JP2562305Y2 - ライナ−付戸当りパッキング - Google Patents
ライナ−付戸当りパッキングInfo
- Publication number
- JP2562305Y2 JP2562305Y2 JP2721391U JP2721391U JP2562305Y2 JP 2562305 Y2 JP2562305 Y2 JP 2562305Y2 JP 2721391 U JP2721391 U JP 2721391U JP 2721391 U JP2721391 U JP 2721391U JP 2562305 Y2 JP2562305 Y2 JP 2562305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- liner
- mounting portion
- packing
- hollow seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家屋等の戸、扉の開閉
時に弾接する戸当りパッキングに関するものである。 【0002】 【従来の技術】第4図に示すように、従来の戸当りパッ
キング20は扉開口枠溝4に固着するように硬質取付け
部30の両側より軟質27、硬質28リップが外面に向
けて突設してあり、軟質中空シ−ル部25は取付け部3
0に上設されており、これの内壁面26aの長手方向に
は内周方向に波形状を呈するように順次凹凸条を一体押
出成形されていた。 【0003】しかしながら、戸、扉等に閉時において、
扉の組付け時の歪みから扉3自体の組付時の高さにおい
て5mm程のバラツキBにより扉3と戸当りパッキング
20との隙間が発生して気密性はなくなり、隙間で経年
と共に雨水が侵入しやすく、塵埃が堆積し易くなるとい
う問題があった。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の実情に
対応する目的でかんがみたもので、扉3閉時の設定組付
け高さ5mmほどのバラツキBを吸収することを有する
均一な機能を付与することができ、扉3と開口枠溝4と
の間を気密性を満たすことで、長期に渡り取付け状態が
確実に気密保持した戸当りパッキングを提供するもので
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、戸当りパッキング2の取付け部下面10
aに硬質ゴム長方形状を同時に一体押出成形するように
構成において、戸、扉の開口枠溝4に取付ける戸当りパ
ッキング2に設定組付高さ5mmほどのバラツキBを吸
収する設定組付高さを保持するために切離しを可能した
ライナ−15を連設したことにある 【0006】 【作用】かかる構成によれば、扉の閉時には戸当りパッ
キングの取付け部下面10cがライナ−15を密着した
状態になり、中空シ−ル部5と取付け部10の作用に基
づいて扉3と開口枠溝4とが気密増大となる。この時点
で設定組付高さに合せ設定に対し寸法が小さい場合ライ
ナ−15を簡易に切離しすることができるので、組付の
バラツキを抑えることが最小となり、かつ気密性を高め
ることができる。 【0007】 【実施例】以下本考案にかかるライナ−付戸当りパッキ
ングの実施例を詳細に述べる。第1図は本考案の建物用
戸当たりの斜視図である。戸当りパッキング2は、開口
枠溝4に装着するものである。第3図は、第1図のA−
A線断面図で、戸当り構造の断面を示す。 【0008】第2図の戸当りパッキング2は、取付け部
10と中空シ−ル部5及びライナ−部15からなり取付
け部10は硬質取付け部本体の両側に軟質7、硬質8リ
ップがそれぞれ突設してあり、前記軟質中空シ−ル部5
は、取付け部本体10の上面10aに突設され、内壁面
6aの長手方向には内周方向に波形状を呈するように順
次凹凸条を形成し、取付け部下面10bには設定高さに
合せれる硬質のライナ−15が付随している。 【0009】第3図に示すように、扉3が開口枠1の方
向に閉じると、取付け部10本体の上面10aに突設さ
れた軟質中空シ−ル部5は扉面3aに弾接し、押圧され
ることにより、弾接した撓み面5aが徐々に沈み込みシ
−ル部5が内壁面6aに向かって横方向に膨出する。そ
して、中空シ−ル部5の内壁面6aの長手方向には波形
状の凹凸を形成している為、押圧力を分散する為、軟質
中空シ−ル部5と扉面3aとの気密性は増大する。 【0010】取付け部下面10bのライナ−15は、前
記軟質中空シ−ル部5と扉内面3aとの間に密接されて
いるが、取付け部5と開口枠溝4間を一層気密になるよ
うにする役目である。しかしながら、扉3を扉枠体4b
に保持具を組付けた時に歪を生じる。扉3の閉時に歪か
ら開口枠溝4と扉3間の設定組付高さに差異が生じて戸
当りパッキング2と扉3との空隙間が狭くなるので閉止
反発力が強くなる。そこで、硬質のライナ−15を切離
し除去すると空隙間が狭くなっても容易に閉止反発力は
軽減でき、扉3をスム−ズに閉じることができる。 【0011】設定組付け高さに合わせ、設定に対し寸法
が小さい場合ライナ−15を簡易に切離すことができる
ので、扉の組付の5mmほどのバラツキBを抑えること
が最小となり、より気密性を高めることができる。 【0012】 【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案にか
かるライナ−付戸当りパッキングによれば、扉閉止時の
閉止反発力が小さくしかも扉をスム−ズに閉じることが
出来ると共に、扉閉止後、戸当りの設定組付け高さに合
わせ、設定に対し寸法が小さい場合でもライナ−を容易
に切離しができるので、扉の組付のバラツキを抑えるこ
とが最小となり、かつ気密性を高めることが出来る。従
って、ライナ−による高さの調節を適宣除去できるので
その実用的価値は大きくなり経年とともに雨水が侵入し
やすく、塵埃が堆積することがないという効果がある。 【0013】
時に弾接する戸当りパッキングに関するものである。 【0002】 【従来の技術】第4図に示すように、従来の戸当りパッ
キング20は扉開口枠溝4に固着するように硬質取付け
部30の両側より軟質27、硬質28リップが外面に向
けて突設してあり、軟質中空シ−ル部25は取付け部3
0に上設されており、これの内壁面26aの長手方向に
は内周方向に波形状を呈するように順次凹凸条を一体押
出成形されていた。 【0003】しかしながら、戸、扉等に閉時において、
扉の組付け時の歪みから扉3自体の組付時の高さにおい
て5mm程のバラツキBにより扉3と戸当りパッキング
20との隙間が発生して気密性はなくなり、隙間で経年
と共に雨水が侵入しやすく、塵埃が堆積し易くなるとい
う問題があった。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の実情に
対応する目的でかんがみたもので、扉3閉時の設定組付
け高さ5mmほどのバラツキBを吸収することを有する
均一な機能を付与することができ、扉3と開口枠溝4と
の間を気密性を満たすことで、長期に渡り取付け状態が
確実に気密保持した戸当りパッキングを提供するもので
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、戸当りパッキング2の取付け部下面10
aに硬質ゴム長方形状を同時に一体押出成形するように
構成において、戸、扉の開口枠溝4に取付ける戸当りパ
ッキング2に設定組付高さ5mmほどのバラツキBを吸
収する設定組付高さを保持するために切離しを可能した
ライナ−15を連設したことにある 【0006】 【作用】かかる構成によれば、扉の閉時には戸当りパッ
キングの取付け部下面10cがライナ−15を密着した
状態になり、中空シ−ル部5と取付け部10の作用に基
づいて扉3と開口枠溝4とが気密増大となる。この時点
で設定組付高さに合せ設定に対し寸法が小さい場合ライ
ナ−15を簡易に切離しすることができるので、組付の
バラツキを抑えることが最小となり、かつ気密性を高め
ることができる。 【0007】 【実施例】以下本考案にかかるライナ−付戸当りパッキ
ングの実施例を詳細に述べる。第1図は本考案の建物用
戸当たりの斜視図である。戸当りパッキング2は、開口
枠溝4に装着するものである。第3図は、第1図のA−
A線断面図で、戸当り構造の断面を示す。 【0008】第2図の戸当りパッキング2は、取付け部
10と中空シ−ル部5及びライナ−部15からなり取付
け部10は硬質取付け部本体の両側に軟質7、硬質8リ
ップがそれぞれ突設してあり、前記軟質中空シ−ル部5
は、取付け部本体10の上面10aに突設され、内壁面
6aの長手方向には内周方向に波形状を呈するように順
次凹凸条を形成し、取付け部下面10bには設定高さに
合せれる硬質のライナ−15が付随している。 【0009】第3図に示すように、扉3が開口枠1の方
向に閉じると、取付け部10本体の上面10aに突設さ
れた軟質中空シ−ル部5は扉面3aに弾接し、押圧され
ることにより、弾接した撓み面5aが徐々に沈み込みシ
−ル部5が内壁面6aに向かって横方向に膨出する。そ
して、中空シ−ル部5の内壁面6aの長手方向には波形
状の凹凸を形成している為、押圧力を分散する為、軟質
中空シ−ル部5と扉面3aとの気密性は増大する。 【0010】取付け部下面10bのライナ−15は、前
記軟質中空シ−ル部5と扉内面3aとの間に密接されて
いるが、取付け部5と開口枠溝4間を一層気密になるよ
うにする役目である。しかしながら、扉3を扉枠体4b
に保持具を組付けた時に歪を生じる。扉3の閉時に歪か
ら開口枠溝4と扉3間の設定組付高さに差異が生じて戸
当りパッキング2と扉3との空隙間が狭くなるので閉止
反発力が強くなる。そこで、硬質のライナ−15を切離
し除去すると空隙間が狭くなっても容易に閉止反発力は
軽減でき、扉3をスム−ズに閉じることができる。 【0011】設定組付け高さに合わせ、設定に対し寸法
が小さい場合ライナ−15を簡易に切離すことができる
ので、扉の組付の5mmほどのバラツキBを抑えること
が最小となり、より気密性を高めることができる。 【0012】 【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案にか
かるライナ−付戸当りパッキングによれば、扉閉止時の
閉止反発力が小さくしかも扉をスム−ズに閉じることが
出来ると共に、扉閉止後、戸当りの設定組付け高さに合
わせ、設定に対し寸法が小さい場合でもライナ−を容易
に切離しができるので、扉の組付のバラツキを抑えるこ
とが最小となり、かつ気密性を高めることが出来る。従
って、ライナ−による高さの調節を適宣除去できるので
その実用的価値は大きくなり経年とともに雨水が侵入し
やすく、塵埃が堆積することがないという効果がある。 【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】建物用戸当りでこの考案の装着箇所を示す斜視
図。 【図2】本考案の断面図。 【図3】第1図A−A線要部拡大断面図。 【図4】従来の戸当りパッキング 【図5】従来の戸当たりパッキングの装着拡大断面図。 【符号の説明】 1 開口枠 2 戸当りパッキング 3 扉 4 開口枠溝 5 軟質中空シ−ル部 6a 内壁面 7 軟質リップ 8 硬質リップ 10 取付け部 10a 取付け部上面 10b 取付け部下面 15 ライナ− B バラツキ
図。 【図2】本考案の断面図。 【図3】第1図A−A線要部拡大断面図。 【図4】従来の戸当りパッキング 【図5】従来の戸当たりパッキングの装着拡大断面図。 【符号の説明】 1 開口枠 2 戸当りパッキング 3 扉 4 開口枠溝 5 軟質中空シ−ル部 6a 内壁面 7 軟質リップ 8 硬質リップ 10 取付け部 10a 取付け部上面 10b 取付け部下面 15 ライナ− B バラツキ
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 家屋等の開閉部における開口枠体に固着し戸、扉等の開
閉体と弾接させて密封を保持する取付け部と中空シ−ル
部及びライナ−からなるゴム製のパッキングであって、
前記取付け部は硬質取付け部本体の両側に軟、硬質リッ
プがそれぞれ突設してあり、前記軟質中空シ−ル部は該
取付け部本体の上面に突設されており、これの内壁面の
長手方向には内周方向に波形状を呈するように順次凹凸
を形成し取付け部下面は前記パッキングの嵌込み時の扉
との閉時設定高さを調整可能にする硬質ライナ−を切離
し可能に一体成形したことを特徴とするライナ−付戸当
りパッキング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2721391U JP2562305Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ライナ−付戸当りパッキング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2721391U JP2562305Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ライナ−付戸当りパッキング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114990U JPH04114990U (ja) | 1992-10-12 |
JP2562305Y2 true JP2562305Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31911544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2721391U Expired - Lifetime JP2562305Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ライナ−付戸当りパッキング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562305Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038440A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | 隙間材 |
KR102101579B1 (ko) * | 2019-07-25 | 2020-04-17 | (주) 씨케이솔루션 | 에어 타이트 도어 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP2721391U patent/JP2562305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038440A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | 隙間材 |
KR102101579B1 (ko) * | 2019-07-25 | 2020-04-17 | (주) 씨케이솔루션 | 에어 타이트 도어 |
US11352832B2 (en) | 2019-07-25 | 2022-06-07 | Ck Solution Co., Ltd. | Air tight door |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04114990U (ja) | 1992-10-12 |
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