JP4115031B2 - グロメット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブルが隔壁を貫通する部分を封止するグロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気機器等のケーブル引き込む部分には、ケーブルの保護や防水のためにグロメットが挿着されている。特に通信ケーブルの中継器等では、浸水を嫌うため、水密性にすぐれたグロメットを用いるとともに、さらにシール材を注入・塗布し硬化させたり、シールテープを巻き付ける等の方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、水密性を確実にするために、現場でシール材を用いると、その硬化までに一定の時間を必要として作業性が損なわれたり、シールテープの粘着等のために収納部本体の開閉に支障がでたり、繰り返し使用するには不適当であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するために、本発明は
クロージャ本体の貫通部分に嵌合され、この貫通部分の隔壁に当接させる外周部を形成するとともに内部にスリーブ挿入孔を形成した弾性材料からなるグロメット本体と
入ケーブルの外径に略等しい内径を有するとともに一端にフランジを形成したスリーブと
ロメット本体の挿入孔にケーブルおよびスリーブが挿入された状態でスリーブのフランジ端面に当接される押し板と
クロージャ本体に固着されて、押し板をスリーブ軸方向に押圧して保持する押圧手段と
を備え、
押し板が押圧するスリーブのフランジおよび押し板がグロメット本体を押圧してグロメット本体を変形させることにより、グロメット本体のスリーブ挿入孔内部でスリーブと当接させ、かつ、グロメット本体の外周部をクロージャ本体の貫通部分の隔壁に当接させることを特徴とする。
【0005】
なおここで、スリーブに半径方向のすり割りを形成したり、押し板をケーブル挿通部を通る切断線により二分割構造にすることにより、1つのグロメットに複数のケーブルを挿入した場合でも作業当該以外のケーブルに何等支障を与えない構造にすることも可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は本発明を光ファイバケーブルの接続・分岐部に用いられるクロージャに適用したものであり、図1は組み立て手順を示す分解図であり、図2は組み立て途中を示す図であり、図3は組み立て後を示す図である。
図において、1は隔壁であるところのクロージャ本体、2,3は挿入されるケーブル、4はEPDM等の弾性材料からなるグロメット本体、5,6はグロメット本体4よりも弾性率の大きい弾性材料からなるスリーブ、7は押し板、8は押圧手段であるところのカバーである。
【0007】
これらを組み立てるには、最初にクロージャ本体1の貫通部分1aにケーブル2,3を挿通した状態で、グロメット本体4の内側の孔4a,4bにケーブル2,3を挿通させながら、グロメット本体4の外周部4cをクロージャ本体1の貫通部分1aに嵌合させる。同時に、スリーブ5,6にケーブル2,3を挿通させてから、スリーブ5,6を、グロメット本体4の孔4a,4bに挿入する。このとき、スリーブ5,6は、そのフランジ5a,6aがグロメット本体4の孔4a,4bの端部に形成されている大径部4d,4eに確実に嵌合させる。ここまでが図2に示された状態である。
【0008】
次に、押し板7にケーブル2,3を挿通させてから、スリーブ5,6のフランジ5a,6aに当接し、グロメット本体4の端面に形成されている凹部4fに嵌合させる。このとき、フランジ5a,6aは凹部4fの部分に突出しているため、押し板7は凹部4fの底面とは離間したままである。次に、押し板7の背面にカバー8を当接して、図示しないボルト等でカバー8をクロージャ本体1に固定し、カバー8をスリーブ5,6側に押圧する。
【0009】
それにより、図3に示すように、カバー8に押し板7を介して押圧されたフランジ5a,6aは弾性を有するグロメット本体4を変形させながらその内部に押し込まれ、押し板7は凹部4fの底面に当接されるとともに、グロメット本体4の押圧されて変形した分が孔4a,4bの周囲部分に移動して、孔4a,4bが窄められる。その結果、スリーブ5,6の外周面が孔4a,4bの内周面に押圧されて密着する。また同時に、スリーブ5,6の内側のケーブル2,3もより強くスリーブ5,6に締めつけられて密着する。さらには、グロメット本体4の変形は外周部4cへも及び、外周部4cを拡大するように作用して、クロージャ本体1の貫通部分1aと外周部4cとがより確実に密着する。
【0010】
この実施形態では、2本のケーブル2,3を挿通させているが、1本だけを挿通する場合もあり、その場合は、ケーブルを通さない方に外形がスリーブと同一のプラグを挿入することで、スリーブの場合と同様に確実に封止することができる。
また、実施形態では、押し板7とカバー8をそれぞれ別な部品としているが、一体構造にすることも可能である。
【0011】
さらには、ケーブルの挿通を容易にするために、スリーブ5,6にすり割りを形成している。同様に、押し板7もケーブル2,3の挿通部を通る切断線で2分割構造にして、組み込みを容易にしている。
また、実施形態は、光ファイバケーブルを用いたクロージャに適用した場合であるが、本発明は、他に電気ケーブル、エアチューブ等の隔壁貫通部にも適用可能である。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、グロメット本体の内側に挿入したスリーブ端面のフランジを軸方向に押圧することでその背面に位置するグロメット部分を変形させ、それによりスリーブおよびケーブルとの押圧部分を確実に密着させて水密性を高めることが可能となり、次の効果が得られる。
(1)別途にシール材を必要としないことで、作業性が向上するとともに繰り返し使用が可能となる。
(2)シールスリーブを替えることにより、ケーブル外径に自在に対応できる。(3)1つのグロメットに複数のケーブルを導入した場合でも、作業当該ケーブル以外のケーブルになんらの支障を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をクロージャに適用した実施形態の分解図である。
【図2】実施形態の組み立て途中の状態を示す図である。
【図3】実施形態の組み立て終了後を示す図である。
【符号の説明】
1 クロージャ本体
1a 貫通部分
2,3 ケーブル
4 グロメット本体
4a,4b 孔
4c 外周部
4d,4e 大径部
4f 凹部
5 スリーブ
5a フランジ
6 スリーブ
6a フランジ
7 押し板
8 カバー

Claims (3)

  1. クロージャ本体の貫通部分に嵌合され、この貫通部分の隔壁に当接させる外周部を形成するとともに内部にスリーブ挿入孔を形成した弾性材料からなるグロメット本体と、
    挿入ケーブルの外径に略等しい内径を有するとともに一端にフランジを形成したスリーブと、
    グロメット本体の挿入孔にケーブルおよびスリーブが挿入された状態でスリーブのフランジ端面に当接される押し板と、
    クロージャ本体に固着されて、押し板をスリーブ軸方向に押圧して保持する押圧手段と、
    を備え、
    押し板が押圧するスリーブのフランジおよび押し板がグロメット本体を押圧してグロメット本体を変形させることにより、グロメット本体のスリーブ挿入孔内部でスリーブと当接させ、かつ、グロメット本体の外周部をクロージャ本体の貫通部分の隔壁に当接させることを特徴とするグロメット。
  2. 請求項1記載のグロメットにおいて、
    スリーブに半径方向のすり割りを形成したことを特徴とするグロメット。
  3. 請求項1または2記載のグロメットにおいて、
    押し板をケーブル挿通部を通る切断線により二分割構造にしたことを特徴とするグロメット。
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