JP2001262792A - 建築物等のパネル取付構造 - Google Patents
建築物等のパネル取付構造Info
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- JP2001262792A JP2001262792A JP2000074630A JP2000074630A JP2001262792A JP 2001262792 A JP2001262792 A JP 2001262792A JP 2000074630 A JP2000074630 A JP 2000074630A JP 2000074630 A JP2000074630 A JP 2000074630A JP 2001262792 A JP2001262792 A JP 2001262792A
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- panel
- gasket
- building
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 全体としてのコストを低減し、フレームの排
水機能、組立性、作業性を向上させ、建築物の意匠性の
向上が可能なトップライト等にガラスパネル等を取付け
る際の改良された取付構造の提供。 【解決手段】 フレーム2を形成する一対の対向壁3の
間に仕切板8を架設し、仕切板にクリッパガスケット1
2を支持させる。各対向壁の一端部にホルダ16を、対
向壁の外側から押え具24を介して装着し、ホルダの内
側部を内側一端部18と内側他端部19とに分割形成
し、各ホルダの内側一端部に押縁27を支持させるとと
もに、内側他端部を支切板方向に伸長してクリッパガス
ケットの末端13側の側部に圧接する。各押縁をリップ
ガスケット29で被覆してその一端部とホルダの一端面
とにパネル32を支持させ、各リップガスケットの他端
部を、徐々に拡開傾斜したクリッパガスケットの先端1
5の側部に圧接する。
水機能、組立性、作業性を向上させ、建築物の意匠性の
向上が可能なトップライト等にガラスパネル等を取付け
る際の改良された取付構造の提供。 【解決手段】 フレーム2を形成する一対の対向壁3の
間に仕切板8を架設し、仕切板にクリッパガスケット1
2を支持させる。各対向壁の一端部にホルダ16を、対
向壁の外側から押え具24を介して装着し、ホルダの内
側部を内側一端部18と内側他端部19とに分割形成
し、各ホルダの内側一端部に押縁27を支持させるとと
もに、内側他端部を支切板方向に伸長してクリッパガス
ケットの末端13側の側部に圧接する。各押縁をリップ
ガスケット29で被覆してその一端部とホルダの一端面
とにパネル32を支持させ、各リップガスケットの他端
部を、徐々に拡開傾斜したクリッパガスケットの先端1
5の側部に圧接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等のパネル
取付構造に関し、より詳しくは、建築物のトップライト
等にガラスパネル等のパネルを取り付ける際の取付構造
の改良に関するものである。
取付構造に関し、より詳しくは、建築物のトップライト
等にガラスパネル等のパネルを取り付ける際の取付構造
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物のトップライト等にガラス
パネル等のパネルを取り付ける場合には、図示しない
が、アルミニウムを使用して断面略正方形に押出成形さ
れた重いフレームに、複数のパネルをシーリングを介し
てそれぞれ単にセットしたり、あるいはフレームの両側
部に嵌合溝をそれぞれ切り欠き成形し、各嵌合溝にパネ
ルをガスケットを介し嵌入支持させるようにしている。
また、フレームに複数のパネルをビス等からなる多数の
締結具を介して螺着することもある。
パネル等のパネルを取り付ける場合には、図示しない
が、アルミニウムを使用して断面略正方形に押出成形さ
れた重いフレームに、複数のパネルをシーリングを介し
てそれぞれ単にセットしたり、あるいはフレームの両側
部に嵌合溝をそれぞれ切り欠き成形し、各嵌合溝にパネ
ルをガスケットを介し嵌入支持させるようにしている。
また、フレームに複数のパネルをビス等からなる多数の
締結具を介して螺着することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来における建築物等
のパネル取付構造は、以上のようにフォロー材からなる
重いフレームを使用しているので、コストが高くなると
ともに、組立や作業の煩雑化を招くという問題がある。
また、フレームの排水溝の断面が実に小さいので、漏水
のおそれが少なくない。また、フレームに螺子孔を設け
る場合、アルミニウム製のフレームなので、加工精度が
低く、組立性や作業性に欠けるという問題がある。ま
た、フレームの構成によっては、複数のパネルを左右に
交互にずらしてセット等したり、フレームに補強材を外
側から装着しなければならないことがある。さらに、従
来の工法では、構造物の外部から施工しなければなら
ず、トップライト等の足場の条件が悪い立地では危険を
伴う。さらにまた、見付け幅が広くなり、建築物全体の
意匠性が悪化することとなり、しかも、材料費用が嵩
み、施工上の危険も伴わざるを得ない。
のパネル取付構造は、以上のようにフォロー材からなる
重いフレームを使用しているので、コストが高くなると
ともに、組立や作業の煩雑化を招くという問題がある。
また、フレームの排水溝の断面が実に小さいので、漏水
のおそれが少なくない。また、フレームに螺子孔を設け
る場合、アルミニウム製のフレームなので、加工精度が
低く、組立性や作業性に欠けるという問題がある。ま
た、フレームの構成によっては、複数のパネルを左右に
交互にずらしてセット等したり、フレームに補強材を外
側から装着しなければならないことがある。さらに、従
来の工法では、構造物の外部から施工しなければなら
ず、トップライト等の足場の条件が悪い立地では危険を
伴う。さらにまた、見付け幅が広くなり、建築物全体の
意匠性が悪化することとなり、しかも、材料費用が嵩
み、施工上の危険も伴わざるを得ない。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、全
体としてのトータルコストを低減し、フレームの排水機
能、組立性、又は作業性を向上させ、建築物の意匠性を
向上させ、構造物の内部で取り付けることができるとと
もに、危険度を減少させて施工することのできる建築物
等のパネル取付構造を提供することを目的としている。
体としてのトータルコストを低減し、フレームの排水機
能、組立性、又は作業性を向上させ、建築物の意匠性を
向上させ、構造物の内部で取り付けることができるとと
もに、危険度を減少させて施工することのできる建築物
等のパネル取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、各対向壁の一端部と
該押縁とに支持されるパネルとを含んでなるものであっ
て、上記一対の対向壁の間に仕切板を架設してこの仕切
板により一対の対向壁の間を一端部側の排水路と他端部
側の開口空間とに分割区画し、該仕切板に該排水路側に
位置するクリッパガスケットを支持させてその先端の両
側部を仕切板方向に向け徐々に傾斜させて広げ、上記各
対向壁の一端部にホルダを対向壁の外側から押さえ具を
介し取り付けて該ホルダの内側部を内側一端部と内側他
端部とに分割形成し、各ホルダの内側一端部に上記押縁
を支持させるとともに、各ホルダの内側他端部を上記仕
切板方向に伸ばして上記クリッパガスケットの末端側の
側部に接触させ、上記各押縁をリップガスケットで被覆
してその一端部と該ホルダの一端面とに上記パネルを支
持させ、各リップガスケットの他端部を上記クリッパガ
スケットの先端の側部に接触させるようにしたことを特
徴としている。
いては、上記課題を達成するため、各対向壁の一端部と
該押縁とに支持されるパネルとを含んでなるものであっ
て、上記一対の対向壁の間に仕切板を架設してこの仕切
板により一対の対向壁の間を一端部側の排水路と他端部
側の開口空間とに分割区画し、該仕切板に該排水路側に
位置するクリッパガスケットを支持させてその先端の両
側部を仕切板方向に向け徐々に傾斜させて広げ、上記各
対向壁の一端部にホルダを対向壁の外側から押さえ具を
介し取り付けて該ホルダの内側部を内側一端部と内側他
端部とに分割形成し、各ホルダの内側一端部に上記押縁
を支持させるとともに、各ホルダの内側他端部を上記仕
切板方向に伸ばして上記クリッパガスケットの末端側の
側部に接触させ、上記各押縁をリップガスケットで被覆
してその一端部と該ホルダの一端面とに上記パネルを支
持させ、各リップガスケットの他端部を上記クリッパガ
スケットの先端の側部に接触させるようにしたことを特
徴としている。
【0006】なお、上記各対向壁の排水路形成領域の外
面からフランジを突出させ、上記各ホルダの他端面の外
側部から該フランジに重なる取付片を突出させるととも
に、この取付片と該各対向壁の一端部との間に隙間を形
成し、該各対向壁のフランジと該各ホルダの取付片とを
上記押さえ具に隙間を介し挟み持たせることができる。
また、上記一対の対向壁の排水路形成領域を略L字状に
折り曲げて相互に接近させ、上記各ホルダの他端面から
各対向壁の一端面に重なる取付片を伸ばし、各押さえ具
を略U字状に折り曲げ形成してこの押さえ具に各対向壁
の一端部と該ホルダの取付片とを挟み持たせるととも
に、各押さえ具と該ホルダの取付片との間に隙間を形成
し、各押さえ具の外面と上記対向壁の非排水路形成領域
の外面とを略面一に並べ揃えることができる。
面からフランジを突出させ、上記各ホルダの他端面の外
側部から該フランジに重なる取付片を突出させるととも
に、この取付片と該各対向壁の一端部との間に隙間を形
成し、該各対向壁のフランジと該各ホルダの取付片とを
上記押さえ具に隙間を介し挟み持たせることができる。
また、上記一対の対向壁の排水路形成領域を略L字状に
折り曲げて相互に接近させ、上記各ホルダの他端面から
各対向壁の一端面に重なる取付片を伸ばし、各押さえ具
を略U字状に折り曲げ形成してこの押さえ具に各対向壁
の一端部と該ホルダの取付片とを挟み持たせるととも
に、各押さえ具と該ホルダの取付片との間に隙間を形成
し、各押さえ具の外面と上記対向壁の非排水路形成領域
の外面とを略面一に並べ揃えることができる。
【0007】さらに、上記ホルダ、上記押縁、上記リッ
プガスケット、及び上記パネルをユニット化することも
できる。
プガスケット、及び上記パネルをユニット化することも
できる。
【0008】ここで、特許請求の範囲におけるパネル
は、平坦な板状でも良いし、断面略半円弧状等でも良
い。このパネルは、単数複数のガラスパネルやPCパネ
ル等で構成することができる。略L字状には、厳密な意
味のL字と、おおよその意味のL字とが含まれる。同様
に、略U字状にも、厳密な意味のU字と、おおよその意
味のU字とが含まれる。さらに、建築物等であるから、
厳密な意味の建築物の他、建築物以外の構造物が含まれ
る。
は、平坦な板状でも良いし、断面略半円弧状等でも良
い。このパネルは、単数複数のガラスパネルやPCパネ
ル等で構成することができる。略L字状には、厳密な意
味のL字と、おおよその意味のL字とが含まれる。同様
に、略U字状にも、厳密な意味のU字と、おおよその意
味のU字とが含まれる。さらに、建築物等であるから、
厳密な意味の建築物の他、建築物以外の構造物が含まれ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明すると、本実施形態における建築
物等のパネル取付構造は、図1や図2に示すように、縦
横組み合わされて建築物の山型トップライト(天窓)1を
構成する断面略H字形のフレーム2と、このフレーム2
を形成する左右一対の対向壁3に支持される左右一対の
押縁27と、各対向壁3のパネル受5と押縁27とに支
持される左右一対のパネル32とを備え、各対向壁3の
パネル受5にホルダ16を対向壁3の外側から押さえ具
24を介し着脱自在に装着するようにしている。
ましい実施形態を説明すると、本実施形態における建築
物等のパネル取付構造は、図1や図2に示すように、縦
横組み合わされて建築物の山型トップライト(天窓)1を
構成する断面略H字形のフレーム2と、このフレーム2
を形成する左右一対の対向壁3に支持される左右一対の
押縁27と、各対向壁3のパネル受5と押縁27とに支
持される左右一対のパネル32とを備え、各対向壁3の
パネル受5にホルダ16を対向壁3の外側から押さえ具
24を介し着脱自在に装着するようにしている。
【0010】フレーム2は、図2に示すように、電気・
熱の伝導性に優れ、腐食の進行しにくいアルミニウムや
アルミニウム合金等を使用して長尺に押出成形されてい
る。このフレーム2は、間隔をおいて相対向する一対の
対向壁3を備え、各対向壁3の上端部である一端部の長
手方向(図2の奥方向)には、断面略リップ溝形のU字溝
4が一体成形されており、各U字溝4には、長尺のパネ
ル受5が載置密嵌されている。各対向壁3の一端部外
面、換言すれば、排水路形成領域6の外面からはフラン
ジ7が側方に突出している。各パネル受5は、例えば耐
熱性、耐候性、気密性、水密性、耐湿性、耐老化特性等
に優れるシリコーンゴム等を使用して押出成形されてい
る。
熱の伝導性に優れ、腐食の進行しにくいアルミニウムや
アルミニウム合金等を使用して長尺に押出成形されてい
る。このフレーム2は、間隔をおいて相対向する一対の
対向壁3を備え、各対向壁3の上端部である一端部の長
手方向(図2の奥方向)には、断面略リップ溝形のU字溝
4が一体成形されており、各U字溝4には、長尺のパネ
ル受5が載置密嵌されている。各対向壁3の一端部外
面、換言すれば、排水路形成領域6の外面からはフラン
ジ7が側方に突出している。各パネル受5は、例えば耐
熱性、耐候性、気密性、水密性、耐湿性、耐老化特性等
に優れるシリコーンゴム等を使用して押出成形されてい
る。
【0011】一対の対向壁3の間には同図に示すよう
に、一体的な仕切板8が少々一端部側寄りに架設成形さ
れ、この仕切板8により一対の対向壁3の間が一端部側
の水23流通用の排水路9と、他端部側の大きな開口空
間10とに分割区画されている。開口空間10は、図示
しない補強材が図の下方から適宜インサートされる。
に、一体的な仕切板8が少々一端部側寄りに架設成形さ
れ、この仕切板8により一対の対向壁3の間が一端部側
の水23流通用の排水路9と、他端部側の大きな開口空
間10とに分割区画されている。開口空間10は、図示
しない補強材が図の下方から適宜インサートされる。
【0012】仕切板8の略中央部の長手方向には同図に
示すように、排水路9側に位置するリップ溝11が突出
成形され、このリップ溝11の長手方向には、パネル受
5よりも一端部方向(図2の上方向)に突出する可撓性の
クリッパガスケット12が立てて嵌入支持されている。
このクリッパガスケット12は、例えばシリコーンゴム
等を使用して押出成形され、末端13が基本的には断面
略逆U字形に成形されており、この末端13がリップ溝
11に密嵌する。この末端13の両外側隅部からは屈曲
受け片14がそれぞれ斜め上方に突出している。クリッ
パガスケット12の先端15は、断面略矢印形に成形さ
れ、両側部が仕切板8方向に向け徐々に拡開傾斜してい
る。
示すように、排水路9側に位置するリップ溝11が突出
成形され、このリップ溝11の長手方向には、パネル受
5よりも一端部方向(図2の上方向)に突出する可撓性の
クリッパガスケット12が立てて嵌入支持されている。
このクリッパガスケット12は、例えばシリコーンゴム
等を使用して押出成形され、末端13が基本的には断面
略逆U字形に成形されており、この末端13がリップ溝
11に密嵌する。この末端13の両外側隅部からは屈曲
受け片14がそれぞれ斜め上方に突出している。クリッ
パガスケット12の先端15は、断面略矢印形に成形さ
れ、両側部が仕切板8方向に向け徐々に拡開傾斜してい
る。
【0013】各ホルダ16は、図2に示すように、アル
ミニウムやアルミニウム合金等を使用して基本的には中
空の略ブロック形に押出成形され、押縁27がビス17
を介し立てて螺着されている。各ホルダ16の内側部
は、内側一端部18と内側他端部19とに分割形成さ
れ、内側一端部18が屈曲起立して押縁27を重合支持
するとともに、内側他端部19が仕切板8方向に屈曲伸
長してクリッパガスケット12の末端13側の屈曲受け
片14付近に圧接するよう機能する。各ホルダ16の内
側他端部19は、クリッパガスケット12の屈曲受け片
14付近に位置するので、例え位置ずれしても、クリッ
パガスケット12から脱落することがない。各ホルダ1
6の他端面の外側部からはフランジ7に重合する取付片
20が断面略L字形に突出し、この取付片20と各対向
壁3のU字溝4及びパネル受5との間には隙間21が区
画形成されている。また、各ホルダ16の外側壁、押縁
27用の螺着壁、及び内側他端部19には流通孔22が
それぞれ穿孔され、これら複数の流通孔22が外部から
の水23を排水路9に流通させる。
ミニウムやアルミニウム合金等を使用して基本的には中
空の略ブロック形に押出成形され、押縁27がビス17
を介し立てて螺着されている。各ホルダ16の内側部
は、内側一端部18と内側他端部19とに分割形成さ
れ、内側一端部18が屈曲起立して押縁27を重合支持
するとともに、内側他端部19が仕切板8方向に屈曲伸
長してクリッパガスケット12の末端13側の屈曲受け
片14付近に圧接するよう機能する。各ホルダ16の内
側他端部19は、クリッパガスケット12の屈曲受け片
14付近に位置するので、例え位置ずれしても、クリッ
パガスケット12から脱落することがない。各ホルダ1
6の他端面の外側部からはフランジ7に重合する取付片
20が断面略L字形に突出し、この取付片20と各対向
壁3のU字溝4及びパネル受5との間には隙間21が区
画形成されている。また、各ホルダ16の外側壁、押縁
27用の螺着壁、及び内側他端部19には流通孔22が
それぞれ穿孔され、これら複数の流通孔22が外部から
の水23を排水路9に流通させる。
【0014】各押さえ具24は、図2に示すように、ア
ルミニウムやアルミニウム合金等を使用して基本的には
断面略倒J字形に押出成形され、各対向壁3のフランジ
7とホルダ16の取付片20とを隙間21を介して挟持
する。各押さえ具24の屈曲隅部には、各ホルダ16の
他端面に当接する装着片25が一体成形され、この装着
片25が取付片20にビス26を介して螺着されてい
る。
ルミニウムやアルミニウム合金等を使用して基本的には
断面略倒J字形に押出成形され、各対向壁3のフランジ
7とホルダ16の取付片20とを隙間21を介して挟持
する。各押さえ具24の屈曲隅部には、各ホルダ16の
他端面に当接する装着片25が一体成形され、この装着
片25が取付片20にビス26を介して螺着されてい
る。
【0015】各押縁27は、同図に示すように、アルミ
ニウムやアルミニウム合金等を用いて基本的には断面略
L字形に折曲成形され、ホルダ16の内側他端部19上
に搭載支持されている。各押縁27は、その上端部であ
る一端部の内側面に嵌入溝28が、一端部の外側面には
斜め下向きの傾斜面がそれぞれ成形され、パネル32用
のリップガスケット29にシリコーン系のパテ状接着剤
であるシーリング材を介して被覆されている。このリッ
プガスケット29は、シリコーン系、クロロプレン系、
EPDH系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン
系、又はアクリル系のエラストマーを使用して押出成形
され、一端部の内側裏面には嵌入溝28に嵌入する凸部
30が、外側面には斜め下向きの傾斜面31がそれぞれ
成形されている。各リップガスケット29の他端部は、
押縁27用のビス17を被覆するとともに、クリッパガ
スケット12の先端15の側部に圧接する。
ニウムやアルミニウム合金等を用いて基本的には断面略
L字形に折曲成形され、ホルダ16の内側他端部19上
に搭載支持されている。各押縁27は、その上端部であ
る一端部の内側面に嵌入溝28が、一端部の外側面には
斜め下向きの傾斜面がそれぞれ成形され、パネル32用
のリップガスケット29にシリコーン系のパテ状接着剤
であるシーリング材を介して被覆されている。このリッ
プガスケット29は、シリコーン系、クロロプレン系、
EPDH系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン
系、又はアクリル系のエラストマーを使用して押出成形
され、一端部の内側裏面には嵌入溝28に嵌入する凸部
30が、外側面には斜め下向きの傾斜面31がそれぞれ
成形されている。各リップガスケット29の他端部は、
押縁27用のビス17を被覆するとともに、クリッパガ
スケット12の先端15の側部に圧接する。
【0016】各パネル32は、図2に示すように、建築
物の外側に位置するガラスパネル33と、建築物の内側
に位置するガラスパネル33Aとを結露防止の観点から
図の上下方向に並べ備え、これらのガラスパネル33・
33Aの間には、断熱用のスペーサ34が上記シーリン
グ材を介して挟着されている。ガラスパネル33は、そ
の露出面がリップガスケット29の露出面と面一に揃え
られ、側面35が斜め上向きに傾斜形成されており、こ
の側面35がリップガスケット29の傾斜面31にシー
リング材36を介して斜めはぎ接合(建築分野における
板はぎの一種、そぎはぎ、そぎ継ぎともいう)されてい
る。ガラスパネル33Aの内周面外周は、ホルダ16の
平坦な一端面にシーリング材36を介し搭載されてい
る。このようなパネル32は、ホルダ16、押縁27、
及びリップガスケット29とシーリング材36等を介し
予め工場等でユニット化される。
物の外側に位置するガラスパネル33と、建築物の内側
に位置するガラスパネル33Aとを結露防止の観点から
図の上下方向に並べ備え、これらのガラスパネル33・
33Aの間には、断熱用のスペーサ34が上記シーリン
グ材を介して挟着されている。ガラスパネル33は、そ
の露出面がリップガスケット29の露出面と面一に揃え
られ、側面35が斜め上向きに傾斜形成されており、こ
の側面35がリップガスケット29の傾斜面31にシー
リング材36を介して斜めはぎ接合(建築分野における
板はぎの一種、そぎはぎ、そぎ継ぎともいう)されてい
る。ガラスパネル33Aの内周面外周は、ホルダ16の
平坦な一端面にシーリング材36を介し搭載されてい
る。このようなパネル32は、ホルダ16、押縁27、
及びリップガスケット29とシーリング材36等を介し
予め工場等でユニット化される。
【0017】シーリング材36は、未硬化の反応硬化型
ゴム、好ましくは常温あるいは空気中の水分で硬化する
反応硬化型シリコーンゴムを使用して略帯形あるいは棒
形等に成形され、ホルダ16とパネル32、リップガス
ケット29とパネル32とをそれぞれ工場等で接合す
る。反応硬化型シリコーンゴムとしては、付加反応型シ
リコーンゴムや縮合反応型シリコーンゴム等があげら
れ、特に未硬化の可塑度が150〜500のものが好ま
しい。付加反応型シリコーンゴムは、オルガノポリシロ
キサンにオルガノハイドロジェンポリシロキサン、アル
コキシシラン、及び硬化反応用触媒を添加し、さらに必
要に応じて充填剤、着色無機顔料、発泡剤、シリカ分散
剤、接着向上剤、反応抑制剤、耐熱性向上剤等が添加さ
れる。
ゴム、好ましくは常温あるいは空気中の水分で硬化する
反応硬化型シリコーンゴムを使用して略帯形あるいは棒
形等に成形され、ホルダ16とパネル32、リップガス
ケット29とパネル32とをそれぞれ工場等で接合す
る。反応硬化型シリコーンゴムとしては、付加反応型シ
リコーンゴムや縮合反応型シリコーンゴム等があげら
れ、特に未硬化の可塑度が150〜500のものが好ま
しい。付加反応型シリコーンゴムは、オルガノポリシロ
キサンにオルガノハイドロジェンポリシロキサン、アル
コキシシラン、及び硬化反応用触媒を添加し、さらに必
要に応じて充填剤、着色無機顔料、発泡剤、シリカ分散
剤、接着向上剤、反応抑制剤、耐熱性向上剤等が添加さ
れる。
【0018】縮合反応型シリコーンゴムは、脱オキシム
型、脱アルコール型、脱アセトン型のいずれをも使用す
ることができるが、脱オキシム型が好ましく、オルガノ
ポリシロキサンに架橋剤、触媒、補強性充填剤、及び潤
滑剤を配合し、さらに必要に応じて接着助剤、非補強性
充填剤、無機顔料、防かび剤等を添加して調製される。
型、脱アルコール型、脱アセトン型のいずれをも使用す
ることができるが、脱オキシム型が好ましく、オルガノ
ポリシロキサンに架橋剤、触媒、補強性充填剤、及び潤
滑剤を配合し、さらに必要に応じて接着助剤、非補強性
充填剤、無機顔料、防かび剤等を添加して調製される。
【0019】上記構成において、山型トップライト1の
フレーム2にパネル32を取り付ける場合には、先ず、
ホルダ16、押縁27、リップガスケット29、及びパ
ネル32を予め工場等でユニット化する。具体的には、
各ホルダ16の内側他端部19上に押縁27を立て、各
ホルダ16の内側一端部18に押縁27の立面をあてが
いながらビス17で螺着し、各押縁27をリップガスケ
ット29で被覆する。こうしてリップガスケット29を
覆着したら、各ホルダ16の一端面にパネル32をシー
リング材36を介し搭載するとともに、各リップガスケ
ット29の傾斜面31にパネル32をシーリング材36
を介し斜めはぎ接合する。
フレーム2にパネル32を取り付ける場合には、先ず、
ホルダ16、押縁27、リップガスケット29、及びパ
ネル32を予め工場等でユニット化する。具体的には、
各ホルダ16の内側他端部19上に押縁27を立て、各
ホルダ16の内側一端部18に押縁27の立面をあてが
いながらビス17で螺着し、各押縁27をリップガスケ
ット29で被覆する。こうしてリップガスケット29を
覆着したら、各ホルダ16の一端面にパネル32をシー
リング材36を介し搭載するとともに、各リップガスケ
ット29の傾斜面31にパネル32をシーリング材36
を介し斜めはぎ接合する。
【0020】次いで、現場にフレーム2を輸送し、この
フレーム2の各パネル受5にユニット化したパネル32
のホルダ16を搭載支持させ、各パネル受5とクリッパ
ガスケット12との狭い間に各ホルダ16の内側他端部
19をパネル32の自重を利用して押し込み、クリッパ
ガスケット12の末端両側部にホルダ16の内側他端部
19をそれぞれ密接するとともに、クリッパガスケット
12の先端両側部にリップガスケット29の他端部をそ
れぞれ密接して水密性を確保する。そして、フレーム2
の各フランジ7にホルダ16の取付片20を重合して押
さえ具24で挟持し、その後、各ホルダ16の取付片2
0に押さえ具24の装着片25をビス26を介し螺着す
れば、山型トップライト1のフレーム2にパネル32を
取り付けることができる。
フレーム2の各パネル受5にユニット化したパネル32
のホルダ16を搭載支持させ、各パネル受5とクリッパ
ガスケット12との狭い間に各ホルダ16の内側他端部
19をパネル32の自重を利用して押し込み、クリッパ
ガスケット12の末端両側部にホルダ16の内側他端部
19をそれぞれ密接するとともに、クリッパガスケット
12の先端両側部にリップガスケット29の他端部をそ
れぞれ密接して水密性を確保する。そして、フレーム2
の各フランジ7にホルダ16の取付片20を重合して押
さえ具24で挟持し、その後、各ホルダ16の取付片2
0に押さえ具24の装着片25をビス26を介し螺着す
れば、山型トップライト1のフレーム2にパネル32を
取り付けることができる。
【0021】上記構成によれば、フォロー材ではなく、
オープン材からなる軽いフレーム2を使用するので、型
費用を含むトータルコストを著しく低減し、組立や作業
の煩雑化をきわめて有効に防止することができる。ま
た、フレーム2の排水機構を重視し、一対の対向壁3の
一端部側と仕切板8とにより大きな排水路9を区画形成
するので、排水路9の断面積を縦長に拡大して排水を円
滑化することができ、これを通じて漏水のおそれを実に
有効に解消することができる。これに関連して、クリッ
パガスケット12とリップガスケット29とが密接する
ので、排水時に外圧が悪影響を及ぼすのを有効に防止す
ることが可能となる。
オープン材からなる軽いフレーム2を使用するので、型
費用を含むトータルコストを著しく低減し、組立や作業
の煩雑化をきわめて有効に防止することができる。ま
た、フレーム2の排水機構を重視し、一対の対向壁3の
一端部側と仕切板8とにより大きな排水路9を区画形成
するので、排水路9の断面積を縦長に拡大して排水を円
滑化することができ、これを通じて漏水のおそれを実に
有効に解消することができる。これに関連して、クリッ
パガスケット12とリップガスケット29とが密接する
ので、排水時に外圧が悪影響を及ぼすのを有効に防止す
ることが可能となる。
【0022】また、フレーム2に低加工精度となりやす
い螺子孔を穿孔したり、パネル32を多数の螺子等で直
接固定するのではなく、ホルダ16、クリッパガスケッ
ト12、及びリップガスケット29を簡易に係合させて
複数のパネル32を一度にまとめて固定するので、螺子
と螺子孔との位置合わせ等を省略することができるとと
もに、位置決め性、組立性、作業性、及び施工性を大幅
に向上させることができる。特に、建築物の内側だけか
ら全てのパネル32を取り付けることができるので、建
築物の外側に足場を設置する必要が全くなく、作業性が
大幅に向上する。また、建築物の外圧と内圧との圧力差
を抑制し、略等圧化することが可能なので、建築物が高
層建築物の場合には特に有意義である。
い螺子孔を穿孔したり、パネル32を多数の螺子等で直
接固定するのではなく、ホルダ16、クリッパガスケッ
ト12、及びリップガスケット29を簡易に係合させて
複数のパネル32を一度にまとめて固定するので、螺子
と螺子孔との位置合わせ等を省略することができるとと
もに、位置決め性、組立性、作業性、及び施工性を大幅
に向上させることができる。特に、建築物の内側だけか
ら全てのパネル32を取り付けることができるので、建
築物の外側に足場を設置する必要が全くなく、作業性が
大幅に向上する。また、建築物の外圧と内圧との圧力差
を抑制し、略等圧化することが可能なので、建築物が高
層建築物の場合には特に有意義である。
【0023】また、フレーム2に補強材を外側からジョ
イント等で単に螺着するのではなく、フレーム2の開口
空間10内に補強材をインサートしてその一部を吸収す
るので、見付け幅等を狭くすることができ、これを通じ
て建築物全体の意匠性を向上させたり、インサート分だ
け材料費を抑制することが大いに期待できる。また、開
口空間10を利用すれば、他のフレーム2との接合も実
に容易化する。また、対向壁3とホルダ16、ホルダ1
6と押さえ具24の間に隙間21をそれぞれ形成するの
で、これらの隙間21で強風、交通機関、外圧、又は地
震等に基づく大きな振動を吸収することができ、これを
通じてパネル32や建築物の損傷等をきわめて有効に防
止することができる。
イント等で単に螺着するのではなく、フレーム2の開口
空間10内に補強材をインサートしてその一部を吸収す
るので、見付け幅等を狭くすることができ、これを通じ
て建築物全体の意匠性を向上させたり、インサート分だ
け材料費を抑制することが大いに期待できる。また、開
口空間10を利用すれば、他のフレーム2との接合も実
に容易化する。また、対向壁3とホルダ16、ホルダ1
6と押さえ具24の間に隙間21をそれぞれ形成するの
で、これらの隙間21で強風、交通機関、外圧、又は地
震等に基づく大きな振動を吸収することができ、これを
通じてパネル32や建築物の損傷等をきわめて有効に防
止することができる。
【0024】また、リップガスケット29の傾斜面31
とガラスパネル33の側面35とをシーリング材36を
介して斜めはぎ接合するので、これらの間に楔効果を発
生させることができる。したがって、例え長期の使用で
シーリング材36の接着強度が低下しても、パネル32
の抜け落ちを簡易な構成できわめて有効に防止すること
ができる。また、リップガスケット29の露出面とパネ
ル32の露出面をフラットに揃えて凹凸や段差を解消す
るので、建築美観を大いに高め、しかも、段差に塵等が
溜まるのを抑制することができる。また、ホルダ16、
押縁27、リップガスケット29、及びパネル32を工
場等で予め一体化することができるので、製品精度を高
め、現場作業の簡便化も大いに期待できる。
とガラスパネル33の側面35とをシーリング材36を
介して斜めはぎ接合するので、これらの間に楔効果を発
生させることができる。したがって、例え長期の使用で
シーリング材36の接着強度が低下しても、パネル32
の抜け落ちを簡易な構成できわめて有効に防止すること
ができる。また、リップガスケット29の露出面とパネ
ル32の露出面をフラットに揃えて凹凸や段差を解消す
るので、建築美観を大いに高め、しかも、段差に塵等が
溜まるのを抑制することができる。また、ホルダ16、
押縁27、リップガスケット29、及びパネル32を工
場等で予め一体化することができるので、製品精度を高
め、現場作業の簡便化も大いに期待できる。
【0025】また、パネル32の止水をリップガスケッ
ト29とシーリング材36の二重止水機構とするので、
シール工事が不要となる。さらに、ホルダ16、押縁2
7、リップガスケット29、及びパネル32をシリコー
ン系のシーリング材36により常温や空気中の水分で接
着して一体化すれば、取り扱いが容易なだけではなく、
長期にわたり安定した止水機能を得ることができるとと
もに、強風時等においても優れた接着強度が期待でき
る。さらにまた、建築物の意匠に応じ、リップガスケッ
ト29等を自由にカラーリングすることができるので、
建築物の外観意匠設計に幅を持たせることが可能にな
る。
ト29とシーリング材36の二重止水機構とするので、
シール工事が不要となる。さらに、ホルダ16、押縁2
7、リップガスケット29、及びパネル32をシリコー
ン系のシーリング材36により常温や空気中の水分で接
着して一体化すれば、取り扱いが容易なだけではなく、
長期にわたり安定した止水機能を得ることができるとと
もに、強風時等においても優れた接着強度が期待でき
る。さらにまた、建築物の意匠に応じ、リップガスケッ
ト29等を自由にカラーリングすることができるので、
建築物の外観意匠設計に幅を持たせることが可能にな
る。
【0026】次に、図3は本発明の第2の実施形態を示
すもので、この場合には、一対の対向壁3の排水路形成
領域6をそれぞれL字形に折曲して相互に接近させ、各
ホルダ16の他端面から各対向壁3のパネル受5に重合
する取付片20を断面倒L字形に折曲伸長する。そし
て、各押さえ具24を断面U字形に折曲形成し、この押
さえ具24に各対向壁3のU字溝4、パネル受5、及び
ホルダ16の取付片20をビス26を介し外側から挟持
螺着させるとともに、各押さえ具24とホルダ16の取
付片20との間に複数の隙間21をそれぞれ形成し、各
押さえ具24の外面と対向壁3の非排水路形成領域(図
の下方参照)の外面とを隙間を介して面一に並べ揃える
ようにしている。その他の部分については、上記実施形
態と略同様であるので説明を省略する。
すもので、この場合には、一対の対向壁3の排水路形成
領域6をそれぞれL字形に折曲して相互に接近させ、各
ホルダ16の他端面から各対向壁3のパネル受5に重合
する取付片20を断面倒L字形に折曲伸長する。そし
て、各押さえ具24を断面U字形に折曲形成し、この押
さえ具24に各対向壁3のU字溝4、パネル受5、及び
ホルダ16の取付片20をビス26を介し外側から挟持
螺着させるとともに、各押さえ具24とホルダ16の取
付片20との間に複数の隙間21をそれぞれ形成し、各
押さえ具24の外面と対向壁3の非排水路形成領域(図
の下方参照)の外面とを隙間を介して面一に並べ揃える
ようにしている。その他の部分については、上記実施形
態と略同様であるので説明を省略する。
【0027】本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果が期待でき、しかも、各押さえ具24の外面
と対向壁3の非排水路形成領域の外面との間に凹凸や段
差が生じるのを抑制するので、建築美観を著しく向上さ
せることができるのは明らかである。また、フランジ7
を省略することができるので、型費用を含むトータルコ
ストを著しく低減し、組立や作業の煩雑化をきわめて有
効に防止することが可能になる。
の作用効果が期待でき、しかも、各押さえ具24の外面
と対向壁3の非排水路形成領域の外面との間に凹凸や段
差が生じるのを抑制するので、建築美観を著しく向上さ
せることができるのは明らかである。また、フランジ7
を省略することができるので、型費用を含むトータルコ
ストを著しく低減し、組立や作業の煩雑化をきわめて有
効に防止することが可能になる。
【0028】なお、上記実施形態では山型トップライト
1を示したが、なんらこれに限定されるものではなく、
アーチ型トップライト、突き出し窓型トップライト、カ
ーテンウォール、サッシ等でも良い。各フレーム2は、
縦に使用することもできるし、横に配置しても良い。各
フレーム2の対向壁3の一部を曲げたり、排水ガイド片
40を図4や図5のように適宜設けることも可能であ
る。また、各フレーム2の長手方向における先端部及び
又は末端部の対向壁3の非排水路形成領域側に切り欠き
を形成したり、各フレーム2の対向壁3の排水路形成領
域6側に単数複数の連結口を形成し、これらの切り欠き
と連結口とを利用して複数のフレーム2を略相じゃくり
接合することも可能である。
1を示したが、なんらこれに限定されるものではなく、
アーチ型トップライト、突き出し窓型トップライト、カ
ーテンウォール、サッシ等でも良い。各フレーム2は、
縦に使用することもできるし、横に配置しても良い。各
フレーム2の対向壁3の一部を曲げたり、排水ガイド片
40を図4や図5のように適宜設けることも可能であ
る。また、各フレーム2の長手方向における先端部及び
又は末端部の対向壁3の非排水路形成領域側に切り欠き
を形成したり、各フレーム2の対向壁3の排水路形成領
域6側に単数複数の連結口を形成し、これらの切り欠き
と連結口とを利用して複数のフレーム2を略相じゃくり
接合することも可能である。
【0029】また、クリッパガスケット12の先端15
を矢印形ではなく、断面半円弧状等の類似形に形成する
ことも可能である。さらに、図2の奥方向に長い押縁2
7を使用することもできるし、短い押縁27を複数並べ
て使用することも可能である。さらにまた、ホルダ1
6、押縁27、リップガスケット29、及びパネル32
の外周部を一体化しても良いが、あえて一体化せずとも
良い。
を矢印形ではなく、断面半円弧状等の類似形に形成する
ことも可能である。さらに、図2の奥方向に長い押縁2
7を使用することもできるし、短い押縁27を複数並べ
て使用することも可能である。さらにまた、ホルダ1
6、押縁27、リップガスケット29、及びパネル32
の外周部を一体化しても良いが、あえて一体化せずとも
良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、全体としてのトータルコストを低減し、フレームの
排水機能、組立性、又は作業性を向上させることができ
るという効果がある。また、建築物の意匠性を向上させ
ることが可能になる。
ば、全体としてのトータルコストを低減し、フレームの
排水機能、組立性、又は作業性を向上させることができ
るという効果がある。また、建築物の意匠性を向上させ
ることが可能になる。
【図1】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施
形態を示す全体斜視説明図である。
形態を示す全体斜視説明図である。
【図2】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施
形態を示す要部断面説明図である。
形態を示す要部断面説明図である。
【図3】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の第2
の実施形態を示す部分斜視説明図である。
の実施形態を示す部分斜視説明図である。
【図4】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の第3
の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
【図5】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の第4
の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
1 山型トップライト 2 フレーム 3 対向壁 4 U字溝(一端部) 5 パネル受(一端部) 6 排水路形成領域 7 フランジ 8 仕切板 9 排水路 10 開口空間 12 クリッパガスケット 13 末端 15 先端 16 ホルダ 18 内側一端部 19 内側他端部 20 取付片 21 隙間 24 押さえ具 25 装着片 27 押縁 29 リップガスケット 31 傾斜面 32 パネル 33 ガラスパネル 33A ガラスパネル 35 側面 36 シーリング材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 美博 東京都中央区日本橋本町四丁目3番5号 信越ポリマー株式会社内 (72)発明者 関東 健介 東京都中央区日本橋本町四丁目3番5号 信越ポリマー株式会社内 (72)発明者 小島 功 埼玉県浦和市太田窪2126−1 Fターム(参考) 2E108 AZ01 BB01 BN01 CC18 ER09 FF11 GG15 GG19
Claims (4)
- 【請求項1】 フレームを形成する一対の対向壁と、各
対向壁に支持される複数の押縁と、各対向壁の一端部と
該押縁とに支持されるパネルとを含んでなる建築物等の
パネル取付構造であって、 上記一対の対向壁の間に仕切板を架設してこの仕切板に
より一対の対向壁の間を一端部側の排水路と他端部側の
開口空間とに分割区画し、該仕切板に該排水路側に位置
するクリッパガスケットを支持させてその先端の両側部
を仕切板方向に向け徐々に傾斜させて広げ、上記各対向
壁の一端部にホルダを対向壁の外側から押さえ具を介し
取り付けて該ホルダの内側部を内側一端部と内側他端部
とに分割形成し、各ホルダの内側一端部に上記押縁を支
持させるとともに、各ホルダの内側他端部を上記仕切板
方向に伸ばして上記クリッパガスケットの末端側の側部
に接触させ、上記各押縁をリップガスケットで被覆して
その一端部と該ホルダの一端面とに上記パネルを支持さ
せ、各リップガスケットの他端部を上記クリッパガスケ
ットの先端の側部に接触させるようにしたことを特徴と
する建築物等のパネル取付構造。 - 【請求項2】 上記各対向壁の排水路形成領域の外面か
らフランジを突出させ、上記各ホルダの他端面の外側部
から該フランジに重なる取付片を突出させるとともに、
この取付片と該各対向壁の一端部との間に隙間を形成
し、該各対向壁のフランジと該各ホルダの取付片とを上
記押さえ具に隙間を介し挟み持たせた請求項1記載の建
築物等のパネル取付構造。 - 【請求項3】 上記一対の対向壁の排水路形成領域を略
L字状に折り曲げて相互に接近させ、上記各ホルダの他
端面から各対向壁の一端面に重なる取付片を伸ばし、各
押さえ具を略U字状に折り曲げ形成してこの押さえ具に
各対向壁の一端部と該ホルダの取付片とを挟み持たせる
とともに、各押さえ具と該ホルダの取付片との間に隙間
を形成し、各押さえ具の外面と上記対向壁の非排水路形
成領域の外面とを略面一に並べ揃えるようにした請求項
1記載の建築物等のパネル取付構造。 - 【請求項4】 上記ホルダ、上記押縁、上記リップガス
ケット、及び上記パネルをユニット化した請求項1、
2、又は3記載の建築物等のパネル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074630A JP2001262792A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 建築物等のパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074630A JP2001262792A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 建築物等のパネル取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001262792A true JP2001262792A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18592640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000074630A Pending JP2001262792A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 建築物等のパネル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001262792A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003239394A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-27 | Uchiyama Kyoichi Design Studio:Kk | 建築構造用梁 |
JP2004323633A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 車両用シリコーン接着剤及び車両用シーリング材の補修方法 |
JP2008513638A (ja) * | 2004-09-21 | 2008-05-01 | オーチス エレベータ カンパニー | 中実のドアフレームおよびスライドドアアッセンブリ |
CN104153510A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-19 | 苏州金螳螂幕墙有限公司 | 一种采光顶附框 |
CN114045976A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-02-15 | 福建省城投科技有限公司 | 一种装配式轻质保温墙板及其安装方法 |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000074630A patent/JP2001262792A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003239394A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-27 | Uchiyama Kyoichi Design Studio:Kk | 建築構造用梁 |
JP2004323633A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 車両用シリコーン接着剤及び車両用シーリング材の補修方法 |
JP2008513638A (ja) * | 2004-09-21 | 2008-05-01 | オーチス エレベータ カンパニー | 中実のドアフレームおよびスライドドアアッセンブリ |
CN104153510A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-19 | 苏州金螳螂幕墙有限公司 | 一种采光顶附框 |
CN114045976A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-02-15 | 福建省城投科技有限公司 | 一种装配式轻质保温墙板及其安装方法 |
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