JP2643678B2 - グロメット - Google Patents
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- wire harness
- grommet
- small
- bag
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/0207—Wire harnesses
- B60R16/0215—Protecting, fastening and routing means therefor
- B60R16/0222—Grommets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/22—Installations of cables or lines through walls, floors or ceilings, e.g. into buildings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグロメットに関し、特
に、防水及び防音のための構造を有するグロメットの車
両のパネル等への取付け作業性の向上を図るものであ
る。
に、防水及び防音のための構造を有するグロメットの車
両のパネル等への取付け作業性の向上を図るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のパネル等に設けた挿通
孔にワイヤハーネスを貫通させて組付ける際に使用する
種々のタイプのグロメットが提供されている。
孔にワイヤハーネスを貫通させて組付ける際に使用する
種々のタイプのグロメットが提供されている。
【0003】図5は、従来のグロメットの一例を示して
いる。グロメット本体1は弾性を有する材料からなり、
ワイヤハーネス2を挿入保持する小径円筒状部1aと、
この小径円筒状部1aと連通する拡径部1bを備えてい
る。また、拡径部1bの端縁にはフランジ状部1cを備
え、このフランジ状部1cに設けた環状溝1dにパネル3
に設けた挿通孔3aの縁部を嵌め込んで、よって、グロ
メット本体1をパネルに保持する構成としている。
いる。グロメット本体1は弾性を有する材料からなり、
ワイヤハーネス2を挿入保持する小径円筒状部1aと、
この小径円筒状部1aと連通する拡径部1bを備えてい
る。また、拡径部1bの端縁にはフランジ状部1cを備
え、このフランジ状部1cに設けた環状溝1dにパネル3
に設けた挿通孔3aの縁部を嵌め込んで、よって、グロ
メット本体1をパネルに保持する構成としている。
【0004】組付時には、まず、ワイヤハーネス2をグ
ロメット本体1の小径円筒状部1a及び拡径部1bに挿通
した後に、拡径部1bに液状硬化性の充填材4を注入し
て硬化させ、その後、ワイヤハーネス2を挿入保持した
状態のグロメット本体1をパネル3の挿通孔3aに嵌め
込むようにしている。
ロメット本体1の小径円筒状部1a及び拡径部1bに挿通
した後に、拡径部1bに液状硬化性の充填材4を注入し
て硬化させ、その後、ワイヤハーネス2を挿入保持した
状態のグロメット本体1をパネル3の挿通孔3aに嵌め
込むようにしている。
【0005】上記グロメット本体1では、ワイヤハーネ
ス2の外周部とグロメット本体1の隙間及びワイヤハー
ネス2を構成する電線5相互の間の隙間を上記液状硬化
性の充填材4により埋めて、よって、防水性及び防音性
を向上している。
ス2の外周部とグロメット本体1の隙間及びワイヤハー
ネス2を構成する電線5相互の間の隙間を上記液状硬化
性の充填材4により埋めて、よって、防水性及び防音性
を向上している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにワイヤハーネス2をグロメット本体1に挿入保持
した状態でパネル3の挿通孔3aに嵌込む場合、充填材
4が硬質であって、この充填材4の部分ではグロメット
本体1を変形させることができず、グロメット本体1の
環状溝1dに挿通孔3aの縁部を嵌合するのは容易ではな
く、作業性に問題がある。一方、上記充填材4を用いず
に、小径円筒状部1a等をテープにより締め付ける構成
とすることも可能であるが、この構造では、充填材を使
用した場合と比較すると、充分な防水性、防音性を確保
するのは困難である。
ようにワイヤハーネス2をグロメット本体1に挿入保持
した状態でパネル3の挿通孔3aに嵌込む場合、充填材
4が硬質であって、この充填材4の部分ではグロメット
本体1を変形させることができず、グロメット本体1の
環状溝1dに挿通孔3aの縁部を嵌合するのは容易ではな
く、作業性に問題がある。一方、上記充填材4を用いず
に、小径円筒状部1a等をテープにより締め付ける構成
とすることも可能であるが、この構造では、充填材を使
用した場合と比較すると、充分な防水性、防音性を確保
するのは困難である。
【0007】更に、ワイヤハーネス2とグロメット本体
1は上記のように硬質の充填材14を介して強く結合し
た状態にあるため、ワイヤハーネス2に例えば引張りの
力等の外力が加わると、この外力が充填材14を介して
グロメット本体1に伝達し、よって、グロメット本体1
がパネル3から外れてしまうことがある。
1は上記のように硬質の充填材14を介して強く結合し
た状態にあるため、ワイヤハーネス2に例えば引張りの
力等の外力が加わると、この外力が充填材14を介して
グロメット本体1に伝達し、よって、グロメット本体1
がパネル3から外れてしまうことがある。
【0008】本発明は上記のような従来のグロメットに
おける問題を解決するためになされたものであって、防
水性、防音性を維持しつつ車両のパネル等への取付けを
容易にして作業性を向上し、かつ、取付後にワイヤハー
ネスに加わる外力の影響を低減することを目的としてな
されたものである。
おける問題を解決するためになされたものであって、防
水性、防音性を維持しつつ車両のパネル等への取付けを
容易にして作業性を向上し、かつ、取付後にワイヤハー
ネスに加わる外力の影響を低減することを目的としてな
されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、パネ
ル等に設けた挿通孔の縁部と結合する係合部を外周部に
設けると共に、ワイヤハーネスを挿入する貫通孔を備え
たグロメットであって、上記貫通孔の周縁より一体に突
出して、貫通孔に挿入するワイヤハーネスを間隔をあけ
て取り囲む袋状部を設け、上記袋状部の内部に流動性を
有するゲル状充填材を封入して、袋状部の他端側の開口
部をワイヤハーネスの外周部に固着していることを特徴
とするグロメットを提供するものである。
ル等に設けた挿通孔の縁部と結合する係合部を外周部に
設けると共に、ワイヤハーネスを挿入する貫通孔を備え
たグロメットであって、上記貫通孔の周縁より一体に突
出して、貫通孔に挿入するワイヤハーネスを間隔をあけ
て取り囲む袋状部を設け、上記袋状部の内部に流動性を
有するゲル状充填材を封入して、袋状部の他端側の開口
部をワイヤハーネスの外周部に固着していることを特徴
とするグロメットを提供するものである。
【0010】具体的には、ワイヤハーネスの外周部に密
着する第1孔部を備える小径円筒状部と、該小径円筒状
部より大径の第2孔部を備える拡径部を連続して設け、
これら第1及び第2孔部により貫通孔を形成し、上記拡
径部の第2孔部内において、該拡径部の小径円筒状部側
の端面の小径円筒状部と接続する部分に袋状部の一端を
連結する一方、袋状部の他端側の開口部にワイヤハーネ
スの外周部と密着する締付部を設け、上記小径円筒状部
と締付部を締付手段により締付けて、袋状部の内部を密
封している。
着する第1孔部を備える小径円筒状部と、該小径円筒状
部より大径の第2孔部を備える拡径部を連続して設け、
これら第1及び第2孔部により貫通孔を形成し、上記拡
径部の第2孔部内において、該拡径部の小径円筒状部側
の端面の小径円筒状部と接続する部分に袋状部の一端を
連結する一方、袋状部の他端側の開口部にワイヤハーネ
スの外周部と密着する締付部を設け、上記小径円筒状部
と締付部を締付手段により締付けて、袋状部の内部を密
封している。
【0011】また、上記ゲル状充填材としては、例え
ば、シリコン、パラフィン、アクリル系含水ゲル、ウレ
タン系含水ゲル、エポキシ樹脂等の材料を選択すること
ができる。上記締結手段は、具体的には、粘着テープ、
ベルト手段等である。
ば、シリコン、パラフィン、アクリル系含水ゲル、ウレ
タン系含水ゲル、エポキシ樹脂等の材料を選択すること
ができる。上記締結手段は、具体的には、粘着テープ、
ベルト手段等である。
【0012】更に、上記袋状部の内部の小径円筒状部側
及び締付部側の部位に、袋状部の内部の小径円筒状部側
と締付部側の間の部位に配置したゲル状充填材よりも粘
度の高い低流動性ゲル状充填材を配置する構成としても
よい。
及び締付部側の部位に、袋状部の内部の小径円筒状部側
と締付部側の間の部位に配置したゲル状充填材よりも粘
度の高い低流動性ゲル状充填材を配置する構成としても
よい。
【0013】
【作用】本発明に係るグロメットでは、上記のような構
成としているため、ある程度流動性を有するゲル状充填
材がワイヤハーネスとグロメットの間の隙間及びワイヤ
ハーネスを構成する電線と電線の間の隙間に浸透してこ
れらの隙間を埋めるため、防水性、防音性を得ることが
できる。
成としているため、ある程度流動性を有するゲル状充填
材がワイヤハーネスとグロメットの間の隙間及びワイヤ
ハーネスを構成する電線と電線の間の隙間に浸透してこ
れらの隙間を埋めるため、防水性、防音性を得ることが
できる。
【0014】また、上記のように、流動性を有するゲル
状充填材をグロメット本体の袋状部に密閉する構成とし
ているため、グロメットには、硬質な部分がなく容易に
変形可能であり、容易にグロメット本体をパネル等の挿
通孔に嵌合することができる。
状充填材をグロメット本体の袋状部に密閉する構成とし
ているため、グロメットには、硬質な部分がなく容易に
変形可能であり、容易にグロメット本体をパネル等の挿
通孔に嵌合することができる。
【0015】更に、本発明に係るグロメットの取付後
に、ワイヤハーネスに対して引張り力等の外力が加えら
れた場合には、この外力は上記のように流動性を有する
ゲル状充填材に吸収される。
に、ワイヤハーネスに対して引張り力等の外力が加えら
れた場合には、この外力は上記のように流動性を有する
ゲル状充填材に吸収される。
【0016】更に、袋状部の内部の小径円筒状部側及び
締付部側の部位に、袋状部の内部の小径円筒状部側と締
付部側の間の部位に配置したゲル状充填材よりも粘度の
高い低流動性ゲル状充填材を配置した場合には、小径円
筒状部又は締結部の部分からゲル状充填材が流出するの
を確実に防止することができる。
締付部側の部位に、袋状部の内部の小径円筒状部側と締
付部側の間の部位に配置したゲル状充填材よりも粘度の
高い低流動性ゲル状充填材を配置した場合には、小径円
筒状部又は締結部の部分からゲル状充填材が流出するの
を確実に防止することができる。
【0017】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づき本発明につ
いて詳細に説明する。図1は、本発明に係るグロメット
の第1実施例を示し、グロメット本体11はゴム等の弾
性を有する材料からなり、ワイヤハーネス2の外周部に
弾性的に密着する第1孔部13aを備える小径円筒状部
13と、この小径円筒状部13と連通し、第1孔部13
aよりも大径であってワイヤハーネス2が遊挿される第
2孔部14aを有する拡径部14を連続して設け、これ
ら第1及び第2孔部13a,14aによりワイヤハーネス
2を挿通する貫通孔を形成している。
いて詳細に説明する。図1は、本発明に係るグロメット
の第1実施例を示し、グロメット本体11はゴム等の弾
性を有する材料からなり、ワイヤハーネス2の外周部に
弾性的に密着する第1孔部13aを備える小径円筒状部
13と、この小径円筒状部13と連通し、第1孔部13
aよりも大径であってワイヤハーネス2が遊挿される第
2孔部14aを有する拡径部14を連続して設け、これ
ら第1及び第2孔部13a,14aによりワイヤハーネス
2を挿通する貫通孔を形成している。
【0018】上記拡径部14の端縁部には係合部を構成
するフランジ部14bを設け、このフランジ部14bの外
周部にパネル3の挿通孔3aの縁部を嵌合する環状溝1
4cを設けている。また、上記グロメット11は、パネ
ル3で仕切られる空間のうち外部側Aに上記小径円筒状
部13及び拡径部14が位置する一方、上記拡径部14
の第2孔部14aの開口端14d側が内部側Bに位置する
状態で、パネル3の挿通孔3aに嵌め込んでいる。
するフランジ部14bを設け、このフランジ部14bの外
周部にパネル3の挿通孔3aの縁部を嵌合する環状溝1
4cを設けている。また、上記グロメット11は、パネ
ル3で仕切られる空間のうち外部側Aに上記小径円筒状
部13及び拡径部14が位置する一方、上記拡径部14
の第2孔部14aの開口端14d側が内部側Bに位置する
状態で、パネル3の挿通孔3aに嵌め込んでいる。
【0019】第2孔部14a内には、上記したように小
径円筒状部13の第1孔部13aを通過したワイヤハー
ネス2が遊挿されており、拡径部14の端部14eと小
径部13が接続する周縁部から開口端14d側に向け
て、上記ワイヤハーネス2を間隔をあけて取り囲む袋状
部16を設けている。
径円筒状部13の第1孔部13aを通過したワイヤハー
ネス2が遊挿されており、拡径部14の端部14eと小
径部13が接続する周縁部から開口端14d側に向け
て、上記ワイヤハーネス2を間隔をあけて取り囲む袋状
部16を設けている。
【0020】この袋状部16の上記第2孔部14aの開
口端14d側の端部、即ち、開口部側には、ワイヤハー
ネス2の外周部に弾性的に外周部に密着する締付部16
aを設けている。上記したように小径円筒状部13の第
1孔部13aもワイヤハーネス2の外周部に密着させて
おり、これら小径円筒状部13及び締付部16aに、締
付手段を構成するテープ18を巻着して、ワイヤハーネ
ス2に強固に締め付けて固着させ、図1中Cで示す部分
を上記袋状部16の内部16bとして密閉している。
口端14d側の端部、即ち、開口部側には、ワイヤハー
ネス2の外周部に弾性的に外周部に密着する締付部16
aを設けている。上記したように小径円筒状部13の第
1孔部13aもワイヤハーネス2の外周部に密着させて
おり、これら小径円筒状部13及び締付部16aに、締
付手段を構成するテープ18を巻着して、ワイヤハーネ
ス2に強固に締め付けて固着させ、図1中Cで示す部分
を上記袋状部16の内部16bとして密閉している。
【0021】上記袋状部16の内部16bには、粘度5
00〜700 (cP)程度であって、ある程度流動性を
有するシリコンからなるゲル状充填材20を封入してい
る。第1実施例では、ワイヤハーネス2の外周部とグロ
メット本体11の隙間及びワイヤハーネス2を構成する
電線5相互の隙間を上記ゲル状充填材20が浸透して埋
めるため、高い防水性を得ることができる。また、上記
のように袋状部16に封入したゲル状充填材20はある
程度流動性を有するため、ワイヤーハーネス12は、袋
状部16の部分で変形可能であって、可撓性を有する。
00〜700 (cP)程度であって、ある程度流動性を
有するシリコンからなるゲル状充填材20を封入してい
る。第1実施例では、ワイヤハーネス2の外周部とグロ
メット本体11の隙間及びワイヤハーネス2を構成する
電線5相互の隙間を上記ゲル状充填材20が浸透して埋
めるため、高い防水性を得ることができる。また、上記
のように袋状部16に封入したゲル状充填材20はある
程度流動性を有するため、ワイヤーハーネス12は、袋
状部16の部分で変形可能であって、可撓性を有する。
【0022】次に、上記のようにワイヤハーネス2を挿
入保持したグロメット本体11をパネル3に取付ける手
順について説明する。まず、小径円筒状部13と袋状部
16の締付部16aを弾性的に押し広げてワイヤハーネ
ス2を挿通し、上記小径円筒状部13にテープ18を巻
着し、この部分をワイヤハーネス2に固着させる。
入保持したグロメット本体11をパネル3に取付ける手
順について説明する。まず、小径円筒状部13と袋状部
16の締付部16aを弾性的に押し広げてワイヤハーネ
ス2を挿通し、上記小径円筒状部13にテープ18を巻
着し、この部分をワイヤハーネス2に固着させる。
【0023】次に、締付部16a側から所要量のゲル状
充填材20を袋状部16の内部16bに流し込む。その
後、締付部16aの部分にテープ18を巻着して締め付
け、よって、袋状部16の内部16bにゲル状充填材2
0を気密された状態で密閉封入する。
充填材20を袋状部16の内部16bに流し込む。その
後、締付部16aの部分にテープ18を巻着して締め付
け、よって、袋状部16の内部16bにゲル状充填材2
0を気密された状態で密閉封入する。
【0024】最後に、上記のようにワイヤハーネス2を
挿入保持した状態のグロメット本体11をパネル3の挿
通孔15aに嵌め込む。この時、上記したように、第1
実施例のグロメットでは、ある程度の流動性を有するゲ
ル状充填材20により気密、防水性を確保しており、グ
ロメット本体11には硬質で変形しにくい部分がなく、
容易にフランジ部14bの環状溝14cに挿通孔3aの縁
部を嵌合することができる。
挿入保持した状態のグロメット本体11をパネル3の挿
通孔15aに嵌め込む。この時、上記したように、第1
実施例のグロメットでは、ある程度の流動性を有するゲ
ル状充填材20により気密、防水性を確保しており、グ
ロメット本体11には硬質で変形しにくい部分がなく、
容易にフランジ部14bの環状溝14cに挿通孔3aの縁
部を嵌合することができる。
【0025】尚、上記の例では、小径円筒状部13を先
にテープ18により締付けたが、当然、先に締付部16
aをワイヤハーネスに固着させ、ゲル状充填材20を内
部16bに流し込んだ後に小径円筒状部13にテープ1
8を巻着しても良い。
にテープ18により締付けたが、当然、先に締付部16
aをワイヤハーネスに固着させ、ゲル状充填材20を内
部16bに流し込んだ後に小径円筒状部13にテープ1
8を巻着しても良い。
【0026】上記のようにグロメット本体11をパネル
3に取付けた後に、ワイヤハーネス2に、例えば、引張
りの外力が加わっても、この外力はゲル状充填材20が
たわむことによりある程度吸収される。そのため、ワイ
ヤハーネス2に加わる外力がグロメット本体11に伝わ
り挿通孔3aの縁部が環状溝14cから脱落して、グロメ
ット本体11がパネル3から外れてしまうことがない。
3に取付けた後に、ワイヤハーネス2に、例えば、引張
りの外力が加わっても、この外力はゲル状充填材20が
たわむことによりある程度吸収される。そのため、ワイ
ヤハーネス2に加わる外力がグロメット本体11に伝わ
り挿通孔3aの縁部が環状溝14cから脱落して、グロメ
ット本体11がパネル3から外れてしまうことがない。
【0027】図4に示す本発明の第2実施例では、袋状
部16の内部16bのうち、小径円筒状部13側の部位
16cと締付部側の部位16dには流動性の比較的小さ
く、粘度1,000〜5,000 (cP)程度のシリコン
からなる低流動性ゲル状充填材21を充填し、これらの
部位16c,16dの間の部位16eには、上記第1実施例
と同様の粘度500〜700(cP)程度であって、ある
程度の流動性を有するゲル状充填材20を充填封入して
いる。
部16の内部16bのうち、小径円筒状部13側の部位
16cと締付部側の部位16dには流動性の比較的小さ
く、粘度1,000〜5,000 (cP)程度のシリコン
からなる低流動性ゲル状充填材21を充填し、これらの
部位16c,16dの間の部位16eには、上記第1実施例
と同様の粘度500〜700(cP)程度であって、ある
程度の流動性を有するゲル状充填材20を充填封入して
いる。
【0028】上記第2実施例では、グロメット本体11
にワイヤハーネス2を挿通した後、小径円筒状部13に
テープ18を巻着して締付け、上記低流動性ゲル状充填
材21、流動性ゲル状充填材20を順次袋状部16の内
部16aに注入する。更に、低流動性ゲル状充填材21
を注入した後にテープ18を巻着して締付部16を締め
付けて、よって、袋状部16の内部16aを密閉する。
にワイヤハーネス2を挿通した後、小径円筒状部13に
テープ18を巻着して締付け、上記低流動性ゲル状充填
材21、流動性ゲル状充填材20を順次袋状部16の内
部16aに注入する。更に、低流動性ゲル状充填材21
を注入した後にテープ18を巻着して締付部16を締め
付けて、よって、袋状部16の内部16aを密閉する。
【0029】第2実施例では、第1実施例と同様にゲル
状充填材20,21によりグロメット本体11のワイヤ
ハーネス2の部分に気密性を与えて、防水性及び防音性
を確保しているため、硬質で変形しにくい部分がなく、
パネル3の挿通孔3aに容易に嵌め込むことができる。
また、グロメット本体11をパネル3に取付けた後に、
ワイハーネス2に力が加わった場合にも、その力はゲル
状充填材20,21にある程度吸収され、グロメット本
体11に伝達されないため、ワイハーネス2に作用する
力によりグロメット本体11がパネル3から外れるのを
防止することができる。
状充填材20,21によりグロメット本体11のワイヤ
ハーネス2の部分に気密性を与えて、防水性及び防音性
を確保しているため、硬質で変形しにくい部分がなく、
パネル3の挿通孔3aに容易に嵌め込むことができる。
また、グロメット本体11をパネル3に取付けた後に、
ワイハーネス2に力が加わった場合にも、その力はゲル
状充填材20,21にある程度吸収され、グロメット本
体11に伝達されないため、ワイハーネス2に作用する
力によりグロメット本体11がパネル3から外れるのを
防止することができる。
【0030】更に、第2実施例では上記のように袋状部
16の内部16bの小径円筒状部13側及び締付部16a
側に比較的流動性の小さい低流動性ゲル状充填材21を
配置しているため、それらの部分から上記したある程度
流動性を有する流動性ゲル状充填材20が流出するのを
確実に防止することができる。第2実施例のその他の構
成及び作用は、上記した第1実施例と同様であるので同
一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
16の内部16bの小径円筒状部13側及び締付部16a
側に比較的流動性の小さい低流動性ゲル状充填材21を
配置しているため、それらの部分から上記したある程度
流動性を有する流動性ゲル状充填材20が流出するのを
確実に防止することができる。第2実施例のその他の構
成及び作用は、上記した第1実施例と同様であるので同
一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【0031】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、種々の変更が可能である。例えば、ゲル状充填
材はシリコンに限定されるものではなく、パラフィン、
アクリル系含水ゲル、ウレタン系含水ゲル、エポキシ樹
脂等種々の材料を用いることができる。また、ゲル状充
填材の粘度も上記した範囲に必ずしも限定されるもので
はなく、グロメット本体の材質等に応じて適宜設定する
ことができる。
はなく、種々の変更が可能である。例えば、ゲル状充填
材はシリコンに限定されるものではなく、パラフィン、
アクリル系含水ゲル、ウレタン系含水ゲル、エポキシ樹
脂等種々の材料を用いることができる。また、ゲル状充
填材の粘度も上記した範囲に必ずしも限定されるもので
はなく、グロメット本体の材質等に応じて適宜設定する
ことができる。
【0032】また、グロメットの材質及び形状も上記の
ものに限定されず、ゲル状充填材を封入可能な袋状部を
備えた形状であれば、適宜変更することができる。更
に、締付手段として上記したテープの代わりに、ベルト
手段等を用いても良い。また、パネルの内部側に小径円
筒状部が位置するように取付けてもよい。
ものに限定されず、ゲル状充填材を封入可能な袋状部を
備えた形状であれば、適宜変更することができる。更
に、締付手段として上記したテープの代わりに、ベルト
手段等を用いても良い。また、パネルの内部側に小径円
筒状部が位置するように取付けてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るグロメットでは、ワイヤハーネスを間隔をあけて
取り囲む袋状部を設け、該袋状部の内部にゲル状充填材
を気密状態で封入しているため、ワイヤハーネスの外周
部とグロメット本体の隙間及びワイヤハーネスを構成す
る電線相互の隙間を上記ゲル状充填材が浸透して埋める
ため、高い防水性、防音性を得ることができる。
に係るグロメットでは、ワイヤハーネスを間隔をあけて
取り囲む袋状部を設け、該袋状部の内部にゲル状充填材
を気密状態で封入しているため、ワイヤハーネスの外周
部とグロメット本体の隙間及びワイヤハーネスを構成す
る電線相互の隙間を上記ゲル状充填材が浸透して埋める
ため、高い防水性、防音性を得ることができる。
【0034】また、本発明は、袋状部に封入したゲル状
充填材は上記したように、ある程度流動性を有するた
め、ワイヤーハーネスは、袋状部の部分で変形可能であ
って、可撓性を有し、そのため、パネルの挿通孔等にも
容易に取付けることができる。
充填材は上記したように、ある程度流動性を有するた
め、ワイヤーハーネスは、袋状部の部分で変形可能であ
って、可撓性を有し、そのため、パネルの挿通孔等にも
容易に取付けることができる。
【0035】グロメット本体をパネルに取付けた後に、
ワイヤハーネスに引張り力等の外力が作用する場合に
も、ゲル状充填材がある程度流動性を有し、上記外力は
ゲル状充填材に吸収されるため、ワイヤハーネスに作用
する外力によりグロメット本体がパネルから外れるのを
防止することができる。
ワイヤハーネスに引張り力等の外力が作用する場合に
も、ゲル状充填材がある程度流動性を有し、上記外力は
ゲル状充填材に吸収されるため、ワイヤハーネスに作用
する外力によりグロメット本体がパネルから外れるのを
防止することができる。
【0036】更に、本発明は、袋状部の内部の小径円筒
状部側及び締付部側に比較的流動性の低い低流動性ゲル
状充填材を配置すると共に、これら低流動性ゲル状充填
材を配置した部位の間にある程度の流動性を有するゲル
状充填材を配置した場合には、該ある程度流動性を有す
るゲル状充填材が小径円筒状部又は締付部から流出する
のを防止することができる等種々の利点を有するもので
ある。
状部側及び締付部側に比較的流動性の低い低流動性ゲル
状充填材を配置すると共に、これら低流動性ゲル状充填
材を配置した部位の間にある程度の流動性を有するゲル
状充填材を配置した場合には、該ある程度流動性を有す
るゲル状充填材が小径円筒状部又は締付部から流出する
のを防止することができる等種々の利点を有するもので
ある。
【図1】 本発明に係るグロメットの第1実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 図1のII−II線での断面図である。
【図3】 グロメット本体を示す断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】 従来のグロメットの一例を示す断面図であ
る。
る。
2 ワイヤハーネス 3 パネル 3a 挿通孔 5 電線 11,11' グロメット本体 13 小径円筒状部 13a 第1孔部 14 拡径部 14a 第2孔部 16 袋状部 16a 締付部 18 テープ 20,21 ゲル状充填材
Claims (1)
- 【請求項1】 パネル等に設けた挿通孔の縁部と結合す
る係合部を外周部に設けると共に、ワイヤハーネスを挿
入する貫通孔を備えたグロメットであって、上記ワイヤ
ハーネスの外周部に密着する第1孔部を備える小径円筒
状部と、該小径円筒状部より大径の第2孔部を備える拡
径部を連続して設け、これら第1及び第2孔部により上
記貫通孔を形成し、上記拡径部の第2孔部内において、
該拡径部の小径円筒状部側の端面と一端を連続させて上
記ワイヤハーネスを間隔をあけて取り囲む袋状部を上記
拡径部の内部に突設し、該袋状部の他端側の開口部にワ
イヤハーネスの外周部と密着する締付部を設け、 上記袋状部の内部に流動性を有するゲル状充填材を封入
して、ワイヤハーネスを構成する電線群の隙間および電
線群と袋状部の内周面の隙間を上記ゲル状充填材で充填
して、上記小径円筒状部と上記締付部を締付手段により
締付けて、上記袋状部の内部を密封し、 かつ、上記袋状部の内部に充填するゲル状充填材は、小
径円筒状部側及び締付部側の部位に、袋状部の内部の小
径円筒状部側と締付部側の間の部位に配置したゲル状充
填材よりも粘度の高いゲル状充填材を配置していること
を特徴とするグロメット。
Priority Applications (3)
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US07/936,315 US5270487A (en) | 1991-08-30 | 1992-08-28 | Grommet |
GB9218296A GB2259343B (en) | 1991-08-30 | 1992-08-28 | A grommet |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3219704A JP2643678B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | グロメット |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562551A JPH0562551A (ja) | 1993-03-12 |
JP2643678B2 true JP2643678B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=16739663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3219704A Expired - Fee Related JP2643678B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | グロメット |
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-
1992
- 1992-08-28 GB GB9218296A patent/GB2259343B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-28 US US07/936,315 patent/US5270487A/en not_active Expired - Fee Related
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JPH0562551A (ja) | 1993-03-12 |
US5270487A (en) | 1993-12-14 |
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GB9218296D0 (en) | 1992-10-14 |
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