JP2943047B2 - 框と鏡板との接合構造 - Google Patents

框と鏡板との接合構造

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JP2943047B2
JP2943047B2 JP14253094A JP14253094A JP2943047B2 JP 2943047 B2 JP2943047 B2 JP 2943047B2 JP 14253094 A JP14253094 A JP 14253094A JP 14253094 A JP14253094 A JP 14253094A JP 2943047 B2 JP2943047 B2 JP 2943047B2
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隆雄 坂野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば扉等に適用される
框と鏡板との接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように扉(1) としては框(2)
の内側に額縁材(3) を介して鏡板(4) を取付けた構造の
ものがある。従来は図6に示すように額縁材(3) は左右
一対の額縁部材(5,5) からなり、該額縁部材(5,5) は夫
々断面略L字状であって、一方の額縁部材(5) をその面
(5A)でピンタッカー(6) によって鏡板(4) の周縁部に止
着し、更に図7に示すように双方の額縁部材(5,5) をそ
の裏面で接着剤(7,7) によって框(2) に接着し、更にピ
ンタッカー(8,8) によって表面側から該双方の額縁部材
(5,5) を框(2) に固定して該双方の額縁部材(5,5) によ
って鏡板(4) を挟持すると共に額縁材(3) を構成する構
造が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構造では額縁部材(5,5) 相互は接着されておらず、框
(2) に対する接合強度が充分なものではなく、また組付
時に一方の額縁部材(5) を鏡板(4) の周縁部にピンタッ
カー(6) で止着してから框(2) に留付けるために工程が
繁雑になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、左右一対の額縁部材(15,
15) からなる額縁材(13)を介して(12)に鏡板(14)を接合
した構造であって、該額縁部材(15,15) の相互接合面(1
5A,15A) の中間部には底拡がり溝状の糊溜り(15B,15B)
が形成され、該相互接合面(15A,15A) の框接合側端か
は段面を介して框嵌合段部(15D,15D) が形成され、更に
該相互接合面(15A,15A) の鏡板(14)接合側端からは段面
(15E) を介して鏡板嵌合段部(15F,15F ) が形成され、該
額縁部材(15,15) の相互接合面(15A,15A) とその両側の
面(15C,15E) とにかけては接着剤(17)が塗布されると
ともに該糊溜り(15B,1 5B) にも該接着剤(17)が充填さ
れ、該接着剤(17)によって左右一対の額縁部材(15,15)
が相互接合面(15A,15A) を介して接合されかつ該額縁部
材(15,15) 相互の框嵌合段部(15D,15D) および鏡板嵌合
段部(15F,15F) によって形成された框嵌合溝(19)および
鏡板嵌合溝(20)には框(12)および鏡板(14)をそれ ぞれ
着し接着剤(17)で固定した框(12)と鏡板(14)との接合構
造を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明では、額縁部材(15,15) 相互接着剤(1
7)によって接着されている。該接着剤(17)は該額縁部材
(15,15) の相互接合面(15A,15A) の底拡がり溝状の糊溜
(15B,15B) にも充填されているから、該糊溜り(15B,1
5B) に充填している接着剤部分のアンカー効果によって
相互接合強度は極めて高いものになる。このようにして
接合された左右一対の額縁部材(15,15) によって額縁材
(13)が構成され、そして該一対の額縁部材(15,15) の
嵌合段部(15D) および鏡板嵌合段部(15F,15F) によって
形成された框嵌合溝(19)および鏡板嵌合溝(20)に框(12)
および鏡板(14)の周縁部がそれぞれ嵌着され接着剤(17)
で固定される。
【0006】
【実施例】図5に示すように扉(11)は框(12)と、該框(1
2)の内側に額縁材(13)を介して取付けられている鏡板(1
4)とからなる。図1に示すように該額縁材(13)は左右一
対の額縁部材(15,15) からなり、木材やポリ塩化ビニ
ル、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂等の
プラスチックを材料とする。該額縁部材(15)は断面略L
字状であって相互接合面(15A) の中間部には夫々底拡が
り溝状の糊溜り(15B) が形成されており、更に該相互接
合面(15A) の框接合側端からは段面(15C) を介し框嵌合
段部(15D) が形成され、鏡板接 合側端からは段面(15E)
を介して鏡板嵌合段部(15F) が形成されている。また該
框(12)は支柱(12A) と該支柱(12A) の表裏に接合されて
いる表板(12B,12B) とからなる。
【0007】一方の該額縁部材(15)の相互接合面(15A)
および両側の段面(15C,15E) に かけては接着剤(17)が塗
布され、同時に該相互接合面(15A) の糊溜り(15B) にも
接着剤(17)を充填し、該接着剤(17)によって該額縁部材
(15)は図2に示すように框嵌合段部(15D) を介して該框
(12)に接着され、更にピンタッカー(18)を表面側から打
込んで固定される。更に図3に示すように鏡板嵌合段部
(15F) に鏡板(14)を載置する。この状態で他方の額縁部
材(15)の相互接合面(15A) および両側の段面(15C ,15E)
にかけて接着剤(17)を塗布し、更に糊溜り(15B) に接
着剤(17)を充填して図4に示すように框(12)に取付ける
とともに一方の額縁部材(15)を接合して額縁材(13)を構
し、該框(12)および鏡板(14)を双方の額縁部材(15,1
5) の框嵌合段部(15D) および鏡板嵌合段部(15F) によ
って形成される框嵌 合溝(19)および鏡板嵌合溝(20)に
した状態とし、該他方の額縁部材(15)をピンタッカー
(18)で固定する。上記したように額縁部材(15,15) 相互
の接合強度は該額縁部材(15,15) の相互接合面(15A,15
A) の底拡がり溝状の糊溜り(15B,15B) に充填されてい
る接着剤(17)のアンカー効果によって非常に大きなもの
になり、それによって 該框(12)と該鏡板(14)とは該一対
の額縁部材(15,15) によってしっかり挟持 された状態に
る。
【0008】
【発明の効果】したがって、本発明においては鏡板を額
縁材を介して框に接合した構造における額縁材および框
と鏡板の取付強度が大巾に向上し、組付時に一方の額縁
材と鏡板の周縁部をピンタッカーで留付ける工程が省け
る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】図5におけるA−A断面分解図
【図2】額縁組付状態説明断面分解図
【図3】額縁組付状態説明断面分解図
【図4】図5におけるA−A断面図
【図5】扉斜視図
【図6】従来例における図5におけるA−A断面分解図
【図7】従来例における図5におけるA−A断面図
【符号の説明】
11 扉 12 框 13 額縁材 14 鏡板 15 額縁部材 15A 相互接合面 15B 糊溜り 15C 段面 15D 框嵌合段部 15E 段面 15F 鏡板嵌合段部 17 接着剤19 框嵌合溝 20 鏡板嵌合溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の額縁部材からなる額縁材を介し
    て框に鏡板を接合した構造であって、該額縁部材の相
    接合面の中間部には底拡がり溝状の糊溜りが形成され、
    該相互接合面の框接合側端からは段面を介して框嵌合段
    が形成され、更に該相互接合面の鏡板接合側端から
    段面を介して鏡板嵌合段部が形成され、該額縁部材の相
    互接合面とその両側の段面とにかけては接着剤が塗布さ
    れるとともに該糊溜りにも該接着剤が充填され、該接着
    剤によって左右一対の額縁部材が相互接合面を介して接
    合されかつ該額縁部材相互の框嵌合段部および鏡板嵌合
    段部によって形成された框嵌合溝および鏡板嵌合溝には
    框および鏡板をそれぞれ嵌着し接着剤で固定したことを
    特徴とする框と鏡板との接合構造
JP14253094A 1994-05-31 1994-05-31 框と鏡板との接合構造 Expired - Lifetime JP2943047B2 (ja)

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