JP2000256124A - 液晶組成物および化粧料 - Google Patents

液晶組成物および化粧料

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JP2000256124A JP11057281A JP5728199A JP2000256124A JP 2000256124 A JP2000256124 A JP 2000256124A JP 11057281 A JP11057281 A JP 11057281A JP 5728199 A JP5728199 A JP 5728199A JP 2000256124 A JP2000256124 A JP 2000256124A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的はスキンケア化粧料として用い
た場合には肌なじみが良くなめらかな感触を与え、また
メーク落としとして用いた場合にはメークとのなじみが
良くメーク落とし効果が高く、ヘアケア化粧料として用
いた場合には毛髪とのなじみが良くつやを与える良好な
使用感触を有する液晶組成物および化粧料を提供するこ
とにある。 【解決手段】 (A)非イオン性界面活性剤10〜60
重量%、(B)水酸基を有する水溶性物質の1種あるい
は2種以上の合計が1〜50重量%、(C)シリコーン
油1〜70重量%、(D)水10〜60重量%を含有
し、液晶相および/または等方性界面活性剤連続相を有
することを特徴とする化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶組成物および化
粧料、特に化粧料の使用性の改善と、メーク落としとし
て用いた場合のメーク落とし効果の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚の保湿を目的としたスキンケアクリ
ーム、乳液、エッセンス、マッサージクリーム等は水溶
性および油溶性の成分から構成されており、これらを均
一に乳化する目的で少量の非イオン性界面活性剤等の両
親媒性物質が用いられている。また、ファンデーション
等のベースメーキャップや口紅等のポイントメーキャッ
プを除去する目的で用いられるメーク落としには、メー
キャップを溶解、分散する目的で油分が配合されており
両親媒性物質により乳化されているO/WおよびW/O
乳化タイプ、数種の油分を混合したオイルタイプ等があ
る。また、最近では油分を配合せず、中程度のHLBを
有する界面活性剤を大量に配合した水性タイプ等もあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スキン
ケア製品の場合には皮膚になじませる過程で乳化破壊に
より放出された水および油が分離する傾向にあるため、
肌なじみを良好にするためには界面活性剤の配合量や油
分の種類等に制約があった。また、なめらかな感触を与
えるシリコーンオイルの配合には界面活性剤の種類等に
制約があるという問題があった。O/W乳化タイプメー
ク落としの場合にはメーキャップとのなじみが乳化粒子
の合一後に起こるため、なじみが遅いという問題があっ
た。また、W/O乳化タイプやオイルタイプメーク落と
しの場合はメーキャップとのなじみや落ちには問題は少
ないものの、ティッシュオフや洗顔後に油っぽさが残る
等の使用感触上の問題が大きい。また、水性タイプの場
合には油っぽさはまったくないもののメーク落とし効果
が十分でないという問題がある。このようなメーク落と
しの問題を解決するため、極性油やパラフィン類を油分
として用いた液晶1相系を利用する技術が特公平1−5
3845号、特公平3−71475号公報等に示されて
いるが、近年、各種メーキャップ類の化粧持ちが大幅に
向上し、極性油やパラフィン類ではメークとのなじみや
メーク落とし効果が必ずしも十分ではないのが現状であ
る。また液晶1相系をそのままメーク落としとして用い
た場合には液晶構造が若干壊れにくいため塗布時に重い
感触となる問題が残る。
【0004】すなわち、本発明の目的はスキンケア化粧
料として用いた場合には肌なじみが良くなめらかな感触
を与え、またメーク落としとして用いた場合にはメーク
とのなじみが良くメーク落とし効果が高く、ヘアケア化
粧料として用いた場合には毛髪とのなじみが良くつやを
与える良好な使用感触を有する液晶組成物および化粧料
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる現状に鑑み、発明
者らは鋭意検討を重ねた結果、非イオン性界面活性剤1
0〜60重量%、水酸基を有する水溶性物質の1種ある
いは2種以上の合計が1〜50重量%、シリコーン油1
〜70重量%、水10〜60重量%を含有する液晶相お
よび/または等方性界面活性剤連続相を有する化粧料が
上記の問題を解決し、スキンケア化粧料として用いた場
合には肌なじみが良くなめらかな感触を与え、またメー
ク落としとして用いた場合にはメークとのなじみが良く
メーク落とし効果が高く、ヘアケア化粧料として用いた
場合には毛髪とのなじみが良くつやを与える良好な使用
感触を有する化粧料であることを見出し発明を完成する
に至った。
【0006】すなわち、本発明にかかる液晶組成物は、
(a)非イオン性界面活性剤10〜60重量%、(b)
水酸基を有する水溶性物質の1種あるいは2種以上の合
計が1〜50重量%、(c)シリコーン油1〜70重量
%、(d)水10〜60重量%を含有することを特徴と
する。
【0007】また、本発明にかかる化粧料は、(A)非
イオン性界面活性剤10〜60重量%、(B)水酸基を
有する水溶性物質の1種あるいは2種以上の合計が1〜
50重量%、(C)シリコーン油1〜70重量%、
(D)水10〜60重量%を含有し、液晶相および/ま
たは等方性界面活性剤連続相を有することを特徴とす
る。また、本発明にかかる化粧料においては、皮膚に適
用することを特徴とする。また、本発明にかかる化粧料
においては、メーキャップを除去することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明にかかる化粧料においては、
水酸基を有する物質の少なくとも1種が水溶性の1価ア
ルコールであることが好適である。また、本発明にかか
る化粧料においては、水酸基を有する物質の少なくとも
1種が多価アルコールであることが好適である。また、
本発明にかかる化粧料においては、非イオン性界面活性
剤と水の比率(非イオン性界面活性剤/水)が0.5〜
4であることが好適である。
【0009】また、本発明にかかる化粧料においては、
化粧料が界面活性剤が会合することにより形成されるゲ
ル相、液晶相、等方性界面活性剤連続相のいずれかの1
相系であるか、あるいはゲル相、液晶相、等方性界面活
性剤連続相のいずれかと他の相との共存系であることが
好適である。また、本発明にかかる化粧料においては、
化粧料が液晶1相系あるいは液晶相を含む複数相の共存
系であることが好適である。
【0010】また、本発明にかかる化粧料においては、
化粧料が液晶相を含む複数相の共存系であることが好適
である。また、本発明にかかる化粧料においては、化粧
料が等方性界面活性剤連続相1相系あるいは等方性界面
活性剤連続相を含む複数相の共存系であることが好適で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる非イオン性界
面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルの
酸化エチレン誘導体、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
プロピレングリコール脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコー
ルアルキルエーテル、ポリエチレングリコールアルキル
フェニルエーテル、ポリエチレングリコールヒマシ油誘
導体、ポリエチレングリコール硬化ヒマシ油誘導体等が
あげられる。配合量としては好ましくは10〜60重量
%、特に好ましくは15〜50重量%である。10重量
%未満では皮膚やメーキャップ、毛髪とのなじみが十分
でなく、60重量%を超えて配合するとべたついた感触
を与えることがあり好ましくない。
【0012】また、本発明で用いられる水酸基を有する
水溶性物質としては水溶性1価アルコールおよび水溶性
多価アルコール等があげられる。水溶性1価アルコール
としては、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、イソブタノール等があげられる。特に
好ましくはエタノールである。水溶性多価アルコールと
しては、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、ポリグリセリン、エリスリトール、ペンタエリ
スリトール、ソルビタン、グルコース、ソルビトール、
マルチトール、トレハロース、ポリエチレングリコール
等があげられる。特に好ましくは1,3−ブチレングリ
コール、ジプロピレングリコール、グリセリンである。
これら水酸基を有する水溶性物質は、単独でも2種以上
を混合して用いても良い。配合量は目的とする化粧料の
粘度、硬度等により異なるが、1〜50重量%の範囲で
配合することが望ましい。1重量%未満では皮膚やメー
キャップ、毛髪とのなじみが十分でなく、合計量が50
重量%を超えると、多価アルコールの場合はべたつき、
1価アルコールの場合はひりつき等の望ましくない使用
感を与えることがある。
【0013】本発明に用いられるシリコーン油として
は、たとえばジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン
等の鎖状シリコーン、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチ
ルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーンがある。
好ましくはジメチルポリシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ンであり、特に好ましくはオクタメチルシクロテトラシ
ロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンである。
これらシリコーン油は、単独でも2種以上を混合して用
いても良い。配合量は1〜70重量%である。1重量%
未満では皮膚やメーキャップ、毛髪とのなじみが十分で
なく、70重量%を超えて配合しても効果の向上は小さ
く望ましくない。
【0014】また水分量は使用目的に応じ適切に設定す
ることができるが、望ましくは10〜60重量%であ
る。このとき非イオン性界面活性剤と水の比率(非イオ
ン性界面活性剤/水)が0.5〜4であることが望まし
い。0.5未満では皮膚やメーキャップ、毛髪とのなじ
みが十分でなく、4を超えて配合するとべたついた使用
感触を与え望ましくない。
【0015】本発明による化粧料は液晶相、等方性界面
活性剤連続相等の会合形態を有する相の1相領域、ある
いは液晶相、等方性界面活性剤連続相等の会合形態を有
する相と他の相の共存系の組成で調製しても良い。好ま
しくは液晶相1相、等方性界面活性剤連続相1相、液晶
相と他相の共存系である。液晶相と他相の共存系として
はO/LC(液晶相中に油が分散、以下同じ)、LC/
O、W/LC、LC/W、D/LC、LC/D等があげ
られる。ここでLCは液晶相、Dは等方性界面活性剤連
続相、Oはオイル相あるいはミセル油溶液相、Wは水相
あるいはミセル水溶液相を表す。特に好ましくはO/L
Cである。
【0016】本発明の化粧料には通常化粧品に用いられ
る各種成分を安定性を損なわない範囲で配合することが
できる。液体油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカ
デミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ
油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー
油、ホホバ油、ヒマワリ油、アルモンド油、ナタネ油、
ゴマ油、大豆油、落花生油、トリグリセリン、トリオク
タン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等
がある。
【0017】エステル油としては、オクタン酸セチル、
ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パル
ミチン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステ
アリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、オ
レイン酸イソデシル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセ
リル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリッ
ト、コハク酸2-エチルヘキシル、セバシン酸ジエチル
等がある。炭化水素油としては、流動パラフィン、スク
ワラン、スクワレン、パラフィン、イソパラフィン、セ
レシン等がある。
【0018】水溶性高分子としては、アラビアゴム、カ
ラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マ
ルメロ)、デンプン、アルゲコロイド(褐藻エキス)等
の植物系高分子、デキストラン、プルラン等の微生物系
高分子、コラーゲン、カゼイン、ゼラチン等の動物系高
分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプ
ロピルデンプン等のデンプン系高分子、アルギン酸ナト
リウム等のアルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリ
マー(CARBOPOLなど)等のビニル系高分子、ポリオキシ
エチレン系高分子、ポリオキエチレンポリオキシプロピ
レン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポ
リアクリルアミド等のアクリル系高分子、ベントナイ
ト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト等の
無機系水溶性高分子等がある。
【0019】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香
酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラミル酸メチル
等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチ
ル、サリチル酸フェニル等のサリチル酸系紫外線吸収
剤、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシ
ケイ皮酸オクチル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ-2-エ
チルヘキサン酸グリセリル、等のケイ皮酸系紫外線吸収
剤、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキ
シ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン-5-スルホン酸等のベンゾフェノ
ン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸、2-(2'-ヒドロキシ
-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4-tert-ブ
チル-4'-メトキシベンゾイルメタン等がある。金属イ
オン封鎖剤としては、エデト酸ナトリウム塩、メタリン
酸ナトリウム、リン酸等がある。
【0020】酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α
-トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニソール等がある。薬剤としては、ビタ
ミンA油、レチノール、パルミチン酸レチノール、イノ
シット、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコ
チン酸アミド、ニコチン酸DL-α-トコフェロール、ア
スコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸2-
グルコシド、ビタミンD(エルゴカシフェロール)、
dl-α-トコフェロール2-Lアスコルビン酸リン酸ジエ
ステルカリウム塩、dl-α-トコフェロール、酢酸dl-α-
トコフェロール、パントテン酸、ビオチン等のビタミン
類、エストラジオール、エチニルエストラジオール等の
ホルモン、アラントイン、アズレン等の坑炎症剤、アル
ブチン等の美白剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤、
L-メントール、カンフル等の清涼剤やイオウ、塩化リ
ゾチーム、塩酸ピリドキシン、γ−オリザノール等があ
る。
【0021】各種の抽出液としては、ドクダミエキス、
オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキ
ス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエ
キス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、
クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サ
クラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエ
キス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキ
ス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タ
イムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエ
キス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキ
ス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキ
ス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグリマギ
クエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、胸線
抽出物、シルク抽出液等がある。
【0022】また、上記薬物は遊離の状態で使用される
ほか、造塩可能なものは酸または塩基の塩の型で、また
カルボン酸基を有するものはそのエステルの形で使用す
ることができる。さらに、本発明の化粧料には、必要に
応じて適当な香料、色素等を安定性を損なわない範囲で
添加できる。
【0023】本発明の化粧料は、保湿クリーム、保湿乳
液、保湿ローション、マッサージクリーム、マッサージ
ローション、エッセンス等のスキンケア化粧料、へアク
リーム、ヘアローション、整髪料等のヘアケア化粧料、
サンスクリーン、ボディクリーム、ボディローション等
のボディケア化粧料、口紅、マスカラ、アイライナー、
ネールエナメル、液状ファンデーション、ゲル状ファン
デーション等のメーキャップ化粧料、メーク落とし、シ
ャンプー、リンス、リンスインシャンプー等の洗浄料
等、可能なすべての化粧料に利用することができる。
【0024】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。なお本
発明はこれに限定されるものではない。まず、実施例の
組成を示すのに先だって、評価基準について説明する。
本発明の化粧料を評価するに当たって、つぎの3つの使
用テストを行った。
【0025】メーク落としの使用テスト 専門パネル10名によりメーク落としの使用テストを行
なった。評価項目はメークとのなじみおよび洗い流しに
よりメークを落とした後の油っぽさである。 <メークとのなじみの評価基準> ○:10人中7人以上がなじみを良好と評価 △:10人中4人以上がなじみを良好と評価 ×:10人中3人以下がなじみを良好と評価 <油っぽさの評価基準> ○:10人中7人以上が油っぽさがなく良好と評価 △:10人中4人以上が油っぽさがなく良好と評価 ×:10人中3人以下が油っぽさがなく良好と評価
【0026】<メーク落としの効果テスト>メーク落と
しをメークとなじませ、拭き取りあるいは洗い流しによ
って皮膚上から除去し、その後エタノールを少量含ませ
たティッシュで強く拭き取りティッシュ上に付着したメ
ークの顔料等の量により判定した。 ◎:ティッシュ上に顔料が全く認められない ○:ティッシュ上に顔料が僅かに認められる △:ティッシュ上に顔料が若干認められる ×:ティッシュ上に顔料が明確に認められる
【0027】本発明者らは、水/非イオン性界面活性剤
/水酸基を有する水溶性物質/シリコーン油の系で検討
した結果、非イオン性界面活性剤および水酸基を有する
水溶性物質の混合物とシリコーン油は、水の配合量が少
ないときには広い範囲で均一に溶解し、光学的に等方性
の逆ミセル溶液相(以後、「逆ミセル・等方性」と示
す)を形成していることがわかった。一方混合物濃度が
希薄な組成では二相共存系(以後、「乳化・等方性」と
示す)を形成していることがわかった。そして、逆ミセ
ル溶液相に水を添加していくと、ラメラ液晶が相分離し
てくる。このラメラ液晶のできる範囲内で、極めて粘性
が高く、透明な外観を呈する部分が存在するので、本発
明ではこれを「ゲル相」と呼び区別することとした。こ
のゲルは過剰量の水と接触すると、水/ゲル界面におい
て、O/Wエマルションを自発的に形成し、水相へと拡
散移動するのが確認された。
【0028】また、これとは別にbi-continuous型マイ
クロエマルションと考えられる光学的に等方性の均一溶
液相が得られることを見出した。この均一相は本発明で
は「等方性界面活性剤連続相」と呼ぶことにする。
【0029】実施例1 メーク落とし つぎに、本発明にかかる実施例1および従来のメーク落
としである比較例1〜3の組成をその評価とともに表1
に示す。なお、実施例1は液晶共存タイプのものであ
る。
【0030】
【表1】 原料名 実施例1 比較例1 比較例2 比較例3 精製水 25% 25% 15% 42%ホ゜リオキシエチレン 5molト゛テ゛シルエーテル 25 25 25 8テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 45 − − 45 2-エチルヘキサン酸ク゛リセリル − 45 45 − エタノール 5 5 − 5 グリセリン − − 15 − 相状態 液晶共存 液晶共存 液晶共存 乳化 (等方性) メークとのなじみ ○ △ △ △ 油っぽさ ○ △ △ △ メーク落とし効果 ◎ ○ ○ △ 製法:室温でそれぞれの原料を混合する。
【0031】表1より液晶共存タイプの実施例1の化粧
料はメークとのなじみがよく、油っぽさがない良好な使
用感触を有し、メーク落とし効果が良好であることがわ
かる。これに対して、シリコーン油を別の油分に変えた
比較例1および比較例2では、液晶共存タイプであるに
もかかわらずメークのなじみ、油っぽさにおいて本発明
よりも劣っていることがわかる。なお、比較例2は比較
例1の組成中エタノールをグリセリンに変えたものであ
る。また、液晶タイプまたは等方性界面活性剤連続相1
相系タイプにも該当しない乳化組成物である比較例3に
おいては、非イオン性界面活性剤、水酸基を有する水溶
性物質、シリコーン油および水をすべて含んでいるにも
かかわらずすべての評価項目に対して劣ったものとなっ
た。
【0032】実施例2 メーク落としローション つぎに、本発明にかかる実施例2および従来のメーク落
としである比較例4〜6の組成をその評価とともに表2
に示す。なお、実施例2は等方性界面活性剤連続相タイ
プのものである。
【0033】
【表2】 原料名 実施例2 比較例4 比較例5 比較例6 精製水 40% 40% 53% −ホ゜リオキシエチレン 8molモノイソステアリン酸ク゛リセリル 37 37 37 37 デカメチルシクロペンタシロキサン 13 − − 26.5 2-エチルへキサン酸グリセリル − 13 − 26.5 エタノール 10 10 10 10 相状態 等方性界 等方性界 ミセル 逆ミセル 面活性剤 面活性剤 水溶液 溶液 連続相 連続相 (乳化) (1相) (1相) メークとのなじみ ○ △ △ ○ 油っぽさ ○ △ △ × メーク落とし効果 ◎ ○ △ ○ 製法:室温で各成分を混合する。
【0034】表2より等方性界面活性剤連続相1相の実
施例2の化粧料はメークとのなじみがよく、油っぽさが
ない良好な使用感触を有し、メーク落とし効果が良好で
あることがわかる。これに対して、シリコーン油を他の
油に変えた比較例4では、メークのなじみ、油っぽさに
おいて劣っていた。また、油分を含まない系の比較例5
においてはいずれの評価項目においても劣っていた。ま
た、水を含まないオイルタイプの比較例6においては、
メークとのなじみ、メーク落とし効果においては問題は
ないが、油っぽさが感じられるという点において際だっ
て劣っていた。つぎに各成分の配合量の検討を行った。
【0035】非イオン性界面活性剤の配合量 まず、(A)非イオン性界面活性剤、(B)水酸基を有
する水溶性物質、(C)シリコーン油、(D)水の系に
おいて、非イオン性界面活性剤の配合量の検討を行っ
た。結果を表3に示す。
【0036】
【表3】 原料名 試験例 試験例 試験例 試験例 試験例 試験例 1 2 3 4 5 6 精製水 42% 20% 30% 15% 15% 15%ホ゜リオキシエチレン5molト゛テ゛シルエーテル 8 10 15 50 60 65テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 45 65 50 30 20 15 エタノール 5 5 5 5 5 5 相状態 乳化・ 液晶 液晶 液晶 液晶 逆ミセル・ 等方性 共存 共存 共存 共存 等方性 メークとのなじみ △ ○ ○ ○ ○ ○ 油っぽさ △ ○ ○ ○ ○ × メーク落とし効果 △ ○ ◎ ◎ ○ ○ 上記結果より、本発明の化粧料における非イオン性界面
活性剤の配合量は10〜60重量%であることがわか
る。
【0037】水酸基を有する水溶性物質の配合量 つぎに、(A)非イオン性界面活性剤、(B)水酸基を
有する水溶性物質、(C)シリコーン油、(D)水の系
において、水酸基を有する水溶性物質の配合量の検討を
行った。結果を表4に示す。
【0038】
【表4】 原料名 試験例 試験例 試験例 試験例 試験例 7 8 9 10 11 精製水 25% 25% 10% 10% 10%ホ゜リオキシエチレン 5molト゛テ゛シルエーテル 25 25 25 25 25 テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 49.9 49 35 15 5グリセリン 0.1 1 30 50 60 相状態 乳化・ 液晶 液晶 液晶 逆ミセル・ 等方性 共存 共存 共存 等方性 メークとのなじみ △ ○ ○ ○ ○ 油っぽさ △ ○ ○ ○ × メーク落とし効果 △ ○ ◎ ○ ○ 上記結果より、本発明の化粧料における水酸基を有する
物質の配合量は1〜50重量%であることがわかる。
【0039】シリコーン油の配合量 つぎに、(A)非イオン性界面活性剤、(B)水酸基を
有する水溶性物質、(C)シリコーン油、(D)水の系
において、シリコーン油の配合量の検討を行った。結果
を表5に示す。
【0040】
【表5】 原料名 試験例 試験例 試験例 試験例 12 13 14 15 精製水 60% 60% 30% 10% ホ゜リオキシエチレン 5molト゛テ゛シルエーテル 34.9 34 25 15 テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 0.1 1 40 70 エタノール 5 5 5 5 相状態 乳化・ 液晶 液晶 液晶 等方性 共存 共存 共存 メークとのなじみ △ ○ ○ ○ 油っぽさ △ ○ ○ ○ メーク落とし効果 △ ○ ◎ ○ 上記結果より、本発明の化粧料におけるシリコーン油の
配合量は、1〜70重量%であることがわかる。なお、
70重量%を越える配合は使用性の効果の向上が期待で
きない。
【0041】水の配合量 (A)非イオン性界面活性剤、(B)水酸基を有する水
溶性物質、(C)シリコーン油、(D)水の系におい
て、水の配合量の検討を行った。結果を表6に示す。
【0042】
【表6】 原料名 試験例 試験例 試験例 試験例 試験例 17 18 19 20 21 精製水 5% 10% 30% 60% 65%ホ゜リオキシエチレン 5molト゛テ゛シルエーテル 20 25 25 30 30 テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 70 60 40 5 1 エタノール 5 5 5 5 4 相状態 逆ミセル・ 液晶 液晶 液晶 乳化・ 等方性 共存 共存 共存 等方性 メークとのなじみ ○ ○ ○ ○ △ 油っぽさ × ○ ○ ○ △ メーク落とし効果 ○ ○ ◎ ○ △ 上記結果より、本発明の化粧料における水の配合量は1
0〜60重量%であることがわかる。
【0043】したがって、本発明の化粧料は、(A)非
イオン性界面活性剤10〜60重量%、(B)水酸基を
有する水溶性物質の1種あるいは2種以上の合計が1〜
50重量%、(C)シリコーン油1〜70重量%、
(D)水10〜60重量%を含有し、液晶相および/ま
たは等方性界面活性剤連続相を有する組成物であること
が理解される。なお、本発明にかかる液晶組成物もおよ
そ上記の組成範囲にあることがわかる。
【0044】非イオン性界面活性剤と水の配合重量比 (A)非イオン性界面活性剤、(B)水酸基を有する水
溶性物質、(C)シリコーン油、(D)水の系におい
て、(非イオン性界面活性剤/水)の配合重量比率の検
討を行った。結果を表7に示す。
【0045】
【表7】 原料名 試験例 試験例 試験例 試験例 試験例 22 23 24 25 26 精製水 45% 33% 25% 10% 8%ホ゜リオキシエチレン5molト゛テ゛シルエーテル 5 17 25 40 42 テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 45 45 45 45 45 エタノール 5 5 5 5 5 配合重量比 非イオン性界面活性剤/水 0.11 0.52 1.00 4.00 5.25 相状態 乳化・ 液晶 液晶 液晶 逆ミセル・ 等方性 共存 共存 共存 等方性 メークとのなじみ △ ○ ○ ○ ○ 油っぽさ △ ○ ○ ○ × メーク落とし効果 △ ○ ◎ ○ ○ 上記結果より、本発明の化粧料における非イオン性界面
活性剤/水の配合重量比率は約0.5〜4であることが
わかる。
【0046】つぎに、本発明にかかるさらなる実施例を
メーク落とし以外の化粧料も含め、以下に示す。
【0047】実施例3 マッサージクリーム
【表8】 原料名 配合量(%) 精製水 16 ポリオキシエチレン8molステアリルエーテル 30 オクタメチルシクロテトラシロキサン 30 2-エチルへキサン酸グリセリル 4 エタノール 10 グリセリン 10 製法:各成分を70℃にて加熱溶解し混合する。
【0048】実施例4 エッセンス
【表9】 原料名 配合量(%) 精製水 29.5 ポリオキシエチレン10molコレステリルエーテル 15 デカメチルシクロペンタシロキサン 3 1,3−ブチレングリコール 50 塩化ナトリウム 2 カラギーナン 0.5 製法:精製水にカラギーナンを溶解後、その他の成分を
70℃にて加熱溶解し混合する。
【0049】実施例5 メーク落とし
【表10】 原料名 配合量(%) 精製水 19.8 ポリオキシエチレン5molドデシルエーテル 28 デカメチルシクロペンタシロキサン 45 エタノール 7 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 製法:精製水にヒドロキシエチルセルロースを溶解後、
その他の成分を溶解し混合する。
【0050】実施例6 保湿クリーム
【表11】 原料名 配合量(%) 精製水 10 ポリオキシエチレン5molドデシルエーテル 40 デカメチルシクロペンタシロキサン 39 エタノール 10 スクワラン 1 製法:各成分を室温にて溶解し混合する。
【0051】実施例7 ヘアクリーム
【表12】 原料名 配合量(%) ポリオキシエチレン10molモノイソステアリン酸グリセリル 40 メチルシロキサン20cs 1 イソパラフィン 20 2-エチルへキサン酸セチル 4 ジプロピレングリコール 10 エタノール 20 精製水 5 製法:各成分を室温にて溶解し混合する。
【0052】
【発明の効果】本発明の化粧料は、(A)非イオン性界
面活性剤10〜60重量%、(B)水酸基を有する水溶
性物質の1種あるいは2種以上の合計が1〜50重量
%、(C)シリコーン油1〜70重量%、(D)水10
〜60重量%を含有し、液晶相および/または等方性界
面活性剤連続相を有するので、スキンケア化粧料として
用いた場合には肌なじみが良くなめらかな感触を与え、
またメーク落としとして用いた場合にはメークとのなじ
みが良くメーク落とし効果が高く、ヘアケア化粧料とし
て用いた場合には毛髪とのなじみが良くつやを与える良
好な使用感触を有する化粧料とすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁木 利男 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 中村 和吉 新潟県新潟市関屋堀割町1−26−203 (72)発明者 藤井 奈津子 富山県滑川市柴203 Fターム(参考) 4C083 AB051 AB332 AC022 AC071 AC072 AC111 AC122 AC182 AC392 AD042 AD151 AD152 AD172 AD282 AD352 AD492 BB04 BB60 CC02 CC04 CC05 CC23 CC32 CC33 DD05 DD31 DD41 DD44 DD50 EE28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)非イオン性界面活性剤10〜60
    重量%、(b)水酸基を有する水溶性物質の1種あるい
    は2種以上の合計が1〜50重量%、(c)シリコーン
    油1〜70重量%、(d)水10〜60重量%を含有す
    ることを特徴とする液晶組成物。
  2. 【請求項2】 (A)非イオン性界面活性剤10〜60
    重量%、(B)水酸基を有する水溶性物質の1種あるい
    は2種以上の合計が1〜50重量%、(C)シリコーン
    油1〜70重量%、(D)水10〜60重量%を含有
    し、液晶相および/または等方性界面活性剤連続相を有
    することを特徴とする化粧料。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の化粧料において、皮膚
    に適用することを特徴とする化粧料。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の化粧料におい
    て、メーキャップを除去することを特徴とする化粧料。
  5. 【請求項5】請求項2〜4のいずれかに記載の化粧料に
    おいて、水酸基を有する物質の少なくとも1種が水溶性
    の1価アルコールであることを特徴とする化粧料。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載の化粧料
    において、水酸基を有する物質の少なくとも1種が多価
    アルコールであることを特徴とする化粧料。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかに記載の化粧料
    において、非イオン性界面活性剤と水の比率(非イオン
    性界面活性剤/水)が0.5〜4であることを特徴とす
    る化粧料。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれかに記載の化粧料
    において、化粧料が界面活性剤が会合することにより形
    成されるゲル相、液晶相、等方性界面活性剤連続相のい
    ずれかの1相系であるか、あるいはゲル相、液晶相、等
    方性界面活性剤連続相のいずれかと他の相との共存系で
    あることを特徴とする化粧料。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれかに記載の化粧料
    において、化粧料が液晶1相系あるいは液晶相を含む複
    数相の共存系であることを特徴とする化粧料。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれかに記載の化粧
    料において、化粧料が液晶相を含む複数相の共存系であ
    ることを特徴とする化粧料。
  11. 【請求項11】 請求項2〜10のいずれかに記載の化
    粧料において、化粧料が等方性界面活性剤連続相1相系
    あるいは等方性界面活性剤連続相を含む複数相の共存系
    であることを特徴とする化粧料。
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