JPS6115196Y2 - - Google Patents

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JPS6115196Y2
JPS6115196Y2 JP6337981U JP6337981U JPS6115196Y2 JP S6115196 Y2 JPS6115196 Y2 JP S6115196Y2 JP 6337981 U JP6337981 U JP 6337981U JP 6337981 U JP6337981 U JP 6337981U JP S6115196 Y2 JPS6115196 Y2 JP S6115196Y2
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JP
Japan
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corner block
hole
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shoji
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JP6337981U
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JPS57174684U (ja
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は障子または枠などの建具の部材の留切
り結合部に用いられるコーナーブロツクの改良に
関する。
従来、障子や枠などの金属製建具のコーナー接
合部を留切り結合するため、溶接による場合には
水密性能に関し特に問題はないが、作業に手間が
かかり且つ塾練を要し、その上溶接痕が残るなど
の欠点がある。そのため、直角状の結合材、即ち
コーナーブロツクによつて留切り部の結合が行な
われるようになつたが、従来のものでは留切り結
合部の互に結合される縁、即ちメタルタツチ部の
防水処理は板厚面にシート材または接着剤等の塗
布により行なわれており、そのため建具の部材の
板厚分の面積が接着面積として用いられたに過ぎ
なかつたので、充分な接着強度がなく、搬送中ま
たは使用中のねじれや衝撃によつて容易に剥離
し、充分な防水性能が得られず、メタルタツチ部
より雨水が浸入する欠点があつた。
本考案は上記従来技術の欠点を解決するもので
あつて、それ故、本考案の目的は耐久性のあるす
ぐれた水密性能を有する留切り結合部を構成し得
るコーナーブロツクを提供することである。
次に図面を参照のもとに本考案のコーナーブロ
ツクの実施例を説明する。第1図および第2図は
障子の留切り結合部に本考案のコーナーブロツク
が用いられた例を示すものであつて、図において
1および2はそれぞれ障子の外周を構成する建具
部材である。このコーナーブロツクは直角状であ
つて、その角になる位置で互に結合される一対の
部材10,20から成り、第3図および第4図に
示すように、その一方の部材10の先端部11の
周囲には斜めに設けられたシート受け面12が在
る。部材10の軸線に対するこのシート受け面1
2の傾斜角度は第3図から明らかなように、建具
部材1,2の相互の結合縁に一致する角度になつ
ている。そして、シート受け面12には薄板状の
防水シート13が設置される。防水シート13は
合成ゴムまたは天然ゴムもしくは他の材料から成
り、好ましくはシート受け面12に接着により設
置される。さらに、その部材10の先端部11に
は他方の部材20との結合用の孔14が設けら
れ、この孔14は図示のように貫通孔であるのが
好ましい。コーナーブロツクの他方の部材20の
先端には前記貫通孔14にかん合するようになつ
ている突出部21が設けられている。コーナーブ
ロツクの各部材10,20はそれぞれ樹脂などに
より一体に形成されるのが好ましく、互に結合さ
れる先端の部分以外は障子の部材に挿入され得る
ようになつている。
このコーナーブロツクにより、障子の部材1,
2を留切り結合するには、一方の部材10を障子
の一方の部材1に挿入し、シート受け面12が部
材1の留め切断面、即ち結合縁に一致して同一面
になるように、ビスまたはリベツト等により所定
位置に固定する。そして、防水シート13をシー
ト受け面12および障子部材1の結合縁に設置す
る。また、コーナーブロツクの他方の部材20を
他の部材2に挿入し、同様に所定位置に固定し、
第3図に示す状態にする。そして、コーナーブロ
ツクの部材20の突出部21が対応の部材10の
孔14にかん合するように障子の各部材1と2を
互に結合すればよく、防水シート13は各部材の
結合縁の間に挾まれて圧着される。
なお、孔14が貫通孔であれば、部材20の突
出部21の端面はそれに対する部材1の側面に当
接し得るので、その端面にめねじ22を設け、そ
の側面を通してビス23をめねじ22に係合し、
その側面に固定するのが好ましい。また、同様に
部材10の先端の端面にもめねじ15を形成し、
それが衝合する部材2の側面を通しビス16をめ
ねじ15に係合して固定するのが好ましく、この
ようなビス止めにより建具部材は一層強固に固定
される。なお、これらのビスの代りにテーパーピ
ンを用いてもよい。この実施例ではコーナーブロ
ツクは障子に用いられているが、ドアまたはサツ
シ枠など、他の建具の部材にも同様に適用するこ
とができる。
上記のように、本考案によれば、建具の部材間
の結合部に防水シートが圧着されているので、す
ぐれた水密性能を有し、雨水の浸入を適切に防ぐ
ことができる。そして、防水シートは建具部材の
結合縁の板厚面積で挾持されるだけでなく、コー
ナーブロツクのシート受け面によつても受けられ
ているので、ねじれや衝撃によつて剥離すること
はなく、長年にわたり高い水密性能を保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は障子の留切り結合部の正面図、第2図
は第1図の線A−A断面図、第3図はこのコーナ
ーブロツクの接合前の状態を示す正面図、そして
第4図はコーナーブロツクの分解斜視図である。 図中、1,2……建具部材、10,20……コ
ーナーブロツクの部材、11……先端部、12…
…シート受け面、13……防水シート、14……
孔、15……めねじ、16……ビス、21……突
出部、22……めねじ、23……ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 障子等の建具の部材の留切り結合部に用いら
    れる直角状のコーナーブロツクにおいて、前記
    コーナーブロツクは一対の部材からなり、一方
    の前記部材の先端部の周囲には前記建具部材相
    互の結合縁に一致した斜めのシート受け面が設
    けられ且つ前記先端部にはかん合用の孔が設け
    られ、他方の前記部材の先端には前記孔にかん
    合する突出部が在り、さらに前記シート受け面
    に設置される薄板状の防水シートを含むことを
    特徴とする留切り結合部のコーナーブロツク。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のコー
    ナーブロツクにおいて、前記防水シートは前記
    一方の部材のシート受け面に接着されている留
    切り結合部のコーナーブロツク。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のコー
    ナーブロツクにおいて、前記一方の部材の孔は
    貫通孔であり、各前記部材の先端の端面にはそ
    れぞれめねじが形成され、前記めねじにより各
    前記部材の端面はそれに衝合する前記建具部材
    の側面に対しビス止めされている留切り結合部
    のコーナーブロツク。
JP6337981U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6115196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6337981U JPS6115196Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP6337981U JPS6115196Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174684U JPS57174684U (ja) 1982-11-04
JPS6115196Y2 true JPS6115196Y2 (ja) 1986-05-12

Family

ID=29859502

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JP6337981U Expired JPS6115196Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JPS57174684U (ja) 1982-11-04

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