JP2000295740A - ドア・ハーネスの配索構造および該配索構造に用いるグロメット - Google Patents

ドア・ハーネスの配索構造および該配索構造に用いるグロメット

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JP2000295740A
JP2000295740A JP11096401A JP9640199A JP2000295740A JP 2000295740 A JP2000295740 A JP 2000295740A JP 11096401 A JP11096401 A JP 11096401A JP 9640199 A JP9640199 A JP 9640199A JP 2000295740 A JP2000295740 A JP 2000295740A
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    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • B60R16/0222Grommets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア・ハーネスをドアフレーム内部を通しな
がら水がかからないようにする。 【解決手段】 車体側からドア側へと配索されるドア・
ハーネスを、車体に設けた第一貫通穴14からドアフレ
ームのヒンジ取付側の側板部に設けた第二貫通穴15を
通してドアフレーム内部に通し、ドアフレームの内板部
に設けた第三貫通穴16を通してドアフレーム12とト
リムカバー13の間に引き出し、上記第一貫通穴から第
三貫通穴に至るドア・ハーネスの部分を連続したグロメ
ット20の内部に通し、該グロメットに設けた係止部を
上記第一貫通穴、第二貫通穴、第三貫通穴に夫々係止し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドア・ハー
ネスの配索構造および該配索構造に用いるグロメットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアフレームの内部はガラスを
伝わって水が浸水しているため、このドアフレームの内
部にドア・ハーネスを配索すると、ドア・ハーネスも被
水することとなる。この被水したドア・ハーネスの支線
をドアフレームの内板部に設けた開口を通し、さらに、
ドアフレーム内板部とトリムカバーの間にあるシーリン
グスクリーンの穴を通して、トリムカバーに取り付けた
パワーウインドスイッチ等の電装品とコネクタ接続して
いるため、ドア・ハーネスを伝わって水がシーリングス
クリーンとトリムカバーの間に侵入して上記各種の電装
品に水がかかることとなる。よって、従来、図6に示す
ように、ドア・ハーネスW/Hをドアフレームの内部で
一旦下方へと配索し、水を落とした状態で内板部1の貫
通穴1aおよびシーリングスクリーンの開口を通してト
リムカバーに設けたコネクタと接続している。
【0003】上記構成とした場合、下方へドア・ハーネ
スを迂回させるため、ドア・ハーネスの長さを余分に長
くしなければならず、また、下方へ迂回させたドア・ハ
ーネスを保護する外装部品も必要となる。さらに、ドア
・ハーネスを下方に迂回させてもシーリングスクリーン
の穴を貫通する作業を必要とし、作業手数がかかる問題
があった。
【0004】上記問題を解消するため、従来、特開平7
−179156、特開平9−48241、特開平8−4
0155等において多数の提案がなされている。いずれ
も、図7に概略的に示すように、ドアフレーム2のヒン
ジ取付側の側板部2aから内板部2bにかけてL形状の
窪み3を形成すると共に、該窪み3を覆う取付具4を設
けている。該取付具4は、ハーネス貫通穴5aを設けた
L形状の鉄板5あるいは樹脂板と、その内面に取り付け
たワイヤハーネス当接用のゴム製品6とから形成し、上
記貫通穴にドア・ハーネスW/Hを内部に挿通したグロ
メット7を取り付け、ドア側でグロメット7から引き出
されたドア・ハーネスW/Hを上記取付具4の内面に沿
わせてドアフレームの内板部の外面に配索し、よって、
水のかかるドアフレーム内部を通さないようにしてい
る。また、この取付具4はドア内板部まで延在させるた
め、ヒンジ取付側の側板部2aに上下方向に取り付けら
れるウエザーストリップ8をくぐらせる構成とされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成とすると、ド
アの側板部2aから内板部2bにかけて取り付けられる
取付具4が外部から見えるために見栄えが悪い。また、
ウエザーストリップ8をくぐらせるために、ウエザース
トリップ8が浮き上がって隙間が生じやすく、この隙間
から室内への浸水が発生する恐れがある。また、取付具
4を用いると、部品点数が多くコスト高になる。さら
に、取付具4をドア・ハーネスW/Hに取り付ける作業
に手数がかかると共に、取付具4をドアフレームに組み
つける作業もボルト9で締結する構成とすると、作業者
はボルトおよび締付工具を持って作業しなければなら
ず、作業性が非常に悪い問題がある。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、ドアフレームの側板部から内板部にかけて窪みを
設けて取付具で閉鎖する構成とせずに、内板部の外面に
引き出されるドア・ハーネスに水がかからないように
し、よって、従来の複雑な構造の取付具の不要とすると
共にウエザーストリップと干渉しない構造とし、見栄え
の向上および防水性の向上を図ると共に、コスト低下お
よび作業手数の軽減を図ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、車体側からドア側へと配索されるドア・
ハーネスを、車体に設けた第一貫通穴からドアフレーム
のヒンジ取付側の側板部に設けた第二貫通穴を通してド
アフレーム内部に通し、ドアフレームの内板部に設けた
第三貫通穴を通してドアフレームとトリムカバーの間に
引き出し、上記第一貫通穴から第三貫通穴に至るドア・
ハーネスの部分を連続したグロメットの内部に通し、該
グロメットに設けた係止部を上記第一貫通穴、第二貫通
穴、第三貫通穴に夫々係止していることを特徴とするド
ア・ハーネスの配索構造を提供している。
【0008】上記のように、車体側からドア側に達し、
ドア側において、ドアフレーム側板部の第二貫通穴を通
してドアフレーム内部に通し、さらに、内板部に設けた
第三貫通穴より引き出すドア・ハーネスを、車体の第一
貫通穴からドアフレーム内板部の第三貫通穴に達するま
でを連続したグロメットの内部に通すと、ドア・ハーネ
スに水がかからないため、ドアフレームの内板部より引
き出したドア・ハーネスを伝って水がドアフレームとト
リムカバーの間に侵入することを防止できる。
【0009】また、上記構成は、単にドアフレームの側
板部と内板部とに貫通穴を設けると共に、1つのグロメ
ットを用意すれば良く、よって、従来のようにヒンジ取
付側の側板部から内板部に至るL形状の窪みを設けて、
該窪みを閉鎖する取付具を設ける必要はないため、部品
点数および作業手数の減少によりコスト安となる。しか
も、左右ドアに共用で用いることができる、また、外観
も良くなると共に、ウエザーストリップをくぐらせない
ため、ウエザーストリップからの浸水の発生を防止でき
る。
【0010】上記車体に設ける第一貫通穴、ドアフレー
ムのヒンジ取付側端面に設ける第二貫通穴、ドアフレー
ムの内面に設ける第三貫通穴は、その穴径を第一貫通穴
<第二貫通穴<第三貫通穴としている。これはドア・ハ
ーネスを通したグロメットをドアフレームおよび車体に
取り付ける時、第三貫通穴から第二貫通穴を通し、さら
に、第一貫通穴へと通すためであり、このように設定し
ておくと、グロメットの通し作業を容易とすることがで
きる。
【0011】また、上記車体に設ける第一貫通穴、ドア
フレームのヒンジ取付側端面に設ける第二貫通穴、ドア
フレームの内面に設ける第三貫通穴は、その設置位置の
高さを第一貫通穴>第二貫通穴<第三貫通穴としている
ことが好ましい。このように、第二貫通穴の位置を低く
して、グロメットおよびドア・ハーネスの両側より中央
部を低くすると、ドアフレーム内部およびドアフレーム
と車体との間でグロメットに付着する水を排水しやすく
できる。
【0012】さらに、ドアフレームには、第二貫通穴あ
るいは/および第三貫通穴の周縁より、第二貫通穴側で
は第三貫通穴の方向に向かって、第三貫通穴側では第二
貫通穴の方向に向かってガイド板部を突設することが好
ましい。即ち、第三貫通穴から第二貫通穴に通す作業は
ブラインド作業となるため、上記ガイド板部を設け、該
ガイド板部に沿わせてグロメットを通していくと、容易
に第二貫通穴に通すことができる。
【0013】あるいは、第三貫通穴を設ける部分をドア
フレームの内部側へ窪ませると共に第二貫通穴の方向に
向けて傾斜させておいてもよい。該構成とすると、第三
貫通穴を通したグロメットは自然に第二貫通穴の方向に
向かうようになり、グロメットの通し作業を容易とする
ことができる。
【0014】また、本発明は、上記ドア・ハーネスの配
索構造に用いるグロメットを提供している。該グロメッ
トは、3つの係止部と、これら係止部の間をワイヤハー
ネス貫通用の小径管で連続した形状としている。詳しく
は、ドア・ハーネスにテープ巻き固定される一端側小径
筒部に連続して第一拡径部を設け、該第一拡径部の外周
に上記第一貫通穴の周縁に係止される第一係止部を設
け、上記第一拡径部に連続して小径の蛇腹管を設け、該
蛇腹管の先端に第二拡径部を設け、該第二拡径部の外周
に上記第二貫通穴の周縁に係止される第二係止部を設
け、上記第二拡径部に連続した小径の蛇腹管あるいはL
字状の管を設け、該管の先端に第三拡径部を設け、該第
三拡径部の外周に上記第三貫通穴の周縁に係止する第三
係止部を設けている。
【0015】上記グロメットは3つの係止部と、これら
3つの係止部を2つのワイヤハーネス貫通用の小径管で
連続させた構成であり、2つの小径管を蛇腹管とする
と、容易に湾曲および変形させることができ、よって、
3つの貫通穴への係止作業を容易に行える。また、車体
とドアフレームの側板面の間の外部に一方の蛇腹管が位
置して、ドアの開閉に追従でき、かつ、ドアフレーム内
部に他方の蛇腹管が位置し、第三貫通穴から第二貫通穴
へと湾曲して曲げることができる。なお、ドアフレーム
内部を通る小径管はドアのガラスレールとの干渉を避け
るため、蛇腹管とせずにドアフレームに沿ったL字状の
管としてもよい。上記グロメットは、成形時にはストレ
ート形状で成形でき、よって、コストアップにならずに
設けることができる。
【0016】上記グロメットは係止部に樹脂インナーを
取り付けてもよい。このように樹脂インナーを取り付け
ると作業性を向上させることができる点で好ましいが、
コストアップになるため、必ずしも樹脂インナーを取り
付ける必要はない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1及び図2は第一実施形態を示
す。図中、10は車体、11はドアであり、ドア11は
ドアフレーム12と該ドアフレーム12の内面側を覆う
トリムカバー13とからなる。ドア・ハーネスW/Hは
車体10に穿設した第一貫通穴14を通して車体外に引
き出してドア側へと渡し、ドアフレーム12のヒンジ取
付側の側板部12aに穿設した第二貫通穴15を通って
ドアフレーム12の内部を通り、ドアフレーム12の内
板部12bに穿設した第三貫通穴16を通って、ドアフ
レーム内板部12bとトリムカバー13の間の空間Sに
引き出している。なお、ワイヤハーネスW/Hの配索順
序は逆であり、上記空間Sより第三貫通穴16を通して
ドアフレーム内部Cを通し、第二貫通穴15よりドアフ
レーム12より引き出し、車体10側へと渡して第一貫
通穴14に通している。
【0018】上記のようにドアに配索するドア・ハーネ
スW/Hは、第一貫通穴14から第三貫通穴16に至る
部分は、1つの長尺なグロメット20の内部を通してい
る。
【0019】上記車体10に設ける第一貫通穴14、ド
アフレームの側板部12aに設ける第二貫通穴15、ド
アフレーム内板部に設ける第三貫通穴15、その穴径を
第一貫通穴14<第二貫通穴15<第三貫通穴16とし
ている。また、上下高さは、第一貫通穴14>第二貫通
穴15<第三貫通穴16として、中央の第二貫通穴15
を低くし、グロメット20は中央部を低くし両側部が高
い位置に係止されるようにしている。
【0020】さらに、ドアフレーム側板部12aの裏面
には、第二貫通穴15の上側周縁より第三貫通穴16側
に向かう湾曲状のガイド板部17を突設している。
【0021】ドア・ハーネスW/Hに取り付ける上記グ
ロメット20はゴムあるいはエラストマーで一体成形し
ており、図2に示すストレート形状で成形している。該
グロメット20は、3つの係止部とこれら係止部の間を
蛇腹管で連続した形状としている。詳しくは、ドア・ハ
ーネスW/Hにテープ巻き固定される一端側小径筒部2
0aに連続して第一拡径部20bを設け、該第一拡径部
20bの外周に第一貫通穴14の周縁に係止される凹状
の第一係止部20cを設けている。さらに、上記第一拡
径部20bに連続して小径の蛇腹管20dを設け、蛇腹
管20dの先端に第二拡径部20eを設け、該第二拡径
部20eの外周に上記第二貫通穴15の周縁に係止され
る凹状の第二係止部20fを設けている。さらに、上記
第二拡径部20eに連続した小径の蛇腹管20gを設
け、該蛇腹管20gの先端に第三拡径部20hを設け、
該第三拡径部20hの外周に上記第三貫通穴16の周縁
に係止する凹状の第三係止部20iを設けている。
【0022】上記第一係止部20c、第二係止部20
f、第三係止部20iの外径D1、D2、D3は、夫々
係止する第一貫通穴14、第二貫通穴15、第三貫通穴
16の穴径を上記した関係に設定しているため、その外
径を、D1<D2<D3に設定している。
【0023】上記グロメット20にドア・ハーネスW/
Hを通し、小径筒部20aの先端でテープ18を巻き付
けて、グロメット20にドア・ハーネスW/Hを固定し
ている。
【0024】この状態で、ドアフレーム内板部12bの
第三貫通穴16より、ドア・ハーネスを通したグロメッ
ト20を小径筒部20a側より貫通させ、第一係止部2
0c、第二係止部20fを通した後に、第三係止部20
iを第三貫通穴16に通し、ドアフレーム12の内部よ
り引っ張ることにより、第三係止部20iを第三貫通穴
16の周縁に係止する。
【0025】ついで、第二貫通穴15に第一係止部20
cを通した後に、第二係止部20fを通し、ドアフレー
ムの外部より引っ張ることにより第一係止部20cを第
二貫通穴15の周縁に係止する。
【0026】最後に、第一貫通穴14に第一係止部20
cを通し、車体側から引っ張ることにより第一係止部2
0cを第一貫通穴14の周縁に係止する。
【0027】上記のようにドア・ハーネスW/Hの車体
10側の第一貫通穴14よりドアフレーム内板部12b
の第三貫通穴16に至る部分にグロメット20を取り付
けていることにより、ドアフレーム内板部12bの第三
貫通穴16より引き出されるドア・ハーネスW/Hには
水が全くかかっていない。よって、ドアフレーム内板部
12bとトリムカバー13との間の空間Sにドア・ハー
ネスを伝って水が侵入することはなく、かつ、トリムカ
バー13に設けた電装品にドア・ハーネスを接続するこ
とができる。よって、従来のように、ドアフレームの内
板部およびシーリングスクリーンの開口にドア・フレー
ムを通す作業を無くすことができ、ワイヤハーネスの配
索作業性を向上させることができる。
【0028】図3は第二実施形態を示し、グロメット2
0の形状を第一実施形態と変えている。即ち、第二係止
部20fと第三係止部20iの間は蛇腹管とせず、L形
状の管20g’としている。このようにL形状の管20
g’してドアフレーム12の裏面側に沿って配置する
と、ドアフレーム12の内部に設けているガラス50用
のレール51と確実に干渉させないようにすることでき
る。
【0029】図4は第三実施形態を示し、グロメット2
0の第一係止部、第二係止部、第三係止部に夫々樹脂イ
ンナー30、31、32を取り付けている。このよう
に、樹脂インナー30、31、32を取り付けると、押
し込み操作により、これら樹脂インナー30、31、3
2の突出させた係止爪30a、31a、32aを第一、
第二、第三貫通穴の周縁に係止でき、グロメットの貫通
穴への係止作業を容易とすることができる。
【0030】図5(A)〜(C)は第四実施形態を示
し、ドアフレーム内板部12bの形状を変えている。即
ち、第三貫通穴16を設ける部分12b−1をドアレー
ム内部へと窪ませ、かつ、第二貫通穴15の方向に向け
て傾斜させた部分に第三貫通穴16を穿設している。即
ち、図5(B)に示す水平断面において第三貫通穴16
を設ける部分を側板部12a側に傾斜させると共に、図
5(C)に示す垂直断面において下向きに傾斜させてい
る。このように第三貫通穴16を水平方向および垂直方
向の両方で第二貫通穴15の方向を向けていることによ
り、該第三貫通穴16に通すグロメットは自然に第二貫
通穴15の方向を向くこととなり、グロメット20の通
し作業を無理なく行うことができる。
【0031】さらに、第三貫通穴16をドアフレーム内
部に窪ませた部分12b−1に設けているため、第三貫
通穴16より引き出されたドア・ハーネスW/Hはドア
フレーム内板部12bとトリムカバー13の間の空間S
に無理なく引き出すことができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、車体側からドア側に達し、ドア側において、
ドアフレーム側板部に設けた貫通穴を通してドアフレー
ム内部に通し、さらに、内板部に設けた貫通穴より引き
出すドア・ハーネスを、車体の貫通穴からドアフレーム
内板部の貫通穴に達するまでを連続したグロメットの内
部に通しているため、浸水領域のドアフレーム内部にド
ア・ハーネスを通しているにも拘わらず、ドア・ハーネ
スに水がかからないようにすることができる。よって、
ドアフレームの内部より内板部の穴(さらに、シーリン
グスクリーンの穴)を通してドア・ハーネスを内板部と
トリムカバーの間に引き出しても、ワイヤハーネスを伝
って水がドアフレームとトリムカバーの間に侵入するこ
とを防止できる。
【0033】また、上記構成は、単にドアフレームの側
板部と内板部とに貫通穴を設けると共に、1つのグロメ
ットを用意すれば良く、よって、従来のようにヒンジ取
付側の側板部から内板部に至るL形状の窪みを設けて、
該窪みを閉鎖する取付具を設ける必要はないため、部品
点数および作業手数の減少によりコスト安となり、しか
も、左右ドアに共用で用いることができる、また、外観
も良くなると共に、ウエザーストリップをくぐらせない
ため、ウエザーストリップからの浸水の発生を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態を示す水平断面図であ
る。
【図2】 第一実施形態のグロメットの正面図である。
【図3】 第二実施形態を示す水平断面図である。
【図4】 第三実施形態を示す断面図である。
【図5】 (A)(B)(C)は第四実施形態を示す図
面である。
【図6】 従来例を示すドアの正面図である。
【図7】 従来のドア・ハーネスの配索構造を示す概略
水平断面図である。
【符号の説明】
10 車体 11 ドア 12 ドアフレーム 12a 側板部 12b 内板部 13 トリムカバー 14 第一貫通穴 15 第二貫通穴 16 第三貫通穴 20 グロメット 20c 第一係止部 20d 蛇腹部 20f 第二係止部 20g 蛇腹部 20g’ L字状の管 20i 第三係止部 30 樹脂インナー W/H ドア・ハーネス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側からドア側へと配索されるドア・
    ハーネスを、車体に設けた第一貫通穴からドアフレーム
    のヒンジ取付側の側板部に設けた第二貫通穴を通してド
    アフレーム内部に通し、ドアフレームの内板部に設けた
    第三貫通穴を通してドアフレームとトリムカバーの間に
    引き出し、上記第一貫通穴から第三貫通穴に至るドア・
    ハーネスの部分を連続したグロメットの内部に通し、該
    グロメットに設けた係止部を上記第一貫通穴、第二貫通
    穴、第三貫通穴に夫々係止していることを特徴とするド
    ア・ハーネスの配索構造。
  2. 【請求項2】 上記車体に設ける第一貫通穴、ドアフレ
    ームのヒンジ取付側端面に設ける第二貫通穴、ドアフレ
    ームの内面に設ける第三貫通穴は、その穴径を第一貫通
    穴<第二貫通穴<第三貫通穴とし、かつ、その設置位置
    の高さを第一貫通穴>第二貫通穴<第三貫通穴としてい
    る請求項1に記載のドア・ハーネスの配索構造。
  3. 【請求項3】 上記ドアフレームには、第二貫通穴ある
    いは/および第三貫通穴の周縁より、第二貫通穴側では
    第三貫通穴の方向に向かって、第三貫通穴側では第二貫
    通穴の方向に向かってガイドを突設している請求項1ま
    たは請求項2に記載のドア・ハーネスの配索構造。
  4. 【請求項4】 上記第三貫通穴を設ける部分をドアフレ
    ーム内部に窪ませると共に第二貫通穴の方向に向けて傾
    斜させている請求項1または請求項2に記載のドア・ハ
    ーネスの配索構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載のドア・ハーネスの配索構造に用いるグロメットで
    あって、 上記グロメットは、3つの係止部と、これら係止部の間
    をワイヤハーネス貫通用の小径管で連続した形状で、 上記ドア・ハーネスにテープ巻き固定される一端側小径
    筒部に連続して第一拡径部を設け、該第一拡径部の外周
    に上記第一貫通穴の周縁に係止される第一係止部を設
    け、上記第一拡径部に連続して小径の蛇腹管を設け、該
    蛇腹管の先端に第二拡径部を設け、該第二拡径部の外周
    に上記第二貫通穴の周縁に係止される第二係止部を設
    け、上記第二拡径部に連続した小径の蛇腹管あるいはL
    形状の管を設け、該管の先端に第三拡径部を設け、該第
    三拡径部の外周に上記第三貫通穴の周縁に係止する第三
    係止部を設けているグロメット。
  6. 【請求項6】 上記グロメットの係止部には樹脂インナ
    ーを取り付けている請求項5に記載のグロメット。
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