JP2570856Y2 - 建 具 - Google Patents

建 具

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JP2570856Y2
JP2570856Y2 JP1993065063U JP6506393U JP2570856Y2 JP 2570856 Y2 JP2570856 Y2 JP 2570856Y2 JP 1993065063 U JP1993065063 U JP 1993065063U JP 6506393 U JP6506393 U JP 6506393U JP 2570856 Y2 JP2570856 Y2 JP 2570856Y2
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JP
Japan
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groove
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panel
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JP1993065063U
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JPH0734191U (ja
Inventor
和哉 泉本
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、戸等の建具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の建具の一例を示し、50は
V字カット方式で製作された塩化ビニル合板製の表面
材、51は芯材である。表面材50は、V字形の溝50
aを有し、折曲げによりC10(角部から10mm)程
度の面取りを行った形状になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の建具は、上記の
ように表面材50がV字カット方式で製作されるため、
特別な設備が必要となり、作業性および生産性が悪いと
いう問題点があった。したがって、この考案の目的は、
作業性および生産性の向上を図った建具を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の建具は、対向
する表面材の周縁部を固定した枠の外側面に長手方向に
沿って溝部が形成されるとともに、前記枠と表面材を面
一にした側端面に前記溝部の両側で段差が形成されるよ
うに一方の側端面が他方の側端面より突出したパネル
と、前記段差に対応する段差と前記溝部に係止固定され
た係止部が裏面に設けられ表面の両側縁を対向する
前記表面材の表面に連接しかつ前記他方の側端面に当接
する部分の表面が面取りされている木口材とを備えたも
のである。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、パネルの周縁部に木
口材を取付けることにより、V字カット方式と同様の外
観を得ることができる。木口材は、簡単な形状であるた
め容易に加工でき、かつその係止部をパネルの溝部に係
止固定するだけなので作業が簡単で生産性が向上する。
また、面取りされた表面に外力が加わったときにこの外
力を段差で受けることができ、係止部の基端等、強度が
低い部分がせん断により破損することを防止できる。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例の建具を図1および図2
に基づいて説明する。この建具は、パネル(フラッシュ
パネル)1とプラスチック製の木口材2からなる。パネ
ル1は、枠3の両面に対向する表面材4,4の周縁部を
固定したものである。枠3の外側面には長手方向に沿っ
溝部5が設けられ、枠3と表面材4を面一にした側端
面に溝部5の両側で段差7が形成されるように一方の側
端面を他方の側端面より突出させてある。また、木口材
2の裏面には段差7に対応する段差8が設けられるとと
もに、この段差8の位置にパネル1の溝部5に係止固定
される係止部6が突設してある。この場合、係止部6の
周囲に複数の爪を形成することにより溝部5から抜け出
ないようにしている。また、この木口材2の表面9は、
面方向が異なる複数の面からなる。すなわち、他方の側
端面に当接する部分の表面9aが面取りされている。
付状態では、この表面9の両側縁部が対向する表面材
4,4の表面に連接する。
【0007】製造時には、図1に示すように、段差7,
8が整合するように木口材2の係止部6をパネル1の溝
部5に押し込んで係止固定する。これにより、パネル1
の一側縁に木口材2が取付けられる。パネル1の各側縁
に同様に木口材2を取付けることでこの建具の組み立て
が完了する。この実施例では、パネル1の周縁部に木口
材2取付けることにより、V字カット方式と同様の面
取りを行ったような多角形状の外観を構成することがで
きる。木口材2は、簡単な形状であるため容易に加工で
き、かつその係止部6をパネル1の溝部5に係止固定す
るだけなので作業が簡単で生産性が向上する。また、面
取りされた表面9aに外力が加わったときにこの外力を
段差7で受けることができ、係止部6の基端等、強度が
低い部分がせん断により破損することを防止できる。
【0008】
【考案の効果】この考案の建具によれば、パネルの周縁
部に木口材を取付けることにより、V字カット方式と同
様の外観を得ることができる。木口材は、簡単な形状で
あるため容易に加工でき、かつその係止部をパネルの溝
部に係止固定するだけなので作業が簡単で生産性が向上
する。また、面取りされた表面に外力が加わったときに
この外力を段差で受けることができ、係止部の基端等、
強度が低い部分がせん断により破損することを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の建具の要部分解断面図で
ある。
【図2】この考案の一実施例の建具の組み立てた状態の
要部断面図である。
【図3】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 木口材 3 枠 4 表面材 5 溝部 6 係止部 9 表面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する表面材の周縁部を固定した枠の
    外側面に長手方向に沿って溝部が形成されるとともに、
    前記枠と表面材を面一にした側端面に前記溝部の両側で
    段差が形成されるように一方の側端面が他方の側端面よ
    り突出したパネルと、前記段差に対応する段差と前記溝
    部に係止固定された係止部が裏面に設けられ表面の
    両側縁を対向する前記表面材の表面に連接しかつ前記他
    方の側端面に当接する部分の表面が面取りされている
    口材とを備えた建具。
JP1993065063U 1993-12-06 1993-12-06 建 具 Expired - Lifetime JP2570856Y2 (ja)

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JPH0734191U JPH0734191U (ja) 1995-06-23
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JPS61136081U (ja) * 1985-02-12 1986-08-25

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JPH0734191U (ja) 1995-06-23

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