JP2005201036A - 周囲枠の取付構造および取付方法 - Google Patents

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雅彦 小西
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 構造が簡単であり、取付け作業が容易であり、取付後の見栄えが良好な周囲枠の取付構造と、取付方法を提供する。
【解決手段】 構造物である建物1に固定した窓枠本体10の室内側の少なくとも下方に内装材25が位置しており、該窓枠本体10の室内側に周囲枠20を取付ける取付構造で、周囲枠20の下辺部材である下材23には、内装材25の上辺である横桟25aに係合する係合部として下方開口の凹溝24が形成してある。周囲枠20は、建物1の躯体2および/または内装材に固定され、窓枠本体10には直接固定されない。窓枠本体10と周囲枠20との間にインサート部材30を設置すると好ましい。係合部として、周囲枠の下辺部材に断面略L字状の係合部を形成してもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物等の構造物に固定したアルミサッシ等の屋外に固定された窓枠本体の室内側に、化粧枠や額縁枠等の周囲枠を取付ける構造と、取付ける方法に係り、特に、取付精度があまり要求されず、取付後の見栄えが良好な周囲枠の取付構造と取付方法、および取付け後の窓枠本体と周囲枠との隙間に装着されるインサート部材に関する。
従来、この種の周囲枠の取付構造として、例えば、特許文献1に記載の窓額縁は、サッシの内側端部に係合されるサッシ側係合部および窓枠の内周に沿って内壁側に延伸される嵌合部を有する第1部材と、第1部材の嵌合部に離脱不自在に嵌合される先端部および内壁との当接面を有する第2部材を備えてなる。
また、例えば、特許文献2に記載の窓枠用断熱性カバーの取付構造は、窓枠の室内側露出面部を被覆する断熱性カバーを、窓枠の室内側に配置される仕上げ材に取り付ける窓枠用断熱性カバーの取付構造であって、断熱性カバーの仕上げ材取付部に補強部材を設けており、補強部材で補強された仕上げ材取付部を、ビスによって窓枠の室内側に配置される額縁に固定している。
特開平11−148274号公報(請求項1) 特開平11−241566号公報(段落[0007]、図3)
ところで、前記特許文献1に記載の窓額縁の取付構造は、第1部材が装着されたサッシを窓枠に取付け、ついで第2部材をこの第1部材に嵌合させて、第2部材の後部の内壁への当接面を内壁に当接するだけで窓額縁が完成すると同時に、窓額縁の窓枠への取付けがなされる(段落[0009])もので、接着剤やねじ留めによることなく取付けがなし得るため、意匠性は向上するが、額縁、嵌合部材に高い精度が要求される。また、前記特許文献2に記載の窓枠用断熱性カバーの取付構造は、断熱材はビスによって固定されているため、取付後にビスの頭部が見えて意匠上劣るという問題点と、額縁の取付位置の精度が要求される問題点がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、構造が簡単であり、取付け作業が容易であり、取付後の見栄えが良好な周囲枠の取付構造と、周囲枠の取付方法を提供することにある。また、窓枠本体と周囲枠との間に隙間が発生しにくく、クロス等の内装仕上げ材との取り合わせが良好な周囲枠の取付構造と、取付方法を提供することにある。さらに、取付け後の窓枠本体と周囲枠との間に隙間に容易に装着でき、装着後の見栄えが優れているインサート部材を提供することにある。そして、このインサート部材を装着する隙間の寸法管理が容易な周囲枠の取付構造を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る周囲枠の取付構造は、構造物に固定した窓枠本体の室内側の少なくとも下方に内装材が位置しており、該窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける取付構造であって、周囲枠の下辺部材には、内装材の上辺に係合する係合部が形成してあることを特徴とする。係合部としては、内装材の上辺に係合する下方開口の凹溝であることが好ましい。下方開口の凹溝は、例えば断面が略L字状の部材と、断面が略I字状
の部材とを組み合わせて形成してもよい。内装材の上辺は、内装壁材の上辺でも、内装壁材の上部に固定した横桟の上辺でもよい。また、係合部としては、内装材の上辺と、窓枠本体を支持する支持材との間に進入する垂下部を有すると共に、内装材の上辺に位置する水平部を有する断面略L字状に形成されるものが好ましい。
前記のごとく構成された本発明の周囲枠の取付構造は、アルミサッシ等の窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける際に、係合部として周囲枠の下辺部材に形成した下方開口の凹溝や断面略L字状の部材を、室内側の少なくとも下方に位置する内装材の上辺に係合してから固定することができるため、上下方向の位置決めが容易に行え取付け作業が容易となる。周囲枠の凹溝を内装材の上部に固定された横桟や、ボード等の補強材に係合させてから、周囲枠を構造物や内装材に取付けてもよい。
本発明に係る周囲枠の取付構造の他の態様は、構造物に固定した窓枠本体の室内側に近接して内装材が位置しており、該窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける取付構造であって、周囲枠は、構造物および/または前記内装材に固定されることを特徴とする。すなわち、周囲枠を窓枠本体に固定せず、構造物を構成する柱や梁といった躯体、および/または内壁材等の内装材に固定することを特徴としている。
この構成によれば、アルミサッシ等の窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける際に、周囲枠を構造物および/または内装材に固定し、窓枠本体には固定しないため、周囲枠を固定するビスや釘が露出せず、周囲枠取付け後の見栄えを向上させることができる。すなわち、周囲枠を構造物や内装材に固定した場合は、内装材は一般的にクロス等の仕上げ材を貼着するため、ビスや釘を隠すことができる。
また、本発明に係る周囲枠の取付構造の好ましい具体的な態様としては、前記窓枠本体と周囲枠との間にガスケット等のインサート部材を装着したことを特徴としている。インサート部材は弾力性を有し、窓枠本体と周囲枠との間隙の幅が多少変化しても脱落せず、隙間が生じないものが好ましい。このように構成すると、窓枠本体に合わせて周囲枠を取付けた後、窓枠本体と周囲枠との間隙を効率良く埋めることができ、見栄えを向上できると共に隙間風の進入を防止できる。
さらに、本発明に係る周囲枠の取付方法は、構造物に固定した窓枠本体の室内側の少なくとも下方に内装材が位置しており、該窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける取付方法であって、周囲枠の下辺部材には下方に向けて係合部が形成してあり、該係合部を内装材の上辺に係合し、周囲枠を下辺部材を基準として位置決めしてから固定し、周囲枠の上辺部材の上部に内装材を固定することを特徴としている。また、前記係合部は、内装材の上辺に係合する下方開口の凹溝または断面略L字状の係合部であり、該凹溝の開口または係合部を内装材の上辺に係合して固定することが好ましい。前記周囲枠を、構造物および/または内装材に固定すると好ましい。
このように構成した周囲枠の取付方法は、窓枠本体が固定された例えば2本の柱材の間に予め固定された下方の内装材の上辺を基準として、周囲枠の下辺部材に形成した下方開口の凹溝または断面略L字状の係合部を係合させ、この状態で周囲枠を固定できるため取付け作業が容易となり、取付けられた周囲枠の上辺部材に合わせて上部内装材を固定できるため、上部内装材の固定も容易に行える。そして、上下方向に順次積み上げて固定するため、上下方向の隙間をなくして見栄えを向上することができる。
本発明に係る窓枠用のインサート部材は、構造物に固定した窓枠本体と、該窓枠本体の室内側に取付けられた周囲枠との間に装着されるもので、薄板状のベース部と、該ベース部の一端部から直角より大きい角度で一方に向かって延出する軟質の長尺リブと、前記ベ
ース部の一端部から他方に向かって延出する軟質の短尺リブとを備える。このように構成されたインサート部材によれば、窓枠本体に合わせて室内側に周囲枠を取付けた際に、窓枠本体と周囲枠との間の隙間にベース部を挿入して、隙間を容易に塞ぐことができる。また、隙間の幅が多少変化していても、軟質の長尺リブが弾性変形して隙間を確実に塞ぐことができる。
この発明によれば、アルミサッシ等の屋外に固定された窓枠本体に合わせて、室内側に周囲枠を取付けるとき、取付け作業が容易であり、取付け後の見栄えを向上することができる。また、周囲枠を窓枠本体に直接固定せず、構造物および/または内装材に固定するため、断熱性能を向上でき結露等を防止できると共に、取付用のビスや釘が露出せず意匠性を向上させることができる。また、取付け後の窓枠本体と周囲枠との間の隙間に装着されるインサート部材は、装着が容易で、確実に隙間を塞ぐことができる。
以下、本発明に係る周囲枠の取付構造の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る周囲枠の取付構造を示す縦方向の断面図、図2は、図1のA−A線に沿う横方向の断面図、図3は、図1、2で使用する周囲枠の斜視図、図4は図3の周囲枠を分解した状態の斜視図である。
図1〜4において、建物1は鉄骨等の躯体2として間柱2aや窓台2b、まぐさ2cを備え、躯体2の外側にサイディング等の外装材3を固定し、躯体2の内側に石膏ボード等の内装材4を固定して壁面を構成している。躯体2を構成する間柱2aはC型鋼で室内側が開口し、この開口部には木質柱材2dが接着等により固定されている。間柱2a間には、窓台2bとまぐさ2cが所定の間隔をあけて水平に固定されており、窓台2bの室内側には木質横桟2eが接着等により固定されている。なお、躯体2の主要部材である柱材や梁材は図示していない。
建物1は構造物を構成するもので、窓台2bとまぐさ2cに囲まれた壁面には開口部が形成され、この開口部の屋外側にアルミサッシ等の窓枠本体10が取付けられる。窓枠本体10は枠体の一部がペアガラスの嵌め殺し窓11となっており、他の部分はペアガラスを嵌め込んだ開閉扉12となっており、ヒンジ部13で揺動する構成となっている。開閉扉12には、戸締り用のロックレバー14が設置されている。
矩形状の窓枠本体10は建物壁面の開口部内に位置しており、上下の横枠材はまぐさ2cと窓台2bに固定ピン15等で固定され、左右の縦枠材は間柱2a,2aに同様に固定ピン15等で固定されている。上下の横枠材と外装材3との間には、それぞれ水切り材16が固定されている。また、左右の縦枠材と外装材3との隙間には、図示していないがガスケットやコーキング剤が注入され防水処理がなされる。なお、躯体2と窓枠本体10とは固定ピンで固定する例を示したが、ボルトやビス、あるいは他の手段で固定するように構成してもよい。
本発明は、前記のように構成された構造物として建物1に固定した窓枠本体10の室内側に取付ける周囲枠20の取付構造に関するものである。ここで、周囲枠20について図3,4を参照して詳細に説明する。周囲枠20は基本的には木質材から構成され、上下辺と左右辺とから構成された矩形状を基本形状としている。周囲枠20は、開口部を構成する2本の間柱2a,2a間、窓台2bとまぐさ2c間に取付けられるもので、間柱2a,2a間の下方には下部内装材25が固定され、その上部に周囲枠20が固定され、その上部に上部内装材26が固定されて、開口部を含む間柱2a,2a間が完成する。なお、周囲枠を樹脂材やアルミ材、またはそれらの複合材で形成してもよい。下部内装材25はボ
ード状であり、上部に横桟25aが固定されている。ボード状の下部内装材25は合板等が用いられるが、不燃性の無機質板材(VSFK)を用いてもよい。
上辺を構成する上材21は、額縁を構成する所定幅の上板材21aと、上板材の上部に固着された幅の狭い支持材21bとから構成される。左右辺を構成する2つの縦材22は基本的に左右反転した形状であり、額縁を構成する所定幅の側板材22aと、側板材の外側に位置する縦桟材22bと、縦桟材の室内側に位置し側板材22aと直角の内壁材22cとを備えており、内壁材22cの厚さは内装材4と同じ厚さで内壁材の上部は縦桟材より短く、上材21の段差部と連続する形状となっている。
下辺を構成する下材23は特徴のある断面形状を有しており、額縁を構成する断面が略L字状の下板材(膳板部)23aと、下板材の立下り片の室外側に密着する内壁材23bと、下板材の下方で内壁材23bの室外側に位置する断面が略L字状の横桟材23cとから構成され、額縁の下側に内壁材23bと横桟材23cとにより断面形状が下方に開口する凹溝24が形成されている。この凹溝24の水平方向の幅は、下部内装材25の上部に固定された横桟25aの水平方向の幅より僅かに大きく設定されている。本実施形態では、周囲枠20は下板材(膳板部)23aを高級仕上げ材で形成し、他の部分は後述するクロス材を貼り付けて覆うように構成している。
そして、周囲枠20は、下材23の凹溝24内に下部内装材25の横桟25aが緩く挿入した状態で係合し、周囲枠20の下辺を構成する下材23が窓台2bの木質横桟2eに木ねじS1で固定され、左右辺を構成する縦材22が間柱2aの木質柱材2dに木ねじS2で固定されている。周囲枠20の上方の上部内装材26は、壁面材26aと、裏面の横桟材26bおよび縦桟材26cとから構成され、横桟材26bと壁面材26aの下端との間に段差が形成されている。上部内装材26は周囲枠20の上材21に木ねじS3でねじ止められると共に、両側辺部は木質柱材2dにねじ止められている。このようにして、周囲枠20は窓枠本体10の室内側に窓枠本体10に合わせて取付けられている。上部内装材26の壁面材26aは、合板等が用いられるが、不燃性の無機質板材(VSFK)を用いてもよい。
この実施形態の建物1は寒冷地に適した窓等の開口部の構造を備えており、外装材3と内装材4との間には図示していないグラスウール等の断熱材が設置されている。また、グラスウールと内装材4との間には、隙間風を防止するためのポリフィルムFが設置されている。ポリフィルムFは図示していないグラスウール等の断熱材の室内側に設置されると好ましい。ポリフィルムFは開口部の室内側に取付けられた周囲枠20部分では、周囲枠の4辺を構成する部材と、これらの部材に近接する部材との間に巻き込まれて、隙間風の進入を防止している。ポリフィルムFはフィルムであれば特に限定されないが、ポリエチレンやポリエステル等のポリフィルムが好ましい。
周囲枠20は、窓枠本体10に合わせて室内側に取付けられ、窓枠本体10と周囲枠20との間の隙間には、インサート部材としてガスケット30が挿入して設置されている。このガスケット30は、隙間隠しの機能を有すると共に、隙間風の進入を防止する機能を有している。ガスケット30は、図5に示すように塩化ビニル等の長尺の樹脂で形成され、硬質塩化ビニルで構成された板状のベース部材31と、ベース部材31の一端(上端)から一方向へ上方に向けて直角より大きい角度θで傾斜状態に延出する軟質塩化ビニルで形成された広幅のリブ32と、ベース部材31の一端から他方向へ下方に向けて傾斜状態に延出する軟質塩化ビニルで形成された狭幅のリブ33とを一体的に形成してある。また、ベース部材31の中心部には、長手方向に沿って広幅のリブ32側にV溝34が形成されている。広幅のリブ32と、狭幅のリブ33は、弾力を有しており、湾曲させることができる。角度θは100〜110度が好ましい。
前記の如く構成された本実施形態の周囲枠の取付構造の動作について、図6〜12を参照して以下に説明する。図6,7は動作状態を示す斜視図、図8,9は動作状態を示す要部断面図、図10〜12はポリフィルムのカット端部の処理施工を示す要部断面図である。なお、図8〜12では、窓枠本体10の一部を省略している。
建物1の開口部には窓枠本体10が固定されている(図8a)。すなわち、窓枠本体10の上辺がまぐさ2cに、左右の縦片は左右の間柱2a,2aに、下辺は窓台2bに、それぞれ固定ピン15等により固定されている。そして、窓枠本体10の上下辺と外装材3との間には水切り材16が設置され、左右辺と外装材3との間にはガスケットが挿入あるいはコーキング剤が注入され、窓枠本体10は防水状態を保って建物1に固定されている。このように固定された窓枠本体10は、建物1の壁面の厚さWの略半分の厚さを有し、残りの略半分の厚さの部分に対して周囲枠20が取付けられる。
建物1は窓枠本体10が固定された状態では内装材4は固定されていない状態であり、外装材3の室内側にグラスウール等の断熱材が設置され、断熱材の内面全面に隙間風防止用としてポリフィルムFが貼られ(図6a)、周囲枠20を取付ける間柱2a,2a、窓台2b、まぐさ2cに囲まれた部分もポリフィルムFで覆われている。間柱2a,2aと窓台2bで囲まれた部分に下部内装材25を固定し、ポリフィルムFの周囲枠20を取付ける部分にクロス状に切り込みXを入れる。
この後、図6b、図8bに示すように、間柱2a,2a、窓台2b、まぐさ2cに囲まれた部分に合わせて周囲枠20を設置する。このとき、周囲枠20の下材23の凹溝24を下部内装材25の上部の横桟25aに上方から係合させて、すなわち凹溝24内に横桟25aを挿入して載置する。このように、周囲枠20の設置は凹溝24と横桟25aとを係合させることで周囲枠20の上下方向の位置決めが容易に行える。
周囲枠20は上方の上部内装材26が無い状態で、下方の下部内装材25の上辺、すなわち横桟25aの上辺に凹溝24が係合しているため、上下方向の位置決めが容易に行える。このため、周囲枠20の内装材や構造物への固定は容易に行える。周囲枠20の固定は、左右の縦材22を木質柱材2dに木ねじS2でねじ止めすると共に、下材23を窓台2b内の木質横桟2eに木ねじS1でねじ止めして行う。本実施形態では上材21のねじ止めによる固定は行わないが、この部分をねじ止めしてもよい。
ここで、周囲枠20を設置するとき、カットしたポリフィルムFの端部処理について、図10〜12を参照して説明する。ポリフィルムFは、図6bに示すように上下のカット部を周囲枠20の外側に、左右のカット部を周囲枠20の内側にして余分なフィルムを切り取って窓枠本体10の周囲に巻き込む。すなわち、下部のカット部は、図11に示すように下部内装材25の上部の横桟25aを巻回させてタッカー等で固定し、周囲枠20で挟んで木ねじS1で固定する。左右のカット部は、図12に示すように巻き込んで、周囲枠20の縦材22で覆うように木ねじS2で固定する。
この後、図7a、図9aに示すように、取付けられた周囲枠20の上材21を基準として、上部内装材26を固定する。すなわち、上部内装材26は壁面材26aと、裏面の横桟材26bおよび縦桟材26cとから構成され、横桟材26bと壁面材26aとの段差を、上材21の上板材21aおよび支持材21bとの段差に合わせて組合わせ、壁面材26aから木ねじS3を支持材21bにねじ込んで固定する。そして、ポリフィルムFの上部のカット部は、上部内装材26の固定時に、図10に示すように周囲枠の上材21に合わせてカットし、タッカー等で固定してから後で固定する上部内装材26と共に木ねじS3で固定する。
このようにして、窓枠本体10に合わせて周囲枠20を取付けるが、周囲枠20は窓枠本体10には固定されず、構造物である躯体2および/または上部内装材26に固定されている。すなわち、周囲枠20の下材23は窓台2bに固定された木質横桟2eに木ねじS1で固定され、周囲枠の縦材22,22は間柱2a,2aに固定された木質柱材2d,2dに木ねじS2で固定されている。そして、取付け順序は後になるが、周囲枠20の上材21は、窓枠本体10の室内側に近接して位置する上部内装材26と固定されている。また、周囲枠20は、窓枠本体10の室内側に近接して位置する下部内装材25にも固定されている。このため、各部材の寸法精度が低く、取付け位置の精度が低くても容易に取付けることができ、隙間ができてもガスケット30で吸収することができるため、取付け後の見栄えを向上させることができる。また、周囲枠20を直接、窓枠本体10に固定しないため、断熱性能を向上させることができる。
この後、図7bに示すように、固定された下部内装材25、周囲枠20、上部内装材26の左右に、内装材4,4を固定し壁面が構成される。内装材4,4の室内側の面と、上部内装材26、下部内装材25の室内側の面は同一面となる。また、周囲枠20の室内側の面、すなわち上材21の上板材21aの室内側の端面、縦材22の側板材22aの室内側の端面、および下材23の内壁材23bの室内側の面も内装材4,4の面と同一面となる。
周囲枠20を窓枠本体10に合わせて取付けた後、窓枠本体10の室内側端面と周囲枠20の室外側端面との間の隙間にガスケット30を挿入して隙間を塞ぐ。ガスケット30は、図5bに示されるようにベース部材31を隙間に挿入し、狭幅のリブ33を周囲枠20の内周面に対接させ、広幅のリブ32を湾曲させて窓枠本体10の室内側の面に弾接させている。このため隙間の幅が多少変化していても、広幅のリブ32の湾曲の度合いが変化することにより隙間を確実に塞ぐことができる。本実施形態では、周囲枠20の4辺に装着されるガスケット30のうち、下方のガスケット30は確実に挿入固定し、左右と上方の3辺のインサート部材30は仮挿入しておく。
このようにして、内装材4,4を固定し、ガスケット30を装着した後、図9bに示すように周囲枠20と、その周辺にクロス材Cを貼り付ける。図示の例では、周囲枠20の上部は上部内装材26から連続して上材21の下面までクロス材Cが貼られ、ガスケット30で端部が固定されている。周囲枠20の下部は、壁面より僅かに突出している下材23の下板材23a下面に合わせてクロス材が貼られている。また、周囲枠20の側部は図2に示すように、内装材4から連続して縦材22の側板材22aの内周面までクロス材が貼られ、ガスケット30で端部が固定されている。このようにクロス材Cが貼られることで、周囲枠20を固定する木ねじS1〜S3の頭部を隠すことができ、室内の意匠性を向上することができ、周囲枠20取付け後の見栄えを向上することができる。
なお、前記の例では、室内側に貼り付けるクロス材は、周囲枠20の上と左右の3辺では内側の面のガスケット30まで貼り付けたが、周囲枠20の下材23の下板材(膳板部)23aと同様に、上材21の上板材21aと、縦材22の側板材22aを仕上げ材で被覆し、あるいは高級材で構成し、周囲枠20の上面、両側面をクロス材で覆わないように構成してもよい。この場合は、内装材4,4、上部内装材26の表面に貼られたクロス材は、周囲枠20の上板材21a、側板材22aの接合面まで貼り付けられる。下板材(膳板部)23aと、窓枠本体10との間の隙間にはクロス材の端部を挿入する必要がないため、始めから固定しておいても差し支えない。
このようにして、建物1に固定された窓枠本体10に合わせて、先ず下方に下部内装材25を固定し、ついで下部内装材25の上部の横桟25aを基準として、下部内装材25
の上辺に周囲枠20の下方開口の凹溝24を係合させて周囲枠20を取付けるため、周囲枠20の上部が開放状態で取付け作業が容易に行える。この後、取付けられた周囲枠20の上部に上部内装材26を固定するため、周囲枠20と上部内装材26との間に隙間が発生することなく上部内装材26を隙間なく、見栄え良く固定することができる。
そして、固定された下部内装材25、周囲枠20、上部内装材26の両側に内装材4,4を固定し、クロス材Cを貼着して壁面を完成する。この結果、周囲枠20を固定する木ねじS1,S2,S3はクロス材で頭部が覆われ、意匠性が向上して取付け後の見栄えが良くなる。また、周囲枠と窓枠本体との間の隙間はガスケットで塞ぎ、隙間の寸法が多少変化しても充分に対応できて、隙間なく装着することができる。
本実施形態では、窓枠本体10に合わせて周囲枠20を室内側に取付けるとき、先ず下部内装材25を固定し、ついで周囲枠20を取付け、最後に上部内装材26を固定してから左右の壁面に内装材4,4を固定する動作を説明したが、予め周囲枠の取付け部分を除いて、左右の壁面に内装材4,4を固定し、内装材4,4の間に下部内装材、周囲枠、上部内装材の順で固定するようにしてもよい。
図13は周囲枠の他の実施例を示している。図13に示す周囲枠40は、上材41、左右の縦材42,42および下材43により、正面視で矩形状となっている。この周囲枠40も窓枠本体に合わせて取付けられるものであり、下辺の下材43には下方に開口する凹溝44を有する木質ブロック45が2つ固定されている。この例に示す周囲枠40も、内装材の上辺に凹溝44,44を係合させて、周囲枠固定の際の位置決めが容易におこなえるという効果を奏する。なお、木質ブロックの数は2つに限られない。
本発明の他の実施形態を図14,15に基づき詳細に説明する。図14は、この実施形態で使用する周囲枠の一部を省略した縦方向の断面図、図15aは図14で示す周囲枠を取付けた状態の要部の縦方向断面図、図15bは動作説明を示す要部断面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、周囲枠の下辺部材に形成されている係合部の形状が異なることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図14,15において、周囲枠50は、基本的には木質材あるいは樹脂材から構成され、上下辺と左右辺とから構成された矩形状を基本形状としており、上辺を構成する上材51、左右辺を構成する縦材52,52、下辺を構成する下材53とから形成されている。上材51、縦材52は基本的に前記の実施形態の上材、縦材と同等であり、上材51は、額縁を構成する所定幅の上板材51aと、上板材の上部に固着された幅の狭い支持材51bとから構成される。下材53は本実施形態の特徴的な構成となっている。
すなわち、下材53は断面が略L字状の下板材(膳板部)53aと、この下板材の下方に固定された断面が略L字状の横桟材53bとから構成され、横桟材53bの垂下部53cが下部内装材25の上部に固定された横桟25aと、窓台2bに固定された木質横桟2eとの間に進入するように構成されている。そして、横桟材53bの上下方向の略中間に位置する中間横辺53dが横桟25aの上面に対接して載置する構成となっている。
この周囲枠50を固定する木ねじS4は、横桟25aからねじ込まれ、垂下部53cを貫通して木質横桟2eまでねじ込まれる。このため、前記の実施形態の木ねじS1と比較して短い木ねじを使用することができ、ねじ込み作業が容易となる。また、前記の実施形態の下材23では、凹溝24を構成する内壁材23bが必要であり、木ねじS1は内壁材23bを含めてねじ込むため、内壁材に亀裂が生じることがあり、割れてしまうこともあったが、この実施形態の下材53ではこのような不具合を解消することができる。このあ
と、下部内装材25の横桟25a部分の段差部に仕上げ材54を固定して下部内装材25と同一面とし、後工程でクロス材(図示せず)を貼り付ける。仕上げ材54は合板等が用いられるが、不燃性の無機質板材(VSFK)を用いてもよい。
従って、垂下部53cの横幅D1は進入する木質横桟2eと横桟25aとの間隔D2より小さく設定されている。そして、垂下部53cは横桟25aと対接するように取付けられるため、その横幅D1は間隔D2に対して所定のクリアランスを加えるのみで設定が容易となり、取付時の施工も確実に行える。すなわち、前記の実施形態では、凹溝24を形成する横桟材23cの垂下部が木質横桟2eと間隙を有して対向し、下部内装材25の上部の横桟25aとも間隙を有して対向し、両側に間隙が必要であるため寸法管理が難しくなっているが、この実施形態では寸法管理が容易となる。そして、垂下部53cは横桟25aと接触するため、窓枠本体10と周囲枠20との間隙dの寸法管理が容易であり、インサート部材30を確実に挿入して固定することができ、隙間が発生しにくいため特に寒冷地の窓枠に最適である。
本発明のさらに他の実施形態を図16,17に基づき詳細に説明する。図16は、この実施形態で使用する周囲枠の一部を省略した縦方向の断面図、図17aは図16で示す周囲枠を取付けた状態の要部の縦方向断面図、図17bは動作説明を示す要部断面図である。なお、この実施形態も前記した実施形態に対し、周囲枠の下辺部材に形成されている係合部の形状が異なることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図16,17において、周囲枠60は、周囲枠50と同様に基本的には木質材あるいは樹脂材から構成され、上下辺と左右辺とから構成された矩形状を基本形状としており、上辺を構成する上材61、左右辺を構成する縦材62,62、下辺を構成する下材63とから形成されている。上材61、縦材62も基本的に前記の実施形態の上材、縦材と同等であり、下材63は本実施形態の特徴的な構成となっている。
すなわち、下材63は断面が略T字状をしており、下板材(膳板部)63aと、この下板材の下方に固定された横桟材63bとから構成されており、横桟材63bが下部内装材25の上部に固定された横桟25aと、窓台2bに固定された木質横桟2eとの間に進入するように構成されている。そして、下板材63aの下面が横桟25aの上面に対接して載置されるように構成されている。
この周囲枠60を固定する木ねじS4は、横桟25aからねじ込まれ、横桟材63bを貫通して木質横桟2eまでねじ込まれる。このため、前記の実施形態の木ねじS1と比較して短い木ねじを使用することができ、ねじ込み作業が容易となる。この例の場合も、木ねじS4を直接横桟材25aにねじ込むことができ、ねじ込みの際に係合部に亀裂等が発生せず凹溝等の割れを防止することができる。木ねじS4をねじ込む横桟材25aは段差面となっているため、ねじ込み完了後に仕上げ材64を固定して下部内装材25と同一面とする。仕上げ材64は合板等が用いられるが、不燃性の無機質板材(VSFK)を用いてもよい。この実施形態でも、下部内装材25と仕上げ材64との表面にクロス材を貼り付けて仕上げを行う。
この実施形態の場合も、前記した図14,15に示す実施形態と同様に、横桟材63bの横幅D3は進入する木質横桟2eと横桟25aとの間隔D4より小さく設定されており、横桟材63bは横桟25aと対接するように取付けられるため、その横幅D3は間隔D4に対して所定のクリアランスを加えるのみで設定が容易となり、取付時の施工も確実に行える。すなわち、凹溝24の例と比較して寸法管理が容易となる。また、横桟材63bは横桟25aと接触するため、窓枠本体10と周囲枠20との間隙dの寸法管理が容易で
あり、インサート部材30を確実に挿入して固定することができ、隙間が発生することを防止できる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、窓枠本体は、一部が嵌め殺しで、他の部分がヒンジを中心として揺動するタイプのものを示したが、引き違いタイプのものや、上下開閉式のもの、すべてが嵌め殺しのもの等、他のタイプの窓枠でもよいことは勿論である。また、窓枠本体および周囲枠の形状は矩形状のものを示したが、縦材の上部と上材とを円弧で形成した窓や、上部が円形の半円窓等の形状の窓でもよい。
構造物として建物の例を示したが、倉庫やガレージ等の窓を有する構造物でもよい。凹溝は部分的でもよい。構造物として、鉄骨系の建物の例を示したが、木造や、コンクリート造等の他の構造物であってもよい。
本発明に係る周囲枠の取付構造の一実施形態を示す縦方向の断面図。 図1のA−A線に沿う横方向の断面図。 図1、2で使用する周囲枠の斜視図。 図3で示す周囲枠の分解状態を示す斜視図。 (a)はインサート部材を示す要部斜視図、(b)はインサート部材の装着状態を示す要部断面図。 図1〜4に示す周囲枠の取付構造の動作説明を示す斜視図。 図6の動作説明に続く動作説明を示す斜視図。 図1〜4に示す周囲枠の取付構造の動作説明を示す要部断面図。 図8の動作説明に続く動作説明を示す要部断面図。 ポリフィルムの周囲枠上辺付近の端部処理を示す要部断面図。 ポリフィルムと周囲枠下辺付近の端部処理を示す要部断面図。 ポリフィルムと周囲枠縦辺付近の端部処理を示す要部断面図。 周囲枠の他の例を示す概略斜視図。 周囲枠の他の実施形態を示す要部の縦方向断面図。 (a)は図14の周囲枠を取付けた状態の要部の縦方向断面図、(b)は動作説明を示す要部断面図。 周囲枠のさらに他の実施形態を示す要部の縦方向断面図。 (a)は図16の周囲枠を取付けた状態の要部の縦方向断面図、(b)は動作説明を示す要部断面図。
符号の説明
1:建物(構造物)、2:躯体、2a:間柱(躯体)、2b:窓台(躯体)、2c:まぐさ(躯体)、3:外装材、4:内装材、10:窓枠本体、20:周囲枠、21:上材(上辺部材)、22:縦材(縦辺部材)、23:下材(下辺部材)、24:凹溝(係合部)、25:下部内装材、26:上部内装材、30:ガスケット(インサート部材)、40:周囲枠、43:下材(下辺部材)、44:凹溝、50,60:周囲枠、51,61:上材(上辺部材)、52,62:縦材(縦辺部材)、53,63:下材(下辺部材)、53a,63a:下板材(係合部)、53c:垂下部(係合部)、63b:横桟材(係合部)、54,64:仕上げ材

Claims (9)

  1. 構造物に固定した窓枠本体の室内側の少なくとも下方に内装材が位置しており、該窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける取付構造であって、
    前記周囲枠の下辺部材には、前記内装材の上辺に係合する係合部が形成してあることを特徴とする周囲枠の取付構造。
  2. 前記係合部は、前記内装材の上辺に係合する下方開口の凹溝であることを特徴とする請求項1に記載の周囲枠の取付構造。
  3. 前記係合部は、前記内装材の上辺と、前記窓枠本体を支持する支持材との間に進入する垂下部を有すると共に、前記内装材の上辺に位置する水平部を有する断面略L字状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の周囲枠の取付構造。
  4. 構造物に固定した窓枠本体の室内側に近接して内装材が位置しており、該窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける取付構造であって、
    前記周囲枠は、前記構造物および/または前記内装材に固定されることを特徴とする周囲枠の取付構造。
  5. 前記窓枠本体と周囲枠との間にインサート部材を装着したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の周囲枠の取付構造。
  6. 構造物に固定した窓枠本体の室内側の少なくとも下方に内装材が位置しており、該窓枠本体の室内側に周囲枠を取付ける取付方法であって、
    前記周囲枠の下辺部材には下方に向けて係合部が形成してあり、該係合部を前記内装材の上辺に係合し、前記周囲枠を前記下辺部材を基準として位置決めしてから固定し、前記周囲枠の上辺部材の上部に内装材を固定することを特徴とする周囲枠の取付方法。
  7. 前記係合部は、前記内装材の上辺に係合する下方開口の凹溝または断面略L字状の係合部であり、該凹溝の開口または係合部を前記内装材の上辺に係合して固定することを特徴とする請求項6に記載の周囲枠の取付方法。
  8. 前記周囲枠を、前記構造物および/または前記内装材に固定することを特徴とする請求項7または8に記載の周囲枠の取付方法。
  9. 構造物に固定した窓枠本体と、該窓枠本体の室内側に取付けられた周囲枠との間に装着される窓枠用のインサート部材であって、
    薄板状のベース部と、該ベース部の一端部から直角より大きい角度で一方に向かって延出する軟質の長尺リブと、前記ベース部の一端部から他方に向かって延出する軟質の短尺リブとを備えることを特徴とする窓枠用インサート部材。
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