JP2515791B2 - ド ア - Google Patents

ド ア

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JP2515791B2
JP2515791B2 JP62100874A JP10087487A JP2515791B2 JP 2515791 B2 JP2515791 B2 JP 2515791B2 JP 62100874 A JP62100874 A JP 62100874A JP 10087487 A JP10087487 A JP 10087487A JP 2515791 B2 JP2515791 B2 JP 2515791B2
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JP
Japan
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JP62100874A
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哲朗 中ノ森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、枠組みした框材の内周面に鏡板を額縁に
より取付けたドアに関するものである。
〔背景技術〕
従来より、フラッシュタイプの内装ドアは、第8図に
示すように、枠組みした框材30の内周面両側部にそれぞ
れ一対の額縁31,31を取付け、これらの額縁31,31間にガ
ラス、木質化粧板等の鏡板32を挾着して組み立てられ
る。その際、額縁31の外側縁には框材30との間に意匠上
必要な隙間を形成するための段部33が設けられる。
しかしながら、かかる従来のドアにおいては、框材30
と額縁31との接合時にそれらの間に隙間が発生し、この
ため使用時にその隙間より光が漏れ、さらに防音性も劣
ったものになるという問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、框材と額縁との間の隙間から光や音が漏
れるのを防止し、しかもそれらの間に所定の隙間を確保
することができるドアを提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
この発明のドアは、枠組みした框材と、この框材の内
周面両側部にそれぞれ取付けられ前記框材との対向面に
溝を形成した一対の額縁と、これらの額縁間に挾着され
た鏡板と、前記溝に収容可能で厚さが前記溝の深さより
大きく形成され前記框材の内周面中央部に取付けたスペ
ーサとを備え、前記一対の額縁を前記スペーサを介して
固着具で前記框材に取付け、前記一対の額縁と前記框材
との間に隙間を形成したことを特徴とするものである。
このように、この発明によれば、一対の額縁の框材と
の対向面に溝を形成し、これらの溝に厚さが溝の深さよ
り大きく形成されたスペーサを収容する構成であるた
め、このスペーサにより一対の額縁と框材との間に意匠
上必要な隙間を形成できる。また、一対の額縁をスペー
サを介して固着具で框材に取付けるため、スペーサが一
対の額縁により框材側へ押し付けられてスペーサと框材
との間に隙間が生じることはなく、光や音が漏れるのを
防止できる。また、上記のようにスペーサにより隙間を
形成するため、隙間の間隔を変更する場合は、スペーサ
の厚さを調整することにより対応できる。このため、一
対の額縁と框材は、隙間の間隔が異なっても同一形状で
良いので生産性が向上し、スペーサを所定の厚さに予め
加工しておくことにより、現場での施工が容易になる。
実施例 この発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて説明
する。すなわち、このドアは、第1図に示すように、枠
組みした框材1と、この框材1の内周面両側部にそれぞ
れ取付けた一対の額縁2a、2bと、これらの額縁2a,2b間
に挾着された鏡板3とを備えたものであって、前記框材
1の内周面にスペーサ4を取付け、かつ前記一対の額縁
2a,2bの框材1との対向面に前記スペーサ4を収容する
ための溝5a,5bを形成し、一対の額縁2a,2bをスペーサ4
を介して前記框材1に取付けたものである。
前記框材1は芯材6とその両面に貼着された木質系の
表面材7a,7bとから構成される。
前記スペーサ4は框材1の内周面中央部に接着等によ
り接合される。このスペーサ4は額縁2a,2bの溝5a,5bに
収納可能で、その厚さは溝5a,5bの深さよりやや大きく
形成され、額縁2a,2bと框材4との間に所定の隙間Aを
確保している。
一方の額縁2aはピンタッカ8によりスペーサ4を介し
て框材1に固定される。また、他方の額縁2bは木ねじ9
によりスペーサ4を介して框材1に固定される。
次にこのドアの製造方法を第2図〜第4図に基づいて
説明する。第1図はドアの芯材6の構成を示しており、
各芯材6は段差が生じないように接合される。このと
き、中央部の鏡板3を配置する空間部10の高さHおよび
幅Wは鏡板3の高さおよび幅に合わせて正確に寸法出し
を行う。しかるのち、芯材6の両面に接着剤を塗布して
表面材7a,7bを載置する。第3図(A)はドアの表面
を、第3図(B)はドアの裏面をそれぞれ示しており、
表面側は表面材7a相互間をテープ11で仮止めし、裏面側
は表面材7b,7b相互間を穴あきテープ12で仮止めしてい
る。ついで、第4図に示すように、空間部10内にはしご
形の寸法規制具13を嵌め込んでプレスし、芯材6と表面
材7a,7bを一体に接着する。
接着後、寸法規制具13を取り外して、スペーサ4を空
間部10の四周面に接着し、ついで鏡板3の周縁部を挾着
した状態で額縁2a,2bを接着固定する。
この実施例では一対の額縁2a,2bの框材1との対向面
に溝5a,5bを形成し、これらの溝5a,5bに厚さが溝5a,5b
との深さより大きく形成されたスペーサ4を収容する構
成であるため、このスペーサ4により一対の額縁2a,2b
と框材1との間に意匠上必要な隙間Aを形成できる。ま
た、一対の額縁2a,2bをスペーサ4を介して固着具であ
るピンタッカ8および木ねじ9で框材1に取付けるた
め、スペーサ4が一対の額縁2a,2bにより框材1側へ押
し付けられてスペーサ4と框材1との間に隙間が生じる
ことはなく、光や音が漏れるのを防止できる。また、上
記のようにスペーサ4により隙間Aを形成するため、隙
間Aの間隔を変更する場合は、スペーサ4の厚さを調整
することにより対応できる。このため、一対の額縁2a,2
bと框材1は、隙間Aの間隔が異なっても同一形状で良
いので生産性が向上し、スペーサ4を所定の厚さに予め
加工しておくことにより、現場での施工が容易になる。
また、このようにして製造するため、従来のように表
面材の貼着時に生ずるずれ、隙間、段差を少なくするこ
とができ、また表面材7a,7bの表面と額縁2a,2bの表面と
を同一面に揃えることができる。すなわち、従来のドア
の製造方法においては、第5図および第6図に示すよう
に、框材34を芯材35とその両面に貼着(レイアウト貼
り)した表面材36a,36bとから形成するにあたり、框材3
4を枠組み後、芯材35と表面材36a,36bとをルータ加工し
ていたために、第7図に示すように、レイアウト貼りの
線のずれ(Bで示す)が発生するおそれがあり、寸法が
揃わないという問題があったが、この実施例に係る方法
では、かかる問題を排除することができるという利点が
ある。
〔発明の効果〕
この発明によれば、一対の額縁の框材との対向面に溝
を形成し、これらの溝に厚さが溝の深さより大きく形成
されたスペーサを収容する構成であるため、このスペー
サにより一対の額縁と框材との間に意匠上必要な隙間を
形成できる。また、一対の額縁をスペーサを介して固着
具で框材に取付けるため、スペーサが一対の額縁により
框材側へ押し付けられてスペーサと框材との間に隙間が
生じることはなく、光や音が漏れるのを防止できる。ま
た、上記のようにスペーサにより隙間を形成するため、
隙間の間隔を変更する場合は、スペーサの厚さを調整す
ることにより対応できる。このため、一対の額縁と框材
は、隙間の間隔が異なっても同一形状で良いので生産性
が向上し、スペーサを所定の厚さに予め加工しておくこ
とにより、現場での施工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の部分断面図、第2図〜第
4図はその製造方法を示す説明図、第5図〜第7図は従
来のドア製造方法を示す説明図、第8図は従来のドアの
部分断面図である。 1……框材、2a,2b……額縁、3……鏡板、4……スペ
ーサ、5a,5b……溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠組みした框材と、この框材の内周面両側
    部にそれぞれ取付けられ前記框材との対向面に溝を形成
    した一対の額縁と、これらの額縁間に挾着された鏡板
    と、前記溝に収容可能で厚さが前記溝の深さより大きく
    形成され前記框材の内周面中央部に取付けたスペーサと
    を備え、前記一対の額縁を前記スペーサを介して固着具
    で前記框材に取付け、前記一対の額縁と前記框材との間
    に隙間を形成したことを特徴とするドア。
JP62100874A 1987-04-23 1987-04-23 ド ア Expired - Lifetime JP2515791B2 (ja)

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JP62100874A JP2515791B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ド ア

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JP62100874A JP2515791B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ド ア

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JPS63265092A JPS63265092A (ja) 1988-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075588U (ja) * 1983-10-31 1985-05-27 松下電工株式会社 開口に面板を取付ける構造
JPS615518U (ja) * 1984-06-13 1986-01-14 トヨタ自動車株式会社 リ−ドエンドミルカツタ−

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JPS63265092A (ja) 1988-11-01

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