JPH09268844A - 窓枠部構造 - Google Patents
窓枠部構造Info
- Publication number
- JPH09268844A JPH09268844A JP7383596A JP7383596A JPH09268844A JP H09268844 A JPH09268844 A JP H09268844A JP 7383596 A JP7383596 A JP 7383596A JP 7383596 A JP7383596 A JP 7383596A JP H09268844 A JPH09268844 A JP H09268844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- sash
- window frame
- seal material
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 意匠的外観も悪くならず、和障子などを設け
ることができる窓枠部構造を提供すること。 【解決手段】 開口の屋外側に配置された硬質塩化ビニ
ル樹脂製の窓枠２の屋内側に木製の額縁部材４が配置さ
れ、この窓枠２と額縁部材４との間に、硬質塩化ビニル
樹脂製の支持部材７とスポンジ状のポリウレタンゴム製
の発泡シール材８とからなる気密シール材６が、押圧状
態にて介装されている窓枠部構造。
ることができる窓枠部構造を提供すること。 【解決手段】 開口の屋外側に配置された硬質塩化ビニ
ル樹脂製の窓枠２の屋内側に木製の額縁部材４が配置さ
れ、この窓枠２と額縁部材４との間に、硬質塩化ビニル
樹脂製の支持部材７とスポンジ状のポリウレタンゴム製
の発泡シール材８とからなる気密シール材６が、押圧状
態にて介装されている窓枠部構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓枠部構造に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の窓枠部構造は、図３および４に示
すように、開口の屋外側に面する外壁部１ａに組み付け
られたアルミなどの金属製の窓枠２ａと、屋内側に面す
る内壁部３ａに組み付けられた額縁部材４ａと、これら
窓枠２ａと額縁部材４ａとの間に存在する隙間５ａを隠
すための硬質塩化ビニル樹脂製の断面Ｌ型の目板６ａと
からなり、この目板６ａの屋内側端部６１ａにて額縁部
材４ａの表面を被うようにしたものである（たとえば実
公昭６０−１７４９９号公報や特開昭６２−１３７３８
７号公報を参照。）。そして、一般的には上記窓枠２ａ
や額縁部材４ａにガラス障子や和障子などが組み込まれ
て使用される。
すように、開口の屋外側に面する外壁部１ａに組み付け
られたアルミなどの金属製の窓枠２ａと、屋内側に面す
る内壁部３ａに組み付けられた額縁部材４ａと、これら
窓枠２ａと額縁部材４ａとの間に存在する隙間５ａを隠
すための硬質塩化ビニル樹脂製の断面Ｌ型の目板６ａと
からなり、この目板６ａの屋内側端部６１ａにて額縁部
材４ａの表面を被うようにしたものである（たとえば実
公昭６０−１７４９９号公報や特開昭６２−１３７３８
７号公報を参照。）。そして、一般的には上記窓枠２ａ
や額縁部材４ａにガラス障子や和障子などが組み込まれ
て使用される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
窓枠部構造においては、額縁部材の表面が目板の屋内側
端部にて被われているので意匠的外観が劣り、また、屋
内側に和障子などを設ける場合には、額縁部材に溝を形
成しなければならないが、目板で被われているがために
必要とする幅寸法が取れず、和障子を設けることができ
ないという問題があった。
窓枠部構造においては、額縁部材の表面が目板の屋内側
端部にて被われているので意匠的外観が劣り、また、屋
内側に和障子などを設ける場合には、額縁部材に溝を形
成しなければならないが、目板で被われているがために
必要とする幅寸法が取れず、和障子を設けることができ
ないという問題があった。
【０００４】本発明は上記従来の問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、意匠的外観な
らびに気密性を損なうことなく、和障子などを設けるこ
とができる窓枠部構造を提供することである。
るものであり、その目的とするところは、意匠的外観な
らびに気密性を損なうことなく、和障子などを設けるこ
とができる窓枠部構造を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
窓枠部構造は、開口の屋外側に窓枠が配置され、その屋
内側に額縁部材が配置され、これら窓枠と額縁部材との
間に、圧縮変形可能な気密シール材が押圧状態にて介装
されているものである。
窓枠部構造は、開口の屋外側に窓枠が配置され、その屋
内側に額縁部材が配置され、これら窓枠と額縁部材との
間に、圧縮変形可能な気密シール材が押圧状態にて介装
されているものである。
【０００６】本発明における気密シール材としては圧縮
変形可能なものであればよく、合成樹脂製の発泡体や中
空体などを適用できる。
変形可能なものであればよく、合成樹脂製の発泡体や中
空体などを適用できる。
【０００７】また、本発明においては、気密シール材と
して、硬質塩化ビニル樹脂などの硬質樹脂製の支持部材
の表面に、上記発泡シール材を貼り付けたものを使用す
るのが好ましい。この際、発泡シール材が貼り付けられ
るのは、窓枠側の支持部材の表面であっても、額縁部材
側の支持部材の表面であってもよい。発泡シール材の貼
り付けは両面接着（または粘着）テープを使用して行う
のが好ましく、その貼り付け作業を容易に行える。
して、硬質塩化ビニル樹脂などの硬質樹脂製の支持部材
の表面に、上記発泡シール材を貼り付けたものを使用す
るのが好ましい。この際、発泡シール材が貼り付けられ
るのは、窓枠側の支持部材の表面であっても、額縁部材
側の支持部材の表面であってもよい。発泡シール材の貼
り付けは両面接着（または粘着）テープを使用して行う
のが好ましく、その貼り付け作業を容易に行える。
【０００８】（作用）請求項１に記載の本発明の窓枠部
構造においては、窓枠と額縁部材との間に、圧縮変形可
能な気密シール材が押圧状態にて介装されることにより
気密が確保されるので、従来のように額縁部材の表面を
気密シール材にて被う必要がない。このため、意匠的外
観は損なわれず、また、額縁部材に溝を形成するに必要
な幅寸法は十分に取れ、和障子などを設けることができ
る。
構造においては、窓枠と額縁部材との間に、圧縮変形可
能な気密シール材が押圧状態にて介装されることにより
気密が確保されるので、従来のように額縁部材の表面を
気密シール材にて被う必要がない。このため、意匠的外
観は損なわれず、また、額縁部材に溝を形成するに必要
な幅寸法は十分に取れ、和障子などを設けることができ
る。
【０００９】また、請求項２記載の本発明においては、
気密シール材が、硬質樹脂製の支持部材の表面に発泡シ
ール材が貼り付けられたものであるので、気密シール材
を窓枠あるいは額縁部材へ取り付ける際に、位置決めを
行い易く、取付施工を簡単に行える。
気密シール材が、硬質樹脂製の支持部材の表面に発泡シ
ール材が貼り付けられたものであるので、気密シール材
を窓枠あるいは額縁部材へ取り付ける際に、位置決めを
行い易く、取付施工を簡単に行える。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は図３に対応した本発明の窓
枠部構造の第１実施例の要部を一部省略して示す拡大斜
視図、図２は図１における支持部材を示す拡大断面図で
ある。
に基づいて説明する。図１は図３に対応した本発明の窓
枠部構造の第１実施例の要部を一部省略して示す拡大斜
視図、図２は図１における支持部材を示す拡大断面図で
ある。
【００１１】図１において、開口の屋外側に面する外壁
部１に硬質塩化ビニル樹脂製の窓枠２が組み付けられ、
屋内側に面する内壁部３に木製の額縁部材４が組み付け
られている。そして、窓枠２と額縁部材４との間に存在
する隙間５に気密シール材６が押圧状態にて介装されて
いる。気密シール材６は支持部材７と発泡シール材８と
から構成されている。
部１に硬質塩化ビニル樹脂製の窓枠２が組み付けられ、
屋内側に面する内壁部３に木製の額縁部材４が組み付け
られている。そして、窓枠２と額縁部材４との間に存在
する隙間５に気密シール材６が押圧状態にて介装されて
いる。気密シール材６は支持部材７と発泡シール材８と
から構成されている。
【００１２】支持部材７は硬質塩化ビニル樹脂製の板状
体であり、図２に示すように、額縁部材４側に当接する
側の側面７１は、上下から中央に行くにつれてその厚み
が薄くなるように曲面状とされている。また、発泡シー
ル材８が貼り付けられる側の側面７２のほぼ中央にはＶ
字溝７２１が形成されている。このＶ字溝７２１は支持
部材７を釘（図示せず）にて額縁部材４に固定する際に
利用するものである。
体であり、図２に示すように、額縁部材４側に当接する
側の側面７１は、上下から中央に行くにつれてその厚み
が薄くなるように曲面状とされている。また、発泡シー
ル材８が貼り付けられる側の側面７２のほぼ中央にはＶ
字溝７２１が形成されている。このＶ字溝７２１は支持
部材７を釘（図示せず）にて額縁部材４に固定する際に
利用するものである。
【００１３】さらに、上端側面より軟質塩化ビニル樹脂
製のひれ状部７３および係止部７４が一体に形成されて
いる。図に示すように、ひれ状部７３は上記窓枠２の屋
内側に当接してシールするものであり、一方、係止部７
４は額縁部材４の屋外側上端に係止してシールするもの
である。なお、ひれ状部７３および係止部７４の長さは
それぞれ８ｍｍ、２ｍｍ程度であり、両者ともに先端部
が丸みをおびている。
製のひれ状部７３および係止部７４が一体に形成されて
いる。図に示すように、ひれ状部７３は上記窓枠２の屋
内側に当接してシールするものであり、一方、係止部７
４は額縁部材４の屋外側上端に係止してシールするもの
である。なお、ひれ状部７３および係止部７４の長さは
それぞれ８ｍｍ、２ｍｍ程度であり、両者ともに先端部
が丸みをおびている。
【００１４】発泡シール材８はポリウレタンゴム製のス
ポンジ状の帯状のものであり、その片面に接着された両
面接着テープにて支持部材７の側面７２に接着されてい
る。
ポンジ状の帯状のものであり、その片面に接着された両
面接着テープにて支持部材７の側面７２に接着されてい
る。
【００１５】上記構成とされた窓枠部構造においては、
支持部材７の側面７２に接着された発泡シール材８が、
押圧状態にて額縁部材４と窓枠２との隙間に介装してい
るので、気密性能が向上する。また、ひれ状部７３が窓
枠２の屋内側に当接するので、さらに気密性能が向上す
る。さらに、支持部材７の係止部７４を利用して、額縁
部材４への支持部材７の固定作業を容易に行える。
支持部材７の側面７２に接着された発泡シール材８が、
押圧状態にて額縁部材４と窓枠２との隙間に介装してい
るので、気密性能が向上する。また、ひれ状部７３が窓
枠２の屋内側に当接するので、さらに気密性能が向上す
る。さらに、支持部材７の係止部７４を利用して、額縁
部材４への支持部材７の固定作業を容易に行える。
【００１６】
【発明の効果】請求項１記載の本発明の窓枠部構造にお
いては、窓枠と額縁部材との間に、圧縮変形可能な気密
シール材が押圧状態にて介装されることにより気密が確
保されるので、従来のように額縁部材の表面を気密シー
ル材にて被う必要がない。このため、意匠的外観は見劣
りせず、また、額縁部材に溝を形成するに必要な幅寸法
は十分に取れ、和障子などを設けることができる。
いては、窓枠と額縁部材との間に、圧縮変形可能な気密
シール材が押圧状態にて介装されることにより気密が確
保されるので、従来のように額縁部材の表面を気密シー
ル材にて被う必要がない。このため、意匠的外観は見劣
りせず、また、額縁部材に溝を形成するに必要な幅寸法
は十分に取れ、和障子などを設けることができる。
【００１７】また、請求項２記載の本発明においては、
気密シール材が、硬質樹脂製の支持部材の表面に発泡シ
ール材が貼り付けられたものであるので、気密シール材
を窓枠あるいは額縁部材へ取り付ける際に、位置決めが
し易く、取付施工を簡単に行える。
気密シール材が、硬質樹脂製の支持部材の表面に発泡シ
ール材が貼り付けられたものであるので、気密シール材
を窓枠あるいは額縁部材へ取り付ける際に、位置決めが
し易く、取付施工を簡単に行える。
【図１】本発明の第１実施例の主要部を一部省略して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】図１における支持部材を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図３】従来の窓枠部構造を示す縦断面図である。
【図４】図３の要部を一部省略して示す拡大斜視図であ
る。
る。
１ 外壁部 ２ 窓枠 ３ 内壁部 ４ 額縁部材 ５ 隙間 ６ 気密シール材 ７ 支持部材 ７１、７２ 側面 ７３ ひれ状部 ７４ 係止部 ８ 発泡シール材
Claims (2)
- 【請求項１】 開口の屋外側に窓枠が配置され、その屋
内側に額縁部材が配置され、これら窓枠と額縁部材との
間に、圧縮変形可能な気密シール材が押圧状態にて介装
されていることを特徴とする窓枠部構造。 - 【請求項２】 上記気密シール材が、硬質樹脂製の支持
部材の表面に、発泡シール材が貼り付けられたものであ
る請求項１記載の窓枠部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7383596A JPH09268844A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 窓枠部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7383596A JPH09268844A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 窓枠部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268844A true JPH09268844A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13529604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7383596A Pending JPH09268844A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 窓枠部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268844A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005201036A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 周囲枠の取付構造および取付方法 |
| US7392625B2 (en) * | 2006-07-14 | 2008-07-01 | Wisconsin Plastic Products, Inc. | Nail fin for window frame assembly |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP7383596A patent/JPH09268844A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005201036A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 周囲枠の取付構造および取付方法 |
| US7392625B2 (en) * | 2006-07-14 | 2008-07-01 | Wisconsin Plastic Products, Inc. | Nail fin for window frame assembly |
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