JPH05137618A - 家具用パネルの接合構造 - Google Patents

家具用パネルの接合構造

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JPH05137618A
JPH05137618A JP30346691A JP30346691A JPH05137618A JP H05137618 A JPH05137618 A JP H05137618A JP 30346691 A JP30346691 A JP 30346691A JP 30346691 A JP30346691 A JP 30346691A JP H05137618 A JPH05137618 A JP H05137618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
furniture
furniture panel
panel
fitting groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP30346691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Matsuda
清 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAWA KOGEI KK
OOKAWA KOGEI KK
Original Assignee
OKAWA KOGEI KK
OOKAWA KOGEI KK
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Publication date
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  • Assembled Shelves (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 芯材の両面に板材を設けた家具用パネルにお
いて、接合力に優れしかも組み立て工程の簡略化を可能
とした接合構造を得る。 【構成】 芯材1の両面に板材2を設けた家具用パネル
の接合構造であって、家具用パネルの芯材1に略全長に
亘る嵌合溝3を設けると共に、他の家具用パネルの芯材
1に嵌合溝3に嵌合可能な突起4を設け、嵌合溝3に接
着剤を介して突起4を嵌合させて接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯材の両面に板材を設
けた家具用パネルの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、家具の構成材として、2枚の板材
の間に芯材を備えた家具用パネルが広く使用されように
なった。この家具用パネルは、その外観が天然木の板材
と殆どかわらず、しかも天然木の板材よりもはるかに安
価に製造できるため、これを使用した家具を安価に提供
できるという利点がある。
【0003】ところで、従来この種の家具用パネルは、
いわゆるダボ構造によって組立られている。すなわち、
一方の家具用パネルの芯材にダボ孔を穿設してダボを打
ち込み、他方のパネルの前記ダボ孔にそれぞれ対向する
位置にダボ孔を穿設し、両パネルをボディープレス等に
よって接合して組み立てを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにダボを使用
した家具用パネルの組み立てには、複数の作業工程が必
要であり、特にダボ孔の穿設位置を決めるのに時間と技
術を要し、このことが家具用パネルを用いた家具の生産
性向上の阻害要因となっている。また、ダボは接合面に
間隔をおいて配置されているため、このダボとダボとの
間には接合力は期待できず外力によってダボが抜け出し
易いという問題もある。また、芯材としては一般にパー
ティクルボードが使用されており、このため強度に欠け
ダボ孔回りに亀裂が入りやすいという問題もある。
【0005】本発明は、ダボ構造による上記問題点を解
消するものであり、芯材の両面に板材を設けた家具用パ
ネルにおいて、接合力に優れしかも組み立て工程の簡略
化が可能な接合構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、芯材の両面に
板材を設けた家具用パネルの接合構造であって、家具用
パネルの芯材に略全長に亘る嵌合溝を設けると共に、他
の家具用パネルの芯材に前記嵌合溝に嵌合可能な突起を
設け、前記嵌合溝に接着剤を介して前記突起を嵌合させ
て接合したことを特徴とする。
【0007】
【作用】家具用パネルに設けられた芯材自体に突起及び
この突起に嵌合する嵌合溝を形成しているため、従来の
ように別途ダボ孔を穿設したり、またダボ打ち等の作業
工程が不要となる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の接合構造を有する家具用パ
ネルの要部の分解斜視図、図2は接合した状態の断面図
である。
【0009】家具用パネルAは芯材1の両面に化粧合板
2が貼り付けられており、芯材1の中央部には全長に亘
り連続する嵌合溝3が形成されている。一方、家具用パ
ネルBも同じく芯材1の両面に化粧合板2が貼り合わさ
れ、その芯材1には、前記した嵌合溝3と嵌合可能な突
起4が、芯材1の全長に亘って形成されている。
【0010】そして、接合した状態の断面図である図2
に示すように、家具用パネルAの嵌合溝3に接着剤5を
塗布し、家具用パネルBの突起4をボディープレスによ
って接合して組み立てを行っている。
【0011】図3は、端部に設ける突起の形状を示す断
面図であり、同図に示すように、端部用としては、芯材
1の内側に偏らせた位置に突起6を形成している。これ
によって、パネルAの芯材1の端部とのクリアランスが
とれ、接合部分の強度低下を招くこともない。
【0012】ここで使用される芯材1としては、従来の
パーティクルボードを使用することができるが、本実施
例のような連続する嵌合溝3及び突起4,6構造とする
ことによって、連結構造が強固なものとなり、従来使用
することができなかったような強度の弱い芯材も使用す
ることができる。
【0013】図4は、本実施例の家具用パネルを用いた
家具の分解斜視図であり、側板a、天板b、底板c、仕
切り板d及び棚板eの家具用パネルで構成され、各パネ
ルa,b,c,d,eの芯材には、図1及び図2及び図
3で説明した嵌合溝3及びこれと嵌合する突起4,6が
それぞれ形成され、プレスして組立られる。
【0014】このように本発明の接合構造によれば、家
具用パネルの全長に亘ってパネル同士が接着・接合され
るため、従来のように、ダボ部分のみの点的な接合と異
なり、接合力に優れたものとなり、またダボの孔合わせ
等の手間も省け製造工程の簡素化が可能となる。
【0015】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0016】 家具用パネルの組み立て工程が簡略化
される。
【0017】 家具用パネルの接合面全体で接合一体
化されるため、従来のように間隔をおいて点で接合して
いたダボ構造と異なり、パネル同士の接合力が強化され
る。
【0018】 芯材全体で接合されるため、比較的強
度の弱い芯材も用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接合構造を有する家具用パネルの分解
斜視図である。
【図2】家具用パネルを接合した状態の断面図である。
【図3】端部に設ける突起構造の断面図である。
【図4】本発明の接合構造を有する家具用パネルを用い
た家具の分解斜視図である。
【符号の説明】 1 芯材 2 化粧合板 3 嵌合溝 4,6 突起 5 接着剤 A,B 家具用パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の両面に板材を設けた家具用パネル
    の接合構造であって、家具用パネルの芯材に略全長に亘
    る嵌合溝を設けると共に、他の家具用パネルの芯材に前
    記嵌合溝に嵌合可能な突起を設け、前記嵌合溝に接着剤
    を介して前記突起を嵌合させて接合したことを特徴とす
    る家具用パネルの接合構造。
JP30346691A 1991-11-19 1991-11-19 家具用パネルの接合構造 Pending JPH05137618A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10321937A1 (de) * 2003-05-15 2004-12-09 Gebr. Holzapfel Gmbh & Co. Kg Behälter mit einem Gefach und aufhängbares Gefach
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