JP3232264B2 - 改装サッシ - Google Patents

改装サッシ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改装に好適な改装
サッシに係り、引き違い窓、ルーバー窓、辷り出し窓、
片引き窓、開き窓、FIX窓、上げ下げ窓、内開き窓、
外開き窓等の各種窓に用いられる改装サッシに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の改装や部屋の用途変更に
ともない、建物の開口部に設けられているサッシの種類
を変更(例えば、引き違い窓から辷り出し窓等への変
更)する場合や、窓枠の破損や老朽化にともなってサッ
シを取り替える場合、あるいは窓の開閉時の音鳴りや勝
手違いによる不便さを解消するためにサッシを取り替え
る場合などには、建物の躯体に直に取り付けられている
窓枠を建物の開口部周りの内外装を一部壊して取り外す
必要があった。しかしながら、サッシを取り替える際に
開口部周りの内外装を壊すと、大掛かりな作業となって
コストがかかるため、特に窓枠の破損や老朽化および音
鳴りに対しては、補修等のメンテナンスのみで対応する
ことが多い。
【0003】このため、内外装を壊さずに交換できるサ
ッシが求められており、このような交換可能なサッシと
して、建物の開口部に枠体を固定しておき、この枠体に
窓枠を室外側から当接させてビス止めするものがある。
このような従来のサッシは、窓枠の取り付け取り外しを
その枠体に対して行うことで、開口部周りの内外装を壊
さずに窓枠を交換できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサッシ
では、支持枠と窓枠との間には隙間があるため、支持枠
に対する窓枠の位置決め作業を行う必要があり、その作
業に手間がかかるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、窓枠の位置決め作業を容
易に行える改装サッシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の改装サッシは、
建物の開口部に取り付けられて開口部周りの外壁材を見
切る支持枠と、この支持枠内に着脱自在に取り付けられ
る窓枠とを備え、支持枠を構成する支持縦枠および窓枠
を構成する窓縦枠の互いに対向する対向面のうちの少な
くとも一方の面に、支持枠および窓枠の対向面間の間隔
を保持する間隔保持部材を設けるとともに、この間隔保
持部材の室外側に、前記対向面間をシールするシール材
を設けることを特徴とするものである。
【0007】このような本発明においては、支持縦枠と
窓縦枠との間に間隔保持部材を介装するため、支持枠お
よび窓枠間の隙間が一定に保持され、支持枠に対する窓
枠の見付け方向の位置決め作業が容易に行われるように
なる。また、前記支持枠によって開口部周りの外壁材を
見切っているため、支持枠に対して窓枠を着脱する際
に、外壁材を破壊する必要がなく、改装作業を容易に行
うことができる。
【0008】そして、支持縦枠に間隔保持部材を設けた
場合にはその室外側、および窓縦枠に間隔保持部材を設
けた場合にはその室内側に、室内側に向かうに従って開
口部の面内方向の内側寄りに位置するようになるテーパ
面を形成してもよい。このような場合には、窓枠を支持
枠内に入れ込む過程において、間隔保持部材のテーパ面
と支持枠あるいは窓枠とを接触させることにより、窓枠
が正しい位置に自動的に修正されるようになり、位置決
め作業が一層容易になる。
【0009】以上において、保持部材を、窓縦枠に設け
られる第1部材と、支持縦枠に設けられる第2部材とで
構成し、これら第1、第2部材を互いに接触させてもよ
い。このような場合には、第1部材および第2部材を互
いに接触させるため、これらの部材として例えば接触抵
抗の少ない合成樹脂材等を用いることにより、位置決め
作業がさらにスムーズに行われるようになる。
【0010】また、間隔保持部材をピース部材として互
いに間隔を開けて複数個設けてもよく、このような場合
には、室外と支持枠および窓枠間に形成される隙間とが
連通して等圧になるため、毛細管現象による雨水等の逆
流が防止されるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る改装サ
ッシである引き違い窓1を示す縦断面図、図2は、引き
違い窓1の横断面図、図3は、引き違い窓1の要部を室
内側から示す斜視図である。
【0012】引き違い窓1は、室内外方向(見込み方
向)の略半分が建物の開口部Aから室外側に突出した半
外付けタイプの断熱サッシであり、開口部Aに取り付け
られた支持枠10と、この支持枠10内に配置された窓
枠20と、窓枠20内に配置された一対の障子30とで
構成されている。
【0013】これら支持枠10、窓枠20、障子30を
構成する上下左右の各枠材11〜13,21〜23,3
1〜33は、それぞれアルミなどの非鉄金属製の室外部
材および室内部材と、これらの室内外部材をそれぞれ連
結するウレタン樹脂、塩化ビニール樹脂などの樹脂製の
断熱材50とで構成されている。
【0014】また、支持枠10の枠材である支持上枠1
1、支持下枠12、支持縦枠13の各断熱材50は、窓
枠20の枠材である窓上枠21、窓下枠22、窓縦枠2
3の各断熱材50に対してその室内外方向の位置がほぼ
一致するように配置されている。そして、各支持枠1
0、窓枠20、障子30に設けられた各断熱材50は、
枠体の四周に連続した断熱ラインを形成し、これによっ
て引き違い窓1に良好な断熱性能が付与されている。
【0015】支持枠10の支持下枠12において、断熱
材50の室外側には係合用凹部12Aが形成され、窓下
枠22には係合用凹部12Aに係止される係合用凸部2
2Aが形成されている。係合用凸部22Aは、窓下枠2
2から斜め下方に突出された突片により構成され、その
係合用凸部22Aの室内側(断熱材50側)には、樹脂
製からなるピース状のスペーサ部材51が複数取り付け
られている。
【0016】つまり、引き違い窓1では、窓枠20が支
持枠10内に室外側から落とし込まれることにより、係
合用凸部22Aが係合用凹部12Aと係合するようにな
っている。この際、窓下枠22の室外部材は、ビスホー
ル部近傍の支持片を介しても支持下枠12の室外部材上
に載置され、窓下枠22の室内部材は、下方に延びた支
持片を介して支持下枠12の室内部材上に載置されるよ
うになっている。
【0017】窓枠20の窓上枠21、窓下枠22、窓縦
枠23において、それらの室内側端縁部分にはリップ溝
24がそれぞれ設けられている。これらのリップ溝24
には、支持上枠11、支持下枠12、支持縦枠13の室
内側端縁部分の室外面に圧着されるシール材25が取り
付けられている。このシール材25は、開口部A内の上
方側では、支持上枠11の下端から室外側に延出した延
出部11Aで隠蔽され、下方側では、支持下枠12の上
端から室外側に延出した延出部12Bで隠蔽され、左右
側では、支持縦枠13の室内側の角部から室外側に延出
した接合片13Aで隠蔽されている。
【0018】また、窓縦枠23の室内部材には、断熱材
50が設けられた部分から開口部Aの面内方向中央側に
延びて室内側に折曲したアングル部23A(図2)が設
けられ、このアングル部23Aで支持縦枠13の接合片
13Aを覆っている。そして、アングル部23Aが見付
け方向に沿ったビス26で接合片13Aに固定されてい
る。つまり、本実施形態での窓枠20は、窓上枠21が
室外側から締め付けられるビス15で支持上枠11に固
定されている他は、全て見付け方向に沿ったビス26に
よって支持枠10への固定が行われるようになってい
る。
【0019】アングル部23Aの上端側には、図3に示
すように、室内側部分が切り欠かれた切欠部23Bが設
けられており、窓枠20を支持枠10内へ落とし込む
際、支持上枠11の延出部11Aとアングル部23Aと
の干渉が避けられるようになっている。また、切欠部2
3Bには、窓枠20が配置された後、コ字形状の固定部
材60が配置されるようになっている。この固定部材6
0は、ビス孔60Aに挿通される見付け方向に沿ったビ
ス61により、ビス26と同じ室内外方向の位置で接合
片13Aに固定される。
【0020】さらに、図2に戻って、窓縦枠23の室外
部材における支持縦枠13と対向する面には、第1部材
である樹脂製のピース状のスペーサ部材52がリップ溝
23Cに係止された状態で取り付けられ、支持縦枠13
には、スペーサ部材52が取り付けられた位置に対応し
て第2部材である樹脂製の板状の位置決め部材53が接
着剤等で取り付けられ、これらのスペーサ部材52およ
び位置決め部材53で本発明の間隔保持部材54を形成
している。間隔保持部材54の室外側には、この間隔保
持部材54が配置された対向面間をシールするシール材
が設けられている。
【0021】スペーサ部材52の室内側、および位置決
め部材53の室外側は、室内側に向かうに従って開口部
Aの面内方向の内側寄りに位置するようになる傾斜面
(テーパ面)52A,53Aとなっており、窓枠20を
支持枠10内に取り付ける際、前記スペーサ部材52が
位置決め部材53に沿って接触しながら移動すること
で、窓枠20の支持枠10に対する左右方向の位置合わ
せが行われるようになっている。
【0022】なお、支持上枠11には、窓上枠21を支
持上枠11に固定するビス15を隠すカバー55が係止
され、このカバー55は窓上枠21にビス15で固定さ
れている。また、支持枠10の周囲には、サイディン
グ、モルタル、ALC等からなる外壁材70が隣接配置
されている。この外壁材70と支持枠10との間には、
バックアップ材およびシーリング材が充填されて防水処
理されている。これらにより、外壁材70の端縁は、支
持枠10で見切られている。
【0023】このような本実施形態においては、以下の
ようにして引き違い窓1を建物の開口部Aに取り付け
る。先ず、図4(A)に示すように、開口部Aに支持枠
10を釘や木ねじ等で固定する。次いで、窓枠20をク
レーン等で吊ったり持ち上げる等して支持枠10内に入
れ込んで配置する。この際、図4(B)に示すように、
窓枠20の窓下枠22を支持枠10の支持下枠12上に
載置し、さらに窓枠20を室内側に移動させて係合用凸
部22Aが係合用凹部12A内に係合されるように窓枠
20を支持枠10内に落とし込み、これにより、窓枠2
0を図4(C)に示すように配置する。
【0024】そして、室外において、窓枠20の窓上枠
21をビス15で支持上枠11に固定するとともに、室
内において、窓枠20をビス26で支持枠10の支持縦
枠(図2)に固定し、この後、切欠部23Bに固定部材
60を配置してビス61で固定し、最後に、障子30
(図1、図2)を窓枠20内に配置する。
【0025】また、建物の改装等により窓枠20を取り
替える場合には、障子30を取り外した後、ビス26,
61を外して図4(C)→(A)の手順で窓枠20を取
り外し、この後、新たな窓枠を前述した手順で支持枠1
0内に配置すればよく、支持枠10を開口部Aから取り
外す必要はない。
【0026】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 1)支持縦枠13と窓縦枠23との間には、スペーサ部
材52と位置決め部材53とで構成された間隔保持部材
54が介装されているため、支持縦枠13および窓縦枠
23間の隙間を一定に保持でき、支持枠10に対する窓
枠20の見付け方向の位置決め作業を容易に行うことが
できる。
【0027】2)スペーサ部材52の室内側、および位
置決め部材53の室外側は、室内側に向かうに従って開
口部の面内方向の内側寄りに位置するようになる傾斜面
52A,53Aになっているため、窓枠20を移動させ
ながら支持枠10内に入れ込む過程において(図4
(B))、スペーサ部材52および位置決め部材53の
傾斜面52A,53A同士を接触させることにより、窓
枠20を正しい位置に自動的に位置決めすることがで
き、位置決め作業を一層容易に行える。
【0028】3)本実施形態では、スペーサ部材52お
よび位置決め部材53を接触させながら窓枠20を移動
させるが、スペーサ部材52、位置決め部材53として
は接触抵抗の少ない合成樹脂材を用いることができ、位
置決め作業をさらにスムーズに行うことができる。
【0029】4)スペーサ部材51,52、位置決め部
材53は、それぞれピース部材であるため、室外と支持
枠10および窓枠20間に形成される隙間とを連通させ
て等圧にでき、毛細管現象による雨水等の逆流を確実に
防止できる。
【0030】5)係合用凸部22Aは、樹脂製のスペー
サ部材51で形成されているため、窓枠20を支持下枠
12上に載せて室内側に移動させる際には、支持下枠1
2とスペーサ部材51とを接触させるうことでメタルタ
ッチを回避でき、支持枠10および窓枠20の損傷を有
効に防止できる。
【0031】6)引き違い窓1では、窓枠20が見付け
方向に沿ったビス26で支持枠10に固定されているた
め、露出したビス26を室外側および室内側から見え難
くでき、引き違い窓1の内外観を良好にできる。
【0032】7)窓枠20は、見付け方向に沿ったビス
の他、室外側から締め付けられるビス15によっても固
定されているが、このビス15はカバー55で隠蔽され
ているため、この点からも外観が損なわれることはな
い。
【0033】8)ビス26は室内側から締め付け可能で
あるため、室外から締め付けられるビス15の数を削減
して高所等に設置する際の安全性を容易に確保でき、窓
枠20の取付作業を迅速に行うことができる。
【0034】9)ビス26は、窓縦枠23の室内端側に
設けられたアングル部23Aに挿通されて支持縦枠13
の接合片13Aに螺合されているため、ビス止め位置を
室内寄りにでき、室内からの作業性をより向上させるこ
とができる。
【0035】10)例えば引き違い窓からルーバー窓に
取り替える場合などには、ビス止め位置によってはルー
バー窓を構成するルーバー羽根や連杆等が干渉してビス
の締付作業が行えないこともあるが、本実施形態では、
ビス止め位置が室内寄りであるため、窓枠20の種類に
よってビス止めができなくなるといった問題を解消で
き、窓枠20の種類に関係なく同様のビス止め作業を確
実に行うことができる。
【0036】11)窓縦枠23のアングル部23Aの上
端部には、支持上枠11の延出部11Aとの干渉を避け
るための切欠部23Bが設けられているため、係合用凸
部22Aを係合用凹部12Aに係合させることで窓枠2
0を室外側から落とし込むようにして支持枠10内に配
置することができ、窓枠20を支持枠10に取り付ける
際に窓枠20を支持枠10から外れ難くできる。従っ
て、窓枠20を押さえなくとも支持枠10にビス止めで
き、作業者の負担を軽減して窓枠20の取付作業を容易
に行うことができる。
【0037】12)切欠部23Bには固定部材60が配
置されているため、窓枠20のビス止め後においても窓
枠20の上下方向のずれをより確実に押さえることがで
きるうえ、切欠部23Bが塞がれるため、見栄えをさら
に良好にできる。
【0038】13)固定部材60固定用のビス61は、
窓枠20固定用のビス26と同じ室内外方向の位置で用
いられているため、ビス26,61を縦一列に配置する
ことができ、各ビス26,61が室内外から見えた場合
でも、内外観が大きく損なわれることはない。
【0039】14)支持枠で開口部A周りの外壁材70
を見切っているため、支持枠10に対して窓枠20を着
脱する際に、外壁材70を破壊する必要がなく、改装作
業を容易に行うことができる。
【0040】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では、窓枠20
の係合用突部22Aがスペーサ部材51で形成されてい
たが、スペーサ部材51と同様な外郭形状を押出成形時
によって窓下枠22と一体に形成してもよい。しかし、
係合用突部22Aをスペーサ部材51で形成することに
より、前記5)の効果が得られるので好ましい。
【0041】また、スペーサ部材51,52、位置決め
部材53は、それぞれピース部材でとされていたが、こ
れらの部材が枠材の長手方向に沿った連続部材であって
もよい。しかし、各部材をピース部材とすることで、前
記4)の効果を得ることができるので好ましい。
【0042】前記実施形態では、スペーサ部材52の室
内側、および位置決め部材53の室外側のそれぞれが傾
斜面52A,53Aになっていたが、スペーサ部材52
の室内側のみが傾斜面52Aになっていたり、位置決め
部材53の室外側のみが傾斜面53Aになっている場合
でもよい。
【0043】前記実施形態では、間隔保持部材54が窓
枠20側のスペーサ部材52と支持枠10側の位置決め
部材53とで構成されていたが、本発明の間隔保持部材
は、窓縦枠23および支持縦枠13のうちの一方の枠材
に設けられていればよい。ただし、このような場合に
は、間隔保持部材と窓枠20または支持枠10とを直に
接触させながら窓枠20を移動させることになる。
【0044】また、間隔保持部材54は左右両側におい
て支持縦枠13と窓縦枠23との間に介装されている必
要はなく、一方の側の隙間にのみ配置されていてもよ
い。このような場合、他方の側においては、支持縦枠1
3と窓縦枠23とが直に接触して隙間がなくなるが、一
方の側において間隔が一定に保持されるため、本発明の
作用効果を同様に得ることができる。
【0045】さらに、前記実施形態では、各断熱材50
を支持枠10、窓枠20、障子30のすべてに配置して
いたが、必要とする断熱性能によっては、支持枠、窓
枠、および障子のいずれかに断熱材50を配置してもよ
い。また、断熱材50を有しない一般の改装サッシにも
本発明を適用できることは勿論である。
【0046】また、本発明の改装サッシは、引き違い窓
に限定されるものではなく、例えば、ルーバー窓、縦辷
り出し窓、横辷り出し窓、片引き窓、開き窓、FIX
窓、上げ下げ窓、内開き窓、外開き窓等の各種平面窓
や、これらの窓種における出窓にも適用できる。そし
て、本発明の改装サッシが取り付けられる建物として
は、各種の建築方法で建てられる住宅の他、ビル等であ
ってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
支持枠と窓枠との間には間隔保持部材が介装されている
ため、支持枠および窓枠間の隙間を一定に保持でき、支
持枠に対する窓枠の位置決め作業を容易に行えるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る改装サッシを示す縦
断面図である。
【図2】前記改装サッシを示す横断面図である。
【図3】前記改装サッシの要部を室内側から示す斜視図
である。
【図4】前記改装サッシの取付方法を説明するための模
式図である。
【符号の説明】
1…改装サッシである引き違い窓、10…支持枠、20
…窓枠、52…第1部材であるスペース部材、52A,
53A…テーパ面である傾斜面、53…第2部材である
位置決め部材、54…間隔保持部材、70…外壁材、A
…開口部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部に取り付けられて開口部周
    りの外壁材を見切る支持枠と、この支持枠内に着脱自在
    に取り付けられる窓枠とを備え、前記支持枠を構成する
    支持縦枠および前記窓枠を構成する窓縦枠の互いに対向
    する対向面のうちの少なくとも一方の面には、前記支持
    枠および窓枠の前記対向面間の間隔を保持する間隔保持
    部材が設けられているとともに、この間隔保持部材の室
    外側には、前記対向面間をシールするシール材が設けら
    れている改装サッシ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の改装サッシにおいて、
    前記支持縦枠に設けられる間隔保持部材の室外側および
    前記窓縦枠に設けられる間隔保持部材の室内側のうちの
    少なくとも一方の側には、室内側に向かうに従って前記
    開口部の面内方向の内側寄りに位置するようになるテー
    パ面が形成されている改装サッシ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の改装サ
    ッシにおいて、前記間隔保持部材は、前記窓縦枠に設け
    られる第1部材と、前記支持縦枠に設けられる第2部材
    とで構成され、これら第1、第2部材が互いに接触して
    いる改装サッシ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の改装サ
    ッシにおいて、前記間隔保持部材は、ピース部材とさ
    れ、互いに間隔を開けて複数個設けられている改装サッ
    シ。
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