JP2002340074A - コーナー用緩衝装置 - Google Patents

コーナー用緩衝装置

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JP2002340074A
JP2002340074A JP2001150687A JP2001150687A JP2002340074A JP 2002340074 A JP2002340074 A JP 2002340074A JP 2001150687 A JP2001150687 A JP 2001150687A JP 2001150687 A JP2001150687 A JP 2001150687A JP 2002340074 A JP2002340074 A JP 2002340074A
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corner
screw
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cushioning
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JP2001150687A
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Ichiro Minamoto
一郎 皆元
Hideji Yagi
秀次 八木
Tomohiko Tokuda
智彦 徳田
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KURIYAMA GIJUTSU KENKYUSHO KK
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KURIYAMA GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付けるコーナー部の形状に影響されずに、
外観良く取付けられ、また構造が簡単で、取付けが容易
で、しかも確実に被取付け物に固定でき、さらに、材料
コストも低減できるコーナー用緩衝装置を提供する。 【解決手段】 被取付け物11のコーナー部12に取付
けられる緩衝材13と、緩衝材13を取付ける固定手段
14とを備えたコーナー用緩衝装置10であって、緩衝
材13は外側部材16と内側部材15を備えた実質的に
断面L字状のボックス構造となって、内側部材15はコ
ーナー部12の両側面にそれぞれ当接する板状の第1の
硬質材18及び第2の硬質材19を有し、しかも頂点1
7近傍において第1の硬質材18と第2の硬質材19と
が変形自在な接合部材20を介して接合され、一方、外
側部材16は緩衝作用を有する断面L字状の軟質材から
なり、内側部材15との間に一体的に形成されたリブ2
1、22を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートや木
の柱又は部屋の壁等の建築物のコーナー部に取付けるコ
ーナー用緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートや木の柱又は部屋の
壁等の建築物のコーナー部へ緩衝材を取付けた緩衝装置
として、図6(C)に示す形態のコーナー用緩衝装置7
0が知られている。コーナー用緩衝装置70の取付け方
法において、図6(A)、(B)に示すように、まず、
被取付け物の一例である断面正方形の木の柱71のコー
ナー部72の頂部73に沿って折れ曲がり、かつ幅方向
の両端部を5〜10mm程度垂直に起き上がらせて挟み
込まれ部74を形成して実質的に断面L字状となった金
属製の当板75を、木の柱71にビスねじ76を用いて
固定する。その後、図6(C)に示すように、断面L字
状の軟質部材からなる緩衝材77の挟み込み部78で、
当板75の挟み込まれ部74を挟み込むことによって、
緩衝材77を当板75に固定して、取付けている。な
お、この緩衝材77の軟質部材の材質としては、軟質塩
化ビニル製のもの、発砲ウレタン製のものが使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コーナー用緩衝装置70においては、以下のような解決
すべき課題があった。当板75が金属製であるため、木
の柱71のコーナー部72の角度θ、また、角度θに対
応する当板75のコーナー部の角度δの製作精度如何で
は、当板75と木の柱71との間に隙間が発生し、この
結果、取付けが困難となると共に、取付け時の外観が損
なわれることになる。また、木の柱71へ予め取付けた
金属製の当板75を挟み込むように緩衝材77を取付け
るため、緩衝材77の長さが長いと装着が難しく、作業
性が悪かった。さらに、緩衝材77と当板75とが一体
となっていないため、当板75と緩衝材77との接合性
は、緩衝材77が当板75を挟み込む力に依存すること
になるので、緩衝材77が劣化したり、また緩衝材77
に強い衝撃が加わると、緩衝材77が当板75から外れ
る可能性もあった。そして、当板75に金属製のものを
使用しているので、湿度の高い場所に設置した場合、当
板75が錆び易くなるため、美観を損ねていた。よっ
て、当板75の表面にめっきを施したり、当板75とし
て錆び難い材料を使用しなければならなくなるので、材
料コストが高くなっていた。更に、当板75を木の柱7
1へ取付けるとき、金属製のため、当板75が重く、取
付けに時間や人手を必要とするので、作業性が非常に悪
く、また、両面テープで固定した場合、この当板75の
重みで当板75が木の柱71から剥がれ落ちる可能性が
あった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、取付けるコーナー部の形状に影響されずに、外観良
く取付けられ、また構造が簡単で、取付けが容易で、し
かも確実に被取付け物に固定でき、さらに、材料コスト
も低減できるコーナー用緩衝装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係るコーナー用緩衝装置は、被取付け物のコーナー部に
取付けられる緩衝材と、緩衝材を被取付け物に取付ける
固定手段とを備えたコーナー用緩衝装置であって、緩衝
材は外側部材と内側部材とを備えた実質的に断面L字状
のボックス構造となって、内側部材はコーナー部の両側
面にそれぞれ当接する板状の第1の硬質材及び第2の硬
質材を有し、しかも両側面が交差する頂点近傍において
第1の硬質材と第2の硬質材とが変形自在な接合部材を
介して接合され、一方、外側部材は緩衝作用を有する実
質的に断面L字状の軟質材からなり、内側部材との間に
一体的に形成された複数のリブを備え、内側部材は固定
手段により被取付け物に固定されている。これによっ
て、軟質材からなる外側部材によって緩衝作用を発揮す
ると共に、外側部材と接合された硬質材を有する内側部
材を介して被取付け物に固定することができ、しかも、
内側部材はコーナー部の頂点近傍において第1の硬質材
と第2の硬質材とが変形自在な接合部材を介して接合さ
れているので、被取付け物のコーナー部の形状に追随し
て取付けることができる。
【0006】本発明に係るコーナー用緩衝装置におい
て、固定手段は複数のビスねじであって、外側部材には
ビスねじのねじ頭部が挿通する挿通孔が形成され、内側
部材にはビスねじのねじ頭部が掛止し、かつビスねじの
ねじ部が挿通するねじ孔が形成され、しかも挿通孔には
シール用のビスキャップが設けられるように構成するこ
ともできる。これによって、緩衝材の挿通孔及びねじ孔
を通し、ビスねじのねじ部を被取付け物にねじ込んで内
側部材を被取付け物に固定し、その後、挿通孔をビスキ
ャップで塞ぐことができる。本発明に係るコーナー用緩
衝装置において、固定手段は内側部材に装着された磁石
又は磁性体であるように構成することもできる。これに
よって、被取付け物のコーナー部が鉄製構造体の場合に
は、装置が吸着されて保持される。本発明に係るコーナ
ー用緩衝装置において、接合部材は外側部材のリブと一
体的に形成されるように構成することもできる。これに
よって、緩衝材のコーナー部の剛性を向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)はそれ
ぞれ本発明の一実施の形態に係るコーナー用緩衝装置の
平断面図、背面図、図2は同コーナー用緩衝装置の緩衝
材の一部斜視図、図3(A)、(B)、(C)、(D)
はそれぞれ同コーナー用緩衝装置の組立て工程の説明
図、図4(A)、(B)はそれぞれ本発明の他の実施の
形態に係るコーナー用緩衝装置の平断面図、背面図、図
5(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係
るコーナー用緩衝装置の変形例の平断面図、背面図であ
る。図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るコ
ーナー用緩衝装置10は、被取付け物の一例である木の
柱11のコーナー部12に取付けられる緩衝材13と、
緩衝材13を木の柱11に固定する固定手段の一例であ
る複数のビスねじ14とを備えている。以下、これらに
ついて図を参照して詳しく説明する。
【0008】図1(A)、(B)及び図2に示すよう
に、緩衝材13は、木の柱11のコーナー部12に複数
のビスねじ14によって固定される断面L字状の内側部
材15と、内側部材15の外側に、内側部材15の両端
部に接続して設けられた外側部材16とを備えた実質的
に断面L字状のボックス構造となっている。内側部材1
5はコーナー部12の幅方向の両側面にそれぞれ当接す
る板状の第1の硬質材18及び第2の硬質材19を有し
ており、しかも、コーナー部12両側面が交差する頂点
17近傍において、第1の硬質材18の頂点17側の端
部と第2の硬質材19の頂点17側の端部とが、外側部
材16の内側に形成され、頂点17側に突出した変形自
在な接合部材の一例であるリブ兼用接合材20を介して
接合されている。
【0009】一方、外側部材16は緩衝作用を有する軟
質材からなって、内側部材15との間に一体的に形成さ
れた2片のリブ21、22を備えており、実質的に断面
L字状となっている。硬質材には、一例として熱可塑性
樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂)を使用し、また、
軟質材及び接合部材には、塩素を含まない熱可塑性エラ
ストマー(例えば、エチレン・プロピレンゴムとポリプ
ロピレン樹脂の混合物)を使用している。なお、内側部
材15と外側部材16との接合には接着剤を使用した
り、その他の接合方法で行うことができる。また、緩衝
材13を取付ける木の柱11のコーナー部12の角度θ
を90°としている。
【0010】図1(A)及び図2に示すように、第1の
硬質材18及び第2の硬質材19の幅方向の内側(頂点
17側)に形成された端部18a、19a間には、リブ
兼用接合材20の略半円状の先端部が挟まれて接合され
ており、一方、幅方向の外側に形成された端部18b、
19bは、外側部材16の両端部に形成された段差部1
6a、16bに当接して接合されている。第1の硬質材
18及び第2の硬質材19の幅方向の中間位置にはそれ
ぞれ、ビスねじ14のねじ頭部14aが掛止し、かつビ
スねじ14のねじ部14bが挿通可能なねじ孔18c、
19cが形成されている。ねじ孔18c、19cと端部
18a、19aとの間には、断面直角二等辺三角形状の
突起部18d、19dが形成されており、突起部18
d、19dの頂点17側の面にリブ21、22の先端が
接合されている。端部18b、19bと段差部16a、
16bとの組み合わせ、また、リブ21、22の先端と
突起部18d、19dとの組み合わせによって、接合時
の位置決めを容易にしている。
【0011】外側部材16には、ビスねじ14のねじ頭
部14aが挿通可能な挿通孔16c、16dが形成され
ており、この挿通孔16c、16dを塞ぐために、両鍔
付きタイヤ状の着脱可能で、軟質材からなるシール用の
ビスキャップ23が取付けられている。なお、緩衝材1
3の長手方向の両端には、着脱可能で、シール用の軟質
材からなるエンドキャップ24(図3(D)を参照)が
取付けられている。
【0012】次いで、本発明の一実施の形態に係るコー
ナー用緩衝装置10の組立て工程を、図3(A)〜
(D)を参照しながら説明する。なお、緩衝材13、ビ
スキャップ23、エンドキャップ24は事前に製作して
おく。(1)図3(A)に示すように、緩衝材13を木
の柱11のコーナー部12の取付け位置に当てて、ビス
ねじ14用のドリル穴の位置をマジック25で挿通孔1
6c、16dを介してマーキングする。(2)図3
(B)に示すように、木の柱11のマーキングした位置
にドリル26を使用して、取付け面に対して垂直にドリ
ル穴(ねじ用下穴)を開ける。
【0013】(3)図3(C)に示すように、再び緩衝
材13を木の柱11のコーナー部12の取付け位置に当
てて、ドライバー27を用い、複数のビスねじ14によ
り緩衝材13を木の柱11にしっかりと固定する。この
際、第1の硬質材18と第2の硬質材19とが変形自在
なリブ兼用接合材20を介して接合されているので、木
の柱11のコーナー部12の形状に追随して取付けるこ
とができる。また、緩衝材13は金属製でなく、軽量に
製作されているので、取付け時に作業性が良い。(4)
図3(D)に示すように、固定された緩衝材13の両端
部にエンドキャップ24を取付け、また外側部材16の
挿通孔16c、16dにビスキャップ23を取付ける。
【0014】図4(A)、(B)に本発明の他の実施の
形態に係るコーナー用緩衝装置30を示す。なお、コー
ナー用緩衝装置10と同じ構成要素、及び実質的に同一
の作用、効果を有する構成要素については、同じ番号を
付して詳しい説明は省略する。コーナー用緩衝装置30
は、コーナー用緩衝装置10に比較して、特に2個のリ
ブ21、22が無い構造となっており、緩衝材13a
は、軟質材からなる外側部材16eと、板状の第1の硬
質材18eと第2の硬質材19eとが変形自在なリブ兼
用接合材20aを介して接合された内側部材15aとを
備えた構造としている。
【0015】図5(A)、(B)に本発明の一実施の形
態に係るコーナー用緩衝装置10の変形例のコーナー用
緩衝装置10aを示す。なお、コーナー用緩衝装置10
と同じ構成要素、及び実質的に同一の作用、効果を有す
る構成要素については、同じ番号を付して詳しい説明は
省略する。コーナー用緩衝装置10aは、コーナー用緩
衝装置10に比較して、緩衝材33において、特に、内
側部材35の第1の硬質材38及び第2の硬質材39と
外側部材36との接合の形状が異なっている。この接合
の形状は、使用する材質や接合条件(接合材、接合手段
等)等を考慮して適宜決定することができる。
【0016】図5に示すように、外側部材36の両端部
には、コーナー用緩衝装置10のような段差部ではな
く、第1の硬質材38、第2の硬質材39の板状の外側
の端部38b、39bに接続される板状で、しかも先端
が尖った尖端部36a、36bが形成されている。ま
た、外側部材36の中間位置に形成されたリブ41、4
2の下端の水平面は、第1の硬質材38、第2の硬質材
39の上側に突出し、断面形状が台形状の突起部38
d、39dの上端の水平面に接続された構造となってい
る。さらに、外側部材36の中央のリブ兼用接合材(接
合部材)40の先端部は、第1の硬質材38、第2の硬
質材39の内側の端部38a、39aの略垂直に切断さ
れた端面に接合可能な略三角形状に形成されている。な
お、符号38c、39cはそれぞれ第1の硬質材38、
第2の硬質材39に設けられたねじ孔を示し、37はコ
ーナー部12両側面が交差する頂点を示す。
【0017】本実施の形態においては、内側部材15
(35)の一部を構成する接合部材として、外側部材1
6(36)に接続されたリブと一体的に形成されたリブ
兼用接合材20(40)を設けたが、これに限定され
ず、例えば、外側部材のリブが接合部材の付近に設けら
れていれば、リブ兼用接合材を外側部材から切り離し
て、リブとしての機能を不要とし接合(変形)のみの機
能を持たせることもできる。内側部材15(15a、3
5も同じ)は複数のビスねじ14により木の柱11に固
定したが、これに限定されず、その他の固定手段、例え
ば、両面テープ等によって固定することもできる。ま
た、建築物のコーナー部が鉄製構造体の場合には、磁石
又は磁性体を内側部材に装着(例えば、埋め込んだり、
又は貼り付け)することもでき、これによって、装置の
取付けがより簡単になる。緩衝材13(33)には、2
個のリブ21、22(41、42)を設けたが、これに
限定されず、必要に応じて、3個以上のリブを設けるこ
ともできる。
【0018】内側部材15と外側部材16との接合の形
状について、端部18b、19bと段差部16a、16
bとの組み合わせ、また、リブ21、22の先端部と突
起部18d、19dとの組み合わせとし、一方、内側部
材35と外側部材36との接合の形状について、端部3
8b、39bと尖端部36a、36bとの組み合わせ、
また、リブ41、42の先端部と突起部38d、39d
との組み合わせとしたが、これに限定されず、その他の
接合の形状とすることもできる。リブ、20、21、2
2(40、41、42)は緩衝材13(33)の長手方
向に沿って連続して設けたが、これに限定されず、変形
作用及び緩衝作用を発揮する範囲で、不連続に設けるこ
ともできる。緩衝材13、13a、33を取付ける木の
柱11のコーナー部12の角度θを90°としたが、こ
れに限定されず、90°未満又は90°を超えた角度と
することもできる。
【0019】
【発明の効果】請求項1〜4記載のコーナー用緩衝装置
においては、軟質材からなる外側部材によって緩衝作用
を発揮すると共に、外側部材と接合された内側部材によ
って被取付け物に固定することができ、しかも、内側部
材はコーナー部の頂点近傍において第1の硬質材と第2
の硬質材とが変形自在な接合部材を介して接合されてい
るので、被取付け物のコーナー部の形状に追随して緩衝
材を取付けることができる。従って、取付けるコーナー
部の形状に影響されずに、外観良く取付けられる。また
構造が簡単で、取付けが容易で、しかも確実に被取付け
物に固定でき、さらに、材料コストも低減できる。
【0020】特に、請求項2記載のコーナー用緩衝装置
においては、緩衝材の挿通孔及びねじ孔を通し、ビスね
じのねじ部を被取付け物にねじ込んで内側部材を被取付
け物に固定し、その後、挿通孔をビスキャップで塞ぐこ
とができるので、取付けが容易で、外観良く取付けられ
る。請求項3記載のコーナー用緩衝装置においては、磁
石又は磁性体を介して装置の取付けがより簡単になるの
で、作業性が向上する。請求項4記載のコーナー用緩衝
装置においては、接合部材は外側部材のリブと一体的に
形成されているので、コーナー部の剛性をアップできる
と共に、製造方法が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形
態に係るコーナー用緩衝装置の平断面図、背面図であ
る。
【図2】同コーナー用緩衝装置の緩衝材の一部斜視図で
ある。
【図3】(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ同
コーナー用緩衝装置の組立て工程の説明図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ本発明の他の実施の
形態に係るコーナー用緩衝装置の平断面図、背面図であ
る。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形
態に係るコーナー用緩衝装置の変形例の平断面図、背面
図である。
【図6】(A)、(B)、(C)はそれぞれ従来例に係
るコーナー用緩衝装置の組立て工程の説明図である。
【符号の説明】
10、10a:コーナー用緩衝装置、11:木の柱(被
取付け物)、12:コーナー部、13、13a:緩衝
材、14:ビスねじ(固定手段)、14a:ねじ頭部、
14b:ねじ部、15、15a:内側部材、16:外側
部材、16a、16b:段差部、16c、16d:挿通
孔、16e:外側部材、17:頂点、18:第1の硬質
材、18a:端部、18b:端部、18c:ねじ孔、1
8d:突起部、18e:第1の硬質材、19:第2の硬
質材、19a:端部、19b:端部、19c:ねじ孔、
19d:突起部、19e:第2の硬質材、20、20
a:リブ兼用接合材(接合部材)、21、22:リブ、
23:ビスキャップ、24:エンドキャップ、25:マ
ジック、26:ドリル、27:ドライバー、30:コー
ナー用緩衝装置、33:緩衝材、35:内側部材、3
6:外側部材、37:頂点、38:第1の硬質材、38
a:端部、38b:端部、38c:ねじ孔、38d:突
起部、39:第2の硬質材、39a:端部、39b:端
部、39c:ねじ孔、39d:突起部、40:リブ兼用
接合材(接合部材)、41、42:リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳田 智彦 山口県山口市大字佐山字村山3番55 株式 会社クリヤマ技術研究所内 Fターム(参考) 3E066 AA04 FA05 3J066 AA23 BA01 BC07 BD05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け物のコーナー部に取付けられる
    緩衝材と、該緩衝材を前記被取付け物に取付ける固定手
    段とを備えたコーナー用緩衝装置であって、前記緩衝材
    は外側部材と内側部材とを備えた実質的に断面L字状の
    ボックス構造となって、前記内側部材は前記コーナー部
    の両側面にそれぞれ当接する板状の第1の硬質材及び第
    2の硬質材を有し、しかも前記両側面が交差する頂点近
    傍において前記第1の硬質材と前記第2の硬質材とが変
    形自在な接合部材を介して接合され、一方、前記外側部
    材は緩衝作用を有する実質的に断面L字状の軟質材から
    なり、前記内側部材との間に一体的に形成された複数の
    リブを備え、前記内側部材は前記固定手段により前記被
    取付け物に固定されていることを特徴とするコーナー用
    緩衝装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコーナー用緩衝装置にお
    いて、前記固定手段は複数のビスねじであって、前記外
    側部材には前記ビスねじのねじ頭部が挿通する挿通孔が
    形成され、前記内側部材には前記ビスねじのねじ頭部が
    掛止し、かつ前記ビスねじのねじ部が挿通するねじ孔が
    形成され、しかも前記挿通孔にはシール用のビスキャッ
    プが設けられたことを特徴とするコーナー用緩衝装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコーナー用緩衝装置にお
    いて、前記固定手段は前記内側部材に装着された磁石又
    は磁性体であることを特徴とするコーナー用緩衝装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコ
    ーナー用緩衝装置において、前記接合部材は前記外側部
    材のリブと一体的に形成されていることを特徴とするコ
    ーナー用緩衝装置。
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