JP2005307738A - 補強改装サッシ - Google Patents

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光人 平原
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Abstract

【課題】建物の開口部に設置する支持枠の設置手段か係止手段において、施工性を向上させながら、窓幅や構造などのサッシの大幅な変更に対応する着脱と交換ができ、また、支持枠に対してサッシを安定して設置でき、サッシを固定し、室内外側から施工でき、美観に影響を与えない補強改装サッシを提供する。
【解決手段】建物の開口部において、設置する支持枠(1)と窓枠(2)のそれぞれ左右縦枠材(1a,1b,2a,2b)と上下横枠材(1c,1d,2c,2d)4片全てに、支持枠(1)に窓枠(2)を設置するための固定手段が設置され、支持枠(1)に設置する調整板(7)の厚みと、窓枠設置片(8)の突出高さを調節する。補強材を支持枠(1)の四隅外側部分に設置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、用途変更や改装に伴うサッシやドアの変更の形態とサッシの形状に関わる。
従来より、建物の開口部は、そのデザインや大きさ、機能により多様な構成があり、建築基準法、消防法、都市計画などの法的な指導による開口部の変更や施主の要望の変更による開口部の変更などにおいて、開口部に取り付けるサッシやドアは躯体に一体化するように取り付けられていたるために、開口部周りの内外装を破壊しなければサッシやドアの変更ができなかった。そのため、変更するためには、 開口部周りの内外装を破壊しなくてはならず、大掛かりな作業となりコストがかかっていた。
このため特開平8−128268号公報(以下特許文献1)や特開平11−117615号公報(以下特許文献2)では、開口部において躯体に直接サッシを取り付けるのではなく、補助枠または支持枠を躯体に取り付け、この補助枠または支持枠にサッシを取り付けることで、内外装を壊すことなく着脱と交換が可能な改装サッシの技術が開示されている。
また特開平7−208029号公報(以下特許文献3)では、サッシが地震などの負荷によって変形するのを防ぐために、蛇腹状の補強枠を開口上部に設置する技術が開示されている。
特開平8−128268 特開平11−117615 特開平7−208029
特許文献1と特許文献2には、支持枠または補助枠にサッシを設置し、設置手段や係止手段において施工性を向上させる技術が開示されているものが多いが、支持枠にサッシを設置する取付手段には、多種多様なサッシの変更で、窓幅が変わるサッシ(一枚サッシを二重サッシに変更する等)や構造が変わるサッシ(フィックスサッシをガラスルーバーに変更する等)などに、対応した技術が開示されていない。また、支持枠または補助枠に、サッシを脱着可能に設置する場合に、サッシの設置、係止手段を上下枠材にのみ設置するなどの不安定な設置、係止手段がある。さらに室外側から、サッシ改装の施工を行う構成に限られた改装サッシがある。また、特許文献3のように、サッシを補強するために、上枠に特別な形状を付して補強すると、美観に少なからず影響が出てしまう。
上記の問題点から、本発明では、設置手段か係止手段において、施工性を向上させながら、窓幅や構造などのサッシの大幅な変更に対応する着脱と交換ができ、支持枠または補助枠に対してサッシを安定した設置手段で固定し、室内外側から施工でき、美観に影響を与えない補強改装サッシを提供する。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、建物の開口部において、設置する支持枠(1)と、この支持枠(1)に対して着脱自在に設置する窓枠(2)には窓ガラス(3)などが設置される構成からなる補強改装サッシの、支持枠(1)に窓枠(2)を設置する固定手段を、支持枠(1)の左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全ての内側と、窓枠(2)の左右縦枠材(2a,2b)、上下横枠材(2c,2d)の4片全ての外側にそれぞれ設置することを特徴とする補強改装サッシである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の補強改装サッシにおいて、支持枠(1)の左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全ての内側に、片端縁に設置する窓枠設置片(8)によって凹部が形成される調整板(7)を、凹部が室内外のどちらかを向いた状態で、支持枠(1)に、固定手段(6)により固定し、この凹部に、窓枠(2)の左右縦枠材(2a,2b)、上下横枠材(2c,2d)の4片の外側に形成される差込片(9)を差し込み、窓枠(2)の差込片(9)が形成されない他端側は、おさえプレート(17)をかぶせ、固定手段(6)により支持枠(1)に取付ける事で窓枠(2)を支持枠(1)に固定し、調整板(7)は、厚みと窓枠設置片(8)の調整板(7)から突出する高さを窓枠(2)の大きさに合わせて設置することを特徴とする補強改装サッシである。
請求項3の発明は、建物の開口部において、設置する支持枠(1)の四隅の外側に、左右縦枠材(1a,1b)と上下横枠材(1c,1d)の隣り合う二片をつなぎ合わせるように、補強材を設置し、補強することを特徴とする補強改装サッシである。
請求項1の発明によれば、建物の開口部において、設置する支持枠(1)と、この支持枠(1)に対して着脱自在に設置する窓枠(2)には窓ガラス(3)などが設置される構成からなる補強改装サッシにおいて、支持枠(1)に窓枠(2)を設置する固定手段を、支持枠(1)との左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全ての内側と窓枠(2)の左右縦枠材(2a,2b)、上下横枠材(2c,2d)の4片全ての外側にそれぞれ設置することで、4片全ての固定が可能となり、より安定した状態で、窓枠を支持枠に設置することができる。
請求項2の発明によれば、支持枠(1)に窓枠(2)を設置するために、支持枠(1)の左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全てに設置する調整板(7)の、厚みと窓枠設置片(8)の調整板(7)から突出する高さを、設置する窓枠(2)の大きさに合わせたものを設置することで、窓枠(2)の大きさに対応して、支持枠(1)の枠の大きさを調節することができる。また、調整板(7)で差込片(9)を差し込む凹部の向きを室内外側と、変えて設置することにより、室内、室外どちらからでも、窓枠(2)を支持枠(1)に設置することができる。
請求項3の発明によれば、建物の開口部において、設置する支持枠(1)の四隅部分に、縦枠材と横枠材の二片をつなぎ合わせるようにして、補強材で固定することで、地震の開口部への負荷による支持枠の変形を防ぎ、結果的に窓枠の変形を防ぐことになり、建物内に閉じ込められることなく、建物外部への脱出、救出をすることができる。
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は、本発明の実施形態を表す補強改装サッシの斜視図である。図2は、本発明の実施形態を表す補強改装サッシの拡大縦断面図、図3は図2の補強改装サッシの拡大分断断面図、図4は一重サッシを設置したときの補強改装サッシの縦断面図、図5は二重サッシを設置したときの補強改装サッシの縦断面図、図6は一重サッシを設置したときの補強改装サッシの横断面図、図7は二重サッシを設置したときの補強改装サッシの横断面図である。
図1に示すように、支持枠(1)は左右縦枠材(1a,1b)と上下横枠材(1c、1d)とから構成される。支持枠(1)は建物の開口に、溶接などをはじめとする支持枠固定手段(15)により躯体(19)に固定される。支持枠(1)に着脱自在に設置される窓枠(2)は、左右縦枠材(2a,2b)と上下横枠材(2c,2d)から構成される。図2に示すように、窓枠(2)には、窓枠(2)内側に形成するレール(18)上に、窓ガラス枠(4)に嵌められた窓ガラス(3)が設置される。
図2乃至図7に示すように、外壁材(12)は、支持枠(1)に形成される窓庇設置片(11)にねじなどをはじめとする固定手段により設置し、シーリング(16)で防水処理される窓庇(10)によって見切られ、内壁材(13)は、支持枠(1)に窓枠(2)を設置するために、支持枠(1)の上面に高さを揃えて見切られるか、窓枠(2)の上面よりも適度に低い高さで見切られ、造作材(14)が内壁材(13)上に設置される。
支持枠(1)の左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全ての内側には、片端に設置する窓枠設置片(8)によって凹部が形成される調整板(7)を、凹部が室内外のどちらかを向いた状態で、支持枠(1)に固定手段(6)により固定し、この凹部に、窓枠(2)の左右縦枠材(2a,2b)、上下横枠材(2c,2d)の4片全ての外側に形成される差込片(9)を差し込み、窓枠(2)の差込片(9)が形成されない他端側は、おさえプレート(17)をかぶせ、固定手段(6)により支持枠(1)に固定する事で窓枠(2)を支持枠(1)に取付ける。
調整板(7)は、支持枠(1)に窓枠(2)を設置するために、支持枠(1)の内側に設置され、窓枠設置片(8)の調整板(7)からの突出高さと、調整板(7)の厚みの違うものを利用することで、支持枠(1)と窓枠(2)との間に出来てしまう隙間を、調整板(7)の突出分で埋め、窓枠(2)の大きさに対応することができる。
窓枠(2)を変更する際には、図2に示すように、内壁の造作材(14)を取り外し、おさえプレート(17)を外し、調整板(7)から、窓枠(2)に形成される差込片(9)を抜いて、窓枠が小さくなっている場合には、調整板(7)が厚く、窓枠設置片(8)の突出高さが大きい調整板(7)を設置する。あるいは、室内ではなく、室外からの施工に変更する場合には、調整板(7)の凹部の向きを反対にして、窓枠(2)の差込片(9)を差し込んで窓枠(2)を支持枠(1)に固定する。
図1に示すように、剛強な素材で形成される補強プレート(20)を支持枠(1)の4隅の外側に、左右縦枠材(1a,1b)と上下横枠材(1c,1d)の隣り合う二片の枠材をつなぐようにして、L字型に折り曲げられた補強プレート(20)を設置し、補強プレート(20)上には、さらに、地震など水平で反対の方向に働く負荷などによって、支持枠(1)と設置する窓枠(2)が変形しないように、剛強な素材で形成される補強リブプレート(21)を設置する。
支持枠(1)に着脱自在に設置するのは建具であれば、窓枠(2)に限らず、ドア扉などを設置するドア枠であってもよい。
補強改装サッシの実施形態を表す斜視図である。 補強改装サッシの実施形態を表す拡大縦断面図である。 補強改装サッシの実施形態を表す拡大分断断面図である。 一重サッシを設置したときの補強改装サッシの縦断面図である。 二重サッシを設置したときの補強改装サッシの縦断面図である。 一重サッシを設置したときの補強改装サッシの横断面図である。 二重サッシを設置したときの補強改装サッシの横断面図である。
符号の説明
1 支持枠
1a 支持左縦枠財
1b 支持右縦枠材
1c 支持上横枠財
1d 支持下横枠財
2 窓枠
2a 窓枠左縦枠材
2b 窓枠右縦枠材
2c 窓枠上横枠材
2d 窓枠下横枠材
3 窓ガラス
4 窓ガラス枠
5 サッシ
6 固定手段
7 調整板
8 窓枠設置片
9 差込片
10 窓庇
11 窓庇設置片
12 外壁材
13 内壁材
14 造作材
15 支持枠固定手段
16 シーリング
17 おさえプレート
18 レール
19 躯体
20 補強プレート
21 補強リブプレート

Claims (3)

  1. (支持枠と窓枠)
    建物の開口部において、設置する支持枠(1)と、この支持枠(1)に対して着脱自在に設置する窓枠(2)には窓ガラス(3)などが設置される構成からなる補強改装サッシの、支持枠(1)に窓枠(2)を設置する固定手段が、支持枠(1)の左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全ての内側と、窓枠(2)の左右縦枠材(2a,2b)、上下横枠材(2c,2d)の4片全ての外側にそれぞれ設置することを特徴とする補強改装サッシ。
  2. (調整板)
    請求項1に記載の補強改装サッシにおいて、支持枠(1)の左右縦枠材(1a,1b)、上下横枠材(1c,1d)の4片全ての内側に、片端に設置する窓枠設置片(8)によって凹部が形成される調整板(7)を、凹部が室内外のどちらかを向いた状態で、支持枠(1)に固定手段(6)により固定し、この凹部に、窓枠(2)の左右縦枠材(2a,2b)、上下横枠材(2c,2d)の4片の外側に形成される差込片(9)を差し込み、窓枠(2)の差込片(9)が形成されない他端側は、おさえプレート(17)をかぶせ、固定手段(6)により支持枠(1)に取付ける事で窓枠(2)を支持枠(1)に固定し、調整板(7)は、厚みと窓枠設置片(8)の調整板(7)から突出する高さを、窓枠(2)の大きさに合わせて設置することを特徴とする補強改装サッシ。
  3. (補強プレート)
    建物の開口部において、設置する支持枠(1)の四隅の外側に、左右縦枠材(1a,1b)と上下横枠材(1c,1d)の隣り合う二片をつなぎ合わせるように、補強材を設置して補強することを特徴とする補強改装サッシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101534431B1 (ko) * 2014-01-23 2015-07-06 한국기술교육대학교 산학협력단 창호 프레임 충격흡수 및 내진 보강용 분절형 보강 구조물

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