつかの結晶ペロブ スカイトならびに一般に多結晶の絶縁材料であるイットリア安定化ジルコニア( YSZ)の上での結晶配向性LaNiO3の成長について説明しており、彼らは いくつかの装置応用例も提案している。本発明は、TiNなどの非ペロブスカイ トで一般に非晶質で金属的に導電性の層上にLNO電極を製作することを特徴と する。 ここで述べた様々な実施例の電極用の他のクラスの導電性金属酸化物としては 、NdO、NbO、SmO、LaO、VOという化合物を含む。このような材料 は岩塩(NaCl)結晶構造、すなわち、面心立方を示す。Tsuda他は、同書1 3、30〜33ページとそこで引用した参考文献において、これらの材料とその 低い抵抗力について説明している。このような岩塩導電性材料は、図2および図 8の実施例の上部および下部電極用のLSCOの代わりを果たす。 上記の実施例は、例証のみを目的とし、制限のためのものではない。多くの変 形例が予想され、他の例も請求の範囲で定義された本発明の範囲内に含まれる。 強誘電体層は、いくつかの異なる系列の強誘電体材料から形成することができ 、Pb1-yLay(Zr,Ti,Nb)O3、Ba1-xSrxTiO3、BiSr(T a,Nb)Oが現在最も一般的な選択肢である。 ペロブスカイト電極は、(Sr,Ca)RuO3、LaSrVO、YBaCu O、BiSrCaCuOなど、他の材料から形成することもできる。これらの多 くは、すでに低Tc超伝導について徹底的に研究されている。 TiNバリア層は、耐火金属とアニオン、特に窒素からなる導電性化合物であ るいくつかの他の材料で置き換えることができる。これらのうち最も卓越したも のは窒化チタンタングステンと窒化タンタルシリコンである。 現在、商業的に最も重要な使い方が企図されるシリコン・チップ上の不揮発性 強誘電体キャパシタの集積という状況で本発明を説明してきたが、本発明はこの ように限定されるわけではない。このペロブスカイト材料は双安定強誘電体であ る必要はない。その他のペロブスカイト、特に一部の強誘電体は、非常に大きい 誘電率を実証するが、双安定性ではない。すなわち、このような強誘電体キャパ シタは、単位面積あたり非常に大きいキャパシタンスを有するが、揮発性メモリ 、大きいキャパシタンスのみ、または小さい揮発性メモリ・セルを提供するわけ ではない。また、ペロブスカイトは超伝導回路素子ならびに様々な磁気センサや 他の装置にも取り入れることができる。 また、シリコン基板は強誘電体素子との集積のために特定の利点をもたらすが 、本発明は、ガラス状ケイ酸塩、シリカ、その他のセラミックなどの受動タイプ であるか、またはGaAsなどの他のタイプの半導体であるかにかかわらず、他 の基板との集積にも適用することができる。 したがって、本発明は、ペロブスカイト材料、特に強誘電体への容易な電気接 点を提供し、得られる電気素子の信頼性および寿命を保証する。さらに、本発明 は、電極を通っていずれかの方向への有害な要素の移動を防止するバリアとして 動作する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月23日(1997.10.23) 【補正内容】 請求の範囲 1.基板と、 前記基板の上に付着された耐火金属とアニオンとの導電性化合物を含むバリア 層と、 約400℃〜600℃の範囲内の付着温度で前記バリア層のすぐ上に付着され た白金層と、 強誘電体層と前記強誘電体層を間に挟む2つの金属酸化物層とを含み、前記付 着温度範囲内の温度で前記白金層のすぐ上に付着された強誘電体スタックと、 を含むことを特徴とする強誘電体キャパシタ。 2.前記白金層が、本質的に白金からなることを特徴とする請求項1に記載の強 誘電体キャパシタ。 3.前記基板が、シリコンを含むことを特徴とする請求項2に記載の強誘電体キ ャパシタ。 4.前記バリア層が、チタンと窒素とを含むことを特徴とする請求項3に記載の 強誘電体キャパシタ。 5.強誘電体キャパシタを形成する方法において、 基板の上にバリア層を形成するステップと、 400℃〜600℃の範囲内の付着温度で前記バリア層の上に白金層を付着す るステップと、 前記付着温度範囲内の温度で前記白金層の上に強誘電体スタックを付着するス テップであって、前記強誘電体スタックが強誘電体層と前記強誘電体層を間に挟 む2つの金属酸化物層とを含むステップと、 を含むことを特徴とする方法。 6.前記基板が、シリコンを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 7.シリコン基板と、 前記基板上に形成され、チタンと窒素とを含むバリア層と、 約400℃〜600℃の付着温度で前記バリア層のすぐ上に付着され、強誘電 体層と前記強誘電体層を間に挟む2つの金属酸化物層とを含む強誘電体スタック と、 を含むことを特徴とする強誘電体キャパシタ。 8.前記バリア層が、本質的にTiN、TiWN、TaSiNからなるグループ から選択された材料からなることを特徴とする請求項7に記載の強誘電体キャパ シタ。 9.前記バリア層が、本質的にTiNからなることを特徴とする請求項7に記載 の強誘電体キャパシタ。 10.基板と、 前記基板上に形成され、導電性金属酸化物層を含む下部電極であって、前記基 板の上にメサを形成する下部電極と、 前記メサの上部の外周部分の上に重なり、前記メサの側面の上に重なり、前記 メサを囲む前記基板の上部表面の一部分の上に重なるペロブスカイト材料を含む 絶縁層であって、前記絶縁層を貫通するアパーチャが前記メサの前記上部の中心 に形成される絶縁層と、 前記絶縁層の前記アパーチャ内で露出された前記電極の一部分の上と、前記メ サの前記上部上、前記メサの前記側面上、前記基板の前記上部表面の前記一部分 の上に重なる前記絶縁層の少なくとも一部上の前記絶縁層の一部分の上とに形成 された強誘電体層と、 前記強誘電体層の上に形成された上部電極と、 を含むことを特徴とする強誘電体キャパシタ。 11.前記ペロブスカイト材料が、層状ペロブスカイトを含むことを特徴とする 請求項10に記載の強誘電体キャパシタ。 12.前記ペロブスカイト材料が、チタン酸ビスマスを含むことを特徴とする請 求項11に記載の強誘電体キャパシタ。 13.電気回路内に含まれるペロブスカイト材料を含む第1の層と、 その上で前記ペロブスカイトが成長する酸化ランタンニッケルを含み、前記回 路内にそのための電気接点を形成する第2の層と、 その上で前記ペロブスカイトが成長する酸化ランタンニッケルを含み、前記回 路内にそのための電気接点を形成する第3の層と、 耐火金属とアニオンとを含む金属的に導電性の材料を含む第3の層と、 を含むことを特徴とするペロブスカイト回路素子。 14.前記回路素子が強誘電体キャパシタであり、前記第2の層用の他の電気接 点を形成する前記ペロブスカイト材料を含み、前記第1の層とあいまって前記第 2の層を間に挟む第3の層をさらに含む ことを特徴とする請求項13に記載のペロブスカイト回路素子。 15.前記酸化ランタンニッケルが本質的にLaNiO3からなることを特徴と する請求項13に記載のペロブスカイト回路素子。 16.前記非晶質材料が、窒化チタンを含むことを特徴とする請求項13に記載 のペロブスカイト回路素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 27/108 (72)発明者 ラメシュ,ラマムーアシー アメリカ合衆国 20904 メリーランド州 シルバー スプリング ストラットフォ ード ガーデン ドライブ 12526

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板と、 前記シリコン基板の上に形成された耐火金属とアニオンとの導電性化合物を含 むバリア層と、 前記バリア層のすぐ上に形成された白金層と、 強誘電体層と前記強誘電体層を間に挟む2つの金属酸化物層とを含み、前記白 金層のすぐ上に形成された強誘電体スタックと、 を含むことを特徴とする強誘電体キャパシタ。 2.前記白金層が本質的に白金からなることを特徴とする請求項1に記載の強誘 電体キャパシタ。 3.前記基板がシリコンを含むことを特徴とする請求項2に記載の強誘電体キャ パシタ。 4.基板の上にバリア層を形成するステップと、 室温より高い付着温度で前記バリア層の上に白金層を付着するステップと、 前記白金層の上に強誘電体スタックを付着するステップであって、前記強誘電 体スタックが強誘電体層と前記強誘電体層を間に挟む2つの金属酸化物層とを含 むステップとを含むことを特徴とする請求項に記載の強誘電体キャパシタ。 6.前記基板がシリコンを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 7.前記付着温度が400℃より高いことを特徴とする請求項5に記載の方法。 8.前記付着温度が500℃以上であることを特徴とする請求項7に記載の方法 。 9.前記付着温度が600℃より低いことを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.シリコン基板と、 前記基板上に形成され、チタンと窒素とを含むバリア層と、 前記バリア層のすぐ上に形成され、強誘電体層と前記強誘電体層を間に挟む2 つの金属酸化物層とを含む強誘電体スタックとを含む、強誘電体キャパシタ。 11.前記バリア層が、本質的にTiN、TiWN、TaSiNからなるグルー プから選択された材料からなることを特徴とする請求項10に記載の強誘電体キ ャパシタ。 12.前記バリア層が本質的にTiNからなることを特徴とする請求項11に記 載の強誘電体キャパシタ。 13.岩塩結晶構造を有する金属酸化物からなる下部電極と、 前記下部電極上に形成された強誘電体層と、 岩塩結晶構造を有する金属酸化物からなる上部電極とを含む、強誘電体キャパ シタ。 14.前記下部電極がシリコン基板の上に形成されることを特徴とする請求項1 3に記載の強誘電体キャパシタ。 15.前記金属酸化物が、NdO、NbO、SmO、LaO、VOからなるクラ スから選択されることを特徴とする請求項13に記載の強誘電体キャパシタ。 16.基板と、 前記基板上に形成され、導電性金属酸化物層を含む下部電極であって、前記基 板の上にメサを形成する下部電極と、 前記メサの上部の外周部分の上に重なり、前記メサの側面の上に重なり、前記 メサを囲む前記基板の上部表面の一部分の上に重なるペロブスカイト材料を含む 絶縁層であって、前記絶縁層を貫通するアパーチャが前記メサの前記上部の中心 に形成される絶縁層と、 前記絶縁層の前記アパーチャ内で露出された前記電極の一部分の上と、前記メ サの前記上部上、前記メサの前記側面上、前記基板の前記上部表面の前記一部分 の上に重なる前記絶縁層の少なくとも一部上の前記絶縁層の一部分の上とに形成 された強誘電体層と、 前記強誘電体層の上に形成された上部電極と、 を含むことを特徴とする強誘電体キャパシタ。 17.前記ペロブスカイト材料が層状ペロブスカイトを含むことを特徴とする請 求項16に記載の強誘電体キャパシタ。 18.前記ペロブスカイト材料がチタン酸ビスマスを含むことを特徴とする請求 項17に記載の強誘電体キャパシタ。 19.電気回路内に含まれるペロブスカイト材料を含む第1の層と、 その上で前記ペロブスカイトが成長する酸化ランタンニッケルを含み、前記回 路内にそのための電気接点を形成する第2の層と、 耐火金属とアニオンとを含む金属的に導電性の材料を含む第3の層とを含むこ とを特徴とするペロブスカイト回路素子。 20.前記回路素子が強誘電体キャパシタであり、前記第2の層用の他の電気接 点を形成する前記ペロブスカイト材料を含み、前記第1の層とあいまって前記第 2の層を間に挟む第3の層をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載のペ ロブスカイト回路素子。 21.前記酸化ランタンニッケルが本質的にLaNiO3からなることを特徴と する請求項19に記載のペロブスカイト回路素子。 22.前記非晶質材料が窒化チタンを含むことを特徴とする請求項19に記載の ペロブスカイト回路素子。
JP51842597A 1995-12-26 1996-12-17 シリコン上に集積された強誘電体キャパシタ用の電極構造および作成方法 Expired - Fee Related JP3343356B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/578,499 1995-12-26
US08/578,499 US5798903A (en) 1995-12-26 1995-12-26 Electrode structure for ferroelectric capacitor integrated on silicon
PCT/US1996/019933 WO1997023886A1 (en) 1995-12-26 1996-12-17 Electrode structure and method of making for ferroelectric capacitor integrated on silicon

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000509200A true JP2000509200A (ja) 2000-07-18
JP3343356B2 JP3343356B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=24313141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51842597A Expired - Fee Related JP3343356B2 (ja) 1995-12-26 1996-12-17 シリコン上に集積された強誘電体キャパシタ用の電極構造および作成方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5798903A (ja)
EP (1) EP0972293A4 (ja)
JP (1) JP3343356B2 (ja)
CA (1) CA2241685A1 (ja)
IL (1) IL119907A (ja)
TW (1) TW333669B (ja)
WO (1) WO1997023886A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277412A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fujitsu Ltd LaNiO3導電性層を形成する方法、LaNiO3層を備えた強誘電体デバイス、及び前駆体形成溶液
JP2005311194A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Seiko Epson Corp Mfs型電界効果トランジスタおよびその製造方法、強誘電体メモリならびに半導体装置
US7180119B2 (en) 2003-11-06 2007-02-20 Fujitsu Limited Capacitor and method for fabricating the same, and semiconductor device and method for fabricating the same
JP2007243115A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Seiko Epson Corp 半導体装置及びその製造方法
JPWO2005117103A1 (ja) * 2004-05-28 2008-04-03 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2011187674A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品、積層セラミックコンデンサおよび積層正特性サーミスタ
US8183594B2 (en) 2007-03-15 2012-05-22 National University Corporation Toyohashi University Of Technology Laminar structure on a semiconductor substrate

Families Citing this family (70)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5541807A (en) * 1995-03-17 1996-07-30 Evans, Jr.; Joseph T. Ferroelectric based capacitor for use in memory systems and method for fabricating the same
US5874364A (en) * 1995-03-27 1999-02-23 Fujitsu Limited Thin film deposition method, capacitor device and method for fabricating the same, and semiconductor device and method for fabricating the same
JP3385889B2 (ja) * 1996-12-25 2003-03-10 株式会社日立製作所 強誘電体メモリ素子及びその製造方法
TW378345B (en) * 1997-01-22 2000-01-01 Hitachi Ltd Resin package type semiconductor device and manufacturing method thereof
US6115281A (en) 1997-06-09 2000-09-05 Telcordia Technologies, Inc. Methods and structures to cure the effects of hydrogen annealing on ferroelectric capacitors
JP3452800B2 (ja) * 1997-06-30 2003-09-29 ヒュンダイ エレクトロニクス インダストリーズ カムパニー リミテッド 高集積記憶素子およびその製造方法
US5910880A (en) 1997-08-20 1999-06-08 Micron Technology, Inc. Semiconductor circuit components and capacitors
US6078072A (en) * 1997-10-01 2000-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having a capacitor
US6074885A (en) * 1997-11-25 2000-06-13 Radiant Technologies, Inc Lead titanate isolation layers for use in fabricating PZT-based capacitors and similar structures
JP3212930B2 (ja) * 1997-11-26 2001-09-25 日本電気株式会社 容量及びその製造方法
KR100251228B1 (ko) * 1997-12-31 2000-04-15 윤종용 반도체 메모리 장치의 콘택 형성방법 및 그 구조
US6162744A (en) * 1998-02-28 2000-12-19 Micron Technology, Inc. Method of forming capacitors having high-K oxygen containing capacitor dielectric layers, method of processing high-K oxygen containing dielectric layers, method of forming a DRAM cell having having high-K oxygen containing capacitor dielectric layers
US6191443B1 (en) 1998-02-28 2001-02-20 Micron Technology, Inc. Capacitors, methods of forming capacitors, and DRAM memory cells
US6156638A (en) 1998-04-10 2000-12-05 Micron Technology, Inc. Integrated circuitry and method of restricting diffusion from one material to another
US6730559B2 (en) 1998-04-10 2004-05-04 Micron Technology, Inc. Capacitors and methods of forming capacitors
US6165834A (en) * 1998-05-07 2000-12-26 Micron Technology, Inc. Method of forming capacitors, method of processing dielectric layers, method of forming a DRAM cell
US6255186B1 (en) 1998-05-21 2001-07-03 Micron Technology, Inc. Methods of forming integrated circuitry and capacitors having a capacitor electrode having a base and a pair of walls projecting upwardly therefrom
KR100292692B1 (ko) * 1998-09-10 2001-07-12 김영환 반도체장치의커패시터제조방법
US6278153B1 (en) * 1998-10-19 2001-08-21 Nec Corporation Thin film capacitor formed in via
KR20000026967A (ko) 1998-10-24 2000-05-15 김영환 반도체 장치의 커패시터 및 그 형성 방법
US6204158B1 (en) * 1998-12-18 2001-03-20 Advanced Technology Materials, Inc. Reduced diffusion of a mobile specie from a metal oxide ceramic into the substrate
KR100540255B1 (ko) * 1998-12-30 2006-05-09 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 캐패시터 형성 방법
US6144053A (en) * 1999-01-20 2000-11-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having a capacitor with a high dielectric constant film
US6075264A (en) 1999-01-25 2000-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Structure of a ferroelectric memory cell and method of fabricating it
US6194754B1 (en) 1999-03-05 2001-02-27 Telcordia Technologies, Inc. Amorphous barrier layer in a ferroelectric memory cell
KR100319884B1 (ko) * 1999-04-12 2002-01-10 윤종용 반도체소자의 커패시터 및 그 제조방법
US6166522A (en) * 1999-06-08 2000-12-26 Motorola, Inc. Battery conditioning scheme
KR100333661B1 (ko) * 1999-06-30 2002-04-24 박종섭 강유전체 캐패시터의 전극 형성 방법
JP3353833B2 (ja) * 1999-07-09 2002-12-03 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法
US6943392B2 (en) * 1999-08-30 2005-09-13 Micron Technology, Inc. Capacitors having a capacitor dielectric layer comprising a metal oxide having multiple different metals bonded with oxygen
US6444478B1 (en) 1999-08-31 2002-09-03 Micron Technology, Inc. Dielectric films and methods of forming same
JP3127245B1 (ja) * 1999-09-03 2001-01-22 工業技術院長 多層型電子材料、その製造方法、それを用いたセンサー及び記憶デバイス
US6335049B1 (en) 2000-01-03 2002-01-01 Micron Technology, Inc. Chemical vapor deposition methods of forming a high K dielectric layer and methods of forming a capacitor
US7005695B1 (en) * 2000-02-23 2006-02-28 Micron Technology, Inc. Integrated circuitry including a capacitor with an amorphous and a crystalline high K capacitor dielectric region
US6365328B1 (en) * 2000-03-10 2002-04-02 Infineon Technologies North America Corp. Semiconductor structure and manufacturing method
US6682772B1 (en) * 2000-04-24 2004-01-27 Ramtron International Corporation High temperature deposition of Pt/TiOx for bottom electrodes
US6558517B2 (en) * 2000-05-26 2003-05-06 Micron Technology, Inc. Physical vapor deposition methods
US6368969B1 (en) 2000-06-30 2002-04-09 International Business Machines Corporation Chemical-mechanical polishing methods
US6518609B1 (en) * 2000-08-31 2003-02-11 University Of Maryland Niobium or vanadium substituted strontium titanate barrier intermediate a silicon underlayer and a functional metal oxide film
US20030036483A1 (en) * 2000-12-06 2003-02-20 Arendt Paul N. High temperature superconducting thick films
KR100498608B1 (ko) * 2000-12-30 2005-07-01 주식회사 하이닉스반도체 강유전체 캐패시터 제조 방법
US6566147B2 (en) * 2001-02-02 2003-05-20 Micron Technology, Inc. Method for controlling deposition of dielectric films
JP3901949B2 (ja) * 2001-02-06 2007-04-04 シャープ株式会社 半導体装置およびその製造方法
KR100407575B1 (ko) * 2001-04-18 2003-12-01 삼성전자주식회사 강유전체 메모리 장치 및 그 형성 방법
US20030017266A1 (en) * 2001-07-13 2003-01-23 Cem Basceri Chemical vapor deposition methods of forming barium strontium titanate comprising dielectric layers, including such layers having a varied concentration of barium and strontium within the layer
US6838122B2 (en) 2001-07-13 2005-01-04 Micron Technology, Inc. Chemical vapor deposition methods of forming barium strontium titanate comprising dielectric layers
US7011978B2 (en) 2001-08-17 2006-03-14 Micron Technology, Inc. Methods of forming capacitor constructions comprising perovskite-type dielectric materials with different amount of crystallinity regions
DE10207130B4 (de) * 2002-02-20 2007-09-27 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung eines Bauelements sowie Bauelement mit einer Edelmetallschicht, einer Edelmetallsilizidschicht und einer oxidierten Silizidschicht
JP4040397B2 (ja) * 2002-08-29 2008-01-30 富士通株式会社 容量素子を有する装置とその製造方法
US7071007B2 (en) * 2002-12-06 2006-07-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method of forming a low voltage drive ferroelectric capacitor
US7883739B2 (en) 2003-06-16 2011-02-08 Lam Research Corporation Method for strengthening adhesion between dielectric layers formed adjacent to metal layers
US7057877B2 (en) * 2003-08-27 2006-06-06 Seiko Epson Corporation Capacitor, method of manufacture thereof and semiconductor device
US7297602B2 (en) * 2003-09-09 2007-11-20 Sharp Laboratories Of America, Inc. Conductive metal oxide gate ferroelectric memory transistor
US7714441B2 (en) * 2004-08-09 2010-05-11 Lam Research Barrier layer configurations and methods for processing microelectronic topographies having barrier layers
US7378286B2 (en) * 2004-08-20 2008-05-27 Sharp Laboratories Of America, Inc. Semiconductive metal oxide thin film ferroelectric memory transistor
KR100718267B1 (ko) * 2005-03-23 2007-05-14 삼성전자주식회사 강유전체 구조물, 이의 제조 방법, 이를 포함하는 반도체장치 및 그 제조 방법
US8003511B2 (en) * 2008-12-19 2011-08-23 Unity Semiconductor Corporation Memory cell formation using ion implant isolated conductive metal oxide
JP4679270B2 (ja) * 2005-06-30 2011-04-27 株式会社東芝 半導体装置およびその製造方法
JP4793568B2 (ja) * 2005-07-08 2011-10-12 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
KR100722989B1 (ko) * 2005-11-10 2007-05-30 주식회사 하이닉스반도체 캐패시터 및 그 제조 방법
JP4596167B2 (ja) * 2006-02-24 2010-12-08 セイコーエプソン株式会社 キャパシタの製造方法
JP4553143B2 (ja) * 2006-02-24 2010-09-29 セイコーエプソン株式会社 圧電アクチュエータの製造方法、インクジェット式記録ヘッド
KR100898974B1 (ko) * 2007-06-18 2009-05-25 삼성전기주식회사 박막 커패시터, 적층구조물 및 그 제조방법
KR20090028030A (ko) * 2007-09-13 2009-03-18 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 이의 제조 방법
US20110158806A1 (en) * 2009-04-15 2011-06-30 Arms Steven W Wind Turbines and Other Rotating Structures with Instrumented Load-Sensor Bolts or Instrumented Load-Sensor Blades
US9252359B2 (en) 2013-03-03 2016-02-02 Adesto Technologies Corporation Resistive switching devices having a switching layer and an intermediate electrode layer and methods of formation thereof
CN105474420B (zh) * 2013-03-15 2018-12-14 Adesto技术公司 具有半金属或半导体电极的非易失性存储器
TWM555274U (zh) 2016-06-06 2018-02-11 米沃奇電子工具公司 用以與動力工具裝置作連接的行動裝置
US10186595B2 (en) 2016-08-05 2019-01-22 Northwestern University Noncentrosymmetric metal electrodes for ferroic devices
CN113892157A (zh) 2019-04-08 2022-01-04 开普勒计算公司 掺杂极性层及并入有掺杂极性层的半导体装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430526A (ja) * 1990-05-28 1992-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜強誘電体の製造方法
US5262920A (en) * 1991-05-16 1993-11-16 Nec Corporation Thin film capacitor
JPH0657411A (ja) * 1992-08-13 1994-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘電体薄膜の製造方法および装置
JPH08191137A (ja) * 1994-08-01 1996-07-23 Texas Instr Inc <Ti> マイクロ電子構造体とその製造法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991016731A1 (en) * 1990-04-24 1991-10-31 Seiko Epson Corporation Semiconductor device having ferroelectric material and method of producing the same
US5137842A (en) * 1991-05-10 1992-08-11 Micron Technology, Inc. Stacked H-cell capacitor and process to fabricate same
JP3407204B2 (ja) * 1992-07-23 2003-05-19 オリンパス光学工業株式会社 強誘電体集積回路及びその製造方法
US5248564A (en) * 1992-12-09 1993-09-28 Bell Communications Research, Inc. C-axis perovskite thin films grown on silicon dioxide
DE69431971T2 (de) * 1993-03-25 2003-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Dünnschichtkondensator und Herstellungsverfahren
US5440173A (en) * 1993-09-17 1995-08-08 Radiant Technologies High-temperature electrical contact for making contact to ceramic materials and improved circuit element using the same
US5426075A (en) * 1994-06-15 1995-06-20 Ramtron International Corporation Method of manufacturing ferroelectric bismuth layered oxides
US5479317A (en) * 1994-10-05 1995-12-26 Bell Communications Research, Inc. Ferroelectric capacitor heterostructure and method of making same
US5519235A (en) * 1994-11-18 1996-05-21 Bell Communications Research, Inc. Polycrystalline ferroelectric capacitor heterostructure employing hybrid electrodes
US5555486A (en) * 1994-12-29 1996-09-10 North Carolina State University Hybrid metal/metal oxide electrodes for ferroelectric capacitors

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430526A (ja) * 1990-05-28 1992-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜強誘電体の製造方法
US5262920A (en) * 1991-05-16 1993-11-16 Nec Corporation Thin film capacitor
JPH0657411A (ja) * 1992-08-13 1994-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘電体薄膜の製造方法および装置
JPH08191137A (ja) * 1994-08-01 1996-07-23 Texas Instr Inc <Ti> マイクロ電子構造体とその製造法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180119B2 (en) 2003-11-06 2007-02-20 Fujitsu Limited Capacitor and method for fabricating the same, and semiconductor device and method for fabricating the same
JP2005277412A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fujitsu Ltd LaNiO3導電性層を形成する方法、LaNiO3層を備えた強誘電体デバイス、及び前駆体形成溶液
JP2005311194A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Seiko Epson Corp Mfs型電界効果トランジスタおよびその製造方法、強誘電体メモリならびに半導体装置
JP4506951B2 (ja) * 2004-04-23 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 Mfs型電界効果トランジスタ、強誘電体メモリならびに半導体装置
JPWO2005117103A1 (ja) * 2004-05-28 2008-04-03 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP4823895B2 (ja) * 2004-05-28 2011-11-24 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2007243115A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Seiko Epson Corp 半導体装置及びその製造方法
US8183594B2 (en) 2007-03-15 2012-05-22 National University Corporation Toyohashi University Of Technology Laminar structure on a semiconductor substrate
JP2011187674A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品、積層セラミックコンデンサおよび積層正特性サーミスタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3343356B2 (ja) 2002-11-11
IL119907A0 (en) 1997-03-18
TW333669B (en) 1998-06-11
EP0972293A4 (en) 2002-07-24
EP0972293A1 (en) 2000-01-19
IL119907A (en) 2000-02-29
WO1997023886A1 (en) 1997-07-03
US5798903A (en) 1998-08-25
CA2241685A1 (en) 1997-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3343356B2 (ja) シリコン上に集積された強誘電体キャパシタ用の電極構造および作成方法
US5777356A (en) Platinum-free ferroelectric memory cell with intermetallic barrier layer and method of making same
US5838035A (en) Barrier layer for ferroelectric capacitor integrated on silicon
US6610549B1 (en) Amorphous barrier layer in a ferroelectric memory cell
US6351006B1 (en) Ferroelectric capacitor with means to prevent deterioration
US6274388B1 (en) Annealing of a crystalline perovskite ferroelectric cell
US6265230B1 (en) Methods to cure the effects of hydrogen annealing on ferroelectric capacitors
JPH11195768A (ja) ペロブスカイト型酸化物膜を含む電子装置とその製造方法及び強誘電体キャパシタ
KR100430324B1 (ko) 커패시터 전극 구조물
JP2004296681A (ja) 強誘電体膜、強誘電体膜の製造方法、強誘電体キャパシタおよび強誘電体キャパシタの製造方法ならびに強誘電体メモリ
JPH11243179A (ja) 強誘電体メモリおよびそのパッケージング方法
KR100363068B1 (ko) 실리콘에집적된강유전커패시터및그제조방법
JP2006128718A (ja) 酸化物誘電体素子
Madhukar Integration issues of lead-based ferroelectric thinfilms for non-volatile memory applications

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees