JPH0543510Y2 - - Google Patents
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- JPH0543510Y2 JPH0543510Y2 JP1988127784U JP12778488U JPH0543510Y2 JP H0543510 Y2 JPH0543510 Y2 JP H0543510Y2 JP 1988127784 U JP1988127784 U JP 1988127784U JP 12778488 U JP12778488 U JP 12778488U JP H0543510 Y2 JPH0543510 Y2 JP H0543510Y2
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- ferrite
- noise current
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
- H01F27/027—Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards
-
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- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F3/00—Cores, Yokes, or armatures
- H01F3/08—Cores, Yokes, or armatures made from powder
-
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- H01F7/00—Magnets
- H01F7/02—Permanent magnets [PM]
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- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
- H01F2017/065—Core mounted around conductor to absorb noise, e.g. EMI filter
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、電子機器内部で発生した雑音電流、
又は外部で発生した雑音電流が電線を経由して伝
搬することを防止する雑音電流吸収具に関する。
又は外部で発生した雑音電流が電線を経由して伝
搬することを防止する雑音電流吸収具に関する。
[従来の技術]
従来、電線に流れる雑音電流を減衰するものと
して、電線の周囲に磁性体であるフエライトを外
嵌させて、このフエライトにより電線に流れる雑
音電流を減衰する雑音電流吸収具が知られてい
る。例えば、実開昭63−39997号公報に開示され
ているように、2つ割りにされたリング状のフエ
ライトを収容ケースに収め、この収容ケースによ
つて、電線にフエライトを外嵌させ固定する技術
や、あるいは2つ割りにされたリング状のフエラ
イトを電線に外嵌させ、粘着テープによつて固定
する技術が知られている。これは、フエライトを
分割することにより、既存の配線を取り外さない
で取り付け可能にする技術である。この技術によ
り電子機器の組立て後に初めて発生してくる雑音
電流の減衰を、この減衰作用を実地に検分しなが
ら、最大限にフエライトに行わせることが可能に
なる。
して、電線の周囲に磁性体であるフエライトを外
嵌させて、このフエライトにより電線に流れる雑
音電流を減衰する雑音電流吸収具が知られてい
る。例えば、実開昭63−39997号公報に開示され
ているように、2つ割りにされたリング状のフエ
ライトを収容ケースに収め、この収容ケースによ
つて、電線にフエライトを外嵌させ固定する技術
や、あるいは2つ割りにされたリング状のフエラ
イトを電線に外嵌させ、粘着テープによつて固定
する技術が知られている。これは、フエライトを
分割することにより、既存の配線を取り外さない
で取り付け可能にする技術である。この技術によ
り電子機器の組立て後に初めて発生してくる雑音
電流の減衰を、この減衰作用を実地に検分しなが
ら、最大限にフエライトに行わせることが可能に
なる。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら従来の技術では、下記に示すよう
に、電線への取り付け作業の工数が増大したり、
製作に複雑な工程が加わつたりする問題や、ある
いはより一層の小形化の余地が残されているとい
う課題があつた。
に、電線への取り付け作業の工数が増大したり、
製作に複雑な工程が加わつたりする問題や、ある
いはより一層の小形化の余地が残されているとい
う課題があつた。
分割されたフエライトを電線に外嵌した後で、
粘着テープにより固定する技術では、粘着テープ
の巻き付け作業の手数が多く必要となる。又、一
度電線に固定すると、再び取り付け位置を変更す
るためには、巻き付けた粘着テープを取り除い
て、再度新たな粘着テープを巻き付ける必要があ
る。
粘着テープにより固定する技術では、粘着テープ
の巻き付け作業の手数が多く必要となる。又、一
度電線に固定すると、再び取り付け位置を変更す
るためには、巻き付けた粘着テープを取り除い
て、再度新たな粘着テープを巻き付ける必要があ
る。
分割されたフエライトをケースに収容し、この
ケースによつて、フエライトを電線に固定する技
術では、フエライトと電線との固定は容易に行な
えるが、ケースにフエライトを収容するために、
ケースとフエライトとが嵌合する形状に成形しな
ければならない。又、フエライトの分割面を密着
するための弾性作用を行なう部分をケースに設け
なければならない。これにより、フエライトが雑
音電流を減衰する作用を有する部分以外に、フエ
ライトとケース双方に複雑な加工を施した部分を
形成しなければならない。すなわち、従来は、上
記雑音電流を減衰する働きを有する部分以外に、
フエライトの分割面を密着させたり、ケースとフ
エライトを嵌合させたりする部分が必要不可欠で
あり、分割面を密着させたり、ケースとフエライ
トとを嵌合させたりする部分の製作に複雑な工程
が必要となつたり、あるいはこの部分の小形化を
計る余地があつた。
ケースによつて、フエライトを電線に固定する技
術では、フエライトと電線との固定は容易に行な
えるが、ケースにフエライトを収容するために、
ケースとフエライトとが嵌合する形状に成形しな
ければならない。又、フエライトの分割面を密着
するための弾性作用を行なう部分をケースに設け
なければならない。これにより、フエライトが雑
音電流を減衰する作用を有する部分以外に、フエ
ライトとケース双方に複雑な加工を施した部分を
形成しなければならない。すなわち、従来は、上
記雑音電流を減衰する働きを有する部分以外に、
フエライトの分割面を密着させたり、ケースとフ
エライトを嵌合させたりする部分が必要不可欠で
あり、分割面を密着させたり、ケースとフエライ
トとを嵌合させたりする部分の製作に複雑な工程
が必要となつたり、あるいはこの部分の小形化を
計る余地があつた。
本考案は、上記課題を解決するためになされ、
コンパクトな形状の雑音電流吸収具を容易に製作
できるとともに、フエライト等の磁性体を電線か
ら容易に着脱することができる雑音電流吸収具を
提供することを目的とする。
コンパクトな形状の雑音電流吸収具を容易に製作
できるとともに、フエライト等の磁性体を電線か
ら容易に着脱することができる雑音電流吸収具を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するための手段として本考案の
雑音電流吸収具は、電子機器の電線に外嵌される
雑音電流吸収具において、上記電線が挿通される
挿通孔を有し、上記電線の外周部を包囲する形状
に形成された密閉容器と、該密閉容器の内部に
て、前記挿通孔の外周部を包囲する形状に形成さ
れ、磁性体を充填可能な密閉室と、該密閉室に流
動性の磁性体を封入可能な封入部と、該密閉室中
に充填された磁性体とを備えることを特徴とす
る。
雑音電流吸収具は、電子機器の電線に外嵌される
雑音電流吸収具において、上記電線が挿通される
挿通孔を有し、上記電線の外周部を包囲する形状
に形成された密閉容器と、該密閉容器の内部に
て、前記挿通孔の外周部を包囲する形状に形成さ
れ、磁性体を充填可能な密閉室と、該密閉室に流
動性の磁性体を封入可能な封入部と、該密閉室中
に充填された磁性体とを備えることを特徴とす
る。
[作用]
本考案の雑音電流吸収具は、電線が挿通される
挿通孔を有する密閉容器と、この密閉容器の内部
に磁性体を充填可能な密閉室と、密閉室に流動性
の磁性体を封入可能な封入部とを備えている。よ
つて、封入部を介して、この密閉室に流動性を有
するフエライト等の磁性体を充填して雑音電流吸
収具を製作することができる。尚、磁性体として
は、封入後に固化して流動性を失うもの(例え
ば、小粒子フエライトを高分子に混入したもの
等)を用いてもよく、あるいは、封入後も流動性
を維持するもの(例えば、粉体状あるいは液体状
フエライト等の常時流動性を有するもの)を用い
てもよい。
挿通孔を有する密閉容器と、この密閉容器の内部
に磁性体を充填可能な密閉室と、密閉室に流動性
の磁性体を封入可能な封入部とを備えている。よ
つて、封入部を介して、この密閉室に流動性を有
するフエライト等の磁性体を充填して雑音電流吸
収具を製作することができる。尚、磁性体として
は、封入後に固化して流動性を失うもの(例え
ば、小粒子フエライトを高分子に混入したもの
等)を用いてもよく、あるいは、封入後も流動性
を維持するもの(例えば、粉体状あるいは液体状
フエライト等の常時流動性を有するもの)を用い
てもよい。
従つて、従来の様にフエライトを所定の形状の
密閉容器に合わせて個々に焼成することが必要で
なくなり、成形の容易な密閉容器のみを個々に成
形することで、所定の形状の雑音電流吸収具を得
ることができ、これにより1MHz以上の雑音電流
を減衰することができる雑音電流吸収具が得られ
る。
密閉容器に合わせて個々に焼成することが必要で
なくなり、成形の容易な密閉容器のみを個々に成
形することで、所定の形状の雑音電流吸収具を得
ることができ、これにより1MHz以上の雑音電流
を減衰することができる雑音電流吸収具が得られ
る。
また、密閉容器には、従来の様にフエライトの
分割面を密着させる弾性部材や、筐体とフエライ
トを嵌合させたりする部分を設ける必要がなく、
製作精度と製作の容易性が向上し、コンパクトな
雑音電流吸収具を得ることができる。
分割面を密着させる弾性部材や、筐体とフエライ
トを嵌合させたりする部分を設ける必要がなく、
製作精度と製作の容易性が向上し、コンパクトな
雑音電流吸収具を得ることができる。
そして、本願考案の雑音電流吸収具は、磁性体
を密閉容器の密閉室に充填・保持するので、磁性
体と電線とが直接に接触することがない。つま
り、磁性体は密閉容器内部に封入され、電線とは
完全に分離されて別体となつているので、流動性
の磁性体を封入し、封入後固化した状態で又は封
入後も流動する状態で使用する場合でも、従来の
固体のフエライトを使用した場合と同様に、雑音
電流吸収具を電線から容易に着脱することができ
る。
を密閉容器の密閉室に充填・保持するので、磁性
体と電線とが直接に接触することがない。つま
り、磁性体は密閉容器内部に封入され、電線とは
完全に分離されて別体となつているので、流動性
の磁性体を封入し、封入後固化した状態で又は封
入後も流動する状態で使用する場合でも、従来の
固体のフエライトを使用した場合と同様に、雑音
電流吸収具を電線から容易に着脱することができ
る。
また、特に粉体状や液体状フエライト等の常時
流動性を有する磁性体を使用する場合には、雑音
電流吸収具の電線からの着脱が容易であるととも
に、着脱する際に、密閉容器の内部の密閉室から
磁性体が外部に漏れることがない。
流動性を有する磁性体を使用する場合には、雑音
電流吸収具の電線からの着脱が容易であるととも
に、着脱する際に、密閉容器の内部の密閉室から
磁性体が外部に漏れることがない。
つまり、本願考案においては、常時流動性を有
する磁性体を用いることもできるので、雑音吸収
具の製造が簡単であり、しかも使用する磁性体の
選択の幅が広がる。
する磁性体を用いることもできるので、雑音吸収
具の製造が簡単であり、しかも使用する磁性体の
選択の幅が広がる。
その上、常時流動性を有する磁性体を使用する
場合には、磁性体の量を増減して調節することが
簡単であり、所望の減衰特性を得ることが一層容
易になる。
場合には、磁性体の量を増減して調節することが
簡単であり、所望の減衰特性を得ることが一層容
易になる。
[実施例]
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例の斜視図に示す第1図のように、本
実施例の雑音電流吸収具1は、電子機器の電線2
を包囲する第1中空筐体(密閉容器)3と第2中
空筐体5、および第1、第2中空筐体3,5の筐
体室(密閉室)45,47の中に充填された磁性
体としての焼成後のフエライトの小粒子(小粒子
フエライト)から構成されている。尚、小粒子フ
エライトに代えて液体状のフエライトを充填して
もよい。
実施例の雑音電流吸収具1は、電子機器の電線2
を包囲する第1中空筐体(密閉容器)3と第2中
空筐体5、および第1、第2中空筐体3,5の筐
体室(密閉室)45,47の中に充填された磁性
体としての焼成後のフエライトの小粒子(小粒子
フエライト)から構成されている。尚、小粒子フ
エライトに代えて液体状のフエライトを充填して
もよい。
第1、第2中空筐体3,5:第1図の斜視図、
および第1図に示す第1、第2中空筐体3,5の
密着部7,9を密着した状態におけるA−A断面
を示す第2図のように、プラスチツクを例えばブ
ロー成形法などで成形して形成した第1中空筐体
3、および第2中空筐体5は、第1中空筐体3の
分割面7と第2中空筐体5の分割面9とを密着さ
せた場合に、内周面11,13によつて、電子機
器の電線2が挿通される挿通孔が形成される。し
たがつて、両中空筐体3,5の分割面7,9を密
着させた場合には、両中空筐体3,5が密着した
部分が分割仕切部15となる。すなわち、分割仕
切部15の分割面7,9相互が密着している場合
には、電線2を内周面11,13で包囲するドー
ナツ形状の中空筐体が形成される。
および第1図に示す第1、第2中空筐体3,5の
密着部7,9を密着した状態におけるA−A断面
を示す第2図のように、プラスチツクを例えばブ
ロー成形法などで成形して形成した第1中空筐体
3、および第2中空筐体5は、第1中空筐体3の
分割面7と第2中空筐体5の分割面9とを密着さ
せた場合に、内周面11,13によつて、電子機
器の電線2が挿通される挿通孔が形成される。し
たがつて、両中空筐体3,5の分割面7,9を密
着させた場合には、両中空筐体3,5が密着した
部分が分割仕切部15となる。すなわち、分割仕
切部15の分割面7,9相互が密着している場合
には、電線2を内周面11,13で包囲するドー
ナツ形状の中空筐体が形成される。
第1中空筐体3の一端部17と第2中空筐体5
の一端部19とは、揺動自在に一体形成されたヒ
ンジ部21によつて連結されている。又、第1中
空筐体3の他端部23には、係止部材27が突設
され、係止部材27には係止穴25が形成されて
いる。係止穴25は、第2中空筐体5の他端部2
9にある爪状の係止突起31と係止するため、第
1中空筐体3の他端部23に突設された係止部材
27に形成されている。これは、第1中空筐体3
の分割面7と第2中空筐体5の分割面9とを密着
させた場合に、係止突起31が係止穴25に係止
され、第1中空筐体3と第2中空筐体5との密着
状態が保持されるよう構成されている。又、この
係止突起31が係止穴25に係止されている状態
は、係止部材27を第2図の矢印YA方向に持ち
上げることで解除される。すなわち、係止突起3
1と係止穴25との脱着は、自由に行なうことが
できる。
の一端部19とは、揺動自在に一体形成されたヒ
ンジ部21によつて連結されている。又、第1中
空筐体3の他端部23には、係止部材27が突設
され、係止部材27には係止穴25が形成されて
いる。係止穴25は、第2中空筐体5の他端部2
9にある爪状の係止突起31と係止するため、第
1中空筐体3の他端部23に突設された係止部材
27に形成されている。これは、第1中空筐体3
の分割面7と第2中空筐体5の分割面9とを密着
させた場合に、係止突起31が係止穴25に係止
され、第1中空筐体3と第2中空筐体5との密着
状態が保持されるよう構成されている。又、この
係止突起31が係止穴25に係止されている状態
は、係止部材27を第2図の矢印YA方向に持ち
上げることで解除される。すなわち、係止突起3
1と係止穴25との脱着は、自由に行なうことが
できる。
第1中空筐体3の内周面11と第2中空筐体5
の内周面13には、板状の発泡ウレタン35,3
7が装着されている。これは、弾性を有する発泡
ウレタン35,37が第1、第2中空筐体3,5
と電線2との間に介在して、雑音電流吸収具1を
電線2の所定の位置に保持するためのものであ
る。
の内周面13には、板状の発泡ウレタン35,3
7が装着されている。これは、弾性を有する発泡
ウレタン35,37が第1、第2中空筐体3,5
と電線2との間に介在して、雑音電流吸収具1を
電線2の所定の位置に保持するためのものであ
る。
第1、第2中空筐体3,5の外周面39,40
には、小粒子フエライト43を各々の筐体室4
5,47に予め入れておくためフエライト投入口
(封入部)49,51が形成されている。フエラ
イト投入口49,51は、筐体室45,47に小
粒子フエライト43をそのまま投入した後、又は
小粒子フエライト43と接着剤とを混合して投入
した後で、投入口蓋53,55により封じられ
る。尚、フエライト投入口49,51の大きさ
は、筐体室45,47に投入する小粒子フエライ
ト43の寸法により適宜決定される。
には、小粒子フエライト43を各々の筐体室4
5,47に予め入れておくためフエライト投入口
(封入部)49,51が形成されている。フエラ
イト投入口49,51は、筐体室45,47に小
粒子フエライト43をそのまま投入した後、又は
小粒子フエライト43と接着剤とを混合して投入
した後で、投入口蓋53,55により封じられ
る。尚、フエライト投入口49,51の大きさ
は、筐体室45,47に投入する小粒子フエライ
ト43の寸法により適宜決定される。
第1中空筐体3の分割面7と第2中空筐体5の
分割面9は、互いに嵌合するための段部57,5
9を有している。これにより、両分割面7,9を
密着させた場合には、両分割面7,9が段部5
7,59によつて嵌合し、両分割面7,9が横ズ
レしなくなる。
分割面9は、互いに嵌合するための段部57,5
9を有している。これにより、両分割面7,9を
密着させた場合には、両分割面7,9が段部5
7,59によつて嵌合し、両分割面7,9が横ズ
レしなくなる。
上記に説明した雑音電流吸収具1は、まず小粒
子フエライト43の充填された両中空筐体3,5
を第1図に示すように開いた状態で電線2を挟み
込み、次いで両中空筐体3,5の分割面7,9を
密着させることで、両分割面7,9の段部57,
59が互いに嵌合するとともに、係止部材27の
係止穴25に係止突起31が係止される。これに
より、雑音電流吸収具1は、電線2の外周部を包
囲した状態で、電線2に保持される。
子フエライト43の充填された両中空筐体3,5
を第1図に示すように開いた状態で電線2を挟み
込み、次いで両中空筐体3,5の分割面7,9を
密着させることで、両分割面7,9の段部57,
59が互いに嵌合するとともに、係止部材27の
係止穴25に係止突起31が係止される。これに
より、雑音電流吸収具1は、電線2の外周部を包
囲した状態で、電線2に保持される。
以上本実施例の雑音電流吸収具1は、小粒子フ
エライト43を充填した両中空筐体3,5を、電
線2に外嵌し、係止穴25に係止突起31を係止
することで、電線2に流れる雑音電流を減衰する
ことができる。そのうえ、上記雑音電流を減衰す
る優れた効果は、雑音電流を減衰するための小粒
子フエライト43を、両中空筐体3,5に充填
し、両中空筐体3,5を係止するのみで達成させ
られる。
エライト43を充填した両中空筐体3,5を、電
線2に外嵌し、係止穴25に係止突起31を係止
することで、電線2に流れる雑音電流を減衰する
ことができる。そのうえ、上記雑音電流を減衰す
る優れた効果は、雑音電流を減衰するための小粒
子フエライト43を、両中空筐体3,5に充填
し、両中空筐体3,5を係止するのみで達成させ
られる。
従つて、本実施例の雑音電流吸収具は、フエラ
イトを両中空筐体3,5の形状に合わせて焼成す
る必要がなく、両中空筐体3,5のみを個々に成
形することで、容易に所定の形状の雑音電流吸収
具1が得られるというきわめて優れた効果を発揮
する。
イトを両中空筐体3,5の形状に合わせて焼成す
る必要がなく、両中空筐体3,5のみを個々に成
形することで、容易に所定の形状の雑音電流吸収
具1が得られるというきわめて優れた効果を発揮
する。
また、両中空筐体3,5には、従来の様にフエ
ライトの分割面を密着させる弾性部材や、筐体と
フエライトを嵌合させたりする部分を設ける必要
がなく、製作精度と製作の容易性が向上し、コン
パクトな雑音電流吸収具1を容易に得ることがで
きるという効果を奏する。
ライトの分割面を密着させる弾性部材や、筐体と
フエライトを嵌合させたりする部分を設ける必要
がなく、製作精度と製作の容易性が向上し、コン
パクトな雑音電流吸収具1を容易に得ることがで
きるという効果を奏する。
そして、小粒子フエライト43は、筐体室4
5,47の中に充填・保持されており、小粒子フ
エライト43と電線2とが完全に分離されて別体
となつているので、両中空筐体3,5を第1図及
び図2に示すように開閉することによつて、小粒
子フエライト43を外部に漏らすことなく、雑音
電流吸収具1を容易に電線2から着脱することが
できるという効果を奏する。
5,47の中に充填・保持されており、小粒子フ
エライト43と電線2とが完全に分離されて別体
となつているので、両中空筐体3,5を第1図及
び図2に示すように開閉することによつて、小粒
子フエライト43を外部に漏らすことなく、雑音
電流吸収具1を容易に電線2から着脱することが
できるという効果を奏する。
更に、本実施例においては、磁性体として常時
流動性を有する小粒子フエライト43を用いるこ
とができるので、雑音電流吸収具1の製造が一層
簡単になり、しかも使用する磁性体の選択の幅が
広がるという効果がある。また、両中空筐体3,
5中に充填する小粒子フエライト43の量を増減
して適宜調整することにより、所望の減衰特性を
得ることが非常に容易になるという効果も得られ
る。
流動性を有する小粒子フエライト43を用いるこ
とができるので、雑音電流吸収具1の製造が一層
簡単になり、しかも使用する磁性体の選択の幅が
広がるという効果がある。また、両中空筐体3,
5中に充填する小粒子フエライト43の量を増減
して適宜調整することにより、所望の減衰特性を
得ることが非常に容易になるという効果も得られ
る。
尚、磁性体としての小粒子フエライト43は、
軟質磁性材料を用いたソフトフエライト、あるい
は硬質磁性材料を用いたハードフエライトのいず
れでも使用できる。又、フエライトそのもの以外
にも、フエライトなどの磁性体の粉末をプラスチ
ツク、合成ゴムと混ぜたものを中空筐体に充填し
てもよい。これにより、小粒子フエライト43が
中空筐体3,5内で移動しなくなり、所定の減衰
特性が保持される。
軟質磁性材料を用いたソフトフエライト、あるい
は硬質磁性材料を用いたハードフエライトのいず
れでも使用できる。又、フエライトそのもの以外
にも、フエライトなどの磁性体の粉末をプラスチ
ツク、合成ゴムと混ぜたものを中空筐体に充填し
てもよい。これにより、小粒子フエライト43が
中空筐体3,5内で移動しなくなり、所定の減衰
特性が保持される。
次に、第2実施例を第3図および第4図に基づ
いて説明する。本第2実施例の雑音電流吸収具6
0は、第4図の斜視図に示すように、フラツトケ
ーブル62に流れる雑音電流を減衰するために用
いるものである。すなわち、小粒子フエライト4
3を充填した第1中空筐体64と第2中空筐体6
6とによつてフラツトケーブル62を外嵌する例
を示すものである。
いて説明する。本第2実施例の雑音電流吸収具6
0は、第4図の斜視図に示すように、フラツトケ
ーブル62に流れる雑音電流を減衰するために用
いるものである。すなわち、小粒子フエライト4
3を充填した第1中空筐体64と第2中空筐体6
6とによつてフラツトケーブル62を外嵌する例
を示すものである。
第4図の雑音電流吸収具60のB−B断面図を
示す第3図のように、本実施例の雑音電流吸収具
60は、小粒子フエライト43をフエライト投入
口68,70から投入して、充填した第1中空筐
体64と第2中空筐体66を、一端部のヒンジ部
72によつて揺動自在に連結し、他端部に突設さ
れた係止部材76と、係止部材76に形成された
係止穴74に係止するための係止突起78とによ
り開閉自在に構成したものである。第1中空筐体
64の内周面80には、フラツトケーブル62を
押さえて、本雑音電流吸収具60がズレないよう
にするための板状の発泡ウレタン82が接着され
ている。
示す第3図のように、本実施例の雑音電流吸収具
60は、小粒子フエライト43をフエライト投入
口68,70から投入して、充填した第1中空筐
体64と第2中空筐体66を、一端部のヒンジ部
72によつて揺動自在に連結し、他端部に突設さ
れた係止部材76と、係止部材76に形成された
係止穴74に係止するための係止突起78とによ
り開閉自在に構成したものである。第1中空筐体
64の内周面80には、フラツトケーブル62を
押さえて、本雑音電流吸収具60がズレないよう
にするための板状の発泡ウレタン82が接着され
ている。
以上本第2実施例により、脱着自在にフラツト
ケーブル62に取り付けることができ、このフラ
ツトケーブル62に流れる雑音電流を減衰するこ
とができる。
ケーブル62に取り付けることができ、このフラ
ツトケーブル62に流れる雑音電流を減衰するこ
とができる。
第5図に示す第3実施例は、第3図および第4
図に示す雑音電流吸収具60の一部分を変更した
ものである。第5図は、第4図のB−B断面を示
す。
図に示す雑音電流吸収具60の一部分を変更した
ものである。第5図は、第4図のB−B断面を示
す。
雑音電流吸収具90は、ヒンジ部92で連結さ
れた第1中空筐体部94と第2中空筐体部96と
からなり、第1、第2中空筐体94,96には、
小粒子フエライト43が充填されている。第1中
空筐体94と第2中空筐体96とが密着する分割
仕切部98には、両中空筐体94,96に充填さ
れた小粒子フエライト43が筐体94,96外に
漏れないようにする仕切板の働きを有するととも
に、磁気抵抗を小さくする働きを有するフエライ
ト製の密着板101,103が取り付けられてい
る。第2中空筐体96の外周面105には、電子
機器の構成部材に固定するための固定具107が
形成されている。
れた第1中空筐体部94と第2中空筐体部96と
からなり、第1、第2中空筐体94,96には、
小粒子フエライト43が充填されている。第1中
空筐体94と第2中空筐体96とが密着する分割
仕切部98には、両中空筐体94,96に充填さ
れた小粒子フエライト43が筐体94,96外に
漏れないようにする仕切板の働きを有するととも
に、磁気抵抗を小さくする働きを有するフエライ
ト製の密着板101,103が取り付けられてい
る。第2中空筐体96の外周面105には、電子
機器の構成部材に固定するための固定具107が
形成されている。
以上の雑音電流吸収具90により、第1中空筐
体94と第2中空筐体96との間の磁気抵抗が小
さくなり、しかも電子機器の構成部材に強固に固
定することができる。すなわち、フラツトケーブ
ル62に流れる雑音電流の減衰特性が向上する。
又、フラツトケーブル62に負担を加えずに強固
に固定することができることから、振動等があつ
ても取り付け位置が変動せず信頼性が向上する。
体94と第2中空筐体96との間の磁気抵抗が小
さくなり、しかも電子機器の構成部材に強固に固
定することができる。すなわち、フラツトケーブ
ル62に流れる雑音電流の減衰特性が向上する。
又、フラツトケーブル62に負担を加えずに強固
に固定することができることから、振動等があつ
ても取り付け位置が変動せず信頼性が向上する。
斜視図を示す第6図および、第6図の第1中空
筐体112と第2中空筐体114の分割面11
6,118を密着させた状態におけるC−C断面
を示す第7図に基づいて、第4実施例の雑音電流
吸収具110を説明する。本第4実施例は、第1
中空筐体112と第2中空筐体114とを分離で
きるようにするとともに、両中空筐体112,1
14の分割面116,118を磁気抵抗が小さく
なるように、密着部以外の磁気通路より広くした
例である。
筐体112と第2中空筐体114の分割面11
6,118を密着させた状態におけるC−C断面
を示す第7図に基づいて、第4実施例の雑音電流
吸収具110を説明する。本第4実施例は、第1
中空筐体112と第2中空筐体114とを分離で
きるようにするとともに、両中空筐体112,1
14の分割面116,118を磁気抵抗が小さく
なるように、密着部以外の磁気通路より広くした
例である。
すなわち、小粒子フエライト43を充填した第
1中空筐体112と第2中空筐体114とからな
り、第1中空筐体112の両端部124,126
には、係止部材122が突設されており、係止部
材122には係止穴120が形成されている。第
2中空筐体114の両端部130,132には、
係止部材122の係止穴120に係合するための
係止突起128が突設されている。両中空筐体1
12,114の外周面134,136には、小粒
子フエライト43を筐体112,114内に予め
投入するためのフエライト投入口138,140
が設けられている。両中空筐体112,114の
内周面142,144には、ヒゲ状の保持突起1
46,148が突設されている。
1中空筐体112と第2中空筐体114とからな
り、第1中空筐体112の両端部124,126
には、係止部材122が突設されており、係止部
材122には係止穴120が形成されている。第
2中空筐体114の両端部130,132には、
係止部材122の係止穴120に係合するための
係止突起128が突設されている。両中空筐体1
12,114の外周面134,136には、小粒
子フエライト43を筐体112,114内に予め
投入するためのフエライト投入口138,140
が設けられている。両中空筐体112,114の
内周面142,144には、ヒゲ状の保持突起1
46,148が突設されている。
上記雑音電流吸収具110は、第6図に示す状
態で、電線2を挟み込み、分割面116,118
を密着させるとともに、係止穴120に係止突起
128を係止することで、電線2の外周面を包囲
する。これにより、電線2に流れる雑音電流を小
粒子フエライト43によつて減衰する。又、ヒゲ
状の保持突起146,148が電線2と両中空筐
体112,114との間に介在され、横ズレを防
止する。
態で、電線2を挟み込み、分割面116,118
を密着させるとともに、係止穴120に係止突起
128を係止することで、電線2の外周面を包囲
する。これにより、電線2に流れる雑音電流を小
粒子フエライト43によつて減衰する。又、ヒゲ
状の保持突起146,148が電線2と両中空筐
体112,114との間に介在され、横ズレを防
止する。
次に第5実施例を第8図に基づいて説明する。
第8図の斜視図に示す雑音電流吸収具200は、
一体的に形成されたプラスチツク製の中空筐体2
02で電線2の外周を外嵌するものである。すな
わち、中空筐体202の外周面205に形成され
たフエライト投入口206から小粒子フエライト
43を予め投入し、充填して構成するものであ
る。これにより、電線2に流れる電流の雑音電流
を小粒子フエライト43により減衰することがで
きる。
第8図の斜視図に示す雑音電流吸収具200は、
一体的に形成されたプラスチツク製の中空筐体2
02で電線2の外周を外嵌するものである。すな
わち、中空筐体202の外周面205に形成され
たフエライト投入口206から小粒子フエライト
43を予め投入し、充填して構成するものであ
る。これにより、電線2に流れる電流の雑音電流
を小粒子フエライト43により減衰することがで
きる。
第9図および第10図に示す第6実施例の雑音
電流吸収具210は、ゴム製の中空筐体212に
小粒子フエライト43を充填したものである。第
9図は、第10図に斜視図を示す雑音電流吸収具
210のD−D断面を示すものである。雑音電流
吸収具210は、リング状の中空筐体212の外
周面214に、フエライト投入口216を形成
し、中空筐体212の中に小粒子フエライト43
を投入し、充填した後で、フエライト投入口21
6を封止金具218によつて、封止したものであ
る。これにより、第10図に示すように、電線2
を中に通すことによつて、電線2に流れる電流の
雑音電流を減衰することができる。又、中空筐体
212が弾力製のあるゴム製であり、かつ磁性体
が流動性のある小粒子フエライト43であること
から、雑音電流吸収具210の形状を自由に変更
することができる。すなわち、第11図に示すよ
うに伸ばして電線2を複数外嵌したり、あるいは
第12図に示すように1本の電線2を2重巻した
りするなどの使用法が可能である。この結果、電
線2の外形、および外径に対する適応性が高く、
極めて汎用性が高い雑音電流吸収具210を提供
することができる。
電流吸収具210は、ゴム製の中空筐体212に
小粒子フエライト43を充填したものである。第
9図は、第10図に斜視図を示す雑音電流吸収具
210のD−D断面を示すものである。雑音電流
吸収具210は、リング状の中空筐体212の外
周面214に、フエライト投入口216を形成
し、中空筐体212の中に小粒子フエライト43
を投入し、充填した後で、フエライト投入口21
6を封止金具218によつて、封止したものであ
る。これにより、第10図に示すように、電線2
を中に通すことによつて、電線2に流れる電流の
雑音電流を減衰することができる。又、中空筐体
212が弾力製のあるゴム製であり、かつ磁性体
が流動性のある小粒子フエライト43であること
から、雑音電流吸収具210の形状を自由に変更
することができる。すなわち、第11図に示すよ
うに伸ばして電線2を複数外嵌したり、あるいは
第12図に示すように1本の電線2を2重巻した
りするなどの使用法が可能である。この結果、電
線2の外形、および外径に対する適応性が高く、
極めて汎用性が高い雑音電流吸収具210を提供
することができる。
第13図の斜視図に示す第7実施例の雑音電流
吸収具230は、リングを2個連結した形状にゴ
ム製の中空筐体232を成形したものである。こ
れにより、複数の電線2に流れる電流の雑音電流
を1個の雑音電流吸収具230で個々に減衰する
ことができる。尚、ここでは2個連結した例を示
したが、用途に合わせて、形状および数を自由に
変更することが可能である。
吸収具230は、リングを2個連結した形状にゴ
ム製の中空筐体232を成形したものである。こ
れにより、複数の電線2に流れる電流の雑音電流
を1個の雑音電流吸収具230で個々に減衰する
ことができる。尚、ここでは2個連結した例を示
したが、用途に合わせて、形状および数を自由に
変更することが可能である。
尚、本考案は、上記実施例に限定されるもので
なく本考案の要旨を変更しない範囲で種々な態様
の実施が可能である。
なく本考案の要旨を変更しない範囲で種々な態様
の実施が可能である。
[考案の効果]
以上詳述したように、本考案の雑音電流吸収具
は、電線が挿通される挿通孔を有する密閉容器
と、密閉容器の内部にて、挿通孔の外周部を包囲
する形状に形成された密閉室と、密閉室に流動性
の磁性体を封入可能な封入部とを備えている。
は、電線が挿通される挿通孔を有する密閉容器
と、密閉容器の内部にて、挿通孔の外周部を包囲
する形状に形成された密閉室と、密閉室に流動性
の磁性体を封入可能な封入部とを備えている。
従つて、密閉室には、封入部を介して、流動性
を有するフエライト等の磁性体を充填することが
できるので、成形の容易な容器のみを個々に成形
しその後磁性体を充填するだけで、容易に所定形
状の雑音電流吸収具を作成することができるとい
う効果を奏する。しかも、密閉容器には、フエラ
イトの分割面を密着させる弾性部材等を設ける必
要がないので、コンパクトな雑音電流吸収具が得
られるという効果を奏する。
を有するフエライト等の磁性体を充填することが
できるので、成形の容易な容器のみを個々に成形
しその後磁性体を充填するだけで、容易に所定形
状の雑音電流吸収具を作成することができるとい
う効果を奏する。しかも、密閉容器には、フエラ
イトの分割面を密着させる弾性部材等を設ける必
要がないので、コンパクトな雑音電流吸収具が得
られるという効果を奏する。
そして、本願考案の雑音電流吸収具は、磁性体
が密閉容器の密閉室に充填・保持されているの
で、磁性体と電線とが直接に接触することなく完
全に別体となつており、従来の固体のフエライト
を使用した場合と同様に、雑音電流吸収具を電線
から容易に着脱することができ、非常に使い勝手
がよいという効果を奏する。
が密閉容器の密閉室に充填・保持されているの
で、磁性体と電線とが直接に接触することなく完
全に別体となつており、従来の固体のフエライト
を使用した場合と同様に、雑音電流吸収具を電線
から容易に着脱することができ、非常に使い勝手
がよいという効果を奏する。
更に、本願考案においては、特に粉体状や液体
状フエライト等の常時流動性を有する磁性体を使
用することができ、雑音吸収具の製造が簡単であ
り、しかも使用する磁性体の選択の幅が広がると
いう効果を奏する。またこの場合には、磁性体の
量を増減して調節することが簡単であり、所望の
減衰特性を得ることが一層容易になるという効果
も得られる。
状フエライト等の常時流動性を有する磁性体を使
用することができ、雑音吸収具の製造が簡単であ
り、しかも使用する磁性体の選択の幅が広がると
いう効果を奏する。またこの場合には、磁性体の
量を増減して調節することが簡単であり、所望の
減衰特性を得ることが一層容易になるという効果
も得られる。
第1図は本考案の雑音電流吸収具の第1実施例
の斜視図、第2図はそのA−A断面図、第3図は
第2実施例のB−B断面図、第4図はその斜視
図、第5図は第3実施例のB−B断面図、第6図
は第4実施例の斜視図、第7図はそのC−C断面
図、第8図は第5実施例の斜視図、第9図は第6
実施例のD−D断面図、第10図はその斜視図、
第11図および第12図はその使用状態の斜視
図、第13図は第7実施例の斜視図である。 1,60,90,110,200,210,2
30……雑音電流吸収具、2……電線、3,6
4,94,112……第1中空筐体、5,66,
96,114……第2中空筐体、43……小粒子
フエライト、62……フラツトケーブル、20
2,212,232……中空筐体。
の斜視図、第2図はそのA−A断面図、第3図は
第2実施例のB−B断面図、第4図はその斜視
図、第5図は第3実施例のB−B断面図、第6図
は第4実施例の斜視図、第7図はそのC−C断面
図、第8図は第5実施例の斜視図、第9図は第6
実施例のD−D断面図、第10図はその斜視図、
第11図および第12図はその使用状態の斜視
図、第13図は第7実施例の斜視図である。 1,60,90,110,200,210,2
30……雑音電流吸収具、2……電線、3,6
4,94,112……第1中空筐体、5,66,
96,114……第2中空筐体、43……小粒子
フエライト、62……フラツトケーブル、20
2,212,232……中空筐体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器の電線に外嵌される雑音電流吸収具に
おいて、 上記電線が挿通される挿通孔を有し、上記電線
の外周部を包囲する形状に形成された密閉容器
と、 該密閉容器の内部にて、前記挿通孔の外周部を
包囲する形状に形成され、磁性体を充填可能な密
閉室と、 該密閉室に流動性の磁性体を封入可能な封入部
と、 該密閉室中に充填された磁性体と、 を備えることを特徴とする雑音電流吸収具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988127784U JPH0543510Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | |
US07/411,886 US4970476A (en) | 1988-09-29 | 1989-09-22 | Electric noise absorber using a granular or liquid magnetic substance |
DE3932021A DE3932021C2 (de) | 1988-09-29 | 1989-09-26 | Elektrischer Rauschabsorber |
DE8911434U DE8911434U1 (ja) | 1988-09-29 | 1989-09-26 | |
GB8921683A GB2224394B (en) | 1988-09-29 | 1989-09-26 | A device for absorbing electrical noise |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988127784U JPH0543510Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249194U JPH0249194U (ja) | 1990-04-05 |
JPH0543510Y2 true JPH0543510Y2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14968597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988127784U Expired - Lifetime JPH0543510Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4970476A (ja) |
JP (1) | JPH0543510Y2 (ja) |
DE (2) | DE8911434U1 (ja) |
GB (1) | GB2224394B (ja) |
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