JP6961217B2 - 間仕切り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部屋の中を仕切る間仕切り装置に関する。
例えば、展示会場等では、部屋の中を仕切るために、間仕切り装置を用いている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−64288号公報
しかしながら、特開2013−64288号公報に記載の間仕切り措置では、壁部と床面との間に隙間が形成されてしまい、この隙間を介して音が外部に漏れる、または外部の音が内部に進入するという問題があり、防音性に関して改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、防音性に優れた間仕切り装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の間仕切り装置は、間隔を開けて配置される複数の柱と、一方の前記柱と他方の前記柱の上部相互、及び下部相互を固定する上部固定梁、及び下部固定梁と、一方の前記柱と他方の前記柱との間、及び上部固定梁と下部固定梁との間に配置される壁材と、前記下部固定梁の下縁、及び前記柱の下端に取付けられた防音材と、前記下部固定梁の下縁、及び前記柱の下端に形成され、前記防音材の上面に設けた突条が圧入される溝と、を有する。
請求項1に記載の間仕切り装置によれば、下部固定梁の下縁、及び柱の下端に取り付けられた防音材が、間仕切り装置と床面との間に音が通過する隙間を形成しないので、例えば、間仕切り装置を用いて部屋を仕切った場合において、間仕切り装置の一方側の音が間仕切り装置の下側を介して他方側へ伝達したり、他方側の音が間仕切り装置の下側を介して一方側へ伝達することを阻止することが可能となる。
また、請求項1に記載の間仕切り装置では、防音材の突条を下部固定梁の下縁に形成された溝に圧入することで、防音材を接着剤等を用いることなく下部固定梁の下縁に簡単に取り付けることができる。同様に、防音材の突条を柱の下端に形成された溝に圧入することで、防音材を接着剤等を用いることなく柱の下端に簡単に取り付けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の間仕切り装置において、前記防音材は弾性体で形成され、前記下部固定梁と前記床面との間、及び前記柱と前記床面との間で圧縮されて前記床面に密着する。
請求項2に記載の間仕切り装置では、防音材を弾性体で形成し、下部固定梁と床面との間、及び柱と床面との間で圧縮されて床面に密着するようにしたので、床面に多少の凹凸があったとしても、音が通過する隙間が生じないようにできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の間仕切り装置において、前記柱の側部には、水平方向の8方向に、前記上部固定梁、前記下部固定梁、及び前記壁材を固定する固定部が設けられている。
請求項3に記載の間仕切り装置では、柱の側部に、水平方向の8方向に、上部固定梁、下部固定梁、及び壁材を固定する固定部が設けられているので、上方から見て、上部固定梁、下部固定梁、及び壁材の柱に対する取り付け角度を45度単位で変更することが可能となる。
以上説明したように本発明の間仕切り装置は上記構成としたので、防音性に優れるものとなる。
本発明の実施形態に係る間仕切り装置を示す斜視図である。 間仕切り装置の正面図である。 間仕切り装置の水平断面図(図2の3−3線断面図)である。 (A)は壁材の一部を断面にした斜視図であり、(B)は壁材の正面図である。 接続前の柱、下部固定梁、及び防音材の一部を示す分解斜視図である。 (A)〜(C)は、柱と壁材との接続手順を示す説明図である。 (A)は間仕切りの縦断面図(図1の7−7線断面図)であり(B)は、柱の下部を示す側面図である。 本実施形態の間仕切り装置を用いて構成したブースの一例を示す斜視図である。
図1〜図8を用いて、本発明の一実施形態に係る間仕切り装置10について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の間仕切り装置10は、複数の柱12、一方の柱12と他方の柱12の上部同士を相互に連結する上部固定梁14、一方の柱12と他方の柱12の下部同士を相互に連結する下部固定梁16、一対の柱12と上部固定梁14と下部固定梁16との間に配置される壁材18とを含んで構成されている。
図4に示すように、本発明の壁材の一例としての壁材18は、防炎合板20の両面に、鉛シート22を貼り付け、鉛シート22の表面に化粧シート24を貼り付けたものである。なお、壁材18の両面において、その周囲には、鉛シート22、及び化粧シート24の貼り付けられていない枠状の挿入部分26が設けられている。なお、壁材18は、防音性に優れているものであれば、他の部材で構成されていてもよい。
柱12は、一例として、アルミニユーム合金等からなる押出し材で構成されており、図3に示すように、長手方向直角断面で見ると、外形が8角形を呈している。この柱12の側面には8角形の各辺に溝28が形成されており、この溝28に壁材18の挿入部分26が挿入されている。
下部固定梁16は、アルミニユーム合金等からなる押出し材で構成されており、図5に示すように、長手方向直角断面で見ると、外形が縦長の長方形を呈している。この下部固定梁16の長方形の短辺には、溝30が形成されている。この溝30には、壁材18の挿入部分26、及び後述する防音材32の突条32Bが挿入可能となっている。また、下部固定梁16の長方形の長辺であって、柱12付近の中央には、後述するキャッチ34が挿入される長方形断面のキャッチ挿入孔36が形成されている。
図6(A)に示すように、下部固定梁16のキャッチ挿入孔36には、下部固定梁16を柱12に固定するためのキャッチ34が取付けられている。キャッチ34の端部には、一対の爪38が突出しており、図6(B)に示すように、キャッチ34の側部に設けられた操作軸40の操作穴(例えば6角)42にレンチ44を差し込んで操作軸40を回転させると、図6(C)に示すように、一対の爪38が回転して爪38の先端が溝28の奥の柱12の内面に引っ掛かり、これによって下部固定梁16が柱12に固定されるようになっている。
なお、上部固定梁14も下部固定梁16と同様の構成であり、上部固定梁14も下部固定梁16と同様にキャッチ34を用いて柱12に固定される。
図7(A),(B)に示すように、下部固定梁16の床面側の溝30、及び柱12の下端の溝31には、防音材32の突条32Bが挿入されている。防音材32は、床面46と平行とされた防音部32Aと、溝30、及び溝31に挿入される突条32Bとが一体形成された断面T字形状を呈している。
突条32Bは、その幅を溝30、及び溝31の幅よりも若干大き目に設定し、溝30、及び溝31に圧入するようにしてもよい。これにより、接着剤を用いることなく、防音材32を、下部固定梁16、及び柱12に固定することができる。なお、防音材32は、下部固定梁16、及び柱12に接着剤で接着してもよい。防音材32は、一例として、シリコンゴム等の弾性体で形成することができる。
以上のように柱12同士を上部固定梁14と下部固定梁16とで連結すると共に、柱12と上部固定梁14と下部固定梁16とで形成される枠状部分の内側に壁材18を配置し、これらを複数連結することで、間仕切り装置10が組み立てられる。なお、間仕切り装置10を床面46に設置することで、下部固定梁16、及び柱12に取り付けられた防音材32は、間仕切り装置10の重量を受けて床面46との間で圧縮され、床面46に密着する。
(作用、効果)
次に、本実施形態の間仕切り装置10の作用、及び効果を説明する。
本実施形態の間仕切り装置10では、下部固定梁16、及び柱12に取り付けられた防音材32が、間仕切り装置10の重量を受けて床面46との間で圧縮されて床面46に密着し、間仕切り装置10と床面46との間に音が通過する隙間を形成しないので、例えば、展示会場等で部屋を仕切った場合において、間仕切り装置10の一方側の音が間仕切り装置10の下側を介して他方側へ伝達したり、他方側の音、特に足音が間仕切り装置10の下側を介して一方側へ伝達することを効果的に阻止することが可能となる。これにより、間仕切り装置10で仕切った部屋においては、他方側からの音の進入が抑制され、静かな環境で快適に展示品等の観賞を行うことが可能となる。
また、防音材32は、弾性体で形成されて圧縮変形するので、床面46に多少の凹凸があったとしても、音が通過する隙間が生じないように防音材32を床面46に対して確実に密着させることができ、防音性を高めることができる。
図8には、本実施形態の間仕切り装置10で構成した展示会のブース48の一例が示されている。この例では、一部の柱12と柱12との間に、ドアユニット50を取り付けている。本実施形態のブース48のコーナー部分においては、壁材18と壁材18とが90度の角度で配置されており、さらに、コーナー部分の一方の柱12の上部と他方の柱12の上部とが、壁材18に対して45度の角度で配置された上部固定梁14によって連結され、45度の角度で配置された上部固定梁14が補強用の筋交いとして用いられている。これにより、ブース48の壁面の強度を保つことが可能となり、従来の仮設パーテーションのような天井への支柱を必要としない構造とすることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、間仕切り装置10と床面46との間の隙間を防音材32で塞いだが、上部固定梁14の上縁、及び柱12の上端に防音材32を取り付け、間仕切り装置10と天井との間の隙間を塞いでもよい。
10 間仕切り装置
12 柱
14 下部固定梁
16 上部固定梁
18 壁材
28 溝(固定部)
30 溝
31 溝
32 防音材
32B 突条

Claims (3)

  1. 間隔を開けて配置される複数の柱と、
    一方の前記柱と他方の前記柱の上部相互、及び下部相互を固定する上部固定梁、及び下部固定梁と、
    一方の前記柱と他方の前記柱との間、及び上部固定梁と下部固定梁との間に配置される壁材と、
    前記下部固定梁の下縁、及び前記柱の下端に取付けられた防音材と、
    前記下部固定梁の下縁、及び前記柱の下端に形成され、前記防音材の上面に設けた突条が圧入される溝と、
    を有する間仕切り装置。
  2. 前記防音材は弾性体で形成され、前記下部固定梁と床面との間、及び前記柱と前記床面との間で圧縮されて前記床面に密着する、請求項1に記載の間仕切り装置。
  3. 前記柱の側部には、水平方向の8方向に、前記上部固定梁、前記下部固定梁、及び前記壁材を固定する固定部が設けられている、請求項1または請求項2に記載の間仕切り装置。
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