JP2939111B2 - 扉 体 - Google Patents
扉 体Info
- Publication number
- JP2939111B2 JP2939111B2 JP6673994A JP6673994A JP2939111B2 JP 2939111 B2 JP2939111 B2 JP 2939111B2 JP 6673994 A JP6673994 A JP 6673994A JP 6673994 A JP6673994 A JP 6673994A JP 2939111 B2 JP2939111 B2 JP 2939111B2
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- Japan
- Prior art keywords
- edge
- corner
- corner cover
- frame
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四周の枠材として縁材
を配してなる一般住宅等に用いられる扉体に係り、特に
縁材を端部接合した隅角部の構造に関する。
を配してなる一般住宅等に用いられる扉体に係り、特に
縁材を端部接合した隅角部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉体の構造は、第5図に示すよう
に、上下横材及び左右縦材として縁材1,1を用いて枠
体1Aを構成し、この枠体1A内に芯材3を有すると共
に、これらの表裏両面に扉パネル2を張設してなるもの
で、特に上記縁材1,1の端部を45度の角度で切断し
て切断端面を相互に当接し、この縁材1の隅角部の内側
にL字状のコーナー金具6を設けると共に、このコーナ
ー金具6に両縁材1,1を予めネジ7止めするようにし
ていた。
に、上下横材及び左右縦材として縁材1,1を用いて枠
体1Aを構成し、この枠体1A内に芯材3を有すると共
に、これらの表裏両面に扉パネル2を張設してなるもの
で、特に上記縁材1,1の端部を45度の角度で切断し
て切断端面を相互に当接し、この縁材1の隅角部の内側
にL字状のコーナー金具6を設けると共に、このコーナ
ー金具6に両縁材1,1を予めネジ7止めするようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の扉体において
は、上記のように各縁材の端部を45度で切断・当接さ
せているため、各隅角部に鋭利な切断端縁部がむき出し
となって、この切断端縁部に触れて怪我をするおそれが
あり、また、上記縁材による枠体の組立ては、縁材隅角
部の内側にコーナー金具を当接させて予めネジ止めして
いたため、このネジ止めによる枠組み作業に多大の手数
を要するという欠点があった。
は、上記のように各縁材の端部を45度で切断・当接さ
せているため、各隅角部に鋭利な切断端縁部がむき出し
となって、この切断端縁部に触れて怪我をするおそれが
あり、また、上記縁材による枠体の組立ては、縁材隅角
部の内側にコーナー金具を当接させて予めネジ止めして
いたため、このネジ止めによる枠組み作業に多大の手数
を要するという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠
点を解消するためになされたもので、上下横材及び左右
縦材として縁材を用いて枠体を構成し、この枠体の内部
に芯材を有すると共に、これらの表裏両面に扉パネルを
張設してなる扉体であって、上記各縁材の端部を45度
の角度で切断し、切断端面を相互に当接してなり、上記
各扉パネルの周端縁を各縁材の外側長手方向に設けた受
け溝に挿入すると共に、該扉パネルを各縁材に接着して
なり、上記縁材の隅角部にL字形をなして弾性を有する
コーナーカバー材を取付けてなり、上記コーナーカバー
材の両辺を、それぞれ各縁材に係止すると共に、このコ
ーナーカバー材の弾性によって隅角部を両係止部側から
挟み付けて構成されている。
点を解消するためになされたもので、上下横材及び左右
縦材として縁材を用いて枠体を構成し、この枠体の内部
に芯材を有すると共に、これらの表裏両面に扉パネルを
張設してなる扉体であって、上記各縁材の端部を45度
の角度で切断し、切断端面を相互に当接してなり、上記
各扉パネルの周端縁を各縁材の外側長手方向に設けた受
け溝に挿入すると共に、該扉パネルを各縁材に接着して
なり、上記縁材の隅角部にL字形をなして弾性を有する
コーナーカバー材を取付けてなり、上記コーナーカバー
材の両辺を、それぞれ各縁材に係止すると共に、このコ
ーナーカバー材の弾性によって隅角部を両係止部側から
挟み付けて構成されている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の扉体の一実施例について図面
を参照して詳細に説明する。図1は扉体の隅角部の分解
斜視図であり、図2は図1の組立完了状態の正面図であ
り、図3は図2のA−A線断面図であり、図4は図3の
一部分解図である。上記各図において、本発明の扉体
は、上下横材及び左右縦材として縁材1,1を用いて枠
体1Aを構成し、この枠体1Aの内部に芯材3を有する
と共に、これらの表裏両面に扉パネル2,2を張設して
構成されている。上記各縁材1,1は、図1に示すよう
に、その端部を45度の角度で切断し、切断端面を相互
に当接して方形状の枠体1Aを構成してなる。この各縁
材1,1の切断端面は、接着剤を塗布して相互に接合し
てなる。そして、この枠体1A内に一例としてハニカム
構造の芯材3が納められている。上記各縁材1,1は、
アルミニウム等の押し出し型材にて成形される。
を参照して詳細に説明する。図1は扉体の隅角部の分解
斜視図であり、図2は図1の組立完了状態の正面図であ
り、図3は図2のA−A線断面図であり、図4は図3の
一部分解図である。上記各図において、本発明の扉体
は、上下横材及び左右縦材として縁材1,1を用いて枠
体1Aを構成し、この枠体1Aの内部に芯材3を有する
と共に、これらの表裏両面に扉パネル2,2を張設して
構成されている。上記各縁材1,1は、図1に示すよう
に、その端部を45度の角度で切断し、切断端面を相互
に当接して方形状の枠体1Aを構成してなる。この各縁
材1,1の切断端面は、接着剤を塗布して相互に接合し
てなる。そして、この枠体1A内に一例としてハニカム
構造の芯材3が納められている。上記各縁材1,1は、
アルミニウム等の押し出し型材にて成形される。
【0006】上記した各扉パネル2,2は、図3、4に
示すように、その周端縁21,21を内側に折曲して各
縁材1,1の外側長手方向に設けた受け溝11に挿入し
てなる。すなわち、各縁材1,1の外側面には、薄幅の
受け溝11を長手方向に形成し、この受け溝11に、上
記扉パネル2,2の各周端縁21,21を各々差し込む
ように挿入してある。上記各縁材1,1と枠体1A内の
芯材3には、図4に示すように、それらの外表面に接着
剤5を塗布してあり、この状態で扉パネル2を各縁材
1,1と芯材3に接着するようにしてある。また必要に
より、上記受け溝11内にも接着剤を流入させて、扉パ
ネル2の周端縁21を接着させ両者の接合を一層強固に
することもできる。
示すように、その周端縁21,21を内側に折曲して各
縁材1,1の外側長手方向に設けた受け溝11に挿入し
てなる。すなわち、各縁材1,1の外側面には、薄幅の
受け溝11を長手方向に形成し、この受け溝11に、上
記扉パネル2,2の各周端縁21,21を各々差し込む
ように挿入してある。上記各縁材1,1と枠体1A内の
芯材3には、図4に示すように、それらの外表面に接着
剤5を塗布してあり、この状態で扉パネル2を各縁材
1,1と芯材3に接着するようにしてある。また必要に
より、上記受け溝11内にも接着剤を流入させて、扉パ
ネル2の周端縁21を接着させ両者の接合を一層強固に
することもできる。
【0007】次に上記縁材1,1の隅角部には、図1、
2に示すように、L字形をなして弾性を有するコーナー
カバー材4を取付けてなる。このコーナーカバー材4
は、図2に示すように、90度よりわずかに小さい角度
のL字形に成形されて、その弾性によって縁材1,1の
隅角部を外側から挟持するようにしてなる。すなわち、
上記コーナーカバー材4は、その両辺をそれぞれ各縁材
1,1に係止すると共に、このコーナーカバー材4の弾
性によって隅角部を両係止部側から挟み付けるようにし
てなる。上記コーナーカバー材4は、硬質の合成樹脂や
通常の金属板にて成形して、弾性を一層生じさせるのが
好ましい。
2に示すように、L字形をなして弾性を有するコーナー
カバー材4を取付けてなる。このコーナーカバー材4
は、図2に示すように、90度よりわずかに小さい角度
のL字形に成形されて、その弾性によって縁材1,1の
隅角部を外側から挟持するようにしてなる。すなわち、
上記コーナーカバー材4は、その両辺をそれぞれ各縁材
1,1に係止すると共に、このコーナーカバー材4の弾
性によって隅角部を両係止部側から挟み付けるようにし
てなる。上記コーナーカバー材4は、硬質の合成樹脂や
通常の金属板にて成形して、弾性を一層生じさせるのが
好ましい。
【0008】また、このコーナーカバー材4は、板体を
L字形に折り曲げた形に成形してなり、その横幅を縁材
1と略同幅としてあると共に、両側部に段部44,44
を形成して、この段部44,44が縁材1の側縁14に
係合することにより、このコーナーカバ−材4が各縁材
1,1の当接端縁部15を被覆して、外部に露出するの
を防止してある。また、上記段部44,44が縁材1の
側縁14に係合することにより、コーナーカバー材4と
縁材1の取付けを一層強固にしている。
L字形に折り曲げた形に成形してなり、その横幅を縁材
1と略同幅としてあると共に、両側部に段部44,44
を形成して、この段部44,44が縁材1の側縁14に
係合することにより、このコーナーカバ−材4が各縁材
1,1の当接端縁部15を被覆して、外部に露出するの
を防止してある。また、上記段部44,44が縁材1の
側縁14に係合することにより、コーナーカバー材4と
縁材1の取付けを一層強固にしている。
【0009】また、上記コーナーカバー材4の各片の内
側には、各々角部から等距離の部位に突起状の係止部4
1,41を形成し、この係止部41,41を各縁材1,
1に設けた係止孔12,12に挿入・係止することによ
って、コーナーカバー材4を縁材1,1の隅角部にワン
タッチで取付けるようにしてある。上記コーナーカバー
材4は、弾性を有して上記隅角部に係止して取付けられ
るため、縁材1,1の端部接合を外部から挟持して強固
な接合を外側から補助してある。上記したコーナーカバ
ー材4の縁材1への係止は、上記突起と円孔に限らず、
爪片を細溝に係止するものであってもよく、また、複数
のピンを複数の小孔に差し込む等の構成であってもよ
い。また、上記コーナーカバー材4は、補助的に各縁材
1,1にネジ43でネジ止めされている。すなわち、コ
ーナーカバー材4の通孔42,42よりネジ43を挿入
して、縁材1,1のネジ孔13,13に螺合することに
より、コーナーカバー材4と各縁材1,1との接合を補
助的に強固にしてある。
側には、各々角部から等距離の部位に突起状の係止部4
1,41を形成し、この係止部41,41を各縁材1,
1に設けた係止孔12,12に挿入・係止することによ
って、コーナーカバー材4を縁材1,1の隅角部にワン
タッチで取付けるようにしてある。上記コーナーカバー
材4は、弾性を有して上記隅角部に係止して取付けられ
るため、縁材1,1の端部接合を外部から挟持して強固
な接合を外側から補助してある。上記したコーナーカバ
ー材4の縁材1への係止は、上記突起と円孔に限らず、
爪片を細溝に係止するものであってもよく、また、複数
のピンを複数の小孔に差し込む等の構成であってもよ
い。また、上記コーナーカバー材4は、補助的に各縁材
1,1にネジ43でネジ止めされている。すなわち、コ
ーナーカバー材4の通孔42,42よりネジ43を挿入
して、縁材1,1のネジ孔13,13に螺合することに
より、コーナーカバー材4と各縁材1,1との接合を補
助的に強固にしてある。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上のように縁材を相互に当接
させた隅角部にコーナーカバー材を取付けてなるため、
縁材当接部の鋭利な端縁部がコーナーカバー材で被覆さ
れることとなって、これに触れて怪我をすることを確実
に防止することができる。しかもコーナーカバー材は、
各縁材に対し係止させて取付けるため、ネジ止めするこ
とに比し、ワンタッチ操作で極めて簡単に取付け作業を
なし得る。更に、このコーナーカバー材は、弾性を有し
て縁材に係止・取付けるため、その弾力によって縁材の
隅角部を両係止部側から挟み付けることとなって、この
隅角部を一層強固に挟持することができる。また、縁材
による枠体の組立ては、扉パネルの周端縁を各縁材の外
側に設けた受け溝に挿入して行うため、従来のように与
めネジ止めすることに比し、極めて簡単に枠組み作業を
なし得る。
させた隅角部にコーナーカバー材を取付けてなるため、
縁材当接部の鋭利な端縁部がコーナーカバー材で被覆さ
れることとなって、これに触れて怪我をすることを確実
に防止することができる。しかもコーナーカバー材は、
各縁材に対し係止させて取付けるため、ネジ止めするこ
とに比し、ワンタッチ操作で極めて簡単に取付け作業を
なし得る。更に、このコーナーカバー材は、弾性を有し
て縁材に係止・取付けるため、その弾力によって縁材の
隅角部を両係止部側から挟み付けることとなって、この
隅角部を一層強固に挟持することができる。また、縁材
による枠体の組立ては、扉パネルの周端縁を各縁材の外
側に設けた受け溝に挿入して行うため、従来のように与
めネジ止めすることに比し、極めて簡単に枠組み作業を
なし得る。
【図1】扉体の隅角部の分解斜視図である。
【図2】図1の組立完了状態の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3の一部分解図である。
【図5】従来例における扉体の隅角部の正面図である。
1A 枠体 1 縁材 2 扉パネル 3 芯材 4 コーナーカバー 5 接着剤 11 受け溝 12 係止孔 13 ネジ孔 14 側縁 15 当接端縁部 21 周端縁 41 係止部 42 通孔 43 ネジ 44 段部
Claims (1)
- 【請求項1】 上下横材及び左右縦材として縁材を用い
て枠体を構成し、この枠体の内部に芯材を有すると共
に、これらの表裏両面に扉パネルを張設してなる下記要
件を具備することを特徴とする扉体。 (イ)上記各縁材の端部を45度の角度で切断し、切断
端面を相互に当接してなる。 (ロ)上記各扉パネルの周端縁を各縁材の外側長手方向
に設けた受け溝に挿入すると共に、該扉パネルを各縁材
に接着してなる。 (ハ)上記縁材の隅角部にL字形をなして弾性を有する
コーナーカバー材を取付けてなる。 (ニ)上記コーナーカバー材の両辺を、それぞれ各縁材
に係止すると共に、このコーナーカバー材の弾性によっ
て隅角部を両係止部側から挟み付けてなる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6673994A JP2939111B2 (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 扉 体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6673994A JP2939111B2 (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 扉 体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252980A JPH07252980A (ja) | 1995-10-03 |
JP2939111B2 true JP2939111B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=13324556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6673994A Expired - Fee Related JP2939111B2 (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 扉 体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939111B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023015467A1 (zh) * | 2021-08-11 | 2023-02-16 | 瑞仪(广州)光电子器件有限公司 | 护角结构 |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP6673994A patent/JP2939111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07252980A (ja) | 1995-10-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |