JP4635843B2 - 額縁の取り外し方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の窓や出入口等の開口部において、開口部枠と壁体との取合部分に取り付けられる額縁の取り外し方法に関する。
建物の壁面に窓用サッシや出入口等の開口部用建具を設ける場合、開口部枠の屋内側には、開口部枠と壁体との境目を隠すための化粧用造作材として、しばしば断面L字形の木製額縁が取り付けられる。かかる木製額縁の取付構造としては、例えば特許文献1の図5に開示されているように、開口部内周に沿う見込部分と、この見込部分に直交して開口部の外方に張り出した見付部分とからなる額縁を、開口部内周に沿って配された壁体内の下地桟木等にビス止めして、石こうボード等からなる内壁材の開口端縁に上記見付部分を屋内側から被せる形態が一般的に採用されている。
特開平11−148274号公報
上記のような額縁の取付構造は、内壁材に額縁の見付部分を接着したり、額縁の見付部分の裏側に内壁材の端縁を飲み込んだ納まりになっているので、例えば経年劣化により額縁が傷ついたり腐食したりして、額縁を取り替える必要が生じた場合には、開口部周囲の内壁材も一緒に壊して額縁を取り外さなければならなかった。
そこで本発明は、内壁材を痛めずに額縁を交換しうる額縁の取り外し方法を提供することを解決課題とする。
上記した目的を達成するため、本発明は、額縁の取り付けに際し、開口部が設けられてなる壁体の開口内周に沿って配された軸組構成部材に、屋内側から内壁材を貼設して、この内壁材の端縁を上記軸組構成部材の開口面内側の縁部に揃えるとともに、上記軸組構成部材に対して開口面内側から額縁取付用下地木をビス固定し、この額縁取付用下地木の屋内側見付面を上記内壁材の表面と略面一に揃え、開口部の内周に沿う見込部分と、この見込部分に直交して少なくとも上記額縁取付用下地木の見付幅よりも大きく開口面外側に張り出した見付部分とを具備する断面略L字形の木製額縁を、上記見付部分の裏面と上記額縁取付用下地木の屋内側見付面とを接着剤で接着する一方、上記見込部分と上記額縁取付用下地木とは非接着状態で保持するようして、開口内周に取り付けておくものとする。
これにより、額縁の見付部分が内壁材の端縁を隠して美麗な仕上がりが得られる。そして、額縁を交換する際には、屋内側から額縁の見付部分と見込部分との間を鋸等で切断する。すると、額縁取付用下地木に接着された見付部分を残して、額縁の見込部分が開口内周から離脱する。そこで、見込部分が除去された開口面内側から、額縁取付用下地桟木を軸組構成部材に固定していたビスを抜き取る。この手順により、内壁材には一切手を加えずに、また内壁材を全く損傷せずに、額縁及び額縁取付用下地木を取り外すことができる。
上述のように構成される本発明の額縁の取り外し方法は、見込部分と見付部分とを具備する断面略L字形の額縁が、開口内周にビス固定された額縁取付用下地木に対して、額縁取付用下地木の屋内側見付面と額縁の見付部分の裏面とを接着することにより取り付けられているので、屋内側から額縁の見付部分と見込部分との間を切断して額縁の見込部分を開口内周から除去すれば、内壁材には一切手を加えずに、また内壁材を全く損傷せずに、額縁及び額縁取付用下地木を容易に取り外して交換することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る窓開口部の横断面図、図2は同じく縦断面図である。壁体1に設けられた開口部10には、左右引違い式の窓用サッシ2が設けられている。サッシ2は、屋外側の外障子21と屋内側の内障子22とを有し、これらの障子21、22は、開口内周に設けられたサッシ枠23の枠内に建て込まれている。例示のサッシ枠23は、上下左右いずれも、アルミ型材からなる屋外側枠材と屋内側枠材とが断熱樹脂を介して結合された断熱仕様となっている。サッシ枠23は、適宜の構造及び手段によって、壁体1の開口内周に固定されている。また、外障子21の屋外側には網戸24が取り付けられている。なお、本発明においては、壁体1の内部構造や、サッシ2を構成する外障子21、内障子22及びサッシ枠23等の詳細な断面形状、サッシ2の開閉方式等は特に限定しない。
壁体1には、適宜の断面寸法を有する軸組構成部材3が開口内周に沿って配設され、この軸組構成部材3に重ねるようにして、石こうボード等からなる内壁材4が屋内側から壁体1に貼設される。内壁材4の開口端縁の位置は、軸組構成部材3の開口面内側の縁部に揃えられている。
また、サッシ枠23の屋内側には、化粧木枠5が取り付けられている。この化粧木枠5は、上記軸組構成部材3よりも屋外側の位置で、適宜の構造及び手段により壁体1の開口内周に固定されている。そして、この化粧木枠5の屋内側に、本発明の要部をなす木製の額縁6が取り付けられる。
額縁6は、開口部10の内周に沿う見込部分61と、この見込部分61に直交して開口面外側に張り出した見付部分62とを具備する断面略L字形の部材である。見込部分61の屋外側端部には雄実部63が突設されて、この雄実部が、化粧木枠5の屋内側見付面に凹設された溝部51内に嵌め込まれるようになっている。
額縁6の取り付けに際しては、まず、軸組構成部材3の開口面内側の縁部に額縁取付用下地木7を取り付ける。額縁取付用下地木7は、軸組構成部材3の見込寸法と内壁材4の厚みとを重ねた程度の見込寸法を有する部材で、屋内側見付面を内壁材4の表面と略面一に揃えるようにして、開口面内側から軸組構成部材3に対してビス固定される。
そして、額縁6の見付部分62の裏面、及び額縁取付用下地木7の屋内側見付面のうち、いずれか一方または双方に接着剤8を塗布して、屋内側から額縁6を開口面内に進入させ、額縁6の見付部分62の裏面を額縁取付用下地木7の屋内側見付面に押し当てて接着する。このとき、額縁6の見込部分61と額縁取付用下地木7とは非接着の状態で保持される。額縁6の見付部分62の幅を額縁取付用下地木7の見付幅よりも大きく形成しておくことにより、内壁材4の開口端縁が額縁6の見付部分62の裏側に隠れる。
このように、本発明の額縁の取付構造は、開口面内周に沿って軸組構成部材3にビス固定した額縁取付用下地木7に対し、額縁6の見付部分62だけが接着剤8で取り付けられる構成となっている。したがって、額縁6が経年劣化等によって損傷したり腐食したりした場合には、図3〜4に示すような手順で解体・交換することができる。
すなわち、解体に際しては、まず、額縁6の見込部分61の裏面を見付部分62の表面まで延長したあたりの位置(図3、4中の符号Aのライン)に屋内側から鋸を入れて、額縁6の見付部分62と見込部分61とを切り離す。すると、額縁取付用下地木7に接着されている見付部分62を残して、非接着であった見込部分61が開口内周から離脱する。そこで、この見込部分61が除去された開口面内側から、額縁取付用下地木7を軸組構成部材3に固定していたビスを抜き取る。すると、額縁取付用下地木7と額縁6の見付部分62とが一体になって軸組構成部材3から外れる。このようにして、内壁材4には一切手を加えずに、また内壁材4を全く損傷せずに、額縁6及び額縁取付用下地木7を取り外すことができる。
新たな額縁6を取り付ける場合には、改めて、新しい額縁取付用下地木7を軸組構成部材3にビス固定し、その新しい額縁取付用下地木7に新しい額縁6の見付部分62を接着する。こうして、額縁6の取付及び交換に係る作業性を格段に向上させることができる。この取付構造に係る額縁6は、屋内側に一本のビス頭も露出しないので仕上がりの美観にも優れる。また、額縁6の取付面等に複雑な断面形状の加工を施す必要もないので、経済的でもある。
なお、本発明の額縁の取付構造は、例示したような窓用サッシ2の額縁6だけでなく、外壁や屋内の間仕切り壁に設けられる出入口用建具の額縁についても同様にして実施可能である。
本発明の実施形態に係る額縁の取付構造を示す開口部の横断面図である。 同じく、開口部の縦断面図である。 額縁の解体手順を示す横断面方向の説明図である。 同じく、縦断面方向の説明図である。
符号の説明
1 壁体
10 開口部
3 軸組構成部材
4 内壁材
6 額縁
61 見込部分
62 見付部分
7 額縁取付用下地木
8 接着剤

Claims (1)

  1. 開口部が設けられてなる壁体の開口内周に沿って配された軸組構成部材に、屋内側から内壁材を貼設して、この内壁材の端縁を上記軸組構成部材の開口面内側の縁部に揃えるとともに、
    上記軸組構成部材に対して開口面内側から額縁取付用下地木をビス固定し、この額縁取付用下地木の屋内側見付面を上記内壁材の表面と略面一に揃え、
    開口部の内周に沿う見込部分と、この見込部分に直交して少なくとも上記額縁取付用下地木の見付幅よりも大きく開口面外側に張り出した見付部分とを具備する断面略L字形の木製額縁を、上記見付部分の裏面と上記額縁取付用下地木の屋内側見付面とを接着剤で接着する一方、上記見込部分と上記額縁取付用下地木とは非接着状態で保持するようして、開口内周に取り付けておき、
    上記額縁の取り外しに際しては、屋内側から額縁の上記見込部分と上記見付部分との間を切断し、上記額縁取付用下地木に接着された見付部分を残して見込部分を開口内周から離脱させ、上記見込部分が除去された開口面内側から額縁取付用下地木を上記軸組構成部材に固定していた上記ビスを抜き取り、額縁取付用下地木と額縁の見付部分とを一体にして開口内周から取り外すことを特徴とする額縁の取り外し方法。
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