JP5274811B2 - 遮音間仕切り壁の構造 - Google Patents

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Description

本発明は、遮音間仕切り壁の構造に関する。
遮音間仕切り壁の構造として、天井側の上枠と床面側の下枠の、各室に面する各面部に、金属又は木からなる縦胴縁の上下の端部が取り付けられ、各縦胴縁を下地としてボードが取り付けられて、ボードの面外変形を防ぐと共に、遮音性能が向上されるようにしたものは、従来より提供されている。
特開2005−105633号公報
しかしながら、上記のような遮音間仕切り壁の構造では、一方の室の側の縦胴縁と、もう一方の室の側の縦胴縁とが、天井側の上枠と床面側の下枠とに取り付けられているため、天井側と床面側とがサウンドブリッジとなって、遮音性能が損なわれてしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、天井側と床面側とのサウンドブリッジをなくして遮音性能を向上することができ、しかも、しっかりとした取付け状態を形成することができる遮音間仕切り壁の構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、天井側の上枠と床面側の下枠の、各室に面する各面部、又は、一方の室に面する面部に、縦胴縁の上下の端部が取り付けられると共に、該縦胴縁を下地としてボードが取り付けられた間仕切り壁の構造において、
前記縦胴縁が、前記上下の枠の側に配置される内側縦胴縁部材と、前記ボードの側に配置される外側縦胴縁部材と、これら内外の縦胴縁部材間に介設され、これら縦胴縁部材を連結する遮音用弾性体との複合縦胴縁からなり、
該複合縦胴縁の内側縦胴縁部材が上下の枠の前記面部に取り付けられると共に、前記ボードが外側縦胴縁部材に取り付けられていることを特徴とする遮音間仕切り壁の構造によって解決される。
この構造では、縦胴縁が、内外の耐胴縁部材間に遮音用弾性体を連結状態に介設したものからなって、内側縦胴縁部材が上下の枠の前記面部に取り付けられると共に、ボードが外側縦胴縁部材に取り付けられた構造となっているので、天井側と床面側とがサウンドブリッジになるのを遮音用弾性体が防いで、遮音性能を向上することができる。
しかも、ボードが取り付けられる外側縦胴縁材と、上下の枠に取り付けられる内側縦胴部材とが備えられているので、縦胴縁を上下の枠に対してしっかりと取り付けることができると共に、ボードを縦胴縁に対してしっかりと取り付けることができて、しっかりとした取付け状態を形成することができるし、もちろん、ボードの面外変形も効果的に防ぐことができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、天井側と床面側とのサウンドブリッジをなくして遮音性能を向上することができ、しかも、しっかりとした取付け状態を形成することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す第1実施形態の間仕切り壁構造は、界壁や、室間の間仕切り壁に適用されるもので、1は天井、2は床面であり、天井1側には、下向き開放の金属製溝形材からなる水平に上枠3が取り付けられると共に、床面2側には、上向き開放の同じく金属製溝形材からなる水平な下枠4が取り付けられている。なお、本実施形態では、これら上下の枠3,4は、間仕切り下地パネルの上下の枠を構成するものとして、パネル化されたものからなっているが、それに限らない。
そして、これら上下の枠3,4の、各室5,6に面する各面部に、縦胴縁7,7の上下の端部が取り付けられ、各縦胴縁7,7を下地として、ボードとしての石膏ボード8,8が取り付けられて、間仕切り壁を構成している。
上記の各縦胴縁7は、上下の枠3,4の側に配置される金属製の内側縦胴縁部材10と、石膏ボード8の側に配置される金属製の外側縦胴縁部材9と、これら内外の縦胴縁部材9,10間に介設され、これら縦胴縁部材9,10を接着材などで連結する遮音用弾性体としての防振ゴム11との複合縦胴縁からなっており、複合縦胴縁7の内側縦胴縁部材10が上下の枠3,4に取り付けられると共に、石膏ボード8が外側縦胴縁部材9にビス等で取り付けられている。
図1(ロ)のA部における上枠3への複合縦胴縁7の取付けは、例えば、図2に示すように、外側縦胴縁部材9として偏平角形管材を、内側縦胴縁部材10としてリップ付き偏平溝形材をそれぞれ用い、外側縦胴縁部材9の前後の壁部と防振ゴム11と内側縦胴縁部材10の手前側の壁部とに工具差込み口12…を形成すると共に、内側縦胴縁部材10の両リップ10a,10aの内面側と係合するピース物の取付け金物13にビスの下孔14を明け、前記工具差込み口12…を通じて金物13をビス15で上下の枠3,4に取り付けるというようにして行われたものであってもよい。図1(ロ)のB部における下枠4への複合縦胴縁7の取付けについても同様である。
また、図3に示すように、内側縦胴縁部材10としてリップ付き偏平溝形材に代えて偏平角形管材を用い、該内側縦胴縁部材10の手前側の壁部には工具差込み口12を形成すると共に、奥側の壁部にはビスの下孔14を明け、工具差込み口12…を通じて内側縦胴縁部材10をビス15で上下の枠3,4に取り付けるというようにして行われたものであってもよい。
上記の構造において、石膏ボード8を複合縦胴縁7の外側縦胴縁部材9に取り付けているビスが内側縦胴縁部材10に対して非接触状態にあり、また、複合縦胴縁7の内側縦胴縁部材10を上下の枠3,4に取り付けているビス15も外側縦胴縁部材9に対して非接触状態にあることはいうまでもない。
なお、16,17は水平な上下の中枠で、上下一方の中枠16と一方の側の縦胴縁7の内側縦胴縁部材10との間には防振ゴム19が接着剤等によって連結状態に介設されると共に、該中枠16ともう一方の側の縦胴縁7の内側縦胴縁部材10とは離間状態にされて縁を切られ、
また、上下もう一方の中枠17と前記もう一方の側の縦胴縁7の内側縦胴縁部材10との間には防振ゴム19が接着剤等によって連結状態に介設されると共に、該中枠17と前記一方の側の縦胴縁7の内側縦胴縁部材10とは離間状態にされて縁を切られ、
それにより、各室5,6に面して取り付けられた両石膏ボード8,8が面外変形をするのを防止すると共に、遮音性が確保されるようになされている。
なお、中枠16,17に対しては、防振ゴム19によることなく、天井側や床面側と同様に、複合縦胴縁7の内側縦胴縁部材10を、金物とビス、あるいは、ビスを用いて中枠16,17に取り付け、複合縦胴縁7の内外の縦胴縁部材9,10間の防振ゴム11によってサウンドブリッジとなるのを防止するようになされていてもよい。
上記の構造では、縦胴縁7が、内外の縦胴縁部材9,10間に遮音用の防振ゴム11を連結状態に介設したものからなって、内側縦胴縁部材10が上下の枠3,4にビス15で取り付けられると共に、石膏ボード8が外側縦胴縁部材9にビス15で取り付けられた構造となっているので、天井1側と床面2側とがサウンドブリッジになるのを防振ゴム11が防いで、遮音性能を向上することができる。
しかも、石膏ボード8が取り付けられる外側縦胴縁部材9と、上下の枠3,4に取り付けられる内側縦胴縁部材10とが備えられているので、縦胴縁7を上下の枠3,4に対してしっかりと取り付けることができると共に、石膏ボード8を縦胴縁7に対してしっかりと取り付けることができて、しっかりとした取付け状態を形成することができるし、もちろん、石膏ボード8の面外変形も効果的に防ぐことができる。
図4に示す第2実施形態の遮音間仕切り壁の構造は、上下の枠3,4、中枠18をはじめ、複合縦胴縁7を構成する内側縦胴縁部材10、外側縦胴縁部材9が、いずれも木からなっている場合のもので、その他は第1実施形態と同様の構造である。なお、ビス15に代えて釘が用いられてもよい。なお、中枠18に対しても、上下の枠3,4におけるのと同様の、ビス15あるいは釘による取付け構造が採用されており、複合縦胴縁7の内外の縦胴縁部材9,10間の防振ゴム11によってサウンドブリッジとなるのが防止されるようになされている。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、遮音用弾性体として、防振ゴム11を用いた場合を示しているが、その他の弾性制振材や、バネなどが用いられてもよい。
また、上記の実施形態では、一方の室に面する側ともう一方の室に面する側との両方の縦胴縁について複合縦胴縁を用いた場合を示したが、いずれか一方の縦胴縁のみについて上記のような複合縦胴縁を用いるようにしてもよい。
第1実施形態を示すもので、図(イ)は遮音間仕切り壁の断面側面図、図(ロ)は複合縦胴縁の取付け前の状態を示す断面側面図、図(ハ)は複合縦胴縁の断面側面図、図(ニ)は複合縦胴縁の分解断面側面図である。 図(イ)及び図(ロ)は複合縦胴縁の取付け構造及び取付け方法の一例を示す図1(ロ)A部の断面平面図、図(ハ)は同複合縦胴縁の取付けのための構造を示す分解斜視図である。 図(イ)及び図(ロ)は複合縦胴縁の取付け構造及び取付け方法の他の例を示す図1(ロ)A部の断面平面図、図(ハ)は同複合縦胴縁の取付けのための構造を示す分解斜視図である。 第2実施形態を示すもので、図(イ)は一方の複合縦胴縁が取付け前である状態の遮音間仕切り壁の断面側面図、図(ロ)及び図(ハ)は同複合縦胴縁の取付け構造及び取付け方法の一例を示す図(イ)C部の断面平面図である。
符号の説明
3…上枠
4…下枠
5…一方の室
5…もう一方の室
7…複合縦胴縁
8…石膏ボード(ボード)
9…外側縦胴縁部材
10…内側縦胴縁部材
11…防振ゴム(遮音用弾性体)

Claims (1)

  1. 天井側の上枠と床面側の下枠の、各室に面する各面部、又は、一方の室に面する面部に、縦胴縁の上下の端部が取り付けられると共に、該縦胴縁を下地としてボードが取り付けられた間仕切り壁の構造において、
    前記縦胴縁が、前記上下の枠の側に配置される内側縦胴縁部材と、前記ボードの側に配置される外側縦胴縁部材と、これら内外の縦胴縁部材間に介設され、これら縦胴縁部材を連結する遮音用弾性体との複合縦胴縁からなり、
    該複合胴縁の外側縦胴縁部材と遮音用弾性体に工具差込み口が設けられ、
    該複合縦胴縁の内側縦胴縁部材が室内側から前記工具差込み口を通じて上下の枠の前記面部にビス又は釘で取り付けられていると共に、前記ボードが同じ室内側から外側縦胴縁部材にビス等の取付け部材で取り付けられていることを特徴とする遮音間仕切り壁の構造。
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