JP2000240360A - サッシ取付構造 - Google Patents

サッシ取付構造

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JP2000240360A
JP2000240360A JP4367599A JP4367599A JP2000240360A JP 2000240360 A JP2000240360 A JP 2000240360A JP 4367599 A JP4367599 A JP 4367599A JP 4367599 A JP4367599 A JP 4367599A JP 2000240360 A JP2000240360 A JP 2000240360A
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JP
Japan
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sash
piece
waterproof sheet
waterproof
attaching
Prior art date
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JP4367599A
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English (en)
Inventor
Yuichi Usui
勇一 臼井
Yuji Miyaake
雄司 宮明
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B1/00Border constructions of openings in walls, floors, or ceilings; Frames to be rigidly mounted in such openings
    • E06B1/62Tightening or covering joints between the border of openings and the frame or between contiguous frames
    • E06B2001/628Separate flexible joint covering strips; Flashings

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】サッシと防水シートを密着させ防水を確実にす
る。また、サッシと外壁材の接合部のシールを簡略化す
ることにより、外壁材裏面の通気を確保する。 【解決手段】サッシ取付片4dに、防水シート片14を
被せ防水シート固定片12で取り付けたサッシ4を開口
部2に取付け、現場にて防水シート片14と防水シート
13をオーバーラップさせサッシ周縁の防水を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば住宅用の建
物外壁の開口部に装着されるサッシ取付構造に関し、特
にサッシ周辺の外壁材の裏面の防水性を向上させたサッ
シ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、建物外壁の窓の
開口部2にはサッシ4が取付けられる。サッシ4は、開
口部の4辺の各側面に沿って枠面を構成する、サッシ上
枠4a、サッシ下枠4b、左枠及び右枠であるサッシ縦
枠4cで構成されるサッシ本体と、該サッシ本体の周囲
に設けた、躯体側へ固定するためのサッシ取付片4d
(図1参照)とで構成される。
【0003】サッシの取付けは、サッシ取付片4dを開
口部周縁の左右の柱6や上下枠材に釘16で固定するこ
とでなされる(図4参照)。このようにしてサッシ4を
開口部周縁に固定した後、躯体の外側に複数の下地材8
(胴縁等)を固定し、下地材8の外側に外壁材(サイデ
ィング材)7が取付けられ外壁工事が完了する。
【0004】また、建物内を外部から熱的に遮断して室
内の空調条件(温度、湿度)を最適に保つため、躯体と
外壁材(サイディング材)との間に断熱材を設けること
も多い。このような住宅建築においては、断熱材が湿気
を吸収せず、室内外の温度差による結露を防止しかつ排
水性等も良好にして断熱材や木材の劣化を防止するため
に、断熱材と外壁材との間に通気空間を設けて空気を流
通させる通気工法による住宅構造が近年用いられてい
る。
【0005】このような建物の窓枠を構成するサッシ
は、外壁材との間の気密性及び水密性を保つためにその
周辺部をシールする必要がある。図4は、従来例のサッ
シ取付構造の縦枠部の断面図を示す。従来のサッシ取付
構造においては、現場でサッシ及び外壁材を装着した後
に、外壁材7とサッシ4との隙間部分及び外壁材7同士
の継ぎ目部分(図示せず)にバックアップ材19と不定
形シーリング材18によるシール工事が行われていた。
【0006】しかし、安定した確実なシール状態が常に
得られるとは限らず、施工不良による漏水等の不具合を
生じるおそれがあった。すなわち、シール工事には専門
業者を必要とし、また施工者の技量が要求される。さら
に、不定形シーリング材によるシール工事の場合は、施
工の際にはマスキングを必要とし、シーリング材が硬化
するまでに時間がかかるうえ、長期的にはシーリング材
の劣化による漏水も懸念される。そして漏水があった場
合には、柱6等の躯体と外壁材7との間の通気空間5に
入った水がサッシ周辺等より室内へ侵入してしまう。
【0007】そのため、外壁材の裏面で躯体側のサッシ
周りの防水を図るベく、外壁材7と柱6等の躯体との間
に防水シート13を張り、サッシ取付片4dの端辺の先
端部に防水シート13の端辺の先端部を当接し、防水テ
ープ17を防水シート13とサッシ取付片4dの両者に
貼着することで防水シート13とサッシ取付片4dとを
水密状態となるように係合し、万一シーリング材18の
施工不良による漏水があっても建物内部への漏水が生じ
ないような構造としていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のサッシ取付
構造においては、サッシ取付片4dと防水シート13と
は防水テープを介して水密状態となるように係合されて
いたが、かかる作業は手作業であり、常に安定した信頼
性の高い防水性能が得られるとは限らず、防水テープ1
7の貼付が不十分な箇所から漏水するおそれがあった。
そして、万が一該箇所から漏水した場合、その発生箇所
の特定が極めて困難となる。確実に漏水をなくす方法は
外壁材を剥がして漏水箇所を再度防水テープで貼着し防
水処理するしかないが、その後再度の外壁材の取付け、
外壁材とサッシとの隙間部分及び外壁材同士の継ぎ目部
分へのシール工事が必要で、その費用は大きい。したが
って、施工時の確実な防水シール工事が強く望まれてい
た。
【0009】また通気に関しては、従来の工法ではサッ
シ枠と外壁材との接合部をシール処理するため開口部周
縁の空気が滞留し通気工法の効果が著しく損なわれてい
た。
【0010】本発明は、前述の問題を解決すべくなされ
たものであり、現場作業員の施工技量に左右されず常に
安定した信頼性の高い防水性能を得、外壁におけるサッ
シ周辺の漏水に対する高い信頼性を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、躯体と外壁材
との間に複数の下地材を並列して設け、各下地材間の躯
体と外壁材との間に通気空間が形成された建物外壁開口
部に設ける横枠及び/又は縦枠からなるサッシ取付構造
において、サッシは、該サッシを該開口部の周囲の躯体
側に固定するためのサッシ取付片を有しており、該サッ
シ取付片に防水シート片が水密状態となるように取付け
られ、サッシ取付け後、該防水シート片が施工済の防水
シートと係合されることにより水密性が保持されている
ことを特徴とするサッシ取付構造を提供する。
【0012】上記構成によれば、所定の幅の防水シート
片をあらかじめサッシ取付片に水密状態となるように取
付けた後、サッシを躯体に取付け、その後、該防水シー
ト片を施工済の他の防水シートとオーバーラップするよ
うに重ね合せれば済む。これにより、現場での防水テー
プによる防水シートとサッシ取付片との貼着施工を省く
ことができ、現場作業員の施工技量に左右されず常に安
定した信頼性の高い水密性能が得られ、外壁におけるサ
ッシ周辺の漏水に対する高い信頼性が期待できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において、上記防水シート
片の端部が上記サッシ取付片の端辺に被着された後、防
水シート固定片で挟着され、該防水シート片と該サッシ
取付片との結合が水密状態となっていることが好まし
い。
【0014】上記構成によれば、防水シート片の端部が
サッシ取付片の端辺を包み込む形で固定されるのでより
確実な水密状態となる。また、クリップ状の防水シート
固定片を用いれば、ワンタッチで固定できるので取付け
も容易にできる。
【0015】
【実施例】図5は、本発明のサッシ取付構造にも適用さ
れる、一般的な建物外壁の開口部の構成図である。外壁
1は、開口部2に窓材(障子材)3を装着している。窓
材3の周縁を囲って、開口部2の周縁に、サッシ上枠4
a、サッシ下枠4b、左枠及び右枠であるサッシ縦枠4
c(図1参照)等から構成されるサッシ4が装着され
る。外壁1の屋外面側には複数の外壁材(サイディング
材)7が並列して装着される。開口部2は、左右の柱6
と上枠材(鴨居)9と下枠材(窓台)10に囲まれて形
成される。外壁材7と柱6等の躯体の間には所定間隔で
下地材(胴縁)8が装着される。
【0016】図1は、本発明の実施例のサッシ取付構造
の斜視図である。図2は、図1の実施例の縦枠部分の断
面図である。サッシ取付片4dは、サッシ枠の周囲に形
成される、サッシ枠に垂直(開口部に平行)なフランジ
形状の張出し片である。サッシ4を開口部2に装着する
前に、サッシ4のサッシ取付片4dに防水シート片14
をクリップ状の防水シート固定片12にて事前に取付け
る。防水シート片14のサイズは、サッシ取付片4dの
辺と同じ又はそれ以上の長さであり、所定の幅を有する
矩形とする。
【0017】防水シート固定片12は、断面が略二等辺
三角形状の弾性材料よりなるチャンネル材であり、長さ
はサッシ取付片4dの辺と略同一であることが望まし
い。そして、クリップの機能を有する。
【0018】まず、防水シート片14をサッシ取付片4
dの端辺に被着させる。すなわち、防水シート片14の
端部がサッシ取付片の端辺を包み込む形で固定する。こ
の場合、サッシ取付片4dの屋外面側に被着される防水
シート片14は、防水シート固定片12でクリップ固定
できる程度の幅を被着させれば足りる。次に、防水シー
ト固定片12にて防水シート片14をサッシ取付片4d
の端辺に挟着する。上記作業をサッシ取付片4dの4辺
に対して行う。
【0019】その後、開口部2にサッシ4を装着し、防
水シート片14を現場で取付け済の防水シート13にオ
ーバーラップさせ(重ね合せ)固定する。この場合、垂
直位置で上方に取付けられている防水シート13又は防
水シート片14が屋外面側に配設されようにオーバーラ
ップさせるのが好ましい。たとえば図3に示されるよう
に、サッシ上枠部においては、防水シート13を伝って
落ちてきた水が防水シート片14と躯体の隙間よりサッ
シ取付け部に侵入しないように防水シート13が屋外面
側となる重ね合せ構造とするのが好ましい。その反対
に、サッシ下枠部においては、防水シート片14を伝っ
て落ちてきた水が防水シート13と躯体の隙間に侵入し
ない重ね合せ構造とするのが好ましい(図示は省略)。
【0020】図1、2に示される本発明の実施例では、
サッシ取付片4dに防水シート片14が被着され、防水
シート固定片12にて挟着されており防水性が向上して
いるため、図4の従来例のようにサッシ縦枠4cと外壁
材7との隙間をシーリング材18にてシール工事する必
要がない。その結果、開口部周縁の空気が滞留し通気工
法の効果が著しく損なわれるという従来の問題点が解消
され、良好なサッシ枠周縁の通気空間5が形成されると
いう効果も得られる。
【0021】
【発明の効果】本発明により、現場作業員の施工技量に
左右されず常に安定した信頼性の高い防水性能が得ら
れ、外壁におけるサッシ周辺の漏水に対する高い信頼性
が得られる。また、外壁とサッシの取合い部のシール工
事を不要とした工法が可能となり、不定形シーリング材
によるシール工事で必要であったマスキングの廃止によ
る施工時間の短縮と施工技量の平準化、施工誤差の最小
化、長期信頼性の確保ができる。また、窓周りの外壁材
裏面部の通気工法が可能となり、躯体の耐久性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のサッシ取付構造の斜視図
【図2】図1の実施例の縦枠部分の断面図
【図3】サッシ上枠部分の防水シートの配置を示す縦断
面図
【図4】従来例の縦枠部分の断面図
【図5】一般的な外壁の窓枠部分の構成図
【符号の説明】
1:外壁 2:開口部 3:窓材 4:サッシ 4a:サッシ上枠 4b:サッシ下枠 4c:サッシ竪枠 4d:サッシ取付片 5:通気空間 6:躯体(柱) 7:外壁材 8:下地材(胴縁) 9:躯体(上枠材) 10:躯体(下枠材) 12:防水シート固定片 13:防水シート 14:防水シート片 16:釘 17:防水テープ 18:シーリング材 19:バックアップ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 EA08 FA04 FA09 FA32 GA24 GA60 KA03 LA08 MA01 NA07 ND11 2E011 AA01 AB01 AC04 AD01 AD02 AD03 AF08 AG00 JA02 KA01 KB02 KC02 KC03 KC04 KC07 KD14 KG06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体と外壁材との間に複数の下地材を並列
    して設け、各下地材間の躯体と外壁材との間に通気空間
    が形成された建物外壁開口部に設ける横枠及び/又は縦
    枠からなるサッシ取付構造において、 サッシは、該サッシを該開口部の周囲の躯体側に固定す
    るためのサッシ取付片を有しており、該サッシ取付片に
    防水シート片が水密状態となるように取付けられ、サッ
    シ取付け後、該防水シート片が施工済の防水シートと係
    合されることにより水密性が保持されていることを特徴
    とするサッシ取付構造。
  2. 【請求項2】上記防水シート片の端部が上記サッシ取付
    片の端辺に被着された後、防水シート固定片で挟着さ
    れ、該防水シート片と該サッシ取付片との結合が水密状
    態となっていることを特徴とする請求項1に記載のサッ
    シ取付構造。
JP4367599A 1999-02-22 1999-02-22 サッシ取付構造 Pending JP2000240360A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332770A (ja) * 2007-08-27 2007-12-27 Asahi Tostem Gaiso Kk 建物の開口部施工方法
JP2008523285A (ja) * 2004-12-20 2008-07-03 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 空気流入防止スカートを用いた雨仕舞方法
CN112523637A (zh) * 2020-12-29 2021-03-19 吉林省华兴工程建设集团有限公司 一种铝合金窗框连接墙体的固定片

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